JP3163709U - 防水防塵防食冷却ファン - Google Patents

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劉錦堂
呂岱穎
易東升
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矩冠貿易有限公司
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Abstract

【課題】塵や水の浸入を防ぎ、非接触式設計により余分な摩耗や摩擦や発熱が生じない防水防塵防食冷却ファンを提供する。【解決手段】枠体と、枠体に固定接続する防水蓋体と、ハブとを含む。枠体は中央部に止まり穴となる円台を備え、円台の中心に固定スリーブを備え、円台端面の開口が円環形状であり、密閉リングを内設するU型溝を備える。開口の端面は枠体底部に設けられ、円台と密閉リングと防水蓋体は密閉筺体を形成し、密閉筺体にステータと回路基板素子を内設する。【選択図】図1

Description

本考案は冷却ファンに関するものであって、特に防水防塵防食冷却ファンに関するものである。
現在、冷却ファンは主にローター、ステータ、回転体、回路基板で構成されている。冷却ファンの応用範囲は拡大し続け、CPU、サーバー、電源から通信機器、室外機器に至るまでファンの応用環境はより劣悪になってきている。通常、湿気の多い場所や腐食しやすい環境では、ステータと回路基板は保護されていないため、ステータのケイ素鋼板の腐食や回路基板上の素子の短絡焼損が起き易く、ファンが正常に作動しない原因となる。
現在用いられている対処方法は2種類ある。1つは真空めっきで、もう1つは接着剤を注入する方法である。
真空めっきは、ステータと回路基板素子全体を一層の薄膜で被覆し、防水効果を得る。しかし膜層が物体の表面にぴったり貼りつくので、めっき過程で膜層内の応力により回路基板上の電子素子が損傷しやすく、ファンが効力を失う原因となる。また、膜層は薄いので、腐食しやすい環境下では、膜層が電離しやすく、電子素子が短絡損傷を起こし、ファンが効力を失う。
接着剤を注入する方法は鋳型を用いるもので、まずステータと回路基板をファンの外枠上に設置し、この部分を型の中に置いて、接着剤を注入し、接着剤の凝固後に型から取り出す。これは主に、ステータと回路基板の周囲と内部の空間に接着剤を充填する方法を採用することで、防水効果を達成するものである。この方法だと接着剤層は非常に厚くなり、電子素子の周囲を包み込むので、電子素子自体の放熱の影響で、電子素子の焼損やファンの効力喪失を引き起こす。また、接着剤は凝固過程で内応力を生じさせ、回路基板上の電子素子を損傷させファンが効力を失う原因となる。
本考案の主な目的は、防水、防塵、防食効果を有する冷却ファンを提供することである。
上述の目的を達成するため、本考案の防水防塵防食冷却ファンは枠体を含み、枠体中央部に固定された円台を備え、円台の中心に固定スリーブを備え、枠体底部の端面の開口に円環形状のU型溝を備え、U型溝に密閉リングを内設する。また本考案の防水防塵防食冷却ファンは防水蓋体を含み、防水蓋体は密閉リングを通過して枠体上に固定接続する。更に本考案の防水防塵防食冷却ファンはハブを含み、ハブの空洞部分の中心には突き出した逆錐台形固定台を備え、固定台に繋がった主軸を備える。前記円台は止まり穴であり、開口の端面は枠体底部に設けられ、円台と密閉リングと前記防水蓋体は密閉筐体を形成し、密閉筐体にステータと回路基板素子を内設する。
また、本考案の防水防塵防食冷却ファンは、前記円台の端面上部には間隔を開けた4つの嵌合スロットを備え、前記防水蓋体には輪郭側壁に間隔を開けて前記嵌合スロットに対応する4つの嵌合フックが突出し、嵌合フックと嵌合スロットを嵌合することで防水蓋体が前記円台上に固定される。前記防水蓋体の中間には、嵌合フックと同方向の円柱形筒体が突出しており、円柱形筒体は前記円台の中心にある固定スリーブ上に直接冠着する。
また、本考案の防水防塵防食冷却ファンは、前記防水蓋体の輪郭側壁に横向導管を設け、横向導管の外表面にスリーブを被せて接合し、前記回路基板上部の導線は前記横向導管とスリーブの中から引き出され、スリーブのもう1つの端部は防水栓を設け、スリーブと導線の隙間を塞ぎ、密閉筐体の密閉度を更に強化する。
また、本考案の防水防塵防食冷却ファンは、前記円台の中心部の固定スリーブに軸受を内設し、軸受と前記ハブの中心部に主軸を接続する。
また、本考案の防水防塵防食冷却ファンは、前記ハブの空洞頂面に下向きに突き出した密閉リングを備え、密閉リングの外郭表面にはいくつかが等間隔で突き出した除塵羽根を備え、前記密閉リングは前記固定スリーブ上に逆さにして嵌められ、前記固定台と合わさって逆“U”型のラビリンス通路を形成する。
本考案では、密閉された筐体内にステータと回路基板素子を置く方法を採用することで、従来の真空めっきや接着剤を注入する方法から離れ、ステータと回路基板素子を保護し、防水、防塵、防食の目的を達成する。また、嵌合フックと嵌合スロットを組み合わせることでしっかり固定でき、設置にも便利である。導管とスリーブから導線を引き出す構造形式を採用することで、密閉筐体の気密性の測定が便利になり、ファンの品質を保証でき、スリーブの末端に防水栓を備えることで、密閉筐体の密閉効果を強化し、操作性に優れ、導線が露出することで起こり得る密閉筐体の密閉不良を防ぐことができる。軸受部分では、軸受のスリーブの一端は防水蓋体によって封じられたまま置かれ、もう一端はハブ内の除塵羽根と“U”型ラビリンス通路によって、一種の非接触式密閉構造を形成し、ファンが作動状態でも停止状態でも、塵や水の浸入を防止するのに有効である。また、非接触式設計を採用することで、余計な摩耗や摩擦や発熱が生じないため、ファンの品質を保証し、使用寿命を延ばすことができる。
本考案の分解図。 本考案の組み立て断面図。 本考案の外観図。
図面を参照しながら好ましい実施例を挙げて以下に説明する。
図1、図2、図3が示すように、本考案の防水防塵防食冷却ファンは、枠体6を含み、枠体6の中には固定された円台66を設け、円台66の中心には固定スリーブ65を設け、固定スリーブ65には軸受61を内設する。円台66とスリーブ65の中間には止まり穴62を開設し、止まり穴62内にはステータと回路基板素子5を設置する。また円台66の端面には間隔を開けて4つの嵌合スロット63を備え、円台66の端面は同時に円環形状のU型溝64を備え、U型溝64内には密閉リング4を設置する。本考案の防水防塵防食ファンは防水蓋体1を含み、防水蓋体1は、4つの嵌合スロット63に対応する、輪郭側壁に間隔を開けて突き出した嵌合フック11を備え、嵌合フック11と嵌合スロット63を嵌合することで防水蓋体1は密閉リング4を通して円台66上にしっかりと固定設置される。防水蓋体1の中間には、嵌合フック11と同方向に突き出した円柱形筒体13を備え、円柱形筒体13は、嵌合フック11と嵌合スロット63が嵌合すると同時に、円台66の中心の固定スリーブ65上部に冠着する。防水蓋体1の輪郭側壁には横向導管12を設け、横向導管12の外表面にはスリーブ2を被せて接合し、回路基板素子5上の導線52は前記横向導管12とスリーブ2の中から引き出され、スリーブ2のもう1つの端部には防水栓3を設け、スリーブ2と導線52の隙間を塞ぐ。更に本考案の防水防塵防食ファンはハブ8を含み、ハブ8内の空洞の中心に突出した逆錐台形の固定台82を備え、固定台82に繋がった主軸81を備え、主軸81と軸受61は接合する。ハブ8内には円環形状の永久磁石7を設置し、永久磁石7は永久磁場を提供する。
設置時は、まずステータと回路基板素子5、永久磁石7、ハブ8、軸受61を対応する位置に設置し、その後密閉リング4はU型溝64中に設置し、導線52は防水蓋体1の側壁上の導管12を貫通し、防水蓋体1を円台66に組み付けて、更に、導線52はスリーブ2を貫通し、スリーブ2は導管12上に被せて接合し、最後に防水栓3を冠着するだけでよい。防水蓋体1と密閉リング4の設置面上部では、円柱形筒体13と固定スリーブ65の間に相対するように防水密閉接着剤を塗布することで、密閉効果を更に高める。もちろん、設置後に防水蓋体1と円台66には縁や輪郭が対応するように密閉接着剤を塗布してもよく、こうすることで防水効果が保証される。
使用時は、図2からわかるように、ハブ8内の密閉リング83を固定スリーブ65上部に逆さにして嵌め、前記固定台82と組み合わせて逆“U”型のラビリンス通路を形成し、ラビリンス通路の設計は、冷却ファンが停止或いは作動時に外界と隔絶し、固定スリーブ65内に媒介物が進入するのを防止し、軸受61が正常に動作するように保護するのに有効である。ハブ8内の密閉リング83の外輪郭にいくつかが等間隔で突き出した除塵羽根84は、ファンが作動している時は、遠心力が作用して外界の媒介物質を阻止隔絶して、固定スリーブ65内の軸受61が正常に作動するように更に保護する。
もちろん本考案は、防水蓋体と枠体を一体化して単独の部品とし、円台をもう1つの単独部品とし、ステータと回路基板素子を枠体に組み付け、円台を枠体上部に固定して密閉するといった変形構造についても実用新案登録請求の範囲に含まれる。
上述では本考案の好ましい実施例を開示したに過ぎず、本考案の実施範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で加えた形状、構造、特徴など各種の変更や潤色は全て、本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれる。
1 防水蓋体
11 嵌合フック
12 横向導管
13 円柱形筒体
2 スリーブ
3 防水栓
4 密閉リング
5 回路基板素子
52 導線
6 枠体
61 軸受
62 止まり穴
63 嵌合スロット
64 U型溝
65 固定スリーブ
66 円台
7 永久磁石
8 ハブ
81 主軸
82 固定台
83 密閉リング
84 除塵羽根

Claims (6)

  1. 中央部に円台を備え、前記円台の中心に固定スリーブを備え、前記円台端面の開口が円環形状であるU型溝を備え、前記U型溝に密閉リングを内設する枠体と、
    前記密閉リングを通過して前記枠体に固定接続する防水蓋体と、
    空洞部分の中心に突出した逆錐台形の固定台を備え、前記固定台に繋がった主軸を備えるハブと、
    を含み、
    前記円台は止まり穴であり、開口の端面は枠体底部に設けられ、円台と密閉リングと前記防水蓋体は密閉筺体を形成し、前記密閉筺体にステータと回路基板素子を内設することを特徴とする防水防塵防食冷却ファン。
  2. 前記円台の端面上部には間隔を開けた4つの嵌合スロットを備え、前記防水蓋体には輪郭側壁に間隔を開けて前記嵌合スロットに対応する4つの嵌合フックが突出し、前記嵌合フックと前記嵌合スロットを嵌合することで前記防水蓋体が前記円台の上部に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の防水防塵防食冷却ファン。
  3. 前記防水蓋体の輪郭側壁には横向導管を設け、前記横向導管の外表面にスリーブを被せて接合し、前記回路基板上部の導線は前記導管と前記スリーブの中から引き出され、前記スリーブのもう1つの端部には防水栓を設け、前記スリーブと前記導線の隙間を塞ぎ、密閉筺体の密閉度を更に強化することを特徴とする、請求項1に記載の防水防塵防食冷却ファン。
  4. 前記防水蓋体の中間部に、嵌合フックと同方向に突き出した円柱形筒体を備え、前記円柱形筒体は前記円台の中心に備えられた固定スリーブの上部に直接冠着することを特徴とする、請求項1に記載の防水防塵防食冷却ファン。
  5. 前記円台の中心部の前記固定スリーブは軸受を内設し、前記軸受と前記ハブの中心部に主軸を接続することを特徴とする、請求項1に記載の防水防塵防食冷却ファン。
  6. 前記ハブの空洞頂面に下向きに突き出した密閉リングを備え、前記密閉リングの外郭表面には等間隔で突き出したいくつかの除塵羽根を備え、前記密閉リングは前記固定スリーブ上に逆さに嵌められ、前記固定台と合わさって逆U型のラビリンス通路を形成することを特徴とする、請求項1に記載の防水防塵防食冷却ファン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103573717A (zh) * 2012-07-24 2014-02-12 德昌电机(深圳)有限公司 风扇及其叶轮
JP2015031253A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 シナノケンシ株式会社 送風装置
CN110439829A (zh) * 2019-08-31 2019-11-12 丹阳市一石机械有限公司 一种水冷密封防腐风机

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