JP3165443U - 傘用収納袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】リングを用い、開口が開いた状態で傘を入れることができる傘の収納袋において、傘を収納した状態でリングが邪魔にならないようにした傘収納袋を提供する。【解決手段】傘収納袋として、傘を収納する、上方が開いた袋体X又は箱体からなる本体部10と、周長が前記本体部の上縁の周長以上であるリング体からなる持ち手部30と、本体部の上縁に連続して設けられる、シートにより形成される筒体を形成する。さらに、上縁の一部からから下方に向かって切り欠き21が形成される開口拡大部20と、前記開口拡大部の前記切り欠きが形成される上縁の一部において前記持ち手部が表出するように、前記開口拡大部の上縁全周に沿って前記持ち手部を摺動可能に保持する持ち手保持部22とを設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、傘を収納するための袋に関し、特に、傘の収納が行いやすいものに関する。
一般的な傘の収納袋は傘布を巻いた状態の傘が丁度収まる形状、大きさの下端が閉じられた筒状の袋により形成される。このため、傘を収納袋に入れるためには一方の手で傘袋を持ち、他方の手で傘を持ちながら、小さな開口を開いて、ここに傘の先端を合わせて挿入する必要があり、簡単ではない。
これに対して、下記特許文献には1から3には、袋の開口を大きく形成しておき、傘を収納した後で、開口を含めて小さく収納することが示されている。また、特許文献4には、袋の開口縁の両側に指を入れるためのループ又はポケットを設け、これに指を入れて開口を開くことが示されている。さらに、下記特許文献5、6にはリングを開口縁又は開口近傍に設け、これによって開口を開いた状態として傘を入れやすくすることが示されている。
実開昭56-34431号公報 実用新案登録第3125929号公報 特開2008-29819号公報 特開2007-50236号公報 特開2001-37514号公報 特開平11-318530号公報
ところで、上記特許文献1から3に記載の考案は、傘袋の開口は大きいが、開口は通常閉じたままであるので、片手で閉じた開口を開いて傘を入れることは難しいという問題がある。また特許文献4に記載の考案は、傘袋を片手で持ちながら指で開口を開くことが可能であるが、ポケットやループに指を入れる作業は両手で行う必要があり、傘を持ちながらポケット等に指を入れる作業を行うのは簡単ではない。一方、特許文献5、6に記載の考案は、開口が開き、傘を入れる作業も比較的容易であり、開口を広げるためにリングを用いることは有用であると考えられる。しかし、特許文献5、6に記載の考案も傘を入れた後に傘袋に内蔵されるリングが傘袋を広げてしまい邪魔になるという問題がある。
本考案は、このような問題に鑑みて、リングを用い、開口が開いた状態で傘を入れることができる傘の収納袋において、傘を収納した状態でリングが邪魔にならないようにすることを課題ととする。
上記課題を解決するために、本考案は、次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、傘を収納する上方が開いた袋体又は箱体からなる本体部と、 周長が前記本体部の上縁の周長以上であるリング体からなる持ち手部と、本体部の上縁に連続して設けられる、シートにより形成される筒体であって、上縁の一部からから下方に向かって切り欠きが形成される開口拡大部と、前記開口拡大部の前記切り欠きが形成される上縁の一部において前記持ち手部が表出するように、前記開口拡大部の上縁全周に沿って前記持ち手部を摺動可能に保持する持ち手保持部とを有する傘収納袋である。なお、本体部がシートにより袋体として形成される場合、本体部と開口拡大部は一体に形成することができる。この場合、本体部の上縁としては開口拡大部に形成される切り欠きに接する外周を通る線が想定される。
請求項2に記載の考案は、前記傘収納袋において、前記持ち手部は、リング体を水平にした状態において鉛直方向に関しては曲がり難く、水平方向に関しては曲がりやすい線材により形成されるものである。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の傘収納袋において、前記持ち手部の、前記持ち手部保持部において表出する一部に対向する側に、ヒンジ又は折り目が形成されるものである。
請求項4に記載の考案は、請求項2又は3に記載の傘収納袋において、前記本体部は軟質の袋体からなるものであり、前記持ち手を前記曲がりやすい方向につぶして、前記持ち手の周りに開口拡大部と本体部を巻きつけた状態で、巻きつけた開口拡大部及び本体部が広がらないように固定する固定手段を設けたものである。
請求項1に記載の考案は、傘を収納する際には、リング状の持ち手部を略水平状態として、持ち手保持部を介して開口拡大部の上縁に持ち手部が沿うようにして開口を広げることで、傘を入れやすくすることができ、傘を収納した後は、持ち手部を表出した部分から引き出すことで、開口拡大部の開口を絞るとともに、持ち手部を略鉛直にすることでリング状の持ち手部を本体部を持つための持ち手とすることができる。従って、傘を収納した後もリングを構成する持ち手部が邪魔にならない。
請求項2に記載の考案は、持ち手部を構成する線材が、リングを水平にした状態では鉛直方向に関して曲がり難いので、開いた本体部の開口を略水平に保持しやすく、また、持ち手部を構成する線材が、リングが水平にした状態で水平方向に関しては曲がりやすいので、持ち手部を略鉛直とした状態では鉛直方向に曲がりやすいので持ち手として使用する場合に、持ち手部の幅が狭くなるように変形させやすく、持ち手として使用する場合により邪魔にならない。
請求項3に記載の考案は、前記傘収納袋において、持ち手の持ち手部保持部において表出する側と反対側にヒンジ又は折り目が形成されることで、この位置で折れ曲がりやすいので、持ち手部を略鉛直に立てて持ち手として使用する際に、この部分が屈曲することで持ち手部の幅をより容易に狭くすることができる。
請求項4に記載の考案は、つぶした持ち手部の周りに本体部及び開口拡大部を巻きつけた状態で固定できるので、傘を収納しないときには小さく畳んだ状態で保持することができ、収納性、携帯性が高い。
実施形態に係る傘収納袋の斜視図である。 (a)は持ち手部の斜視図であり、(b)は持ち手部を屈曲部で折り曲げた状態を示す斜視図である。 傘を収納した状態における傘収納袋の斜視図である。 (a)は傘収納袋の持ち手部をつぶした状態を示す斜視図であり、(b)はつぶした持ち手部の周りに本体部及びか開口拡大部を巻きつけて固定した状態を示す斜視図である。 傘収納袋の変形例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施形態に係る傘用収納袋Xの斜視図を示す。本傘用収納袋Xは、折りたたみ傘を収納するためのものである。傘用収納袋Xは、本体部10、開口拡大部20、持ち手部30、とから構成される。本体部10は、縦に細長い上方に開口を有する軟質の袋体であり、想定される折りたたみ傘を収納できる形状及び大きさを有する。また、本体部10の内面は水が漏れ出さないように液密的に形成されている。さらに、本体の側面下端側には、固定部40が設けられている。固定部40は、後述するように全体を丸めた状態で保持固定するためのものであり、丸めた状態で円筒状となった側面の外周よりもやや小さな周長を有するゴム紐41と、両端のみが固定される帯体であり、本体部10側面との隙間にゴム紐41を移動可能固定するベルト部42とから構成される。
開口拡大部20は、本体部10の側面を構成する筒とほぼ同じ周長を有するシート体から形成される短い筒体であり、本体部10の上部開口縁に固定される。開口拡大部20の側面の一部は母線に沿って一 部切り欠かれた切り欠き部31が形成される。
開口拡大部20の上縁には後述する持ち手部30が通る、上縁に沿って形成される筒状の持ち手保持部22が形成される。持ち手保持部22は、切り欠き部21の位置で途切れるので、持ち手部30を通したときに、切り欠き部21の位置で持ち手30の一部が表出することとなる。また、持ち手保持部20内に持ち手部30は通されて保持されるので、持ち手部30は持ち手保持部20内を自由に摺動することができる。
図2(a)に持ち手部30のみの斜視図を示す。持ち手部30は帯状の比較的硬いゴムの心材に合成樹脂を巻いて平らなベルト状に形成した線材をリング状にしたものである。このリングの大きさは、本体部10の開口よりも大きく、具体的には折りたたんだ後に傘布を巻きつけない状態の折り畳み傘の最大外径よりもやややや小さい程度の大きさに形成される。また、持ち手部30として、平らなベルト状の線材を用いることで、持ち手部30は、形成されるリングを水平とした場合に、鉛直方向に関して曲がり難く、水平方向に関しては比較的曲がりやすいものとすることができる。さらに、持ち手部30の一部に折り目31が形成されており、図2(b)に示すように、この部分において屈曲するように形成されている。持ち手部30は、持ち手保持部22内に通った状態で保持固定される。この際、折り目31が持ち手保持部22のほぼ中央位置に存するようにする。
次に、以上のような構成を有する傘収納袋Xの使用方法について説明する。まず、傘を入れる場合には、図1に示すように持ち手部30を略水平状態として、持ち手保持部22を伸ばして、可能な限り持ち手部30を入れることで開口拡大部20の開口縁を広げる。この状態では、図1に示すように、開口が大きく広がるので傘を入れやすい。ここでは、持ち手部30を構成するリングの大きさが折りたたんで傘布を巻きつけない状態の折り畳み傘の最大外径よりやや小さく形成されているので、折り畳み傘を畳んでそのまま持ち手部30により形成される開口に回転させながら入れることで、傘布を巻いて固定することなく折り畳み傘を本体部10内に収納することができる。なお、持ち手部30には折り目31が形成されているので、この部分から屈曲しやすいが、折り目の反対側を持って持ち手部30を構成するリングを広げるように力を加えることで、折り目31で曲がらないようにすることができる。
傘を収納した後は、持ち手部30の表出している部分を持って、本体部10を吊り下げると、図3に示すように持ち手部30は略鉛直となって、折り目31で屈曲し全体が内側に撓んで幅が狭くなり、また、持ち手部保持部22を構成する筒状部分は蛇腹状に縮んで、略鉛直状態となった持ち手部30の下方に集まる。この状態で持ち手部30は、図3に示すような状態となり、本体部10を持つための持ち手として用いることができる。
さらに、傘を入れていない状態において、傘収納袋Xを携帯する際には、図4(a)に示すように、持ち手部30をつぶして略棒状にし、この回りに本体部10及び開口拡大部20を巻きつけて、固定部40のゴム紐41を、巻かれた全体に掛けて中央位置に位置づけると、図4(b)に示すように、小さく折りたたんだ状態に保持することができる。
このように、本実施形態に係る傘収納袋Xは、傘を収納する際にはリング状の持ち手部30で開口を広げることで、傘を入れやすくすることができ、傘を収納した後は、持ち手部30を略鉛直にすることで持ち手して利用することができ、この部分が邪魔になることがない。
さらに、傘を収納しないときには、小さく折りたたんだ状態にして携帯することができる。
なお、上記実施形態では、持ち手部として平ベルト状の線材をリング形状とすることで内側に曲がりやすく形成しているが、持ち手部を形成するリングが小さい場合などでは、図4に示す傘収納袋Yのように持ち手部30Aとして金属製の硬いリングを用いてもよい。
また、本実施形態では折り畳み傘用の傘収納袋を例示したが、長傘に対しても同様の構造を用いることができる。長傘の場合は先端が挿入しやすいので、持ち手を形成するリングの外径を小さくすることが可能である。
さらに、本体部側面と開口拡大部とを同一のシートにより形成してもよく、また、本体部を硬い箱体により形成してもよい。また、開口拡大部は、上方に向かってロート状に広がるような筒体形状としてもよい。
また、持ち手保持部は、上記実施形態に示すように開口拡大部の上縁に全体に設ける必要はなく、ベルト通しのように、輪を一定間隔で配置してもよく、また、上縁に沿っていくつかの穴を開け、持ち手部を当該穴に互い違いに通していくことで固定するようなものでもよい。
そして、固定部40は、ここではゴム紐41により本体部10及び開口拡大部20を巻いた外周を固定したが、面ファスナーやホックなどを利用して巻いた部分が開かないように固定するなど種々の変更が可能である。
X、Y 傘収納袋
10 本体部
20 開口拡大部
21 切り欠き
22 持ち手保持部
30 持ち手
31 折り目
40 固定部
41 ゴム紐
42 ベルト部

Claims (4)

  1. 傘を収納する、上方が開いた袋体又は箱体からなる本体部と、
    周長が前記本体部の上縁の周長以上であるリング体からなる持ち手部と、
    本体部の上縁に連続して設けられる、シートにより形成される筒体であって、上縁の一部からから下方に向かって切り欠きが形成される開口拡大部と、
    前記開口拡大部の前記切り欠きが形成される上縁の一部において前記持ち手部が表出するように、前記開口拡大部の上縁全周に沿って前記持ち手部を摺動可能に保持する持ち手保持部と
    を有する傘収納袋。
  2. 前記持ち手部は、リング体を水平にした状態において鉛直方向に関しては曲がり難く、水平方向に関しては曲がりやすい線材により形成される請求項1に記載の傘収納袋。
  3. 前記持ち手部の、前記持ち手部保持部において表出する一部に対向する側に、ヒンジ又は折り目が形成される請求項2に記載の傘収納袋。
  4. 前記本体部は軟質の袋体からなるものであり、
    前記持ち手を前記曲がりやすい方向につぶして、前記持ち手の周りに開口拡大部と本体部を巻きつけた状態で、巻きつけた開口拡大部及び本体部が広がらないように固定する固定手段を設けた請求項2又は3に記載の傘収納袋。
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