JP3167311U - 配管支持金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】下穴を開けずにガス式鋲打機等を用いて鋲打ち作業を可能とした配管支持金具を提供する。【解決手段】支持基台となるベースプレート12と、該ベースプレート12に起立された一対のボルトロッド18と、該ボルトロッド18をブッシュ22を介してベースプレート12に固定するロッド固定用ナット24と、一対のボルトロッド18に両端を挿入しバンド固定用ナット30、32により配管を任意の高さに固定支持する一対の支持バンド26、28と、ブッシュ22に嵌め込まれると共にロッド固定用ナット24とベースプレート12との間に挟持される組付部36及び鋲止め用の固定座部42を有し、ベースプレート12を固定する一対の固定部材34を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、排水管や水道管等を建物内で支持固定する配管支持金具に関し、特に、鋲打機によって確実に固定可能とした配管支持金具に関する。
従来、ビルやマンション等の建築構造物に設置されるキッチン、バス、トイレといった水回りの配管設備にあっては、例えば図6に示すような配管支持金具を使用して、床、壁、天井等の取付面に配管の設置と固定を行っている。
図6において、配管支持金具100は、ボルトロッド106をベースプレート102の2箇所に形成されたネジ孔にねじ込んだ状態で、上部からボルトロッド固定用ナット108により固定し、更にボルトロッド106に配管を任意の高さに固定支持する一対の支持バンド110、112を挿入し、バンド固定用ナット114、116により任意の高さに配管を固定できるようにしている。
配管支持金具100は、材質がコンクリート等の取付面118に取り付ける場合、取付面118の、ベースプレート102に設けられた通し孔104に対応する位置に下穴を開け、ボルト120を、電動ドライバー等によって、通し孔104から取付面118にねじ込み、ベースプレート102を固定している。
また近年、建築現場においては、コンクリートや鉄板等への鋲打ち作業の工具として、ガス式鋲打機が普及している。このガス式鋲打機は、内蔵するガスボンベの可燃ガスを燃焼(爆発)させ、その高圧によってネイルやコンクリートピン等の鋲を下穴のないコンクリートや鉄板等に瞬間的に打ち込めるため、ボルト留めの場合に必要な下穴を開けずに短時間で金具類を固定することができ、工数削減の効果が大きい。
実用新案登録第3138934号公報
しかしながら、このような建築現場で使用する高出力のガス式鋲打機は、鋲を打ち出す先端部の外形寸法が大きい。そのため、ガス式鋲打機を使用して、図6の配管支持金具100の取り付け作業を行おうとしても、先端部が支持バンド110、112の端部やボルトロッド106に干渉してしまい、鋲を取付面に垂直に打ち込むことができないという問題がある。
このような状態で、無理にガス式鋲打機で鋲を打ち込もうとすると、先端部が配管支持金具100に干渉しないようにガス式鋲打機を傾け、鋲を取付面に斜めに打ち込むことになる。
その場合、打ち込み時の衝撃で配管支持金具100の取り付け位置がずれたり、鋲打ちが不完全だったり等、鋲打ち作業が不安定となり、更にこのような鋲打ち作業は危険が伴い、安全面での問題もある。
本考案は、このような課題を鑑みてなされたものであり、従来構造の配管支持金具に簡単な固定部材を付加することで、下穴を開けずにガス式鋲打機等を用いて鋲打ち作業を可能とした配管支持金具を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案による配管支持金具は次のように構成する。本考案は、支持基台となるベースプレートと、ベースプレートに起立された一対のボルトロッドと、ボルトロッドと同軸にステム部及びフランジ部を有し、ベースプレート上に設けられた一対の組付部材と、一対のボルトロッドに両端を挿入し、バンド固定用ナットにより配管を任意の高さに固定支持する一対の支持バンドと、組付部材のステム部に嵌め込まれると共に組付部材のフランジ部とベースプレートとの間に挟持される組付部及び鋲止め用の固定座部を有し、ベースプレートを固定する一対の固定部材とを備えたことを特徴とする。
ここで、組付部材は、ボルトロッドをベースプレートに締め付け固定したボルトロッド固定用ナットをフランジ部とする。
また、固定部材は、ベースプレート側に開口する連続した3面で構成され、中央面にステム部に嵌め込まれるスリットを設けると共に両側面の端辺がベースプレートの長手方向の側面に係合する組付部と、組付部材への組み付け時に、底面がベースプレートの底面と略同一面となる平面を有する固定座部と、組付部の一方の側面と固定座部を繋ぐ連結部と、を一体に形成した金属板とする。
本考案によれば、配管支持金具を鋲打ちによって取付面に固定する際に、ベースプレートを固定する固定部材を鋲打機によって固定することで、鋲を打ち出す先端部の外形が大きなガス式鋲打機等を使用する場合でも、配管支持金具を所定の位置に確実に固定でき、また下穴を開ける必要がないため、配管支持金具の固定作業の工数削減ができる。
本考案による配管支持金具の実施形態を示す斜視図 図1の固定部材を取り出して示す斜視図 図1の固定部材の組付構造を示す断面図 図3の組付部材の他の実施形態を示す断面図 本考案による配管支持金具の他の実施形態を示す斜視図 従来の配管支持金具の実施形態を示す斜視図
図1は、本考案による配管支持金具の実施形態を示した斜視図である。図1において、本実施形態の配管支持金具10は、支持基台となるベースプレート12の2箇所に一定間隔を離して一対のボルトロッド18を起立している。ボルトロッド18は、ベースプレート12に設けたネジ孔14(図3参照)にねじ込んだ状態で、円筒形のブッシュ22を介してロッド固定用ナット24を締付けることで固定されている。
また、ボルトロッド18には、一対の支持バンド26、28がバンド固定用ナット30、32の装着によって任意の高さに保持されている。下側の支持バンド26は両端部にボルトロッド18の貫通孔を設けているが、上側の支持バンド28については、例えば左側は貫通孔であるが左側は横方向に開口したスリットとし、左側を中心に回すことで右側のボルトロッド18から支持バンド28を外せるようにしている。
ベースプレート12とロッド固定用ナット24の間には、一対の固定部材34が組み付けられており、ガス式鋲打機等を用いて、鋲46を固定部材34を貫通して床等の取付面48に打ち込み、配管支持金具10を固定している。
なお、ベースプレート12には通し穴16が設けられているが、これは、配管補修時等に、既にボルト用の下穴や打ち込みアンカー等が設置されている場合に、配管支持金具10を固定部材34を用いずに固定するためにあるものであり、本実施形態において必須ではない。
図2は、図1の固定部材34を取り出して示す斜視図である。固定部材34は、鉄板等の金属板を板金加工した部材であり、図2(A)に示すように、組付部36、固定座部42、組付部36と固定座部42を繋ぐ連結部40で構成されている。
組付部36は、組み付け時にベースプレート12側に開口する連続した3面で構成され、3面の内の中央面(ロッド固定用ナット24に接する面)36aにブッシュ22に嵌め込まれるスリット38を設けている。また、固定座部42は、組み付け時に底面がベースプレートの底面、すなわち床等の取付面48に略同一面となる平面となっている。
また、図2(B)に示す固定部材34は、図2(A)の固定部材34と基本的に同形状であるが、固定座部42に、鋲46が貫通する下穴として通し孔44を設けている。ガス式鋲打機を用いて鋲打ちを行う場合、例えば板厚が2mm程度の鉄板であれば、このような通し孔44を設けなくとも鋲46を固定座部42を貫通させることができるため、通し孔44は必須ではないが、鋲打ち位置のガイドとして有効である。
図3は、図1の固定部材34の組付構造を示す断面図である。図3において、ベースプレート12に形成したネジ孔14にボルトロッド18をねじ込んだ状態で、ブッシュ22挿入し、ブッシュ22の上からロッド固定用ナット24を締め付けてボルトロッド18を固定している。
ブッシュ22の高さは、固定部材34の組付部36をベースプレート12とロッド固定用ナット24の下面で挟持して固定できる寸法となっているため、組付部36に設けたスリット38をブッシュ22の側面から挿入する際には、例えばハンマー等の打撃によって、圧入するように嵌め込む。
その時、組付部36の側面36b、36cの端辺36d、36eがベースプレート12の長手方向の側面の傾斜部12aと係合しているため、固定部材34はボルトロッド18の軸回りに回転することがなく、所定の向きに組み付けることができる。
この状態で、配管支持金具10を床等の取付面48の所定の位置に置き、固定座部42の上面からガス式鋲打機等によって鋲46を取付面48に打ち込み、固定する。固定座部42の位置は、鋲46の打ち込み時に、ガス式鋲打機の先端部がボルトロッド18や支持バンド28、26に干渉しないように構成されている。
本実施形態においては、ブッシュ22とロッド固定用ナット24とで、固定部材34に対する組付部材20を構成しており、ブッシュ22が組付部材20のステム部、ロッド固定用ナット24が組付部材20のフランジ部となる。
図4は、図3の組付部材20の他の実施形態を示す断面図である。図4(A)においては、ステム部52とフランジ部54とが一体になったロッド固定用ナット50が組付部材となり、図3に示す実施形態と同様にボルトロッド18を締め付け固定し、固定部材34を組み付けている。
図4(B)においては、図3のブッシュ22に代わり、内径にネジを形成した固定ブッシュ56をベースプレート58にかしめて固定してあり、固定ブッシュ56にボルトロッド18をねじ込みロッド固定用ナット24で締め付けている。本実施形態においては、固定ブッシュ56が組付部材20のステム部、ロッド固定用ナット24が組付部材のフランジ部を構成する。
従って、図3、図4(A)、図4(B)の何れの実施形態においても、ロッド固定用ナット24、50が組付部材のフランジ部となっている。
図5は、本考案による配管支持金具の他の実施形態を示す斜視図である。図5において配管支持金具60は、各々の固定部材34を固定部42がベースプレート12の両側に配置されるように組み付けている以外は、図1に示す配管支持金具10と同じである。
以上で実施形態の説明を終えるが、本考案は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値等による限定は受けない。
10:配管支持金具
12、58:ベースプレート
14:ネジ孔
16:通し孔
18:ボルトロッド
20:組付部材
22:ブッシュ(ステム部)
24:ロッド固定用ナット(フランジ部)
26、28:支持バンド
30、32:バンド固定用ナット
34:固定部材
36:組付部
38:スリット
40:連結部
42:固定座部
44:通し孔
46:鋲
48:取付面
50:ロッド固定用ナット(組付部材)
52:ステム部
54:フランジ部
56:固定ブッシュ(ステム部)
60:配管支持金具

Claims (3)

  1. 支持基台となるベースプレートと、
    前記ベースプレートに起立された一対のボルトロッドと、
    前記ボルトロッドと同軸にステム部及びフランジ部を有し、前記ベースプレート上に設けられた一対の組付部材と、
    前記一対のボルトロッドに両端を挿入し、バンド固定用ナットにより配管を任意の高さに固定支持する一対の支持バンドと、
    前記ステム部に嵌め込まれると共に前記フランジ部と前記ベースプレートとの間に挟持される組付部及び鋲止め用の固定座部を有し、前記ベースプレートを固定する一対の固定部材と、
    を備えたことを特徴とする配管支持金具。
  2. 請求項1記載の配管支持金具に於いて、前記組付部材は、前記ボルトロッドを前記ベースプレートに締め付け固定したボルトロッド固定用ナットをフランジ部とすることを特徴とする配管支持金具。
  3. 請求項1記載の配管支持金具に於いて、前記固定部材は、
    前記ベースプレート側に開口する連続した3面で構成され、中央面に前記ステム部に嵌め込まれるスリットを設けると共に両側面の端辺が前記ベースプレートの長手方向の側面に係合する組付部と、
    前記組付部材への組み付け時に、底面が前記ベースプレートの底面と略同一面となる平面を有する固定座部と、
    前記組付部の一方の側面と固定座部を繋ぐ連結部と、
    を一体に形成した金属板であることを特徴とする配管支持金具。
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