JP3178407U - ワイピングクロス - Google Patents

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壮平 原田
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原田織物株式会社
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Abstract

【課題】細かい図柄や文字などのデザインが施された意匠性の高いワイピングクロスを提供する。
【解決手段】基布21の一面に起毛部が設けられたボア生地2の他面21bに、該ボア生地2と同形状であって、模様、文字、あるいはそれらの組み合わせからなる意匠が一面にプリントされたハンカチ素材3が、その他面がボア生地2の他面21bに面する状態で重ね合わされるとともに、両者2,3の周縁部同士が全周に亘って縫着されたワイピングクロス1。
【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡レンズや携帯端末の表示画面などに付着した汚れを拭き取るのに好適なワイピングクロスに関する。
従来、この種のワイピングクロスとして、例えば、特許文献1に開示されているような、基布の表面に起毛部が設けられたボア生地からなるものがある。このようなタイプのワイピングクロスでは、全面が起毛部となっていることから、意匠性を高めるために例えば細かい図柄や文字などのデザインを施すといったことは困難であり、せいぜい起毛部全体に色を施す程度しかできない。
そこで、ボア生地からなるワイピングクロスに上記したようなデザインを施す場合、起毛部を設ける面を基布の一面だけに留めて基布の他面の地を露出させ、そこにデザインを施すことで目的を達成できる。
それには、布の捺染処理を短時間で大量に行うことのできる、例えば特許文献2に開示されているようなインクジェット捺染装置やスクリーン捺染装置などが使用される。この種の捺染装置では、捺染印刷を行う印捺部に布を搬送する際その搬送精度を高めるため、表面に粘着性を有する搬送ベルトが採用されており、布は搬送ベルトに貼り付けられた状態で印捺部に搬送される。
特許第2697078号公報 特開2009−173443号公報
しかしながら、上記したような捺染装置を用いて、一面にだけ起毛部が設けられた基布の他面に対して捺染処理を行った場合、ワイピングクロスはその起毛部側が搬送ベルトに粘着固定されることから、捺染後に搬送ベルトからワイピングクロスを引き剥がす際、基布から起毛部の一部が抜けてしまい、その結果不良品が発生する虞があった。
本考案は、係る点に鑑みて創案されたものであり、その目的とするところは、細かい図柄や文字などのデザインが施された意匠性の高いワイピングクロスを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本考案に係るワイピングクロスは、基布の一面に起毛部が設けられたボア生地の他面に、該ボア生地と同形状であって、模様、文字、あるいはそれらの組み合わせからなる意匠が一面にプリントされたハンカチ素材が、その他面が前記ボア生地の他面に面する状態で重ね合わされるとともに、両者の周縁部同士が全周に亘って縫着されたことを特徴とするものである。
このような特定事項によれば、捺染装置による捺染処理(プリント)はハンカチ素材に対してのみ行われ、ボア生地に対して直接行う必要がないものとなることから、捺染処理の際にボア生地において抜毛が生じないとともに、意匠性の高いワイピングクロスを得ることができる。
また、図柄等がプリントされたハンカチ素材がボア生地の他面に縫着されたものであるから、ワイピングクロス本来の用途以外に、ハンカチや汗拭きなどにも使用することができ、機能性にも優れたものとなる。
上記のワイピングクロスにあっては、ボア生地の起毛部は、マイクロファイバーからなるものであってもよい。
この場合、マイクロファイバーは、汚れの掻き取り効果が他の繊維に比べて優れていることから、特に眼鏡レンズや携帯端末の表示画面といった傷つき易いものに付着した汚れを拭き取るのにより適したものとなる。
上記のワイピングクロスにあっては、ハンカチ素材はガーゼとしてもよい。
この場合、ガーゼは肌触りが非常によいものであるため、ハンカチとしても好適に使用できるものとなる。
上記のワイピングクロスにあっては、ボア生地は、シール織りにより形成されたものとしてもよい。
この場合、使用時、ボア生地における抜毛の虞が極力小さなものとなる。
本考案によれば、細かい図柄や文字などのデザインが施された意匠性の高いワイピングクロスを提供することができる。
図1は、本考案に係るワイピングクロスの一実施形態を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示すワイピングクロスをハンカチ素材側から視た斜視図である。 図3は、図1に示すワイピングクロスをボア生地側から視た斜視図である。
以下、本考案に係るワイピングクロスの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、ワイピングクロスの分解斜視図、図2は、ワイピングクロスをハンカチ素材側から視た斜視図、図3は、ワイピングクロスをボア生地側から視た斜視図である。
このワイピングクロス1は、図1に示すように、ボア生地2と、これと同形状のハンカチ素材3とから構成されたものである。
ボア生地2は、図3に示すように、その基布21の一面21aに起毛部22が設けられ、他面21b(図1参照)は基布21の地が露出したものである。基布21としては、例えば、ポリエステル繊維の他にアクリル繊維やコットン繊維等を用いたり、或いはこれらを混紡して用いたものから編成された編地が採用できる。起毛部22としては、例えば、レーヨン糸をはじめとしてアクリル繊維紡績糸など、汚れの掻き取り性能に優れたものであれば糸の種類は問わない。また、起毛部22にマイクロファイバーを用いた場合は、汚れの掻き取り効果が他の繊維に比べて優れていることから、特に眼鏡レンズや携帯端末の表示画面といった傷つき易いものに付着した汚れを拭き取るのにより適したものとなる。基布21の形状は、図示例では矩形とされているが、これに限らず、三角形や五角形以上の多角形、或いは円形や楕円形であってもよく、さらに、例えば生物を象った形状など自由である。また、ボア生地2は、シール織りにより形成されたものであると、使用時、ボア生地における抜毛の虞が極力小さなものとなる。
ハンカチ素材3は、図1及び図2に示すように、その一面3aに、模様、文字、あるいはそれらの組み合わせからなる意匠Dがプリントされたものである。このハンカチ素材3としては、例えば、綿、絹及び麻(リネン)などの吸水性に優れた織物素材が採用される。なかでも、ガーゼが肌触りに優れており好適である。意匠Dのプリントは、従来周知の、例えばスクリーン捺染装置やインクジェット捺染装置等を採用すればよい。
このようになるハンカチ素材3は、その他面(図には表れていない)がボア生地2の基布21の他面21bに面する状態で重ね合わされる。そして、図2及び図3に示すように、その状態でボア生地2と周縁部において縫着4されている。
以上説明したように、上記のワイピングクロス1は、捺染装置による捺染処理(プリント)がハンカチ素材3に対してのみ行われ、ボア生地2に対して直接行う必要がないものとなることから、捺染処理の際にボア生地2において抜毛が生じないとともに、高い意匠性を発揮するものである。
また、図柄等がプリントされたハンカチ素材3がボア生地2の他面に縫着されたものであるから、ワイピングクロス本来の用途以外に、ハンカチや汗拭きなどにも使用することができ、機能性にも優れたものとなる。
1 ワイピングクロス
2 ボア生地
21 基布
21a (基布の)一面
21b (基布の)他面
22 起毛部
3 ハンカチ素材
3a (ハンカチ素材の)一面
4 縫着
D 意匠

Claims (4)

  1. 基布の一面に起毛部が設けられたボア生地の他面に、該ボア生地と同形状であって、模様、文字、あるいはそれらの組み合わせからなる意匠が一面にプリントされたハンカチ素材が、その他面が前記ボア生地の他面に面する状態で重ね合わされるとともに、両者の周縁部同士が全周に亘って縫着されたことを特徴とするワイピングクロス。
  2. 請求項1に記載のワイピングクロスであって、
    前記ボア生地の起毛部は、マイクロファイバーからなるワイピングクロス。
  3. 請求項1又は2に記載のワイピングクロスであって、
    前記ハンカチ素材は、ガーゼであるワイピングクロス。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載のワイピングクロスであって、
    前記ボア生地は、シール織りにより形成されたものであるワイピングクロス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012959A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 ユニチカトレーディング株式会社 モップ
JP1558069S (ja) * 2016-01-22 2016-09-05
EP3854287A1 (en) * 2020-01-22 2021-07-28 Juan Emilio Pastor Fita Cleaning textile

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