JP3175559U - スーツケース - Google Patents

スーツケース Download PDF

Info

Publication number
JP3175559U
JP3175559U JP2012001077U JP2012001077U JP3175559U JP 3175559 U JP3175559 U JP 3175559U JP 2012001077 U JP2012001077 U JP 2012001077U JP 2012001077 U JP2012001077 U JP 2012001077U JP 3175559 U JP3175559 U JP 3175559U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suitcase
side shell
zipper
lid
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012001077U
Other languages
English (en)
Inventor
直幸 大島
Original Assignee
株式会社シフレ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シフレ filed Critical 株式会社シフレ
Priority to JP2012001077U priority Critical patent/JP3175559U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3175559U publication Critical patent/JP3175559U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】 強度や安全性(収容物の盗難防止)の改善されたスーツケースを提供する。
【解決手段】 蓋側シェル2と身側シェル3とをジッパで封着する型式のスーツケース1であって、ジッパ4のエレメント4bが互いに噛合しているとき、硬質の部材が、該ジッパ4のエレメント4bのスーツケース1内方側に臨む噛合部分4dに近接して該噛合部分4dに並置されてなるように、例えば身側シェル3の縁部3aが延出された延出部3bが設けられていることを特徴とするスーツケース1を提供する。
【選択図】 図3

Description

本考案は、旅行などの際に使用するフレームレススーツケースに関し、詳しくは、強度や安全性(収容物の盗難防止)の改善されたスーツケースに関する。
近年、スーツケースは、蓋側シェルと身側シェルの合わせ部の周囲に設けられるフレームを廃止し、同廃止と共に廃止される蓋側シェルと身側シェルの封着用のシャッターロックに換えてジッパを蓋側シェルと身側シェルの合わせ部に設けて、該ジッパで蓋側シェルと身側シェルを封着するジッパタイプがスーツケースの主流になっている。
このジッパタイプのスーツケースは、従来のものよりも軽量にできることによって優れた取り扱い性を有するが、道具などに有する鋭利な先端でジッパの閉じられたエレメントの噛み合い部分が強く押圧されると、同部位の噛み合いが外れ、スーツケースを開けられてしまう重大な欠点があった。
特開2011−15775号公報
本考案の目的は、道具などに有する鋭利な先端でジッパの閉じられたエレメントの噛み合い部分が強く押圧されても、該エレメントの互いの噛み合いが短時間で解除されないようにして、エレメント部分のこじ開けによるスーツケース内収容物の盗難をゼロに等しくできるスーツケースを提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために、本考案に係るスーツケースは、蓋側シェルと身側シェルとをジッパで封着する型式のスーツケースであって、ジッパのエレメントが互いに噛合しているとき、硬質の部材が、該ジッパのエレメントのスーツケース内方側に臨む噛合部分に近接して該噛合部分に並置されてなることを特徴とするものである。
スーツケースの本体たる蓋側シェルと身側シェルは、蝶番などの開閉手段によって接続され、この蓋側シェルおよび身側シェルのそれぞれの開口縁ないし開口縁近傍に、ジッパのテープ部が取り付けられる。
また、ジッパのテープ部は、蓋側シェルと身側シェルのそれぞれの開口縁ないし開口縁近傍に軟質の合成樹脂部材を介して取り付けてもよい。
そして、ジッパのエレメントが互いに噛み合っているとき、すなわち、蓋側シェルと身側シェルが閉じられた状態のときに、該エレメントのスーツケース内方側に臨む噛み合い部分に近接して、例えば、プレート状の硬質の部材が並置されるように構成されている。
具体的には、ジッパに対してスーツケース内方側に位置する蓋側シェルおよび身側シェルのうちの少なくとも一方の縁部を延出させることによって、エレメントのスーツケース内方側に臨む噛み合い部分に、硬質の部材が並置されるようにするのがよい。
一例においては、上記縁部の延出部の寸法は、ジッパの幅(スライダのスライド方向に直交する方向)の寸法とほぼ同じ寸法にされる。
また、上記延出させる縁部は、スーツケースの寸法や形状に応じて、蓋側シェルおよび身側シェルの一方の縁部を延出させてもよいし、蓋側シェルと身側シェルの両方の縁部を延出させてもよい。
なお、蓋側シェルと身側シェルの両方の縁部を延出する場合、それぞれの延出部の端部近傍が重なり合うように係合させてもよいし、それぞれの延出部の端面がエレメントの噛み合い部位の直下を避けた位置で当接するように係合させてもよい。
さらには、それぞれの延出部のうちの一方の端部に形成された凹部に、他方の端部近傍が嵌まるように係合させるようにしてもよい。
しかし、蓋側シェルおよび身側シェルのうちの少なくとも一方の縁部を延出することによって硬質の部材を設置するのではなく、硬質の部材を別体で形成して、これを蓋側シェルおよび身側シェルのうちの少なくとも一方の縁部に、適当な固定手段によって取り付けるようにしてもよい。
そして、硬質の部材とジッパのエレメントの噛み合い部分との近接の程度は、ジッパのエレメントが互いに噛み合っているとき、噛み合い部分をスーツケースの外方側から押圧したときに押圧方向へ大きく撓むことがない位置に、硬質の部材が配置されていればよいが、望ましくは、硬質の部材とエレメントの噛み合い部分が接触する位置に配置するのがよい。
また、保安性を向上させるため、ジッパのスーツケース外側の少なくともエレメントが、布や軟質の合成樹脂などで形成された被せ部材によって覆い隠されるようにしてもよい。
本考案に係るスーツケースによれば、ジッパの閉じられたエレメントの噛み合い部分がスーツケースの延出部分によって該スーツケース内方側から支持されるので、該エレメントの噛み合い部分が道具などに有する鋭利な先端で強く押圧された場合でも、上記延出部分が台座となって該噛み合い部分をしっかりと支えるため、エレメントの互いの噛み合いを短時間で解除すなわち破壊することができなくなる。
すなわち、エレメントの噛み合い部分がスーツケース内方に大きく撓むことがないので、同撓みにより生じる噛み合い部分の破壊を阻止でき、従って、短時間でエレメントの噛み合い部分を解除(破壊)することが不可能になるので、窃盗犯に該噛み合い部分の解除を諦めさせることができ、エレメント部分のこじ開けによるスーツケース内収容物の盗難をゼロに等しくできる。
また、ジッパのケース外側の少なくともエレメントを、布や軟質の合成樹脂などで形成された被せ部材によって覆い隠しているものは、蓋側シェルと身側シェルの封着手段がジッパタイプなのかフレームを有するシャッターロックタイプなのかが一見しただけでは分からないので、窃盗犯に狙われることを著しく低減することができる。
本考案に係るスーツケースの一例を示す斜視図。 内装材を省略したスーツケースの一部断面図。 内装材を省略したスーツケースの一部断面図。 内装材を省略したスーツケースの一部拡大断面図。 内装材を省略したスーツケースの一部斜視断面図。
以下、本考案に係るスーツケースの実施例を、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
本スーツケース1は、図1に示すように、スーツケース1の本体たる蓋側シェル2および身側シェル3が蝶番(図示せず)などの開閉手段によって接続され、また、これら蓋側シェル2と身側シェル3は、それぞれの開口縁ないし開口縁の近傍に設けられたジッパ4によって閉または開にできるようになっている。
そして、同図1の蓋側シェル2と身側シェル3とを開にしているとき、身側シェル3の縁部3aが該身側シェル3に取り付けられたジッパ4のエレメント4bを過ぎた位置まで延びているように、身側シェル3は構成されている。
言い換えると、ジッパ4のエレメント4bは、身側シェル3の縁部3aの位置までは延びていない(図2を参照)。
一例として、エレメント4bよりも外方へ突出させる寸法すなわち身側シェル3における延出部3bの寸法は、ジッパ4の幅(スライダのスライド方向に直交する方向)の寸法とほぼ同じになっている。
一方、蓋側シェル2に取り付けられるジッパ4について、該ジッパ4のエレメント4bを有するテープ4aが、蓋側シェル2の縁部2aに取り付けられている(図2を参照)。
そして、図3示すように、ジッパ4のスライダ4cを操作して蓋側シェル2と身側シェル3のそれぞれのエレメント4bを噛み合わせて該蓋側シェル2と身側シェル3を閉じると、エレメント4bの噛み合い部分4dが、身側シェル3の縁部3aよりも内方の延出部3b上に近接して位置するようになっている。
以下、上述のように構成した本考案に係るスーツケースの作用について、図4にて説明する。
図4中の(a)図のように、スーツケース1における閉じられたジッパ4のエレメント4bの噛み合い部分4dが、図中の矢印Aのように道具などに有する鋭利な先端で強く押圧されると、図4中の(b)図のように、押圧部たる噛み合い部分4dと共にこの近傍の噛み合い部分4d、エレメント4b、テープ4aが押圧方向に撓み移動を開始する。
そして、撓み移動の直後に、テープ4aに備えるエレメント4bのスーツケース1内方側に臨む噛み合い部分4dが身側シェル3の延出部3bに当接して(図4中の(b)図を参照)、該エレメント4bの噛み合い部分4dと共にテープ4aの撓み移動が止まる。
上記、エレメント4bの噛み合い部分4dと共にテープ4aの移動が止まることで、蓋側シェル2と身側シェル3の各々に取り付けられたテープ4aがスーツケース1内方へ大きく撓み移動することによって、エレメント4bの噛み合いを引き離して解除する方向に作用する力を喪失させることができるので、該エレメント4bの噛み合い部分4dの噛み合いが維持される。
従って、短時間でエレメント4bの噛み合い部分4dを解除(破壊)することが不可能になるので、窃盗犯に該噛み合い部分4dの解除を諦めさせることができ、エレメント4b部分のこじ開けによるスーツケース1内収容物の盗難をゼロに等しくできる。
また、図5に示すように、ジッパ4を布や軟質の合成樹脂などで形成された被せ5によって覆い隠す場合もある。
実施例における図中の符号6は、ジッパ4と各シェル(蓋側シェル2、身側シェル3)との間に設けている軟質の合成樹脂部材、符号7は、収容物を押えるための内装材、符号8は、スーツケース1の持ち手である。
1…スーツケース
2…蓋側シェル
2a…縁部
3…身側シェル
3a…縁部
3b…延出部
4…ジッパ
4a…テープ
4b…エレメント
4c…スライダ
4d…噛み合い部分
5…被せ
6…軟質の合成樹脂部材
7…内装材
8…持ち手

Claims (3)

  1. 蓋側シェルと身側シェルとをジッパで封着する型式のスーツケースであって、
    ジッパのエレメントが互いに噛合しているとき、硬質の部材が、該ジッパのエレメントのスーツケース内方側に臨む噛合部分に近接して該噛合部分に並置されてなることを特徴とするスーツケース。
  2. 上記硬質の部材は、ジッパに対してスーツケース内方側に位置する蓋側シェルおよび身側シェルのうちの少なくとも一方の縁部が延出されたものであることを特徴とする請求項1に記載のスーツケース。
  3. 上記ジッパのエレメントのスーツケース外方側の部分が、覆い隠されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスーツケース。
JP2012001077U 2012-02-28 2012-02-28 スーツケース Expired - Lifetime JP3175559U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001077U JP3175559U (ja) 2012-02-28 2012-02-28 スーツケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001077U JP3175559U (ja) 2012-02-28 2012-02-28 スーツケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3175559U true JP3175559U (ja) 2012-05-17

Family

ID=48002594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012001077U Expired - Lifetime JP3175559U (ja) 2012-02-28 2012-02-28 スーツケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3175559U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192830A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 グローブライド株式会社 収納空間補強構造
JP2016106891A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 株式会社ティーアンドエス
JP2019209112A (ja) * 2018-11-13 2019-12-12 株式会社 プラスワン スーツケース

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192830A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 グローブライド株式会社 収納空間補強構造
JP2016106891A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 株式会社ティーアンドエス
JP2019209112A (ja) * 2018-11-13 2019-12-12 株式会社 プラスワン スーツケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102581670B1 (ko) 지퍼 잠금 장치가 장착된 여행 가방
JP6379003B2 (ja) チャイルドレジスタンス機能付チャック及びチャック付包装袋
JP2013142004A (ja) ボタン式容器栓
JP3175559U (ja) スーツケース
ITMI20101913A1 (it) Sistema integrato per l'apertura e la chiusura di una valigia per motocicli e per l'aggancio e lo sgancio di tale valigia rispetto al motociclo
JP2014218258A5 (ja)
EP3438385B1 (en) Lock for transportable containers, such as trunks, suitcases, cases, trolleys and the like
JP5167503B2 (ja) スライドファスナーの施錠構造
JP3182710U (ja) 容量が可変できるスーツケース
JP2010005369A5 (ja)
US20160236836A1 (en) Storage container with zipper closure
JP5429800B2 (ja) ワンタッチ開閉キャップ
JP7159826B2 (ja) 鞄カバー及びカバー付き鞄
JP3210946U (ja) 収納体の施錠構造及び収納体
TWM479969U (zh) 箱用拉鍊鎖裝置
JP5753499B2 (ja) スーツケース
JP2016036503A (ja)
JP2007182721A (ja) キャビネット
CN113040490B (zh) 固定装置以及加固箱体
JP5281622B2 (ja) かばん
JP7113477B2 (ja) ロック装置を装着可能な開閉式構造体のロック機構
JP3186449U (ja) ダブルロック機能付きスーツケース
JP5370645B2 (ja) バッグ
TWM568820U (zh) Improvement of the structure of the storage box (26)
JP5998629B2 (ja) 車両用ドア

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3175559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150418

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term