JP3172929U - Pipe bending aid - Google Patents
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Abstract
【課題】金属管の曲げ位置が金属管の端から遠くにある場合でも、コイル状スプリングを用いることで、容易に金属管の曲げ加工ができるようにした管曲げ補助具を提供する。
【解決手段】管曲げ補助具１は、金属管１５を所定位置で曲げるときに、金属管１５の一端から管内に挿入して金属管１５の曲げ位置に配置するコイル状スプリング３と、コイル状スプリング３の一端に設けたフック部７と、このフック部７に係合する係合部１１を一端部に設けた索状部材５とを備える。さらに、コイル状スプリング３を金属管１５内に入れた後、索状部材５を挿入又は引込み操作してコイル状スプリング３を金属管１５の曲げ位置に配置する。その後、金属管１５を曲げ加工する。
【選択図】図２Provided is a tube bending aid that can be easily bent by using a coil spring even when the bending position of the metal tube is far from the end of the metal tube.
A tube bending aid 1 includes a coiled spring 3 that is inserted into a tube from one end of the metal tube 15 and disposed at the bending position of the metal tube 15 when the metal tube 15 is bent at a predetermined position. A hook portion 7 provided at one end of the spring 3 and a cord-like member 5 provided with an engaging portion 11 engaging with the hook portion 7 at one end portion are provided. Further, after the coiled spring 3 is placed in the metal tube 15, the cord-like member 5 is inserted or retracted to place the coiled spring 3 at the bending position of the metal tube 15. Thereafter, the metal tube 15 is bent.
[Selection] Figure 2
Description
本考案は、空調装置や熱交換器等の配管用の金属管を曲げ加工するときに用いられる管曲げ補助具に関する。 The present invention relates to a tube bending aid used when bending a metal pipe for piping such as an air conditioner or a heat exchanger.
特許文献１には、管（ホース）を曲げて使用する配管において、管の曲げ部分にはコイル状スプリングを管内に配置することが開示されている。この特許文献１の配管では、管内にコイル状スプリングを残したまま配管している。
一方、空調装置等に用いられる金属管において、配管時に管内にコイル状スプリングを残すことなく、金属管を曲げ加工するときにのみ、コイル状スプリングを曲げ位置に配置して管のつぶれを防止し、管を曲げた後はコイル状スプリングを管から取り除くことが行われている。 On the other hand, in metal pipes used in air conditioners and the like, the coiled springs are placed at the bending position only when bending the metal pipe without leaving the coiled spring in the pipe during piping to prevent the pipe from collapsing. After the tube is bent, the coiled spring is removed from the tube.
しかし、コイル状スプリングの長さには制約があり、一定の長さのものに限られている。したがって、金属管を曲げる位置が金属管の端から遠くにある場合には、コイル状スプリングを曲げ位置に配置できない為、金属管を切断して、切断した一方の管をコイル状スプリングを用いて曲げた後、切断した他方の管を一方の管に接続していた。 However, the length of the coiled spring is limited and is limited to a certain length. Therefore, when the position where the metal tube is bent is far from the end of the metal tube, the coiled spring cannot be arranged at the bending position. Therefore, the metal tube is cut and one of the cut tubes is used with the coiled spring. After bending, the other cut tube was connected to one tube.
この為、金属管における曲げ位置が金属管の端から遠くある場合には、金属管の配管に手間がかかるという問題があった。 For this reason, when the bending position in the metal tube is far from the end of the metal tube, there is a problem that the metal tube is troublesome.
そこで、本考案は、金属管の曲げ位置が金属管の端から遠くにある場合でもコイル状スプリングを用いて容易に金属管の曲げ加工ができる管曲げ補助具を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a tube bending aid that can easily bend a metal tube using a coiled spring even when the bending position of the metal tube is far from the end of the metal tube.
請求項１に記載の考案は、金属管を所定位置で曲げ加工するときに用いる管曲げ補助具であって、金属管の一端から金属管内に挿入するコイル状スプリングと、コイル状スプリングの一端に設けたフック部と、このフック部に係合する係合部を一端部に設けた索状部材とを備え、索状部材を挿入し又は引込み操作してコイル状スプリングを金属管の曲げ位置に配置することを特徴する管曲げ補助具である。
The invention described in
請求項２に記載の考案は、請求項１に記載の考案において、前記索状部材には、前記係合部からの長さを示す目盛りが付してあることを特徴とする。
The device described in claim 2 is characterized in that, in the device described in
請求項３に記載の考案は、請求項１又は２の考案において、前記索状部材の係合部には、フック部を嵌合する溝が形成してあることを特徴とする。
The invention described in
請求項１に記載の考案によれば、コイル状スプリングのフック部に索状部材の係合部を係合して、金属管内にコイルスプリングを入れて索状部材を挿入又は引き込み操作することで、曲げ位置が金属管の端から遠い位置にある場合でも、その曲げ位置にコイル状スプリングを容易に配置できる。したがって、金属管の曲げ位置が金属管の端から遠くにある場合でもその曲げ位置にコイル状スプリングを配置して金属管の曲げ加工ができる。 According to the first aspect of the present invention, by engaging the engaging portion of the cord-like member with the hook portion of the coil-shaped spring, inserting the coil-shaped member into the metal tube, and inserting or retracting the cord-like member. Even when the bending position is far from the end of the metal tube, the coiled spring can be easily arranged at the bending position. Therefore, even when the bending position of the metal tube is far from the end of the metal tube, the metal tube can be bent by arranging the coiled spring at the bending position.
請求項２に記載の考案によれば、請求項１に記載の効果を奏することができると共に、金属管の曲げ位置にコイル状スプリングを配置するときに、外部からコイル状スプリングの位置がわからないが、索状部材に付した目盛りにより挿入又は引き込み位置がわかるから、金属管の所定の曲げ位置にコイル状スプリングを容易に配置することができる。 According to the second aspect of the invention, the effect of the first aspect can be achieved, and when the coiled spring is disposed at the bending position of the metal tube, the position of the coiled spring is not known from the outside. Since the insertion or pull-in position is known by the scale attached to the cord-like member, the coiled spring can be easily arranged at a predetermined bending position of the metal tube.
請求項３に記載の考案によれば、請求項１又は２に記載の効果を奏することができると共に、コイル状スプリングを金属管内に挿入するときに、コイル状スプリングに設けたフック部に索状部材の係合部が嵌合するので、係合部材がずれたりぐらついたりすることを防止でき、安定した状態でコイル状スプリングの挿入ができる。 According to the third aspect of the invention, the effect of the first or second aspect can be achieved, and when the coiled spring is inserted into the metal tube, the hook portion provided on the coiled spring has a cord-like shape. Since the engaging portion of the member is fitted, the engaging member can be prevented from shifting or wobbling, and the coiled spring can be inserted in a stable state.
以下に添付図面を参照して本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図１に示すように、管曲げ補助具１は、コイル状スプリング３と、索状部材５とから構成されており、空調装置の室内器と室外器とを繋ぐ金属管を曲げるときに用いられるものである。
コイル状スプリング３は、市販のものであり、弾性を有する金属線を所定の径でコイル状に巻いてあり、その長さは所定の長さ、例えば１．２ｍ程度である。コイル状スプリング３の径は金属管の径に応じて所定の径で巻いてある。このコイル状スプリングは、全体として可撓性を有し、金属管の曲げ位置に挿入されて、金属管を曲げるときに管の潰れを防止するものである。
コイル状スプリング３の一端部３ａには、フック部７が形成されている。本実施の形態では、フック部７はコイル状スプリングの一端部３ａを曲げ加工して形成されている。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
As shown in FIG. 1, the
The coiled
A
索状部材５はビニールコートがされたワイヤーであり、５ｍ、１０ｍ等の長さになっている。この索状部材５には、図１（ａ）に示すように、目盛り９が付されており、本実施の形態では、索状部材５の先端に設けた係合部１１からの寸法が、例えば、１０ｃｍ単位で付してある。
索状部材５の先端に設けた係合部１１は、図１（ｂ）に示すようにリング状であり、図１（ａ）に示すように、係合部１１をフック部７に係合するようになっている。係合部１１は、リングの内周側に溝１３が形成してあり、図１（ｃ）に示すように、フック部７に係合部１１を押し付けたときに係合部１１の溝１３にフック部７が嵌合するようになっている。
The cord-
The
次に、本実施の形態にかかる管曲げ補助具１の取扱い、作用及び効果について説明する。
直線状の金属管を曲げ加工するときには、図２（ａ）に示すように、コイル状スプリング３を金属管１５の一端から金属管１５内に挿入し、コイル状スプリング３全体が金属管１５内に入った後に、索状部材５を押込んでコイル状スプリング３を更に金属管１５内に挿入し、所定の曲げ位置に配置する。この場合、例えば、金属管１５の端から２ｍの位置で曲げ加工するときには、コイル状スプリング３の長さが１．２ｍであるときには、その半分の０．６ｍを２ｍから引き算した１．４ｍだけ索状部材５を押込む。索状部材５の押込み寸法は、索状部材５に付された目盛りにより容易に把握することができる。これにより、コイル状スプリング３の長手方向中央を金属管１５の曲げ位置に配置することができる。
Next, the handling, action, and effect of the
When bending a straight metal tube, the coiled
索状部材５を押込んでコイル状スプリング５を金属管１５内に挿入するときには、図１（ｃ）に示すように、係合部１１の溝１３にフック部７の端部が嵌合するので、係合部１１とフック部７との位置ずれやぐらつきを防止して索状部材５を安定して押込みできる。
コイル状スプリング３を直線状の金属管１５の曲げ位置に配置した後、図２（ｂ）に示すように、金属管１５を曲げ加工する。金属管の曲げ加工は、ベンダーを用いてもよいし、手で押し曲げても良い。金属管１５を曲げた後に、索状体５を引き込んで、図３に示すように、次の曲げ位置にコイル状スプリング３を配置して金属管１５を更に曲げ加工した後、索状部材５を引き込んで、金属管１５から取り出す。
コイル状スプリング３を曲げた金属管１５から引き込むときには、曲げ部分との摩擦が生じるが、コイル状スプリング３が伸びて径が小さくなるので、引き抜きが容易にできる。
When the cord-
After the coiled
When the coiled
本実施の形態に係る管曲げ補助具１によれば、コイル状スプリング３のフック部７に索状部材５の係合部１１を係合して、索状部材５により金属管１５内にコイルスプリング３を挿入操作することで、曲げ位置が金属管の端から遠い位置にある場合でも、その曲げ位置にコイル状スプリングを容易に配置できる。したがって、金属管１５の曲げ位置が金属管１５の端から遠くにある場合でも、その曲げ位置にコイル状スプリング３を配置して金属管１５の曲げ加工ができる。
According to the
金属管１５の曲げ位置にコイル状スプリング３を配置するときに、金属管１５内あるコイル状スプリング３の位置が外部から見えないが、索状部材５に付した目盛り９により、金属管１５の所定の曲げ位置にコイル状スプリング３を容易に配置することができる。
When the
コイル状スプリング３を金属管１５内に挿入するときに、コイル状スプリング３に設けたフック部７に索状部材５の係合部１１の溝１３が嵌合するので、係合部１１がフック部からずれたりぐらついたりすることを防止でき、安定した状態でコイル状スプリング３を金属管１５内に挿入できる。
When the
本考案は、上述した実施の形態に限らず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、金属管１５の曲げ位置にコイル状スプリング３を配置するときに、金属管１５の一端から索状部材５を押込んで配置することに限らず、先に索状部材５を金属管１５の一端から他端に通して、他端から索状部材５を引き込んで、金属管１５の一端から挿入したコイル状スプリング３を曲げ位置に配置するものであっても良い。
フック部７は、コイル状スプリングと別体のものを溶接等によりコイル状スプリング３の一端部に接合しても良い。また、フック部７がコイル状スプリングと別体である場合には、溶接に限らず、かしめ等により固定するものであっても良い。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be variously modified without departing from the gist of the present invention.
For example, when the
The
１ 管曲げ補助具
３ コイル状スプリング
５ 索状部材
７ フック部
９ 目盛り
１１ 係合部
１３ 溝
１５ 金属管
DESCRIPTION OF
Claims (3)
The pipe bending aid according to claim 1 or 2, wherein a groove for fitting the hook portion is formed in the engaging portion of the cord-like member.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011006388U JP3172929U (en) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | Pipe bending aid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011006388U JP3172929U (en) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | Pipe bending aid |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3172929U true JP3172929U (en) | 2012-01-12 |
Family
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Family Applications (1)
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| JP2011006388U Expired - Fee Related JP3172929U (en) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | Pipe bending aid |
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| JP (1) | JP3172929U (en) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015129539A (en) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 株式会社ニシヤマ | Tool inserter |
| KR20190119258A (en) * | 2018-04-12 | 2019-10-22 | 안기풍 | Tool for repairing air conditioner and set for repairing air conditioner having the same |
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2011
- 2011-10-28 JP JP2011006388U patent/JP3172929U/en not_active Expired - Fee Related
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