JP3172512B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP3172512B2
JP3172512B2 JP24821199A JP24821199A JP3172512B2 JP 3172512 B2 JP3172512 B2 JP 3172512B2 JP 24821199 A JP24821199 A JP 24821199A JP 24821199 A JP24821199 A JP 24821199A JP 3172512 B2 JP3172512 B2 JP 3172512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクリーニング装置
に関し、特にたとえば磁気記録媒体,半導体および液晶
表示器等の製造工程においてクリーニング対象となる基
板の表面を光学的にクリーニングする、クリーニング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ハードディスク装置を構成す
る磁気記録ディスクの製造工程では、アルミニウムまた
はガラス等を主材としてハードディスク基板が形成さ
れ、アルミニウム基板では、その表面がNiPで被覆さ
れ、被覆面がテクスチャ研磨される。そして、被覆面に
付着した研磨屑等の異物が除去された後、被覆面に磁性
材料がスパッタリングされる。
【0003】被覆面の異物を除去するクリーニングの方
式としては、一般に、ウェット方式とドライ方式とが知
られている。ウェット方式は、トリクロルエチレン,フ
ロン等の有機溶剤中にハードディスク基板を浸し、超音
波洗浄するものであるが、有害な有機溶剤を使用するた
め、環境汚染の面で問題があった。一方、ドライ方式に
は、UV光洗浄方式,超音波振動エアー洗浄方式および
ドライアイス吹付け洗浄方式等があるが、除去速度が遅
く、また、強固に付着した異物を除去できない等の問題
があった。
【0004】そこで最近では、これらの問題を解消する
手段としてパルス状のレーザビームを用いた方式が提案
されており、この方式を採用したクリーニング装置の一
例が特開平10−216664号公報に開示されてい
る。この従来技術は、エキシマレーザ等のレーザ光源か
らパルス状のレーザビームを基板上の異物に直接照射す
ることにより、異物を融蝕(アブレーション)させて除
去するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術(特開平10
−216664号公報)では、レーザビームが基板の表
面に対して垂直方向から照射されていたので、図10に
示すように、基板1に対するレーザビームの照射領域の
幅H1がレーザビームの幅と等しくなっていた。そのた
め、基板1に照射されるレーザビームの密度(レーザ密
度)が高くなり、基板1の表面が損傷するおそれがあっ
た。
【0006】また、図10に示すように、異物2への照
射領域の幅H2は、異物2が球形であれば、その直径と
等しくなっていたため、異物2へのエネルギ照射量が少
なく、十分なクリーニング効果を得られないという問題
があった。
【0007】そして、前者の問題を解消するためにレー
ザ密度を低くすると後者の問題が大きくなり、後者の問
題を解消するために照射パルス数(すなわちパルス繰り
返し周波数)を大きくすると前者の問題が大きくなり、
両問題を同時に解消することができなかった。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、基
板の表面損傷を生じることなく、十分なクリーニング効
果を得ることができる、クリーニング装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板表面に
レーザビームを照射して基板表面を洗浄するクリーニン
グ装置において、レーザビームを出射するレーザビーム
源と、レーザビーム源から出射されたレーザビームを基
板表面に対してs偏光する偏光手段とを備え、偏光手段
によってs偏光されたレーザビームの基板表面に対する
入射角が、入射角の大きさに従って変化する損傷エネル
ギ密度,性能劣化エネルギ密度および洗浄エネルギ密度
に基づいて、照射エネルギ密度が損傷エネルギ密度およ
び性能劣化エネルギ密度より小さく、かつ、洗浄エネル
ギ密度より大きくなるように設定されたことを特徴とす
る、クリーニング装置である。
【0010】
【作用】レーザビーム源から出射されたレーザビームが
s偏光されて、基板表面に入射される。入射角は、照射
エネルギ密度が損傷エネルギ密度および性能劣化エネル
ギ密度より小さく、かつ、洗浄エネルギ密度より大きく
なるように設定されており、90°より小さい角度であ
。したがって、基板表面に対して垂直方向から入射さ
れる場合に比べて、基板表面への照射面積が増大される
とともに、照射密度が低減される。また、s偏光された
レーザビームでは、入射角が小さくなるほど基板表面で
のエネルギ反射率が大きくなり、反射されたレーザビー
ムは異物に対して間接的に照射されるので、異物に対す
るレーザビームの照射量は大きくなる。また、エネルギ
反射率が大きくなることから、基板でのエネルギ吸収が
小さくなる。さらに、s偏光されたレーザビームの電気
ベクトルは、基板表面に対して平行方向に振動するた
め、この振動エネルギが異物を除去する力として有効に
作用する。このようにして、s偏光されたレーザビーム
を適宜に設定された入射角で基板に照射することによ
り、表面損傷することなく異物が効率よく除去され、ま
た性能劣化も生じない。
【0011】そして、再照射手段により反射光を再照射
すると、少ないエネルギを有効に活用でき、特に、基板
表面でのエネルギ反射率が大きいs偏光入射を行なう場
合に効果がある。この場合、基板表面の異なる位置に照
射するようにすると、コヒーレンス長が長いレーザビー
ム源を用いる場合でも、干渉縞が生じるのを回避でき、
レーザ密度のバラツキを防止できる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、表面損傷の問題を生
じることなく、より効率的に異物を除去できる。つま
り、少ないパルス数によって短時間で異物を除去でき
る。したがって、特にアルミニウムまたはガラス等の損
傷閾値が低い主材からなる基板のクリーニングに適す
る。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1に示す実施例のクリーニング装置10
は、磁気記録媒体,半導体および液晶表示器等の製造工
程において基板の表面をクリーニングするものであり、
特に、アルミニウムまたはガラス等のような損傷閾値が
低い主材からなる基板のクリーニングに適するものであ
る。以下には、クリーニング装置10をハードディスク
基板12のクリーニングに用いることを前提として説明
する。
【0015】ここで、ハードディスク基板12は、磁性
材料をスパッタリングする工程の前段階のものであり、
その表面は、NiP膜で被覆されてテクスチャ研磨され
ている。したがって、ハードディスク基板12の表面に
は、図3に示すように、周方向へ延びる複数の研磨溝1
2aが存在する。
【0016】クリーニング装置10(図1)は、パーソ
ナルコンピュータ(以下、「PC」という。)14,エ
キシマレーザ16,バリアブルアッテネータ18,光学
系20および22,移動ステージ24および26,光源
28,異物検出部30,吸引部32,エネルギメータ3
4,スピンドルモータ36等を含む。
【0017】スピンドルモータ36は出力軸36aを含
み、出力軸36aの先端部にはハードディスク基板12
が略水平に取り付けられる。また、スピンドルモータ3
6には、図示しないロータリーエンコーダが内蔵され、
このロータリーエンコーダによって検出された回転位置
情報がPC14へ与えられる。
【0018】スピンドルモータ36の回転速度は、PC
14によって50〜20,000rpm程度の範囲で制
御される。回転制御の方式としては、CAV(Constant
Angular Velocity )制御またはCLV(Constant Lin
ear Velocity)制御が用いられる。CAV制御によれ
ば、エキシマレーザ16のパルス繰り返し周波数とスピ
ンドルモータ36の回転周波数とを関連付けて制御し易
いため、特定の異物を狙ってレーザビームを照射する場
合に適し、一方、CLV制御によれば、一定のパルス繰
り返し周波数で照射し易いため、ハードディスク基板1
2の表面に均一にレーザビームを照射する場合に適す
る。スピンドルモータ36の最大回転速度は、スループ
ットの観点からは速いほど有利であるが、レーザビーム
の照射位置を制御する観点からはエキシマレーザ16の
パルス繰り返し周波数以下であることが望ましい。
【0019】エキシマレーザ16は、ランダム偏光のレ
ーザビームを出射するKrFエキシマレーザ発振器(波
長:248nm程度,パルス幅:25ns程度)を含
み、PC14によって発振のON/OFFが制御され、
かつ、パルス繰り返し周波数が切り替えられる。また、
エキシマレーザ16は、レーザ密度を制御する制御装置
を含み、この制御装置で印加電圧を制御することによっ
て、たとえば300〜700mJの範囲でレーザ密度が
調整される。そして、励起ガスや光学部品等の劣化に起
因してレーザ密度の低下が生じた場合には、印加電圧が
増大され、レーザ密度が一定に維持される。エキシマレ
ーザ16のパルス繰り返し周波数は、異物除去の観点か
ら高い方が望ましく、具体的には400Hz程度に設定
される。
【0020】なお、KrFエキシマレーザ発振器を用い
たのは、洗浄に適した高い光子エネルギをもつこと、発
振効率が高いこと、オゾン発生率が低く、光路を窒素パ
ージする必要がないこと、光学素子の透過率が高いこと
等の理由によるが、XeClエキシマレーザ発振器(波
長:308nm),ArFエキシマレーザ発振器(波
長:193nm)等の他のエキシマレーザ発振器、また
は、固体レーザ発振器,半導体レーザ発振器等の他のレ
ーザ発振器を用いてもよい。
【0021】バリアブルアッテネータ18は、エキシマ
レーザ16から照射されたレーザビームの単位照射面積
当たりのレーザ強度すなわちレーザ密度を一定に調整す
るものであり、PC14の制御によって、その透過率が
0〜l00%の範囲で調整される。ただし、エキシマレ
ーザ16のエネルギ効率の観点から70〜100%の透
過率で用いることが望ましい。
【0022】光学系20は、バリアブルアッテネータ1
8から与えられたレーザビームを矩形ビームに整形する
とともに、これを偏向するものであり、ミラーおよびビ
ーム整形器等の光学部品を組み合わせることによって構
成される。この光学系20では、レーザビームを、その
プロファイルが均一なコリメート光にすることが望まし
い。
【0023】移動ステージ24は、ハードディスク基板
12に対してその半径方向に移動可能な図示しないステ
ージ部分を含む。ステージ部分の移動は、PC14によ
って制御され、また、その移動位置情報が位置信号とし
てPC14に与えられる。そして、ステージ部分には、
光学系22が固定される。したがって、ステージ部分の
移動に伴って光学系22が移動され、ステージ部分の移
動位置情報に基づいて光学系22の位置が把握され得
る。
【0024】光学系22は、光学系20から与えられた
ランダム偏光のレーザビームをハードディスク基板12
の上面に対してs偏光するとともに、これをハードディ
スク基板12の上面に対して接線方向から90°より小
さい角度で照射するものであり、各種の光学部品を組み
合わせることによって構成される。
【0025】すなわち、光学系22は、図2(A)に示
すように、偏光ビームスプリッタ38,ミラー40およ
び2分の1波長板42等を含む。光学系22に与えられ
るランダム偏光のレーザビームの電気ベクトルは、図2
(B)に示すように、レーザビームの進行方向に直交す
る面内で放射状に振動しており、図2(A)では、この
状態を水平方向の矢印と2重丸とで示す。レーザビーム
が偏光ビームスプリッタ38へ入射されると、その一部
が透過されるとともに、その電気ベクトルの振動方向が
水平成分(図2(C))のみにされ、s偏光ビームとし
てハードディスク基板12の上面に照射される。他の一
部は、ウォラストンプリズムのような複屈折性の結晶に
よって反射されるとともに、その電気ベクトルの振動方
向が垂直成分(図2(D))のみにされる。そして、こ
のレーザビームが、ミラー40で全反射されて2分の1
波長板42に与えられ、その偏光面が90°回転され
て、s偏光ビームとしてハードディスク基板12の上面
に照射される。分割された2つのレーザビームは、図2
(A)に示すように、ハードディスク基板12の中心を
挟んで対向する位置に照射され、それぞれの位置におい
てクリーニングが行なわれる。
【0026】なお、レーザビームの照射方向を接線方向
としたのは、図3(A)に示すように、周方向に形成さ
れた研磨溝12a内に異物44が付着している場合で
も、この異物に対して、レーザビームを十分に照射でき
るようにするためである。つまり、径方向から照射した
のでは、図3(B)に示すように、異物44に対してレ
ーザビームを十分に照射できないので、これを回避する
ためである。
【0027】エネルギメータ34は、ハードディスク基
板12を取り外した際に、光学系22から照射されるレ
ーザビーム(図1中の破線)のレーザ密度を直接検出す
るものであり、光学系22の下方に配置される。そし
て、エネルギメータ34で検出されたレーザ密度信号が
PC14に与えられ、このレーザ密度信号に基づいてレ
ーザ密度が微調整される。つまり、ハードディスク基板
12に照射されるレーザ密度は、予め設定された目標レ
ーザ密度に基づいてエキシマレーザ16への印加電圧を
制御することにより粗調整され、エネルギメータ34か
らのレーザ密度信号(実測値)をフィードバック信号と
して用いてバリアブルアッテネータ18を制御すること
により微調整される。したがって、励起ガスおよび光学
部品等の劣化に伴ってエキシマレーザ16のレーザ密度
が低下しても、ハードディスク基板12に照射されるレ
ーザ密度は一定に維持される。また、粗調整および微調
整における各制御入力量を比較することにより、バリア
ブルアッテネータ18,光学系20および光学系22の
劣化を検出することができる。なお、レーザ密度の微調
整は、励起ガスおよび光学部品等の劣化が比較的緩やか
に進むことから、ハードディスク基板12の交換時に行
なう程度でよい。
【0028】吸引部32は、ハードディスク基板12の
表面から除去された異物(研磨屑等)44を吸引・排出
するものである。クリーニング装置10の全体またはハ
ードディスク基板12の周辺部分をクリーンルームに配
置する場合には、クリーンルームのエア供給源にHEP
A(High Efficiency Particulate Air )フィルタを設
けることにより、高度に清浄な環境を得ることができ
る。なお、HEPAフィルタは、グラスウールを主材と
して構成されたガスフィルタであり、慣性,拡散および
衝突の3つの原理を用いて粒子を捕集するものである。
【0029】移動ステージ26は、ハードディスク基板
12に対してその半径方向に移動可能なステージ部分を
含む。ステージ部分の移動は、PC14によって制御さ
れ、また、その移動位置情報が位置信号としてPC14
に与えられる。そして、ステージ部分には、光源28お
よび異物検出部30が固定される。したがって、ステー
ジ部分の移動に伴って光源28および異物検出部30が
移動され、ステージ部分の移動位置情報に基づいて光源
28および異物検出部30の位置が把握され得る。
【0030】光源28は、異物検出用の均一光をハード
ディスク基板12の上面に対して接線方向から90°よ
りも小さい角度で照射する線光源または面光源である。
光源28は、赤色または(青)紫色等の半導体レーザを
含み、PC14によって制御される。光源28の照射光
は、ハードディスク基板12の上面に対して接線方向か
ら入射されるため、研磨溝12a(図3)による拡散光
の発生が抑制される。なお、光源28には、波長が短い
ものを用いることが望ましい。
【0031】異物検出部30は、光源28から出射され
て、ハードディスク基板12の上面で反射された光を受
光するとともに、これを光電変換して出力するものであ
り、光電子倍増管およびA/D変換器等を含む。異物検
出部30で光電変換されたアナログ信号は、A/D変換
器でディジタル信号に変換され、PC14へ与えられ
る。したがって、ハードディスク基板12の上面に異物
がある場合には、異物検出部30が出力する光量信号値
が変化し、それに基づいて異物が検出される。なお、異
物検出部30は、ハードディスク基板12の上面に存在
する凹凸(異物44を含む。)での散乱光を受光する構
成としてもよい。
【0032】このクリーニング装置10を用いたクリー
ニング工程では、まず、ハードディスク基板12の表面
に付着した研磨屑等が粗除去される。すなわち、スピン
ドルモータ36でハードディスク基板12が回転され、
その状態で、移動ステージ24が動作され、かつ、エキ
シマレーザ16がONされる。すると、ハードディスク
基板12の上面全体に亘って1箇所当りに1〜2パルス
のレーザビームが照射され、ハードディスク基板12の
表面に付着した比較的大きな研磨屑等が除去される。な
お、この粗除去工程の前に、超音波振動エアー洗浄また
は水洗浄等による除去工程を設けるようにしてもよい。
【0033】続いて、異物の付着した位置等が検出され
る。すなわち、移動ステージ26が動作され、かつ、光
源28がONされ、異物検出部30で検出された信号に
基づいて、ハードディスク基板12の上面に存在する異
物の有無および大きさが判別される。異物の付着した位
置は、異物検出部30からの信号および移動ステージ2
6からの移動位置情報等に基づいて特定される。
【0034】そして、粗除去工程で除去しきれなかった
異物が除去される。すなわち、エキシマレーザ16がO
Nされ、異物に対してレーザビームが1度に1パルスず
つ再照射され、この工程が、異物が除去されるまで繰り
返される。このとき、レーザビームは、先の工程で得ら
れた位置情報に基づいて異物44に対してのみ照射さ
れ、他の部分には照射されない。クリーニング時間を短
縮し、また、ハードディスク基板12の表面損傷を防止
するためである。
【0035】この実施例によれば、図4に示すように、
ハードディスク基板12の表面に対するレーザビームの
入射角θを90°よりも小さく(θ<90°)している
ので、ハードディスク基板12への照射領域の幅H1
が、図10に示した従来技術の幅H1より大きくなる。
したがって、単位時間当りの照射領域が大きくなり、ク
リーニングに要する時間が短縮される。また、ハードデ
ィスク基板12の表面に照射されるレーザビームの密度
が低くなり、表面損傷の発生が抑制される。
【0036】また、ハードディスク基板12の上面で反
射された反射光が異物44の下部から側部に亘って間接
照射されるため、異物44への照射領域の幅H2が、直
接照射領域の幅H21と間接照射領域の幅H22とを合
計した大きさとなり、図10に示した従来技術の幅H2
より大きくなる。つまり、異物44に対するレーザビー
ムの照射量が大きくなる。また、レーザビームの間接照
射により、異物44に対してこれを引き剥がす方向(上
方向)の力が付与される。したがって、異物44の除去
能力が飛躍的に向上し、同程度の除去能力を得るのであ
れば、照射するレーザビームの密度を小さくすることが
でき、表面損傷の発生を抑制できる。
【0037】また、レーザビームをs偏光するようにし
ているので、図5のグラフに示すように、レーザビーム
の入射角θが小さくなるほどハードディスク基板12の
表面におけるエネルギ反射率が大きくなり、異物44に
対して間接照射されるレーザビームの密度が大きくな
る。また、s偏光では、ハードディスク基板12の表面
と平行方向に電気ベクトルが振動する(図2)。したが
って、レーザビームの入射角θを小さくすることによ
り、上述した照射量の増大(図4)と相まって、異物4
4を効率よく除去できる。特に、異物44が電荷を有し
ていたり、静電気力でハードディスク基板12の表面に
付着されている場合には、電荷および電場の相互作用に
よって強い振動エネルギが発生するため、除去効果は大
きくなる。
【0038】さらに、エネルギ反射率が大きいs偏光入
射であることから、ハードディスク基板12によって吸
収されるエネルギが小さくなり、上述したレーザ密度の
低下と相まって、表面損傷の発生が抑制される。
【0039】なお、p偏光されたレーザビームを用いた
場合には、図5のグラフに示すように、入射角θの大小
に拘わらずエネルギ反射率が小さいため、異物44に対
して間接照射されるレーザビームの密度が小さくなる。
また、p偏光では、ハードディスク基板12に対して異
物52を押し付ける方向および引き離す方向に電気ベク
トルが振動するため、引き離す方向でしか除去効果を得
ることができない。したがって、s偏光ほどの除去効果
は期待できない。さらに、エネルギ反射率が小さいこと
は、すなわち、エネルギ吸収率が大きいことを意味する
ので、ハードディスク基板12の表面損傷の発生を抑制
する効果は期待できない。
【0040】このように、s偏光されたレーザビームを
90°より小さい入射角θで照射することにより、従来
技術またはp偏光の場合に比べてクリーニング効果を高
めることができる。しかし、客観的にクリーニング効果
があるというためには、表面損傷が生じないこと、
異物が除去されること、記録再生特性を確保できるこ
と、の3つの要件を満たす必要がある。そこで、発明者
等は、これらの要件を満たす入射角θおよび照射エネル
ギ密度を求めるべく実験を行い、その結果を図6および
図7のグラフに示した。
【0041】図6(A)は、主として、入射角θと表面
損傷が生じるエネルギ密度(以下、「損傷エネルギ密
度」という。)との関係を示したグラフである。このグ
ラフを見ると、入射角θが小さくなるほどs偏光および
p偏光ともに損傷エネルギ密度が大きくなり、入射角θ
が45°よりも小さくなるあたりから、s偏光の損傷エ
ネルギ密度がp偏光の損傷エネルギ密度よりも大きくな
ることがわかる。
【0042】図6(B)は、(A)のグラフに対して、
異物除去効果が現れるエネルギ密度(以下、「洗浄エネ
ルギ密度」という。)と、磁気特性劣化が生じるエネル
ギ密度(以下、「磁気劣化エネルギ密度」という。)と
を加えたグラフである。なお、このグラフでは、エネル
ギ密度が500mJ/cm2 までの部分を拡大して示し
ている。表面損傷および磁気特性劣化を生じることなく
異物除去効果を得るためには、照射エネルギ密度を損傷
エネルギ密度および磁気劣化エネルギ密度より小さく
し、かつ、洗浄エネルギ密度より大きく(損傷エネルギ
密度・磁気劣化エネルギ密度>照射エネルギ密度>洗浄
エネルギ密度)する必要がある。そのため、p偏光で
は、グラフ中のP領域内で照射エネルギ密度および入射
角θを設定する必要があり、s偏光では、グラフ中のS
領域内で照射エネルギ密度および入射角θを設定する必
要がある。
【0043】したがって、p偏光では、入射角θを10
°以下にする必要があり、s偏光では、入射角θを35
°以下にする必要がある。これを言い換えると、入射角
θは、入射角θの大きさに従って変化する損傷エネルギ
密度,磁気劣化エネルギ密度および洗浄エネルギ密度に
基づいて、予め設定された照射エネルギ密度が損傷エネ
ルギ密度および磁気劣化エネルギ密度より小さく、か
つ、洗浄エネルギ密度より大きくなるように設定される
必要がある。そして、この条件を満たす範囲内では、照
射エネルギ密度を大きくするほど洗浄能力を高めること
ができ、入射角θを小さくするほどハードディスク基板
12に対する照射面積を広くすることができ、洗浄時間
を短縮できる。
【0044】なお、図6のグラフでは、ハードディスク
基板12のクリーニングであることから、磁気劣化エネ
ルギ密度をP領域またはS領域を定める一つの基準とし
ているが、半導体基板または液晶表示器基板等のクリー
ニングであれば、磁気劣化エネルギ密度に代えて、それ
らの性能劣化が生じるエネルギ密度がP領域またはS領
域を定める基準とされる。
【0045】図7は、入射角θを固定したときの照射エ
ネルギ密度と信号出力低下率との関係を示したグラフで
ある。なお、信号出力低下率は、サーティファイアテス
トに基づいて求められたものであり、その許容範囲は3
%(破線より上)である。このグラフを見ると、照射エ
ネルギ密度が大きいほど信号出力低下率が大きくなり、
入射角θが大きいほどその傾向が顕著になっている。こ
のグラフからは、入射角θが小さいほど磁気記録再生信
号の低下が生じ難く、入射角が15°程度であれば磁気
記録再生信号の低下が生じない照射エネルギ密度(40
0〜500mJ/cm2 程度)での使用が可能であるこ
とがわかる。
【0046】なお、上述の実施例では、2分割したレー
ザビームのそれぞれをハードディスク基板12の上面の
異なる位置に照射するようにしているが、たとえば図8
に示すように、2分割したレーザビームのそれぞれをハ
ードディスク基板12の上下両面に照射するようにして
もよい。図8に示す光学系46は、レーザビームを2分
割するとともに、それぞれのレーザビームをハードディ
スク基板12の上面および下面に対してs偏光して照射
するものであり、偏光ビームスプリッタ48,ミラー5
0および2分の1波長板52等を含む。レーザビームが
偏光ビームスプリッタ48へ入射されると、その一部が
反射されるとともに、その電気ベクトルの振動方向が水
平成分のみにされ、ミラー50で全反射された後、s偏
光ビームとしてハードディスク基板12の上面に照射さ
れる。他の一部は、透過されるとともに、その電気ベク
トルの振動方向が垂直成分のみにされる。そして、この
レーザビームが、2分の1波長板52に与えられ、その
偏光面が90°回転されて、s偏光ビームとしてハード
ディスク基板12の下面に照射される。したがって、ハ
ードディスク基板12の上下両面が同時にクリーニング
される。
【0047】また、上述の実施例では、ハードディスク
基板12に対してレーザビームを一度だけ照射するよう
にしているが、たとえば図9に示すように、レーザビー
ムを光学部品で反射させて、これを複数回照射するよう
にしてもよい。
【0048】図9に示した構成では、上述した光学系2
2(図2)または46(図8)に加えて、凹面ミラー5
4,凸面ミラー56および終端部材58が設けられ、光
学系22または46でs偏光されたレーザビームがハー
ドディスク基板12,凹面ミラー54および凸面ミラー
56のそれぞれで反射されて、終端部材58で吸収され
る。凹面ミラー54および凸面ミラー56は、ハードデ
ィスク基板12に対するレーザビームの照射位置が半径
方向に並ぶように配置され、また、照射されるレーザビ
ームは、ハードディスク基板12の半径方向を長手方向
とする矩形ビームとされる。また、凹面ミラー54およ
び凸面ミラー56の曲率は、ハードディスク基板12に
照射されるレーザビームの密度が常に一定となるように
設定される。つまり、凹面ミラー54および凸面ミラー
56の縮小倍率が、ハードディスク基板12の上面にお
けるエネルギ反射率の平方根と一致するように設定され
る。したがって、レーザビーム源が1つであっても、広
い照射領域を得ることができ、この領域全体に一定密度
のレーザビームを照射することができる。なお、ミラー
の個数や凹面および凸面の組み合わせ等は、適宜変更可
能である。
【0049】また、図9に示した構成では、ハードディ
スク基板12の異なる位置にレーザビームを再照射して
いるが、同じ位置に再照射するようにしてもよい。この
場合には、エキシマレーザ16の出力が低くても、異物
44に対する照射量を大きくすることができるので、低
いエネルギで効率よくクリーニングできる。ただし、こ
の場合には、干渉縞によるレーザ密度のバラツキを防止
する等のために、コヒーレンス長が短いレーザビーム源
を用いる必要がある。
【0050】そして、上述の実施例では、偏光ビームス
プリッタ38(図2)または48(図8)を用いてレー
ザビームを分割しているが、これに代えて、プレートポ
ラライザを用いてもよい。このプレートポラライザは、
合成石英,MgF2 またはCaF2 等の光学基板の表面
に多層膜ポラライザコーティングを施した素子であり、
レーザビームを互いに直交する2つの偏光ビームに分割
する機能を有するものである。また、偏光ビームスプリ
ッタや2分の1波長板等を複数個ずつ設けることによっ
て、レーザビームを3つ以上に分割し、それぞれのレー
ザビームをハードディスク基板12の表面に個別に照射
するようにしてもよい。
【0051】また、上述の実施例では、ハードディスク
基板12の表面で反射された光源28(図1)からの光
量信号に基づいて異物44の有無および大きさを判別す
るようにしているが、エキシマレーザ16が有する蛍光
反射性を利用し、その反射光をスペクトル分析すること
によって、異物44の有無,大きさ,種類および材質等
を判別するようにしてもよい。
【0052】さらに、上述の実施例では、ランダム偏光
のレーザビームを用いて、これを偏光ビームスプリッタ
38,48で分割し、かつ、偏光するようにしている
が、これに代えて、直線偏光特性を有するレーザビーム
を用いて、これを無偏光ビームスプリッタで分割するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例で用いられる光学系を示す図解図で
ある。
【図3】研磨溝内の異物にレーザビームを照射した状態
を示す図解図である。
【図4】レーザビームの入射角θおよび照射領域を示す
図解図である。
【図5】レーザビームの入射角θとエネルギ反射率との
関係を示すグラフである。
【図6】レーザビームの入射角θとエネルギ密度との関
係を示すグラフである。
【図7】照射エネルギ密度と信号出力低下率との関係を
示すグラフである。
【図8】他の光学系を示す図解図である。
【図9】他の光学系を示す図解図である。
【図10】従来技術におけるレーザビームの照射領域を
示す図解図である。
【符号の説明】
10 …クリーニング装置 12 …ハードディスク基板 16 …エキシマレーザ 18 …バリアブルアッテネータ 20,22 …光学系 36 …スピンドルモータ 38,48 …偏光ビームスプリッタ 42,52 …2分の1波長板 44 …異物 54 …凹面ミラー 56 …凸面ミラー 58 …終端部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 誠 兵庫県伊丹市奥畑5丁目10番地 株式会 社クボタ内 (72)発明者 早川 義人 兵庫県伊丹市奥畑5丁目10番地 株式会 社クボタ内 (56)参考文献 特開 昭61−87338(JP,A) 特開 平1−91425(JP,A) 特表 平11−507298(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 7/00 B23K 26/06 G02B 27/28 H01L 21/304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面にレーザビームを照射して前記基
    板表面を洗浄するクリーニング装置において、 レーザビームを出射するレーザビーム源と、前記レーザ
    ビーム源から出射された前記レーザビームを前記基板表
    面に対してs偏光する偏光手段とを備え、前記偏光手段
    によってs偏光された前記レーザビームの前記基板表面
    に対する入射角が、入射角の大きさに従って変化する損
    傷エネルギ密度,性能劣化エネルギ密度および洗浄エネ
    ルギ密度に基づいて、照射エネルギ密度が前記損傷エネ
    ルギ密度および前記性能劣化エネルギ密度より小さく、
    かつ、前記洗浄エネルギ密度より大きくなるように設定
    されたことを特徴とする、クリーニング装置。
  2. 【請求項2】前記レーザビーム源はランダム偏光のレー
    ザビームを出射し、かつ、前記偏光手段は偏光ビームス
    プリッタと2分の1波長板とを備える、請求項記載の
    クリーニング装置。
  3. 【請求項3】前記基板表面で反射された前記レーザビー
    ムを反射して前記基板表面へ再照射する再照射手段を備
    える、請求項1または2記載のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】前記レーザビーム源から前記基板表面に照
    射される前記レーザビームの第1照射領域と、前記再照
    射手段から前記基板表面に照射される前記レーザビーム
    の第2照射領域とが異なる位置に設けられる、請求項
    記載のクリーニング装置。
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