JP3175164U - 釘抜き工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】釘抜き部の基端に釘抜き操作の際の支点を複数設けることで支点の滑りを防止し、力点に加える力を一定にすることで作業性を向上させる釘抜き工具を提供する。
【解決手段】先端方向に拡開して左右二股形状22を成し、釘を挟み込む釘抜き部2,3と、この釘抜き部の基端21から所定角度で接続された棒状の柄4より構成されている釘抜き工具1である。前記釘抜き部の基端21には釘抜き操作の際の支点23を2箇所有しており、この支点間の底部は平坦面24で接続されている。これにより、釘抜き作業中に力点が滑ることなく、加える力を一定にすることで作業性が向上し、さらに、釘長の長短に対しても、支点を変えることで容易に釘抜きすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、釘を容易に引き抜くようにした釘抜き工具であり、より詳しくは、釘抜き部の基端に釘抜き操作の際の支点を複数有しており、この支点位置の滑りを防止することで作業性を向上させた釘抜き工具に関するものである。
従来、釘抜き工具として様々なものがある。例えば、所定の部材に打ち込まれた釘の頭を引っ掛けるための溝がその一端側に形成された頭部と、この頭部の他端部に形成されてこの頭部とは所定の角度を有して延びる所定長さの柄部とを有する釘抜きにおいて、上記溝に上記釘の頭を引っ掛けたとき、釘が打ち込まれた上記部材に当接することで釘ぬき時の支点を構成する上記頭部の底面を、上記溝の開放端からその閉止端を含む平坦な平坦面と、その平坦面から連続し、平坦面と平行な軸を中心に所定曲率で湾曲した湾曲面とで構成し、釘抜きの支点が上記平坦面と上記湾曲面との境界から開始されて湾曲面に徐々に移行するように構成した釘抜きバールが開示されている(特許文献1参照)。
また、棒状に形成され、作用点,或いは支点となる先端部と、力点となる基端部と、先端部と基端部間の所定の中間部分において支点又は作用点として働く屈曲部を有し、屈曲部は滑りを止める非平滑面を有しているバールが開示されている(特許文献2参照。)。
実登録第3169360号公報 実開平5−81198号公報
特許文献1に記載の釘抜きバールは、釘抜きの支点が平坦面と湾曲面との境界から開始されて湾曲面に徐々に移行するように構成されているので、釘の抜き始めの支点と作用点の距離は短いが、釘抜きの進行に合わせて支点と作用点の距離が漸次長くなる。このため、力点に加える力を徐々に強くなければならないだけでなく、支点移行中に板と支点間で滑りが生じて釘抜きバールが釘から外ずれるという問題がある。
特許文献2に記載のバールは、支点或いは作用点として働く屈曲部に滑りを止める非平滑面(凹凸)を設けたものである。この構成では前記と同様に釘の抜き始めの支点と作用点の距離は短いが、釘抜きの進行に合わせて支点と作用点の距離が漸次長くなるので、力点に加える力を徐々に強くなければならない。また、非平滑面(凹凸)を設けてはいるが、支点が移行する構造となっているので、板と支点間で滑りが生じるという問題は依然として存在する。
本考案は、前記課題を解決するため成されたものであり、釘抜き部の基端に釘抜き操作の際の支点を複数設けることで支点の滑りを防止し、力点に加える力を一定にすることで作業性を向上させる釘抜き工具を提供することを目的としている。
本考案の請求項1にかかる釘抜き工具は、先端方向に拡開して左右二股形状を成し、釘を挟み込む釘抜き部と、この釘抜き部の基端から所定角度で接続された棒状の柄より構成されている釘抜き工具であり、前記釘抜き部の基端には釘抜き操作の際の支点を2箇所有しており、この支点間の底部は平坦面で接続されている。これにより、釘抜き作業中に力点が滑ることなく、加える力を一定にすることで作業性が向上し、さらに、長い釘でも支点を変えることで容易に釘抜きすることができる。
本考案の請求項2にかかる釘抜き工具は、前記釘抜き部と前記柄の接続部分に、前記釘抜き部を隙間に挿入するために金槌等で叩く頭部が形成されている。これにより、釘頭が板面に密着またはめり込んで、釘抜き部を釘頭と板面間に挿入し難い場合でも、前記頭部を金槌等で叩くことにより、前記釘抜き部を隙間に容易に挿入することができる。
本考案の請求項3にかかる釘抜き工具は、前記釘抜き部と接続された前記柄の反対側の端部には、前記釘抜き部の基端に釘抜き操作の際の支点が滑らかな曲線状に形成されている。これによれば、板材を引き剥がす際に、前記釘抜き部を板面の隙間に挿入することができ、作用点を押し下げることで、容易に板材を持上げることができる。
本考案の請求項4にかかる釘抜き工具は、前記釘抜き部と接続された前記柄の反対側の端部には、釘抜き操作の際の支点を2箇所有しており、この支点間の底部は平坦面で接続されている。これによれば、釘長の長短に合わせて前記何れかの釘抜き部を選択することができるので、作業効率が向上する。
本考案の釘抜き工具によれば、釘抜き作業中に力点が滑ることなく、加える力を一定にすることで作業性を向上することができ、釘頭が板面に密着またはめり込んで、釘抜き部を釘頭と板面間に挿入し難い場合でも、前記頭部を金槌等で叩くことにより、前記釘抜き部を隙間に容易に挿入することができる。また、板材を引き剥がす際に、板面の隙間に容易に挿入することができ、作用点を押し下げて板材を持上げることができる。さらに、釘長の長短に合わせて前記何れかの釘抜き部を選択することができるので、作業効率が向上する。
本考案の実施形態を示す釘抜き工具であり、(a)は正面図、(b)はA矢視図、(c)はB矢視図である。 本考案の他の実施形態を示す釘抜き工具の正面図である。 本考案の釘抜き工具で釘頭を板面から引出す説明図である。 本考案の釘抜き工具で釘を引き抜く説明図である。
以下、本考案の釘抜き工具について、図面に基づいて詳細に説明する。図1において、釘抜き工具1は、鉄鋼材料等からなる棒状の柄4と、前記柄4の両端に設けられて先端方向に拡開して左右二股形状22を成し、釘を挟み込む釘抜き部2、3より構成されている。前記柄4と釘抜き部2、3は一体的に形成または溶接の何れでもよい。また、前記柄4の断面は、楕円、円あるいは多角形の何れでもよく、手等で把持し易いように形成する。
前記柄4の一方の釘抜き部2は、前記柄4の基端21の軸心と所定角度に、例えば、100度〜120度で接続されている。また、釘抜き部2は、基端21から先端方向に拡開して左右二股形状22を成し、釘を挟み込むように形成されている。釘抜き部2の基端21の底面には、釘抜き操作の際の支点23が2箇所設けられており、この支点23間は平坦面24で接続されている。さらに、前記釘抜き部2と前記柄4の接続部分には、前記釘抜き部2を隙間に挿入するために金槌等(図示しない)で叩く頭部25が形成されている。
前記柄4の他方の釘抜き部3は、前記柄4の基端31の軸心と所定角度に、例えば、20度〜40度で接続されている。釘抜き部3は、基端31から先端方向に拡開して左右二股形状22を成し、釘を挟み込むように形成されている。また、釘抜き部3の基端31の底面には、釘抜き操作の際の支点26が滑らかな曲線状に形成されている。なお、前記一方の釘抜き部2と前記他方の釘抜き部3の先端は、互いに逆向きに延設されている。
図2は、本考案の他の実施形態を示す釘抜き工具1aの正面図である。図2において、柄4の両端には、図1(a),(b)と同様に、基端21,31から先端方向に拡開して左右二股形状22を成し、釘を挟み込む釘抜き部2,5が夫々延設されている。また、釘抜き部2,3の基端21,31の底面には、釘抜き操作の際の支点23,33が各2箇所設けられており、この支点23,33間は平坦面24,34で接続されている。なお、前記一方の釘抜き部2と前記他方の釘抜き部5の先端は、互いに逆向きに延設されている。
ただし、前記両端の釘抜き部2,5と柄4間の取り付け角度は相違しており、例えば、一方は100度〜120度で接続されており、他方は20度〜100度で接続されている。なお、この角度はこれに限定されるものではなく、適宜変更することができる。
図3および図4に基づいて、釘を引き抜く手順を説明する。図3において、板面11に釘10が打設されており、該釘10の釘頭は板面11に密着している。釘抜き工具1の一方の釘抜き部2の先端を、前記釘頭と板面11の間に当接して、頭部25を金槌(ハンマー)で叩くと、前記釘抜き部2の先端が前記釘頭と板面11の間に挿入される。次に、前記釘抜き工具1を取り除くと、前記釘頭と板面11の間に隙間ができる。
図4において、前記釘頭と板面11の間の隙間に、釘抜き工具1の一方の釘抜き部2の先端を挿入し、先端側の支点23を板面11に当接させた状態で、柄4を矢印方向に押し下げることにより、釘10を板面11から引き抜くことができる。なお、長釘で釘先が板面11から抜け出ない場合は、後端側の支点23を板面11に当接させた状態で、柄4を矢印方向に押し下げることにより、釘10を板面11から引き抜くことができる。
本考案は、釘を軽く引き抜くようにするために、釘抜き部の基端に釘抜き操作の際の支点を複数有しており、この支点位置の滑りを防止することで作業性を向上させた釘抜き工具である。したがって、建設業従事者だけではなく、一般家庭や企業等において広く活用することができる。
1、1a 釘抜き工具
2 一方の釘抜き部
3,5 他方の釘抜き部
4 柄
10 釘
11 板面
21,31 基端
22 左右二股形状
23,26、33 支点
24,34 平坦面
25 頭部

Claims (4)

  1. 先端方向に拡開して左右二股形状を成し釘を挟み込む釘抜き部と、この釘抜き部の基端から所定角度で接続された棒状の柄より構成されている釘抜き工具において、
    前記釘抜き部の基端には釘抜き操作の際の支点を複数有しており、この支点間の底部は平坦面で接続されていることを特徴とする釘抜き工具。
  2. 前記釘抜き部と前記柄の接続部分に、前記釘抜き部を隙間に挿入するために金槌等で叩く頭部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釘抜き工具。
  3. 前記釘抜き部と接続された前記柄の反対側の端部には、前記釘抜き部の基端に釘抜き操作の際の支点が滑らかな曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釘抜き工具。
  4. 前記釘抜き部と接続された前記柄の反対側の端部には、釘抜き操作の際の支点を複数有しており、この支点間の底部は平坦面で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の釘抜き工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130134253A (ko) * 2012-05-30 2013-12-10 주식회사 로보빌더 리벳툴
WO2015130147A1 (ko) * 2014-02-28 2015-09-03 주식회사 로보티즈 탄성리벳 탈착용 리벳툴

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KR20130134253A (ko) * 2012-05-30 2013-12-10 주식회사 로보빌더 리벳툴
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