JP3168770U - 指圧補助具 - Google Patents

指圧補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP3168770U
JP3168770U JP2011001752U JP2011001752U JP3168770U JP 3168770 U JP3168770 U JP 3168770U JP 2011001752 U JP2011001752 U JP 2011001752U JP 2011001752 U JP2011001752 U JP 2011001752U JP 3168770 U JP3168770 U JP 3168770U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
acupressure
inclined surface
assisting device
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011001752U
Other languages
English (en)
Inventor
康夫 宇山
康夫 宇山
Original Assignee
康夫 宇山
康夫 宇山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康夫 宇山, 康夫 宇山 filed Critical 康夫 宇山
Priority to JP2011001752U priority Critical patent/JP3168770U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168770U publication Critical patent/JP3168770U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

【課題】構造簡単で操作が容易で、患部に対して、ピンポイントであてがって、指圧できる指圧補助具を提供する。【解決手段】指圧補助具10は、板状体11と、その板状体11の一端の下方に固着させた台座13とを備え、台座13によって形成された板状体11の傾斜面11aのほぼ中央位置には、1つの突起12が設けられている。板状体11や突起13の素材としては木質、ゴム、合成樹脂、金属など種々のものを使用できるが、FRPや炭素繊維を含有させたものでも良い。【選択図】図1

Description

本考案は、患者自身が簡単に操作して指圧を施すことができる指圧補助具の改良に関する。
従来より、手技による指圧の代わりに、患者自身が自ら操作しながら指圧を施こすことができる指圧補助具が種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1のものは、ベース部材に2個以上の指圧用の押圧部を形成して構成され、持ち手を操作して指圧できるようになっている。また特許文献2には、複数の半球状の指圧用突起を背もたれ部に設けて指圧とマッサージ効果を発揮するようにしたベンチが提案されている。
特開2001−25500号公報 実用新案登録第3119624号公報
ところが、これら従来の指圧補助具は複数の指圧用突起を有しているために、背中等に指圧補助具をあてがっても、複数のポイントに力が分散したり、患部ではない部位に力が加わったりしてしまい、肝心の患部へは十分な指圧効果が得られないことが多い。
また、電気的に駆動するマッサージ機では、指圧用突起が順次、前後上下等に動作しながら駆動するので押圧力は必要とされないが、このようなものも突起は左右等1組を設けたものが多い。したがって、突起同士の間隔は調整できても、肝心の患部をピンポイントで押圧することは難しく、隔靴掻痒の感は否めない。
本考案は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、操作が容易な上に楽な姿勢で患部に対してピンポイントで押圧できる指圧補助具を提供することにある。
上記目的を達成するために提案される本考案の指圧補助具は、細長い板状体の一方を高くして、頂点部を有した傾斜面に、1つの突起を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の指圧補助具は、前記傾斜面は、弾性変形可能な素材で構成され、前記突起に患部が押付けられたときには、その弾性復元力を患部に作用させる構造にしている。
請求項3に記載の指圧補助具は、前記傾斜面に沿って、上、下方向の位置が変動できる構造にしており、請求項4に記載の指圧補助具は、前記傾斜面の頂点部側には、水平な支持受部がさらに形成されている。
請求項5に記載の指圧補助具は、突起は先端が尖らず、先端部より広がった基端部を有し、その周縁が面取りされた形状になっている。
本考案の指圧補助具によれば、一方を高くした傾斜面に1つの突起を設けた構成であるため、突起を患部にあてがうようにして傾斜面に体を乗せるか、傾斜面を体に押し付けるだけで、突起に押圧力を集中させて指圧ができる。
また、患部への指圧の強さも、患部に対する押付を手加減することで簡単に調節できる。
したがって、背中や肩甲骨を押圧する場合にも、床面に体を仰向けにした後、横向きになってから、体と床面との間に指圧補助具を置き、突起を患部にあてがってから、体を指圧補助具に載せるだけで、患部をピンポイントで押圧することができる。
請求項2に記載の指圧補助具によれば、傾斜面は、弾性変形可能な素材で構成され、突起に患部が押付けられたときには、その弾性復元力を患部に作用させる構造にしているので、押圧力を小さくしても、弾性力が作用して十分な指圧ができる。
さらに、請求項3に記載の指圧補助具によれば、突起は傾斜面に沿って、上、下方向の位置を変動できるため、使用目的や使用する人(大人、子供など)に応じて、操作のしやすい位置や、適正な押圧力がかかる位置に移動させて調節できる。
請求項4に記載の指圧補助具によれば、傾斜面の頂部側に水平な支持受部が形成されているので、体を横向きに転がせて、その支持受部に載せ置きすることで、指圧を一時的に安定して中断することができ、使い勝手がよい。
請求項5に記載の指圧補助具によれば、突起は先端が尖らず、その周縁が面取りされているので、突起の周縁に患部をあてがうことで、突起の先端を押付けた場合とは異なるパターンの刺激で指圧ができる。
また、突起は先端部を尖らせず、先端部よりも広がった基端部の周縁が面取りされた形状になっているので、体をずらせることで、基端部の面取りされた周縁を患部に押付けて指圧することもできるので、突起の先端部だけで押圧するものに比べて、刺激を異ならせた押圧パターンで指圧ができる。
更に、面取りされているので刺激も軽減でき、あてがう部分が突起の頂部よりも寸法的にも小さく傾斜しているので、患部に過度な刺激を与えることもない。
(a)は指圧補助具の一実施形態を示す斜視図、(b)は床置使用時の正面図である。 同指圧補助具の使用例である。 (a)、(b)は同指圧補助具の他の使用例である。 同指圧補助具のさらに他の使用例である。 (a)は指圧補助具の他の実施形態を示す床置使用時の正面図、(b)は同指圧補助具のX−X線拡大概略縦断面図である。
以下に、本考案の実施形態について、添付図面とともに説明する。
図1(a)、(b)は、指圧補助具の一実施形態を示す斜視図、床置使用時の正面図である。
この指圧補助具10は、板状体11と、その板状体11の一端の下方に固着させた台座13とを備え、台座13によって形成された板状体11の傾斜面11aのほぼ中央位置には、1つの突起12が設けられている。板状体11や突起13の素材としては木質、ゴム、合成樹脂、金属など種々のものを使用できるが、FRPや炭素繊維を含有させたものでもよい。
台座13は、図例以外にも種々構成でき、台座に代えて、板状体11の一端または両端に蝶番を設けて折り曲げ、あるいは折り畳み可能な構成にして、使用時に折り曲げて傾斜面としてもよい。また、板状体11の一端の裏面に結合穴などを設けておいて、板状体11と別体とした台座を使用時に取り付けてもよい。
板状体11の寸法は、人が背中等にあてがって操作できるものとして、幅5〜10cm、長さ20〜40cm、厚さ3〜6cm程度のものが好適に使用できるが、使用目的によって寸法が特定されることはいうまでもない。また、台座13の高さについても適宜の寸法のものを使用すればよいが、傾斜面11aの傾斜角度は、床置として使用する場合1〜10度が好適である。
さらに、傾斜面11aを構成する板状体11は弾性変形可能な素材で製されてあってもよい。そのようなものでは、突起12に患部が押付けられたときには、板状体11が弾性変形して、その弾性復元力が患部に作用するので、押圧力が小さくても十分な指圧ができる。
突起12は傾斜面11aの中央部に固定されており、傾斜面11aの頂部側(突起12を設けた部位よりも高所側)には、体の一部を一時的に載せ置きできる支持受部11bが形成されている。なお、支持受部11bは、患部を一時的に載置したときに安定に保持するために水平な平坦面を設けてもよい。
この突起12は、板状体11と同一素材でもよいが、患部に押圧する部分であるため、遠赤外線を放射する効果の高いもの、微弱な放射線を出すものなど、医療効果の高い材料を含んだものでもよい。例えば、炭素、水晶、トルマリン、ラジウム、ゲルマニウム、磁性体などを使用したり、内部に直接封入してもよい。もちろん板状体11にもこの種の素材を含有させてもよい。
また突起12は、図例のものでは、略四角錐台形状の部材で構成されているが、このような形状のものでは、図1(b)の1点鎖線で囲んだ拡大斜視図に示すように、角部12bを面取りしておくことが望ましい。
後述するように高所側から低所側へ体を滑らせて使用する場合、おもに突起12の高所側の角部12bと先端部(頂上部)12aで指圧することとなるため、その角部12bは指圧に適した湾曲面あるいは平坦面とすることが望ましい。突起12の先端部12aは、図例では、患部に必要以上の刺激を与えないために平坦面に形成されているが、凸状の湾曲面に形成してもよい。
なお突起12は、円柱、円錐台、三角錐台、その他形状でもよいが、患部に必要以上の刺激を与えないためには先端部が尖っていない形状が望ましい。また、傾斜面11aの板上縁部11dも図例のように面取りしておくことが望ましく、そのような構造のものでは、傾斜面11aの面取部を患部にあてがって指圧することができる。
なお、使用中、体に当たる傾斜面の全ての角部について面取りしておけば、更に異なった指圧の刺激を与えることができる。
突起12は傾斜面11aに固定できればよいが、取り外し自在として取付位置を変更できるようにしてもよい。図例のように、突起12にボルト螺子14を埋め込み、傾斜面11aに複数の螺子孔11cを設けて、突起12のボルト螺子14を任意の螺子孔11cに螺入させて、位置を有段階的に変更させて固定できるようにしてもよい。
また、使用目的に応じて、寸法(縦、横、高さ)や形状の異なる突起12を準備しておき取り替えて使用するようにしてもよい。例えば家族で使用する場合には、大人、子供など個人に合った突起12に付け替えればよい。
また、突起12にゴムなど柔軟なカバーを被せて、より柔らかな感触で押圧できるようにしてもよい。
ついで、図1に示した指圧補助具10の使用方法について、図2〜図4の使用例図を参照しながら説明する。
この指圧補助具10は、図2および図3(a)、(b)に示すように床置した後、体が傾斜面11aを横断するようにして、腰、太腿部等にあてがい、突起12を指圧したい患部12に押し当てる。この状態で体重を掛けると、突起12は患部を押圧するが、このような状態で台座13や操作端部10aを手で操作して移動したり(図1(b)の矢印方向)、図2に示すように他端10bを支点として水平方向に操作端部10aを回転させたり、横にずらしたりして患部を手探りで見つけ出し、見つけ出した後は患部を突起12で押圧し続けながら患部への押圧力や刺激を調整することができる。
また、床面上で仰向けになって体を横向きにして体と床面との間に隙間を形成してから、そこに指圧補助具10を挿入して、突起12を患部に宛がうようにしてから体を指圧保持具10の上に置いて指圧を施してもよい。
また、支持受部11bを設けたものでは、指圧の途中において、突起が患部から離れるように体を横回転させて支持受部11bに載せることで指圧を中断することができ、体を反対方向に横回転させて患部を突起12の上に載せれば、突起12による連続的な刺激を休止しながら指圧が継続できる。
指圧補助具10は腰部、太腿部の他、背中、腕、首など体の種々の部位に使用でき、また上方から突起12を下に向けて押し当てるように使用することもできる。
例えば、突起12を患部に宛がい、板状体11の両端を手でもって、突起を支点として、シーソのように揺動させて指圧を行ってもよく、患部に指を押し付ける従来の指圧に比べると、小さい力で十分な押圧力を作用させることができる。
また、図4に示すようにイス20に座った状態で、背もたれ部21と背中の間に、指圧補助具10を突起12を背中に向けた状態で挟み込むなどして傾斜面11aの体からはみ出した部分を手で前後、上下などに揺り動かしてもよく、指圧補助具10は、てこの原理によって、はみ出し部分と体が接触する部分を支点とし、突起12を力点として、比較的小さい力で患部に押し当ることができる。
これら以外に、竹踏みのような要領で足の裏で突起12を踏みつけたり、突起12を患部に叩きつけてもよく、使用目的に応じてその他使用態様を変更すればよい。
以上のように、指圧補助具10は指圧用の突起12を1つ設けた構成であるため、患部へのあてがいが極めて簡単で、患部に押圧力に集中させることができる。また、押圧力も手加減で好みに合わせて容易に調節できる。
さらに、図5に示した他の指圧補助具10は、台座を板状体11に一体化して形成されたもので、丈夫な合成樹脂等で一体成形されており、傾斜面11a上には突起12が設けられ、その先端部12aが底面に対して平行に形成されている。
この指圧補助具10によれば、図1に示した指圧補助具10と同様に効果が得られるとともに、指圧補助具10を床置したときには先端部12aの面が水平となるため、先端部12aの全面を患部に均一に押し当てることができ、床置用として好適に使用できる。
この指圧補助具10は、突起12からボルト螺子14を突出させる一方で傾斜面11aには長い溝条11dを形成しておき、突起12のボルト螺子14を溝条11dに貫通突出させて、突起12をスライド自在に任意の位置で固定できるようになっているが、突起12の緩みを防止するために、スプリングワッシャを介してボルト止めしてもよい。なお、その他の方法で突起12を傾斜面11aに沿って無段階で調節可能な構造にしてもよい。
10 指圧補助具
10a 操作端部
10b 他端
11 板状体
11a 傾斜面
11b 支持受部
11c 孔
11d 溝条
12 突起
12a 先端部
12b 角部
13 台座
14 ボルト螺子
15 蝶ナット
20 イス
21 背もたれ部

Claims (5)

  1. 細長い板状体の一方を高くして、頂点部を有する傾斜面を形成し、その傾斜面に1つの突起を設けたことを特徴とする指圧補助具。
  2. 請求項1において、
    前記傾斜面は、弾性変形可能な素材で構成されており、前記突起に患部が押付けられたときには、その弾性復元力を患部に作用させる構造にしている、指圧補助具。
  3. 請求項1または2において、
    前記突起は、前記傾斜面に沿って、上、下方向の位置を変動できる構造にしている、指圧補助具。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記傾斜面の頂部側には、水平な支持受部がさらに形成されている、指圧補助具。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記突起は、先端が尖らず、先端部より広がった基端部を有し、その周縁が面取りされた形状になっている指圧補助具。
JP2011001752U 2010-07-21 2011-03-30 指圧補助具 Expired - Fee Related JP3168770U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001752U JP3168770U (ja) 2010-07-21 2011-03-30 指圧補助具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010163945 2010-07-21
JP2010163945 2010-07-21
JP2011001752U JP3168770U (ja) 2010-07-21 2011-03-30 指圧補助具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3168770U true JP3168770U (ja) 2011-06-30

Family

ID=54879720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011001752U Expired - Fee Related JP3168770U (ja) 2010-07-21 2011-03-30 指圧補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168770U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101480334B1 (ko) 물리치료용 일자목 교정기
KR100941568B1 (ko) 마사지용 건강 지압구
JP3168770U (ja) 指圧補助具
KR20160001815U (ko) 전신 마사지도구
KR101563654B1 (ko) 물리치료용 지압기
CN203915379U (zh) 一种坐卧两用办公沙发
JP2012170672A (ja) 胸及び肩周囲マッサージ器具
JP3206775U (ja) マッサージ器具
KR200261409Y1 (ko) 지압 시트
CN214510382U (zh) 一种改进型吧椅
JP3225391U (ja) 小角式指圧器(おづのしきしあつき)
CN203914185U (zh) 一种可调整坐姿的坐垫
JP5927657B1 (ja) 指圧具
JP3197850U (ja) 指圧器具
JP3175762U (ja) 指圧器
CN209751623U (zh) 一种多功能点穴按摩器
JP3137959U (ja) 足裏マッサージ踏み板
KR20180061705A (ko) 타이머가 구비된 엉덩이지압 의자
KR200455088Y1 (ko) 학습용 의자
JP3007056U (ja) 指圧棒
JP3168048U (ja) 万能柄付きマッサージ具
JP2007125335A (ja) 指先もみ具
JP3035646U (ja) 頸椎マッサージャー
JP3160389U (ja) 顔面美肌用支持パット
JP3185338U (ja) 押圧健康杖

Legal Events

Date Code Title Description
AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees