JP3167701B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3167701B2 JP18700488A JP18700488A JP3167701B2 JP 3167701 B2 JP3167701 B2 JP 3167701B2 JP 18700488 A JP18700488 A JP 18700488A JP 18700488 A JP18700488 A JP 18700488A JP 3167701 B2 JP3167701 B2 JP 3167701B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記憶手段の容量を考慮して、複数画面の画
像を記憶可能な画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 最近、入力されるカラー画像情報を、一旦半導体メモ
リなどの記憶手段に記憶させ、その後にこの記憶画像情
報を読出して処理する装置としてデジタルテレビ、デジ
タルVTR等が登場して来た。
[発明が解決しようとする課題] メモリに記憶された複数の画像を操作者のマニュアル
指示により決る任意のレイアウトに配置した様な場合
に、操作者がこのレイアウトされた画像を全体の色を考
慮して、表示装置の表示画面上で色補正をおこなった際
に、表示装置の表示画面に供給されるRGB信号それぞれ
に色補正を行なう構成が必要となり、装置構成上問題が
あった。
本発明は、上記課題を解決した画像処理装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の課題を解決することを目的として成さ
れたもので、かかる課題を解決するために、本発明は以
下の構成を備える。
即ち、カラー画像データを入力する入力手段(1A)
と、カラー画像データを記憶手段(4060)に記憶させる
記憶制御手段(4360)と、前記記憶手段(4060)に記憶
されたカラー画像データをディスプレイメモリ(4410)
に記憶させ、前記カラー画像データに応じた画像を表示
装置の表示画面上に表示させると共に、前記表示画面上
に表示された画像に対する色調整指示を行うための色調
整指示手段(4400)を用いた色調整指示に基づいて、前
記表示画面上に表示された画像の色調整を行うデータ表
示制御手段(4440)と、前記色調整指示手段(4400)の
色調整値を読み取る読み取り手段(4360)と、前記記憶
手段(4060)に記憶された前記カラー画像データを前記
読み取り手段で読み取られた前記色調整値に連動した色
補正値を用いて色調整したYMCK画像データに変換して出
力する変換手段(4120、4200)と、前記変換手段(412
0、4200)より出力されるYMCK画像データを記録媒体上
にカラー画像を形成する画像形成装置に色順次に出力す
る出力手段(4540)とを有することを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。
[実施例1] 第1図は本発明に係る一実施例のカラー画像形成シス
テムの概略内部構成の一例を示すシステム構成図であ
り、本実施例システムは第1図図示のように上部にデジ
タルカラー画像を読取るデジタルカラー画像読取り装置
(以下「カラーリーダ」と称する)1と、下部にデジタ
ルカラー画像を印刷出力するデジタルカラー画像プリン
ト装置(以下「カラープリンタ」と称する)2、および
画像記憶装置3とより構成される。
本実施例のカラーリーダ1は、後述する色分解手段
と、CCD等で構成される光電変換素子とにより、読取り
原稿のカラー画像情報をカラー別に読取り、電気的なデ
ジタル画像信号に変換する装置である。
また、カラープリンタ2は、出力すべきデジタル画像
信号に応じてカラー画像をカラー別に制限し、被記録紙
にデジタル的なドツト形態で複数回転写して記録する電
子写真方式のレーザビームカラープリンタである。
更に、画像記憶装置3は、カラーリーダ1からの読取
りデジタル画像を記憶する装置である。
以下、各部分毎にその詳細を説明する。
<カラーリーダ1の説明> まず、カラーリーダ1の構成を説明する。
第1図のカラーリーダ1において、999は原稿、4は
原稿を載置するプラテンガラス、5はハロゲン露光ラン
プ10により露光走査された原稿からの反射光像を集光
し、等倍型フルカラーセンサ6に画像入力する為のロツ
ドアレイレンズである。ロツドアレイレンズ5、等倍型
フルカラーセンサ6、センサ出力信号増巾回路7、ハロ
ゲン露光ランプ10が一体となつて原稿走査ユニツト11を
構成し、原稿999を矢印(A1)方向に露光走査する。原
稿999の読取るべき画像情報は、原稿走査ユニツト11を
露光走査することにより1ライン毎に順次読取られる。
読取られた色分解画像信号は、センサ出力信号増巾回路
7により所定電圧に増巾されたのち、信号線501により
ビデオ処理ユニツトに入力され、ここで信号処理され
る。なお、信号線501は信号の忠実な伝送を保証するた
めに同軸ケーブル構成となつている。信号502は等倍型
フルカラーセンサ6の駆動パルスを供給する信号線であ
り、必要な駆動パルスはビデオ処理ユニツト12内で全て
生成される。8,9は画像信号の白レベル補正、黒レベル
補正のための白色板及び黒色板であり、ハロゲン露光ラ
ンプ10で照射する事によりそれぞれ所定の濃度の信号レ
ベルを得る事ができ、ビデオ信号の白レベル補正、黒レ
ベル補正に使われる。
13はマイクロコンピユータを有する本実施例のカラー
リーダ1全体の制御を司るコントロールユニツトであ
り、バス508を介して走査パネル20における表示、キー
入力の制御、及びビデオ処理ユニツト12の制御等を行な
う。また、ポジシヨンセンサS1,S2により信号線509,510
を介して原稿走査ユニツト11の位置を検出する。
更に、信号線503により走査体11を移動させる為のス
テツピングモータ14をパルス駆動するステツピングモー
タ駆動回路15を、信号線504を介して露光ランプドライ
バ21によりハロゲン露光ランプ10のON/OFF制御、光量制
御、信号線505を介してのデジタイザ16及び内部キー、
表示部の制御等のカラーリーダ部1の全ての制御を行つ
ている。
原稿露光走査時に前述した露光走査ユニツト11によつ
て読取られたカラー画像信号は、センサ出力信号増巾回
路7、信号線501を介してビデオ処理ユニツト12に入力
される。
次に第2図を用いて上述した原稿走査ユニツト11、ビ
デオ処理ユニツト12の詳細について説明する。
ビデオ処理ユニツト12に入力されたカラー画像信号
は、サンプルホールド回路S/H43により、G(グリー
ン)、B(ブルー)、R(レツド)の3色に分離され
る。分離された各カラー画像信号は、アナログカラー信
号処理回路44においてアナログ処理を行つた後A/D変換
され、デジタル・カラー画像信号となる。
本実施例では原稿走査ユニット11内のカラー読取りセ
ンサ6は、第2図にも示す様に5領域に分割した千鳥状
に構成されている。このカラー読取りセンサ6とFIFOメ
モリ46を用い、先行走査している2,4チヤンネルと、残
る1,3,5チヤンネルの読取り位置ずれを補正している。F
IFOメモリ46からの位置ずれの補正済の信号は、黒補正
回路/白補正回路に入力され、前述した白色板8、黒色
板9からの反射光に応じた信号を利用してカラー読取り
センサ6の暗時ムラや、ハロゲン露光ランプ10の光量ム
ラ、センサの感度バラツキ等が補正される。
カラー読取りセンサ6の入力光量に比例したカラー画
像データはビデオインターフエイス101に入力され、画
像記憶装置3と接続される。
このビデオインターフエイス101は、第3図〜第6図
に示す各機能を備えている。即ち、 (1)黒補正/白補正回路からの信号559を画像記憶装
置3に出力する機能(第3図)、 (2)画像記憶装置3からの画像情報を対数変換回路86
に入力する機能(第4図)、 (3)画像記憶装置からの画像情報をプリンタインター
フエイス56に入力する機能(第5図)、 (4)黒補正/白補正回路からの信号559を、対数変換
回路86に送る機能(第6図)、の4つの機能を有する。
この4つの機能の選択はCPU制御ライン508によつて第3
図〜第6図に示す様に切換わる。
<画像記録部3の説明> 次に、本実施例におけるカラーリーダ1での読取り
(取り込み)制御、及び読取られた画像情報の画像記憶
装置3への記憶制御について説明する。
カラーリーダ1による読取りの設定は、以下に述べる
デジタイザにより行われる。このデジタイザ16の外観図
を第7図に示す。
第7図において、427はカラーリーダ1からの画像デ
ータを画像記憶装置3へ転送する為のエントリーキーで
ある。座標検知板420は、読取り原稿上の任意の領域を
指定したり、あるいは読取り倍率等を設定するためのも
のである。ポイントペン421はその座標を指定するもの
である。
原稿上の任意の領域の画像データを画像記憶装置3へ
転送するには、第7図のエントリーキー427を押した
後、ポイントペン421により読取る位置を指示する。
この読取り領域の情報は、第1図の通信ライン505を
介してビデオ処理ユニツト12へ送られる。ビデオ処理ユ
ニツト12では、この信号をCPU制御ライン508によりビデ
オインターフエース101から、画像記憶装置3へ送る。
第8図にデジタイザ16のポイントペン421によつて指
示された領域の情報(A,B点)のアドレスの例を示す。
ビデオインターフエイス101は、この領域情報以外
に、VCLK信号、ITOP551、領域信号発生回路51からの信
号である▲▼信号104等を画像データとともに画像
記憶装置3へ出力する。これらの出力信号ラインのタイ
ミングチヤートを第9図に示す。
第9図に示すように、操作部20のスタートボタンを押
すことにより、ステツピングモータ14が駆動され、原稿
走査ユニツト11が走査を開始し、原稿先端に達したとき
ITOP信号551が“1"となり、原稿走査ユニツト11がデジ
タイザ16によつて指定した領域に達し、この領域を走査
中EN信号104が“1"となる。このため、▲▼信号104
が“1"の間の読取りカラー画像情報(DATA105,106,10
7)を取り込めばよい。
以上の第9図に示す様に、カラーリーダ1からの画像
データ転送は、ビデオインターフエイス101を第3図に
示す様に制御することにより、ITOP551、▲▼信号1
04の制御信号及びVCLK信号に同期してRデータ105、G
データ106、Bデータ107がリアルタイムで画像記憶装置
3へ送られる。
次にこれら画像データと制御信号により、画像記憶装
置3が具体的にどのように記憶するかを第10図(A),
(B)を参照して説明する。
コネクタ4550はカラーリーダ1のビデオインターフエ
イス101とケーブルを介して接続され、Rデータ105、G
データ106、Bデータ107はそれぞれ9430R,9430G,9430B
を介してセレクタ4250と接続されている。ビデオインタ
ーフエイス101から送られるVCLK、▲▼信号104、IT
OP551は、信号ランイン9450を通り直接システムコント
ローラ4210に入力されている。また、原稿の読取りに先
だつて、デジタイザ16によつて指示した領域情報は通信
ライン9460を通りリーダコントローラ4270に入力され、
ここからCPUバス9610を介してCPU4360に読取られる。
9430R,9430G,9430Bを介してセレクタ4250に入力され
たRデータ105、Gデータ106、Bデータ107は、セレク
タ4250により信号の同期合せをした後、信号ライン9420
R,9420G,9420Bに出力され、FIFOメモリ4050R,4050G,405
0Bに入力される。
このセレクタ4250の詳細構成図を第11図に示す。
図示の如く、カラーリーダ1から送られて来た画像デ
ータ9430R,9430G,9430Bは、セレクタ4251R,4251G,4251B
を通り、FIFOメモリ4252R,4252G,4252Bに入力される。
ここで、セレクタ4251R,4251G,4251Bへの入力信号
は、SELECT信号9451によつて選択される。
FIFOメモリ4252R,4252G,4252Bには、VCLK,▲▼信
号により、第9図に示す主走査1ライン分(l分幅:0番
地から4752番地まで)の画像データ9421R,9421G,9421B
が記憶される。
このFIFOメモリ4252R,4252G,4252Bには、デジタイザ1
6で指示された有効領域以外の信号も記憶される。
次にFIFOメモリ4252R,4252G,4252Bに記憶されたデー
タは画像記憶装置3の内部のCLK9453と▲▼9
452に同期して読み出される。即ち、カラーリーダ1と
画像記憶装置3のクロツクの違いをこのFIFOメモリ4252
R,4252G,4252Bで吸収する。
システムコントローラ4210は、FIFOメモリ4252R,4252
G,4252Bからの画像データ9420R,9420G,9420Bのうち、画
像の有効領域のみをFIFOメモリ4050R,4050G,4050Bに転
送する。また、システムコントローラ4210はこの時トリ
ミング処理及び変倍処理も同時に行う。本実施例のこれ
らの処理を第12図の回路図、及び第13図のタイミングチ
ヤートを参照して以下説明する。
即ちFIFOメモリ4252R,4252G,4252Bから、FIFOメモリ4
050R,4050G,4050Bへのデータ転送に先だち、デジタイザ
16で指示された領域の主走査方向の有効領域をCPUバス9
610によつて、RAM4212に書込む。
セレクタ4213制御してCPUバス9610側を選択して有効
とし、RAM4212に指示された領域の有効領域には“0"デ
ータを書込み、無効領域には“1"データを書込む。
続いて、セレクタ4213を制御してカウンタ4214側を選
択して有効とし、▲▼9452、CLK9453に同期
した。FIFOメモリ4050R,4050G,4050Bのライトイネーブ
ル信号9100がRAM4212、ラツチ4211から出力され、カラ
ー画像情報(A)のうち有効領域(A′)のみがFIFOメ
モリ4050R,4050G,4050Bに書き込まれる。書き込まれた
画像データは1主走査分遅れ、▲▼9452に同
期した形で“0"番地から順次有効領域分出力される(90
90R,G,B)。
以上の説明においては、FIFOメモリ4552R,4252G,4252
Bの画像データをそのまま(等倍で)FIFOメモリ4050R,4
050G,4050Bへ転送を行う例について説明した。しかし、
本実施例は以上の制御に限定されるものではなく、RAM4
212へ書き込むデータにより、変倍処理およびトリミン
グ処理が可能である。
この変倍処理およびトリミング処理を施した場合のタ
イミングチヤートを第14図に示す。
第14図は、FIFOメモリ4252R,4252G,4252Bよりの画像
データを変倍処理して50%縮小し、FIFOメモリ4050R,40
50G,4050Bに転送した場合のタイミングチヤート例を示
す図である。
第14図図示のように、RAM4212への書き込みデータ(F
IFOメモリ4050R,4050G,4050Bへのライトイネーブル信
号)を画像データ有効領域内で“1"(書込み禁止)にす
ることにより読出しを制限し、縮小を行う。第14図の場
合においては、ライトイネーブル信号9100は“1"、“0"
データを交互にくりかえすことにより、50%縮小を行つ
ている。このように、RAM4212への書込みデータを縮小
倍率に応じたものとすることにより、画像記憶装置3内
において、容易に任意の倍率での縮小処理が行なえる。
この50%縮小された画像データは、1主走査分遅れ▲
▼に同期して“0"番地から出力される(第14
図のB′)。
このように、RAM4212へ書き込むデータにより、所望
する画像データの主走査方向の縮小が可能である。
次にFIFOメモリ4050R,4050G,4050Bからメモリ4060R,4
060G,4060Bへの画像データの転送は、カウンタ0(4080
−0),と制御ライン9170によつて行われる。
ここでは副走査方向の変倍およびトリミングが同時に
行われる。副走査方向の変倍を第15図のブロツク図、50
%縮小時のタイミングチヤートを示す第16図を参照して
以下説明する。
CPU4360は、FIFOメモリ4050R,4050G,4050Bから4060R,
4060G,4060Bへのデータ転送に先だち、CPUバス9610を介
してデジタイザ16で指示された領域の副走査方向領域の
4060R,4060G,4060Bへの書き込みを制御するデータ(406
0R,4060G,4060Bへのライトイネーブル信号)をRAM4217
に書き込む。画像無効領域は“1"、有効領域は等倍時
“0"、縮小時はその縮小倍率に応じて有効両域内のデー
タを“1"とする、50%縮小時は画像有効領域内で“1"、
“0"データを交互にくり返すことにより、実現される。
この50%縮小時、4060R,4060G,4060Bへのライトイネ
ーブル信号9170は第16図に示すように、画像有効領域内
で“1"と“0"のデータを交互にくり返すことになる。こ
れにより、4060R,4060G,4060Bに記憶される画像データ
は第16図の“D0"と“D2"となり、“D1"と“D3"とは記憶
されないことになる。
以上のように、RAM4212にセツトするデータにより、
主走査方向のトリミングと、変倍が可能であり、RAM421
7にセツトするデータにより副走査方向のトリミングと
変倍が可能である。
なお、本実施例におけるメモリ容量は各色1Mバイトで
あるため、第8図における読取り領域の画像データを50
%縮小することにより、読取り画像データは本画像記憶
装置3がもつメモリの最大容量のデータに変換され、記
憶されている。
また、以上の実施例では、CPU4360は、A3原稿のデジ
タイザ16で指示された領域の情報から有効領域を算出
し、RAM4212に対応するデータをセツトする。
本実施例では、読取り画像のデータ容量が具備する画
像メモリ容量よりも多いため縮小処理を行い、記憶可能
な容量に変換した後画像メモリに記憶した。しかし、読
取り画像のデータ容量が具備する画像メモリ容量よりも
少ない場合は第15図のCLR信号9171を“1"にすることに
よつて複数の画面を同時に画像メモリ内に記憶すること
が可能である。この場合はデジタイザ16で指示された領
域のメモリへの書き込みを制御するRAM4212、RAM4217へ
の書込みデータは全て“0"とし、全てを状態とし、等倍
とする。
また、読取り画像のアスペクト比(縦・横の比)を保
つたままメモリに記憶するために、まずCPU4360はデジ
タイザ16から送られて来た領域情報から、有効画素数
“x"を求める。次に画像記憶メモリの最大容量“y"か
ら、次式によりzを求める。
この結果、 (1)z≧100のときは、RAM4212、RAM4217に有効画像
領域の全てを“0"とし等倍で記憶する。
2)z<100のときはRAM4212、RAM4217ともにz%の縮
小を行い、アスペクト比を保つたまま、メモリの最大容
量に記憶する。
この場合においても、RAM4212、RAM4217に書込むデー
タは、縮小率“z"に対応して“1",“0"のデータを適時
書込めばよい。
このように制御することにより、画像記憶装置3内の
みの制御で入力画像のアスペクト比を保つたまま、任意
の変倍処理が容易な制御で可能となり、読取り画像の効
果的な認識が可能となる。また同時にメモリ容量の利用
効率を最大とすることが可能である。
<画像記憶装置よりの読出し処理> 次に、以上説明した画像記憶装置3のメモリ4060R,40
60G,4060Bよりの画像データの読み出し処理について説
明する。
このメモリからの画像出力をカラープリンタ2で画像
形成を行う場合の指示入力等はおもに上述した第7図に
示すデジタイザ6によつて行われる。
第7図のキー428は、4060R,4060G,4060Bからの画像デ
ータをカラープリンタ2で記録紙の大きさに応じて画像
形成を行うためのエントリーキーである。また、キー42
9はデジタイザ16の座標検知板合420と、ポイントペン42
1で指示された位置に画像を形成するためのエントリー
キーである。
まず最初に記録紙の大きさに応じて画像形成を行う実
施例、次にデジタイザで指示された領域に画像を形成す
る実施例について説明する。
<記録紙の大きさに対応した画像形成処理> 本実施例においては、カラープリンタ2は第1図に示
す様に2つのカセツトトレイ735,736をもち、2種類の
記録紙がセツトされている。ここでは、上段にA4サイ
ズ、下段にA3サイズの記録紙がセツトされている。この
記録紙の選択は走査部20の液晶タツチパネルにより選択
入力される。なお、以下の説明はA4サイズの記録紙への
複数の画像形成をする場合について行う。
まず、画像形成に先立ち、上述したカラーリーダ1か
ら画像記録装置3への読取り画像データの入力により、
カラーリーダ1から後述する画像メモリ4060R,4060G,40
60Bに、例えば第17図に示す様にそれぞれ「画像0」〜
「画像15」の合計16の画像データを記憶させる。
次にデジタイザ16のエントリーキー428を押す。これ
により不図示のCPUがこのキー入力を検知し、A4サイズ
の記録紙に対し、自動的に画像形成位置の設定を行な
う。第17図に示す16の画像を形成する場合には、例えば
画像形成位置を第18図のように設定する。
本実施例における以上の画像形成処理の詳細を第10図
のブロツク図、及び第19図に示すタイミングチヤートを
参照して以下に説明する。
第2図に示すカラープリンタ2からプリンタインタフ
エース56を介してカラーリーダ1に送られて来るITOP信
号511は、ビデオ処理ユニツト12内のビデオインターフ
エイス101に入力され、ここから画像記憶装置3へ送ら
れる。画像記憶装置3ではこのITOP信号551により画像
形成処理を開始する。そして、画像記憶装置3に送られ
た各画像は、画像記憶装置3内の第10図(A),(B)
に示すシステムコントローラ4210の制御で画像形成され
る。
第10図(A),(B)において、カウンタ0(4080−
0)の出力がセレクタ4070によつて選択され、メモリア
ドレス線9110によりメモリ4060R,4060G,4060Bが読出し
のためにアクセスされる。このアクセスにより各メモリ
4060R,4060G,4060Bに記憶された画像データが読出さ
れ、各メモリからの読出し画像信号9160R,9160G,9160B
は、ルツクアツプテーブル(LUT)4110R,4110G,4110Bに
送られ、ここで人間の目の比視感度特性に合わせるため
の対数変換が行われる。この各LUTよりの変換データ920
0R,9200G,9200Bは、マスキング/黒抽出/UCR回路4120に
入力される。そしてこのマスキング/黒抽出/UCR回路41
20で画像記憶装置3のカラー画像信号の色補正を行うと
ともに、黒色記録時はUCR/黒抽出を行う。
そして、これら連続してつながつているマスキング/
黒抽出/UCR回路4120よりの画像信号9210は、セレクタ41
30によつて各画像毎に分離され、各FIFOメモリ4140−0
〜3に入力される。今までシーケンシヤルに並んでいた
各画像は、このFIFO4140−0〜3の作用により並列に処
理可能となる。
この各メモリからの読出し画像信号9160R,9160G,9160
Bと各FIFOよりの並列出力画像情報9260−0〜3との関
係を第19図の上段部に示す。図示の如く、主走査方向1
ラインの画像形成に必要な「画像0」〜「画像3」の
“0"ライン目の読出し画像情報に対応する9260−0〜3
が、全て並列処理可能な状態となる。
この並列となつた各画像信号9260−0〜3は、次の拡
大・補間回路4150−0〜3に入力される。拡大・補間回
路4150−0〜3はシステムコントローラ4210により、第
18図に示す各画像のレイアウトとなるよう制御され、第
19図に示す信号9300−0〜3の様に拡大・補間される。
なお、本実施例では、1次補間法を用いている。
この補間された信号9300−0〜3は、セレクタ4190に
入力され、ここまで並列に処理された各画像データを再
びシリアルの画像データ信号とする。セレクタ4190によ
りシリアル画像データに変換された画像信号9330は、エ
ツジフイルタ回路4180によつて、エツジ強調、及びスム
ージング(平滑化)処理が行われる。そしてLUT4200を
通り、セレクタ4230に入力される。セレクタ4230はM
(マゼンタ),C(シアン),Y(イエロー),BK(ブラツ
ク)出力か、又は、R(レツド),G(グリーン),B(ブ
ルー)出力かの選択を行うセレクタである。本実施例で
はM,C,Y,BK出力であり、出力は面順次で行うため、信号
ライン9410R,9410G,9410Bのみ有効な画像データが出力
される。そして選択された画像データはセレクタ4250に
入力され、上述した第11図のブロツク図に示す、4251R,
4251G,4251Bの各セレクタにより、9410R,9410G,9410Bが
選択され9430R,9430G,9430Bとしてコネクタ4550に出力
される。
以下、「画像0」〜「画像3」の全ての画像データの
形成が終了すると、次に画像4」〜「画像7」、「画像
8」〜「画像11」、「画像12」〜「画像15」の順で順次
画像形成され、第18図に示す「画像0」〜「画像15」の
16個の画像形成が行なわれる。
<任意の位置のレイアウトによる画像形成> 以上の説明は、第18図のように画像を自動的に形成可
能に展開し、画像形成する制御を説明したが、本実施例
は以上の例に限るものではなく、任意の画像を任意の位
置に展開して画像形成することもできる。
以下、この場合の例として第21図に示す「画像0」〜
「画像3」を、図示の如く展開し、画像形成する場合を
説明する。
まず、上述したメモリへの画像入力制御と同様の制御
により、カラーリーダ1から読み込んだ4個の画像情報
を、画像メモリである4060R,4060G,4060Bへ、第20図の
ように記憶させる。次にデジタイザ16のエントリーキー
429を押すことにより、デジタイザ16よりの読み込み画
像の画像形成すべき指定位置入力待ちとなる。
そして、ポイントペン421を操作して座標検知板420よ
り所望の展開位置を指定入力する。例えば展開領域を第
21図に示す様に指定入力する。
この場合の画像形成処理を第10図(A),(B)のブ
ロツク構成図、および第22図、第23図に示すタイミング
チヤートを参照して以下説明する。
第22図は第21図に示す“l1"ラインにおける画像形成
時のタイミングチヤート、第23図は第21図における
“l2"ラインにおける画像形成時のタイミングチヤート
である。
ITOP信号551は、上述と同様にプリンタ2から出力さ
れ、システムコントローラ4210はこの信号に同期して動
作を開始する。
なお、第21図に示す画像のレイアウトにおいて、「画
像3」はカラーリーダ1からの画像を90度回転したもの
となつている。
この画像の回転処理は以下の手順で行なわれる。ま
ず、第1図におけるDMAC(ダイレクトメモリアクセスコ
ントローラ)4380によつて4060R,4060G,4060Bからワー
クメモリ4390へ画像を転送する。次にCPU4360によつて
ワークメモリ4390内で公知の画像の回転処理を行つた
後、DMAC4380によつて、ワークメモリ4390から4060R,40
60G,4060Bへの画像の転送を行い、画像の回転処理が行
われることになる。
デジタイザ16によつてレイアウトされ、指示入力され
た各画像の位置情報は、第1図のビデオ処理ユニツト12
を介して画像記憶装置3へ送られる。この各画像に対す
る展開位置情報を受取つたシステムコントローラ4210
は、各画像に対応した拡大・補間回路4150−0〜3の動
作許可信号9320−0〜3を発生する。
本実施例における任意の位置のレイアウトにおいて
は、例えば、カウンタ0(4080−0)が画像0に、カウ
ンタ1(4080−1)が画像1に、カウンタ2(4080−
2)が画像2に、カウンタ3(4080−3)が画像3にそ
れぞれ対応して動作する。
第21図に示す“l1"ラインにおける画像形成時の制御
を、第22図を参照して説明する。
画像メモリ4060R,4060G,4060Bからの「画像0」の読
み出しは、カウンタ0(4080−0)によつて“0"番地か
ら“0.5M"番地(第20図に示す「画像0」の格納領域)
までを読み出す。このカウンタ4080−0〜3の出力の切
換えは、セレクタ4070によつて行なわれる。
同様に、「画像1」の読み出しは、カウンタ1(4080
−1)によつて“0.5M"番地から“1M"番地(第20図に示
す「画像1」の格納領域)までが読み出される。この読
み出しのタイミングを第22図に9160R,G,Bとして示す。
ここで、カウンタ4080−2、及びカウンタ4080−3
は、システムコントローラ4210からのカウンタイネーブ
ル信号9130−2,9130−3によつては動作しない。
「画像0」及び「画像1」のデータは、LUT4110R,411
0G,4110Bを介してマスキング/黒抽出/UCR回路4120に送
られ、ここで面順次の色信号9210となる。この面順次色
信号9210は、セレクタ4120によつて並列化され、各画素
毎に分けられてFIFOメモリ4140−0,4140−1に送られ
る。そして、システムコントローラ4210からの拡大・補
間回路4150−0,4150−1への動作許可信号9320−0,9320
−1がイネーブルとなると、拡大・補間回路4150−0,41
50−1はFIFO読み出し信号9280−0,9280−1をイネーブ
ルとし、読出し制御を開始する。
FIFOメモリ4140−0,4140−1は、この信号9280−0,92
80−1によつて拡大・補間回路4150−0,4150−1への画
像データの転送を開始する。そして、この拡大・補間回
路4150−0,4150−1によつて、先にデジタイザ16で指示
された領域に従つたレイアウト及び補間演算がされる。
このタイミングを第22図の9300−0,9300−1に示す。
レイアウト及び補間演算がされた「画像0」、「画像
1」データは、セレクタ4190によつて選択された後、エ
ツジフイルタ回路4180を通り、LUT4200に入力される。
その後のコネクタ4550までの処理は上述と同様であるの
で説明を省略する。
次に、第23図を参照して、第21図に示す“l2"ライン
のタイミングを説明する。
画像メモリ4060R,4060G,4060Bから拡大・補間回路415
0−1,4150−2までの処理は上述と略同様である。
ただし、“l2"ラインにおいては、「画像1」と「画
像2」が出力されているため、カウンタ1(4080−1)
とカウンタ2(4080−2)、FIFO4140−1,4140−2,拡大
・補間回路4150−1,4150−2が動作する。これらの制御
は、システムコントローラ4210からの制御信号に従つて
行われる。
第21図に示す如く、“l2"ラインでは、「画像1」と
「画像2」が重なり合つている。この重なつた部分にお
いて、どちらかの画像を画像形成するか、または両方の
画像を画像形成するかはシステムコントローラ4210から
の制御信号9340によつて選択可能である。
具体的制御は上述の場合と同様である。
コネクタ4550からの信号は、ケーブルによつてカラー
リーダ1と接続されている。このため、カラーリーダ1
のビデオインターフエイス101は、第5図に示す信号ラ
イン経路で画像記憶装置3よりの画像信号105をプリン
タインターフエイス56に選択出力する。
なお、以上の説明はM,C,Y,BKの場合を説明したが、画
像記憶装置3からの画像データ出力に対して、第10図セ
レクタ4230を制御することにより、R,G,B並列出力とす
ることも可能である。このときカラーリーダ1のビデオ
インターフエイス101は第4図に示す信号ライン経路で
画像データの転送を行う。
上述した本実施例における画像形成における画像記録
装置3よりカラープリンタ2への画像情報の転送処理の
詳細を第24図のタイミングチヤートを参照して以下に説
明する。
上述した如く、操作部20のスタートボタンを押すこと
によりプリンタ2が動作を始め、記録紙の搬送を開始す
る。そして、記録紙が画像形成部の先端に達するとITOP
信号551を出力する。このITOP信号551は、カラーリーダ
1を介して画像記録装置3に送られる。画像記憶装置3
は、設定された条件のもとに各画像メモリ4060R,4060G,
4060Bに格納されている画像データを読み出し、上述し
たレイアウト、拡大・補間等の処理を行つた後、処理さ
れた画像データをカラーリーダ1のビデオ処理ユニツト
12に送る。ビデオ処理ユニツト12のビデオインターフエ
イス101は、送られて来たデータの種類(R,G,B)/(M,
C,Y,BK)に応じてビデオインターフエイス101における
処理方法を変える。
本実施例では、M,C,Y,BKの面順次による出力のため、
以上の動作をM,C,Y,BKの順で4回くり返し、画像が形成
される。
<プリンタ部> 最後に、以上の様にビデオ処理ユニツト12で処理され
た画像信号をプリンタアウトするカラープリンタ2の構
成を第1図を用いて説明する。
第1図のプリンタ2の構成において、711はスキヤナ
であり、カラーリーダ1からの画像信号を光信号に変換
するレーザ出力部、多面体(例えば8面体)のポリゴン
ミラー712、このポリゴンミラー712を回転させるモータ
(不図示)およびf/θレンズ(結像レンズ)713等を有
する。714は図中1点鎖線で示されるスキヤナ711よりの
レーザ光の光路を変更する反射ミラー、715は感光ドラ
ムである。
レーザ出力部から出射したレーザ光は、ポリゴンミラ
ー712で反射され、f/θレンズ713および反射ミラー714
により感光ドラム715の面を線状に走査(ラスタースキ
ヤン)し、原稿画像に対応した潜像を形成する。
また、717は一次帯電器、718は全面露光ランプ、723
は転写されなかつた残留トナーを回収するクリーナ部、
724は転写前帯電器であり、これらの部材は感光ドラム7
15の周囲に配設されている。726はレーザ露光によつ
て、感光ドラム715の表面に形成された静電潜像を現像
する現像器ユニツトであり、731Y(イエロー用)、731M
(マゼンタ用)、731C(シアン用)、731BK(ブラツク
用)は感光ドラム715と接して直接現像を行う現像スリ
ーブ、730Y,730M,730C,730BKは予備トナーを保持してお
くトナーホツパー、732は現像剤の位相を行うスクリユ
ーである。これらのスリーブ731Y〜731BK、トナーホツ
パー730Y〜730BKおよびスクリユー732により現像器ユニ
ツト726が構成され、これらの部材は現像器ユニツト726
の回転軸Pの周囲に配設されている。
例えば、イエローのトナー像を形成する時は、本図の
位置でイエロートナー現像を行う。マゼンタのトナー像
を形成する時は、現像器ユニツト726を図の軸Pを中心
に回転させ、感光体715に接する位置にマゼンタ現像器
内の現像スリーブ731Mを配設させる。シアン、ブラツク
の現像も同様に現像器ユニツト726を図の軸Pを中心に
回転させて動作する。
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー像を
用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写ドラム716
の移動位置を検出するためのアクチユエータ板、720は
このアクチユエータ板719と近接することにより転写ド
ラム716がホームポジシヨン位置に移動したのを検出す
るポジシヨンセンサ、725は転写ドラムクリーナ、727は
紙押えローラ、728は除電器、729は転写帯電器であり、
これらの部材719,720,725,727,729は転写ローラ716の周
囲に配設されている。
一方、735,736は用紙(紙葉体)を収集する給紙カセ
ツト、737,738はカセツト735,736から用紙を給紙する給
紙ローラ、739,740,741は給紙および搬送のタイミング
をとるタイミングローラである。これらを経由して給紙
搬送された用紙は、紙ガイド749に導かれて先端を後述
のグリツパに担持されながら転写ドラム716に巻き付
き、像形成過程に移行する。
又550はドラム回転モータであり、感光ドラム715と転
写ドラム716を同期回転させる。750は像形成過程が終了
後、用紙を転写ドラム716から取りはずす剥離爪、742は
取りはずされた用紙を搬送する搬送ベルト、743は搬送
ベルト742で搬送されて来た用紙を定着する画像定着部
であり、画像定着部743において、モータ取り付け部748
に取り付けられたモータ747の回転力は、伝達ギヤ746を
介して一対の熱圧力ローラ744及び745に伝達され、この
熱圧力ローラ744及び745間を搬送される用紙上の像を定
着する。
以上の構成により成るプリンタ2のプリントアウト処
理を、第24図のタイミングチヤートも参照して以下に説
明する。
まず、最初のITOP551が来ると、レーザ光により感光
ドラム715上にY潜像が形成され、これが現像ユニツト7
31Yにより現像され、次いで転写ドラム上の用紙に転写
が行われ、マゼンタプリント処理が行なわれる。そし
て、現像ユニツト726が図の軸Pを中心に回動する。
次のITOP551が来ると、レーザ光により感光ドラム上
にM潜像が形成され、以下同様の動作でシアンプリント
処理が行われる。この動作を続いて来るITOP551に対応
してC,BKについても同様に行ない、イエロープリント処
理、ブラツクプリント処理が行なわれる。このようにし
て、像形成過程が終了すると次に剥離爪750により用紙
の剥離が行われ、画像定着部743で定着が行われ、一連
のカラー画像のプリントが終了する。
[実施例2] 以下、第25図〜第27図を参照して本発明に係る他の実
施例を詳細に説明する。
第25図は本発明に係る他の実施例のビデオ画像形成シ
ステムの構成図である。
本実施例システムは、第25図図示のようにビデオ機器
1からのビデオ画像を画像記憶装置3に記憶し、モニタ
やカラープリンタ2へ出力する構成である。また、画像
処理装置3は入力した画像のハンドリングをも行う。
<ビデオ画像の取り込み制御> まず、ビデオ機器1からのビデオ画像の画像記憶装置
3への取り込み制御について、第26図(A),(B)の
画像記憶装置のブロツク構成図を参照して以下に説明す
る。
図中第10図(A),(B)と同様構成には同一番号を
付し詳細説明を省略する。
ビデオ機器1よりのビデオ画像は、アナログインタフ
エース4500を介してNTSCコンポジツト信号9000の形で入
力され、デコーダ4000によりセパレートR,G,B信号、及
びコンポジツトSYNC信号の4つの信号である9015R,G,B,
Sに分離される。
また、デコーダ4000は、アナログインタフエース4500
からのY(輝度)/C(クロス)信号9010も合わせて上記
と同様にデコードする。セレクタ4010への9020R,9020G,
9020B,9020Sの各信号は、セパレートR,G,B信号及びコン
ポジツトSYNC信号の形での入力信号である。なお、スイ
ツチ4530は信号9030R〜Sと9015R〜Sのどちらかの入力
を選択して切換えるためのセレクタ4010を制御するスイ
ツチである。スイツチ4530が開放状態のとき信号9030R
〜Sを選択し、閉成している時に信号9015R〜Sを選択
する。
セレクタ4010によつて選択されたセパレートR,G,B信
号としての9050R,9050G,9050Bの各信号は、A/Dコンバー
タ4020R,4020G,4020Bによつてアナログ/デジタル変換
される。
また、選択されたコンポジツトSYNC信号9050Sは、TBS
/HV分離回路4030に入力され、該TBC/HV分離回路4030に
より、コンポジツトSYNC信号9050Sからクロツク信号906
0C、水平同期信号9060H及び垂直同期信号9060Vが生成さ
れる。これらの同期信号は、システムコントローラ4210
に供給される。
本実施例のTBC/HV分離回路4030より出力されるTVCLK9
060c信号は12.25MHzのクロック信号、▲
▼9060H信号はパルス幅63.5μSの信号、▲
▼9060V信号はパルス幅16.7mSの信号である。
FIFOメモリ4050R,4050G,4050Bは、▲
▼9060H信号によつてリセツトされ、“0"番地からTVCLK
9060C信号に同期して、データ9060R,9060G,9060Bを書込
む。このFIFOメモリ4050R,4050G,4050Bの書き込みは、
システムコントローラ4210から出力される▲▼信号
9452の付勢されている時に行なわれる。
この▲▼信号9452によるこのFIFOメモリ4050R,40
50G,4050Bの書き込み制御の詳細を、第27図のブロツク
図を参照して以下に説明する。
本実施例においては、ビデオ機器1はNTSC規格のSVレ
コーダである。このため、ビデオ機器1よりのビデオ画
像をデジタル化した場合、640画素(H)×480画素
(V)の画面容量となる。従つて、まず画像記憶装置3
のCPU4360は、RAM4213に主走査方向640画素分“0"を書
き込む。次にセレクタ4212の入力をカウンタ4211側に
し、このRAM4213よりのデータを上述の実施例1の場合
と同様、FIFOメモリ4050R,4050G,4050Bの▲▼信号
制御用データとする。ここで、RAM4213に“0"を書込む
ことにより、A/Dコンバータ4020R,4020G,4020Bよりの出
力信号である9060R,9060G,9060Bのビデオ画像の1主走
査分のデータが、FIFOメモリ4050R,4050G,4050Bに等倍
で記憶される。
一方、入力ビデオ画像を縮小して、FIFOメモリ4050R,
4050G,4050Rに記憶する場合は、画像有効領域内のRAM42
13のデータを縮小率に応じて“1"に対することにより、
主走査方向の縮小が可能である。
FIFO4050R,4050G,4050Bから4060R,4060G,4060Bへのデ
ータ転送は、上述した実施例1におけるカラーリーダ1
から4060R,4060G,4060Bへのデータ書き込み制御と同様
である。
副走査方向の縮小も同様に第15図のRAM4217へのデー
タをセツトすることにより可能である。
また本実施例のビデオ機器1はNISC規格のものであ
り、主走査方向、副走査方向のデジタル画像のアスペク
ト比は4:3の場合を例に説明したが、将来のテレビジヨ
ンの規格と予想されるHDTV規格のアスペクト比16:9に対
しても、第27図のRAM4213及び第15図のRAM4217の内容を
書きかえることにより対応可能である。
また、本実施例のメモリ容量の2Mバイトに対し、NTSC
規格の1画面の容量は約0.3Mバイトであるため、6画面
の画像を記憶することが可能である。この6画面の記憶
の記憶も第15図に示す▲▼9171を“1"にすること
により可能である。
又、HDTV規格における1840画素(主走査方向)×1035
(副走査)の場合は、▲▼9171を“0"にすること
によつて2Mバイトのメモリに1画面記憶することができ
る。
更に又、ビデオ機器1のハイバンド化に対応すること
も可能である。即ち、本実施例のTBC/HV分離回路4030か
ら出力されるTVCLKを高めることによつて主走査方向の
読取り画素数を多くすることが可能である。
4060R,4060G,4060Bに記憶されているビデオ画像デー
タは、DMAC4380によつて読出され、デイスプレイメモリ
4410R,4410G,4410Bへ転送され、記憶される。デイスプ
レイメモリ4410R,4410G,4410Bに記憶されたビデオ画像
データは、LUT4420R,4420G,4420Bを通つてD/Aコンバー
タ4430R,4430G,4430Bに送られ、ここでデイスプレイコ
ントローラ4440からのSYNC信号9590に同期してアナログ
R信号4590R、G信号4590G、B信号4590Bに変換され、
出力される。
一方、デイスプレイコントローラ4440からはこれらの
アナログ信号の出力タイミングに同期してSYNC信号4590
S(7600)が出力される。このアナログR信号4590R、G
信号4590G,B信号4590B、SYNC信号4590Sをモニタ4に接
続することにより、画像記憶装置3の記憶内容を表示す
ることができる。
又、本実施例においては、マウスインターフエイス43
00より信号線4570を介して接続されるマウス5によつて
表示されている画像のトリミングが可能である。
CPU4360は、マウス5によつて指示入力された領域情
報より、上述の実施例1と同様の制御で、デイスプレイ
メモリ4410R,4410G,4410Bから画像メモリ4060R,4060G,4
060Bへ有効領域のみを転送することによつてトリミング
が可能である。
また、マウス5よりの領域指示情報に対応して、RAM4
213とRAM4217に実施例1の場合と同様にしてデータをセ
ツトし、再びビデオ機器1であるSVレコーダから画像デ
ータを入力することにより、トリミングされた画像デー
タを4060R,4060G,4060Bに記憶することができる。
なお、4400はモニタ4に表示されているカラー画像の
色調を調整するためのボリユームである。CPU4360は、
このボリユーム4400の抵抗値(設定値)を読取り、この
設定値からLUT4420R,4420G,4420Bのテーブルに出力調整
用補正データをセツトする。また、カラープリンタ2に
よつて記録する際にも、モニタ4の表示色と記録する色
を合せるため、LUT4200のテーブルの調整用補正データ
をボリユーム4400の設定値に連動して変化させる。
次に、画像メモリ4060R,4060G,4060Bに複数の画像が
記憶されている場合、カラープリンタ2で記録する際の
各画像のレイアウトも、モニタ4とマウス5を用いて可
能である。
まずモニタ4に記録紙の大きさを表示し、この表示を
見ながら各画像のレイアウトした位置情報をマウス5に
よつて入力することにより、カラープリンタ2で記録す
る各画像のレイアウトが可能である。
この時の画像メモリ4060R,4060G,4060Bからのカラー
プリンタ2への記憶情報の読出し制御及びカラープリン
タ2での記録制御は、上述した実施例1と同様であるの
で説明は省略する。
以上説明したように本実施例によれば、画像記憶メモ
リの記憶容量よりも入力画像の容量の方が大きい場合、
入力画像の1画面分のみを記憶させ、また入力画像の容
量が小さいときは記憶可能な複数の入力画像を同時に画
像記憶メモリに記憶させることにより、画像記憶メモリ
の有効利用が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記憶手段に記憶
された画像を表示装置に表示させ、表示装置の表示画面
を見ながら色調整を行い、記憶手段より前記色調整を行
った表示装置への表示画像データを読み出してきて、前
記色調整した色調整値を用いてYMCK画像データに変換す
る際の色補正を行なうので、回路規模を削減したうえ、
表示装置の表示画面上の色補正を反映したYMCK画像デー
タが出力できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のシステム構成図、 第2図は本実施例のカラーリーダ1の詳細ブロツク図、 第3図〜第6図は本実施例のカラーリーダ1のビデオイ
ンターフエイス部の切換え制御の例を模式的に表わした
図、 第7図は本実施例のデジタイザの外観図、 第8図は本実施例のデジタイザによつて指示されたアド
レス情報を説明する図、 第9図は本実施例のインターフエイス部より画像記憶装
置への出力タイミングチヤート、 第10図(A),(B)は本実施例の画像記憶装置の詳細
ブロツク図、 第11図は本実施例の画像記憶装置のセレクタ部の詳細
図、 第12図は本実施例の画像記憶装置のシステムコントロー
ラ部とFIFOメモリとの詳細図、 第13図は本実施例の等倍処理時におけるシステムコント
ローラ部のFIFOメモリへのデータ格納時のタイミングチ
ヤート、 第14図は本実施例の変倍処理時におけるシステムコント
ローラ部のFIFOメモリへのデータ格納時のタイミングチ
ヤート、 第15図は本実施例の画像記憶装置のシステムコントロー
ラ部と画像メモリ関連構成の詳細図、 第16図は本実施例の変倍処理時におけるシステムコント
ローラ部の画像メモリへのデータ格納時のタイミングチ
ヤート、 第17図は本実施例の画像記憶装置の画像メモリ内の画像
情報配置図、 第18図は本実施例の画像形成レイアウト図、 第19図は第18図の画像形成レイアウトに従つた画像形成
処理のタイミングチヤート、 第20図は本実施例の他の画像記憶装置のメモリ内画像情
報配置図、 第21図は第20図に示す画像情報を任意にレイアウトした
状態を示す図、 第22図は第21図に示す“l1"ラインにおける画像形成時
のタイミングチヤート、 第23図は第21図における“l2"ラインにおける画像形成
時のタイミングチヤート、 第24図は本実施例の画像形成プロセスのタイミングチヤ
ート、 第25図は本発明に係る他の実施例のシステム構成図、 第26図(A),(B)は他の実施例の画像記憶装置のブ
ロツク図、 第27図は他の実施例の画像記憶装置のシステムコントロ
ーラ詳細図である。 図中、1……カラーリーダ、1A……ビデオ機器、2……
カラープリンタ、3……画像記憶装置、4A……モニタ、
5A……マウス、11……原稿走査ユニツト、12……ビデオ
処理ユニツト、3……コントロールユニツト、16……デ
ジタイザ、20……操作部、46,4050,4140,4252,……FIFO
メモリ、56……プリンタインタフエース、101……ビデ
オインタフエース、420……座標検知板、421……ポイン
トペン、4000……デコーダ、4010,4070,4130,4190,421
3,4218,4230,4250,4251……セレクタ、4020,4430……A/
D変換器、4060……画像メモリ、4080,4211,4214,4219…
…カウンタ、4110,4220,4420……LUT、4120……マスキ
ング/黒抽出/UCR回路、4150……拡大・補間回路、4210
……システムコントローラ、4220……プリンタインタフ
エース、4212,4217……RAM、4270……リーダコントロー
ラ、4300……マウスコントローラ、4360……CPU、4380
……DMAC、4400……ボリユーム、4410……デイスプレイ
メモリ、4440……デイスプレイコントローラである。
フロントページの続き (72)発明者 本間 利夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小峰 孝之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−176368(JP,A) 特開 昭62−206556(JP,A) 特開 昭63−141454(JP,A) 特開 昭62−180665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/60 450 G06F 12/02 580 F H04N 1/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像データを入力する入力手段と、 カラー画像データを記憶手段に記憶させる記憶制御手段
    と、 前記記憶手段に記憶されたカラー画像データをディスプ
    レイメモリに記憶させ、前記カラー画像データに応じた
    画像を表示装置の表示画面上に表示させると共に、前記
    表示画面上に表示された画像に対する色調整指示を行う
    ための色調整指示手段を用いた色調整指示に基づいて、
    前記表示画面上に表示された画像の色調整を行うデータ
    表示制御手段と、 前記色調整指示手段の色調整値を読み取る読み取り手段
    と、 前記記憶手段に記憶された前記カラー画像データを前記
    読み取り手段で読み取られた前記色調整値に連動した色
    補正値を用いて色調整したYMCK画像データに変換して出
    力する変換手段と、 前記変換手段より出力されるYMCK画像データを、記録媒
    体上にカラー画像を形成する画像形成装置に色順次に出
    力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
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