JP3172676U - 体形補整機能を備えたボトムス - Google Patents
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Abstract
【課題】ボトムスを着用したときのヒップアップ補整をより簡単な構造の体形補整具で行うことができ、従って、窮屈感がなく全体コストを低コスト化できる体形補整機能を備えたボトムスを提供する。
【解決手段】パンツ構造のボトムス本体1の内部に、ヒップアップ用の体形補整具11が設けてある。体形補整具11は伸縮性を備えた帯状体で形成されて、その一端がボトムス本体1の股上3に装着され、他端側がボトムス本体1のウエスト部5の周りに装着してある。体形補整具11は伸縮性を備えたゴムベルトで構成する。ボトムス本体1のウエスト部5の周りと体形補整具11との間に、体形補整具11の有効長さを調整するサイズ調整構造を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】パンツ構造のボトムス本体1の内部に、ヒップアップ用の体形補整具11が設けてある。体形補整具11は伸縮性を備えた帯状体で形成されて、その一端がボトムス本体1の股上3に装着され、他端側がボトムス本体1のウエスト部5の周りに装着してある。体形補整具11は伸縮性を備えたゴムベルトで構成する。ボトムス本体1のウエスト部5の周りと体形補整具11との間に、体形補整具11の有効長さを調整するサイズ調整構造を設ける。
【選択図】図2
Description
本考案は、体形補整機能を備えたボトムスに関する。ボトムスとしては、パンツ、スラックス、カルソンパンツ、レギンス、スパッツ、キュロットスカートのインナーパンツなどがある。
体形補整機能を備えたボトムスとして、例えば特許文献1のパンツが公知である。そこではパンツのウエスト部にガードルのウエストを周回状に縫着して、パンツの内部にガードルを吊下げている。ガードルは体形補整機能に優れているものの、下腹およびヒップが強く締付けられるため、使用者に窮屈感を与えてしまう。また、立姿勢のときは問題なく体形を補整できているが、椅子あるいはシート等に座り、あるいは脚を大きく動かすような場合に、ガードルの後身頃の裾部分が胴回りに引きずられてずり上がる。その結果、ヒップの一部がガードルの後身頃の裾部分の外へはみ出てパンツのヒップラインが乱れることがある。このように、ヒップと体形補整具の位置関係にずれが生じた場合には、ガードルの裾部分の位置を矯正してはみ出した肌をガードル内へ戻さねばならず、余分な手間が掛かるのはもちろんのこと、人目を気にしながら矯正することもあって煩わしい。
上記のような窮屈感を与えることなく体形補整を行うようにしたパンツが、特許文献2に公知である。そこでは、表地の内側に、後身頃のヒップ部から脇線を通り前身頃の一部を覆う裏地を配置し、この裏地をウエストラインと内股において表地に縫着し、さらに裏地を脇縫代の一部に伸縮可能なひも(係止具)を介して縫着している。伸縮生地で形成した裏地には、パワーネットで形成したヒップアップ別布が縫着してあって、ヒップアップ効果を向上できるようにしてある。
本考案では、ボタンホール付きの伸縮ベルトと、ボタンホールに掛止されるボタンとを調整要素にして体形補整具のサイズ調整を行なうが、この種のサイズ調整構造は特許文献3に公知である。そこでは、ガードルの前後および左右に合計4個の伸縮テープが固定してあり、伸縮テープに設けたボタンホールに、ショーツの前後に設けたボタンを取付けて、ガードルに対するショーツの装着位置を調整できるようにしている。
表地の内側に伸縮性の裏地を配置し、この裏地をウエストラインと内股において表地に縫着する特許文献2のパンツによれば、パンツを着用した状態において、裏地によって下腹が締付けられるのを解消して窮屈感をある程度は解消できる。しかし、裏地を表地に対してウエストラインと内股の2個所のみで縫着するので、身体を大きく動かすような場合に、ウエストラインと内股との間の裏地の未縫着部分が捲れるうえ、体形線が乱れてしまう。また、特許文献1のパンツと同様に、椅子あるいはシートなどに座った状態において、ヒップの一部が裏地の外へはみ出て体形線が乱れることがあり、ヒップと体形補整具の位置関係を矯正するために余分な手間が掛かる。
さらに、特許文献1および特許文献2のパンツの場合には、体形補整機能を備えていない通常のパンツに比べて、ガードルあるいは裏地の分だけ余分な生地パーツを用意し、表地に縫着する必要がある。しかも、パンツサイズが異なるごとに適合するサイズのガードルあるいは裏地を用意する必要があるため、全体としてパンツの製造に要するコストが嵩むのを避けられない。
本考案の目的は、ボトムスを着用したときのヒップアップ補整をより簡単な構造の体形補整具で行うことができ、窮屈感がなく全体コストを低コスト化できる体形補整機能を備えたボトムスを提供することにある。
本考案の目的は、姿勢の変化や身体の大きな動きで、ヒップと体形補整具の位置関係がずれた場合でも、ヒップと体形補整具の位置関係を適正な状態へ迅速に戻すことができるボトムスを提供することにある。
本考案の目的は、体形補整具のボトムス本体に対する装着位置を調整でき、従って、体形補整具を使用者の体形の違いに応じて微調整して体形補整を的確に行えるボトムスを提供することにある。
本考案の目的は、姿勢の変化や身体の大きな動きで、ヒップと体形補整具の位置関係がずれた場合でも、ヒップと体形補整具の位置関係を適正な状態へ迅速に戻すことができるボトムスを提供することにある。
本考案の目的は、体形補整具のボトムス本体に対する装着位置を調整でき、従って、体形補整具を使用者の体形の違いに応じて微調整して体形補整を的確に行えるボトムスを提供することにある。
本考案に係るボトムスは、パンツ構造のボトムス本体1の内部に、ヒップアップ用の左右一対の体形補整具11が設けてある。体形補整具11は伸縮性を備えた帯状体で形成されて、その一端がボトムス本体1の股上3に固定され、他端側がボトムス本体1のウエスト部5の周りに装着してあることを特徴とする(図2参照)。
体形補整具11は、伸縮性を備えたゴムベルトと、伸縮生地で形成した帯状体と、伸縮性を備えたネットで形成した帯状体との、ひとつ以上で形成する。
ボトムス本体1のウエスト部5の周りと体形補整具11との間に、体形補整具11の有効長さを調整するサイズ調整構造12を設ける。体形補整具11の有効長さとは、ヒップアップ作用に寄与できる、体形補整具11の長手方向の寸法を言う。
サイズ調整構造12は、図3に示すように、体形補整具11に形成した複数の係止穴13と、ボトムス本体1に留め付けられて前記係止穴13に着脱される係止具14とで構成する。
ボトムス本体1のウエスト部5を編みゴムベルトで形成し、体形補整具11を編みゴムベルトで形成する。
本考案においては、体形補整具11を伸縮性を備えた帯状体で形成し、左右一対の帯状の体形補整具11でヒップの後側の下部を押上げてヒップ外形を補整できるようにした。従って、本考案のボトムスによれば、従来のボトムスとは異なり、使用時に下腹やヒップ周りが体形補整具11で締付けられるのを解消して、使用者の窮屈感を一掃できる。さらに、左右一対の帯状の体形補整具11でヒップ外形を補整するので、ガードルや裏地を付加した従来のボトムスに比べて、体形補整具11を付加するのに必要なコストを削減して、体形補整機能を備えたボトムスを低コストで提供できる。
本考案の体形補整具11は、その一端を股上3に固定し、他端側をウエスト部5の周りに装着して、これら装着部以外の部分を遊動可能としている。そのため、ヒップと体形補整具11の位置関係がずれた場合でも、両者の位置関係を適正な状態へ迅速に戻すことができる。これは、使用者の姿勢の変化等によってヒップが大きく変形したとしても、遊動可能な体形補整具11はヒップの変形に追随して引っ張られるだけで、このときヒップと体形補整具11との位置関係がずれたとしても、その状態を保持する構造がないからである。つまり、従来のガードル等においては、その一部が胴回りに引きずられてずり上がると、ずり上がった部分がずり上がった状態のまま位置保持されるが、本考案の体形補整具11には、先のように位置ずれした状態を保持する構造がないからである。
また、使用状態における体形補整具11は、股上3からヒップの太腿側の膨らみの下部を経由して、ウエスト部5の周りにわたって斜交い状にヒップを保持している。そのため、着座状態やしゃがんだ状態においてヒップと体形補整具11の位置関係がずれたとしても、体形補整具11がヒップの頂部を乗越えてヒップ上部へずれることはなく、体形補整具11は依然としてヒップの太腿側の膨らみの下部に引っ掛かっているからである。従って、着座姿勢から立姿勢へ戻ると、体形補整具11はヒップから受ける緊張力が開放されるのと同時に、張力が小さくなる側へ移動しながら収縮して、ヒップの太腿側の膨らみ基端に沿う状態、即ち適正な状態へ迅速に自己復帰できることになる。
ゴムベルトと、伸縮生地で形成した帯状体と、伸縮性を備えたネットで形成した帯状体のひとつ以上で体形補整具11を形成すると、従来のガードル構造の体形補整具に比べて、体形補整具11の構造を著しく簡素化して、その製造に要するコストを削減できる。また、特性が異なる複数の素材を組み合わせて体形補整具11を形成することにより、単一素材で体形補整具11を構成する場合に比べて、部分的に弾性特性を異ならせ、あるいはヒップ保持面積を異ならせるなど、ヒップアップ機能の向上と多様化を実現できる。
ボトムス本体1のウエスト部5の周りと体形補整具11との間にサイズ調整構造12を設けると、使用者自身で体形補整具11の有効長さを調整して、張力を調整することができる。例えば、体形補整具11の張力を強くすることにより、使用者の好みの状態にヒップを押上げてヒップ外形を補整できる。また、使用者の好みの押上げ力でヒップを押上げてヒップ外形を補整できるので、体形補整具11を使用者の体形の違いに応じて微調整して体形補整を的確に行うことができる。
体形補整具11に形成した複数の係止穴13と、ボトムス本体1に留め付けられる係止具14とでサイズ調整構造12を構成すると、体形補整具11を調整要素の一部として利用することができるので、その分だけサイズ調整構造12の構造を簡素化し、コストを削減できる。
ボトムス本体1のウエスト部5を編みゴムベルトで形成し、体形補整具11を編みゴムベルトで形成したボトムスによれば、その腰周りサイズと、体形補整具11の長さとをフリーサイズ化できる。従って、腰周りサイズ、および体形補整具11の長さが多様に異なるボトムスを用意する必要がなく、ボトムスの製造に要するコストをさらに削減できる。
(実施例) 図1ないし図5は本考案に係るボトムスを婦人用のパンツに適用した実施例を示す。図2においてパンツ本体(ボトムス本体)1は、筒状の右脚部2Rと筒状の左脚部2Lとを、ウエスト後部から股上3を経て前立4まで縫着し、その上縁にウエスト部5を周回状に縫着して構成してある。右脚部2Rは、右前身頃6Aと右後身頃6Bとを内外の脇線Sに沿って縫着して形成してあり、同様に左脚部2Lは、左前身頃7Aと左後身頃7Bとを脇線に沿って縫着して形成してある。図示していないが、前立4にはスライドファスナーが設けてあり、左右の脚部2R・2Lの前身頃5A・6Aには、それぞれポケット8が設けてある。ウエスト部5は編みゴムベルトで形成してあって、腰周りサイズがフリーサイズ化してある。
上記のパンツ本体1に体形補整機能を付加するために、パンツ本体1の内部に左右一対の体形補整具11を設けている。体形補整具11は伸縮性を備えた帯状体で形成されて、その下端(一端)がパンツ本体1の股上3に縫着され、その上端(他端側)がパンツ本体1のウエスト部5の周りにサイズ調整構造12を介して装着してある(図4参照)。帯状体は、ゴムベルト、伸縮生地、伸縮性を備えたネット等を素材にして形成することができ、この実施例では、ボタンホール(係止穴)13が一定間隔おきに形成してある市販の編みゴムベルトで体形補整具11を形成した。この編みゴムベルトは、幅寸法が2cm前後、全長寸法を約35cmとして、体形補整具11の長さに関してフリーサイズ化できるようにした。
サイズ調整構造は、体形補整具11に形成した複数のボタンホール13と、ボトムス本体1に留め付けられてボタンホール13に着脱されるボタン(係止具)14とで構成する。ボタン14は一対の体形補整具11に対応して2個設ける。詳しくは、図3および図4に示すように、右側のボタン14は、右前身頃6Aの脇線Sと前立4との間の腰周り方向中途部で、ウエスト部5の下部に留め付けてある。同様に左側のボタン14は、左前身頃7Aの脇線と前立4との間の腰周り方向中途部で、ウエスト部5の下部に留め付けてある。なお、図3のパンツ本体1は裏返した状態を示しているので、表面を示す図1のパンツ側面とは左右の関係が逆になる。
以上のように構成したパンツは、図1および図5に示すように、体形補整具11がヒップの太腿側の膨らみ基端に接する状態で着用する。パンツを着用した状態、またはパンツを着用する前に、ボタン14に係止されるボタンホール13の位置を調整することにより体形補整具11の有効長さを変更して張力を調整することができる。例えば、体形補整具11の張力を強めに調整して、使用者の好みの状態にヒップを押上げてヒップ外形を補整できる。また、使用者の好みの押上げ力でヒップを押上げてヒップ外形を補整できる。ヒップ外形を補整した状態の体形補整具11は伸長して張力を発揮した状態で、ヒップ肌面にショーツを介して接している。そのため、下腹およびヒップが体形補整具11で締め付けられることはなく、従って体形補整具11を付加することで窮屈感を生じることは一切ない。
体形補整具11でヒップ外形を補整した状態の使用者が立姿勢にあるときは、図1および図5に示すように、体形補整具11は、股上3からヒップの太腿側の膨らみの下部を経由して、ウエスト部5の周りにわたって斜交い状に湾曲する状態でヒップの重みを支えている。また、体形補整具11の上部は、へその近傍へ向かってパンツの前身頃に沿って斜めに引っ張られている。そのため、パンツのヒップラインは、図1に示すように体形補整具11を跨ぐ状態で自然に湾曲し、体形補整具11によってパンツのヒップラインが乱されることはない。当然、体形補整具11の湾曲するラインがパンツのシルエットを乱すこともない。また、歩行時には、ヒップ外面の伸び縮みに追随して体形補整具11が伸縮するので、体形補整具11とヒップの位置関係がずれることはない。なお、体形補整具11の張力を調整した後は、余分なベルト部分を切断することにより、パンツ着用時に余分なベルト部分が邪魔になり、あるいはパンツの前身頃のシルエットが余分なベルト部分で乱されるのを防止できる。
立姿勢になっていた使用者が、椅子あるいはシート等に座り、あるいは脚または身体を大きく動かし、あるいはしゃがみ込むような場合には、大きく変形するヒップで体形補整具11が強く引っ張られる。しかし、遊動可能な体形補整具11は、その伸長限界を越えない限り、ヒップの変形に追随して引っ張られるだけで、このときヒップと体形補整具11との位置関係がずれたとしても、位置ずれした状態を固定的に保持する構造はない。つまり、従来のガードル等においては、その一部が胴回りに引きずられてずり上がると、ずり上がった部分がずり上がった状態のまま位置保持されるが、体形補整具11には位置ずれした状態を固定的に保持する構造はない。
また、先に説明したように使用状態における体形補整具11は、斜交い状にヒップを支持している。そのため、着座状態やしゃがんだ状態においてヒップと体形補整具11の位置関係がずれたとしても、体形補整具11がヒップの頂部を乗越えてヒップ上部へずれることはなく、体形補整具11は依然としてヒップの太腿側の膨らみの下部に引っ掛かった状態に保持される。そのため、着座姿勢から立姿勢へ戻ると、体形補整具11はヒップから受ける緊張力が開放されるのに伴って、ヒップの膨らみに沿って太腿側の膨らみ基端へ向かって、張力が小さくなる側へ移動しながら収縮する。
上記のように、伸縮性を備えた帯状体からなる体形補整具11でヒップアップを行うパンツによれば、ヒップと体形補整具11の位置関係にずれが生じたとしても、ヒップと体形補整具11の位置関係を、何ら手間を掛ける必要もなく適正な状態へ迅速に戻すことができる。なお、体形補整具11の湾曲形状は、ヒップのたるみ具合、あるいはヒップの体側方向への張出し量によっても大きく異なるので、図1および図5に示す体形補整具11の湾曲形状は、ひとつの例に過ぎない点に注意すべきである。
図6および図7は、体形補整具11の別の実施例を示す。そこでは、体形補整具11を、パワーネットで形成したベルト本体17と、複数の係止穴13を備えた調整ベルト18を連結して構成している。ベルト本体17は、パワーネットを調整ベルト18より広幅の帯状に裁断し、その周縁をかがり縫いして形成してあり、図7に示すように、長手方向の遊端が股上3に縫着してある。かがり縫部を符号19で示す。調整ベルト18は、先に説明した、ボタンホール13を備えている市販の編みゴムベルトで形成する。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。上記のように、ベルト本体17と調整ベルト18で構成した体形補整具11によれば、広幅のベルト本体17でヒップの周囲を支持するので、ベルト本体17がヒップ肌面に強く食込むのを避けることができる。係止穴13は、必要に応じてベルト本体17の側にも設けることができる。
上記の実施例のサイズ調整構造12では、ボタン14をボタンホール13に係止するようにしたが、ボタンに換えて襟ホック、あるいはスプリングホック、フックなどを係止具14として、これらをボタンホール13に係止することができる。また、面ファスナーを係止要素にしてサイズ調整構造12を構成することができる。
上記の実施例では、ボタン14を右前身頃6Aおよび、左前身頃7Aのベルト部5との隣接部分に留め付けるようにしたが、その必要はなく、図1に矢印a、矢印bで囲まれる領域T内、もしくはその近傍にボタン14を留め付けることができる。要は、ボタン14が、ヒップの太腿側の膨らみ基端を支持する体形補整具11を斜め上方へ引っ張る位置に配置してあればよい。
上記の実施例では、ボトムスがパンツである場合について説明したが、本考案の体形補整具11は、スラックス、カルソンパンツ、レギンス、スパッツなどにも等しく適用することができる。また、インナーパンツ付きのキュロットスカートにおいては、インナーパンツをボトムス本体1として、その内部に体形補整具11を設けることができる。
1 ボトムス本体(パンツ本体)
3 股上
5 ウエスト部
11 体形補整具
12 サイズ調整構造
13 係止穴(ボタンホール)
14 係止具(ボタン)
3 股上
5 ウエスト部
11 体形補整具
12 サイズ調整構造
13 係止穴(ボタンホール)
14 係止具(ボタン)
Claims (5)
- パンツ構造のボトムス本体(1)の内部に、ヒップアップ用の左右一対の体形補整具(11)が設けてあるボトムスであって、
体形補整具(11)は伸縮性を備えた帯状体で形成されて、その一端がボトムス本体(1)の股上(3)に固定され、他端側がボトムス本体(1)のウエスト部(5)の周りに装着してあることを特徴とする体形補整機能を備えたボトムス。 - 体形補整具(11)が、伸縮性を備えたゴムベルトと、伸縮生地で形成した帯状体と、伸縮性を備えたネットで形成した帯状体の、ひとつ以上で形成してある請求項1に記載の体形補整機能を備えたボトムス。
- ボトムス本体(1)のウエスト部(5)の周りと体形補整具(11)との間に、体形補整具(11)の有効長さを調整するサイズ調整構造(12)が設けてある請求項1または2に記載の体形補整機能を備えたボトムス。
- サイズ調整構造(12)が、体形補整具(11)に形成した複数の係止穴(13)と、ボトムス本体(1)に留め付けられて前記係止穴(13)に着脱される係止具(14)とで構成してある請求項3に記載の体形補整機能を備えたボトムス。
- ボトムス本体(1)のウエスト部(5)を編みゴムベルトで形成し、体形補整具(11)を編みゴムベルトで形成してある請求項1から4のいずれかに記載の体形補整機能を備えたボトムス。
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JP2017082373A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-05-18 | ミドリ安全株式会社 | 腰痛保護帯及び腰痛保護帯付きズボン |
JPWO2017073105A1 (ja) * | 2015-10-27 | 2018-05-24 | ミドリ安全株式会社 | 腰部保護ベルト付ズボン |
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- 2011-10-17 JP JP2011006067U patent/JP3172676U/ja not_active Expired - Fee Related
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