JP3164751U - 包装食品 - Google Patents

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茂野 荒木
茂野 荒木
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株式会社長▲崎▼堂
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Abstract

【課題】できたての状態を楽しむことのできる焼き菓子などの包装食品を提供する。【解決手段】カステラ本体2と、カステラ本体2の上下に塗布されたクリーム3と、これらを包む耐熱性フィルム4と、を備え、クリーム3は、加熱されて溶融することによりカステラ本体2内に浸透する。【選択図】図1

Description

本考案は、包装食品に関するものである。
カステラや、シフォンケーキ等のスポンジ状焼き菓子類は、その基本的な材料や作り方は従来より大きく変化していないが、需要を喚起するための工夫として、例えば特許文献1には、おはぎをカステラで包むような焼き菓子が開示されており、また、特許文献2にはココナツの果肉をカステラに含有させたものなどが開示されるなど、種々の趣向を凝らした焼き菓子類が提案されている。
実用新案登録第2530627号公報 特開平9−154473号公報
しかしながら、上述したように種々の趣向を凝らした各種焼き菓子が提案されているものの、その販売形態自体は従来より大きく変わっていない。すなわち、各種スポンジ状の焼き菓子類は、既に完成された状態で店頭にて販売されているのが一般的であり、購入者はそれを家に持ち帰り、そのままの状態で食する、若しくは電子レンジやオーブントースターなどで再度加熱してから食することが一般的であり、できたての状態を楽しむものはなかった。そこで、本考案は、できたての状態を楽しむことのできる包装食品を提供することを課題とする。
本考案に係る包装食品は、スポンジ状に形成されたベース食品と、前記ベース食品に接するように配置され、加熱されることによって溶融するペースト状食品と、前記ベース食品及び前記ペースト状食品を包む耐熱性フィルムと、を備え、前記ペースト状食品は、加熱されて溶融状態となることにより前記ベース食品内に浸透する。
このように構成された包装食品は、購入者が家に持ち帰って、オーブンレンジやホットプレートなどによって、耐熱性フィルムで包まれた状態で加熱することができる。そうすると、ペースト状食品が加熱されることで溶融状態となってベース食品本体内に浸透し、フレンチトーストのようなしっとりとしたできたての焼き菓子を楽しむことができる。なお、ベース食品としては、加熱されて溶融状態となったペースト状食品が内部に浸透できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、カステラやシフォンケーキなどを挙げることができる。また、ペースト状食品としては、加熱されて溶融状態となったときにベース食品内部に浸透していくものであれば特に限定されるものではなく、例えば、クリームやチョコレート、ジャム、バター、マーガリンなどを挙げることができる。なお、ペースト状食品は、非溶融状態ではベース食品内に浸透していくほどの流動性を有していない状態であり、溶融状態ではベース食品内に浸透していくような流動性を有する状態になる。
また、上記ペースト状食品はベース食品に接するように配置されているが、これはペースト状食品が溶融状態となったときにベース食品内に浸透していくように配置されていればよく、例えば、ペースト状食品は、ベース食品の上面や底面に塗布されていたり、ベース食品の内部に収納されていたりすることが好ましい。
本考案によれば、できたての状態を楽しむことができる包装食品を提供することができる。
図1は本実施形態に係る包装食品の斜視図である。 図2は本実施形態に係る包装食品の正面図である。 図3は本実施形態に係る調理後のカステラの上面を示す写真である。 図4は本実施形態に係る調理後のカステラの正面を示す写真である。
以下、本考案に係る包装食品の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る包装食品1は、カステラ本体(ベース食品)2と、このカステラ本体2に塗布されたクリーム(ペースト状食品)3と、を備えており、このカステラ本体2とクリーム3とが耐熱性フィルム4によって包まれた状態となっている。
カステラ本体2は、一般的に販売されている公知のカステラと同様のものであって、略直方体状となっている。そして、後述するクリーム3が加熱されて溶融状態となったときに、そのクリーム3を内部に浸透させることができるよう、カステラ本体2はスポンジ状に形成されている。なお、カステラ本体2の材料としては、特に限定されるものではないが、卵や砂糖、小麦粉、水あめ等を挙げることができる。
カステラ本体2の上面及び底面には、クリーム3が塗布されている。クリーム3は、加熱される前の状態、すなわち、店頭で販売される際は、溶融されていないペースト状であって、カステラ本体2に浸透していかない程度に定形性を有している。そして、クリーム3は、約180〜200℃程度まで加熱されて溶融状態になると、カステラ本体2の内部に浸透していく程度の流動性を有するようになる。
上述したカステラ本体2とその上面及び底面に塗布されたクリーム3は、耐熱性フィルム4によって包まれている。この耐熱性フィルム4は、約230℃程度の耐熱性を有していることが好ましい。また、内部のカステラ本体2やクリーム3が視認できるように構成されていることが好ましく、例えば、耐熱性フィルム4の色を透明色等にすることが好ましい。このような耐熱性フィルム4としては、具体的には、カルタ・ファタ(株式会社エフ・エム・アイ社製)などを挙げることができる。
次に、上述した包装食品1の製造方法について説明する。
まず、公知の方法によってカステラ本体2を作成する。その一例を挙げると、まず、卵・砂糖・水あめ・小麦粉をミキシングしたものを木枠に流し窯に入れ、泡きりをして約40分程度で焼き上げ、一晩寝かせたあと切り分けて、カステラ本体2を作成する。
以上のようにして完成したカステラ本体2の上面及び底面にクリーム3を塗布する。なお、このクリーム3の塗布量は、包装食品1を加熱した際にクリーム3がカステラ本体2全体に浸透する程度とすることが好ましい。このようにクリーム3が塗布されたカステラ本体2を耐熱性フィルム4によって包み、包装食品1が完成する。
以上のようにして製造された包装食品の調理方法について説明する。
上述したように完成された包装食品1は、その状態で店頭などにおいて販売される。この包装食品1を購入し家に持ち帰った消費者は、耐熱性フィルム4で包まれたままの状態の包装食品1を、そのままオーブンレンジやホットプレートで約180〜200℃程度の温度で加熱する。なお、この加熱時において、包装食品1は、クリーム3が上下に位置するような状態で加熱されることが好ましく、例えば、上面及び下面の両方のクリーム3が均等に加熱されるよう、包装食品1をひっくり返したりすることが好ましい。このように加熱することにより、ペースト状のクリーム3が溶融状態に変化して、カステラ本体2内に浸透する程度の流動性が発現し、カステラ本体2内にクリーム3が浸透される。以上により、図3、4に示したようなフレンチトーストのようなしっとりとしたカステラができあがる。そして、最後に耐熱フィルム4を取り外して、クリーム3がしみ込んだカステラ本体2をできたての状態で食することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、クリーム3は、カステラ本体2の上面及び底面に塗布されていたが、クリーム3の塗布される位置は特に限定されるものではなく、例えば、上面だけや底面だけ、または側面に塗布したり6面全てに塗布したりしてもよいし種々の組み合わせが考えられる。また、上面及び底面の全体にクリーム3を塗布する必要はなく、一部のみに塗布していてもよい。またさらには、クリーム3をカステラ本体2に塗布するのではなく、例えばカステラ本体2の内部にクリーム3を収容したりすることもできる。
また、上記実施形態では、ベース食品としてカステラ本体2を使用したが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、カステラ本体2の代わりに、シフォンケーキなどのようなスポンジケーキなどを使用することができる。
また、上記実施形態では、ペースト状食品として、クリーム3を使用したが、これも特に限定されるものではなく、例えば、チョコレートやジャム、バター、マーガリン等を使用することができる。
1 包装食品
2 カステラ本体(ベース食品)
3 クリーム(ペースト状食品)
4 耐熱性フィルム

Claims (6)

  1. スポンジ状に形成されたベース食品と、
    前記ベース食品に接するように配置され、加熱されることによって溶融するペースト状食品と、
    前記ベース食品及び前記ペースト状食品を包む耐熱性フィルムと、を備え、
    前記ペースト状食品は、加熱されて溶融状態となることにより前記ベース食品内に浸透する、包装食品。
  2. 前記ペースト状食品は、前記ベース食品の少なくとも一面に塗布されている、請求項1に記載の包装食品。
  3. 前記ペースト状食品は、前記ベース食品の上面及び底面に塗布されている、請求項2に記載の包装食品。
  4. 前記ペースト状食品は、前記ベース食品の内部に収納されている、請求項1〜3のいずれかに記載の包装食品。
  5. 前記ベース食品は、カステラである、請求項1〜4のいずれかに記載の包装食品。
  6. 前記ペースト状食品は、クリームである、請求項1〜5のいずれかに記載の包装食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195769A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 キユーピー株式会社 菓子

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