JP3171254U - 電動歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】電動歯ブラシの使用時における不快感を低減することが可能な構造を備える電動歯ブラシを提供する。【解決手段】パッキン21Lは、弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域R1と、第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域R2とを有し、第2領域R1は、衛生保持部材を挟んで、ブラシ部への負荷が加わる側とは反対側に設けられている。【選択図】図7

Description

本考案は、電動歯ブラシに関し、特に、駆動ユニットと振動部材とを備え、駆動ユニットによって振動部材が振動される電動歯ブラシに関する。
電動歯ブラシを開示する文献として、特公平6−87811号公報(特許文献1)、特開平05−207914号公報(特許文献2)、特開2005−312617号公報(特許文献3)、および特開2009−219544号公報(特許文献4)が挙げられる。
上記各特許文献に開示された電動歯ブラシにおいては、ケース内に、駆動ユニットが配置される。ケースの先端に、振動部材としてのブラシが取り付けられる。駆動ユニットには、モータおよび偏心錘が内蔵される。偏心錘は、モータの先端に取り付けられる。モータによって、偏心錘が回転駆動される。偏心錘の回転駆動によって発生した振動は、ブラシに伝達される。ブラシが振動することによって、電動歯ブラシは歯磨きなどに使用されることができる。
特公平6−87811号公報 特開平05−207914号公報 特開2005−312617号公報 特開2009−219544号公報
電動歯ブラシにおいて、筒状のケースの一端に開口が設けられ、この開口から振動伝達部材が露出し、この振動伝達部材に、ブラシ部を含む衛生保持部材が装着されている。この場合に上記開口と衛生保持部材との間に隙間が生じる。この隙間から、ケースの内部への異物の侵入を防止するために、この隙間を塞ぐ環状のパッキンが設けられている。
このパッキンは、通常、ゴム等の弾性部材が用いられ、振動伝達部材の振動を妨げないように構成されている。しかし、全体として低い剛性となるように構成されているために、歯磨き時においては、ブラシ部から外力が加わることで衛生保持部材が大きく倒れ、衛生保持部材の外周面と筒状のケースの開口の内周面との間に位置するパッキンを大きく押し潰す場合がある。
パッキンが大きく押し潰されると、パッキンによる振動低減の効果は期待できなくなり、実質的には、振動伝達部材の振動が、直接ケースの開口の内周面に伝達されることになる。このような状態になると、ケースが大きく振動し、電動歯ブラシの使用者に大きな不快感を与えることになる。
したがって、この考案は上記課題を解決するためになされたもので、電動歯ブラシの使用時における不快感を低減することが可能な構造を備える電動歯ブラシを提供することにある。
この考案に基づいた電動歯ブラシにおいては、一端に開口を有する筒状部と、上記筒状部に収容されるとともに、一部が上記開口から露出する振動伝達部材と、上記振動伝達部材の上記開口から露出する領域に装着される、ブラシ部を含む衛生保持部材と、上記振動伝達部材の外周面と上記筒状部の上記一端の内周面との間に生じる隙間を塞ぐ環状のパッキンとを備える。
上記パッキンは、弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域と、上記第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域とを有し、上記第2領域は、上記衛生保持部材を挟んで、上記ブラシ部への負荷が加わる側とは反対側に設けられている。
他の形態においては、上記パッキンは、上記振動伝達部材の上記外周面側に位置する内側円筒部と、上記筒状部の上記一端の上記内周面側に位置する外側円筒部と、上記内側円筒部の一端側と上記外側円筒部の一端側とを連結する環状プレート部とを有し、上記環状プレート部には、他の領域よりも厚さが厚い環状厚肉部が設けられ、上記第1領域においては、上記環状厚肉部には、上記環状厚肉部の厚さ方向に向かう溝が設けられ、上記第2領域においては、上記環状厚肉部には、上記環状厚肉部の厚さ方向に向かう溝は設けられていない。
他の形態においては、上記パッキンは、上記振動伝達部材の上記外周面側に位置する内側円筒部と、上記筒状部の上記一端の上記内周面側に位置する外側円筒部と、上記内側円筒部の一端側と上記外側円筒部の一端側とを連結する環状プレート部とを有し、上記環状プレート部の上記第2領域においては、上記第1領域よりも厚さが厚い厚肉部が設けられている。
他の形態においては、上記厚肉部は、上記環状プレート部の外面側に設けられている。
他の形態においては、上記厚肉部は、上記環状プレート部の内面側に設けられている。
他の形態においては、上記パッキンは、上記振動伝達部材の上記外周面側に位置する内側円筒部と、上記筒状部の上記一端の上記内周面側に位置する外側円筒部と、上記内側円筒部の一端側と上記外側円筒部の一端側とを連結する環状プレート部とを有し、上記環状プレート部の上記第2領域においては、上記環状プレート部よりも剛性の高い部材が埋め込まれている。
この考案によれば、電動歯ブラシの使用時における不快感を低減することが可能な構造を備える電動歯ブラシを提供することが可能となる。
実施の形態における電動歯ブラシ(組み立てられた後の状態)を示す側面図である。 実施の形態における電動歯ブラシ(組み立てられた後の状態)を示す断面図である。 図2中のIIIで囲まれた領域の部分拡大断面図である。 実施の形態における電動歯ブラシを分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す斜視図である。 実施の形態における電動歯ブラシの分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す断面図である。 実施の形態における電動歯ブラシに用いられる駆動ユニットの分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す斜視図である。 実施の形態における電動歯ブラシに用いられるパッキンの構造を示す斜視図である。 図7中のVIII−VIII線矢視断面図である。 他のパッキンの構造を示す斜視図である。 図9中のX−X線矢視断面図である。 他のパッキンの構造を示す斜視図である。 図11中のXII−XII線矢視断面図である。 他のパッキンの構造を示す斜視図である。 図13中のXIV−XIV線矢視断面図である。
本考案に基づいた実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。実施の形態については、モータの回転によって振動を発生させる電動歯ブラシに基づき説明する。実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本考案の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
(電動歯ブラシ100)
図1〜図6を参照して、実施の形態における電動歯ブラシ100について説明する。図1は、電動歯ブラシ100(組み立てられた後の状態)を示す側面図である。図2は、電動歯ブラシ100(組み立てられた後の状態)を示す断面図である。図2においては、図示上の便宜のため、電動歯ブラシ100の上部側と下部側とが互いに分離して図示される。
図3は、図2中のIIIで囲まれた領域の部分拡大断面図、図4は、電動歯ブラシ100を分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す斜視図、図5は、電動歯ブラシ100の分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す断面図、図6は、実施の形態における電動歯ブラシに用いられる駆動ユニットの分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す斜視図である。。
図1および図2に示すように、電動歯ブラシ100は、アウターケース10、駆動ユニット20(図2〜図4参照)、蓋部材30、および衛生保持部材40を備える。
(アウターケース10)
アウターケース10は、電動歯ブラシ100の使用者によって把持されることができる。アウターケース10は、筒状部11および底部12を含み、全体として有底筒状に構成される(図3参照)。筒状部11の外表面の所定の位置には、操作部17が設けられる。筒状部11の底部12とは反対側に、蓋部材30が取り付けられる。蓋部材30を挟んでアウターケース10の反対側に、ブラシ部41およびステム部42を含む衛生保持部材40が取り付けられる。
図2〜図5(主として図4)に示すように、筒状部11の一端11Aには、開口11Hが形成される。筒状部11の一端11A側の外表面11AS(図3参照)には、Oリング13、凹部14,15、および凸部16が設けられる。Oリング13は、外表面11ASを取り囲むように環状に設けられる。Oリング13は、外表面11ASとこの外表面11ASに嵌め込まれる蓋部材30の内表面との間に形成される隙間を液密状に塞ぐ。Oリング13によって、電動歯ブラシ100の防水性が向上する(図2参照)。
凹部14は、駆動ユニット20の外表面に設けられた固定部24に係合する。凹部15は、駆動ユニット20の外表面に設けられた固定部25(図2および図5参照)に係合する。凸部16は、蓋部材30の内表面に設けられた凹部26M(図2および図5参照)に係合する。
底部12は、内表面12Sを有し、筒状部11の他端11Bを塞ぐように設けられる。筒状部11の内表面11Sと底部12の内表面12Sとは、互いに連続するように形成される。筒状部11および底部12は、一体成型されるとよい。当該一体成型によれば、電動歯ブラシ100としての意匠性が向上する。
筒状部11および底部12が一体成型される場合、筒状部11および底部12は、たとえば、ABS樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene共重合合成樹脂)を射出成型することによって作製される。筒状部11および底部12は、別部材として準備された後に、互いに一体化されてもよい。
(駆動ユニット20)
図4および図5に示すように、駆動ユニット20は、一端20Aから他端20Bに向かって略棒状に構成される。矢印AR1に示すように、駆動ユニット20は、筒状部11の開口11Hを通して、アウターケース10内に挿入および配置される。
上述のとおり、駆動ユニット20の(ミドルケース21に設けられた)固定部24は、アウターケース10における凹部14に係合する。駆動ユニット20の(ミドルケース21に設けられた)固定部25(図4参照)は、アウターケース10における凹部15に係合する。固定部24および凹部14同士の係合、ならびに固定部25および凹部15同士の係合によって、駆動ユニット20はアウターケース10(筒状部11の内表面11S)に対して固定される。
図6を参照して、駆動ユニット20について詳細に説明する。図6は、駆動ユニット20の分解した状態(組み立てられる前の状態)を示す第1斜視図である。図6においては、インナーケース21Mおよびインナーケース21Nが互いに組み合わされ、インナーケース21MNが構成された状態が示される。
駆動ユニット20は、振動伝達部材22(振動伝達部)、パッキン21L、スプリング21P、弾性部材21R、弾性体21J、インナーケース21MN、ミドルケース21、制御基板23、固定部26、モータ28(図5参照)、電源部27(図5参照)等から構成される。
(振動伝達部材22)
振動伝達部材22は、たとえばステンレス製の部材から構成される。振動伝達部材22は、電動歯ブラシ100(図2参照)が組み立てられた状態においては、インナーケース21MN(詳細は後述する)および衛生保持部材40の間に位置する。
振動伝達部材22は、略円錐状に形成された取付部22Sと、略円柱状に形成された軸部22Tとを有する。取付部22Sの形状は、衛生保持部材40(図2および図3参照)に設けられた凹部43の形状に対応している。取付部22Sに、衛生保持部材40が取り付けられる。取付部22Sの一端が、駆動ユニット20における一端20Aを構成する。
軸部22Tは、軸部22Tの一端20Aとは反対側に設けられる。軸部22Tの端部近傍は平板状に構成される。この平板状に構成された部分には、貫通孔22Hが設けられる。この貫通孔22Hと、弾性部材21Rにおける貫通孔21UHと、インナーケース21Mにおける開口21E1には、ボルト21Bが挿通される(矢印AR16参照)。
パッキン21Lは、ゴム等の弾性を有する部材から、略円環状に形成される。パッキン21Lは、電動歯ブラシ100(駆動ユニット20)が組み立てられた状態においては、後述するミドルケース21の先端部21Kに覆い被さるように配置される(図3参照)。パッキン21Lは、電動歯ブラシ100の内部への異物の侵入を阻止する。特に、防水性を向上させる。パッキン21Lは、貫通孔21Gを有する。貫通孔21G内に、振動伝達部材22の軸部22Tが嵌め込まれる(矢印AR12参照)。なお、パッキン21Lの詳細構造については、後述する。環状のスプリング21Pは、パッキン21Lの内側に取り付けられる(図3参照)。
(弾性部材21R)
弾性部材21Rは、ゴム等の部材から構成される。なお、弾性部材21Rは、必要に応じて設けられるとよい。弾性部材21Rは、次述するインナーケース21MNの一端21D1に設けられた開口21DHに嵌め込まれる(矢印AR15参照)。弾性部材21Rは、円板部21Qおよび基台部21Uを有する。円板部21Qの略中央には、凹部21QH(図5参照)が設けられる。凹部21QHには、振動伝達部材22の下端部が嵌め込まれる(矢印AR14参照)。
基台部21Uは、中空の略角柱状に形成される。基台部21Uの中央を貫通するように、貫通孔21UHが設けられる。貫通孔21UHは、振動伝達部材22の貫通孔22Hに対応している。
上述のとおり、振動伝達部材22の貫通孔22Hと、弾性部材21Rにおける貫通孔21UHと、インナーケース21Mにおける開口21E1と、インナーケース21Nにおける開口21E1とには、これらを連結するようにボルト21Bが嵌め込まれる。ボルト21Bの締結によって、振動伝達部材22は、インナーケース21MNの一端21D1に、弾性部材21Rを挟んで固定される。
(インナーケース21MN)
第1ケースとしてのインナーケース21MNは、インナーケース21Mおよびインナーケース21Nから構成される。
インナーケース21Mは、駆動ユニット20を構成する構造部材であり、駆動ユニット20の上部側(駆動ユニット20の一端20A側)から下部側(駆動ユニット20の他端20B側)の略全体にわたって設けられる。
図6に示すように、インナーケース21Mの上部は、半割の円筒形状に構成される。この半割の円筒形状の部分の内側に、モータ28および偏心錘28Wが配置される。偏心錘28Wは、モータ28の回転軸に接続され、モータ28によって回転駆動される。
インナーケース21Nも、半割の円筒形状に構成される。インナーケース21Mの上部とインナーケース21Nとは、互いに組み合わされことによって円筒形状部分21Yを構成する。モータ28および偏心錘28Wは、この円筒形状部分21Y(図5参照)の内部に含まれる。互いに組み合わされたインナーケース21Mおよびインナーケース21Nによって、インナーケース21MNが構成される。
インナーケース21MNの一端21D1側と他端21D2側との間には、台座部21Zが設けられる。弾性体21Jは、円環状のゴム等の部材から構成され、台座部21Z上に載置される(矢印AR10参照)。
制御基板23は、駆動ユニット20の外形形状に沿いつつ、駆動ユニット20の長手方向に沿って延在するように設けられる。制御基板23の表面には、各種のスイッチが実装される。これらのスイッチは、アウターケース10に設けられた操作部17の位置に対応するように配置される。
電源部27(図2参照)は、インナーケース21Mの内部に配置され、制御基板23およびモータ28に電気的に接続される。給電用コイル29も、インナーケース21Mの内部に配置される。給電用コイル29は、電源部27に接続され、電動歯ブラシ100が充電機(図示せず)上に載置された際に、電源部27を充電する。
(ミドルケース21)
図6に示すように、ミドルケース21は、円筒状に形成される。ミドルケース21は、インナーケース21MNの円筒形状部分21Yを取り囲むように配置される(矢印AR11参照)。
上述のとおり、ミドルケース21の外表面には、固定部24が設けられる。駆動ユニット20がアウターケース10(図2参照)内に配置された状態では、固定部24はアウターケース10における凹部14(図2参照)に係合する。
ミドルケース21は、弾性体21Jが台座部21Z上に載置された後、インナーケース21MNの円筒形状部分21Yの周りに嵌め込まれる。弾性体21Jは、ミドルケース21の後端部21Vとインナーケース21MNの台座部21Zとの間に挟まれる。弾性体21Jは、インナーケース21MNからミドルケース21に伝わる振動を低減する。弾性体21Jによって、インナーケース21MNのミドルケース21に対する防振(制振)効果を得ることができる。
円筒形状部分21Yの周りにミドルケース21が嵌め込まれた後、インナーケース21MN(円筒形状部分21Y)の一端21D1に設けられた開口21DHに、弾性部材21Rが嵌め込まれる(矢印AR15参照)。弾性部材21Rの上方において、スプリング21Pおよびパッキン21Lが順次積み上げられる(矢印AR14参照)。
この状態で、振動伝達部材22が、パッキン21Lの貫通孔21G内、スプリング21P内、および弾性部材21Rの凹部21QH内に差し込まれる。振動伝達部材22の貫通孔22H、弾性部材21Rの貫通孔21UH、インナーケース21Mの開口21E1(図5参照)、およびインナーケース21Nの開口21E2が互いに連通する。ボルト21Bがこれらに嵌め込まれる。
ボルト21Bの締結によって、振動伝達部材22の下端は、インナーケース21MNの一端21D1に、弾性部材21Rを挟んで固定される(図2)。図2に示すように、振動伝達部材22の下端は、モータ28に取り付けられた偏心錘28Wに対向するように配置される。
開口21F1に、ボルト21Cが嵌め込まれる(矢印AR17、および図2参照)。ボルト21B,21Cの締結によって、インナーケース21Nおよびインナーケース21Mは相互に接合される。振動伝達部材22の取付部22S(図5参照)は、ミドルケース21およびパッキン21Lの上方から突出する(図2参照)。
(固定部26)
固定部26は、インナーケース21Mの他端21D2に設けられた嵌合凸部21T(図2参照)に取り付けられる。固定部26は、駆動ユニット20の他端20Bに位置する。駆動ユニット20は、以上のように構成される。
(蓋部材30・衛生保持部材40)
図4および図5を再び参照して、蓋部材30は、一端31から他端32に向かって徐々に直径が大きくなる円環状に形成される。蓋部材30の内表面には、アウターケース10の凸部16に係合する環状の凹部26M(図5参照)が設けられる。
蓋部材30は、アウターケース10内に駆動ユニット20が配置された状態で、アウターケース10(筒状部11)の一端11Aに取り付けられる(矢印AR2参照)。筒状部11の一端11A側における外表面11AS(図4参照)、および、駆動ユニット20(ミドルケース21)の一端20A側に設けられたパッキン21Lは、筒径方向の外側から蓋部材30によって覆われる。
衛生保持部材40は、インナーケース21MNの外部に位置する。衛生保持部材40は、口内の衛生を保持するためのブラシ部41およびステム部42を含む。ブラシ部41は、たとえばナイロン(毛状)などから構成される。ステム部42は、たとえばポリカーボネートなどから構成される。意匠上の観点からは、ステム部42の下部側が不透明の部材から構成され、ステム部42の上部側が透明の部材から構成されてもよい。
ステム部42の内部には、凹部43が設けられる。凹部43は、振動伝達部材22における取付部22S(図6参照)の表面形状に対応する。凹部43と振動伝達部材22とが互いに嵌合することによって、衛生保持部材40が駆動ユニット20に固定される(矢印AR3参照)。
衛生保持部材40が駆動ユニット20に対して固定された状態では、衛生保持部材40は蓋部材30を挟んでアウターケース10の反対側に位置する。衛生保持部材40としては、マッサージ用のシリコン片などであってもよい。
(電動歯ブラシ100の組み立て)
電動歯ブラシ100が組み立てられる際には、駆動ユニット20が、筒状部11の開口11Hを通して、アウターケース10内に挿入および配置される。駆動ユニット20の(ミドルケース21に設けられた)固定部24は、アウターケース10における凹部14に係合する。駆動ユニット20の(ミドルケース21に設けられた)固定部25(図5参照)は、アウターケース10における凹部15に係合する。固定部24および凹部14同士の係合、ならびに固定部25および凹部15同士の係合によって、駆動ユニット20はアウターケース10(筒状部11の内表面11S)に対して固定される。
駆動ユニット20の他端20Bに設けられた固定部26は、アウターケース10における底部12の内表面12Sに対して互いに固定されるように構成されてもよい。駆動ユニット20の他端20Bに固定部26が設けられることによって、駆動ユニット20は筒状部11の内表面11Sに対してより安定した状態で固定されることができる。
アウターケース10における凹部14および駆動ユニット20における固定部24同士、ならびにアウターケース10における凹部15および駆動ユニット20における固定部25同士が、互いに強固に固定される場合などには、固定部26が底部12の内表面12Sに固定されるという構成は、必要に応じて採用されるとよい。
駆動ユニット20における固定部26が底部12の内表面12Sに固定される場合、固定部26はシリコンゴムなどの弾性体から構成されるとよい。駆動ユニット20のアウターケース10に対する防振(制振)効果を得ることができる。固定部26としては、インナーケース21Mと一体的に構成されてもよい。この場合、インナーケース21Mの下端(駆動ユニット20の他端20B)は、比較的柔らかい樹脂などから、インナーケース21Mの一部として構成されるとよい。
駆動ユニット20における固定部26が底部12の内表面12Sに固定される場合、底部12の内表面12Sは球面状に凹設されるとよい。固定部26は、底部12の内表面12Sの形状に対応する半球状に凸設されるとよい。当該構成によれば、固定部26は、内表面12Sに対してより安定した状態で固定されることができる。
電動歯ブラシ100においては、駆動ユニット20が、凹部14,15および固定部24,25同士による固定(ならびに必要に応じて固定部26および底部12同士による固定)によって、アウターケース10に対して固定される。筒状部11の内表面11Sには、駆動ユニット20を固定するためのリブ(弾性を有する部材)などがさらに設けられてもよい。また、駆動ユニット20のミドルケース21の外周面に、弾性を有する部材がさらに設けられていてもよい。
(電動歯ブラシ100の動作)
図5を再び参照して、電動歯ブラシ100においては、操作部17が操作されることによって、電源のON/OFFが切り替えられる。電源ON時には、制御基板23の制御によって、電源部27からモータ28に電力が供給される。モータ28によって、偏心錘28Wが回転駆動される。
偏心錘28Wの回転によって、偏心錘28Wおよびモータ28が振動する。この振動は、インナーケース21MN(インナーケース21M,21N)に伝達される。上述のとおり、振動伝達部材22の下端は、(弾性部材21Rが設けられる場合は、)弾性部材21Rを挟んで、インナーケース21MNの一端21D1(図6参照)に固定される。
インナーケース21MNに生じた振動は、(弾性部材21Rが設けられる場合は、)弾性部材21Rを通して、振動伝達部材22に伝達される。弾性部材21Rが設けられない場合は、インナーケース21MNに生じた振動は、振動伝達部材22に直接的に伝達される。振動伝達部材22に伝達された振動は、振動伝達部材22に取り付けられた衛生保持部材40(特に、ブラシ部41)に伝達される。ブラシ部41の振動によって、電動歯ブラシ100は歯磨きなどに使用されることが可能となる。
(パッキン21L)
次に、図7および図8を参照して、本実施の形態に採用されるパッキン21Lの構造について説明する。なお、図7は、パッキン21Lの構造を示す斜視図であり、図8は、図7中のVIII−VIII線矢視断面図である。
このパッキン21Lは、ゴム、合成樹脂等を用いて弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域R1と、この第1領域R1の第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域R2とを有している。第2領域R2は、衛生保持部材40を挟んで、ブラシ部41への負荷が加わる側(矢印F方向)とは反対側に設けられている。
本実施の形態では、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に90°の広がりを持って、180°の領域が第1領域R1を構成し、他の180°の領域が第2領域R2を構成している。なお、180°の第1領域R1および180°の第2領域R2に限定されることなく、たとえば、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に45°の広がりを持って、90°の領域が第1領域R1を構成し、他の270°の領域が第2領域R2を構成するようにしてもかまわない。
パッキン21Lの具体的な構成としては、上述した振動伝達部材22の外周面側に位置する内側円筒部21L1と、筒状部11の一端11Aの内周面側に位置する外側円筒部21L2と、内側円筒部21L1の一端側と外側円筒部21L2の一端側とを連結する環状プレート部21L3とを有している。
さらに、環状プレート部21L3には、他の領域よりも厚さが厚い環状厚肉部21L4が設けられ、第1領域R1においては、環状厚肉部21L4には、環状厚肉部21L4の厚さ方向に向かう溝Mが設けられている。なお、第2領域R2においては、環状厚肉部21L4には、環状厚肉部21L4の厚さ方向に向かう溝Mは設けられていない。
このように、環状プレート部21L3の第1領域R1には溝Mを設け、第2領域R2には溝Mを設けない構造を採用することで、周方向における単位長さにおいて、第1領域R1の剛性と第2領域R2の剛性とを比較した場合には、第2領域R2の剛性の方が高くなる。
その結果、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)から力が加わった場合でも、第2領域R2の剛性が高いことから、パッキン21Lが大きく押し潰されることはない。その結果、パッキン21Lによる振動低減の効果は維持され、振動伝達部材22からパッキン21Lに伝わる振動を、パッキン21Lで吸収することができる。これにより、電動歯ブラシの使用者へ与える不快感を低減させることが可能となる。
(他のパッキンの構造)
図9および図10を参照して、他の構造を有するパッキン21Laについて説明する。なお、図9は、パッキン21Laの構造を示す斜視図であり、図10は、図9中のX−X線矢視断面図である。
このパッキン21Laも、上記パッキン21Lと同様に、ゴム、合成樹脂等を用いて弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域R1と、この第1領域R1の第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域R2とを有している。第2領域R2は、衛生保持部材40を挟んで、ブラシ部41への負荷が加わる側(矢印F方向)とは反対側に設けられている。
このパッキン21Laも、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に90°の広がりを持って、180°の領域が第1領域R1を構成し、他の180°の領域が第2領域R2を構成している。なお、180°の第1領域R1および180°の第2領域R2に限定されることなく、たとえば、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に45°の広がりを持って、90°の領域が第1領域R1を構成し、他の270°の領域が第2領域R2を構成するようにしてもかまわない。
パッキン21Laの具体的な構成としては、上述した振動伝達部材22の外周面側に位置する内側円筒部21L1と、筒状部11の一端11Aの内周面側に位置する外側円筒部21L2と、内側円筒部21L1の一端側と外側円筒部21L2の一端側とを連結する環状プレート部21L3とを有している。
さらに、環状プレート部21L3には、第2領域R2において、第1領域R1よりも厚さが厚い厚肉部21L5が、環状プレート部21L3の外面側に設けられている。パッキン21Laにおいては、厚肉部21L5の断面は半円形状であるが、半円形状に限定されることなく、矩形形状であってもよい。
このように、環状プレート部21L3の第2領域R2には厚肉部21L5を設け、第1領域R1には厚肉部21L5を設けない構造を採用することで、周方向における単位長さにおいて、第1領域R1の剛性と第2領域R2の剛性とを比較した場合には、第2領域R2の剛性の方が高くなる。
その結果、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)から力が加わった場合でも、第2領域R2の剛性が高いことから、パッキン21Laが大きく押し潰されることはない。その結果、パッキン21Laによる振動低減の効果は維持され、振動伝達部材22からパッキン21Laに伝わる振動を、パッキン21Laで吸収することができる。これにより、電動歯ブラシの使用者へ与える不快感を低減させることが可能となる。
(他のパッキンの構造)
図11および図12を参照して、他の構造を有するパッキン21Lbについて説明する。なお、図11は、パッキン21Lbの構造を示す斜視図であり、図12は、図11中のXII−XII線矢視断面図である。
このパッキン21Lbも、上記パッキン21L,21Laと同様に、ゴム、合成樹脂等を用いて弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域R1と、この第1領域R1の第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域R2とを有している。第2領域R2は、衛生保持部材40を挟んで、ブラシ部41への負荷が加わる側(矢印F方向)とは反対側に設けられている。
このパッキン21Lbも、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に90°の広がりを持って、180°の領域が第1領域R1を構成し、他の180°の領域が第2領域R2を構成している。なお、180°の第1領域R1および180°の第2領域R2に限定されることなく、たとえば、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に45°の広がりを持って、90°の領域が第1領域R1を構成し、他の270°の領域が第2領域R2を構成するようにしてもかまわない。
パッキン21Lbの具体的な構成としては、上述した振動伝達部材22の外周面側に位置する内側円筒部21L1と、筒状部11の一端11Aの内周面側に位置する外側円筒部21L2と、内側円筒部21L1の一端側と外側円筒部21L2の一端側とを連結する環状プレート部21L3とを有している。
さらに、環状プレート部21L3には、第2領域R2において、第1領域R1よりも厚さが厚い厚肉部21L6が、環状プレート部21L3の内面側において、外側円筒部21L2に接するように設けられている。パッキン21Lbにおいては、厚肉部21L6の断面は矩形形状であるが、矩形形状に限定されることなく、半円形状であってもよい。
このように、環状プレート部21L3の第2領域R2には厚肉部21L6を設け、第1領域R1には厚肉部21L6を設けない構造を採用することで、周方向における単位長さにおいて、第1領域R1の剛性と第2領域R2の剛性とを比較した場合には、第2領域R2の剛性の方が高くなる。
その結果、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)から力が加わった場合でも、第2領域R2の剛性が高いことから、パッキン21Lbが大きく押し潰されることはない。その結果、パッキン21Lbによる振動低減の効果は維持され、振動伝達部材22からパッキン21Lbに伝わる振動を、パッキン21Lbで吸収することができる。これにより、電動歯ブラシの使用者へ与える不快感を低減させることが可能となる。
(他のパッキンの構造)
図13および図14を参照して、他の構造を有するパッキン21Lcについて説明する。なお、図13は、パッキン21Lcの構造を示す斜視図であり、図14は、図13中のXIV−XIV線矢視断面図である。
このパッキン21Lcも、上記パッキン21L,21La,21Lbと同様に、ゴム、合成樹脂等を用いて弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域R1と、この第1領域R1の第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域R2とを有している。第2領域R2は、衛生保持部材40を挟んで、ブラシ部41への負荷が加わる側(矢印F方向)とは反対側に設けられている。
このパッキン21Lcも、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に90°の広がりを持って、180°の領域が第1領域R1を構成し、他の180°の領域が第2領域R2を構成している。なお、180°の第1領域R1および180°の第2領域R2に限定されることなく、たとえば、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)を中心として両側に45°の広がりを持って、90°の領域が第1領域R1を構成し、他の270°の領域が第2領域R2を構成するようにしてもかまわない。
パッキン21Lcの具体的な構成としては、上述した振動伝達部材22の外周面側に位置する内側円筒部21L1と、筒状部11の一端11Aの内周面側に位置する外側円筒部21L2と、内側円筒部21L1の一端側と外側円筒部21L2の一端側とを連結する環状プレート部21L3とを有している。
さらに、環状プレート部21L3には、第2領域R2において、環状プレート部21L3よりも剛性の高い部材21L7が埋め込まれている。本実施の形態では、部材21L7として、樹脂部材が埋め込まれている。
このように、環状プレート部21L3の第2領域R2には部材21L7を埋め込み、第1領域R1には部材21L7を埋め込まない構造を採用することで、周方向における単位長さにおいて、第1領域R1の剛性と第2領域R2の剛性とを比較した場合には、第2領域R2の剛性の方が高くなる。
その結果、ブラシ部41への負荷が加わる方向(矢印F方向)から力が加わった場合でも、第2領域R2の剛性が高いことから、パッキン21Lcが大きく押し潰されることはない。その結果、パッキン21Lcによる振動低減の効果は維持され、振動伝達部材22からパッキン21Lcに伝わる振動を、パッキン21Lcで吸収することができる。これにより、電動歯ブラシの使用者へ与える不快感を低減させることが可能となる。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 アウターケース、11 筒状部、11A,20A,31 一端、11AS 外表面、11B,20B,32 他端、11H,21DH,21E1,21E2,21F1 開口、11S,12S 内表面、12 底部、13 Oリング、14,15,21QH,26M,43 凹部、16 凸部、17 操作部、20 駆動ユニット、21 ミドルケース、21B,21C ボルト、21G,21UH 貫通孔、21J 弾性体、21K 先端部、21L,21La,21Lb,21Lc パッキン、21L1 内側円筒部、21L2 外側円筒部、21L3 環状プレート部、21L4 環状厚肉部、21L5,21L6 厚肉部、21L7 部材、21M,21N インナーケース、21MN インナーケース、21P スプリング、21Q 円板部、21R 弾性部材、21T 嵌合凸部、21U 基台部、21V 後端部、21Y 円筒形状部分、21Z 台座部、22 振動伝達部材、22S 取付部、22T 軸部、23 制御基板、24,25,26 固定部、27 電源部、28 モータ、28W 偏心錘、29 給電用コイル、30 蓋部材、40 衛生保持部材、41 ブラシ部、42 ステム部、100 電動歯ブラシ、M 溝。

Claims (6)

  1. 一端に開口を有する筒状部と、
    前記筒状部に収容されるとともに、一部が前記開口から露出する振動伝達部材と、
    前記振動伝達部材の前記開口から露出する領域に装着される、ブラシ部を含む衛生保持部材と、
    前記振動伝達部材の外周面と前記筒状部の前記一端の内周面との間に生じる隙間を塞ぐ環状のパッキンと、を備え、
    前記パッキンは、弾性変形可能に設けられ、周方向における単位長さにおいて、第1の剛性を有する第1領域と、前記第1の剛性よりも高い第2の剛性を有する第2領域とを有し、
    前記第2領域は、前記衛生保持部材を挟んで、前記ブラシ部への負荷が加わる側とは反対側に設けられている、電動歯ブラシ。
  2. 前記パッキンは、
    前記振動伝達部材の前記外周面側に位置する内側円筒部と、
    前記筒状部の前記一端の前記内周面側に位置する外側円筒部と、
    前記内側円筒部の一端側と前記外側円筒部の一端側とを連結する環状プレート部と、を有し、
    前記環状プレート部には、他の領域よりも厚さが厚い環状厚肉部が設けられ、
    前記第1領域においては、前記環状厚肉部には、前記環状厚肉部の厚さ方向に向かう溝が設けられ、
    前記第2領域においては、前記環状厚肉部には、前記環状厚肉部の厚さ方向に向かう溝は設けられていない、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記パッキンは、
    前記振動伝達部材の前記外周面側に位置する内側円筒部と、
    前記筒状部の前記一端の前記内周面側に位置する外側円筒部と、
    前記内側円筒部の一端側と前記外側円筒部の一端側とを連結する環状プレート部と、を有し、
    前記環状プレート部の前記第2領域においては、前記第1領域よりも厚さが厚い厚肉部が設けられている、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記厚肉部は、前記環状プレート部の外面側に設けられている、請求項3に記載の電動歯ブラシ。
  5. 前記厚肉部は、前記環状プレート部の内面側に設けられている、請求項3に記載の電動歯ブラシ。
  6. 前記パッキンは、
    前記振動伝達部材の前記外周面側に位置する内側円筒部と、
    前記筒状部の前記一端の前記内周面側に位置する外側円筒部と、
    前記内側円筒部の一端側と前記外側円筒部の一端側とを連結する環状プレート部と、を有し、
    前記環状プレート部の前記第2領域においては、前記環状プレート部よりも剛性の高い部材が埋め込まれている、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107349025A (zh) * 2017-08-11 2017-11-17 宁波市思虎电子科技有限公司 一种改进的声波振动牙刷
CN109091264A (zh) * 2018-09-21 2018-12-28 上海飞科电器股份有限公司 电动牙刷电机轴防水结构及电动牙刷

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