JP3167619B2 - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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JP3167619B2 JP10888396A JP10888396A JP3167619B2 JP 3167619 B2 JP3167619 B2 JP 3167619B2 JP 10888396 A JP10888396 A JP 10888396A JP 10888396 A JP10888396 A JP 10888396A JP 3167619 B2 JP3167619 B2 JP 3167619B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用ナビゲーショ
ン装置に関し、より詳細には、スイッチの入力操作に応
じて所定の情報を車両の搭乗者に提供する車載用ナビゲ
ーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示手段に写し出された道路地図
上に車両の出発点から目的地に到るまでの経路を設定
し、走行に伴う車両位置の変化を遂時計算しながら前記
道路地図上に車両の現在位置を表示し、車両の走行案内
を行わせる車載用ナビゲーション装置が利用されてい
る。
【0003】一般的にこの種車載用ナビゲーション装置
は、運転者が操作し易く、かつ観察し易いように運転者
と助手席者との間のインストルメントパネル等に設置さ
れている。また安全運転を期すため、前記道路地図を拡
大する等のナビゲーションに必要最小限の入力操作を除
き、走行中は目的地を設定する等の所定の入力が自動的
に禁止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車載用
ナビゲーション装置においては、走行中、運転者はもち
ろんのこと、車両の運転に直接関与しない助手席者がス
イッチ操作を行った場合においても、目的地を設定する
等の所定の入力が受けつけられず、したがってこのよう
な入力を行う場合には、その都度車両を一時停止させて
入力しなければならないという課題があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、走行中、運転者のスイッチ操作による所定入力の禁
止が確保される一方、助手席者のスイッチ操作によって
は全ての入力を行うことができ、車両の走行案内を確
実、かつ円滑に行うことができると共に、安全運転を確
保することができる車載用ナビゲーション装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る車載用ナビゲーション装置
(1)は、ナビゲーション情報を表示する表示手段と、
該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッチ、
及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
イッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段とを
備えた車載用ナビゲーション装置において、前記リモコ
ン操作スイッチの受信部が前記表示手段の運転席側及び
助手席側に配設されると共に、該助手席側の受信部から
の信号入力は常時全て禁止解除されるように前記スイッ
チ入力制御手段が構成されていることを特徴としてい
る。
【0007】上記車載用ナビゲーション装置(1)によ
れば、走行中、運転者の前記スイッチ、前記リモコン操
作スイッチの操作による所定入力の禁止が確保される一
方、前記助手席側から前記リモコン操作スイッチを操作
した際、すべての信号が前記助手席側の受信部を介して
受け付けられる。その結果、走行中であっても助手席者
のスイッチ操作により全ての入力を行うことができ、車
両の走行案内を確実、かつ円滑に行うことができると共
に、安全運転を確保することができる。
【0008】また本発明に係る車載用ナビゲーション装
置(2)は、ナビゲーション情報を表示する表示手段
と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
とを備えた車載用ナビゲーション装置において、前記表
示手段の所定箇所に前記リモコン操作スイッチを挿入す
る挿入部が形成されると共に、該挿入部に前記リモコン
操作スイッチが挿入されているときは、該リモコン操作
スイッチからの入力は全て禁止解除されるように前記ス
イッチ入力制御手段が構成されていることを特徴として
いる。
【0009】上記車載用ナビゲーション装置(2)によ
れば、押しボタンスイッチが助手席側に向く態様で前記
リモコン装置が前記挿入部に挿入されていると、走行
中、前記リモコン装置の操作が運転席側からは難しく、
したがって運転者による所定入力の禁止が確保される一
方、助手席側からはすべての入力が受け付けられる。そ
の結果、車載用ナビゲーション装置(1)と同様の効果
を得ることができる。
【0010】
【0011】
【0012】また本発明に係る車載用ナビゲーション装
置()は、ナビゲーション情報を表示する表示手段
と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
各スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
とを備えた車載用ナビゲーション装置において、ハンド
ルの所定箇所に2個の検出手段が配設され、これら検出
手段が同時に作動しているときは、前記各スイッチから
の入力は全て禁止解除されるように前記スイッチ入力制
御手段が構成されていることを特徴としている。
【0013】上記車載用ナビゲーション装置()によ
れば、ハンドルの所定箇所に2個の検出手段が配設さ
れ、これら検出手段が同時に作動しているときは、前記
各スイッチからの入力は全て禁止解除されるように前記
スイッチ入力制御手段が構成されているので、運転者が
前記ハンドルを片手で握って運転をしているとき、前記
各スイッチの操作による所定入力の禁止が確保される。
他方、運転者が前記ハンドルを両手で握って運転をして
いるとき、運転者のスイッチ操作は不可能である一方、
助手席側から前記各スイッチを操作した際、あるいは後
部座席側から前記リモコンスイッチを操作した際、走行
中であっても全ての入力が前記スイッチ入力制御手段を
介して受け付けられる。その結果、車載用ナビゲーショ
ン装置(1)と同様の効果を得ることができる。
【0014】また本発明に係る車載用ナビゲーション装
置()は、ナビゲーション情報を表示する表示手段
と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
各スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
とを備えた車載用ナビゲーション装置において、前記表
示手段の前面の助手席側に1個の押しボタンが配設さ
れ、運転席側に3個の押しボタンが配設されると共に、
前記4個の押しボタンが同時に押されているとき、前記
装置本体に設けられたスイッチのうち、タッチスイッチ
からの入力は全て禁止解除されるように前記スイッチ入
力制御手段が構成されていることを特徴としている。
【0015】上記車載用ナビゲーション装置()によ
れば、手指の構造上、運転席側から前記4個の押しボタ
ンを同時に押さえることが困難である。一方、前記助手
席側からは前記助手席側の1個の押しボタンが親指で押
さえられ、前記運転席側の3個の押しボタンが中指、薬
指及び小指でそれぞれ押さえられると共に、人差し指で
前記タッチスイッチの操作が可能であり、走行中であっ
ても助手席側からの入力は前記タッチスイッチ、前記ス
イッチ入力制御手段を介して全て受けつけられる。その
結果、車載用ナビゲーション装置(1)と同様の効果を
得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車載用ナビゲ
ーション装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は実施の形態1に係る車載用ナビゲーション装置を
概略的に示した斜視図であり、図中11は筐体を示して
いる。筐体11前部にはCRTまたは液晶表示素子等を
含んで構成された表示手段12が配設され、表示手段1
2の表示面12aには例えば道路地図、自車の現在位置
及び進行方向を示す表示マーク、出発地点から現在位置
に至るまでの走行軌跡、補助情報(共に図示せず)等が
表示されるようになっている。また筐体11の前面パネ
ル11aにはパネルスイッチ13が配設されており、パ
ネルスイッチ13は例えば道路地図の検索、出発地点設
定、目的地設定、補助情報呼び出し、道路地図の尺度設
定、走行軌跡の表示設定のための押しボタン13a等を
含んで構成されている。また表示面12a上にはパネル
スイッチ13と同様の機能を有する赤外線式のタッチス
イッチ12bが形成されており、タッチスイッチ12b
によっても選択が行えるようになっている。さらに持ち
運び可能なリモコン装置14を有し、このリモコン装置
14はパネルスイッチ13と同様の機能を有する複数個
の押しボタン14a、送信部14b等を含んで構成され
ている。また筐体11前部の助手席側面11bには助手
席側受信部14cが配設され、運転席側面11cには運
転席側受信部14dが配設されており、押しボタン14
aを操作すると、その信号が送信部14bを介して送信
され、助手席側受信部14cまたは運転席側受信部14
dに受信されるようになっている。
【0017】図1は実施の形態1に係る車載用ナビゲー
ション装置を概略的に示したブロック図であり、図中1
5はスイッチ入力制御手段を示している。スイッチ入力
制御手段15にはパネルスイッチ13、タッチスイッチ
12b、助手席側受信部14c、運転席側受信部14
d、パーキングブレーキ16がそれぞれ接続されてい
る。そしてパーキングブレーキ16が引かれている(車
両が停止中の)場合、スイッチ入力制御手段15におい
てはパネルスイッチ13、タッチスイッチ12b、リモ
コン装置14からの全ての入力(例えば道路地図の検
索、出発地点設定、目的地設定、補助情報呼び出し、道
路地図の尺度設定、走行軌跡の表示設定等)が受け付け
られるようになっている。一方、パーキングブレーキ1
6が引かれていない(車両が走行中の)場合、スイッチ
入力制御手段15においてはパネルスイッチ13、タッ
チスイッチ12b、及び運転席側受信部14dで受信さ
れたリモコン装置14からの所定入力(例えば道路地図
の検索、出発地点設定、目的地設定、補助情報呼び出し
等)の受け付けが禁止されるようになっている。また同
様にパーキングブレーキ16が引かれていない場合、助
手席側受信部14cで受信されたリモコン装置14から
の入力に関しては、全ての入力が受け付けられるように
なっている。さらにスイッチ入力制御手段15は信号処
理手段17に接続され、信号処理手段17は表示手段1
2に接続され、また信号処理手段17には車速センサ1
9a、方向センサ19b、GPSアンテナ19c、及び
記憶媒体再生手段18がそれぞれ接続されており、この
記憶媒体再生手段18ではCD−ROM等の記憶媒体1
8aに記憶された道路地図等のデータが再生されるよう
になっている。そして信号処理手段17においては、各
スイッチ12b、13、及びリモコン装置14を介して
入力された所定の指示に基づき、記憶媒体再生手段18
を介して呼び出した道路地図や補助情報を表示手段12
に表示させると共に、車速センサ19a、方向センサ1
9b、及びGPSアンテナ19cからの信号に基づいて
演算した自車両の位置及び進行方向、あるいは走行軌跡
を前記道路地図上に遂時更新・追加しながら表示させる
ようになっている。これら表示手段12、タッチスイッ
チ12b、パネルスイッチ13、リモコン装置14、助
手席側受信部14c、運転席側受信部14d、スイッチ
入力制御手段15、信号処理手段17、記憶媒体再生手
段18、及びGPSアンテナ19c等を含んで車載用ナ
ビゲーション装置10が構成されている。このように構
成された車載用ナビゲーション装置10は運転者と助手
席者との間のインストルメントパネル等に設置されてい
る。
【0018】以下、実施の形態1に係る車載用ナビゲー
ション装置10の動作を図1〜図3に基づいて説明す
る。図3は実施の形態1に係る車載用ナビゲーション装
置10におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に
示したフローチャートであり、パワースイッチ(図示せ
ず)をオンして動作を開始させると、ステップ(以下、
Sと記す)1においてパーキングブレーキ16がオンさ
れている(車両停止)か否かを判断する。そしてパーキ
ングブレーキ16がオンされていると判断すると、タッ
チスイッチ12b、パネルスイッチ13、リモコン装置
14からの全入力を設定可能にした後(S2)、S6に
進む。一方、S1においてパーキングブレーキ16がオ
ンされていない(走行中)と判断すると、S3において
助手席側受信部14cで信号を受信しているか否かを判
断し、受信していないと判断するとタッチスイッチ12
b、パネルスイッチ13、リモコン装置14からの所定
入力の受け付けを禁止した後(S4)、S6に進む。他
方、S3において助手席側受信部14cで受信している
と判断すると、リモコン装置14からの入力受け付け禁
止を全て解除した後、(S5)、S6に進む。次にS6
においてスイッチ操作による操作が終了したか否かを判
断し、終了していないと判断するとS1に戻る一方、終
了していると判断すると動作を終了する。
【0019】上記説明から明らかなように、実施の形態
1に係る車載用ナビゲーション装置10にあっては、走
行中、運転者のタッチスイッチ12b、パネルスイッチ
13、リモコン装置14の操作による所定入力の禁止が
確保される一方、助手席側からリモコン装置14を操作
した場合、すべての信号が助手席側受信部14cを介し
て受け付けられる。その結果、走行中であっても助手席
者のリモコン装置14の操作により全ての入力を行うこ
とができ、車両の走行案内を確実、かつ円滑に行うこと
ができると共に、安全運転を確保することができる。
【0020】図4は実施の形態2に係る車載用ナビゲー
ション装置を概略的に示した斜視図であり、図中11a
は前面パネルを示している。前面パネル11aの所定箇
所には受信部24dが配設され、受信部24dはスイッ
チ入力制御手段(図示せず)に接続されており、筐体1
1の前方からリモコン装置14の押しボタン14aを操
作すると、その信号が送信部14bを介して送信され、
受信部24dに受信されるようになっている。また前面
パネル11aの所定箇所には挿入部24eが形成され、
挿入部24e内には図1に示したものと同様の助手席側
受信部(図示せず)が配設されており、挿入部24eに
は助手席方向に押しボタン14aが向く態様でリモコン
装置14が脱着可能となっている。そしてリモコン装置
14を挿入部24eに挿入した後、押しボタン14aを
操作すると、その信号が送信部14bを介して送信さ
れ、前記助手席側受信部に受信されるようになってい
る。また前記スイッチ入力制御手段においては、パーキ
ングブレーキ16(図1)が引かれていなくても、リモ
コン装置14が挿入部24eに挿入されている場合、前
記助手席側受信部で受信されたリモコン装置14からの
全ての入力を受け付けるようになっている。その他の構
成は運転席側受信部14dが省略されていることを除
き、図1、図2に示したものと同様であるので、ここで
はその構成の詳細な説明は省略することとする。これら
表示手段12、タッチスイッチ12b、パネルスイッチ
13、リモコン装置14、信号処理手段17(図1)、
記憶媒体再生手段18(図1)、受信部24d、前記助
手席側受信部、前記スイッチ入力制御手段等を含んで車
載用ナビゲーション装置20が構成されている。
【0021】以下、実施の形態2に係る車載用ナビゲー
ション装置20の動作を図3〜図5に基づいて説明す
る。図5は実施の形態2に係る車載用ナビゲーション装
置20におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に
示したフローチャートであり、S1、S2と、S6(共
に図3)以降とは車載用ナビゲーション装置10の場合
と同様である。S1においてパーキングブレーキ16が
引かれていないと判断すると、S11においてリモコン
装置14が挿入部24eに挿入されているか否かを判断
し、挿入されていないと判断するとタッチスイッチ12
b、パネルスイッチ13、リモコン装置14からの所定
入力の受け付けを禁止した後(S12)、S6に進む。
他方、S11においてリモコン装置14が挿入されてい
ると判断すると、リモコン装置14からの入力受け付け
禁止を全て解除した後(S13)、S6に進む。
【0022】上記説明から明らかなように、実施の形態
2に係る車載用ナビゲーション装置20にあっては、押
しボタン14aが助手席側に向く態様でのみリモコン装
置14を挿入部24eに挿入可能となっており、走行
中、リモコン装置14の操作を運転席側から行うのは難
しく、したがって運転者による予定入力の禁止が確保さ
れる一方、助手席側からはすべての入力は可能になって
いる。その結果、車載用ナビゲーション装置10と同様
の効果を得ることができる。
【0023】図6は実施の形態3に係る車載用ナビゲー
ション装置を示した模式図であり、図中11aは前面パ
ネルを示している。前面パネル11aの所定箇所にはリ
モコン装置14からの信号を受信する受信部34dが配
設され、この受信部34dはスイッチ入力制御手段(図
示せず)に接続されている。一方、車両に装備されたハ
ンドル36の所定箇所には圧力を感知する2個のセンサ
37a、37bが配設されており、センサ37a、37
bは前記スイッチ入力制御手段に接続されている。この
スイッチ入力制御手段においては、パーキングブレーキ
16(図1)が引かれていなくても、センサ37a、3
7bが同時に抑えられている場合、タッチスイッチ12
b、パネルスイッチ13、リモコン装置14からの全て
の入力を受け付けるようになっている。その他の構成は
助手席側受信部14c、運転席側受信部14dが省略さ
れていることを除き、図1、図2に示したものと同様で
あるので、ここではその構成の詳細な説明は省略するこ
ととする。これら表示手段12、タッチスイッチ12
b、パネルスイッチ13、リモコン装置14、信号処理
手段17(図1)、記憶媒体再生手段18(図1)、受
信部34d、センサ37a、37b、前記スイッチ入力
制御手段等を含んで車載用ナビゲーション装置30が構
成されている。
【0024】以下、実施の形態3に係る車載用ナビゲー
ション装置30の動作を図3、図6、及び図7に基づい
て説明する。図7は実施の形態3に係る車載用ナビゲー
ション装置30におけるスイッチ入力制御手段の動作を
概略的に示したフローチャートであり、S1、S2と、
S6(共に図3)以降とは車載用ナビゲーション装置1
0の場合と同様である。S1においてパーキングブレー
キ16が引かれていないと判断すると、S21において
センサ37aがオンし(手で押さえられ)ているか否か
を判断され、オンしていないと判断するとS22へ進
む。一方、オンしていると判断すると、S23において
センサ37bがオンしているか否かを判断し、オンして
いないと判断するとS22へ進み、タッチスイッチ12
b、パネルスイッチ13、リモコン装置14からの所定
入力の受け付けを禁止した後(S22)、S6に進む。
他方、S23においてセンサ37bもオンしていると判
断すると、タッチスイッチ12b、パネルスイッチ1
3、リモコン装置14からの入力禁止を全て解除した後
(S24)、S6へ進む。
【0025】上記説明から明らかなように、実施の形態
3に係る車載用ナビゲーション装置30にあっては、ハ
ンドル36を片手で握って運転しているとき、運転者の
タッチスイッチ12b、パネルスイッチ13、リモコン
装置14の操作による所定入力の禁止が確保される。一
方、ハンドル36を運転者が両手で握って運転してお
り、運転者のスイッチ操作は不可能である場合に、助手
席側からタッチスイッチ12b、パネルスイッチ13、
リモコン装置14の操作が行われた場合、あるいは後部
座席側からリモコン装置14の操作が行われた場合、走
行中であっても全ての入力を前記スイッチ入力制御手段
を介して受け付ける。その結果、車載用ナビゲーション
装置10と同様の効果を得ることができる。
【0026】図8は実施の形態4に係る車載用ナビゲー
ション装置を示した概略図であり、図中11aは前面パ
ネルを示している。前面パネル11aの所定箇所にはリ
モコン装置14(図1)からの信号を受信する受信部4
4dが配設され、この受信部44dはスイッチ入力制御
手段(図示せず)に接続されている。また前面パネル1
1aにおける助手席側の所定箇所には親指用の押しボタ
ン46aが配設され、運転席側の所定箇所には中指用、
薬指用、小指用の押しボタン46b、46c、46dが
それぞれ配設されており、これら押しボタン46a〜4
6dは前記スイッチ入力制御手段に接続されている。こ
のスイッチ入力制御手段においては、パーキングブレー
キ16(図1)が引かれていなくても、全ての押しボタ
ン46a〜46dが同時に押さえられている場合、タッ
チスイッチ12bからの全ての入力を受け付けられるよ
うになっている。その他の構成は助手席側受信部14
c、運転席側受信部14dが省略されていることを除
き、図1、図2に示したものと同様であるので、ここで
はその構成の詳細な説明は省略することとする。これら
表示手段12、タッチスイッチ12b、パネルスイッチ
13、リモコン装置14、信号処理手段17(図1)、
記憶媒体再生手段18(図1)、受信部44d、押しボ
タン46a〜46d、前記スイッチ入力制御手段等を含
んで車載用ナビゲーション装置40が構成されている。
【0027】以下、実施の形態4に係る車載用ナビゲー
ション装置40の動作を図3、図8、及び図9に基づい
て説明する。図9は実施の形態4に係る車載用ナビゲー
ション装置40におけるスイッチ入力制御手段の動作を
概略的に示したフローチャートであり、S1、S2と、
S6(共に図3)以降とは車載用ナビゲーション装置1
0の場合と同様である。S1においてパーキングブレー
キ16が引かれていないと判断すると、S31において
押しボタン46a〜46dが全てオンされているか否か
を判断し、オンされていないと判断すると、タッチスイ
ッチ12b、パネルスイッチ13、リモコン装置14か
らの所定入力の受け付けを禁止した後(S32)、S6
に進む。一方、オンされていると判断すると、タッチス
イッチ12bからの入力禁止を全て解除した後(S3
3)、S6へ進む。
【0028】上記説明から明らかなように、手指の構造
上、運転席側から4個の押しボタン46a〜46dを同
時に押さえることが困難である。一方、助手席側からは
助手席側の1個の押しボタン46aを親指で、運転席側
の3個の押しボタン46b、46c、46dを中指、薬
指及び小指でそれぞれ押さえると共に、人差し指でタッ
チスイッチ12bを操作することは可能である。従って
走行中であってもタッチスイッチ12b、前記スイッチ
入力制御手段を介しての助手席側からの入力は受け付け
られる。その結果、車載用ナビゲーション装置10と同
様の効果を得ることができる。
【0029】図10は実施の形態5に係る車載用ナビゲ
ーション装置の前部近傍を概略的に示した斜視図であ
り、図中11aは前面パネルを示している。前面パネル
11aの運転席側には超音波の発信部及び受信部(共に
図示せず)を含んで構成されたセンサ56が縦方向に配
設されており、このセンサ56はスイッチ入力制御手段
(図示せず)に接続されている。そして走行中、センサ
56の発信部からは超音波56aが前面パネル11aの
前方に放射され、この中を物体(図示せず)が横切ると
センサ56の受信部を介して前記スイッチ入力制御手段
へ信号が送られ、タッチスイッチ12b、パネルスイッ
チ13からの所定入力が禁止されるようになっている。
その他の構成は助手席側受信部14c、運転席側受信部
14d、リモコン装置14が省略されていることを除
き、図1、図2に示したものと同様であるので、ここで
はその構成の詳細な説明は省略することとする。これら
表示手段12、タッチスイッチ12b、パネルスイッチ
13、信号処理手段17(図1)、記憶媒体再生手段1
8(図1)、センサ56、前記スイッチ入力制御手段等
を含んで車載用ナビゲーション装置50が構成されてい
る。
【0030】以下、実施の形態5に係る車載用ナビゲー
ション装置50の動作を図10、図11に基づいて説明
する。図11は実施の形態5に係る車載用ナビゲーショ
ン装置50におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略
的に示したフローチャートであり、パワースイッチ(図
示せず)をオンして動作を開始させると、S31におい
てパーキングブレーキ16(図1)がオンされているか
否かを判断し、パーキングブレーキ16がオンされてい
ると判断するとS32に進む。一方、S31においてパ
ーキングブレーキ16がオンされていないと判断する
と、次にS33において前面パネル11aの前方を物体
が横切っているか否かを判断され、横切っていないと判
断するとS32に進み、タッチスイッチ12b、パネル
スイッチ13からの全入力を設定可能にした後(S3
2)、S35へ進む。他方、S33において物体が横切
っていると判断すると、タッチスイッチ12b、パネル
スイッチ13からの所定入力の受け付けを禁止した後
(S34)、S35に進む。次にS35においてスイッ
チ操作による操作が終了したか否かを判断し、終了して
いないと判断するとS31に戻る一方、終了していると
判断すると動作を終了する。
【0031】上記説明から明らかなように、実施の形態
5に係る車載用ナビゲーション装置50にあっては、走
行中であっても、助手席側からタッチスイッチ12b、
パネルスイッチ13を操作すれば、全ての入力が前記ス
イッチ入力制御手段を介して受け付けられる。一方、運
転席側から操作を行おうとして手を伸ばすと、この動き
がセンサ56により検知され、運転者によるタッチスイ
ッチ12b、パネルスイッチ13の操作は所定入力が禁
止される。その結果、車載用ナビゲーション装置10と
同様の効果を得ることができる。
【0032】なお、上記実施の形態に係る車載用ナビゲ
ーション装置では、いずれもスイッチ入力制御手段にパ
ーキングブレーキ16が接続され、これが引かれている
か否かにより車両が停止中か否かを判断する場合につい
て説明したが、別の実施の形態ではスイッチ入力制御手
段に車速センサ19aが接続され、車速センサ19aか
らの出力により車両の停止状態を検出するようにしても
よい。
【0033】また、上記実施の形態に係る車載用ナビゲ
ーション装置では、いずれも車両が右ハンドルの場合に
ついて説明したが、左ハンドルの場合においても運転席
側と助手席側とを入れ替えれば同様に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用ナビゲーション装置の実施
の形態1を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態1に係る車載用ナビゲーション装置
を概略的に示した斜視図である。
【図3】実施の形態1に係る車載用ナビゲーション装置
におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に示した
フローチャートである。
【図4】実施の形態2に係る車載用ナビゲーション装置
を概略的に示した斜視図である。
【図5】実施の形態2に係る車載用ナビゲーション装置
におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に示した
フローチャートである。
【図6】実施の形態3に係る車載用ナビゲーション装置
を示した模式図である。
【図7】実施の形態3に係る車載用ナビゲーション装置
におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に示した
フローチャートである。
【図8】実施の形態4に係る車載用ナビゲーション装置
を示した概略図である。
【図9】実施の形態4に係る車載用ナビゲーション装置
におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に示した
フローチャートである。
【図10】実施の形態5に係る車載用ナビゲーション装
置の前部近傍を概略的に示した斜視図である。
【図11】実施の形態5に係る車載用ナビゲーション装
置におけるスイッチ入力制御手段の動作を概略的に示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
10 車載用ナビゲーション装置 12 表示手段 12b タッチスイッチ 13 パネルスイッチ 14 リモコン装置 14c 助手席側受信部 14d 運転席側受信部 15 スイッチ入力制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/00 - 9/02 G09B 29/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナビゲーション情報を表示する表示手段
    と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
    チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
    各スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
    とを備えた車載用ナビゲーション装置において、前記リ
    モコン操作スイッチの受信部が前記表示手段の運転席側
    及び助手席側に配設されると共に、該助手席側の受信部
    からの信号入力は常時全て禁止解除されるように前記ス
    イッチ入力制御手段が構成されていることを特徴とする
    車載用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 ナビゲーション情報を表示する表示手段
    と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
    チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
    各スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
    とを備えた車載用ナビゲーション装置において、前記表
    示手段の所定箇所に前記リモコン操作スイッチを挿入す
    る挿入部が形成されると共に、該挿入部に前記リモコン
    操作スイッチが挿入されているときは、該リモコン操作
    スイッチからの入力は全て禁止解除されるように前記ス
    イッチ入力制御手段が構成されていることを特徴とする
    車載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 ナビゲーション情報を表示する表示手段
    と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
    チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
    各スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
    とを備えた車載用ナビゲーション装置において、ハンド
    ルの所定箇所に2個の検出手段が配設され、これら検出
    手段が同時に作動しているときは、前記各スイッチから
    の入力は全て禁止解除されるように前記スイッチ入力制
    御手段が構成されていることを特徴とする車載用ナビゲ
    ーション装置。
  4. 【請求項4】 ナビゲーション情報を表示する表示手段
    と、該表示手段を操作する装置本体に設けられたスイッ
    チ、及びリモコン操作スイッチと、車両の走行中は前記
    各スイッチの所定入力を禁止するスイッチ入力制御手段
    とを備えた車載用ナビゲーション装置において、前記表
    示手段の前面の助手席側に1個の押しボタンが配設さ
    れ、運転席側に3個の押しボタンが配設されると共に、
    前記4個の押しボタンが同時に押されているとき、前記
    装置本体に設けられたスイッチのうち、タッチスイッチ
    からの入力は全て禁止解除されるように前記スイッチ入
    力制御手段が構成されていることを特徴とする車載用ナ
    ビゲーション装置。
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