JP3169212U - カーテンレールのエンドキャップ取付機構 - Google Patents

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岩瀬 真人
真人 岩瀬
和樹 柴
和樹 柴
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Abstract

【課題】ブラケットを介して壁等に取付けられた複数のレール本体の同一サイドの全端部に単一のエンドキャップを装着するときに、エンドキャップを袖壁等に当接させた状態又はエンドキャップ及び袖壁等間に殆ど隙間を発生させない状態で装着できるカーテンレールのエンドキャップ取付機構を提供する。【解決手段】同一水平面内に所定の間隔をあけかつ壁13に平行に延びて設けられた複数のレール本体11,12が壁13にブラケットを介して取付けられる。エンドキャップ21を、複数のレール本体11,12のうち壁13から最も離れたレール本体11の端部に壁13に向って水平に挿入することにより、エンドキャップ21が複数のレール本体11,12の同一サイドの全端面を被覆するように複数のレール本体11,12に装着される。【選択図】図1

Description

本考案は、複数のレール本体の同一サイドの全端部を被覆する単一のエンドキャップをこれらのレール本体に取付ける機構に関するものである。
従来、L字状に屈曲形成された本体の一端部に端面を開放した中空状の短辺が形成され、孔を有する係止片が本体の他端部下方に突設され、端面を開放した中空状の副体が本体の側方に短辺と平行になるように突設され、更に孔を有する止着具が副体の下方に突設されたカーテンレール用キャップが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このカーテンレール用キャップでは、本体が短辺と連通する中空状に形成され、本体及び短辺の下面中央にL字状に沿って開口が形成される。
このように構成されたカーテンレール用キャップでは、本体及び副体の中空部の断面形状が、カーテンレールの断面形状に即応して形成される、即ち短辺と副体との間隔がダブルブラケットに架設されるカーテンレールの間隔によって設定される。また本体はダブルブラケットに架設された2本のカーテンレールの両端部に、短辺を室内側のカーテンレールの端部に、副体を室外側のカーテンレールの端部にそれぞれ嵌着することによって取付けられ、止着具で固定される。このように、ダブルブラケットに架設された2本のカーテンレールの両端部に、一対のキャップを嵌着することによって取付作業が完了するので、その取付作業が簡単かつ確実に行うことができる。また架設された2本のカーテンレールの両端部がキャップにより連結されているので、2本のカーテンレールをダブルブラケットのみによって架設したものと比べて強靭となる。
実願平3−65226号(実開平6−52669号公報)の明細書及び図面(請求項1、段落[0007]、[0012]、図4及び図6)
しかし、上記従来の特許文献1に示されたカーテンレール用キャップでは、2本のカーテンレールを取付ける壁から室内に向って突出する袖壁がカーテンレールの一端の近傍に設けられる場合、特に袖壁に2本のカーテンレールの一端をキャップの装着状態で突き当てて施工しようとする場合、キャップを装着する前に、キャップが2本のカーテンレールの一端から突出する分だけ袖壁及びカーテンレール間に隙間をあけて、2本のカーテンレールを壁にダブルブラケットを介して取付けると、これらのカーテンレールの一端にキャップを差込むことができず、また2本のカーテンレールの一端にキャップを差込むスペースを確保して、2本のカーテンレールを壁にダブルブラケットを介して取付けると、袖壁とキャップとの間に隙間が発生してしまう不具合があった。
この点を解消するために、ダブルブラケット、カーテンレール、キャップ等の部品を全て組立ててから壁面に固定する方法が考えられるけれども、カーテンレールが長尺物である場合、作業者一人で施工することが難しくなり、またカーテンレールを天井に接近して取付ける場合、ダブルブラケット取付用のビスを壁にねじ込むための電動ドライバ等の工具を上記カーテンレール及び天井間に挿入できない問題点がある。
また上記点を解消するために、窓側のカーテンレール及び室内側のカーテンレールの端面を被覆する単一のキャップを室内側のカーテンレールのみに固定するカーテンレール構造であって、このキャップを室内側のカーテンレールに取付けた後に、この室内側のカーテンレールをダブルブラケットに固定するカーテンレール構造があるけれども、このカーテンレール構造では、窓側のカーテンレールを室内側のカーテンレールより短く切断する必要があるため、作業時間が増大したり、また窓側のカーテンレールにキャップストップを装着する必要があるため、部品点数が増大する問題点があった。
本考案の第1の目的は、ブラケットを介して壁等に取付けられた複数のレール本体の同一サイドの全端部に単一のエンドキャップを装着するときに、エンドキャップを袖壁等に当接させた状態又はエンドキャップ及び袖壁等間に殆ど隙間を発生させない状態で装着できる、カーテンレールのエンドキャップ取付機構を提供することにある。本考案の第2の目的は、レール本体が長尺物であっても作業者一人で施工でき、またレール本体を天井に接近して取付ける場合であっても、レール本体及びエンドキャップを組付ける前にブラケットのみを壁等に取付けることにより、ブラケット取付用のビスを壁にねじ込むための電動ドライバ等の工具をレール本体及び天井間に挿入できないという事態を回避できる、カーテンレールのエンドキャップ取付機構を提供することにある。本考案の第3の目的は、複数のレール本体の一部を短くするために切断する必要がなく、またエンドキャップとは別のキャップストップを用いずに済み、取付作業時間及び部品点数を増大させない、カーテンレールのエンドキャップ取付機構を提供することにある。
本考案の第1の観点は、図1及び図4に示すように、壁13又は窓枠にブラケット14を介して取付けられ同一水平面内に所定の間隔をあけかつ壁13又は窓枠に平行に延びて設けられた複数のレール本体11,12と、これらのレール本体11,12の同一サイドの全端面を被覆するように複数のレール本体11,12に装着される単一のエンドキャップ21とを備えたカーテンレールのエンドキャップ取付機構において、エンドキャップ21を複数のレール本体11,12のうち壁13又は窓枠から最も離れたレール本体11の端部に壁13又は窓枠に向って水平に挿入することにより、エンドキャップ21が複数のレール本体11,12の同一サイドの全端面を被覆するように複数のレール本体11,12に装着されることを特徴とする。
本考案の第2の観点は、第1の観点に基づく考案であって、更に図1及び図2に示すように、エンドキャップ21が、複数のレール本体11,12の同一サイドの全端面に対向するキャップ本体21aと、キャップ本体21aの上縁に連設され複数のレール本体11,12の全端部上面を覆う上片21bと、キャップ本体21aの下縁に連設され複数のレール本体11,12の全端部下面を覆う下片21cと、キャップ本体21aの壁13又は窓枠とは反対側の側縁に連設され壁13又は窓枠から最も離れたレール本体11の端部正面を覆う側片21dとを有し、キャップ本体21aの壁13又は窓枠に対向する側縁が開放されたことを特徴とする。
本考案の第3の観点は、第2の観点に基づく考案であって、更に図1〜図3に示すように、単一のエンドキャップ21を複数のレール本体11,12に装着した状態で単一のエンドキャップ21を複数のレール本体11,12の同一サイドの全端部にそれぞれ固定する複数のキャップ固定具31を更に備え、複数のレール本体11,12の下面にこれらのレール本体11,12の全長にわたって延びるレール溝11b,12bがそれぞれ形成され、エンドキャップ21を複数のレール本体11,12に装着したときレール溝11b,12bに連通する凹溝21f,21gがエンドキャップ21の下片21cにそれぞれ形成され、互いに連通するレール溝11b,12b及び凹溝21f,21gにキャップ固定具31を挿通してレール本体11,12にエンドキャップ21を圧接することにより、単一のエンドキャップ21が複数のレール本体11,12の同一サイドの全端部にそれぞれ固定されることを特徴とする。
本考案の第4の観点は、第2又は第3の観点に基づく考案であって、更に図1〜図4に示すように、キャップ本体21aの内面にガイドリブ21hが設けられ、エンドキャップ21を壁13又は窓枠から最も離れたレール本体11の端部に壁13又は窓枠に向って水平に挿入するとき、ガイドリブ21h端面が複数のレール本体11,12の同一サイドの全端面に接しながらエンドキャップ21を案内するように構成されたことを特徴とする。
本考案の第5の観点は、第1ないし4いずれかの観点に基づく考案であって、更に図3及び図4に示すように、複数のレール本体11,12が2本の第1及び第2レール本体からなることを特徴する。
本考案の第1の観点のエンドキャップ取付機構では、エンドキャップを複数のレール本体のうち壁等から最も離れたレール本体の端部に壁等に向って水平に挿入して、複数のレール本体の同一サイドの全端面を被覆するようにエンドキャップを複数のレール本体に装着する。このため、複数のレール本体を取付ける壁から室内に向って突出する袖壁等がレール本体の一端の近傍に設けられていても、袖壁等に複数のレール本体の同一サイドの全端面を単一のエンドキャップの装着状態で突き当てて施工することが可能となる。即ち、ブラケットを介して壁等に取付けられた複数のレール本体の同一サイドの全端部に単一のエンドキャップを装着するときに、エンドキャップを袖壁等に当接させた状態又はエンドキャップ及び袖壁等間に殆ど隙間を発生させない状態で装着できる。
また壁にブラケットを取付け、このブラケットに複数のレール本体を取付けた後に、エンドキャップを、複数のレール本体のうち壁等から最も離れたレール本体の端部に壁等に向って水平に挿入して、複数のレール本体の同一サイドの全端面を被覆するようにエンドキャップを複数のレール本体に装着するので、レール本体が長尺物であっても作業者一人で施工できる。またレール本体を天井に接近して取付ける場合であっても、レール本体及びエンドキャップを組付ける前にブラケットのみを壁等に取付けるので、ブラケット取付用のビスを壁にねじ込むための電動ドライバ等の工具をレール本体及び天井間に挿入できないという事態を回避できる。
更に窓側のカーテンレール及び室内側のカーテンレールの端面を被覆する単一のキャップを室内側のカーテンレールのみに固定する従来のカーテンレール構造であって、このキャップを室内側のカーテンレールに取付けた後に、この室内側のカーテンレールをダブルブラケットに固定する従来のカーテンレール構造では、窓側のカーテンレールを室内側のカーテンレールより短く切断する必要があるため、作業時間が増大したり、また窓側のカーテンレールにキャップストップを装着する必要があるため、部品点数が増大する問題点があるのに対し、本考案では、複数のレール本体の一部を短くするために切断する必要がなく、またエンドキャップとは別のキャップストップを用いずに済むので、取付作業時間及び部品点数が増大することはない。
本考案の第2の観点のエンドキャップ取付機構では、エンドキャップのキャップ本体の壁等に対向する側縁を開放したので、エンドキャップを、複数のレール本体のうち壁等から最も離れたレール本体の端部に壁等に向って水平に挿入できる。
本考案の第3の観点のエンドキャップ取付機構では、互いに連通するレール溝及び凹溝にキャップ固定具を挿通してレール本体にエンドキャップを圧接することにより、単一のエンドキャップが複数のレール本体の同一サイドの全端部にそれぞれ固定される。この結果、エンドキャップを複数のレール本体の端部に確実に固定できる。
本考案の第4の観点のエンドキャップ取付機構では、エンドキャップを壁等から最も離れたレール本体の端部に壁等に向って水平に挿入するとき、ガイドリブ端面が複数のレール本体の同一サイドの全端面に接しながらエンドキャップを案内する。この結果、エンドキャップを複数のレール本体にスムーズに挿入できる。
本考案実施形態のエンドキャップをレール本体に取付ける手順を示す図3のA−A線断面図である。 エンドキャップの斜視図である。 図4のB−B線断面図である。 図5のC矢視図である。 図4のD矢視図である。
次に本考案を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図3及び図4に示すように、2本のレール本体11,12、即ち第1及び第2レール本体11,12が同一水平面内に所定の間隔をあけかつ壁13に平行に延びて設けられる。これらのレール本体11,12はブラケット14を介して窓上方の壁13に取付けられる。第1レール本体11はブラケット14の先端の下面に壁13から離れた状態で取付けられ、第2レール本体12はブラケット14の基端近傍の下面に壁13に接近した状態で取付けられる。第1及び第2レール本体11,12は、同一の横断面形状、即ち横断面略伏せC字状に形成されるとともに(図3)、同一の長さに形成される(図4)。これらのレール本体11,12の下面、即ち第1及び第2レール本体11,12の第1及び第2底板11a,12aには、第1及び第2レール本体11,12の全長にわたって延びる第1及び第2レール溝11b,12bがそれぞれ形成される。また第1及び第2レール本体11,12は鋼板のプレス加工やアルミニウム合金の押出し加工又は引抜き加工等によりそれぞれ形成される。更にブラケット14は所定の間隔をあけて3つ設けられる(図4及び図5)。これらのブラケット14は、ビス16により壁13に取付けられて壁13に密着する基部14aと、基部14aの下端に壁13から離れる方向に突設された保持部14bとを有する。これらの保持部14bにより第1及び第2レール本体11,12が保持されるように構成される。
一方、第1及び第2レール本体11,12の一端側には単一の第1エンドキャップ21が装着され(図2〜図4)、第1及び第2レール本体11,12の他端には単一の第2エンドキャップ22が装着される(図4及び図5)。第1及び第2エンドキャップ21,22は左右対称に形成されるため、第1エンドキャップ21を代表して説明し、第2エンドキャップ22の説明を省略する。第1エンドキャップ21は、この第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12のうち壁13から最も離れた第1レール本体11の一端側の端部に壁13に向って水平に挿入することにより、第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端面を被覆するように第1及び第2レール本体11,12に装着されるように構成される(図2〜図4)。具体的には、第1エンドキャップ21は、第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端面に対向する第1キャップ本体21aと、第1キャップ本体21aの上縁に連設され第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端部上面を覆う第1上片21bと、第1キャップ本体21aの下縁に連設され第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端部下面を覆う第1下片21cと、第1キャップ本体21aの壁13とは反対側の側縁に連設され壁13から最も離れた第1レール本体11の一端側の端部正面を覆う第1側片21dとを有する。
上記第1キャップ本体21aの壁13に対向する側縁は開放される。これにより第1キャップ本体21aの壁13に対向する側縁に第1開口部21eが形成される(図2及び図4)。また第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12に装着したとき、第1及び第2レール溝11b,12bに連通する第1インナ凹溝21f及び第1アウタ凹溝21gが第1エンドキャップ21の下片21cにそれぞれ形成される。更に第1キャップ本体21aの内面には、この内面からの突出高さが上片21b、下片21c及び側片21dより低い複数の第1ガイドリブ21hが設けられる(図2〜図4)。これにより第1キャップ本体21aの壁13に対向する側縁の第1開口部21eは狭められる。そして第1エンドキャップ21を壁13から最も離れた第1レール本体11の一端側の端部に壁13に向って水平に挿入するとき、第1ガイドリブ21h端面が第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端面に接しながら第1エンドキャップ21を案内するように構成される。また第1キャップ本体21a、第1上片21b、第1下片21c、第1側片21d及び第1ガイドリブ21hは、ポリエチレン、ABS、ナイロン等のプラスチックにより一体的に形成される。
一方、単一の第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12の一端部に装着した状態で、単一の第1エンドキャップ21が一対の第1キャップ固定具31により第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端部にそれぞれ固定されるように構成される(図1及び図3)。第1キャップ固定具31は、金属板を略伏せコ字状に折曲げて形成された第1固定具本体31aと、この第1固定具本体31aに形成された第1ねじ孔31cに螺合する第1固定ビス31bと、第1固定具本体31aに垂設され下部に第1透孔31eが形成された第1係止片31dと、第1透孔31eに係止する第1固定リング31fとを有する。互いに連通する第1レール溝11b及び第1インナ凹溝21fに第1キャップ固定具31を挿通して第1レール本体11に第1エンドキャップ21を圧接することにより、単一の第1エンドキャップ21が第1レール本体11の一端側の端部に固定され、互いに連通する第2レール溝12b及び第1アウタ凹溝21gに第1キャップ固定具31を挿通して第2レール本体12に第1エンドキャップ21を圧接することにより、単一の第1エンドキャップ21が第2レール本体12の一端側の端部に固定される。また単一の第2エンドキャップ22を第1及び第2レール本体11,12の他端部に装着した状態で、単一の第2エンドキャップ22が一対の第2キャップ固定具32により第1及び第2レール本体11,12の他端側の全端部にそれぞれ固定されるように構成される(図4及び図5)。第2キャップ固定具32は第1キャップ固定具31と同一形状に形成されるので、その説明を省略する。
なお、第1エンドキャップ21を第1レール本体11の一端側の端部に固定する第1固定リング31fには、第1カーテン(図示せず)の上縁一端部に取付けられた第1フック(図示せず)を引っ掛けるように構成され、第1エンドキャップ21を第2レール本体12の一端側の端部に固定する第1固定リング31fには、第2カーテン(図示せず)の上縁の一端に取付けられた第2フック(図示せず)を引っ掛けるように構成される(図1及び図3)。また、図2中の符号21iは、第1インナ凹溝21fに挿入した第1キャップ固定具31の第1固定ビス31bが意図せずに離脱するのを阻止する第1インナ突起であり、図2中の符号21jは、第1アウタ凹溝21gに挿入した第1キャップ固定具31の第1固定ビス31bが意図せずに離脱するのを阻止する第1アウタ突起である。また、図5中の符号41は、第1カーテンの上縁に取付けられた第1フックを引っ掛け可能に形成され第1レール本体11に沿って移動する第1シングルランナであり、図5中の符号51は、第1カーテンの上縁に取付けられた第1フックを引っ掛け可能に形成され第1レール本体11に沿って移動するとともに内部にマグネットが内蔵された第1ダブルランナである。更に、図示しないが、第2カーテンの上縁に取付けられた第2フックを引っ掛け可能に形成され第2レール本体12に沿って移動する第2シングルランナが上記第1シングルランナ41と同一形状に形成され、第2カーテンの上縁に取付けられた第2フックを引っ掛け可能に形成され第2レール本体12に沿って移動するとともにマグネットが内蔵された第2ダブルランナが上記第1ダブルランナ51と同一形状に形成される。
次に壁13に取付けられたブラケット14に第1及び第2レール本体11,12を取付け、これらのレール本体11,12に第1エンドキャップ21を取付ける手順を説明する。この実施の形態では、第1及び第2レール本体11,12を取付ける壁13から室内に向って突出する袖壁17が第1及び第2レール本体11,12の一端側の端面に接近して設けられる。先ず第1及び第2レール本体11,12の一端から第1及び第2レール溝11b,12bに第1キャップ固定具31,31をそれぞれ挿入する(図1(a))。次いで第1及び第2レール本体11,12の一端面から袖壁17までの距離を、第1エンドキャップ21のキャップ本体21aの厚さと第1ガイドリブ21hの高さとの合計長と同一になるように、第1及び第2レール本体11,12をブラケット14にそれぞれ取付ける。次に第1エンドキャップ21の第1キャップ本体21aの壁13に対向する側縁に形成された第1開口部21eから、第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12のうち壁13から最も離れた第1レール本体11の端部に壁13に向って水平に挿入して、第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端面を被覆するように第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12に装着する。このとき第1ガイドリブ21h端面が第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端面に接しながら第1エンドキャップ21を案内するので、第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12にスムーズに挿入できる。
そして第1レール本体11の第1レール溝11bに挿入した第1キャップ固定具31を第1エンドキャップ21に向ってスライドさせ、互いに連通する第1レール溝11b及び第1インナ凹溝21fに第1キャップ固定具31の第1固定ビス31bを挿通した後に、第1固定ビス31bを第1ねじ孔31cに対して締付けると、第1レール本体11に第1エンドキャップ21が圧接され、単一の第1エンドキャップ21が第1レール本体11の一端側の端部に固定される。また第2レール本体12の第2レール溝12bに挿入した第1キャップ固定具31を第1エンドキャップ21に向ってスライドさせ、互いに連通する第2レール溝12b及び第1アウタ凹溝21gに第1キャップ固定具31の第1固定ビス31bを挿通した後に、第1固定ビス31bを第1ねじ孔31cに対して締付けると、第2レール本体12に第1エンドキャップ21が圧接され、単一の第1エンドキャップ21が第2レール本体12の一端側の端部に固定される。この結果、単一の第1エンドキャップ21を第1及び第2レール本体11,12の一端側の端部に確実に固定できる。
また第1及び第2レール本体11,12を取付ける壁13から室内に向って突出する袖壁17が第1及び第2レール本体11,12の一端の近傍に設けられていても、袖壁17に第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端面を単一の第1エンドキャップ21の装着状態で突き当てて施工することが可能となる。即ち、ブラケット14を介して壁13に取付けられた第1及び第2レール本体11,12の一端側の全端部に単一の第1エンドキャップ21を装着するときに、第1エンドキャップ21を袖壁17に当接させた状態又は第1エンドキャップ21及び袖壁17間に殆ど隙間を発生させない状態で装着できる。更に第1及び第2レール本体11,12が長尺物であっても作業者一人で施工できるとともに、第1及び第2レール本体11,12を天井に接近して取付ける場合であっても、第1及び第2レール本体11,12と第1エンドキャップ21を組付ける前にブラケット14のみを壁13に取付けるので、ブラケット14取付用のビスを壁13にねじ込むための電動ドライバ等の工具を第1及び第2レール本体11,12と天井との間に挿入できないという事態を回避できる。
次に第2エンドキャップ22を第1及び第2レール本体11,12の他端側の端部に取付ける手順を説明する。先ず第1及び第2レール11,12の第1及び第2レール溝11b,12bにシングルランナ41及びダブルランナ42を挿入する。次に第2エンドキャップ22の第2インナ凹溝22f及び第2アウタ凹溝22gに第2キャップ固定具32の第2固定ビス32bをそれぞれ挿入する(図4及び図5)。更にこの第2エンドキャップ22を第1及び第2レール本体11,12の他端側の端部に図4及び図5の破線矢印で示すように挿入した後に、第2固定ビス32bを締付けると、第1及び第2レール本体11,12に第2エンドキャップ22が圧接され、単一の第2エンドキャップ22が第1及び第2レール本体11,12の他端側の端部に固定される。
なお、上記実施の形態では、レール本体を壁にブラケットを介して取付けたが、レール本体を窓枠にブラケットを介して取付けてもよい。また、上記実施の形態では、ブラケットに2本のレール本体を取付けたが、ブラケットに3本以上のレール本体を取付けてもよい。この場合、単一のエンドキャップは3本以上のレール本体の同一サイドの全端面を被覆するようにこれらのレール本体に装着される。また、上記実施の形態では、第1エンドキャップの第1キャップ本体の外面を袖壁に当接させるか、或いは第1エンドキャップの第1キャップ本体の外面と袖壁との間に殆ど隙間を発生させないようにしたが、第1及び第2レール本体を取付ける壁に設けられた窓の一側縁がこの壁に対して直角方向に延びる側壁に接近して設けられる場合には、第1エンドキャップの第1キャップ本体の外面を側壁に当接させるか、或いは第1エンドキャップの第1キャップ本体の外面と側壁との間に殆ど隙間を発生させないようにする。更に、上記実施の形態では、第1及び第2レール本体の一端側に接近して袖壁が設けられた場合を説明したが、第1及び第2レール本体の他端側に接近して袖壁が設けられる場合には、第2エンドキャップを第1レール本体の他端側の端部に壁に向って水平に挿入し、第1及び第2レール本体の一端側及び他端側に接近して袖壁がそれぞれ設けられる場合には、第1エンドキャップを第1レール本体の一端側の端部に壁に向って水平に挿入するとともに、第2エンドキャップを第1レール本体の他端側の端部に壁に向って水平に挿入する。
11 第1レール本体
11b 第1レール溝
12 第2レール本体
12b 第2レール溝
13 壁
14 ブラケット
21 第1エンドキャップ
21a 第1キャップ本体
21b 第1上片
21c 第1下片
21d 第1側片
21f 第1インナ凹溝(凹溝)
21g 第1アウタ凹溝(凹溝)
21h 第1ガイドリブ
31 第1キャップ固定具

Claims (5)

  1. 壁(13)又は窓枠にブラケット(14)を介して取付けられ同一水平面内に所定の間隔をあけかつ前記壁(13)又は前記窓枠に平行に延びて設けられた複数のレール本体(11,12)と、これらのレール本体(11,12)の同一サイドの全端面を被覆するように前記複数のレール本体(11,12)に装着される単一のエンドキャップ(21)とを備えたカーテンレールのエンドキャップ取付機構において、
    前記エンドキャップ(21)を前記複数のレール本体(11,12)のうち前記壁(13)又は前記窓枠から最も離れたレール本体(11)の端部に前記壁(13)又は前記窓枠に向って水平に挿入することにより、前記エンドキャップ(21)が前記複数のレール本体(11,12)の同一サイドの全端面を被覆するように前記複数のレール本体(11,12)に装着されることを特徴とするカーテンレールのエンドキャップ取付機構。
  2. 前記エンドキャップ(21)が、前記複数のレール本体(11,12)の同一サイドの全端面に対向するキャップ本体(21a)と、前記キャップ本体(21a)の上縁に連設され前記複数のレール本体(11,12)の全端部上面を覆う上片(21b)と、前記キャップ本体(21a)の下縁に連設され前記複数のレール本体(11,12)の全端部下面を覆う下片(21c)と、前記キャップ本体(21a)の前記壁(13)又は前記窓枠とは反対側の側縁に連設され前記壁(13)又は前記窓枠から最も離れたレール本体(11)の端部正面を覆う側片(21d)とを有し、前記キャップ本体(21a)の前記壁(13)又は前記窓枠に対向する側縁が開放された請求項1記載のカーテンレールのエンドキャップ取付機構。
  3. 前記単一のエンドキャップ(21)を前記複数のレール本体(11,12)に装着した状態で前記単一のエンドキャップ(21)を前記複数のレール本体(11,12)の同一サイドの全端部にそれぞれ固定する複数のキャップ固定具(31)を更に備え、前記複数のレール本体(11,12)の下面にこれらのレール本体(11,12)の全長にわたって延びるレール溝(11b,12b)がそれぞれ形成され、前記エンドキャップ(21)を前記複数のレール本体(11,12)に装着したとき前記レール溝(11b,12b)に連通する凹溝(21f,21g)が前記エンドキャップ(21)の下片(21c)にそれぞれ形成され、互いに連通するレール溝(11b,12b)及び凹溝(21f,21g)に前記キャップ固定具(31)を挿通して前記レール本体(11,12)に前記エンドキャップ(21)を圧接することにより、前記単一のエンドキャップ(21)が前記複数のレール本体(11,12)の同一サイドの全端部にそれぞれ固定される請求項2記載のカーテンレールのエンドキャップ取付機構。
  4. 前記キャップ本体(21a)の内面にガイドリブ(21h)が設けられ、前記エンドキャップ(21)を前記壁(13)又は前記窓枠から最も離れたレール本体(11)の端部に前記壁(13)又は前記窓枠に向って水平に挿入するとき、前記ガイドリブ(21h)端面が前記複数のレール本体(11,12)の同一サイドの全端面に接しながら前記エンドキャップ(21)を案内するように構成された請求項2又は3記載のカーテンレールのエンドキャップ取付機構。
  5. 複数のレール本体(11,12)が2本の第1及び第2レール本体からなる請求項1ないし4いずれか1項に記載のカーテンレールのエンドキャップ取付機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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