JP3174022U

JP3174022U - 圧力ゲージ

Info

Publication number: JP3174022U
Application number: JP2011007543U
Authority: JP
Inventors: フンイェチェン
Original assignee: フンイェチェン
Priority date: 2011-12-21
Filing date: 2011-12-21
Publication date: 2012-03-01
Anticipated expiration: 2021-12-21

Abstract

【課題】体積が小さく、精密な圧力ゲージを提供する。
【解決手段】台座と、回転可能に台座に位置する回転軸及び扇形歯車と、回転軸の端部に連接される指針と、圧力来源に連接されるスプリングチューブとを備え、回転軸は扇形歯車との互いの喫合伝動に用いる喫合部を備える。スプリングチューブの移動可能な末端に弾き棒が設けられ、扇形歯車にはそれに対応して弾き棒の嵌め付けに供する嵌め孔が設けられる。スプリングチューブの末端が圧力の変化によって移動するとき、弾き棒と嵌め孔の連動によって扇形歯車が回され、更に進んで回転軸と連動する指針を動かして回す。
【選択図】図２

Description

本考案は圧力ゲージ(gauge)に関するもので、特に、流体の圧力を測る圧力ゲージを指したものである。

図１に示すのは従来の圧力ゲージ１の構造である。圧力ゲージ１は台座１１と、台座１１内に設けられる彎曲スプリングチューブ(spring tube)１２と、回転可能な歯車連棒１３と、歯付き軸１４と、歯付き軸１４に連接する指針１５と、復位ばね１６とを含む。そのうち、湾曲スプリングチューブ１２は圧力源に連接され、圧力の大きさに伴って彎曲の曲げ率を変え、更に歯車連棒１３の歯付き端部を経て歯付き軸１４を動かして回転させ、更に進んで指針１５を回転し、指針１５の回転によって目盛盤（図面には示されていない）で圧力値を示す。それと同時に、歯付き軸１４の回転により復位ばね１６に弾性位置エネルギー(energy)が貯存され、歯付き軸１４が元位置に復帰する力を提供する。

ところが、前記の従来の圧力ゲージ１の構造は全体的体積が大きいので、小さい空間には適合しない。このほか、それは歯車連棒１３の歯付き端部で歯付き軸１４を動かして指針１５を回す方式を用いているため、一般の回し可能な角度が小さく、最も多いものでも９０度しか回せず、表示に於ける精密さもやや低い。

そこで、本考案の目的は体積の小さい、表示の精密さを高めることができる圧力ゲージを提供することである。

本考案の圧力ゲージは台座と、回転可能に台座に位置する回転軸及び扇形歯車と、回転軸の端部に連接される指針と、圧力源に連接されるスプリングチューブとを備え、回転軸には扇形歯車との互いの喫合伝動に用いられる喫合部を備える。それの特徴はスプリングチューブの移動可能な末端に弾き棒が設けられ、扇形歯車には対応して弾き棒の嵌め付けに供する嵌め孔が設けられ、スプリングチューブの末端が圧力の変化によって移動したとき、弾き棒と嵌め孔の連動によって扇形歯車が回され、更に進んで回転軸と連動する指針を動かして回す。

従来の圧力ゲージの断面意表図である。本考案の圧力ゲージの最適実施例を示す構造意表図である。

本考案の前述及びその他技術内容、特徴と機能について、添付の図面と合わした最適実施例の詳細説明に於いてより詳しく説明する。

図２に示すように、本考案の圧力ゲージ２は台座２１と、回転可能に台座２１に位置する回転軸２２及び扇形歯車２３と、回転軸２２の端部に連接される指針２４と、圧力来源に連接されるスプリングチューブ２５とを備える。

台座２１は第一支え部２１１及び第二支え部２１２を備え、第一支え部２１１は概して横方向の直線延伸に現われ、かつ、ゲージの中心を通過する位置にある。第二支え部２１２は第一支え部２１１の両端にそれぞれ連接されて半円形の彎曲状を形成しする。回転軸２２は回転可能に第一支え部２１１の中心位置に設置され、扇形歯車２３は回転可能に第二支え部２１２の中心位置に設置される。

回転軸２２は喫合部２２１を備え、本実施例に於いてそれは歯車であり、それは扇形歯車２３の歯のある側辺と互いに喫合して伝動され、かつ回転軸２２にはコイルばね（図面には示されていない）が設置され、それは回転軸２２（指針２４）に元の位置に復帰する弾性力を提供する。

スプリングチューブ２５は螺旋の渦巻き状に現われ、中心に近い位置は圧力源との連通に用いられ、外側の移動可能な末端には弾き棒２５１が設けられる。圧力がある場合、弾き棒２５１は中心から遠ざかる方向へ移行し、扇形歯車２３はそれに対応して弾き棒２５１を通し、かつ嵌め付けるための嵌め孔２３１が設けられる。スプリングチューブ２５の末端が圧力の変化によって移行したとき、弾き棒２５１と嵌め孔２３１の連動によって扇形歯車２３を回し、更に進んで回転軸２２に連動される指針２４を動かして回す。

上述の構造配置により、本考案の圧力ゲージは、全体的体積は集中して縮小し、同時に扇形歯車２３を用いて回転軸２２を動かし、そのために指針２４の回し範囲は拡大し、最高は２７０度の回し範囲に達し、指示の精密さも大幅に高められる。

以上に述べたのは本考案の最適実施例だけであり、それは本考案の範囲を限定するものではなく、およそ本考案の特許登録請求の範囲及び新型の説明内容によって行われた同等効果の変化及び改修は、すべて本考案の特許範囲に属するものである。

１圧力ゲージ
１１台座
１２彎曲スプリングチューブ
１３歯車連棒
１４歯付き軸
１５指針
１６復位ばね
２圧力ゲージ
２１台座
２１１第一支え部
２１２第二支え部
２２回転軸
２２１喫合部
２３扇形歯車
２３１嵌め孔
２４指針
２５スプリングチューブ
２５１弾き棒

Claims

圧力ゲージの一種であって、台座と、回転可能に台座に位置する回転軸及び扇形歯車と、回転軸の端部に連接される指針と、圧力来源に連接されるスプリングチューブとを備え、回転軸は扇形歯車との互いの喫合伝動に用いられる喫合部を備え、それの特徴はスプリングチューブの移動可能な末端に弾き棒が設けられ、扇形歯車にはそれ対応して弾き棒の嵌め付けに供する嵌め孔が設けられ、スプリングチューブの末端が圧力の変化によって移動するとき、弾き棒と嵌め孔の連動によって扇形歯車が回され、更に進んで回転軸と連動する指針を動かして回すことを特徴とする圧力ゲージ。
前記回転軸の喫合部は歯車であることを特徴とする請求項１記載の圧力ゲージ。
前記台座は第一支え部及び第一支え部に連接される第二支え部を備え、回転軸は回転可能に第一支え部に設置され、扇形歯車は回転可能に第二支え部に設置されることを特徴とする請求項１記載の圧力ゲージ。