JP3165622U - ズボン用締結具 - Google Patents

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【課題】 着用者の腰部を前方に曲げる動作に対してズボンの型崩れを防止し高い美観を与え得るズボン用締結具の提供。【解決手段】 前身頃(1)及び後身頃(2)を縫い合わせたサイドシーム(3)に沿って腰部からウェストラインへ向けて拡がる略三角形状の切去部(4)を与えたズボンのウェストラインに沿った広がりを防止するためのズボン用締結具19である。ズボン用締結具(19)は、略帯状の本体部の両端に締結部(13、14)を与えられ、締結部(13、14)は本体部を切去部(4)の主面と略平行な面内で回動自在となるようにしつつズボンのウェストラインに沿って切去部(4)を挟んだその両縁部(12)近傍にそれぞれ締結され得る。【選択図】 図4

Description

本考案は、前身頃と後身頃との縫い合わせた線に沿って腰部からウェストラインへ向けて拡がる略三角形状の部位を切り去ったズボンに用いるズボン用締結具に関し、特に、着用者の腰部を前方に曲げる動作に対してズボンの型崩れを防止し高い美観を与え得るズボン用締結具に関する。
股上の浅い、いわゆるローライズタイプのズボンは、腹部を締め付けていたベルトループの位置が低くなり、腹部を圧迫することがなく、快適である。また、ベルトを着用せずに腰部で固定でき、着用者の腰から上半身について優美でほっそりとした印象を与えることができる。更に、股上に対する股下の比率を高めることにより、股下を長く見せる効果もある。このような理由から、特にデニム生地を用いたジーンズズボンでローライズタイプが主流となっている。
しかし、特許文献1で述べられているように、ローライズタイプのズボンにおいて、着用者が「かがむ」「しゃがむ」といった腰部を前方に曲げる動作をすると、ズボンは着用者の腰部周囲の動きに追従できず、全体として美観を大きく損ねてしまう。更にズボンの上下方向において着用者との一体感を演出するようにベルトループ部とともにウェストバンド部も取り去ったズボンもあるが、この美観を損ねる傾向はより顕著になる。
特開2006−328625号公報
更に、ズボンの両脇部において、前身頃と後身頃との縫い合わせた線(サイドシーム)に沿って腰部からウェストラインへ向けて拡がる略三角形状の部位を切り去って上下方向のシャープ感を演出したズボンがある。切去部には背面よりこれを埋めるように裏布が取り付けられる。かかるズボンでは、着用者の腰部を前方に曲げる動作において、上記したような着用者の腰部周辺の動きにズボンが追従できないばかりか、ズボンの切り去った略三角形状の部位において、前身頃の上端部と後身頃の上端部がウェストラインに沿って広がって、全体として型崩れを生じ更に美観を大きく損ねさせてしまう。
これに対して、切去部の裏布の強度(剛性)を高めて型崩れを抑える方法なども考慮されるが、着用者の腰部を前方に、より大きく曲げるような動作に対しても型崩れを防止したいとの要求には対応しづらい。特に、ベルトループ部とともにウェストバンド部も取り去ったズボンの場合、型崩れが大きく、かかる要求は大きかった。
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、特に、前身頃及び後身頃を縫い合わせたサイドシームに沿って腰部からウェストラインに向けて拡がる略三角形状の切去部を与えたズボンにおいて、着用者の腰部を前方に曲げる動作に対してズボンの型崩れを防止し高い美観を与え得るズボン用締結具を提供することである。
本考案者は、前身頃及び後身頃を縫い合わせたサイドシームに沿って腰部からウェストラインに向けて拡がる略三角形状の切去部を与えたズボンにおいて、ズボンのウェストラインに沿って切去部の両縁部同士を連結させるズボン用締結具により上記課題を解決しようとした。かかるズボン用締結具であれば、着用者の腰部周辺の動きにズボンを追従させつつ、前身頃の上端部と後身頃の上端部のウェストラインに沿った広がりを抑制でき、ズボンの型崩れを防止できる。その一方で、前身頃の上端部は、後身頃の上端部に対して、胴回りに対して垂直方向に高く位置し、前身頃の上端部と後身頃の上端部の高さ方向に段差が生じようとする。この段差により、ズボン用締結具の略帯状の本体部は、長手方向に対し垂直方向に力を受けてよじれ、結果として、ズボンの型崩れによる美観の喪失と同様に、ズボン用締結具により美観を喪失させてしまう。
そこで、本考案によるズボン用締結具は、前身頃及び後身頃を縫い合わせたサイドシームに沿って腰部からウェストラインへ向けて拡がる略三角形状の切去部を与えたズボンの該ウェストラインに沿った広がりを防止するためのズボン用締結具であって、略帯状の本体部の両端に締結部を与えられ、前記締結部は前記本体部を前記切去部の主面と略平行な面内で回動自在となるようにしつつ前記ズボンの前記ウェストラインに沿って前記切去部を挟んだその両縁部近傍にそれぞれ締結され得ることを特徴とする。
かかる考案によれば、着用者の腰部を前方に曲げる動作において、着用者の腰部周辺の動きにズボンを追従させつつ、ズボンの切り去った略三角形状の部位において、前身頃の上端部と後身頃の上端部のウェストラインに沿った広がりを抑え、ズボン全体としての型崩れの発生を抑制し得る。さらに、ズボン用締結具の本体部を切去部の主面と略平行な面内で回動させ、ズボン用締結具の本体部のよじれの発生を抑制し得る。すなわち、ズボン用締結具により美観を喪失させることもない。
上記した考案において、前記締結部は前記ズボンの前記ウェストラインに沿って前記切去部を挟んだその両縁部近傍において前記切去部の主面と略平行な面内で回動自在となるように回動自在に締結され得ることを特徴としてもよい。かかる考案によれば、着用者の腰部を前方に曲げる動作において、ズボン用締結具は、締結部と本体部とを直線状に維持できて、ズボン用締結具により美観を喪失させることがない。
上記した考案において、前記締結部は前記ズボンの前記ウェストラインに沿って前記切去部を挟んだその両縁部近傍に締結され得て、前記本体部を前記切去部の主面と略平行な面内で回動自在となるように回動自在に支持することを特徴としてもよい。かかる考案によれば、着用者の腰部を前方に曲げる動作において、ズボン用締結具は、少なくとも本体部のよじれを防止し、その略帯状の直線状態を維持できて、ズボン用締結具により美観を喪失させることがない。
上記した考案において、前記ズボン及び前記締結部には、軸体とこれに回動自在に係合し得る係合片がそれぞれ与えられていることを特徴としてもよい。かかる考案によれば、着用者の腰部を前方に曲げる動作において、ズボン用締結具は、ズボンに対してズボン用締結具を確実に直線状に維持できて、ズボン用締結具により美観を喪失させることがない。
上記した考案において、前記本体部及び前記締結部には、軸体とこれに回動自在に係合し得る係合片がそれぞれ与えられていることを特徴としてもよい。かかる考案によれば、着用者の腰部を前方に曲げる動作において、ズボン用締結具は、締結部と本体部とを確実に直線状に維持できて、ズボン用締結具により美観を喪失させることがない。
上記した考案において、前記軸体及び前記係合片はボタンとボタンホールであることを特徴としてもよい。また、前記軸体及び前記係合片はリベットとリベット受けであることを特徴としてもよい。更に、前記軸体及び前記係合片は一対のスナップボタンであることを特徴としてもよい。かかる考案によれば、ズボン用締結具を容易且つ安価に製造し得るのである。
本考案によるズボン用締結具の(a)分解斜視図、及び、(b)斜視図である。 本考案によるズボン用締結具を締結させるためのズボンの要部の斜視図である。 本考案によるズボン用締結具を締結させたズボンの斜視図である。 本考案によるズボン用締結具を締結させたズボンの要部の側面図である。 本考案によるズボン用締結具を締結させたズボンの着用時の要部の動作を示す側面図である。 本考案によるズボン用締結具の斜視図である。 本考案によるズボン用締結具の要部の側面(部分断面)図である。 本考案によるズボン用締結具の斜視図である。 本考案によるズボン用締結具の(a)〜(c)部品の正面図及び断面図、(d)要部の組み立て断面図である。
<実施例1>
本考案の1つの実施例によるズボン用締結具について図1及び図5を用いてその詳細を説明する。
図1に示すように、ズボン用締結具19は、帯状体である前帯部15aと、前帯部15aの一端部を差し込んで前帯部15aに貫通した孔18によって固定することのできる美錠によるバックル17と、バックル17をその一端部に取り付けられた帯状体である後帯部15bとを有する。前帯部15aの他端部及び後帯部15bの他端部にはそれぞれ前締結部13及び後締結部14が備えられる。前締結部13及び後締結部14にはそれぞれにボタン穴16が形成されている。ズボン用締結具19は、バックル17のピン17aに対して前帯部15aを固定する孔18を選択でき、その長さを調節できる。
図2及び図3に示すように、ズボン用締結具19を締結することのできるズボン100は、脇縫い線(サイドシーム線)3によってその側部を互いに縫合された前身頃1及び後身頃2を有する。かかる縫合は、前身頃1及び後身頃2の下端から股下高さ位置、つまり腰周りの最も太いところを一周した線のやや下方までにわたって施されている。一方、前身頃1の側部は、股下高さ近傍から胴回り10にわたって斜め前方に傾斜している。また、後身頃2の側部についても、股下高さ近傍から胴回り10にわたって斜め後方に傾斜している。これにより、ズボン100は、脇縫い線3に沿って略股下高さ位置近傍の頂点11からズボン100の上方端部である胴回り10に向けて略V字状に広がっている楔形カット部4を与えられる。楔形カット部4には、これを閉塞するようにその縁部12に沿って縫い付けられたゴム織布などの伸縮素材からなる伸縮布6を裏側から与えられている。また、前身頃1及び後身頃2の上端部近傍の縁部12近傍、つまり胴回り10に沿って楔形カット部4を挟んだ両側の縁部12近傍には、前身頃1側に前ボタン13a、後身頃2側に後ボタン14aがそれぞれ取り付けられている。
前身頃1及び後身頃2は、10番手以上の縦糸をインディゴによって染色し、横糸を未晒し糸(染色加工をしていない糸)で綾織りにした綿布(デニム生地)からなるが、より細い糸からなる葛城(かつらぎ)であってもよく、更には皮革であってもよい。
前身頃1は、ファスナー等の開閉具7によって股上部位が開閉自在に形成されると共に開閉具7の左右には前ポケット8が設けられている。また、後身頃2の臀部近傍にはその左右に後ポケット9が設けられている。
図4に示すように、ズボン用締結具19は前ボタン13a及び後ボタン14aをボタン穴16にそれぞれ係合させて、前身頃1と後身頃2の縁部12同士を胴回り10に沿って連結するようにズボン100に締結される。ズボン用締結具19は、前ボタン13aによって締結されているので、前ボタン13aを軸として、楔形カット部4の外周により囲まれる面と略平行な面において回動することができる。同様に、ズボン用締結具19は、後ボタン14aを軸として回動することができる。つまり、ズボン用締結具19は、前ボタン13a及び後ボタン14aに支持されて、前身頃1及び/又は後身頃2に対して角度を相対的に変化させることができる。また、ズボン用締結具19はボタンによりズボン100に締結されるので、ズボン100に対して着脱可能である。
ところで、図5に示すように、ズボン100の着用者がかがむなどして腰部を前方に曲げた姿勢をとると、後身頃2が股下方向へ引っ張られ、後身頃2の上方端部の位置が下がる。これにより前身頃1と後身頃2の間に脇縫い線3に沿った方向に段差が生じる。ここで、前ボタン13a及び後ボタン14aにおいてズボン用締結具19は回動しないと仮定する。この場合、段差の発生により、ズボン用締結具19は長手方向に対して垂直な方向に力を受け、よじれてしまう。その結果、ズボン用締結具19は、ズボン100の全体としての美観を喪失させてしまうのである。
本実施例によれば、ズボン用締結具19は、胴回り10に沿って楔形カット部4の両側の縁部12同士を連結するので、着用者が腰部を前方に曲げた場合にあっても、着用者の腰部周辺の動きにズボン100を追従させ得る。すなわち、前身頃1の上端部と後身頃2の上端部の胴回り10に沿った広がりを抑えるのである。また、ズボン用締結具19は、前ボタン13a又は後ボタン14aをそれぞれ軸として回動し角度を変化できるように締結されているので、着用者が腰部を前方に曲げた場合にあっても長手方向に対して垂直な方向に力を受けず、よじれない。つまり、ズボン用締結具19は直線状態を維持できる。よって、ズボン用締結具19によりズボン100全体の美観を喪失させることもない。したがって、着用者が腰部を前方に曲げる動作をしても、ズボン100全体としての型崩れの発生を抑制し高い美観を与え得るのである。
なお、本実施例では、バックル17に美錠を用いたが、無段階で長さを調整できる布ベルト用のバックル、リボンベルト用のリングバックルなど、ズボン用締結具19の本体部(前帯部15a及び後帯部15b)の寸法や材質等に合わせ適宜変更できる。
<実施例2>
本考案の他の実施例によるズボン用締結具について図6及び図7を用いて説明する。
実施例1のボタン及びボタン穴の組み合わせに対し、本実施例では、スナップボタンによりズボン用締結具20を着脱可能にズボン100に取り付ける。すなわち、図6及び図7に示すように、前締結部13及び後締結部14に金属製のオス型スナップボタン23を取り付け、これに対応するようズボン100の上端部近傍且つ楔形カット部4を挟んだ両側の縁部12近傍に金属製のメス型スナップボタン24を取り付けた。
オス型スナップボタン23は、フランジ25a及び円筒部25bを有するポスト25とフランジ26a及び上面視略円形の凸部26bを有するスタッド26とからなる。ポスト25とスタッド26により前締結部13又は後締結部14を挟み込んで、円筒部25bを凸部26bの内周側に係合させることにより、オス型スナップボタン23は前締結部13又は後締結部14に固定される。
メス型スナップボタン24は、外周部の内側に溝27aを有し、凸部26bを係合させる上面視略円形の係合部27bを内周に備えたソケット27と外周環状板28a及び突起28bを有するブロング28とからなる。突起28bは前身頃1又は後身頃2を貫通して溝27aに沿って変形してソケット27に固定される。つまり、メス型スナップボタン24は、ソケット27とブロング28とで前身頃1又は後身頃2をそれぞれ挟み込んでズボン1に固定される。このメス型スナップボタン24の係合部27bに対し、オス型スナップボタン23の凸部26bを挿入させて係合させることにより、メス型スナップボタン24をオス型スナップボタン23に取り付けることができる。
メス型スナップボタン24をオス型スナップボタン23に取り付けると、ズボン用締結具20は胴回り10に沿って楔形カット部4の両側の縁部12同士を連結する。これにより、前身頃1の上端部と後身頃2の上端部の胴回り10に沿った広がりを抑える。また、互いに上面視略円形の凸部26bと係合部27bとによって係合されるので、メス型スナップボタン24はオス型スナップボタン23を軸として円滑に回動できる。よって、ズボン用締結具20は前身頃1及び後身頃2の上端の段差に追従して円滑に角度を変えることができ、よじれない。すなわち、着用者が腰を前方に曲げる姿勢をとっても、ズボン用締結具20はその直線状態を維持できて、実施例1と同様にズボン100全体としての型崩れの発生を抑制し高い美観を与え得るのである。
<実施例3>
本考案の更に他の実施例によるズボン用締結具について図8及び図9を用いて説明する。
本実施例のズボン用締結具30では、図8及び図9に示すように、前締結部13及び後締結部14にハトメ34を固定し、ズボン100の縁部12近傍にリベット33及びリベット受け35を固定した。ハトメ34は金属からなる両端に鍔を有した内周を略円形とした環状体であり、前締結部13及び後締結部14にそれぞれかしめられている。ハトメ34には略円筒状のリベット受け35が貫挿されている。リベット受け35の両端部にはリベット33がそれぞれ挿入されて取り付けられる。リベット受け35の一端部は、前身頃1又は後身頃2をリベット33の鍔と挟んで固定している。これにより、リベット33及びリベット受け35は、前身頃1及び後身頃2の楔形カット部4の両側の縁部12近傍にそれぞれ固定される。ズボン用締結具30はズボン100に固定されたリベット33及びリベット受け35に締結される。なお、リベット受け35の他端部に取り付けられるリベット33は、ねじ等により取り外し可能にリベット受け35に締結されてもよい。これによれば、ズボン用締結具30を着脱可能にズボン100に締結できる。
上記のように締結することで、ズボン用締結具30は、胴回り10に沿って楔形カット部4の両側の縁部12同士を連結する。これにより、前身頃1の上端部と後身頃2の上端部の胴回り10に沿った広がりを抑える。また、リベット受け35に貫挿されたハトメ34は、略円筒状のリベット受け35を軸として円滑に回動できる。つまり、上記した実施例と同様にズボン用締結具30は前身頃1及び後身頃2の上端の段差に追従して角度を変えることができ、よじれない。したがって、着用者が腰を前方に曲げる姿勢をとっても、ズボン用締結具30は実施例1と同様にその直線状態を維持できて、ズボン100全体としての型崩れの発生を抑制し高い美感を与え得るのである。
上記した実施例では、いずれもズボン100と締結部13及び14とが互いに回動自在に締結されていたが、例えば、締結部に対して更に本体部(前帯部及び後帯部)が回動可能に締結されているような態様でも良い。すなわち、締結部が本体部とは別体で設けられ、上記と同様にズボン100と締結部が締結される。更に締結部にボタンが取り付けられて、これに本体部に設けられたボタンホールによって本体部が締結されるような態様である。かかる態様によれば、楔形カット部4の外周により囲まれる面と略平行な面内で本体部が締結部に対して回動自在に締結される。このような態様によっても、少なくとも本体部はそのよじれが防止されるので、上記した実施例と同様に、ズボン全体としての型崩れの発生を抑制し、高い美感を与え得る。
なお、ここまでいわゆるローライズタイプであるズボン100に対してズボン用締結具を使用した実施例について説明してきたが、これに限定されるものでなく、ハイライズタイプのズボンに対してズボン用締結具を使用してもよい。
ここまで本考案による代表的実施例及びこれに基づく変形例について説明したが、本考案は必ずしもこれらに限定されるものではない。当業者であれば、添付した実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、種々の代替実施例及び改変例を見出すことができるだろう。
1 前身頃
2 後身頃
3 脇縫い線
4 楔形カット部
13 前締結部
14 後締結部
15a 前帯部
15b 後帯部
17 バックル
19、20、30 ズボン用締結具
100 ズボン

Claims (8)

  1. 前身頃及び後身頃を縫い合わせたサイドシームに沿って腰部からウェストラインへ向けて拡がる略三角形状の切去部を与えたズボンの該ウェストラインに沿った広がりを防止するためのズボン用締結具であって、
    略帯状の本体部の両端に締結部を与えられ、前記締結部は前記本体部を前記切去部の主面と略平行な面内で回動自在となるようにしつつ前記ズボンの前記ウェストラインに沿って前記切去部を挟んだその両縁部近傍にそれぞれ締結され得ることを特徴とするズボン用締結具。
  2. 前記締結部は前記ズボンの前記ウェストラインに沿って前記切去部を挟んだその両縁部近傍において前記切去部の主面と略平行な面内で回動自在となるように回動自在に締結され得ることを特徴とする請求項1記載のズボン用締結具。
  3. 前記締結部は前記ズボンの前記ウェストラインに沿って前記切去部を挟んだその両縁部近傍に締結され得て、前記本体部を前記切去部の主面と略平行な面内で回動自在となるように回動自在に支持することを特徴とする請求項1記載のズボン用締結具。
  4. 前記ズボン及び前記締結部には、軸体とこれに回動自在に係合し得る係合片がそれぞれ与えられていることを特徴とする請求項2記載のズボン用締結具。
  5. 前記本体部及び前記締結部には、軸体とこれに回動自在に係合し得る係合片がそれぞれ与えられていることを特徴とする請求項3記載のズボン用締結具。
  6. 前記軸体及び前記係合片はボタンとボタンホールであることを特徴とする請求項4又は5に記載のズボン用締結具。
  7. 前記軸体及び前記係合片はリベットとリベット受けであることを特徴とする請求項4又は5に記載のズボン用締結具。
  8. 前記軸体及び前記係合片は一対のスナップボタンであることを特徴とする請求項4又は5に記載のズボン用締結具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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