JP3178543U - 球状珪藻土入り襟巻き - Google Patents

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和浩 鈴木
竜二郎 小川
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北秋田Watoga協同組合
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Abstract

【課題】本考案は、水分の気化熱による吸熱効果を利用した冷却作用を行う、球状珪藻土入り襟巻きを提供する。
【解決手段】メッシュ生地からなる布地を帯状に長尺に裁断し、袋状となるように袋縫いを行った長尺袋帯1と、該長尺袋帯1の長手方向の首周りの頚椎に当たる中央部分2を除き両側に球状体収納袋部3,3を設け、該球状体収納袋部3,3を首筋の縦方向に並列に複数列となるように設ける。前記長尺袋帯1の外側に同等長さで撥水性のある生地でカバー4を設け、該カバー4の両端を前記長尺袋帯1の両端部に固定又は着脱自在に設ける。そして、前記長尺袋帯1の両端部には、ループ紐5の両端を固定して、ループ紐5の中央には長さ調節用のストッパー6を設け、更にループ紐5にはストラップ7等を設ける。
【選択図】図4

Description

本考案は、水分の気化熱による吸熱効果を利用した冷却作用を行う、球状珪藻土入り襟巻きに関する。
従来、身体の首周りを冷却する製品として、高分子ポリマーに水を吸い込ませて気化熱による吸熱効果を利用したり、不凍液ジェルを冷蔵庫で冷凍して利用したり、高機能繊維を水に浸して絞り気化熱による吸熱効果を利用するものなどが知られている。
これらの例として、取扱いが容易で冷却効果を安定して維持することができる身体冷却具が知られている(特許文献1を参照)。
この公知技術は、布地から構成されると共に収納部が形成された支持体と、該収納部に挿脱可能に収納されると共に不織布からなる袋カバーに粒状又は粉末状の冷却剤を収容して構成される冷却体とを備えた身体冷却具である。
この身体冷却具の使用時には、支持体から冷却体を取り外して水に浸漬して冷却剤に十分吸水させて、再度冷却体を支持体に装着するもので、取扱いが不便であり、かつ装着感がヌルヌルした不快感を及ぼすものであった。
また、多孔質構造を有する珪藻土を球状に形成することが知られている(特許文献2を参照)。
この公知技術は、粒径0.1mm未満の珪藻土からなる吸放湿性粉体と、粒径0.1mm未満の粘土からなる結合材とを傾斜回転パン型造粒機に供給し、造粒液となる水を含水率が15〜40重量%に維持されるように連続供給しながら、前記吸放湿性粉体と粘土とを含む粒径3〜30mmの造粒物を得る工程と、前記工程で得られた造粒物を、温度1000℃以下で焼成し、粒径5〜15mmの焼成物を得る工程を含む球状吸放湿材の製造方法である。
しかし、上記球状吸放湿材は、空調機器の換気装置に使用するものであり、水分の気化熱による吸熱効果を利用した冷却作用を行う球状珪藻土入り襟巻きに利用できるものではなかった。
実用新案登録第3169271号公報 特開2004−223366号公報
本考案は、水分の気化熱による吸熱効果を利用した冷却作用を行う、球状珪藻土入り襟巻きを提供することを目的とする。
本考案の球状珪藻土入り襟巻きは、球状体にした焼成珪藻土をメッシュ生地の長尺袋帯に収納させて、前記球状珪藻土を湿潤させ、水分の気化熱による吸熱効果を利用した冷却作用を行うものである。
前記長尺袋帯は、首周りの頚椎に当たる中央部を除き両側に球状体収納袋部を設けた。
前記球状体収納袋部は、首筋の縦方向に並列に複数列設けた。
前記長尺袋帯の外側に同等長さで撥水性のある生地でカバーを固定又は着脱自在に設けた。
本考案の球状珪藻土入り襟巻きは、瞬間水に浸して余分な水分を切ることにより、球状珪藻土を湿潤させ、水分の気化熱による吸熱効果を利用して首周りを冷却することができ、緩やかな気化で冷し過ぎはなく、珪藻土の効果は半永久的に利用できる。
本考案の球状珪藻土入り襟巻きは、天然素材で形成されているため、自然に帰せるし、装着感がサラサラとし、冷却効果は約2時間以上継続する。
本考案の球状珪藻土入り襟巻きの展開状態の裏面側の斜視図である。 本考案の球状珪藻土入り襟巻きのカバーと本体を引き離した状態の斜視図である。 本考案の球状珪藻土入り襟巻きの一部を省略した展開状態の表面側の斜視図である。 本考案の球状珪藻土入り襟巻きの装着姿勢の斜視図である。 本考案の球状珪藻土入り襟巻きの冷却態様(a)水道水の場合、(b)洗面器の場合の説明図である。 本考案の球状珪藻土入り襟巻きの使用状態の説明図である。
本考案の球状珪藻土入り襟巻きの一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図1の斜視図に示すように、メッシュ生地からなる布地を帯状に長尺に裁断し、袋状となるように袋縫いを行った長尺袋帯1と、該長尺袋帯1の長手方向の首周りの頚椎に当たる中央部分2を除き両側に球状体収納袋部3,3を設け、該球状体収納袋部3,3を首筋の縦方向に並列に複数列となるように設ける。なお、実施例では前記球状体収納袋部3,3は4列であるが、これに限らない、
前記長尺袋帯1の外側に同等長さで撥水性のある生地でカバー4を設け、該カバー4の両端を前記長尺袋帯1の両端部に固定又は着脱自在に設ける。なお、使用者が襟無しのシャツを着る等の場合には前記カバー4を設ける必要がないし、家畜等に使用する場合はカバー4を必要としない。
そして、前記長尺袋帯1の両端部には、ループ紐5の両端を固定して、ループ紐5の中央には長さ調節用のストッパー6を設け、更にループ紐5にはストラップ7等を設ける。
図1の斜視図に示すように、前記球状体収納袋部3,3内には球状珪藻土8が収納されるが、この実施例において前記球状珪藻土8の粒径は1.0〜2.5mmである。但し、これに限らず、家畜等の首周りに装着する場合には、球状珪藻土入り襟巻きの全てがスケールアップとなり、粒径も拡大する。
図2の斜視図に示すように、前記長尺袋帯1と前記カバー4とは、両端同士を固定又は着脱自在に固定しており、中央部分は固定していないので引き離し可能となっている。
図3の斜視図に示すように、前記カバー4によって前記長尺袋帯1が隠れるように覆われている。
図4の斜視図に示すように、本考案の球状珪藻土入り襟巻きの装着姿勢時には、前記長尺袋帯1が内側になるように、前記カバー4を外側にして一体として首周りに装着する。
次に、本考案の球状珪藻土入り襟巻きの操作動作を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図5の説明図に示すように、本考案の球状珪藻土入り襟巻きを利用者の首周りに装着する前に、(a)水道水の場合には、図2の斜視図に示すように前記長尺袋帯1と前記カバー4とを引き離し、それぞれにループを形成して両手で内側を支えて長尺袋帯1側を水道水に浸す、(b)洗面器の場合には、前記長尺袋帯1と前記カバー4とを引き離し、カバー4側を片手で支えて長尺袋帯1側を洗面器に浸す。
前記長尺袋帯1の球状体収納袋部3,3を瞬間浸して余分な水分を切ることにより、球状珪藻土8を湿潤させる。
そして、図6の説明図に示すように、利用者の首周りの頚椎に当たる部分に前記長尺袋帯1の中央部分2を位置させて装着し、ループ紐5のストッパー6を移動させて首周りに装着する。
本考案の球状珪藻土入り襟巻きの身体への装着状態では、前記球状珪藻土8に含まれる水分が首部の熱により蒸発して気化熱により放熱させることにより、吸熱効果による首周りを冷却する。
この冷却効果は、緩やかな気化で冷し過ぎはなく、装着感がサラサラとし、冷却効果は約2時間以上継続する。
また、前記長尺袋帯1の外側をカバー4が覆っているため、シャツ等の襟を濡らすようなことはない。
1 長尺袋帯
2 中央部分
3 球状体収納袋部
4 カバー
5 ループ紐
6 ストッパー
7 ストラップ
8 球状珪藻土

Claims (4)

  1. 球状体にした焼成珪藻土をメッシュ生地の長尺袋帯に収納させて、前記球状珪藻土を湿潤させ、水分の気化熱による吸熱効果を利用した冷却作用を行うことを特徴とする球状珪藻土入り襟巻き。
  2. 前記長尺袋帯は、首周りの頚椎に当たる中央部を除き両側に球状体収納袋部を設けたことを特徴とする請求項1記載の球状珪藻土入り襟巻き。
  3. 前記球状体収納袋部は、首筋の縦方向に並列に複数列設けたことを特徴とする請求項2記載の球状珪藻土入り襟巻き。
  4. 前記長尺袋帯の外側に同等長さで撥水性のある生地でカバーを固定又は着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の球状珪藻土入り襟巻き。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5188648B1 (ja) * 2012-11-21 2013-04-24 村信 株式会社 冷感マフラー

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