JP3167926B2 - 床版構造 - Google Patents

床版構造

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JP3167926B2
JP3167926B2 JP14923396A JP14923396A JP3167926B2 JP 3167926 B2 JP3167926 B2 JP 3167926B2 JP 14923396 A JP14923396 A JP 14923396A JP 14923396 A JP14923396 A JP 14923396A JP 3167926 B2 JP3167926 B2 JP 3167926B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の床版に関
し、床衝撃音の低減対策が必要な居住区の界床に好適で
あり、建築物の構造体がRC造のような剛構造ではな
く、戸建住宅や低層アパート等の、木造や鉄骨プレハブ
造のような柔構造の建築物の床に、特に適している。
【0002】
【従来の技術】従来より、RC造のような剛構造の床で
は、床衝撃音の低減対策として、一般的には、重量床衝
撃音については、床版厚を増すことにより解決し、軽量
床衝撃音については、床の仕上材を柔らかくすることに
より解決している。一方、戸建住宅や低層アパート等の
柔構造の床では、軽量床衝撃音については前記と同様
に、床の仕上材を柔らかくすることにより対応している
ものの、重量床衝撃音に対しては、ALC床版とした
り、捨貼合板の上に30〜50mm厚さでモルタルを打
設したり、アスファルトに鉄鉱スラグあるいは鉄粉等を
混合して板状とした高比重板を用いたりしているが、ほ
とんど期待する効果が得られていないのが現状である。
そればかりか前記方法では、重量が増えたり、床の剛性
を上げる目的で、柱、梁の補強を必要とし、この場合は
コスト高になり、また、モルタル等の湿式を採用する場
合には、硬化乾燥の工程が入るために工期が長くなると
いう不都合があった。
【0003】十数年来、ハウスメーカー、防音材供給業
者、建築関係者等々が大量の人員と時間を要して改善策
を模索し、いまだに解決されていないのが柔構造住宅に
おける重量床衝撃音対策であり、非常に解決が待たれて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、床
版の発音周波数帯域を対策し易い250Hz以上の中高
温帯域に移動し、床版の振動を壁や天井等に伝達しない
こと、床版に吸音空間を組み込むことにより、床版単体
で床版厚みの中で放射音を低減すること、床版の重量を
できるだけ、軽量化して発生周波数帯域を250Hz以
上に移動すると共に、柱、梁への重量負担を軽減し建築
作業を安全に、より容易にすること、長期使用に十分耐
える強度を有し、コスト面でも実用性のあるものとする
こと、建築現場の作業性、工期に悪影響を与えないこ
と、を兼ね備えた床版を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、以下の構成とする。 (1)隣接する複数のユニットよりなる床版構造であっ
て、床版を各ユニットに画成する枠部材と、その枠の上
側に設けられた上部材と、下側に設けられた下部材とを
含んで構成され、かつこれらにより空間部を画成してな
ることを特徴とする。 (2)前記枠部材の空間部側に側部材をさらに有し、こ
の側部材と上部材と下部材とで空間部を画成して中空体
を構成してなることを特徴とする。 (3)枠部材と中空体との間に振動絶縁材を介在させた
ことを特徴とする。 (4)空間部を画成する上部材および下部材のうち少な
くとも一方に、空間部に連通する開口部を形成したこと
を特徴とする。 (5)空間部に、吸音材、音波反射材、遮音材、補強
材、動吸振材のうち少なくとも1つを適用したことを特
徴とする。 (6)両面を挟まれたタイプの拘束型制振材を、上部
材、下部材、側部材のうち少なくとも1つに、適用した
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。 (1) 本発明の床版の枠部材の材質としては、鉄、ステン
レス、アルミニウム等の金属;木材、集成材、合板等の
木質材;FRP,プラスチック等の高分子物質;セメン
ト、石膏等の無機質材等が挙げられ、単体、併用のいず
れでもよい。また、形状は、中空体、折曲加工、押出成
型加工したもの等を採用でき、特に制約はなく、断面形
状についても同様に制約はないが、床版として荷重を支
えることを考慮すると、強度とたわみ性について、床版
として長期間耐え得る程度であることが条件となる。ま
た、サイズは、通常の住宅に適した縦横のサイズであれ
ば良いが、厚みは40mm〜300mmが好ましい。厚
みが40mm未満の場合は空間部の空気層の厚みが充分
とれなくなって、吸音効果が少なくなり、本発明の目的
から外れることになる。また、逆に、空気層厚を確保す
るため、300mmを超えると、建物の天井高、軒高を
たかくせざるを得なくなるため、音性能は良くなるもの
の建築コストが高くなる点で不適当である。また、上部
材を薄くして対応しようとすると、床荷重に耐えられな
くなったり、局部的なたわみが大きくなったりするた
め、床として本来有すべき性能が無くなる危険性が高く
なる。さらに、枠部材の仕切り間隔は等間隔であっても
不均一であってもよいが、低周波成分の発音量を低減す
るためには、中央部分の間隔を狭くし、端部を広くする
方が良い結果が得られ、間隔は芯/芯で20cm〜90
cm程度にする必要がある。つまり、間隔を広くする
程、低周波成分が増し、逆に狭くする程、低周波成分が
減少し、音性能は良くなるものの、骨組み数が増すた
め、重量が増しコストも高くなるからである。
【0007】 上部材、下部材、側部材の材質は、合
板、パーティクルボード、ハードボード等の木質材料、
中空押出セメント板、フレキシブルボード、石膏ボー
ド、木毛セメント板、ガラス等の無機質材;鉄板、鉛板
等の金属材料;ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビ
ニル、ポリスチレン、フェノール等の合成樹脂材料;天
然ゴム、ブチルゴム、クロロプレン、スチレンブタジエ
ン、ブタジエンエチレンプロピレン三元共重合体、ウレ
タン等のゴム材料を例示することができる。上部材、下
部材、側部材は、基本的には、板状であって、釘や木ネ
ジ、ボルト等で物理的に、接着剤等で化学的に、枠部
材、これに取り付けられた支持材、側部材に固定できる
ものか、中空体においては、プラスチックやゴム等の高
分子材料やセメント、石膏等の水硬性材料等で一体成型
したものである。これらは、必要に応じて同種、異種の
板状物やシート状物と積層することもでき、この場合、
積層して使用される積層材の材質は、上記例示した合成
樹脂材料、ゴム材料、およびこれらの発泡体、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊
維、綿、麻等の天然繊維のシート状物、凸部に独立空気
室とフィルムのみの凹部を交互に有するフィルム基材の
凹部に常温硬化反応をする架橋粘弾性体を充填したシー
ト等が例示できる。同種、異種の板状物と積層した場合
は、発生音の音質が変化する場合が多く、特に異種材と
の組合せが好ましい。
【0008】 空間部は、床版の骨組みがされた時点
で必然的に形成される部分であり、この空間部は、吸音
のための空気層であり、最もコストのかからない吸音材
でもある。また、この空間部は上下に上部材および下部
材を枠部材を支持材として設ける方法か、あるいは箱状
等の中空体を骨組である枠部材あるいは枠部材に設けた
支持材により支持して設ける方法がある。この時、上部
材、下部材に開口部を設けることにより空間部の吸音効
果、特に低周波側の吸音効果を高めることができる。
【0009】(3) 振動絶縁材は、枠部材と中空体と
の接触によるガタツキ音を防止すると共に、中空体に受
けた振動を枠部材に、また、枠部材の振動を別の中空体
に伝達しにくくする目的で使用し、予め枠部材や中空体
に取り付けておいても良い。材質としては、SIS,S
BS等の熱可塑性エラストマー、ブチルゴム、天然ゴ
ム、EPT,SBR,BR等のゴム;ポリエチレン、塩
化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン等の合成樹
脂;前記ゴムや合成樹脂の発泡体;ポリプロピレン、ナ
イロン、ポリエステル、アクリル、レーヨン、綿等の繊
維;ウレタン、シリコン、変性シリコン、チオコール、
液状ポリブタジエン等の常温反応硬化型シーリング材等
が挙げられる。これらは単独、併用のいずれでもよい。
【0010】(4) 空間部に設置する部材について説
明する。 吸音材は、音のエネルギーを吸収するものであり、
グラスウール、ロックウール等の無機質繊維;鉄、アル
ミニウム等の金属繊維状物;綿、カポック、麻等の天然
繊維;ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル等の合
成繊維;天然ゴム、エチレンプロピレン三元共重合ゴ
ム、クロロプレン、ウレタン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、水酸基末端液状ポリブタジエンゴム、水酸基末
端ポリクロロプレンゴム等をメインポリマーとする連続
気泡構造を有する発泡体;ゴム、コルク、発泡体の粉砕
品をバインダーで固めた連通孔を有する多孔質体;AL
Cの粉砕品、パーライト、発泡アルミ等を成型した連通
孔を有する多孔質体;開口部を有する容器状物、有孔板
状物等を列挙できる。これらは単独でも組合せても用い
ることができ、吸音周波数の調節を行なうこともでき
る。
【0011】 音波反射材は、音の進行方向を変える
ことにより、床版下面側に音を伝えにくくするものであ
り、波板状、折板状、凸面状、凹面状、角錐状の金属
板;セメント、石膏等の水硬性物質;プラスチック等が
あり、音の経路を長くすることにより階下への放射音を
減じるものである。これは吸音材と組合せたり、次に述
べる遮音材と併用することにより、その効果を向上させ
ることができる。
【0012】 遮音材は、音のエネルギーを音源側に
はね返すことで遮音材を透過する音を減ずるものであ
る。これは質量則に近似した性能となるため、特に面密
度に比例して性能が向上するが、コインシデンス効果が
生じる周波数に注意して使用することが必要である。こ
れらの具体例として、鉛、鉄等の比重の大きな金属材
料;ガラス、セメント板、石膏ボード、中空押出しセメ
ント板等の無機質材料;高比重充填材を多量に含んだ塩
化ビニル、ブチルゴム等の高分子材料等があり、これら
を単独か組み合わせて使用することができる。
【0013】 補強材は、特に床版の上部材の補強を
行い、それに伴って衝撃を受けた時の音質、即ち、発生
周波数成分を変化させる目的で使用するものである。こ
れには、木材;金属;セメント、石膏等の無機質材等多
くの材料が使用でき、目的とする強度、たわみ、音性能
により適宜選択することができる。
【0014】 動吸振材は、振動している物体にバネ
材を介して重りを付加することにより、振動の位相を変
えて振幅を低減すると共に、減衰を早くする目的で使用
するものである。動吸振材に使用するバネとしては、コ
イルバネ、板バネ、皿バネ、ゴム、発泡体等を例示で
き、重りとしては鉄等の金属、セメントや石膏の硬化物
等を例示することができる。これらはバネ性能、重りの
重さ等を上部材の振動状況に合わせて適切な設定を行な
う必要がある。また、万一の場合に備えて重りの落下防
止機能を具備することが望ましい。
【0015】(5) 上部材等の板状物間に制振材を挟
み込んだ拘束型制振材を適用することもでき、拘束型制
振材とした場合は、振動の吸収と減衰が早くなるため、
区画された床版間への振動伝達防止に効果がある。この
場合、注意を要することは、積層する材質や制振材が圧
縮荷重に対し変位量が大きくならないことが必要であ
る。変位量が大きすぎる場合は、本発明の床版の上に床
仕上げを行なう場合、捨貼合板やパーティクルボード等
を敷いてその上に仕上材を施工すると、共振を生じて特
定の周波数成分が増えてしまうという現象が生じる虞れ
があることと、本発明の床版に直接仕上材を用いる場合
には、床鳴り現象が生ずる虞れがあることの二点に留意
する必要がある。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。尚、〔 〕内の符号は図中の符号をさし、各図面と
も共通である。 (実施例1)試供体として床版を3枚作製した。その外
寸法は、幅900mm×長さ1800mm×厚さ100
mmであり、構造の詳細は以下の通りである(図1参
照)。 枠部材〔1〕:木材、幅50mm×高さ100mm(断
面寸法) 枠 :枠部材の芯・芯間で、縦290mm、横425
mmの格子状 上部材〔2〕:合板、厚さ12mm×縦373mm×横
238mm 上部材の支持部材に木ネジで固定 開口部〔6〕:上部材の中央部に100mm径の穴 上部材の支持部材〔4〕:木材、幅25mm×高さ50
mm 空間部の内周で枠部材天端より12mm下に木ネジで固
定 下部材〔3〕:石膏ボード、厚さ12.5mm×縦37
3mm×横238mm 下部材の支枝部材に木ネジで固定 下部材の支持部材〔4〕:合板、厚さ12mm、中央部
の幅110mm、周囲の幅80mmで受け幅30mm、
枠部材の下側に木ネジで固定 空間部〔5〕:無処理
【0017】(実施例2)開口部を上部材ではなく、下
部材に形成した他は、実施例1と同様である(図2参
照)。 開口部〔6〕:下部材の中央部に100mm径の穴
【0018】(実施例3)開口部を上部材と下部材の両
方に形成し、空間部において、下部材の上に吸音材、そ
の上に音波反射材兼遮音材を入れた他は、実施例1と同
様である(図3参照)。 上部材の開口部〔6〕:50mmピッチで20mm径の
穴 下部材の開口部〔6〕:100mmピッチで50mm径
の穴 音波反射材兼遮音材〔7〕:波形スレート板、厚さ5m
m 吸音材〔8〕:フェルト、厚さ30mm
【0019】(実施例4)開口部を形成せず、空間部に
おいて、下部材の上に吸音材兼防振材、その上に音波反
射材兼遮音材、さらにその上に吸音材を入れた他は、実
施例1と同様である。(図4参照)。 吸音材〔8〕:24K グラスウール、厚さ25mm 音波反射材兼遮音材〔7〕:波形スレート板、厚さ5m
m 吸音材兼防振材
〔9〕:30mm厚連続気泡ウレタン
【0020】(実施例5)試供体として床版を3枚作製
した。その外寸法は、幅905mm×長さ1825mm
×厚さ105mmであり、構造の詳細は以下の通りであ
る(図5参照)。枠部材〔1〕:周囲は厚さ5mmの断
面L字鋼、内側は2つの断面L字鋼を厚さ5mmのEP
Tゴムスポンジを挟んで背中合わせにし、断面T字形と
して使用。 枠 :断面L字鋼の外側間で縦300mm×横450
mm 支持部材〔4〕:断面L字鋼の下方の突起部を支持部材
とする。 中空体:箱状、縦285mm×横435mm×高さ97
mm 中空体の上部材〔2〕:厚さ12mmの合板(上側)と
厚さ12.5mmの石膏ボード(下側)との積層板、縦
285mm×横435mm 側部材に釘止め 中空体の側部材〔11〕:木材、幅25mm×高さ60
mm 中空体の下部材〔3〕:石膏ボード、厚さ12.5mm 側部材に釘止め 振動絶縁材〔10〕:厚さ3mmのEPTゴムスポンジ
を支持部材の上側と、側部材外周に貼り付ける。組立順
としては、箱状の中空体を形成し、その側周に振動絶縁
材を貼り付けた後、これを、枠部材により仕切られ、上
側に振動絶縁材を貼付した支持部材とよりなる区画内に
嵌め込むことによる。
【0021】(実施例6)試供体として床版を3枚作製
した。その外寸法は、幅900mm×長さ1800mm
×厚さ237mmであり、構造の詳細は以下の通りであ
る(図6参照)。 枠部材〔1〕:木材、幅50mm×高さ100mm(断
面寸法) 枠 :枠部材の芯・芯間で、縦290mm×横425
mm 支持部材〔4〕:枠部材自体が支持部材を兼ねる。 中空体:上部材がはみ出した箱状 中空体の上部材〔2〕:厚さ12mmの合板(上側)と
厚さ12.5mmの石膏ボード(下側)との積層板、床
版周囲は枠部材外面より3mm内側、内側は枠部材幅中
心より3mm内側、縦284mm×横419mm 側部材に釘止め 中空体の側部材〔11〕:木材、幅25mm×高さ20
0mm(断面寸法) 中空体の下部材〔3〕:石膏ボード、厚さ12.5mm 側部材に木ネジで固定 吸音材〔8〕:上面凹凸状の連続気泡ウレタン、厚さ5
0mm 振動絶縁材(10〕:不織布、厚さ3mm 枠部材の上面と仕切った空間の内側面および上部材の高
さ方向の周囲に貼付 組立順としては、下部材と側部材とを一体化し、吸音材
を入れ、側部材に、周囲に振動絶縁材を貼付した上部材
を固定した後、上面と内側面とに振動絶縁材を貼付した
枠部材で仕切られた区画内に嵌め込む。
【0022】(実施例7)試供体として床版を3枚作製
した。その外寸法は、幅905mm×長さ1825mm
×厚さ109.5mmであり、構造の詳細は以下の通り
である(図7参照)。 枠部材〔1〕:周囲は断面L字鋼、内側は2つの断面L
字鋼を厚さ5mmのEPTゴムスポンジを挟んで背中合
わせにし、断面T字形として使用。 枠 :断面L字鋼の外側間で縦300mm×横450
mm 支持部材〔4〕:断面L字鋼の下方の突起部を支持部材
とする。 中空体:箱状、縦289mm ×横439mm×高さ1
00mm 中空体の上部材〔2〕:厚さ12mmの合板(上側)と
厚さ20mmの中空押し出しセメトン板(中間)と厚さ
12.5mmの石膏ボード(下側)との積層板、縦28
9mm×横439mm 側部材に木ネジで固定 中空体の側部材〔11〕:木材、幅30mm×高さ43
mm 中空体の下部材〔3〕:石膏ボード、厚さ12.5mm 側部材に木ネジで固定 開口部〔6〕:下部材の中央部に100mm径の穴 振動絶縁材〔10〕:厚さ3mmのEPTゴムスポンジ
を支持部材の上側と、側部材外周に貼り付ける。 組立順としては、箱状の中空体を形成し、その側周に振
動絶縁材を貼り付けた後、これを、振動絶縁材を貼付し
た枠部材により仕切られた区画内に嵌め込む。
【0023】(実施例8)試供体として床版を3枚作製
した。その外寸法は、幅905mm×長さ1825mm
×厚さ107.5mmであり、構造の詳細は以下の通り
である(図8参照)。 枠部材〔1〕:周囲は断面L字鋼、内側は2つの断面L
字鋼を厚さ5mmのフェルトを挟んで背中合わせにし、
断面T字形として使用。 枠 :断面L字鋼の外側間で縦300mm×横450
mm 支持部材〔4〕:断面L字鋼の下方の突起部を支持部材
とする。 中空体:箱状、縦289mm×横439mm×高さ10
0mm 中空体の上部材〔2〕:厚さ12mmの合板2枚よりな
る積層板で、その間に拘束型制振材を介在する。側部材
に木ネジで固定 拘束型制振材〔12〕:水酸基末端液状ポリブタジエン
ゴムとイソシアネートの反応によって得られる発泡体、
厚さ2mm 中空体の側部材〔11〕:木材、幅30mm×高さ6
1.5mm 中空体の下部材〔3〕:石膏ボード、厚さ12.5mm 側部材に木ネジで固定 振動絶縁材〔10〕:厚さ3mmのブチルゴムシートを
枠部材の中空体との接触部分に貼り付ける。 組立順としては、箱状の中空体を形成し、これを、振動
絶縁材を貼付した枠部材により仕切られた区画内に嵌め
込む。
【0024】(実施例9)試供体として床版を3枚作製
した。その外寸法は、幅905mm×長さ1825mm
×厚さ106.2mmであり、構造の詳細は以下の通り
である(図9参照)。 枠部材〔1〕:周囲は断面L字鋼、内側は2つの断面L
字鋼を厚さ5mmのEPTスポンジを挟んで背中合わせ
にし、断面T字形として使用。 枠 :断面L字鋼の外側間で縦300mm×横450
mm 支持部材〔4〕:断面L字鋼の下方の突起部を支持部材
とする。 中空体:箱状、縦287mm×横437mm×高さ10
0mm 中空体の上部材〔2〕:厚さ9mm(上側)と12mm
(下側)との合板2枚よりなる積層板で、その間に拘束
型制振材を介在する。側部材に木ネジで固定 拘束型制振材〔12〕:水酸基末端液状ポリブタジエン
架橋体、厚さ2mm 動吸振材:ボルト〔13〕とナット、低硬度防振ゴム
(硬度40、直径80mm、厚さ20mm、断面凹凸
状)よりなるバネ材〔14〕および鉄板(縦100mm
×横300mm×厚さ5mm)よりなる重り〔15〕と
から構成される。中空体1つにつき4本のボルトは、上
部材の下側の合板と重りとを、それぞれに形成された4
箇所ずつのボルト穴を介して、4つのバネ材を挟んで貫
通し、ナットで固定される。また、ボルトのナット下部
には穴をあけ、振動によるナットのゆるみによる落下防
止ピンを入れた。 中空体の側部材〔11〕:木材、幅30mm×高さ6
4.5mm 中空体の下部材〔3〕:石膏ボード、厚さ12.5mm 側部材に木ネジで固定 吸音材〔8〕:断面山形状の連続気泡ウレタン、厚さ3
0mm 振動絶縁材〔10〕:厚さ3mmの低硬度加硫ゴムを、
支持部材の上側に貼り付け、さらに、中空体の側面にハ
チマキ状に間隔を開けて設けた。 組立順としては、箱状の中空体を形成し、これにハチマ
キ状の振動絶縁材を設けたものを、枠部材により仕切ら
れた区画内に嵌め込む。
【0025】(実施例10)試供体として床版を3枚作
製した。その外寸法は、幅905mm×長さ1825m
m×厚さ106.2mmであり、構造の詳細は以下の通
りである(図10参照)。 枠部材〔1〕:周囲は断面L字鋼、内側は断面T字鋼 枠 :断面L字鋼・断面T字鋼の外側間で縦300m
m×横450mm 支持部材〔4〕:断面L字鋼および断面T字鋼の下方の
突起部を支持部材とする。 中空体:箱状、縦287mm×横427mm×高さ10
0mm 中空体の上部材〔2〕:天然ゴム系加硫ゴム板、厚さ1
0mm×縦287mm×横427mm 中空体の側部材〔11〕:中空体の長辺側は補強材兼遮
音材が兼ね、短辺側は厚さ5mmの発泡スチロール板
で、水系アクリル粘着剤で貼付した。 補強材〔17〕:厚さ0.8mmの鉄板とその上面に塗
布乾燥した再生ブチルゴム系粘着塗料 補強材兼遮音材〔16〕:トンネル状のモルタル 予め内寸が縦287mm×横427mm×高さ75mm
の型枠に、図10に示すような短辺方向中央部がアーチ
状となり、その断面が長手方向に続いた形に曲げ加工し
た鉄板とその上に塗布乾燥した粘着塗料とよりなる補強
材を入れ、その上からモルタルを流し込み、硬化後脱型
してトンネル状の補強材兼遮音材を得る。 中空体の下部材〔3〕:合板、厚さ12mm 側部材(補強材)の底部にウレタン接着剤で貼り合わせ
る。 吸音材〔8〕:フェルト、30mm 拘束型制振材〔12〕:再生ブチルゴム系粘弾性体、厚
さ2mm補強材兼遮音材の上面に貼付 振動絶縁材〔10〕:厚さ3mmの低硬度加硫ブチルゴ
ムを枠部材の中空体との接触部分に設ける。 組立順としては、補強材等よりなる長辺側のみの側部材
に下部材を貼り合わせ、空間部に吸音材を入れ、短辺側
の側部材を貼り付け、補強材兼遮音材の上面に拘束制振
材を貼付し、さらにその上に上部材を設けて、箱状の中
空体を得、これを、振動絶縁材を貼付した枠部材により
仕切られた区画内に嵌め込む。
【0026】(比較例1)比較例1は、現在、戸建住宅
においても多用されている床版用ALC幅600mm×
長さ1800mm×厚さ100mm4枚と、同じくAL
C幅300mm×長さ1800mm×厚さ100mm1
枚とを試供体とした。これを、試験室開口部にセット
し、ALC床版の上に20mm厚でモルタルを塗布し、
乾燥後、供試した。
【0027】(試験方法)重量床衝撃音を「JIS−A
−1418」に準じて測定した。比較例1における重量
床衝撃音に対する各実施例の重量床衝撃音の改善量(単
位:dB)を、各周波数毎に表1に記載した。図11
は、この試験の概要を示す模式図であり、図12には打
点を示し、図13には受音点を示した。図11において
は、バングマシン18を床版構造19上に設置し、図1
2に示す位置で打撃を加えた。20はマイクであり、2
1は精密騒音計であり、22は周波数分析器である。マ
イクの設置位置は、図13に示した。これらの試験結果
を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】以下実施例及び比較例の結果より、本発明
の効果を述べる。実施例1は、床版内を骨組みである枠
部材によって仕切り分割し、上下に板材を設け、上部材
に開口部を設けた例である。床版を複数のユニットで構
成したので、低周波成分が大きく減少し、63Hz、1
25Hzでは2ランク改善されている。また、小ブロッ
クに区画された床版を開口することにより吸音効果も生
じ、中高音域でも改善されている。
【0030】実施例2は、床版内を枠部材によって仕切
り分割し、上下に板材を設け下部材に開口部を設けた例
である。実施例1と同様な効果が得られ、低周波(63
Hz、125Hz)で2ランク改善されている。また、
中高音域でも改善されている。
【0031】実施例3は、床版内を枠部材によって仕切
り分割し、上下に板材を設け、その板材は何れも開口部
を設け、空間内に吸音材として30mm厚フェルトと音
波反射材兼遮音材として5mm厚波板スレートを設けた
例である。低周波数(63Hz、125Hz)で2ラン
ク改善され、中高音域での改善量も大である。
【0032】実施例4は、床版内を枠部材により仕切り
分割し、上下に板材を設け、小片に区画された床版の空
間部に、上から25mm厚24kグラスウール、5mm
厚波板スレート、30mm厚発泡ウレタンを積層した例
である。63Hzで13dB、125Hzで14dBの
改善量があり3ランク改善されている。また、中高音域
でも15dB〜27dB改善されている。
【0033】実施例5は、床版内で枠部材によって仕切
り分割され、その区画の中に各々箱状の小片床版を設け
た例である。63Hzで11dB、125Hzで13d
B改善されており、2ランク以上の改善ができた。中高
音域でも16〜21dB改善されている。
【0034】実施例6は、床版内を枠部材によって仕切
り分割し、その区画の中に各々上部材をやや大きくした
箱状体を設け、その箱状体の中に凹凸状連続気泡ウレタ
ンを吸音材として入れた例である。63Hz、125H
zで各々14dB、15dBの改善量となり、3ランク
改善されている。中高音域も20〜29dB改善されて
いる。
【0035】実施例7は、床版内を枠部材により仕切り
分割され、その区画の中に各々箱状体が設けられ、その
上部材が上から12mm厚合板、20mm厚中空押し出
しセメント板、12.5mm厚石膏ボードを積層し、下
部材に開口部を設けた例である。63Hzで12dB、
125Hzで14dBの改善ができ、中高音域でも17
dB〜21dB改善されている。
【0036】実施例8は、床版内で枠部材により仕切り
分割され、その区画の中に箱状体を小片床版として設
け、上部材に12mm合板2枚の間に水酸基末端液状ポ
リブタジエンゴムの発泡体とした拘束型制振材を設けた
例である。63Hzで15dB、125Hzで16dB
の、非常に大きな低減があり、3ランクの改善ができ
た。また、中高音域でも19〜28dBの改善効果があ
った。
【0037】実施例9は、床版内を枠部材により仕切り
分割し、その区画の中に各々箱状体を小片床版として設
け、上部材は9mm合板と12mm合板の間に2mm厚
水酸基末端液状ポリブタジエン架橋体を拘束型制振材と
して設け、箱状体内の空間部に、鉄板の重りを低硬度凹
凸ゴムのバネ材で吊した動吸振装置を設け、更にその下
に山形断面凹凸連続気泡ウレタンを30mm厚で設けた
例である。63Hzで17dB、125Hzで19dB
の改善効果があり、中高音域でも23〜35dBもの大
きな改善効果があった。
【0038】実施例10は床版内を枠部材により仕切り
分割し、その区画の中に、各々箱状体を小片床版として
設け、補強材兼遮音材として0.8mm厚鉄板とモルタ
ルで短辺方向中央部がアーチ状となり同一断面が長手方
向に続いたトンネル状物とし、その短辺の両端に5mm
厚ポリスチレン板を貼りつけその空間内に30mm厚フ
ェルトを吸音材として設け、前記トンネル状物の上に再
生ブチルゴム系粘弾性体を制振層として、更にその上に
天然ゴム系加硫ゴムを設けた例である。63Hzで16
dB、125Hzで15dBの大きな改善があり、中高
音域でも21〜34dBの大きな改善効果があった。ま
た、中空体を高分子材料とすることにより、発音量や発
生周波数領域を変えることができ、振動しにくいものと
することができる。
【0039】このように従来多用されている床版用AL
C(比較例1)と比べ、低減しにくい63Hzや125
Hzの低周波数において、何れの実施例も63Hzで8
〜17dB、125Hzで9〜19dBの従来見られな
かった改善効果があり、上下板材により、また、吸音、
遮音、制振、動吸振等を併用することにより、中高音で
も改善でき、単に低周波のみを改善した床版でなく、全
周波数に於いて改善できている。これは天井等を併用す
ることにより、中高音域をさらに改善できるため、工業
上の利用価値は大であり、長年待望されてきた課題を始
めて解消したものである。
【0040】
【発明の効果】本発明によると、以下のような効果を得
ることができる。 (1) 床版を複数の区画に仕切る枠部材と、その枠の
上側に設けられた上部材と、下側に設けられた下部材と
を含んで構成され、枠部材、上部材および下部材とで画
成された空間部を有する構成とすることにより、低周波
数成分が減少した。
【0041】(2) 床版を複数の区画に仕切る枠部材
と、枠部材で仕切られた区画内にはめ込まれ、上部材、
下部材および側部材とで画成された空間部を有する中空
体とを含んで構成することにより、分割された小片床版
の集合体である床版は局部的に小さな面積で振動するた
め、低周波領域の放射音量が低減できる。また、小片床
版は各々に空間部を有するため、空間が吸音構造として
働き、放射音を高周波域までより吸音し、床版からの放
射音量は低周波から高周波領域まで床版の厚み内で低減
できる。さらに、床版は空間を有するので、軽量化がで
きると同時に、軽量ゆえに衝撃を受けた時の発生周波数
は低周波成分が減少する。
【0042】(3) 枠部材と中空体との間に振動絶縁
材を介在させたことにより、振動の伝達が少なくなり、
壁や天井を共振させることが避けられる。 (4) 空間部を画成する上部材および下部材のうち少
なくとも一方に、空間部に連通する開口部を形成したの
で、低周波成分をさらに吸音することができる。
【0043】(5) 空間部に、吸音材、音波反射材、
遮音材、補強材、動吸振材のうち少なくとも1つを適用
する構成とすることにより、以下の効果が得られる。 吸音材を適用した場合は、高周波数成分の吸音効率が
向上する。 音波反射材を適用した場合は、中、高周波成分が幾分
減少する。 遮音材を適用した場合、中、高周波成分は低減効果が
高くなり、更に吸音材と併用することで一層効果的であ
る。また、各部材を比較的重量のある材質とすること
で、それ自体遮音効果をもたせることもできる。 補強材は上部材の補強のために適用するが、これによ
り、高音の放射音量に変化が出る周波数域があり、周波
数制御の一手段として、更には上部材の強度アップとし
て利用できる。 動吸振材は上部材に防振ゴムのようなバネ材を介して
鉄板等の重量のある物を吊り下げて上部材の振動と逆位
相の振動を起こさせて、振動減衰を速くするものである
が、これも重量やバネ材を調整することによ特定の周波
数をコントロールする場合に有効な手段となる。
【0044】(6) 上部材、下部材、側部材のうち少
なくとも1つに拘束型制振材を適用した場合は、振動が
早く減衰し発生音量を低減させることができる。 (7) 枠部材、上部材、下部材、側部材のうち少なく
とも一部材ををプラスチック、ゴム等の高分子材料とし
た場合は、発音量や発生周波数領域を変えることがで
き、より振動しにくい物とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図2】実施例2の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図3】実施例3の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図4】実施例4の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図5】実施例5の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図6】実施例6の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図7】実施例7の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図8】実施例8の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図9】実施例9の床版の試供体を示す部分断面図であ
る。
【図10】実施例10の床版の試供体を示す部分断面図
である。
【図11】衝撃音の試験設備の概要を示す模式図であ
る。
【図12】床の打撃点を示す平面図である。
【図13】受音室の受音点を示す平面図である。
【符号の説明】
1 枠部材 2 上部材 3 下部材 4 支持部材 5 空間部 6 開口部 7 音波反射材兼遮音材 8 吸音材 9 吸音材兼防振材 10 振動絶縁材 11 側部材 12 拘束型制振材 13 ボルト 14 バネ材 15 重り 16 補強材兼遮音材 17 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−43443(JP,A) 特開 平7−292831(JP,A) 特開 平8−13641(JP,A) 特開 平6−330607(JP,A) 実開 平2−121515(JP,U) 実開 平5−96113(JP,U) 実開 平4−82248(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/43

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する複数のユニットよりなる床版構
    造であって、床版を各ユニットに画成する枠部材と、そ
    の枠の上側に設けられた上部材と、下側に設けられた下
    部材とを含んで構成され、かつこれらにより空間部を画
    成してなることを特徴とする床版構造。
  2. 【請求項2】 前記枠部材の空間部側に側部材をさらに
    有し、この側部材と上部材と下部材とで空間部を画成し
    て中空体を構成してなることを特徴とする請求項1記載
    の床版構造。
  3. 【請求項3】 枠部材と中空体との間に振動絶縁材を介
    在させたことを特徴とする請求項2記載の床版構造。
  4. 【請求項4】 空間部を画成する上部材および下部材の
    うち少なくとも一方に、空間部に連通する開口部を形成
    したことを特徴とする請求項1、2または3記載の床版
    構造。
  5. 【請求項5】 空間部に、吸音材、音波反射材、遮音
    材、補強材、動吸振材のうち少なくとも1つを適用した
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の床版
    構造。
  6. 【請求項6】 両面を挟まれたタイプの拘束型制振材
    を、上部材、下部材、側部材のうち少なくとも1つに、
    適用したことを特徴とする請求項1、2、3、4または
    5記載の床版構造。
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