JP3168326U - 上衣用ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】上衣用ベルトの代用として、着用者が快適に着用でき、かつデザイン性に優れているとともに簡単に取り替えられるベルトの構造を提供する。【解決手段】上衣用のベルトを通常よりも短く作り、それを上衣のベルト通しに通し、その両端を折り返し、スナップボタン等の接合部材でとめる。又は、ベルトの両端にフック状金具をつけベルト通しに直接かける。ファッション性を増すために、ベルトに色々な装飾(ビーズ、刺繍、アップリケ等)を施す。【選択図】図2

Description

本考案は、コートやジャケット等(以下単に上衣という)の付属ベルトから自分の好みに合わせて簡単に取り替えられるベルトの構造に関するものである。
上衣用の付属ベルトは、そのベルトの長さが長いため、着用する際に身体の前で結ばない時、ベルトの両端を後ろで結んだり、上衣の両ポケットに入れて着ることが一般的である。
しかし、着ている間にベルトの結び目がほどけたり、ポケットから飛び出したりするため、見た目にも悪く、かつファッション性にも欠ける。
本考案は、以上の点を改善するものである。
本考案は、上衣の付属ベルトの代用として簡単に取り替えられるベルトであり、その目的は、着用者が快適に着用できファッション性にすぐれるとともに、普段の上衣等に装飾感を出して、従来のベルトとは少し違った感じにしたい時に、その取替えが容易な構造のベルトである。
本考案は、請求項1として、上衣用ベルトであって、長さ方向の両端部にベルトの
両端部をそれぞれ折り返して、折り返し部とし、その折り返し部を接合するための
オスとメスとからなる一対の接合部材、又は、フック状金具のいずれかを設けたことを特徴とする上衣用ベルトである。
又、請求項2として、上記一対の接合部材は、オス、又はメスのいずれかが長手
方向に長さ調節が可能な位置に複数設けられた請求項1の上衣ベルトである。
上記課題を解決するためにベルトを短くデザインし、その端にスナップボタン等の接合部材を取り付ける。
上衣のベルト通しに考案ベルトを通した後、その端を折り曲げスナップボタン等で取り付けられるようにした。また、好みに応じてベルトをカラフルな布で作ったり、色々な飾り(ビーズ、刺繍、アップリケなど)を施すことによりファッション性を増すことが可能となる。
上衣の着やすさを向上することは勿論ファッションを楽しむことにも役立つ。
本願考案のベルトの裏面の一部破断し省略した平面図である。 ベルトの折り返し部の一方を示す斜視図である。 使用状態を表す斜視図である。 ベルトの折り返し部を設けない場合の平面図である。
以下、図面に基づいて説明する。
図1に示す上衣用ベルト6の両端に、スナップボタンのオス1を2個取り付け、スナップボタンのオス1をつけた内側にスナップボタンのメス2を幅方向に2個取り付ける。
この例では、幅方向にスナップボタンを2個設けたが、1個又は3個以上であっても良い。
コート4のベルト通し5に上衣用ベルト6の両端をベルト通し5の上で折り返して通し、スナップボタン1と2をそれぞれとめる。
スナップボタンのオス1と対になるスナップボタンのメス3の数を増やすことにより、ベルト全体の長さ調整が可能となり、より使いやすさが増す。
上記説明は、上衣用ベルト6の裏面にスナップボタンを取り付けた場合の説明であるが、スナップボタン1、2、3を上衣用ベルト6の表面に取り付けても良い。
スナップボタン1、2、3を上衣用ベルト6の表面に取り付けた場合は、ベルト通し5に上衣ベルト6を下から通し、折り返してとめる。
スナップボタン1、2、3を上衣用ベルト6の裏面ではなく、表面に取り付けた場合は、上衣用ベルトの取り付け方により、長さ調節用に取り付けたスナップボタン3が見えてしまうが、見えてしまうスナップボタン3をデザインとして捉えれば利点となる。
この例では、接合部材をスナップボタンで説明しているが、その他の接合部材、例えば、ボタンとボタンホール、面ファスナーのオスと面ファスナーのメス、タックピン、ブローチピン、ブローチでも良い。
上衣用ベルト6に折り返し部7を設けない場合には、ベルトの両端にフック状金具9を取り付け、ベルト通し5に直接かけても良い。この場合、ベルトの長さ調節はできないが、フック状金具9がデザインのアクセントとなる利点がある。
上衣用ベルト6に用いる素材は限られるものではなく、あらゆる布、合成繊維、合成皮、本皮、毛糸やレース糸でモチーフを編み繋げたもの、ビーズを繋げたものなど使用者の要望に応じて提供できる。又、無地に限らず、柄もので作成しても良い。
上衣用ベルト6の幅は、ベルト通し5に通る幅を上限とし、一定の幅に限らず
デザイン性を持たせるために、幅の太さを変えても良い。
上衣用ベルト6の表面に装飾を施した場合の一例が8である。
上衣用ベルト6の表面に、ビーズ、刺繍、アップリケ等の装飾を施すことにより、ファッション性が増す上、いつもの上衣をイメージチェンジすることが可能となる。
手持ちの上衣にベルト通し5がない場合は、自分でベルト通しを取り付けることにより上衣用ベルト6の使用が可能となる。
本考案は、いつもの上衣を少し違う感じにしようと思った時、簡単にイメージチェンジでき、さらに着やすさも向上する。
1 接合部材(オス)
2 接合部材(メス)
3 接合部材(メス)
4 上衣
5 ベルト通し
6 上衣用ベルト
7 折り返し部
8 装飾
9 フック状金具

Claims (2)

  1. 上衣用ベルトであって、長さ方向の両端部にベルトの両端部をそれぞれ折り返して、折り返し部とし、その折り返し部を接合するためのオスとメスからなる一対の接合部材、又は、フック状金具のいずれかを設けたことを特徴とする上衣用ベルト。
  2. 上記一対の接合部材は、メス、又はオスのいずれかが長手方向に長さ調節が可能な
    位置に複数設けられた請求項1記載の上衣用ベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014111977A1 (ja) * 2013-01-17 2014-07-24 株式会社京屋吉星 ベスト

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