JP3167255U - 電池付耐張式発光又は発熱構造 - Google Patents

Abstract

【課題】耐張、引留、水洗い及び曲折可能な機能を備える発光及び発熱構造体を提供する。【解決手段】耐張式発光構造は、製品に適用される耐張式発光構造であって、編組物と、導電撚り線と、発光素子と、電池とを含む。編組物が製品に結合され、導電撚り線は互いにより合わせられた耐張線と素線とを有し、導電撚り線が編組物内に編組されている。編組物内に設けられた発光素子が、発光部と導電ピンとを有し、発光部からの光が編組物の外に出射され、導電ピンと電池とが導電撚り線の素線にそれぞれ電気的に接している。耐張式発熱構造は、キャリアと、キャリアに設けられた電熱素子と、該電熱素子に電気的に接続された導電撚り線と、該導電撚り線に電気的に接続された電池とを含み、キャリアが製品と一体に編組されている。【選択図】図１０

Description

本考案は、耐張式発光又は発熱構造に関し、特に、電池が付けられ人が着用する製品に適用され、耐張、引留、水洗い及び曲折可能な機能を有するとともに、発光又は発熱可能となる耐張式発光又は発熱構造（発光構造体又は発熱構造体）に関する。

人が着用する製品（例えば、衣服や、ジャケット、シャツ、ベスト、肌着、ズボン、スカート、帽子、手袋、水着、水帽、潜水服、靴下、耳カバー、鞄及びリュックサック等の）に発光部材や発熱部材を設けて発光或いは暖め維持しようとするが、従来では、夜間に雰囲気や趣味又は美観の効果を増やすため、ジャケット及び帽子に発光素子が設けられることしか見当たらない。

しかしながら、上記の人が着用する製品は水で洗濯されるため、その際に引っ張られたり、曲折されたりすることが頻繁に生じる。単に発光部材を設けただけの従来のものは、既に色んな要求に対応しきれず、洗濯や被着中の引っ張り、曲折等によって電気線の断線を生じやすい。

本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、耐引張、耐引留性を有し、洗濯にも耐え得る曲折可能な機能（可撓性）を有するとともに、発光又は発熱が可能な耐張式発光構造又は耐張式発熱構造（耐引張式発光構造体又は耐引張式発熱構造体）を提供することが本考案の課題である。

本考案は、導電撚り線の特殊構造設計により、耐張、引留、水洗い及び曲折可能な機能を有するとともに、電池の電力により発光素子を発光させるよう導電が可能となる耐張式発光構造を提供することを目的とする。

本考案は、導電撚り線の特殊構造設計により、耐張、引留、水洗い及び曲折可能な機能を有するとともに、電池の電力により発熱素子を発熱させるよう導電が可能となる耐張式発熱構造を提供することを次の目的とする。

前記目的を達成するため、本考案による耐張式発光構造は、製品に適用される耐張式発光構造であって、編組物と、少なくとも２本の導電撚り線と、少なくとも１つの発光素子と、電池とを含む。編組物が製品と一体に結合され、各導電撚り線は、互いにより合わせられた少なくとも１本の耐張線と少なくとも１本の素線とを有し、前記２本の導電撚り線が前記編組物内に編組されている。前記発光素子が編組物内に設けられ、発光部と少なくとも２本の導電ピンとを有し、前記発光部からの光が前記編組物の外に出射され、前記２本の導電ピンが前記２本の導電撚り線の素線にそれぞれ固定して電気的に接触され、前記電池が前記２本の導電撚り線の素線に電気的に接続され、前記発光素子に電力を供給する。

よって、電池で発光できる外、耐張、引留、水洗い及び曲折可能などの機能を備える。

前記目的を達成するため、本考案による耐張式発熱構造は、製品に適用される耐張式発熱構造であって、キャリアと、少なくとも１つの電熱素子と、少なくとも２本の導電撚り線と、電池とを含む。前記キャリアが前記製品と一体に編組され、前記電熱素子が前記キャリアに設けられ、各前記導電撚り線は、互いにより合わせられた少なくとも１本の耐張線と少なくとも１本の素線とを有し、前記２本の導電撚り線の素線の一端が前記電熱素子に電気的に接続され、前記電池が各前記導電撚り線の素線の他端に電気的に接続されて電力を供給する。

よって、電池の電力により発熱して暖め維持可能となる外、耐張、引留、水洗い及び曲折可能などの機能を備える。

本考案の特徴、特点及び技術内容をさらに深く了解を得るため、以下の本考案に係る詳細説明及び添付図面を参照すれば得られるが、前記添付図面は参考や説明のみ提供され、本考案を局限するものではない。

図１は、製品に適用する本考案を示す正面図である。 図２は、製品に適用する本考案を示す背面図である。 図３は、本考案における導電撚り線の斜視図である。 図３Ａは、図３のＡ−Ａ線の断面図である。 図４は、本考案に係る耐張式発光構造を示す斜視図である。 図４Ａは、図４のＢ−Ｂ線の断面図であり、さらに、導電撚り線に電気的に接続された制御回路、電池及びスイッチを示す。 図４Ｂは、図４Ａの増設位置決め溝の実施例を示す図である。 図５は、本考案に係る耐張式発光構造において、発光素子を２本の導電撚り線間に設けられた実施例を示す図である。 図５Ａは、図５の増設位置決め溝の実施例を示す図である。 図６は、本考案に係る耐張式発光構造において、他の発光素子を使用する実施例を示す図である。 図７は、本考案に係る耐張式発光構造において、他の発光素子を使用して且つ突っ込み端を増加する実施例を示す図である。 図８は、本考案に係る耐張式発光構造において、電池と制御回路とをコネクタにより接続することを示す図である。 図９は、本考案に係る耐張式発熱構造において、電池と制御回路とをコネクタにより接続することを示す図である（製品に接続された）。 図１０は、本考案を示す回路ブロック図である。

本考案による耐張式発光又は発熱構造は、人が着用する製品（例えば、衣服や、ジャケット、シャツ、ベスト、肌着、ズボン、スカート、帽子、手袋、水着、水帽、潜水服、靴下、耳カバー、鞄及びリュックサック等）に適用されている。

図１、図２に示すように、製品（衣服が図示され）１に複数の耐張式発光構造又は複数の耐張式発熱構造が設けられている。図１〜図４に示すように、これらの耐張式発光構造が製品１の両肩及び背広にそれぞれ設けられ、各耐張式発光構造は、編組物５と、少なくとも２本の導電撚り線３と、少なくとも１つの発光素子２とを含み、ここで、２本の導電撚り線３と複数の発光素子２とが図示されている。発光素子２は、発光ダイオード（LED）又は有機発光ダイオード（Organic Light-Emitting Diode;以下にOLEDと略称し）である。

図３、図３Ａに示すように、各導電撚り線３は、互いにより合わせられた少なくとも１本の耐張線３１と少なくとも１本の素線３２とを有し、ここで、複数の耐張線３１と複数の素線３２とを有する導電撚り線３が図示されている。また、各素線３２が耐張材質の素線であることが好ましい。よって、各素線３２も、耐張、引留、水洗い及び曲折可能などの効果を備える。

図４Ａに示すように、各発光素子２は、発光部２１と少なくとも２本の導電ピン２２とを有し、２本の導電ピン２２が２本の導電撚り線３の素線３２にそれぞれ固定して電気的に接触され、導電ピン２２と導電撚り線３とは、溶接や、プレス及びディスペンシングなどの方法により固定される。

図４、図４Ａは、本考案の第１実施例を示す。図４、図４Ａを参照し、編組物５が製品１と一体に結合され（例えば、製品１上または製品１内にミシンまたは編組され、図に前者を示し）、図に示すように、製品１の両肩及び背広に結合されている。また、導電撚り線３が編組物５内に編組され、発光素子２が編組物５内に設けられるとともに発光素子２の導電ピン２２が導電撚り線３に電気的に接して発光可能となっている。発光素子２の発光部２１からの光が編組物５の外に出射され、前記光を出射する方法として、図に示すように、編組物５に対応する場所に発光部２１を露出させる孔が設けられれば良い、編組物５に対応する場所の編み密度を光を射出し易くなるように緩く設けても良い（図示せず）。

よって、導電撚り線３及び導電撚り線３が設けられた耐張式発熱構造は、耐張、引留、水洗い及び曲折可能な機能を有するとともに、発光素子２を発光させるよう導電可能となっている。

図４Ｂは、本考案の第２実施例を示す。図４Ｂを参照し、各発光素子２の個々の導電ピン２２の下縁には位置決め溝２２１を有し、各導電撚り線３が各導電ピン２２の位置決め溝２２１内に位置決めされるように各位置決め溝２２１と各導電撚り線３とが対応されることが好ましい。また、図４Ａ、図４Ｂに示すように、導電ピン２２の下縁を導電撚り線３に接触させ、且つ、導電撚り線３の素線３２が導電ピン２２に電気的に接触されるように、発光素子２が２本の導電撚り線３に電気的に接続されている。

図５、図５Ａは、本考案の第３、第４実施例を示す。図５、図５Ａを参照し、導電ピン２２の側縁が導電撚り線側に接するように発光素子２が２本の導電撚り線３の間に電気的に接続されている。導電ピン２２の側縁には位置決め溝２２１（図５Ａ）を有し、導電撚り線３が導電ピン２２の位置決め溝２２１内に位置決めされるように位置決め溝２２１が導電撚り線３にも対応され、且つ、導電撚り線３の素線３２も導電ピン２２に電気的に接することが、好ましい。

図６は、本考案の第５実施例を示す。図６を参照し、発光素子２の導電ピン２２は位置決め部２２２を有し、図に示すように、位置決め部２２２は挿通孔であり、導電撚り線３が導電ピン２２の位置決め部２２２内に位置決めされるように、導電撚り線３が該挿通孔内に挿通して位置決めされ、且つ、導電撚り線３の素線３２も導電ピン２２に電気的に接している。

図７は、本考案の第６実施例を示す。図７を参照し、各導電撚り線３に絶縁層３３が被覆され、発光素子２の導電ピン２２が突っ込み端２２３を有し、導電ピン２２の突っ込み端２２３が導電撚り線３の絶縁層３３を突っ込んで絶縁層３３内の素線３２に固定して電気的に接触している。前記絶縁層３の形成方法として複数の方法があるが、絶縁液に浸漬して得る方法はそのうち一つである。

上記の第１〜第６実施例は、いずれも以下の図示されない方法で絶縁することができる。一、まず、発光素子２が電気的に接続された導電撚り線３を絶縁液に浸漬して絶縁層を形成し、次に、絶縁層が形成され且つ発光素子２が電気的に接続された導電撚り線３を編組物５内に編組する（単純編み）が、これに限られない。二、先に、導電撚り線３に絶縁層３３を形成し、さらに、編組物５内に組み込まれるような機能を果たすように導電撚り線３を編組物５内に編組して（編組物５の編み糸と一緒に編組され）、続いて、絶縁層３３に素線３２を露出させるように複数の開口が開設され、発光素子２が該開口を介して電気的に接触され、最後に封止させる。

前記の第１実施例では、各耐張式発熱構造の全ての導電撚り線３（ここで、２本の導電撚り線３が図示され）は、絶縁されてから互いにより合わせられ（図示せず）、勿論、第２〜第６実施例も同様にしてもよい（図示せず）。

前記の第１〜第６実施例では、各耐張式発熱構造は、編組物５を略して、２本の導電撚り線３をセータの編み糸と一緒に編組して（図示せず）セータ内に組み込まれるような機能を果たすことも出来る。

図１及び図２に示すように、これらの耐張式発熱構造が製品１の正面及び背広にそれぞれ設けられ、各耐張式発熱構造は、少なくとも１つのキャリア４と、少なくとも１つの電熱素子４０と、少なくとも２本の導電撚り線３とを含み、ここで、キャリア４と、電熱素子４０と、２本の導電撚り線３とが図示されている。

キャリア４が製品１と一体に編組（単純編み）され、導電撚り線３も、前記と同じように、互いにより合わせられた少なくとも１本の耐張線３１と少なくとも１本の素線３２とを有し、ここで、複数の耐張線３１と複数の素線３２とを有する導電撚り線３が図示され、各素線３２が耐張材質の素線であることが好ましい。よって、各素線３２も、耐張、引留、水洗い及び曲折可能などの効果を備える。また、電熱素子４０がキャリア４に設けられ、２本の導電撚り線３の素線３２が電熱素子４０に電気的に接続されている。

電熱素子４０は、導電撚り線３により伝送された電力で発熱されている。キャリア４が均温板(図示せず）をさらに有し、熱を均温板に亘って均一に分布させるように電熱素子４０が均温板に接触されることが好ましい。よって、本考案の耐張式発熱構造が設けられた製品１は、均温的な暖め維持効果を備える。

第１〜第６実施例において各耐張式発光構造に電池６１が増設されたことについて、以下の通りに説明する。

図４に示すように、編組物５における２本の導電撚り線３には電池６１がさらに電気的に接続され（実際に、電池６１が２本の導電撚り線３の素線３２に電気的に接続されているが、説明上に便宜を図るため、素線３２を略して繰り返して説明しない）、よって、電池６１の電力を発光素子２の発光に供給できる。

図に示すように、さらに、制御回路６と電池６１とスイッチ６２とを２本の導電撚り線３に電気的に直列接続させるように、制御回路６及びスイッチ６２が電気的に接続されていることが好ましい。よって、制御回路６は、発光素子２の発光方式（例えば、正常発光、点滅或いは異なる輝度など）を制御できる。制御回路６、電池６１及びスイッチ６２が編組物５内に編組しても良い（図示せず）、図に示すように、編組物５の外に延出しても良い。いずれかの方法も、水洗いのときの絶縁或いは複数の導電撚り線３が互いにより合わせられたときの絶縁のために、絶縁層がさらに被覆されることができる。また、発光素子２の発光方式を制御し易くするため、少なくとも１本の制御用の導電撚り線（図示されないが、その構造が導電撚り線３と同じ）がさらに設けられ、制御用の導電撚り線がその素線により制御回路６に電気的に接続され、制御用の導電撚り線により制御回路６の制御信号を伝送する。２本の導電撚り線３と制御用の導電撚り線とは、絶縁層がそれぞれ別々に被覆されてからより合わせられても良い（図示せず）。よって、耐張、引留などの効果をより備える。

以上のように、各耐張式発光構造は、電池６１により発光素子２に電力を供給して発光させ、また、スイッチ６２により発光素子２の発光や点滅を制御し、さらに、制御回路６により発光素子２の発光方式を制御できる。

図８に示すように、上記と変わって前記電池６１に外接方式で電気的に接続されている（前記外接として制御回路６をさらに含むことが好ましい）。図に示すように、本考案に係る第１〜第６実施例の各耐張式発光構造は、さらに、外部接続部材７と、コネクタ７１と、スイッチ６２とを含み、コネクタ７１とスイッチ６２とが２本の導電撚り線３に電気的に直列接続され、外部接続部材７は、電池６１と発光素子２の発光方式を制御する制御回路６とを有し、外部接続部材７は、制御回路６に電気的に接続され且つコネクタ７１に対応する対応コネクタ７２をさらに有し、外部接続部材７は、対応コネクタ７２によりコネクタ７１に突き合せて電気的に導通されている。スイッチ６２とコネクタ７１とが編組物５内に編組しても良い（図示せず）、図に示すように、編組物５の外に延出しても良い。いずれの方法も、水洗いのときの絶縁或いは複数の導電撚り線３が互いにより合わせられたときの絶縁のために、絶縁層がさらに被覆されている。また、発光素子２の発光方式を制御し易くするため、少なくとも１本の制御用の導電撚り線（図示されないが、その構造が導電撚り線３と同じ）がさらに設けられ、制御用の導電撚り線がその素線により制御回路６に電気的に接続され、制御用の導電撚り線により制御回路６の制御信号を伝送する。２本の導電撚り線３と制御用の導電撚り線とは、絶縁層がそれぞれ別々に被覆されてからより合わせられても良い（図示せず）。よって、耐張、引留などの効果をより備える。

よって、スイッチ６２により発光や点滅を制御できる外、さらに、外部接続部材７が外接されているか否かに基づいて、電池６１及び制御回路６を使用するか否かを選択できる。

各前記耐張式発熱構造に電池４３が増設されたことについて、以下の通りに説明する。

図１、図２に示すように、耐張式発熱構造に電池４３がさらに電気的に接続されることによって、スイッチ４２をオンして発熱素子４０に電池の電力を供給すると、発熱素子４０が発熱されるようになる。図に示すように、制御回路４１及びスイッチ４２がさらに電気的に接続されることが好ましい。制御回路４１とスイッチ４２と電池４３とが導電撚り線３に電気的に直列接続されることで、発熱素子４０に電気的に導通され、スイッチ４２は、発熱素子４０の発熱（オン）又は不発熱（オフ）を制御し、制御回路４１は、発熱素子４０の発熱方式（例えば、温度及びタイミングなど）を制御する。

勿論、耐張式発熱構造の電池４３（或いは、制御回路４１をさらに含み）は、自由選択の目的を達成するために外接の方式を採用しても良い（図９に示すように）。耐張式発熱構造は、コネクタ７１と、スイッチ４２と、外部接続部材７とをさらに含む。外部接続部材７は、対応コネクタ７２と、制御回路４１と、電池４３とを有する。コネクタ７１とスイッチ４２とが導電撚り線３に電気的に直列接続され、外部接続部材７の制御回路４１、電池４３及び対応コネクタ７２が互いに電気的に導通されている。このように、外部接続部材７は、対応コネクタ７２によりコネクタ７１に突き合せて電気的に導通されている。

よって、スイッチ４２により発熱素子４０が発熱しているか否かを制御できる外、さらに、外部接続部材７が外接されているか否かに基づいて、電池４３及び制御回路４１を使用するか否かを選択できる。

また、前記の電池６１が設けられた耐張式発光構造では、図４、図８に示すように、編組物５の外に延出されている部分が、設計に応じて製品１のあらゆる場所に固定すれば良い。前記の電池４３が設けられた耐張式発熱構造では、キャリア４の外に延出されている部分が、製品１、例えば図１、図２に示す位置に固定されている。

図１０は、電池、制御回路及びスイッチなどの部材が増設された本考案を示す回路ブロック図である。図１０に示すように、耐張式発光構造である発光素子と、耐張式発熱構造である発熱素子と、制御回路と、スイッチとが、いずれも電池に電気的に接続されている。スイッチは、電池の給電を制御し、制御回路は、電源制御回路と信号制御回路とを含み、電源制御回路は、発光素子又は発熱素子の開閉（オン／オフ）を制御し、信号制御回路は、発光素子の発光方式又は発熱素子の発熱方式（例えば、温度及びタイミングなど）を制御する。

本考案に係る耐張式発光構造は、導電撚り線の特殊構造設計により、発光素子２の耐張式発光構造に電力を導電撚り線３により供給し、並びに、発熱素子４０の耐張式発熱構造に電力を導電撚り線３により供給することによって、発光及び発熱効果を有する外、耐張、引留、水洗い及び曲折可能な機能を何れも有し、衣服や、ジャケット、シャツ、ベスト、肌着、ズボン、スカート、帽子、手袋、水着、水帽、潜水服、靴下、耳カバー、鞄及びリュックサック等の製品１に好適に適用されることを特徴とする。さらに、電池６１、４３は、発光素子２及び発熱素子４０に電力をそれぞれ供給できる。スイッチ６２、４２は、発光素子２の発光及び発熱素子４０の発熱をそれぞれ制御できる。制御回路６、４１は、発光素子２の発光方式及び発熱素子４０の発熱方式をそれぞれ制御できる。外部接続部材７は、電池６１、４３及び制御回路６、４１を使用するか否かを自由に選択できる。また、制御用の導電撚り線が設けられることにより、制御回路６、４１の制御信号を伝送できる。絶縁層が被覆されていることにより、水洗いのとき或いは複数の導電撚り線が互いにより合わせられたときに絶縁可能となる。また、電池６１、４３は、最も新しく研究開発されたシート状の撓性電池であり、人が着用する製品により適用されることになる。

以上のように単に本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するものではなく、いずれの当該分野における通常の知識を有する専門家は、本考案の分野の中で、適当に変更や修飾などを実施できるが、それらの実施が本考案の主張範囲内に含まれるべきことは言うまでもないことである。

１・・・・・・製品
２・・・・・・発光素子
３・・・・・・導電撚り線
４・・・・・・キャリア
５・・・・・・編組物
６・・・・・・制御回路
７・・・・・・外部接続部材
２１・・・・・発光部
２２・・・・・導電ピン
３１・・・・・耐張線
３２・・・・・素線
３３・・・・・絶縁層
４０・・・・・電熱素子
４１・・・・・制御回路
４２・・・・・スイッチ
４３・・・・・電池
６１・・・・・電池
６２・・・・・スイッチ
７１・・・・・コネクタ
７２・・・・・コネクタ
２２１・・・・位置決め溝
２２２・・・・位置決め部
２２３・・・・突っ込み端

Claims (18)

1. 製品に適用される耐張式発光構造であって、
   製品と一体に結合された編組物と、
   互いにより合わせられた少なくとも１本の耐張線と少なくとも１本の素線とを有し、前記編組物内に編組された少なくとも２本の導電撚り線と、
   前記編組物内に設けられ、発光部と少なくとも２本の導電ピンとを有し、前記発光部からの光が前記編組物の外に出射され、前記２本の導電ピンが前記２本の導電撚り線の素線にそれぞれ固定して電気的に接する少なくとも１つの発光素子と、
   前記２本の導電撚り線の素線に電気的に接続され前記発光素子に電力を供給する電池と、を含む耐張式発光構造。
2. 前記導電撚り線の素線が耐張材質の素線であることを特徴とする請求項１に記載の耐張式発光構造。
3. 前記発光素子の個々の導電ピンは、各前記導電撚り線に対応される位置決め溝を有し、各前記導電撚り線が各前記導電ピンの位置決め溝内に位置決めされていることを特徴とする請求項１に記載の耐張式発光構造。
4. 前記発光素子の個々の導電ピンは位置決め部を有し、各前記導電撚り線が各前記導電ピンの位置決め部に位置決めされていることを特徴とする請求項１に記載の耐張式発光構造。
5. 各前記導電ピンの位置決め部は挿通孔であり、各前記導電撚り線が各前記導電ピンの挿通孔内に固定して挿通されていることを特徴とする請求項４に記載の耐張式発光構造。
6. 各前記導電撚り線に絶縁層が被覆され、前記発光素子の個々の前記導電ピンが突っ込み端を有し、各前記導電ピンの突っ込み端が導電撚り線の絶縁層を突っ込んで絶縁層内の素線に固定して電気的に接することを特徴とする請求項１に記載の耐張式発光構造。
7. 制御回路とスイッチとをさらに有し、前記制御回路とスイッチと電池とがいずれも前記２本の導電撚り線の素線に電気的に接続され、前記制御回路は、前記発光素子の発光方式を制御することを特徴とする請求項１に記載の耐張式発光構造。
8. 前記少なくとも２本の導電撚り線は、少なくとも１本の制御用の導電撚り線をさらに含み、前記制御用の導電撚り線がその素線により前記制御回路に電気的に接続されていることを特徴とする請求項７に記載の耐張式発光構造。
9. 外部接続部材と、コネクタと、スイッチとをさらに含み、前記コネクタとスイッチとがいずれも前記２本の導電撚り線に電気的に接続され、前記外部接続部材は、電池と発光素子の発光方式を制御する制御回路とを有し、前記外部接続部材は、前記制御回路に電気的に接続され且つ前記コネクタに対応する対応コネクタをさらに有し、前記外部接続部材は、前記対応コネクタにより前記コネクタに突き合せて電気的に導通されていることを特徴とする請求項１に記載の耐張式発光構造。
10. 前記少なくとも２本の導電撚り線は、少なくとも１本の制御用の導電撚り線をさらに含み、前記制御用の導電撚り線がその素線により前記制御回路に電気的に接続されていることを特徴とする請求項９に記載の耐張式発光構造。
11. 各前記導電撚り線に絶縁層が被覆され、各前記導電撚り線は、さらに互いにより合わせられていることを特徴とする請求項１、８、又は１０に記載の耐張式発光構造。
12. 製品に適用される耐張式発熱構造であって、
    製品と一体に編組されたキャリアと、
    前記キャリアに設けられた少なくとも１つの電熱素子と、
    互いにより合わせられた少なくとも１本の耐張線と少なくとも１本の素線とを有し、一端が前記電熱素子に電気的に接続された少なくとも２本の導電撚り線と、
    前記導電撚り線の素線の他端に電気的に接続され電力を供給する電池と、を含む耐張式発熱構造。
13. 前記導電撚り線の素線が耐張材質の素線であることを特徴とする請求項１２に記載の耐張式発熱構造。
14. 前記キャリアは均温板を有し、前記電熱素子が前記均温板に接触されていることを特徴とする請求項１２に記載の耐張式発熱構造。
15. スイッチをさらに有し、前記スイッチと電池とが前記電熱素子に導電撚り線により電気的に直列接続されていることを特徴とする請求項１２に記載の耐張式発熱構造。
16. 制御回路をさらに有し、前記スイッチと電池と制御回路とが前記電熱素子に導電撚り線により電気的に直列接続されていることを特徴とする請求項１５に記載の耐張式発熱構造。
17. 外部接続部材と、コネクタと、スイッチとをさらに含み、前記コネクタとスイッチとがいずれも前記電熱素子に導電撚り線により電気的に直列接続され、前記外部接続部材は、電池と前記コネクタに対応する対応コネクタとを有し、前記対応コネクタが前記電池に電気的に導通され、前記外部接続部材は、前記対応コネクタにより前記コネクタに突き合せて電気的に導通されていることを特徴とする請求項１２に記載の耐張式発熱構造。
18. 前記外部接続部材は、制御回路をさらに有し、前記外部接続部材の対応コネクタと電池とが、前記制御回路に電気的に導通されていることを特徴とする請求項１７に記載の耐張式発熱構造。

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