JP3177469B2 - 底襞カフの手術中キャリブレーション装置 - Google Patents

底襞カフの手術中キャリブレーション装置

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JP3177469B2 JP06021297A JP6021297A JP3177469B2 JP 3177469 B2 JP3177469 B2 JP 3177469B2 JP 06021297 A JP06021297 A JP 06021297A JP 6021297 A JP6021297 A JP 6021297A JP 3177469 B2 JP3177469 B2 JP 3177469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者側の端部が感
圧性本体に接続され、反患者側の端部が本体を作動させ
且つ本体に作用する圧力を測定するための手段に接続さ
れる入口リードを備えた底襞カフの手術中キャリブレー
ション装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、食道に導入される
器具が当該分野で公知である。
【0003】食道と胃(噴門)との間の移行領域は、食
道の下部領域にある筋の作用による嚥下の後、閉塞す
る。これらの筋(食道括約筋)は食道から胃への食物通
過を調節する器官系を構成する。この調節は、食道端部
に水平に配置された筋線維の螺旋状移動及び括約筋作用
によって、且つ嚥下中に筋の収縮により低下する食道の
長手方向の負荷作用によって行われる。
【0004】協働する括約筋が弱い場合は、食道と胃と
の間の開口した接続部が食物摂取後は閉塞せず、開いた
ままである。この場合、いわゆる逆流障害が存在し(逆
流性食道炎)、食道粘膜の炎症、酸のおくび、胸やけ、
嚥下時の疼痛、悪心等、患者に不快症状が発生する。
【0005】この理由により、噴門括約筋不全は、内科
療法または、例えば食道を底襞でカフ状縫合する等の外
科手術によって治療しなければならない。これにより、
食道の噴門部はせばまり、食道-胃移行領域が鋭角とな
る。カフを形成する縫合襞の形状により、食道-胃界面
における閉塞機構の修復が容易になる。
【0006】この種の侵襲作用の後では食道-胃界面の
縮小した開口部が下部食道括約筋によって再び閉塞し、
カフの圧力は嚥下中も一時弛緩中も最小値以下には下が
らない。
【0007】カフは、「一方向」弁としてすべての逆流
を防止する機能を有する。これが手術の意図した目的で
はあるが、従来の装置では食道内の圧力を手術中に測定
してもカフの正確なキャリブレーションを行うことがで
きないため、この目的は従来装置ではうまく達成されな
かった。食道壁のほんの僅かな刺激によっても、従来装
置に圧力の変動が伝えられる。従って、装置によって検
出されるこの圧力変動によって、カフの特性を十分に判
定できないことになる。
【0008】残念ながら、カフを不適切に形成すると手
術後合併症が発生し、鼓腸、嚥下困難症及び持続性逆流
が頻発する。しかし、相互に接続された襞は縫合した端
部の近傍で非常に大きな傷跡を残しがちであり且つ分離
が非常に困難であるため、カフを変更する新たな手術は
全症例の40%でしか可能ではない。
【0009】縫合されてカフとなった底襞の特性は限ら
れた程度でしか検出することができないため、手術中の
食道検圧(食道マノメトリ)はうまくいかないであろ
う。
【0010】特定なサイズのカフを使用することがカフ
キャリブレーションで最も重要である。この結果、嚥下
後に食道と胃との間の移行領域を常に閉塞することがで
きるようにカフがどれほど緊くあるいは緩やかに着座す
る必要があるかが重要である。噴門括約筋不全の治療が
不十分であると、例えば、形成されるカフが大きくなり
すぎたり、深くなりすぎたりする。
【0011】従って、客観的なキャリブレーション方法
が存在しないことが依然として問題である。カフを探査
する外科医の示指が、例えば開腹手術中のキャリブレー
ションに使用されている。
【0012】従来、食道のカフ近傍に配置した器具にか
かる圧力を手術中に測定することによってカフを形成す
ることが可能である。この方法では、器具を食道のカフ
領域まで導入して、そこで作動させ、器具にかかる圧力
を測定する。しかし、測定圧力はまず、複数の要因、す
なわち、カフ近傍にある器具の位置及び配向によって、
また、食道の刺激によって干渉されるため、従来の器具
を使用しての間接測定によって信頼性があり再現性のあ
る結果を達成することはできない。さらに、食道の刺激
によって器具にかかる圧力がさらに変動するため、従来
の器具ではカフ形成を標準化することはできない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、食道-胃界面近傍に外科的に形成したカフの特性を
より正確に判定して食道括約筋の強さに合わせて調節す
ることができるようにしたことにより、噴門括約筋不全
の問題の直接的解決を容易に達成できる装置及び方法を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決する手段】この目的は、本発明によれば、
患者側の端部が圧力測定本体に接続可能であり、反患者
側の端部が前記本体を作動させ且つ該本体にかかる圧力
を測定するための手段を有する入口リードを備えた底襞
カフの手術中キャリブレーション装置において、前記本
体(13)は所定の体積に膨張可能であり、好ましくは
バルーン(13)からなり、少なくとも膨張状態では集
合された臓器底部により直接囲繞され得る膨出着座面
(16)を形成するような形状の外側輪郭を有し、前記
膨出着座面(16)は両側部が2つの***部(17)と
境をなすことを特徴とする底襞カフの手術中キャリブレ
ーション装置によって達成される。
【0015】上記構成により、食道とカフとの間に直接
置かれて所定の空間を満たすことができる本体即ちバル
ーンによって、カフから本体即ちバルーンへ伝わる力を
直接求めることができる。測定値は、患者の臨床状態を
考慮に入れて適用することができる。
【0016】
【0017】膨出着座面及び両側部の境界によって、底
襞カフを再現性のある方法でバルーン上に配置し正常位
置に固定することができる。このようにして、信頼でき
る測定結果が得られ、その結果を直接評価して、バルー
ンにかかる圧力と関連括約筋の筋の強さとの間の相互依
存性を容易に決定することができる。縫合した底部で形
成されるカフの特性を求めることができ、それによって
直接にカフの特性に影響を与えることができる。
【0018】バルーン本体は薄いラテックス(登録商
標)シートから製造される。バルーンは僅かな圧力変動
であってもバルーンに取り付けられた測定器具に伝達す
ることができ、それによって、外科的に生成したカフの
効果を判定することができる。ラテックス製のバルーン
は許容できる機械的安定度を有する。この種の感圧性膨
張本体によって、客観的基準を使用してカフの最も望ま
しい形成が容易になる。
【0019】カフの形成後、バルーンをカフ内に導入
し、ある圧力になるまでバルーンに気体を充填する。そ
の後バルーンを脱気することにより容易に位置決めを向
上させることができる。バルーンが広がるまでバルーン
内圧の増加を所定の体積になるまで繰り返すと、その
後、カフの作用と測定内圧との間で相互関係が生じる。
バルーンの外側輪郭の特別な形状により、バルーン上に
一定の限定された測定領域が生じる。***部同士は明確
に分離しているため、評価のために縫合カフ領域の再現
できる長さが選択され、カフはバルーン内圧の増加に応
じて移動することはできない。バルーン及び***部は、
異なる基本サイズで製造できるため、特定の患者に最も
適切な装置をあらかじめ選択することができる。好まし
くは、所定の気体体積だけまたは所定体積に至るまで膨
張させることができるサイズのバルーンまたは膨張本体
を使用する。
【0020】特に好ましい実施の形態によれば、前記カ
フキャリブレーション装置はガイドブッシュを備え、該
ガイドブッシュを介して前記入口リードが長手方向に導
入され、前記ガイドブッシュの中で前記入口リードが変
位可能であり、前記ガイドブッシュの反患者側の端部は
シールキャップによって覆われる。ガイドブッシュ及び
シールキャップは単一の部材から製造することも可能で
ある。
【0021】底襞を腹腔鏡で検査する場合は、腹部に導
入するためにバルーンを折り畳んだ状態でガイドブッシ
ュ内に配置する。腹部に入りやすいようにガイドブッシ
ュをトロカールの中に押し入れる。バルーンは腹部内で
ガイドブッシュから押し出されてカフの下で膨張する。
バルーンは収縮後、同様にガイドブッシュ内に引き込む
ことができるため、装置を腹部から容易に取り外すこと
ができる。このようにして、本発明のカフキャリブレー
ション装置は、軽度の侵襲性手術にも適切である。この
ために、バルーンを内包するガイドブッシュを、例えば
トロカール等の導管を介して患者の所定の中空領域に導
入する。
【0022】別の実施の形態によれば、前記シールキャ
ップは、前記ガイドブッシュを介して器具等を挿入する
ための開口を有する。使用しないときは開口は弁膜で覆
うことができ、これにより、器具をガイドブッシュ内に
容易に導入することができると共に、それ以外のときは
装置は外部に対してシールされる。本発明のカフキャリ
ブレーション装置によりバルーンの位置決め等のために
バルーン以外の器具を胃腔に導入することが容易にな
る。
【0023】ガイドブッシュを安定な形状のプラスチッ
クから製造しシールキャップをシリコンから製造する
と、装置の滅菌が容易になり、有利である。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】腹腔鏡で底襞を検査する場合は、バルーン
はガイドブッシュ内に収納され、ガイドブッシュは開口
(入口)を介して腹部へ導入される。この開口は好まし
くはトロカールによって形成される。バルーンは腹部内
でガイドブッシュから押し出されて、カフの下で膨張す
る。
【0032】腹腔鏡による底襞の検査に関して、両側部
の***部の色をバルーンの他の部分と識別可能な色にす
ると特に有利であり、カフはそれらの両側部***部同士
の間で縫合される。両側部***部の色がバルーンの他の
部分と異なることによって、距離の評価や判定がより良
好に行える。
【0033】本発明の方法及び該方法を実行する装置に
よって、開腹手術の場合及び括約筋の刺激に干渉されな
い客観的且つ再現性のある基準を使用する腹腔鏡手術の
場合のいずれにおいても、手術中のカフのキャリブレー
ションは可能である。
【0034】添付図面の記載から更なる利点を引き出す
ことが可能である。上述の特徴及び後述の特徴は本発明
に従って、個別にあるいは任意に組み合わせて使用する
ことができる。上述の実施例は網羅された列挙ではな
く、例示的なものとして理解されるべきものである。本
発明を図面で表し、実施例に関してより詳細に説明す
る。
【0035】
【発明の実施の形態】図面は、本発明の対象を非常に概
略的に示したものであり、一定の縮尺によるものではな
い。装置の構造およびバルーンの形状を明瞭に示すよう
に構造的特徴を個々の図面で表してある。
【0036】図1は、本発明の一実施の形態に係る底襞
カフの手術中キャリブレーション装置の斜視図であり、
本装置10は、底襞を腹腔鏡で検査する場合に使用する
ことができる。本装置10は、基本的に、一端部がシー
ルキャップ12で閉塞され、他端部が開放しているガイ
ドブッシュ11からなる。シールキャップ12をシリコ
ンから製造することができ、ガイドブッシュ11を緊密
に囲繞することができる。別の実施の形態では、シール
キャップ12とガイドブッシュ11とは単一の部材から
製造することができる。装置10は、内視鏡手術で使用
するトロカール、好ましくは 10 mm - 12 mm のトロカ
ール内に導入するのに適している。バルーン13が入口
リード14に接続されたガイドブッシュ11内に収納さ
れ、それによってバルーン13は図示しない補助手段を
使用して、まずガイドブッシュ11から押し出されて膨
張させられる。バルーン13が完全にガイドブッシュ1
1内に収納されているときは、装置10は、トロカール
を介して胃腔内に導入されるときにバルーンに対して導
入抵抗が発生するのを防止する。装置10はさらに密封
された開口15を有し、それを介してバルーン13の位
置決めを補助する手段または他の目的の手術器具を導入
することができる。
【0037】図2は、本装置10においてバルーン13
がガイドブッシュ11から出た膨張状態を示す。バルー
ン13は入口リード14を介してバルーン13の膨張及
び収縮を容易に行う手段に接続される。このためバルー
ン13は、直接、特定の所定且つ測定可能な内圧になる
まで膨張させることができる。
【0038】バルーン13は、膨張状態において、食道
と胃との間の移行領域の近傍に正確に位置決めするため
に、本発明に係る特徴的な外側輪郭を有する。この外側
輪郭の形成により一定の測定領域が確保される。バルー
ン13は膨張状態で膨出着座面16を有し、その上に底
襞カフが着座する。バルーン13は着座面16と直径方
向に対向する凹面を有し、該凹面は、それ自体、食道-
胃移行領域の近傍にある食道の外面に特に有利な方法で
適合することができる。着座面16は両側部が***部1
7と境をなしており、これにより、バルーン13をこれ
と囲繞係合するカフによって確実に位置決めすることが
できる。この位置決めはバルーン13内の内圧がほんの
僅かな場合でも可能である。バルーン13は高弾性で、
組織適合性があり、且つ抵抗性のある材料、例えばラテ
ックスから製造される。
【0039】図3は本発明の装置10の使用状態を示す
斜視図である。装置10は、一部のみが見えるように拡
大して表してある。バルーン13及びその入口リード1
4を図面で確認できる。底襞の処置に続いて、底襞18
及び19(底部)を引き合わせてカフを形成し、食道-
胃移行領域の開口部を縮小させる。これは噴門括約筋不
全を克服するための手術手法である。
【0040】バルーン13は膨張状態では***部17を
有するため、底襞18及び19によって形成されるカフ
をバルーン13の着座面16の回りに置くことができ
(図面では覆われている)、その位置はこの場所で固定
される。***部17は、バルーン13のその他の部分と
は識別できる色を有する。
【0041】***部17を利用して着座面を形成したこ
とにより、バルーンの内圧と好ましい方法として縫合し
た底襞18及び19によって形成されるカフの強度との
間の相互関係を測定するための一定の測定領域をバルー
ン13に設けることが容易になる。形成したカフの特性
を手術中にチェックすることができ、既知となった上記
相互関係を利用して所望の特性値に調整することができ
る。
【0042】種々の圧力計を入口リード14に接続する
ことができ、それによってバルーン領域のほんの僅かな
圧力変動でさえ検知して評価することができる。入口リ
ード14を分割してこれらの入口リード14を介してバ
ルーンの膨張を容易にし、また、弁のスイッチング作用
を介して入口リード14を感圧装置または表示装置に接
続することも可能である。
【0043】底襞カフの手術中キャリブレーション装置
10は、患者側の端部が膨張可能なバルーン13に接続
可能であり、反患者側の端部がバルーン13を膨張/収
縮させ且つバルーン13の内圧を測定する手段を有する
入口リード14を備える。バルーン13は、少なくとも
膨張状態では、着座面16を画成し***部を有する外側
輪郭を備え、着座面16は両側部が2つの***部17と
境をなす。底部は互いに接合されて、食道を囲繞するカ
フを形成し、カフの特性はカフがバルーンにかける力に
よって決定される。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
患者側の端部が圧力測定本体に接続可能であり、反患者
側の端部が前記本体を作動させ且つ該本体にかかる圧力
を測定するための手段を有する入口リードを備えた底襞
カフの手術中キャリブレーション装置において、前記本
体は所定の体積に膨張可能であり、好ましくはバルーン
からなり、少なくとも膨張状態では集合された臓器底部
により直接囲繞され得る膨出着座面を形成するような形
状の外側輪郭を有し、前記膨出着座面(16)は両側部
が2つの***部(17)と境をなすので、食道とカフと
の間に直接置かれて所定の空間を満たすことができる本
体即ちバルーンによって、カフから本体即ちバルーンへ
伝わる力を直接求めることができ、従って、食道−胃界
面近傍に外科的に形成したカフの特性をより正確に判定
して食道括約筋の強さに合わせて調節することができる
ようになり、噴門括約筋不全の問題の直接的解決を容易
に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る底襞カフの手術中
キャリブレーション装置であって、作動させていないバ
ルーンをガイドブッシュに収納した状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の装置であって、作動させたバルーンがガ
イドブッシュの外に出ている状態を示す斜視図である。
【図3】図2の作動させたバルーンが底襞カフに囲繞さ
れた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 カフキャリブレーション装置 11 ガイドブッシュ 12 シールキャップ 13 本体またはバルーン 14 入口リード 15 密封された開口 16 膨出着座面 17 ***部 18 底襞 19 底襞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス ロト ドイツ連邦共和国 デー−72131 オフ ターディンゲン フリードリッヒシュト ラーセ 15 (72)発明者 ジャック カイザー ルクセンブルグ エル−5690 エランジ ェ 6ルート デルペルダンジェ (72)発明者 ゲルハート ブエス ドイツ連邦共和国 デー−72074 テュ ービンゲン クロステルミューレ 7 (56)参考文献 実開 平1−178003(JP,U) 国際公開95/31155(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/00 - 5/0295 A61B 19/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者側の端部が圧力測定本体(13)に
    接続可能であり、反患者側の端部が前記本体(13)を
    作動させ且つ該本体(13)にかかる圧力を測定するた
    めの手段を有する入口リード(14)を備えた底襞カフ
    の手術中キャリブレーション装置(10)において、 前記本体(13)は所定の体積に膨張可能であり、好ま
    しくはバルーン(13)からなり、少なくとも膨張状態
    では集合された臓器底部により直接囲繞され得る膨出着
    座面(16)を形成するような形状の外側輪郭を有し、 前記膨出着座面(16)は両側部が2つの***部(1
    7)と境をなすことを特徴とする底襞カフの手術中キャ
    リブレーション装置。
  2. 【請求項2】 ガイドブッシュ(11)を備え、該ガイ
    ドブッシュ(11)を介して前記入口リード(14)が
    長手方向に導入され、前記ガイドブッシュ(11)の中
    で前記入口リード(14)が変位可能であり、前記ガイ
    ドブッシュ(11)の反患者側の端部はシールキャップ
    (12)によって覆われることを特徴とする請求項
    載の装置。
  3. 【請求項3】 前記シールキャップ(12)は、前記ガ
    イドブッシュ(11)を介して器具等を挿入するための
    開口(15)を有することを特徴とする請求項記載の
    装置。
JP06021297A 1996-02-29 1997-02-28 底襞カフの手術中キャリブレーション装置 Expired - Fee Related JP3177469B2 (ja)

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DE19607575A DE19607575C2 (de) 1996-02-29 1996-02-29 Vorrichtung zur intraoperativen Kalibrierung einer Manschette bei einer Fundoplicatio

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