JP3176145B2 - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置

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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation

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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はR−CD(Recordable C
ompact Disk )等の記録及び再生可能な光学式情報記録
再生装置に係り、特に、光ディスクに照射する記録レー
ザパワー値のキャリブレーションを行なう光学式情報記
録再生装置において、記録再生波形によって記録レーザ
パワーレベルを検出することにより、光ピックアップ等
のメンテナンスの必要性の判断を可能とし、また、規格
外の光ディスクの作成を未然に防止可能な光学式情報記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているCD(Compact Disk)
とは別に、ユーザ側で記録が可能な光ディスクとしてR
−CDが知られている。このR−CDレコーダにより、
R−CD上に情報を記録する場合、記録用のレーザダイ
オードが用いられる。記録の良否は、R−CDの物理的
特性、光学的特性、或いは使用するレーザ波長等に依存
するため、最適な記録レーザパワー値にキャリブレーシ
ョンする必要がある。
【0003】従来のキャリブレーション方法は、先ず図
16(a)に示すように、R−CD1に設けられた専用
のトラック2に対して、図16(c)に示す記録信号c
をATIP(Absolute Time In Pregroove)シンク(同
期信号)a(図16(b)参照)に基づいて、図16
(c)の如く記録信号cを変えながら記録を行なう。そ
の後、R−CD1上のトラックを読み取り再生し、得ら
れたEFM RF(Eight to Fourteen Modulation Rad
io Frequency)信号の直流成分を(AC結合コンデンサ
により)除去すると、図16(e)に示すAC結合再生
信号dの如くなり、このAC結合再生信号dの振幅中心
がほぼゼロになるときの記録レーザパワー値としてキャ
リブレーションを行なっていた。
【0004】尚、参考のために、アイパターンの一般的
説明図を図18に示す。つまり、記録信号(EFM信
号)cはT=1/4.3218×10-6を基本パルスと
した3T〜11Tの時間を持つ9種類のパルス成分によ
り構成されており、再生する時には、その再生波形は図
19の様になり、VC の位置で波形をスライスして矩形
波に整形する。VC の位置は11Tパルスの再生波の振
幅中心であり、従って、3T〜10Tのパルスを正確に
波形整形するためには、それぞれの振幅中心が一致して
いることが必要である。
【0005】また、キャリブレーションのための記録パ
ワーPREC 、並びにその再生波形(AC結合及びDC結
合)を図19に示す。このように、記録信号(EFM信
号)cに対して記録レーザパワーをステップ状に上げな
がら記録再生すると、図19のような再生信号を得るこ
とができる。図中、振幅の大きい方が11Tパルス成分
である。
【0006】更に、図16(e)におけるA、B、C部
のアイパターンを図17に示す。図17から分かるよう
に、B部が最適パワー値ということとなる。ここで、従
来の光学式情報記録再生装置の構成図を図15に示す。
図15は、従来のキャリブレーションを実施するための
録再可能なR−CDプレーヤの要部のブロック図であ
る。また、図2は従来のキャリブレーションの記録時の
動作フローチャートを、図20は従来のキャリブレーシ
ョンの再生時の動作フローチャートをそれぞれ示す。
【0007】キャリブレーション記録時においては、次
のように動作する。即ち、R−CD1は、サーボ回路1
0の制御の下にスピンドルモータ7によって回転する。
この時ピックアップ6は、サーボ回路10の制御の下、
トラック2に対応する位置に設定されている。記録EF
M信号cを記録アンプ4に入力し、ピックアップ6のレ
ーザダイオードを駆動するが、この時の記録レーザパワ
ーbは、コントローラ(サーボ・メカ・コントロールマ
イコン)116及びD/A変換器14を介して与えられ
る記録レーザパワー制御信号mにより、記録アンプ4を
図16(c)のように可変制御することで行なわれる。
この制御アルゴリズムは、図2におけるステップS1〜
S7である。
【0008】キャリブレーション再生時においては、録
再切換スイッチ8をPB側に切り換え、ピックアップ6
の読み取り信号を再生アンプ9により増幅した後、その
再生RF信号をEFMデコーダへ出力する。一方、再生
アンプ9から出力される再生RF信号はAC結合コンデ
ンサ11により直流カットされ、ピーク検出回路12及
びボトム検出回路13を介して振幅中心電圧の検出に供
される。検出された振幅中心電圧はA/D変換器15を
介してコントローラ116に入力され、最適パワー値の
算出に供される。この制御アルゴリズムは、図20にお
けるステップS110〜S117である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光学
式情報記録再生装置では、光ピックアップ6の対物レン
ズの汚れ等の外的要因や、レーザダイオードの経年変化
による劣化等の欠陥により、本来の出射パワーが得られ
ない場合がある。この場合、上述のように記録パワーを
最大に設定しても最適値が得られず、結果的に記録レー
ザパワーが不足したままで記録することとなり、再生時
にデータ不良を起こす等、規格から外れたディスクを作
成する可能性があり、更に、この状態を検出するのは困
難であるという問題があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するもので、
光ディスクに照射する記録レーザパワー値のキャリブレ
ーションを行なう光学式情報記録再生装置において、記
録再生波形によって記録レーザパワーレベルを検出する
ことにより、光ピックアップ等のメンテナンスの必要性
の判断を可能とした、また、規格外の光ディスクの作成
を未然に防止可能な光学式情報記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、キャリブレーション用領
域を有する光ディスクに照射する記録レーザパワー値の
キャリブレーションを行なう記録及び再生可能な光学式
情報記録再生装置において、前記キャリブレーション用
領域に異なるレーザパワーで信号を記録する記録手段
と、記録した前記信号を再生する再生手段と、再生され
た信号の振幅に基づく値のうち、目標値に相当する値を
判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段により判
別された値に相当するレーザパワーに基づき記録動作を
行なう第1の制御手段と、前記第1の判別手段により目標
値に相当する値が得られなかった場合は、前記レーザパ
ワーの最大値に相当する再生信号の振幅に基づく値が、
所定の許容範囲内であるかを判別する第2の判別手段
と、前記第2の判別手段の判別結果が前記所定の許容範
囲内の場合は、前記最大値で記録動作を行ない、一方、
前記所定の許容範囲内でない場合は記録動作を行なわな
いよう制御する第2の制御手段を有するよう構成する。
【0012】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の光学式情報記録再生装置において、前記
第2の制御手段は、記録動作を行なわない場合は警告を
行うよう構成する。また、請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1または2に記載の光学式情報記録再生装置
において、前記第2の制御手段は、前記第2の判別結果が
前記所定の許容範囲内の場合には、レーザパワーが不足
している旨の警告を行うよう構成する。また、請求項4
に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかに記載
の光学式情報再生装置において、前記再生された信号の
振幅に基づく値とは振幅中心電圧であり、前記目標値と
はゼロであるように構成する。
【0013】
【作用】本発明にかかる光学式情報記録再生装置では、
キャリブレーション用領域に異なるレーザパワーで記録
した信号を再生し、その結果、目標値に相当するレーザ
ーパワーで記録動作を行うキャリブレーション方法にお
いて、目標値に相当する値が得られない場合には、再度
信号の記録再生を行わず、前記レーザーパワーの最大値
に相当する再生信号の振幅に基づく値が、所定の許容範
囲内であるかを判別し、その判別結果が前記所定の許容
範囲内の場合は、前記最大値で記録動作を行ない、一
方、前記所定の許容範囲内でない場合は記録動作を行な
わないよう制御した。
【0014】そのため、キャリブレーションエリアを多
量に使用することを防止しつつ、目標値外の記録レーザ
パワーも記録に供させることも可能とし、かつ、不都合
の生ずるディスクの作成を未然に防止することが可能と
なる。
【0015】また、記録動作を行なわない場合や、第2
の判別結果が前記所定の許容範囲内の場合には、その旨
の警告を行うことで、ユーザーによる適切な認識が可能
となり、例えばピックアップなどのメンテナンスの必要
性の判断も可能となる。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。 [i ]第1実施例 図1に本発明の第1実施例に係る光学式情報記録再生装
置の構成図を示す。図1において、図15(従来例)と
重複する部分には同一の符号を附する。
【0017】本実施例の光学式情報記録再生装置は、図
15に示した従来例とほぼ同様の構成となっているが、
コントローラ16が、所定の記録レーザパワー値の範囲
内で且つ該記録レーザパワーによる記録再生信号の振幅
中心電圧がゼロである場合に、該記録レーザパワーが最
適値であると判断し、またその場合には、その旨警告表
示する表示部17を備えている点が異なる。
【0018】図2は本実施例の光学式情報記録再生装置
におけるキャリブレーションの記録時の動作フローチャ
ートを、図3はキャリブレーションの再生時の動作フロ
ーチャートをそれぞれ示す。
【0019】キャリブレーション記録時においては、従
来例と同様に、R−CD1は、サーボ回路10の制御の
下にスピンドルモータ7によって回転させ、記録EFM
信号cを記録アンプ4に入力して、ピックアップ6のレ
ーザダイオードを駆動する。この時の記録レーザパワー
bは、コントローラ(サーボ・メカ・コントロールマイ
コン)16及びD/A変換器14を介して与えられる記
録レーザパワー制御信号mにより、記録アンプ4を図1
6(c)のように可変制御することで行なわれる。この
制御アルゴリズムは、図2におけるステップS1〜S7
である。
【0020】また、キャリブレーション再生時において
は、録再切換スイッチ8をPB側に切り換え、ピックア
ップ6の読み取り信号を再生アンプ9により増幅した
後、その再生RF信号をEFMデコーダへ出力する。一
方、再生アンプ9から出力される再生RF信号はAC結
合コンデンサ11により直流カットされ、ピーク検出回
路12及びボトム検出回路13を介して振幅中心電圧の
検出に供される。検出された振幅中心電圧はA/D変換
器15を介してコントローラ16に入力され、最適パワ
ー値の算出に供される。この制御アルゴリズムは、図3
におけるステップS10〜S16である。
【0021】ステップS17では最適値が得られたか否
かの判断をする。つまり、所定の記録レーザパワー値の
範囲内、即ちSTEP値が1〜7で、且つその記録レー
ザパワーによるAC結合再生RF信号の振幅中心電圧が
ゼロである場合に、その記録レーザパワーが最適値であ
ると判断する。最適値が得られない場合には、ステップ
S18で振幅中心電圧が所定の規格内であるか否かを判
断して、規格内である場合にはステップS19にて記録
レーザパワーが不足している旨の表示を行なう。また、
振幅中心電圧が規格外である場合には、ステップS20
でエラーを表示して記録を中止する。
【0022】図4は、本実施例の光学式情報記録再生装
置におけるディスクチェックのフローチャートである。
上述のように、記録レーザパワーを変化させて最大値に
なった時点でも最適値が得られないような場合には、そ
の時の記録再生信号の振幅中心電圧値に基づき、記録レ
ーザパワーが不足している旨の警告をユーザに対して発
したり、或いは記録を中止する等の処理を行なうことに
より、ユーザ側でのピックアップ等のメンテナンスの必
要性の判断が、或いは規格外の光ディスクの作成を未然
に防止することが可能となるが、ディスク自体の外的要
因による不具合のチェックも図4の手順により可能とな
る。
【0023】つまり、ステップS25で、記録されてい
る適当な位置をサーチして再生する時、ステップS26
で記録再生信号の振幅中心電圧値が適当な値であるか否
かを判断し、不適当な値である場合には、ステップS2
7で記録レーザパワーが不足している旨の表示を行な
う。尚、警告表示は、振幅中心電圧値によって警告の程
度を変えることも考えられる。 [ii]第2実施例 図5に本発明の第2実施例に係る光学式情報記録再生装
置の構成図を示す。本実施例は、第1実施例に対して、
コントローラ16’からの記録信号切換制御oに基づき
記録EFM信号c、3T信号、及び11信号を切り換え
る切換スイッチ19を付加した構成となっている。
【0024】本実施例の特徴的動作は、図6(d)及び
(e)に示すように、R−CD1のキャリブレーション
エリア2に対して、キャリブレーション用記録レーザを
STEP毎に時分割して複数の異なるパワー値で照射す
ることにより最適記録レーザパワー値を設定する場合
に、STEPにおいて記録EFM信号cの3Tパルスと
11Tパルスとを交互に切り換えて生成した記録レーザ
をキャリブレーションエリア2に記録し、キャリブレー
ションエリア2の記録ビットを読み取り再生し、3Tパ
ルスによって形成された記録部に対応する再生RF信号
の振幅中心電圧の各STEP毎の値を結んだ補間線と、
11Tパルスによって形成された記録部の対応する再生
RF信号の振幅中心電圧の各STEP毎の値を結んだ補
間線との交点(図6(e)における黒丸)を最適記録レ
ーザパワー値に決定することである。図6(e)におけ
るA4 、B4 、C4 部のアイパターンを図7に示す。図
7から分かるように、B4 部が最適パワー値ということ
となる。
【0025】このような演算制御は図5のコントローラ
16’によって行なわれ、3Tパルス及び11Tパルス
をコントローラ16’からの記録信号の切換制御信号o
に基づく切換スイッチ19の切換操作で選択する。この
演算制御アルゴリスムについて、記録時のフローを図8
のステップS30〜S38に、再生時のフローを図9の
ステップS40〜S51にそれぞれ示す。
【0026】本実施例によれば、第1実施例同様、記録
レーザパワーを変化させて最大値になった時点でも最適
値が得られないような(振幅中心電圧線分の交点が存在
しない)場合には、その時の記録再生信号の振幅中心電
圧値に基づき、記録レーザパワーが不足している旨の警
告をユーザに対して発したり、或いは記録を中止する等
の処理を行なうことにより、ユーザ側でのピックアップ
等のメンテナンスの必要性の判断が、或いは規格外の光
ディスクの作成を未然に防止することが可能となり、更
に、11Tパルスと3Tパルスの交互切換で記録し、再
生時に各STEP間のRF信号値の振幅中心電圧線分の
交点を最適値とするため、高周波成分である3Tパルス
の急峻な変化に起因して交点の算出が容易となり、正確
な最適値を求め得るという利点もある。 [iii ]第3実施例 図10に本発明の第3実施例に係る光学式情報記録再生
装置の構成図を示す。
【0027】本実施例の特徴的動作は、図11(d)〜
(g)に示すように、R−CD1のキャリブレーション
エリア2に対して、キャリブレーション用記録レーザを
STEP毎に時分割して複数の異なるパワー値で照射す
ることにより最適記録レーザパワー値を設定する場合
に、STEPにおいて記録EFM信号cの3Tパルスと
11Tパルスとを交互に切り換えて生成した記録レーザ
をキャリブレーションエリア2に記録し、キャリブレー
ションエリア2の記録ビットを読み取り再生し、STE
P毎に、その再生RF信号中における11Tパルスの区
間での振幅中心電圧を基準電圧として、当該同じSTE
P内での3Tパルスをスライスした後、積分することに
よって得た電圧値がゼロとなる時の記録レーザパワー値
を最適記録レーザパワー値に決定することである。図1
1(g)におけるA5 、B5 、C5部のアイパターンを
図12に示す。図12から分かるように、B5 部が最適
パワー値ということとなる。
【0028】このような演算制御は、図10に示す録再
可能なR−CDプレーヤにおいて、記録アンプ4に3T
パルス及び11Tパルスをコントローラ16”からの記
録信号の切換制御信号oにより切換スイッチ19で選択
入力するように構成すると共に、ピーク検出回路12及
びボトム検出回路13の出力である振幅中心電圧信号を
スイッチ22を介して比較器20に導き、その出力であ
る比較出力Pを積分回路21により積分した後、積分出
力qをA/D変換器15を介してコントローラ16”に
入力するよう構成することで実現される。
【0029】この演算制御アルゴリスムについて、記録
時のフローを図13のステップS60〜S68に、再生
時のフローを図14のステップS70〜S83にそれぞ
れ示す。
【0030】本実施例によれば、第1実施例同様、記録
レーザパワーを変化させて最大値になった時点でも最適
値が得られないような(積分値がゼロとなるSTEP値
が無い)場合には、その時の記録再生信号の振幅中心電
圧値に基づき、記録レーザパワーが不足している旨の警
告をユーザに対して発したり、或いは記録を中止する等
の処理を行なうことにより、ユーザ側でのピックアップ
等のメンテナンスの必要性の判断が、或いは規格外の光
ディスクの作成を未然に防止することが可能となり、更
に、11Tパルスから基準電圧を作り、その基準電圧で
3Tパルスのスライスを行なった後積分して、その積分
値がゼロになった時、即ちデューティ比が1/2(50
%)の点を最適値としたので、正確な最適値を求め得る
という利点もある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリブレーション用領域に異なるレーザパワーで記録
した信号を再生し、その結果、目標値に相当するレーザ
ーパワーで記録動作を行うキャリブレーション方法にお
いて、目標値に相当する値が得られない場合には、再度
信号の記録再生を行わず、前記レーザーパワーの最大値
に相当する再生信号の振幅に基づく値が、所定の許容範
囲内であるかを判別し、その判別結果が前記所定の許容
範囲内の場合は、前記最大値で記録動作を行ない、一
方、前記所定の許容範囲内でない場合は記録動作を行な
わないよう制御した。そのため、キャリブレーションエ
リアを多量に消費することを防止しつつ、目標値外の記
録レーザパワーも記録に供させることも可能とし、か
つ、不都合の生ずるディスクの作成を未然に防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光学式情報記録再生
装置(R−CDプレーヤ)の構成図である。
【図2】第1実施例のキャリブレーションの記録時の動
作フローチャートである。
【図3】第1実施例のキャリブレーションの再生時の動
作フローチャートである。
【図4】第1実施例のディスクチェック時の動作フロー
チャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る光学式情報記録再生
装置(R−CDプレーヤ)の構成図である。
【図6】第2実施例の記録レーザパワーのキャリブレー
ション方法の例を示すタイムチャートである。
【図7】図6の場合のDC結合再生信号のアイパターン
の説明図である。
【図8】第2実施例のキャリブレーションの記録時の動
作フローチャートである。
【図9】第2実施例のキャリブレーションの再生時の動
作フローチャートである。
【図10】本発明の第3実施例に係る光学式情報記録再
生装置(R−CDプレーヤ)の構成図である。
【図11】第3実施例の記録レーザパワーのキャリブレ
ーション方法の例を示すタイムチャートである。
【図12】図11の場合のDC結合再生信号のアイパタ
ーンの説明図である。
【図13】第3実施例のキャリブレーションの記録時の
動作フローチャートである。
【図14】第3実施例のキャリブレーションの再生時の
動作フローチャートである。
【図15】従来の光学式情報記録再生装置(R−CDプ
レーヤ)の構成図である。
【図16】従来例の記録レーザパワーのキャリブレーシ
ョン方法の例を示すタイムチャートである。
【図17】図16の場合のDC結合再生信号のアイパタ
ーンの説明図である。
【図18】アイパターンの一般的説明図である。
【図19】従来の記録レーザパワーのキャリブレーショ
ン方法における記録パワーと再生波形図である。
【図20】従来例のキャリブレーションの再生時の動作
フローチャートである。
【符号の説明】
1…R−CD 2…キャリブレーションエリア 3…トラック 4…記録アンプ 6…ピックアップ(アクチュエータ) 7…スピンドルモータ 8…録再切換スイッチ 9…再生アンプ 10…サーボ回路 11…AC結合コンデンサ 12…ピーク検出回路 13…ボトム検出回路 14…D/A変換器 15…A/D変換器 16,16’,16”,116…コントローラ(判断手
段) 17…表示部(警告手段) 18,19…切換スイッチ 20…比較器 22…スイッチ a…ATIPシンク b…記録レーザパワー c…記録EFM信号 d…AC結合再生信号 e…DC結合再生信号 f…DC結合再生信号 g…DC結合再生信号 h…DC結合再生信号 i…記録信号切換パルス j…11T区間信号 k…再生信号 l…制御信号減衰値 m…記録レーザパワー制御信号 n…録再切換信号 o…記録信号の切換制御信号 p…11T振幅中心電圧との比較出力 q…積分出力 PREC …記録パワー r…切換信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−248139(JP,A) 特開 昭62−159347(JP,A) 特開 平3−125331(JP,A) 特開 昭63−255828(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/125

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリブレーション用領域を有する光デ
    ィスクに照射する記録レーザパワー値のキャリブレーシ
    ョンを行なう記録及び再生可能な光学式情報記録再生装
    置において、 前記キャリブレーション用領域に異なるレーザパワーで
    信号を記録する記録手段と、 記録した前記信号を再生する再生手段と、 再生された信号の振幅に基づく値のうち、目標値に相当
    する値を判別する第1の判別手段と、 前記第1の判別手段により判別された値に相当するレー
    ザパワーに基づき記録動作を行なう第1の制御手段と、 前記第1の判別手段により目標値に相当する値が得られ
    なかった場合は、前記レーザパワーの最大値に相当する
    再生信号の振幅に基づく値が、所定の許容範囲内である
    かを判別する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段の判別結果が前記所定の許容範囲内
    の場合は、前記最大値で記録動作を行ない、一方、前記
    所定の許容範囲内でない場合は記録動作を行なわないよ
    う制御する第2の制御手段を有することを特徴とする光
    学式情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段は、記録動作を行な
    わない場合は警告を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の光学式情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記第2の判別結
    果が前記所定の許容範囲内の場合には、レーザパワーが
    不足している旨の警告を行うことを特徴とする請求項1
    または2に記載の光学式情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生された信号の振幅に基づく値と
    は振幅中心電圧であり、前記目標値とはゼロであること
    を特徴とする請求項1乃至3のうち何れかに記載の光学
    式情報記録再生装置。
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