JP3173090B2 - ストップウォッチ装置 - Google Patents

ストップウォッチ装置

Info

Publication number
JP3173090B2
JP3173090B2 JP35407891A JP35407891A JP3173090B2 JP 3173090 B2 JP3173090 B2 JP 3173090B2 JP 35407891 A JP35407891 A JP 35407891A JP 35407891 A JP35407891 A JP 35407891A JP 3173090 B2 JP3173090 B2 JP 3173090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lap
time
register
switch
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35407891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05180959A (ja
Inventor
神▼ざき▲隆司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP35407891A priority Critical patent/JP3173090B2/ja
Publication of JPH05180959A publication Critical patent/JPH05180959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3173090B2 publication Critical patent/JP3173090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストップウォッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スタートスイッチの操作により計
時を開始した後、ラップスイッチを最初に操作するとス
タートからのラップ時間を求めてメモリに記憶し、その
後、ラップスイッチが操作される毎に前回のラップスイ
ッチ操作から今回のラップスイッチ操作までのラップ時
間を求めてメモリに記憶していくストップウォッチ装置
が実用に供せられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如きス
トップウォッチ装置では、前回のラップ時間に比較して
今回のラップ時間が長いか、短いかを調べるためには前
回のラップ時間と今回のラップ時間とを利用者が自から
比較しなければならず、この作業は極めて面倒であっ
た。本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもの
で、今回のラップ時間は前回のラップ時間より長くなっ
ているか、短くなっているかを、極めて容易に認識でき
るストップウォッチ装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ラップスイッチ操作の度に、得られたラ
ップ時間とメモリに記憶している前回のラップ時間とを
比較し、その結果を、順次、表示していくようにした。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例により、本発明を
具体的に説明する。構成 図1は、本実施例の回路構成を示すものである。すなわ
ち、本実施例は、CPU1を中心に他の回路部がこれに
接続する構成となっている。CPU1は、送られてくる
データを処理・加工して送出すると共に各回路部に信号
を送って、それらを制御する回路である。
【0006】発振回路2は、常時、一定周波数の信号を
送出している回路である。分周回路3は、発振回路2か
らの信号を分周して、100Hz信号および1Hz信号
を得て、前者をアンドゲート10に、後者を時刻計数回
路4に送出する回路部である。時刻計数回路4は、上記
分周回路3からの1Hz信号を計数して、現在時刻Tお
よび当日の日付Dを得て、これらをCPU1に送出する
回路である。モータ駆動回路5は、時刻計数回路4から
の信号を得て、ステップモータ6を駆動する回路であ
り、ステップモータ6は、モータ駆動回路5に駆動され
て回転して回転力を輪列機構7を介して指針8に与え該
指針8を運針する。
【0007】RSフリップフロップ9は、CPU1から
のセット信号を得てセット状態となり、出力Qを送出
し、また該セット状態においてCPU1からのリセット
信号を受けてリセット状態となり上記出力Qの送出を停
止する回路である。アンドゲート10は、上記RSフリ
ップフロップ9からの出力Qを受けて開成して分周回路
3からの100Hz信号をストップウォッチ計数回路1
1に送出する回路である。ストップウォッチ計数回路1
1は後述のストップウォッチモードにおいてアンドゲー
ト10を介して送られてくる上記100Hz信号を計数
して経過時間STを計数して、この経過時間STをCP
U1に送出すると共に、CPU1からのクリア信号Cを
得て、上記計数した経過時間STをクリアする回路であ
る。
【0008】RAM12は、CPU1に制御されて、C
PU1からのデータを記憶し、また記憶しているデータ
をCPU1に送出する回路部である。スイッチ部13は
各種スイッチを備え、それらのいずれかが操作されたと
きに、対応するスイッチ入力信号をCPU1に送出する
回路部である。表示部14は、CPU1からのラップ時
間、ラップ順位等を表示する回路部である。
【0009】図2は、前記RAM12の構成を詳細に示
すものである。モードレジスタMは、モードを指定する
レジスタであり、0がセットされているときは、現在時
刻を指針表示すると共に現在時刻と日付をデジタル表示
する時計モードを指定し、1がセットされているとき
は、本実施例をストップウォッチとして利用する際のス
トップウォッチモードを指定する。スタート・ストップ
フラグFSは、上記ストップウォッチモードにおいて、
実際に時間経過を計測している間、1がセットされるフ
ラグである。ラップフラグFLは、ラップ計測に際して
操作されるラップスイッチの操作後の一定時間だけ1が
セットされるフラグである。ラップ回数レジスタIは、
何番目の計測に係るラップ時間であるかを示す値がセッ
トされるレジスタである。読出メモリ指定レジスタY
は、ラップの計測後に記憶してある複数のラップ時間を
順次、読出していく際に、読出しの対象とするラップ時
間をそれを記憶するメモリの番号により指定するレジス
タである。ラップ変化フラグXは今回のラップ時間が前
回のラップ時間より短いときに1がセットされるフラグ
である。ラップレジスタLは、計測した今回のラップ時
間がセットされるレジスタである。ラップ順位レジスタ
Pは、表示中のラップ時間は、今回の計測に際して何番
目に短いものかを示すラップ順位がセットされるレジス
タである。ラップ記憶メモリM1〜M50はそれぞれ第
1回目、第2回目、……第50回目に計測したラップ時
間が記憶されるメモリである。ラップ変化メモリN0〜
N9は、ラップ変化フラグXの値が順次、記憶されてい
くシフトレジスタであり、ラップ変化メモリN0には最
も新しいラップ変化フラグXの値が記憶され、ラップ変
化メモリN9には10回前のラップ変化フラグXの値が
記憶される。
【0010】図3は、本実施例の外観を示すものであ
る。すなわち文字板15上には時針16、分針17が設
けられ、これらの回転中心の上方側には現在時刻、経過
時間ST或いはラップ時間がラップ番号(何番目に計測
したラップかを示す番号)と共に表示される第1表示パ
ネル18が配設され、また上記第1表示パネル18の左
下方には前記ラップ順位レジスタPにセットされている
ラップ順位が表示される第2表示パネル19が設けら
れ、更に指針の回転中心の下方側には、上下に並んだ2
ケのインジケータが前記ラップ変化メモリN0〜N9に
対応して10組、横一列に配設されている第3表示パネ
ル20が設けられている。
【0011】動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作について
説明する。図4は、本実施例の動作の概要を示すジェネ
ラルフローチャートであり、ステップS1ではスイッチ
部13のいずれかのスイッチが操作されて、スイッチ入
力があったかを判断し、スイッチ入力があったときは、
ステップS2で対応するスイッチ処理を実行した後にス
テップS3に進むが、スイッチ入力がなかったときは、
ステップS1から、直接、ステップS3に進む。ステッ
プS3の表示処理では、第1表示パネル18等に各種デ
ータを表示するが、該表示処理の実行後はステップS1
に戻り、以下同様の動作を繰返す。
【0012】図5は上記図4のステップS2のスイッチ
処理を詳細に示すものであり、図6は図4のステップS
3の表示処理を詳細に示すものであり、また、図7は、
ラップ計測時における表示の変遷を示す図である。以
下、上記図面を参照しながら、各種状態における動作を
説明していく。
【0013】例えば、いまモードレジスタMに0がセッ
トされており、時計モードになっているものとし、これ
から本実施例をストップウォッチとして利用すべくスト
ップウォッチモードにするには、スイッチ部13のモー
ドスイッチを操作する。このとき当該操作によるスイッ
チ入力を図4のステップS1で検出しステップS2のス
イッチ処理、すなわち図5のフローチャートに進み、ス
テップS5で操作されたのはモードスイッチであること
を判断し、ステップS6でモードレジスタMの値を0か
ら1に反転して上記ストップウォッチモードにする。続
く図4のステップS3すなわち図6の表示処理では、ス
テップS45で既にモードレジスタMの値は0でないこ
とを判断し、ステップS47でスタート・ストップフラ
グFSの値が未だ0であることを判断し、ステップS4
8では読出メモリ指定レジスタYの値が未だ0であるこ
とを判断し、ステップS49では、ストップウォッチ計
数回路11からの経過時間STを表示部14の第1表示
パネル18に表示するが、この場合は計測開始前である
ので上記第1表示パネル18には0時間00分00秒0
0が表示される。上記の如き表示処理を実行した後は、
図4のステップS1に戻る。
【0014】以上の如くして、ストップウォッチモード
にした後には、計測開始時にスイッチ部13のスタート
・ストップスイッチを操作する。この場合、図5のステ
ップS5、S7を経てステップS8に進み、ここでスタ
ート・ストップスイッチが操作されたことを検出し、次
いでステップS9では計測開始時に1がセットされるべ
きスタート・ストップフラグFSには、まだ0がセット
されていることを検出して、その上でステップS10に
おいて上記スタート・ストップフラグFSに1をセット
する。然る後、ステップS11では、RSフリップフロ
ップ9にセット信号を送って、このRSフリップフロッ
プ9から出力Qを送出せしめるが、この出力Qによりア
ンドゲート10が開成し、分周回路3からの100Hz
信号が該アンドゲート10を経てストップウォッチ計数
回路11に送られて、ストップウォッチ計数回路11
は、以後、該信号を計数して経過時間STを得て、これ
をCPU1に送出する。そして、続く表示処理では、ス
テップS45、S47を経て、ステップS51でラップ
フラグFLの値は0になっていることを判断し、ステッ
プS52ではCPU1から送られてくる経過時間STを
表示部14の第1表示パネル18に表示し、ステップS
53に進みラップ順位レジスタPにセットされているラ
ップ順位を第2表示パネル19に表示するが、この場合
は未だラップ計測を行なっていないので、0が表示され
る。上記ステップS53の処理を実行した後は、ステッ
プS54においてラップ回数レジスタIの値は、2以上
になっていないことを判断し、当該表示処理を終了す
る。
【0015】以上の如くして、時間が経過して、最初の
ラップ時間計測タイミングに至ったときは、そのタイミ
ングに合わせて、スイッチ部13のラップ・リセットス
イッチを操作する。該操作は、図5のステップS15で
検出され、ステップS16ではスタート・ストップフラ
グFSの値は1で、既に経過時間の計測を開始している
ことを判断し、更にステップS17ではラップフラグF
Lに1をセットし、次のステップS18ではラップ回数
レジスタIの値を1だけ大きい値すなわち、この場合は
1とする。然る後、ステップS19でラップ回数レジス
タIの値は2以上になっていないことを判断し、ステッ
プS29でストップウォッチ計数回路11からの経過時
間STを第1回目のラップ時間としてラップ記憶メモリ
M1に記憶する。次いで表示処理では、ステップS4
5、S47を経てステップS51でラップフラグFLの
値が既に0でなく、1になっていることを判断し、ステ
ップS56に進みラップ回数レジスタIで指定されるラ
ップ記憶メモリすなわち上記ラップ記憶メモリM1に記
憶されているラップ時間を文字板15に表示する。な
お、この場合、文字板15には、上記ラップ時間と共に
ラップ回数レジスタIの値をラップNo.として表示す
る。以上の処理により、文字板15には例えば図7のa
に示す如き表示がなされる。
【0016】次いでステップS57ではラップフラグF
Lの値が1になってから、すなわち今回のラップ計測か
ら未だ一定時間が経過していないことを判断しステップ
S53に進み、第2表示パネル19にラップ順位レジス
タPのラップ順位を表示するが、この場合、ラップ時間
は未だ1つだけしか得られていず順位の比較対象がない
ので0が表示される。そしてステップS54ではラップ
回数レジスタIの値が1で2以上になっていないことを
判断して当該表示処理を終える。従って、上記ステップ
S54からステップS55へは進まず、第3表示パネル
20への表示は行なわれない(図7のg参照)。
【0017】上記処理の後は図1のステップS1に戻
り、以下、スイッチ操作がない限り、ステップS3の表
示処理(すなわち図6のステップS45、S47、S5
1、S56、S57、S53、S54)と上記ステップ
S1の処理を繰返すことになり、上記ラップ時間等の表
示が続けられる。そして、前記一定時間が経過したとき
は、図6のステップS57でそれを検出し、ステップS
58に進みラップフラグFLの値を0に戻し、前記ステ
ップS53、S54と進み表示処理を終える。以上の如
くして、一定時間経過後の処理を終えた後は、表示処理
のステップS51で、ラップフラグFLが0に戻ってい
ることを判断してステップS52で第1表示パネル18
にストップウォッチ計数回路11からの経過時間STを
表示し、ステップS53、S54を経て、当該表示処理
を終え、以後は、上記処理を繰返すことになる。すなわ
ちラップ・リセットスイッチを操作したときは、第1表
示パネル18に一定時間だけその回のラップ時間を表示
し、その後は、スタート・ストップスイッチを操作した
後からの経過時間STの表示に戻ることになる。
【0018】以上の如くして、第1回目のラップ時間計
測後から時間の経過があり、第2回目のラップ時間計測
のタイミングに至ったときは、そのタイミングに合わせ
て、ラップ・リセットスイッチを操作する。このとき、
該操作を図5のステップS15で検出し、ステップS1
6でスタート・ストップフラグFSの値が1であること
を判断し、ステップS17でラップフラグFLの値を1
とし、ステップS18でラップ回数レジスタIの値を1
だけ大きい2とし、ステップS19で該ラップ回数レジ
スタIの値が2以上になっていることを判断し、ステッ
プS20に進む。ステップS20では、ストップウォッ
チ計数回路11からの経過時間STから今までのラップ
時間の合計(この場合はラップ記憶メモリM1に記憶さ
れているラップ時間のみ)を減じその結果を今回のラッ
プ時間としてラップレジスタLにセットする。次いでス
テップS21では当該ラップレジスタLの今回のラップ
時間とラップ記憶メモリM1〜M50に記憶されている
ラップ時間(この場合はラップ記憶メモリM1のラップ
時間のみ)とを比較し、今回のラップ時間の順位を求め
て、これをラップ順位レジスタPにセットし、ステップ
S22でラップレジスタLにセットしておいた今回のラ
ップ時間をラップ回数レジスタIの値で指定されるラッ
プ記憶メモリすなわちラップ記憶メモリM2に記憶す
る。次いでステップS23では今回のラップ時間は前回
のラップ時間より短かくなっており、ラップは速くなっ
ているかを判断し、速くなっているときはステップS2
4でラップ変化フラグXに1をセットし、逆に遅れてい
るときはステップS27でラップ変化フラグXに0をセ
ットする。そしてステップS25ではラップ変化メモリ
N0からラップ変化メモリN1へ、ラップ変化メモリN
1からラップ変化メモリN2へ、以下同様にしてラップ
変化メモリN8からラップ変化メモリN9へと記憶デー
タ(0又は1)をシフトして記憶してラップ変化メモリ
N0を空けて、ステップS26で該ラップ変化メモリN
0にラップ変化フラグXのデータ(すなわちラップが前
回より速くなっているか否かを示す0又は1)を記憶す
る。然る後、表示処理では、ステップS45、S47、
S51を経てステップS56に至り、ラップ回数レジス
タIの値で指定されるラップ記憶メモリすなわち上記ラ
ップ記憶メモリM2のラップ時間を第1表示パネル18
に表示する。なお、この場合も、第1表示パネル18に
は上記ラップ時間と共にラップ回数レジスタIの値をラ
ップNo.として表示する。これにより、第1表示パネ
ル18の表示は、例えば図7のbの如くになる。次いで
ステップS57を経てステップS53ではラップ順位レ
ジスタPのラップ順位が第2表示パネル19に表示さ
れ、ステップS54ではラップ回数レジスタIの値が2
以上になっていることを判断してステップS55に進
む。ステップS55では、ラップ変化メモリN0〜N9
のうちデータが記憶されているものすなわちラップ変化
メモリN0のデータに基づいた表示を第3表示パネル2
0に行なう。すなわちこの場合はラップ変化メモリN0
のデータに応じて第3表示パネル20のインジケータ対
の上側のもの(ラップ変化メモリN0のデータが1のと
き)又は下側のもの(ラップ変化メモリN0のデータが
0のとき)を点灯表示を行なう。例えばラップ変化メモ
リN0のデータが1で今回、すなわち2回目のラップ時
間が前回すなわち1回目のラップ時間より短かくなって
いるときは、第3表示パネル20の表示は図7のhの如
くになる。そして、この場合も上記の如き表示が一定時
間、継続し、その後、ステップS57で一定時間の経過
を検出し、ステップS58でラップフラグFLの値を0
に戻し、ステップS53〜S55と進むが、その後の表
示処理ではステップS45、S47、S51と進みステ
ップS51でラップフラグFLの値が0になっているこ
とを判断し、ステップS52に進み、第1表示パネル1
8にストップウォッチ計数回路11からの経過時間ST
を第1表示パネル18に表示し、然る後、ステップS5
3〜S55の処理へと進む。すなわち1回目のラップ計
測後と同様に第1表示パネル18には、一定時間だけラ
ップ時間を表示しその後は経過時間STを表示する。
【0019】以下、第3、4、5……回目のラップ計測
の度に、上記同様の処理が行なわれていき、第1表示パ
ネル18、第3表示パネル20の表示は例えば図7のc
〜f、i〜lに示す如くになる。
【0020】なお、この場合、図7のfおよびlに示す
ように、第11回目のラップ計測後には第3表示パネル
20の全てのインジケータ対が利用され、ラップ変化メ
モリN0〜N9のすべてにラップ変化データが記憶され
る。従って次の第12回目のラップ計測に際しては、図
5のステップS26におけるラップ変化メモリN0〜N
9のシフト処理により、それまでラップ変化メモリN9
に記憶されていたラップ変化データすなわち第1回目と
第2回目のラップ間の変化のデータは消され、第2回目
のラップと第3回目のラップ間の変化のデータが記憶さ
れ、これに対応する第3表示パネル20における表示が
図6のステップS55で行なわれる。そして第13回目
以後のラップ計測に際してラップ変化メモリN0〜N9
への記憶および第3表示パネル20への表示に関して
は、上記同様の動作がなされていく。
【0021】以上の如くして、ラップ時間等を計測して
いき、当該ストップウォッチ装置による時間経過の計測
を停止するときは、再度、スタート・ストップスイッチ
を操作する。このとき当該操作を図5のステップS8で
検出し、次のステップS9ではスタート・ストップフラ
グFSの値が0でなく、1になっていることすなわちま
だ、ストップウォッチ計数回路11は経過時間の計測を
行なっていることを判断し、その上でステップS12に
進み、当該スタート・ストップフラグFSの値を0にす
る。次のステップS13ではRSフリップフロップ9に
リセット信号を送って、当該RSフリップフロップ9を
リセット状態として出力Qの送出を停止せしめ、アンド
ゲート10を閉成して、ストップウォッチ計数回路11
への100Hz信号の送出を停止し、ストップウォッチ
計数回路11の計測動作を停止せしめる。然る後、ステ
ップS14では次のラップ時間読出処理に備えて、読出
メモリ指定レジスタYをクリアしておく。そして、表示
処理では、ステップS45、S47を経て、ステップS
48で既に読出メモリ指定レジスタYの値が0であるこ
とを判断し、次のステップS49では第1表示パネル1
8にストップウォッチ計数回路11が保持している経過
時間STを表示する。
【0022】以上の如くして、本実施例をストップウォ
ッチとして利用した後、ラップ記憶メモリM1〜M50
に記憶しておいた今回の計測に係る各ラップ時間を確認
するには、スイッチ部13の読出スイッチを操作してい
く。このとき、当該操作がある度にそれを図5のステッ
プS35で検出し、ステップS36でスタート・ストッ
プフラグFSの値が既に0になっていることを判断し、
次のステップS37では読出メモリ指定レジスタYの値
を1だけ大きいものにし、更にステップS38では読出
メモリ指定レジスタYの値がラップ回数レジスタIの値
を超えていないことを判断して表示処理へと進む。そし
て表示処理ではステップS45、S47を経てステップ
S48に進み、該ステップS48で読出メモリ指定レジ
スタYの値が0ではないことを判断して、次のステップ
S50ではラップ記憶メモリM1〜M50のうち読出メ
モリ指定レジスタYの値によって指定されるものに記憶
されているラップ時間を、順次、第1表示パネル18に
表示していくことになる。
【0023】また、今回の計測に際してラップ記憶メモ
リM1〜M50およびラップ変化メモリN0〜N9に記
憶したデータを消去しておくには、このストップウォッ
チモードにおいて計測停止後にラップ・リセットスイッ
チを操作する。この場合、該操作を図5のステップS1
5で検出し、ステップS16に進みスタート・ストップ
フラグFSの値が既に1ではなく0になっていることを
判断し、次のステップS30ではストップウォッチ計数
回路11にクリア信号Cを送って当該ストップウォッチ
計数回路11をクリアし、更にステップS31ではラッ
プ記憶メモリM1〜M50の各ラップ時間をクリアす
る。そしてステップS32ではラップ変化メモリN0〜
N9の記憶データをクリアし、次のステップS33では
ラップ回数レジスタIをクリアし、更にステップS34
では読出メモリ指定レジスタYをクリアしておく。
【0024】また、上述の如くして、ストップウォッチ
としての利用を終え時計モードに戻しておくには、前述
のモードスイッチを、再度、操作する。このとき該操作
を図5のステップS5で検出し、ステップS6でモード
レジスタMの値を1から0に反転して、時計モードと
し、続く表示処理ではステップS45で、既に時計モー
ドに戻っていることを判断し、ステップS46に進み第
1表示パネル18に時刻計数回路4からの現在時刻を表
示する。
【0025】なお、ストップウォッチモードにおいて、
前述以外のスイッチの操作を行なったときは、図5のス
テップS40に進み対応するスイッチ処理が実行され、
また時計モードにおいてスイッチ部13のモードスイッ
チ以外のスイッチ操作を行なったときは、図5のステッ
プS41において対応するスイッチ操作が行なわれる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上詳述した如く、ラップス
イッチ操作の度に、得られたラップ時間とメモリに記憶
している前回のラップ時間とを比較し、その結果を、順
次、表示していくようにしたストップウォッチ装置に係
るものであるから、今回のラップ時間は前回のラップ時
間より長くなっているか、短くなっているかを、極めて
容易に認識できるストップウォッチ装置の提供を可能と
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】図1中のRAMの構成を示す図。
【図3】上記実施例の外観を示す図。
【図4】上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャート。
【図5】図4におけるスイッチ処理を詳細に示すフロー
チャート。
【図6】図4における表示処理を詳細に示すフローチャ
ート。
【図7】ラップ計測に際してのラップ時間およびラップ
時間の変化の表示例を示す図。
【符号の説明】
1 CPU 9 RSフリップフロップ 10 アンドゲート 11 ストップウォッチ計数回路 13 スイッチ部 14 表示部 15 文字板 18 第1表示パネル 19 第2表示パネル 20 第3表示パネル M モードレジスタ FS スタート・ストップフラグ FL ラップフラグ I ラップ回数レジスタ Y 読出メモリ指定レジスタ X ラップ変化フラグ P ラップ順位レジスタ L ラップレジスタ M1〜M50 ラップ記憶メモリ N0〜N9 ラップ変化メモリ ST 経過時間 C クリア信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタートスイッチの操作により計時を開
    始して、ラップスイッチ操作毎に前回のラップスイッチ
    操作からのラップ時間を求めるストップウォッチ装置に
    おいて、 ラップ時間が求められる毎に今回のラップ時間と前回の
    ラップ時間とを比較してその長短を判別する判別手段
    と、 複数回のラップ時間とその前のラップ時間との長短を同
    時に表示する表示手段とを備えることを特徴とするスト
    ップウォッチ装置。
JP35407891A 1991-12-19 1991-12-19 ストップウォッチ装置 Expired - Fee Related JP3173090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35407891A JP3173090B2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 ストップウォッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35407891A JP3173090B2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 ストップウォッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05180959A JPH05180959A (ja) 1993-07-23
JP3173090B2 true JP3173090B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=18435145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35407891A Expired - Fee Related JP3173090B2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 ストップウォッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3173090B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004020109A1 (de) * 2004-04-24 2005-11-24 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Verfahren zur Anzeige fahrspezifischer Daten in einem Kraftfahrzeug
DE102007042295A1 (de) * 2007-09-06 2009-03-12 Volkswagen Ag Verfahren und Vorrichtung zur Anzeige von Emissionen eines Kraftfahrzeuges

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05180959A (ja) 1993-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4438926A (en) Timepiece apparatus having a game function
US5408446A (en) Stopwatch with target time function
JPS6133389B2 (ja)
JP3173090B2 (ja) ストップウォッチ装置
JP3123097B2 (ja) ストップウォッチ装置
JP2526938B2 (ja) プログラマブル・タイムスイツチ
EP0409568B1 (en) Electronic timepiece
JP3033849B2 (ja) 血圧記憶装置
CA1079531A (en) Digital alarm timepiece with display of time remaining to alarm set time
JP3123096B2 (ja) ストップウォッチ装置
JP3513822B2 (ja) ストップウォッチ装置
JP3203716B2 (ja) ストップウオッチ装置及びその表示方法
JP3123093B2 (ja) ストップウォッチ装置
JP2759159B2 (ja) 電子温度測定装置
JP3173072B2 (ja) ストップウォッチ装置
JPS6045388B2 (ja) 報知機能付電子機器
JP2547141Y2 (ja) ストップウオッチ
US4250523A (en) Electronic timepiece
JPH05172963A (ja) 残日数表示装置
JPH0635197Y2 (ja) 水深計付電子時計
JP2508571Y2 (ja) ストップウオッチ
JPH0544635B2 (ja)
JP2519729Y2 (ja) ストップウォッチ装置
JP3155058B2 (ja) クロノグラフ機能付きアナログ電子時計
JPH07198872A (ja) ストップウォッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees