JP3168573B2 - 放電灯用安定器 - Google Patents
放電灯用安定器Info
- Publication number
- JP3168573B2 JP3168573B2 JP7848790A JP7848790A JP3168573B2 JP 3168573 B2 JP3168573 B2 JP 3168573B2 JP 7848790 A JP7848790 A JP 7848790A JP 7848790 A JP7848790 A JP 7848790A JP 3168573 B2 JP3168573 B2 JP 3168573B2
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- Japan
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- winding
- discharge lamp
- terminals
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- ballast
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、放電灯用安定器に関する。
［従来の技術］ 第３図に２灯リーケージトランス型の放電灯用安定器
を示す。
を示す。
図において、２は１次コイルで端子T2,T5を介して電
源に接続されている。f1,f2,f3は各フィラメント用コイ
ルである。また、３は２次コイルでランプ20,20に接続
されている。１次コイル２と２次コイル３とは各々巻枠
B1,B2に巻回形成され、かつコアＣに並列配設してコイ
ルユニット１を形成する。
源に接続されている。f1,f2,f3は各フィラメント用コイ
ルである。また、３は２次コイルでランプ20,20に接続
されている。１次コイル２と２次コイル３とは各々巻枠
B1,B2に巻回形成され、かつコアＣに並列配設してコイ
ルユニット１を形成する。
このコイルユニット１には、各コイル2,3と電源，コ
ンデンサ等々との接続便宜のために所定数の端子Ｔが設
けられている。端子Ｔはコイルユニット１の小型化とコ
スト的制限等から最小必要数とされ、かつ１次コイル２
側と２次コイル３側とに等数配設されているのが一般的
である。第３図、第４図に示す例では１次コイル２側に
６個の端子T1〜T6、２次コイル３側に６個の端子T11〜T
16が対称として設けられている。
ンデンサ等々との接続便宜のために所定数の端子Ｔが設
けられている。端子Ｔはコイルユニット１の小型化とコ
スト的制限等から最小必要数とされ、かつ１次コイル２
側と２次コイル３側とに等数配設されているのが一般的
である。第３図、第４図に示す例では１次コイル２側に
６個の端子T1〜T6、２次コイル３側に６個の端子T11〜T
16が対称として設けられている。
また、進相型安定器１では、ランプ20と直列に進相コ
ンデサ11が介装され、一方、起動用コンデンサ12と雑音
防止用コンデンサ13とがランプ20と並列接続されてい
る。なお、19は外付抵抗である。
ンデサ11が介装され、一方、起動用コンデンサ12と雑音
防止用コンデンサ13とがランプ20と並列接続されてい
る。なお、19は外付抵抗である。
ここに、各コンデンサ11,12,13は、主に製作便宜から
コンデンサユニット10に一体として形成されかつ回路図
に照し２次コイル側に介装されているのが一般的であ
る。
コンデンサユニット10に一体として形成されかつ回路図
に照し２次コイル側に介装されているのが一般的であ
る。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、上記構成によるとコイル1,3、各コンデン
サ11,12,13と端子間との接続状態を示した第４図に見ら
れるように、１次コイル２のコイル端P1,P2は１次コイ
ル側端子（T2,T5）に接続されるが、２次コイル３の一
方コイル端S1は２次コイル側端子T11〜T16のいずれにも
接続できず、１次コイル側端子（T2）に直接渡り配線し
なければならない場合が多々に生ずる。
サ11,12,13と端子間との接続状態を示した第４図に見ら
れるように、１次コイル２のコイル端P1,P2は１次コイ
ル側端子（T2,T5）に接続されるが、２次コイル３の一
方コイル端S1は２次コイル側端子T11〜T16のいずれにも
接続できず、１次コイル側端子（T2）に直接渡り配線し
なければならない場合が多々に生ずる。
すると、２次コイル３の巻回作業時と具体的配線接続
時との間にミスマッチが生ずるため、これを勘案してコ
イル３を製作するには、コイル端S1の取出口や固定位置
等の吟味問題が生じ巻線作業が煩わしくコスト高を招く
という問題がある。
時との間にミスマッチが生ずるため、これを勘案してコ
イル３を製作するには、コイル端S1の取出口や固定位置
等の吟味問題が生じ巻線作業が煩わしくコスト高を招く
という問題がある。
一方、そのミスマッチがコイル３側で解消されないと
きは、そのコイル端S1の発見・取出し作業等に手間がか
かったり、１次コイル側端子への接続ミスが生じたり、
場合によっては断線させるという事態を招来させるばか
りか、配線の自動化を妨げるという欠点もある。
きは、そのコイル端S1の発見・取出し作業等に手間がか
かったり、１次コイル側端子への接続ミスが生じたり、
場合によっては断線させるという事態を招来させるばか
りか、配線の自動化を妨げるという欠点もある。
したがって、一層のコスト低減，信頼性の向上等現今
要請を満たすことができないとの指摘がある。
要請を満たすことができないとの指摘がある。
ここに、本発明の目的は、巻線作業，配線作業が容易
で信頼性が高く低コストの放電灯の安定器を提供するこ
とにある。
で信頼性が高く低コストの放電灯の安定器を提供するこ
とにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、入力巻線および出力巻線を有し放電灯に給
電する単巻形の変圧器と、単巻形の変圧器の出力側にお
いて放電灯と直列的に設けられる進相用コンデンサと、
放電灯と並列的に設けられる雑音防止用コンデンサとを
有する放電灯用安定器であって、前記入力巻線および出
力巻線はそれぞれ一端側に複数個の端子を並設した個別
の巻枠に巻回され、かつ、それぞれの巻枠の端子が外側
に位置するよう互いに対向してコアに装着され、各自の
端子間に架渡された渡り線によって単巻形に接続され、
前記進相用コンデンサは両端を入力巻線の巻枠の各端子
に接続され、前記雑音防止用コンデンサは両端を出力巻
線の巻枠の各端子に接続されて配置されていることを特
徴とする。
電する単巻形の変圧器と、単巻形の変圧器の出力側にお
いて放電灯と直列的に設けられる進相用コンデンサと、
放電灯と並列的に設けられる雑音防止用コンデンサとを
有する放電灯用安定器であって、前記入力巻線および出
力巻線はそれぞれ一端側に複数個の端子を並設した個別
の巻枠に巻回され、かつ、それぞれの巻枠の端子が外側
に位置するよう互いに対向してコアに装着され、各自の
端子間に架渡された渡り線によって単巻形に接続され、
前記進相用コンデンサは両端を入力巻線の巻枠の各端子
に接続され、前記雑音防止用コンデンサは両端を出力巻
線の巻枠の各端子に接続されて配置されていることを特
徴とする。
［作 用］ 本発明では、進相コンデンサを他のコンデンサと分割
形成して１次コイル側端子間に接続しかつ１次コイル側
および２次コイル側端子間の渡り配線を介して放電灯と
直列接続するものであるから、２次コイルのコイル端位
置を固定化することができ巻線作業・配線作業が容易と
なり、全体としてコストを大幅に引下げられる。
形成して１次コイル側端子間に接続しかつ１次コイル側
および２次コイル側端子間の渡り配線を介して放電灯と
直列接続するものであるから、２次コイルのコイル端位
置を固定化することができ巻線作業・配線作業が容易と
なり、全体としてコストを大幅に引下げられる。
［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本安定器（１）は、第１図、第２図に示す如く、進相
コンデンサ11を他のコンデンサ12,13と分離形成して１
次コイル側端子T2,T3間に接続する、とともに１次コイ
ル側端子T3と２次コイル側端子T11との間に接続された
渡り配線Ｗを介してランプ（放電灯）20に直列接続する
ものと形成されている。
コンデンサ11を他のコンデンサ12,13と分離形成して１
次コイル側端子T2,T3間に接続する、とともに１次コイ
ル側端子T3と２次コイル側端子T11との間に接続された
渡り配線Ｗを介してランプ（放電灯）20に直列接続する
ものと形成されている。
なお、前出第３図、第４図に示す従来構造と同一部分
については同一の符号を付してその説明を簡略または省
略するものとする。
については同一の符号を付してその説明を簡略または省
略するものとする。
すなわち、進相コンデンサ11は、起動用コンデンサ1
2,雑音防止コンデンサ13とからなるコンデンサユニット
10とは別個独立に形成され、第１図に示す如く１次コイ
ル側端子T2,T3間に接続される。外付抵抗19も同様であ
る。
2,雑音防止コンデンサ13とからなるコンデンサユニット
10とは別個独立に形成され、第１図に示す如く１次コイ
ル側端子T2,T3間に接続される。外付抵抗19も同様であ
る。
すなわち、進相コンデンサ13を１次コイル側端子に配
設すれば、製作便宜等から設けられた余裕ある（従来は
空端子となっている）１次コイル側端子T1〜T6のいずれ
かを有効に利用できかつ回路構成上に支障も生じさせな
いわけである。
設すれば、製作便宜等から設けられた余裕ある（従来は
空端子となっている）１次コイル側端子T1〜T6のいずれ
かを有効に利用できかつ回路構成上に支障も生じさせな
いわけである。
なお、各コンデンサ12,13は、２次コイル側端子T12、
T15,T16間に接続されている。
T15,T16間に接続されている。
ここに、進相コンデンサ11は、１次コイル側端子T3と
２次コイル側端子T11との間に配線された渡り配線Ｗを
介してランプ（放電灯）20と直列接続されている。
２次コイル側端子T11との間に配線された渡り配線Ｗを
介してランプ（放電灯）20と直列接続されている。
したがって、１次コイル２のコイル端P1,P2はもとよ
り、２次コイル３のコイル端S1,S2も２次コイル側端子T
11,T12に対応する位置として巻回作業すればよいので簡
単でありコスト低減も図れる。
り、２次コイル３のコイル端S1,S2も２次コイル側端子T
11,T12に対応する位置として巻回作業すればよいので簡
単でありコスト低減も図れる。
また、各コイル2,3のコイル端P1,P2、S1,S2も渡り配
線Ｗも全て端子間接続となるので迅速かつ確実に配線で
き、配線自動化も可能となる。
線Ｗも全て端子間接続となるので迅速かつ確実に配線で
き、配線自動化も可能となる。
［発明の効果］ 本発明によれば、進相コンデンサを１次コイル側端子
間に接続しかつ１次コイル側端子と２次コイル側端子間
に接続された渡り配線を介して放電灯に直列接続する構
成であるから、コイル巻線作業および配線作業を迅速か
つ容易に行える、とともに信頼性の高い低コストの放電
灯の安定器を提供することができる。
間に接続しかつ１次コイル側端子と２次コイル側端子間
に接続された渡り配線を介して放電灯に直列接続する構
成であるから、コイル巻線作業および配線作業を迅速か
つ容易に行える、とともに信頼性の高い低コストの放電
灯の安定器を提供することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は同じ
く平面図、第３図は従来安定器の回路図および第４図は
同じく平面図である。 １……安定器、 ２……１次コイル、 ３……２次コイル、 10……コンデンサユニット、 11……進相コンデンサ、 12……起動用コンデンサ、 13……雑音防止用コンデンサ、 19……外付抵抗、 20……ランプ（放電灯）、 T1〜T6……１次コイル側端子、 T11〜T16……２次コイル側端子、 Ｗ……渡り配線。
く平面図、第３図は従来安定器の回路図および第４図は
同じく平面図である。 １……安定器、 ２……１次コイル、 ３……２次コイル、 10……コンデンサユニット、 11……進相コンデンサ、 12……起動用コンデンサ、 13……雑音防止用コンデンサ、 19……外付抵抗、 20……ランプ（放電灯）、 T1〜T6……１次コイル側端子、 T11〜T16……２次コイル側端子、 Ｗ……渡り配線。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−165297（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−189998（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−128492（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−271789（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−211906（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−171708（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−138907（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−198714（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−64099（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−147326（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−32347（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−33042（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−149248（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭44−17837（ＪＰ，Ｂ１) 特公 昭34−7989（ＪＰ，Ｂ１) 実公 平３−34876（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05B 41/14 - 41/234 H01F 38/10
Claims (1)
- 【請求項１】入力巻線および出力巻線を有し放電灯に給
電する単巻形の変圧器と、単巻形の変圧器の出力側にお
いて放電灯と直列的に設けられる進相用コンデンサと、
放電灯と並列的に設けられる雑音防止用コンデンサとを
有する放電灯用安定器であって； 前記入力巻線および出力巻線はそれぞれ一端側に複数個
の端子を並設した個別の巻枠に巻回され、かつ、それぞ
れの巻枠の端子が外側に位置するよう互いに対向してコ
アに装着され、各自の端子間に架渡された渡り線によっ
て単巻形に接続され、前記進相用コンデンサは両端を入
力巻線の巻枠の各端子に接続され、前記雑音防止用コン
デンサは両端を出力巻線の巻枠の各端子に接続されて配
置されていることを特徴とする放電灯用安定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7848790A JP3168573B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 放電灯用安定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7848790A JP3168573B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 放電灯用安定器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03276596A JPH03276596A (ja) | 1991-12-06 |
| JP3168573B2 true JP3168573B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=13663338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7848790A Expired - Fee Related JP3168573B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 放電灯用安定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3168573B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4510635B2 (ja) | 2002-11-04 | 2010-07-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | パルスブースタ回路、放電灯用のドライバシステム、放電灯用のランプホルダ及び放電灯を点火する点火パルスの発生方法 |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP7848790A patent/JP3168573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03276596A (ja) | 1991-12-06 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |