JP3166864B2 - 水メニスカストーニングのためのトナー - Google Patents

水メニスカストーニングのためのトナー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電記録(electr
ostatography)、及び、より詳細には、持
続性内部分極型の比較的低い表面電荷の静電潜像を画像
に応じて接触トーニングするために適用されるトナー組
成物およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電潜像が絶縁性又は無極性の液体中に
分散されたトナー粒子によって現像され得ることはすで
に知られている。このようなトナー粒子は通常、分散樹
脂又はワニス等とともに粉砕された、又は、これらと結
合された顔料のような着色剤から成る。かかるトナー粒
子は、必ずというわけではないが、一般には熱可塑性の
重合性物質である定着剤とともに組みあわされる。その
上、トナー粒子の極性及び電荷質量比を制御するため
に、極性制御剤又はチャージディレクティング(cha
rge directing)剤が通常含められる。こ
のような分散された物質は液体トナー又は液体現像剤と
して知られている。
【0003】当初、液体現像剤は、紙シート上の酸化亜
鉛/樹脂結合剤の光導電性コーティング上の静電潜像が
現像され、かつ定着される、非転写型のオフィス複写機
の場合に商業的に使用された。トナー粒子は、他のリセ
プター表面に転写可能であることは要求されない。その
後、静電転写法を使用してリセプター表面にかかるトナ
ー付着層を転写することが望まれた場合には、転写効
率、イメージシフト、液体の浸出及び解像度の損失に関
して、当業者によく知られているように問題が生じた。
【0004】上記の転写問題を克服する観点から調製さ
れたことが知られている早期の液体トナー組成物は、現
在では期間の満了した米国特許第3 419 411号
明細書において、ライト(Wright)により明らか
にされた。この開示において、画像転写の間の着色剤の
望ましくないシフトを抑制するために、いわゆる格子形
成物質がトナー組成物中に含められた。この格子形成物
質はトナー付着層(deposit)内で繊維状のマト
リックスを形成し、そのことにより着色物質はこの画像
付着層(image deposit)の場所に制止さ
れ、かつ水平方向のシフトを生ずることなく、慣用の静
電転写法を使用して受け取り側の用紙に正確に転写され
ることを可能とする。また、かかる格子形成物質は、画
像付着層を転写しやすい状態に維持し、そのことによ
り、90%を越える転写効率が容易に得られるものと考
えられた。さらに、画像付着層内に含まれる分散液体は
転写後除去されるので、このような画像付着層は受け入
れ用紙に機械的に固定され、その後画像形成された付着
層がその上に転写されても、転写を逆行させなかった。
開示された格子形成物質はゴム変性ポリスチレン、パラ
フィン、ワックス、及びエチルセルロースであった。エ
チルセルロースはポリイソブチルメタアクリレートのよ
うな熱可塑性結合材料と合わせて使用されたのに対し
て、パラフィンワックスは重合した亜麻仁油/樹脂酸カ
ルシウムワニスと合わせて使用された。
【0005】米国特許第4,842,974号明細書に
おいて、特にランダ(Landa)は、エチルセルロー
ス又はゴム変性ポリスチレンの格子形成特性に関するラ
イト(Wright)の開示に対して論争を起こした。
パラフィンワックスに対する彼の議論は特殊なものでは
なく、実際に、非極性液体分散剤のKB値制御が液体ト
ナーの絶対的解像能力に影響を及ぼすことを認めてお
り、これはライトの議論の妥当性を承認するものとなり
うる。しかしながら、ランダは高められた温度で熱可塑
性ポリマーと顔料を非極性液体で可塑化し、冷却してス
ポンジを形成させ、さらに、このスポンジを他の非極性
液体とともに粉砕して粒子と粒子を引き離し、その結果
ファイバーを形成させ、これを引き伸ばすこと、そし
て、これがライトの格子と機械的に等価なものになりう
るであろうと記載し、かつ、説明している。
【0006】また、ミッチェル(Mitchell)も
米国特許第4 631 244号明細書において樹脂性
の“ファイバー”を含む液体トナーの調製を開示してお
り、この語は繊維、巻きひげ状物、触手、細糸、フィブ
リル、ひも、毛髪、剛毛および同様なものにまで形成さ
れた着色トナー粒子を意味すると述べている。熱可塑性
ポリマーは、特に、アクリルポリマー及び共重合体及び
エチレンビニルアセテート共重合体を開示している。必
要な粒子径範囲のトナー粒子を得るために温度制御アト
ライター粉砕機が使用されている。非極性分散溶液に加
えて、より高いKB値をもつ他の液体が粉砕工程の間に
加えられるが、このことも一部ライトにより予想されて
いる。制御剤も加えられるが、一般には、オイル又はワ
ニスのような分散液に対する他の助剤は省略され、さら
に、ワックスのような格子あるいはファイバー形成物質
も省かれる。
【0007】本発明は従来技術における物質の多くを使
用しており、加えて、トナー調製のための公知の粉砕方
法を使用しているが、しかし先行技術との観点から、生
成した液体トナーは以下に明らかになるように驚くべき
特徴を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、静電記録に
一般的に適用しうるが、液体分散剤中で波形(wave
form)を発生させることにより特徴づけられる現像
プロセスにより強誘電体に画像形成させるのに適した液
体トナーの調製に関連して特に重要である。このような
トーニングは水メニスカストーニング(hydraul
ic meniscus toning)として記載さ
れる。このようなトナーにおいて、低い電気伝導性を維
持し、粒子が機械的又は電気的結合により互いに相互に
関連することなく、別個の存在として保持されることを
確保することが望ましい。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明において、この
特性の組みあわせは、周囲室温でトナーキャリアー液体
又は分散剤中にて実質的に不溶性の、電気的に絶縁性で
あるポリマーを、ポリマーファイバーの形成を防止する
ポリマー変性剤と組みあわせて使用してトナーを調製す
ることにより達成される。
【0010】電気的に絶縁性のポリマーは通常熱可塑性
であり、高められた温度で分散剤に溶解させることがで
き、加熱した溶液を冷却すると、元の固体形に戻るとい
うのが、このトナーの特色である。トナー粒子を着色す
るために使用される顔料又は他のものは、種々の粉砕手
段によって加熱溶液中に含められるが、最も制御しやす
いものは、加熱液体又は冷却液体を循環させることがで
きるジャケットにより取り囲まれている粉砕容器であ
る。かかる装置は、パールミル、サンドミル、ボールミ
ル及びアトライターでありうる。好ましい装置は、粉砕
速度を変えることができ、所望の場合には連続した態様
で物質が都合よく添加しうるものである。アトライター
は、この好ましい装置である。
【0011】もし顔料が高められた温度で可溶化するポ
リマー中に分散されると、粉砕を続けながら冷却してい
くと、ポリマーが沈澱し、ポリマーの被覆の中に顔料粒
子をカプセル化し、又は、これをつつみ込むということ
が見い出された。これは顔料粒子を効果的に分離し、ト
ナー分散液中において有用な低い電導性を維持する。し
かしながら、ランダが記載しているように、かかる方法
は、ポリマーファイバーのネットワークによる粒子の相
互作用として示される望ましくない機械的効果を生ず
る。この効果は実質的に減少させ、かつ、排除すること
ができ、そのため、格子構造内において共に結合すると
いうよりはむしろ別個の存在物として顔料粒子を作用さ
せることができる。この分離性が達成されると、メニス
カストーニングが可能となることが見い出された。
【0012】ファイバーのポリマー架橋による粒子のネ
ットワーク化を減少させ、又は、排除する目的で適当な
ポリマー変性剤は分散剤中に含められる。この変性剤
は、周囲温度及び高められた温度においてポリマーと化
学的に相容性であり、かつ周囲温度及び高められた温度
において分散剤液体中で完全に溶解しうるものである。
この変性剤、即ち、より正確には可塑剤は、ポリマーの
物理的特性を変更し、これは高められた温度における分
散剤中での溶解度を増大させ、かつ冷却させるとポリマ
ーの融通性を増大し、そのことにより、ファイバーの形
成に関連するポリマーの切断又は***は促進されない。
変性された沈澱ポリマーを粉砕することにより形成され
た粒子は、冷却が進行するにつれて、滑らかな表面を有
するようになり、近傍の粒子と互いに結合するのを可能
とする拡張的な突出がなくなる。
【0013】かかるトナー調製物のための分散剤液体
は、商業的に受け入れられるものであり、かつ所望の態
様で機能するという特性を有しなければならない。高沸
点の脂肪族炭化水素が特に利用しうる。好ましい液体
は、アイソパーという商標名でエクソン(Exxon)
社から購入されるもの、特にアイソパーL(沸点範囲1
90〜206℃)、アイソパーM(沸点範囲207〜2
54℃)及びアイソパーV(沸点範囲273〜310
℃)の等級のものである。さらに、エクソン製品におい
て、この目的で使用しうる溶剤の範囲は、ノルパー(N
orpar)の範囲であり、脱芳香化した溶剤のうち
で、幾つかのものはエクソール(Exxsol)Dとし
て知られている。
【0014】このトナーシステムにおける第一次ポリマ
ーは、高められた温度で選択された分散剤中に可溶であ
るが、室温では実質的に不溶性でなければならない。使
用しうるポリマーのうち、アクリル樹脂(acryli
cs)及びその共重合体、ポリエチレン及びポリエチレ
ンビニルアセテート共重合体が特に適当である。好まし
い物質は、ユニオンカーバイトオーストラリア社(Un
ion Carbide Australia Lt
d.)により提供されるエチレンビニルアセテート共重
合体のエルバックス(Elvax)の範囲、および、ロ
ームアンドハースオーストラリア社により提供されるア
クリレートのアクリロイド(Acryloid)の範囲
である。又、ICIオーストラリアオペレーションズP
ty社により提供されるアクリレートの或る種のネオク
リルの範囲も使用しうる。
【0015】ポリマーのための変性剤は、トナーの製造
時に遭遇する温度でポリマーと相容性で、かつ、同様の
条件下で分散剤中に可溶でなければならない。このよう
な物質は、通常選択されたポリマーに特異的であるが、
一般には脂肪族溶剤に溶解性のロジン、ロジンエステル
及びその誘導体、フタレートエステル及びアビエチン酸
エステルがこの観点で良好に機能することが見い出され
た。
【0016】使用された顔料は、印刷インク又は塗料工
業界において通常見い出される有機又は無機の顔料のい
ずれであってもよい。
【0017】付加的な成分としては、チャージディレク
ター又はチャージオーグメンター(charge au
gmenter)を製剤中に含めることができる。これ
らは良く知られており、正に荷電したトナーに対して
は、最も一般的に使用される化合物は金属石ケンであ
り、その中で、ジルコニウムオクトエート、ナフテン酸
マンガン及びステアリン酸アルミニウムが典型的な例で
ある。
【0018】このように、本願発明は低い電気伝導性の
分散剤において懸濁している別個のトナー粒子から本質
的に成る、静電記録の場合に水メニスカストーニングし
かつ強誘電体に画像形成させるためのトナーであって、
かかる個々のトナー粒子は電気的に絶縁性の熱可塑性ポ
リマーとそのための可塑剤の層によりとり囲まれた顔料
粒子であるものに関し、上記の電気的に絶縁性の熱可塑
性ポリマーがアクリル樹脂、アクリル共重合体、ポリエ
チレン及びポリエチレンビニルアセテート共重合体から
成る群より選択されることを特徴とするものであり、さ
らに、上記の可塑剤が脂肪族溶剤に可溶のロジン、ロジ
ンエステル、ロジンエステル誘導体、フタレートエステ
ル及びアビエチン酸エステルから成る群より選ばれるこ
とを特徴とするものであり、さらに、上記の電気的に絶
縁性の熱可塑性ポリマーは90〜100℃という範囲の
高められた温度において低い電気伝導性の上記分散剤中
で溶解しうるものであり、かつ周囲温度で不溶であり、
さらに、上記の可塑剤が高められた温度と周囲温度の双
方において低い電気伝導性の上記分散剤中で溶解可能な
ものであることを特徴とするものである。
【0019】
【実施例】以下の例は、本発明の原則をより完全に示す
ために使用されるであろう。しかしながらこれらの実施
例は単に説明の意味で読まれるべきであり、本発明の範
囲を記載されている物質に限定するように考えられるべ
きではない。
【0020】例1以下の成分を加熱したアトライターに
充填した。
【0021】 エルバックス210 10g ペンタリンH 15g 6%オクタン酸ジルコニウム 10g アイソパーL 250g 上記成分を遅いスピードで撹拌しつつ、90℃に加熱
し、溶剤中における固体物質の溶液とし、この時点でイ
ルガリット(Irgalite)ブルーLGLD15g
を添加した。
【0022】混合物を90から100℃に保つ程度に加
熱を維持し、かつ粉砕が起こる点まで撹拌スピードを上
げた。このスピードは使用する装置の大きさに依存す
る。この高められた温度で粉砕を2時間続け、この時点
で加熱を停止させ、さらに、粉砕が続くので、アトライ
ター及び内容物を室温まで冷却させる。約250mlの
容積の粉砕のためには、この段階の粉砕に約3時間かか
るが、所望の場合には、さらに続けてもよい。
【0023】このようにして製造されたトナーは、分散
剤1l当たり5〜100ml濃度の実用濃度に希釈され
るが、これは、適当なトーニング装置で使用すると水メ
ニスカストーニングを示し、走査電子顕微鏡で調べる
と、粒子間で最小の架橋を有する平滑な個々の粒子から
構成されることが見い出された。ファイバー又は巻きひ
げ状のものは存在しない。
【0024】例2以下の成分を、例1に示したようにし
て調製すると、所望のトーニング特性を示し、かつファ
イバー状の伸長を有しない粒子から構成される青色トナ
ーを生成する。
【0025】 イルガリット ブルー LGLD 15g アクリロイド B67 10g コルフレックス 400 15g ステアリン酸マグネシウム 2g エクソール D60 250g 例3次の処方は、例1に記載したとおりに調製すると、
所望のトーニング特性を示し、ファイバー状の伸長を有
しない粒子から成る赤色トナーを生成する。
【0026】 ホスタパーム(Hostaperm)ピンクE 15g エルバックス210 10g アバリン(Abalyn) 20g 4%ナフテン酸マンガン 5g ノルパー12 250g 以下に、例に示した物質を記載する。
【0027】イルガリットブルーLGLDは、チバガイ
ギーオーストラリア社から提供される、C.I.顔料ブ
ルー15:3である。
【0028】ホスタパームピンクEは、ヘキストオース
トラリア社から提供される、C.I.顔料レッド122
である。
【0029】エルバックス210は、ユニオンカーバイ
トオーストラリア社から提供されるメルトインデックス
が355〜465で、ビニルアセテート含量が27〜2
9%である、エチレンビニルアセテート共重合体であ
る。
【0030】アクリロイドB67は、ロームアンドハー
スオーストラリアPty社から提供される、軟化点が5
0℃のイソブチルメタアクリレートポリマーである。
【0031】ペンタリンHは、A.C.ハトリックケミ
カルPty社から提供される、酸価が7〜16で、融点
が102〜110℃の範囲のロジンのペンタエリスリト
ールエステルである。
【0032】コルフレックス400は、CSRオースト
ラリア社から提供される、ジブチルフタレートである。
【0033】ジルコニウムオクトエートは、A.C.ハ
トリックケミカルPty社からホワイトスピリット中の
溶液として提供され、6%の金属を含有する。
【0034】ナフテン酸マンガンは、A.C.ハトリッ
クケミカルPty社からホワイトスピリット中の溶液と
して提供され、4%の金属を含有する。
【0035】ステアリン酸アルミニウムは、ハルクロス
オーストラリアPty社から提供される、融点156℃
のものである。
【0036】アイソパーLは、エクソンケミカルオース
トラリアPty社から提供される、沸点が190〜20
6℃の範囲のイソパラフィン炭化水素である。
【0037】ノルパー12は、エクソンケミカルオース
トラリアPty社から提供される、沸点188〜217
℃の範囲のノルマルパラフィン炭化水素である。
【0038】エクソールD60は、エクソンケミカルオ
ーストラリアPty社から提供される、沸点182〜2
15℃の脱芳香族化炭化水素である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テレンス マイケル ローソン オーストラリア国 サウス オーストラ リア アルドゲイト マイラー ロード (番地なし) (56)参考文献 特開 昭60−61765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電導性の分散剤中に懸濁している個々
    のトナー粒子から構成され、この個々のトナー粒子は電
    気的に絶縁性の熱可塑性ポリマーとそれに関連した可塑
    剤の層によって囲まれている顔料粒子から成る、静電記
    録の場合に水メニスカストーニングしかつ強誘電体に画
    像形成させるためのトナーにおいて、上記の電気的に絶
    縁性の熱可塑性ポリマーがアクリル重合体、アクリル共
    重合体、ポリエチレン及びポリエチレンビニルアセテー
    ト共重合体から成る群より選択されるものであり、上記
    の可塑剤が脂肪族溶剤可溶性のロジン、ロジンエステ
    ル、ロジンエステル誘導体、フタル酸エステル及びアビ
    エチン酸エステルから選ばれるものであり、上記の電気
    的に絶縁性の熱可塑性ポリマーが90℃〜100℃の温
    度で上記分散剤中に溶解しうるものであり、周囲温度で
    不溶であり、かつ上記可塑剤は高められた温度及び周囲
    温度の両方の温度の場合に上記分散剤中に溶解しうるも
    のであることを特徴とする、水メニスカストーニングの
    ためのトナー。
  2. 【請求項2】 ジルコニウムオクトエート、ステアリン
    酸アルミニウム及びナフテン酸マンガンから成る群より
    選択されるチャージディレクター剤を含有する、請求項
    1に記載のトナー。
  3. 【請求項3】 上記のトナー粒子が繊維、巻きひげ状の
    もの、フィブリル、毛髪、剛毛又はそれと同種のものの
    形状の表面突起を有しないものである、請求項1または
    2記載のトナー。
  4. 【請求項4】 分散剤1リットル当たり5〜100ml
    の濃度の使用濃度に希釈されたものである、請求項1か
    ら3までのいずれか1項に記載のトナー。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載のトナーの製造方法において、熱可塑性ポリマーと可
    塑剤とを低電導性の分散剤と一緒にアトライター内で低
    速度で撹拌しつつ、90℃に加熱し、分散剤内にて固体
    物質の溶液を得、次いで、顔料粒子を添加し、粉砕が生
    じる速度にまで撹拌速度を増大させ、引続きこの高めら
    れた温度で一定時間粉砕し、次いで、アトライターとそ
    の内容物を粉砕を続けながら冷却し、上記の熱可塑性ポ
    リマーの可塑化した層で上記の顔料粒子のコーティング
    を行うことを特徴とする、請求項1から4までのいずれ
    か1項に記載のトナーの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載のトナーの製造方法において、次の工程: 電気的に絶縁性の熱可塑性ポリマー、可塑剤および分散
    剤を加熱された粉砕容器中に充填し; 上記ポリマー、可塑剤および分散剤の混合物を、遅いス
    ピードで撹拌しつつ、90℃に加熱し; イルガリットブルーLGLDを添加し; 混合物を90から100℃に保つ程度に加熱を維持し; 粉砕が起こる点まで攪拌スピードを上げこの高められた 温度で粉砕を2時間続けこの時点で加熱を停止させ、室温 に冷却することを特徴
    とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載のト
    ナーの製造方法。
  7. 【請求項7】 アトライターを粉砕容器として使用す
    る、請求項6記載の方法。
JP06814591A 1990-04-03 1991-04-01 水メニスカストーニングのためのトナー Expired - Fee Related JP3166864B2 (ja)

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