JP3165054U - 害獣の処理用檻 - Google Patents

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【課題】処理檻に入った害獣を素早く身動きできなくなるようにするため、檻を構成する何れかの金属ネットからなる壁を内方に移動できるようにし、檻内に進入した害獣を壁際に圧迫して身動きできなくなるようにした捕獲した害獣を処分する。【解決手段】上方の一側にロープ71を巻きつけた回転ロッド72を設け、これに取り付けたギア付きハンドル73を回動自在としたギア手段7を用いる。金網面を有する床面4は、回転ロッド72を回すことによって、ロープ71を巻き上げるギア付きハンドル73によって上方に移動する。捕獲された害獣(猪)W が底面5の網目の間に脚部を突込んで、動けなくなり、檻の天井面4に押し付けられる。【選択図】図4

Description

本考案は捕獲された猪、鹿等の害獣類を短時間で処理できる処理用檻に関する。
従来から、各種の害獣を捕獲するためには、下記特許文献に示されているように、一方に開閉扉を設けた罠仕掛けの金網檻が使用されてきた。
ところが、このような檻を使用して害獣を捕獲しても、捕獲された害獣が檻のなかを走り回り、檻に入った害獣は、外に出ようとして必死で暴れ、処分するのに手間と時間を要するばかりではなく、それは逃げるために興奮し、アドレナリンが出て全身を廻り、解体処理をしたとき肉に臭みが残るという問題がある。
そのため、捕獲した害獣を短時間のうちに処理するために、下記特許文献に記載されているように、捕獲檻に抑え棒を設け、この棒によって檻内の害獣を抑えつけたり、捕獲した害獣がはまり込む小部屋を捕獲檻に設けて、そこに捕獲した害獣を誘導して害獣が動き回ることできないようにした処理用の檻も考案されている。
しかしながら、何れの処理用檻も捕獲された害獣を、簡単には、短時間で処理できるようにはなってはいない。
実用新案登録第3089133号 特開2000−316456 特開2007−167024316456
本考案は、捕獲された猪を短時間に確実に押さえつけて処理するのに便利で、比較的簡単な構造を有する檻を提供する。
この考案は、檻に入った害獣を素早く身動きできなくなるようにするため、檻を構成する何れかの金属ネットからなる壁を内方に移動できるようにし、檻内に進入した害獣を壁際に圧迫して身動きできなくなるようにした捕獲した害獣を処分するための檻である。
この考案に係る捕獲害獣の処理檻は、断面がほぼ正方形の立方体状の金属製のフレーム材によって形成された檻枠によって形成されたそれぞれの外面を、5〜16mm径の金属ワイヤからなる5cmから15cm間隔のネットによって形成している。
そして、その檻の前方あるいは後方には、害獣を導入するための出口と内部にいる害獣を取り出すため出口が、そこに位置するネット枠をフレームに沿って上下動する扉として形成されている。
檻の底面を形成するネットを底面に平行に持ち上げられるようにすることによって、捕獲された害獣の脚部をネット枠を構成する金属線または棒網の網目の間に拘束し、これによっても害獣の暴れを止めることができる。
また、これらの害獣の出口あるいは出口の扉として機能するネット枠以外の、壁面を構成するネット枠をそれぞれの壁面に平行に移動させて、これによって、檻の内部にいる害獣を抑えつけるようにすることも可能である。
さらには、これらの移動ネット枠は、必ずしも底面、上面、両側面の何れもが稼働できるようにする必要はなく、その檻の大きさ、害獣の大きさ、凶暴さによって、特定の壁面のみを移動できるようにすることができる。
また、そのネット枠の移動手段としては、人力、ジャッキ、歯車などの機械的メカニズム、油圧などの流体機構、さらには、電気機構を用いることができる。
本考案によれば、捕獲された害獣は、檻の壁面を構成する何れかの金属線ネットを移動させて捕獲された害獣を押し付け、または、脚の動きを拘束して暴れ回ることがないので短時間で処分することができる。
本考案の害獣の処理用檻を通常の捕獲檻に連結した状態を示す。 本考案の害獣の処理用檻を示す。 捕獲された害獣に対して底部の網枠が上昇した状態を示す。 図3における害獣の状態を模図的に示す。
本考案の処理用檻は、通常の場合は、捕獲檻と連結して使用し、一旦、この捕獲檻に捕獲された害獣を処理用檻に導入して処理するが、場合によっては、捕獲檻も兼ねた処理檻として使用することもできる。
本考案の害獣の処理用檻10は、図1に示すように、通常の場合、捕獲檻Aに連結して使用する。
本考案の害獣の処理用檻10が連結する捕獲檻Aとしては、如何なる形態のものであっても良いが、図示するように、全体を比較的強度の強い金網によって作成され、本考案の処理用檻10と同じ大きさの出入り口aとbを形成し、任意に、上下動によって開閉できる開閉扉を有するものが処理用檻10との連結上都合がよい。
本考案に係る処理用檻10は、図示するように、その進入側入り口の扉を持ち上げて開口し、その開口を通常の猪の捕獲檻Aの開放出口とを、連結器具によって強く連結する。そして、捕獲檻Aの進入扉を上方に持ち上げて猪の進入路を形成する。
この処理用檻10は、捕獲檻Aと連結して図1の状態で、猪の進入を待ち受ける。
この捕獲檻Aの猪の進入路から進入した猪は、捕獲檻A内から、それに連結した処理檻10に内に一気に進入する。そこで、処理檻10の進入扉を閉じるとともに、電動あるいは手動によって移動して、壁面の間に害獣を内壁の移動によって抑え込み、害獣の動きが止まったところで処分する。
本考案の害獣の処理用檻10の構造を示す図2において、同処理用檻10は、縦断面がほぼ1mの正方形をなし、長さがほぼ1〜2m程度に、比較的高強度のフレーム材1によって形成されている。
そのフレーム材1の外面は、進入した猪が暴れても壊れない程度の5〜16mmのワイヤネットまたは棒鋼の壁面から形成されている。
側面2と前後の扉3は網目を有する金網から形成され、天井面4と底面5は網目を有する金網または棒鋼材から形成されている。
ネット目を比較的大きく採るのは、天井面を猪の上面から押し付ける場合、その金網が押し付ける猪の表面の背中などの表面形状に影響されないようにするためであり、また、底面の金網の場合は、進入した猪の脚部が網目に入り易くするためである。
この処理用檻10の前後に設けられた扉3は前後面のフレーム材1に取り付けられた扉ガイド6に沿って上下動できるようになっており、形成された開口を利用して捕獲檻Aで捕獲された害獣の処理用檻10への導入することと、処分された害獣の取り出しために使用する。
この処理用檻10の最大の特徴は、捕獲された害獣を、扉を含む天井面と底面さらには側面の何れかの金網面を平行に強く移動可能にした点である。
また、天井面の金網と、底面を形成する金網は、ギアまたはジャッキのような適宜な手段で高強度の枠材に沿って、天井面の金網は下方に押し下げられ、また、底面を形成する金網は上方に持ち上げられる。
図示の場合には、底面の金網5が任意の移動機構上方に強く押し上げられ、上面の金網4に強く押し付けられる付けられる例を示している。
添付図の場合、床面5のみの金網面のみを上方に移動させる例を示す。この移動機構として、上方の一側にロープ71を巻きつけた回転ロッド72を設け、これに取り付けたギア付きハンドル73を回動自在としたギア手段7を採用した例を示す。
この場合、金網面を有する床面4は、回転ロッド72を回すことによって、ロープ71を巻き上げるギア付きハンドル73によって上方に移動する。
図3は、捕獲された害獣(猪)W が底面5の網目の間に脚部を突込んで、動けなくなり、檻の天井面4に押し付けられる状態を示す。
図4は、図3に示す害獣の状態を模図的に示すもので、害獣は、天井面4の下面と競り上がった床面5との間に押し付けられて動けない状態になるので、簡単に処分が行うことができる。
1 フレーム材
2 側面
3 扉
4 天井面
5 底面
6 扉ガイド
7 ギア手段 71 ロープ 72 回転ロッド 73 ギア付きハンドル
10 処理用檻
A 捕獲檻 a、b 出入り口

Claims (2)

  1. フレームワークによって形成される各面が金属ワイヤネット面からなり、これらの金属ワイヤネット面の中の何れかの面が、檻の内方向に強制移動し、捕獲された害獣を押し付けるようにした捕獲害獣の処理用檻。
  2. 捕獲された害獣の脚部が、底面の金属ワイヤネットの間隔内に落とし込まれ、動けなくなるようにした請求項1に記載の捕獲害獣の処理用檻。
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