JP3163700B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置に関し、よ
り具体的には、動画像を可変長符号化により圧縮して記
録媒体に記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像をディジタル圧縮して磁気テープ
などの記録媒体に記録する画像記録装置としては、ディ
ジタル・ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)が知られ
ている。圧縮方式には、固定長符号化方式を用いるもの
と、可変長符号化方式を用いるものとがある。
【0003】固定長符号化方式による画像記録再生装置
の従来例の構成ブロック図を図3に示す。入力端子10
には、記録しようとする動画像の画像信号が入力する。
A/D変換器12は入力端子10からのアナログ画像信
号をディジタル化し、固定長符号化回路14は、A/D
変換器12の出力データを固定長で符号化する。変調回
路16は、固定長符号化回路14の出力を低周波抑圧変
調し、その出力は記録アンプ18により所定レベルに増
幅される。スイッチ20は記録時にはa接点に、再生時
にはb接点に接続し、記録アンプ18の出力はスイッチ
20を介して磁気ヘッド22に印加され、磁気テープ2
4に記録される。
【0004】再生時には、磁気テープ24の記録信号は
磁気ヘッド22により再生され、その出力はスイッチ2
0及び再生アンプ26を介して復調回路28に印加さ
れ、復調される。固定長復号化回路30は、固定長符号
化回路14に対応する復号化回路であって、復調回路2
8の出力を復号し、ディジタル再生画像信号を出力す
る。復号化回路30の出力はD/A変換器32によりア
ナログ信号に変換され、出力端子34からアナログ再生
画像信号が外部に出力される。
【0005】固定長符号化回路14では、通常、1画面
(1フィールド又は1フレーム)内で符号化後のデータ
量が一定になるような符号化方式が採用されている。固
定長符号化方式には、圧縮しないパルス符号変調(PC
M)方式の他に、ディジタル圧縮する所謂サブサンプリ
ング方式、及び差分符号化(DPCM)方式などがあ
る。前者は、画像情報を一切圧縮しないので、画質劣化
がないが、記録データ量が膨大になり、記録レートも高
くせざるをえず、従って、ハードウエア、並びに、記録
媒体の記録密度及び記録時間などの点で多くの問題があ
る。
【0006】固定長符号化によりディジタル圧縮する場
合、1/4〜1/6程度の圧縮率を達成できるが、例え
ばHDTVなどの高精細テレビジョン信号などの場合に
は、それでも記録情報量が多過ぎる。また、画質の劣化
が目に付く。
【0007】これに対しては、例えばハフマン符号や算
術符号を用いた可変長符号化方式では、画質をあまり劣
化させることなしに、1/10〜1/20程度の高い圧
縮率を達成できる。このような高能率可変長符号化方式
に、適応離散コサイン変換(ADCT)方式がある(例
えば、斎藤隆弘ら「静止画像の符号化方式」テレビジョ
ン学会誌Vol.44,No.2(1990)や、越智
宏ら「静止画像符号化の国際標準動向」昭和63年度画
像電子学会全国大会予稿14など)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可変長符号化
方式では、基本的に1画面あたりの記録情報量が一定し
ない。従って、編集、例えばつなぎ撮り(又はつなぎ録
り)が困難であり、つなぎ撮りの前後で再生画像が大き
く乱れるといった問題点がある。このような問題点は、
シーケンシャル・アクセス媒体である磁気テープを記録
媒体とするディジタルVTRで、特に顕著である。
【0009】本発明は、このような問題点を解決する画
像記録装置を提示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像記録装
置は、画像データを入力する入力手段と、画面内の相関
を用いて可変長符号化を行う画面内符号化と、画面間の
相関を用いて可変長符号化を行う画面間符号化とを選択
的に用いて前記入力手段により入力された画像データを
符号化し、前記画面内符号化された複数の第1の符号化
画面と前記画面間符号化された複数の第2の符号化画面
とからなる符号化画像データを出力する符号化手段と、
テープ状記録媒体上に多数のトラックを形成し前記
号化手段より出力される符号化画像データを記録する記
録手段と、前記記録手段による前記符号化画像データの
記録開始を指示する指示手段と、前記指示手段による記
録開始の指示に基づいて前記符号化手段と前記記録手段
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記
記録開始の指示に従う最初の記録画面を前記第1の符号
化画面とし、前記最初の記録画面の符号化画像データを
前記トラックの始端から記録すると共に、前記最初の記
録画面の後に前記符号化手段より出力される前記第1の
符号化画面の符号化画像データを前記符号化画像データ
中の前記第1及び第2の符号化画面のデータ量に応じた
前記トラック内の任意の位置に記録するよう前記符号化
手段と前記記録手段とを制御することを特徴とする。
【0011】
【作用】可変長符号化方式により復号化することで画面
毎に記録データ量が異なり記録媒体上での記録位置が一
定しないが、本発明によれば、例えば、つなぎ撮りの場
合にも記録開始位置が明確になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例であるディジタ
ルVTRの概略構成ブロック図を示す。
【0014】入力端子40には、記録しようとする動画
像の画像信号が入力する。A/D変換器42は入力端子
40からのアナログ画像信号をディジタル化する。可変
長符号化回路44は、記録開始前ではA/D変換器12
の出力データをフレーム内符号化しており、操作スイッ
チ46による記録開始の指示に応じて、A/D変換器1
2の出力データのフレーム内及びフレーム間での可変長
符号化を開始し、また、記録停止の指示に応じてフレー
ム内及びフレーム間での可変長符号化を停止する。可変
長符号化回路44の詳細は、後述する。
【0015】変調回路48は、可変長符号化回路44の
出力を低周波抑圧変調し、その出力は記録アンプ50に
より所定レベルに増幅される。スイッチ52は記録時に
はa接点に、再生時にはb接点に接続し、記録アンプ5
0の出力はスイッチ52を介して磁気ヘッド54に印加
され、磁気テープ56に記録される。
【0016】再生時には、磁気テープ56の記録信号は
磁気ヘッド54により再生され、その出力はスイッチ5
2及び再生アンプ58を介して復調回路60に印加さ
れ、復調される。可変長復号化回路62は、可変長符号
化回路44に対応する復号化回路であって、復調回路6
0の出力を復号し、ディジタル再生画像信号を出力す
る。復号化回路62の出力はD/A変換器64によりア
ナログ信号に変換され、出力端子66からアナログ再生
画像信号が外部に出力される。
【0017】図2は、本実施例の特徴部分である可変長
符号化回路44の構成ブロック図であって、量子化及び
予測符号化部を特に詳細に示している。70は、A/D
変換器42の出力が入力する入力端子、72は、入力端
子70からのラスター走査の画像データを水平i画素×
垂直j画素のブロックにブロック化するブロック化回路
である。i,jは通常、8乃至16程度である。74は
ブロック化回路72の出力を3フレーム遅延する遅延回
路である。
【0018】76,78,80は予測差分符号化のため
の予測誤差を算出する減算器であり、減算器76はブロ
ック化回路72の出力から3フレーム前の局部復号値を
減算し、減算器78は、3フレーム遅延回路74の出力
から、1フレーム前と4フレーム前の局部復号値を補間
合成した画像データを減算し、減算器80は、3フレー
ム遅延回路74の出力から、2フレーム前と5フレーム
前の局部復号値を補間合成した画像データを減算する。
【0019】82はブロック化回路72の出力(a接
点)、減算器76の出力(b接点)、減算器78の出力
(c接点)、又は減算器80の出力(d接点)を選択す
るスイッチである。
【0020】84は、スイッチ82により選択されたデ
ータを離散コサイン変換するDCT回路、86は、DC
T回路84の出力(周波数係数)を各周波数係数毎に異
なる量子化ステップで量子化する量子化回路、88は量
子化回路86の出力を逆量子化する逆量子化回路であ
る。量子化回路86における量子化ステップ・サイズが
情報の圧縮率に大きく影響する。量子化回路86及び逆
量子化回路88の特性は、入力端子90からの制御係数
により変更自在である。通常は、後段のデータ・バッフ
ァの占有率に応じて当該制御係数が決定され、量子化回
路86及び逆量子化回路88の量子化特性が帰還制御さ
れる。
【0021】92は、量子化回路86の出力を、ゼロ連
続データの統計的性質を利用したエントロピー符号化
(例えば、ハフマン符号化)するエントロピー符号化回
路、94はエントロピー符号化回路92の出力を図1の
変調回路48に供給する出力端子である。
【0022】96は逆量子化回路88の出力を逆離散コ
サイン変換する逆DCT回路、98は逆DCT回路96
の出力に、ゼロ又は所定の予測値を加算する加算器、1
00は加算器98の出力を3フレーム遅延する遅延回
路、102は加算器98の出力と、3フレーム遅延回路
100の出力とを所定重み付けの積和演算し、補間合成
データを出力する積和演算回路、104は積和演算回路
102の出力を1フレーム遅延する遅延回路、106は
遅延回路104の出力を更に1フレーム遅延する遅延回
路である。
【0023】108は、ゼロ(a接点)、遅延回路10
0の出力(b接点)、遅延回路104の出力(c接
点)、又は遅延回路106の出力(d接点)を選択する
スイッチ、110は、入力端子112を介して操作スイ
ッチ46から入力する操作信号によりスイッチ82,1
08を制御する制御回路である。スイッチ82,108
は、記録開始前にはフレームに関わらずa接点に接続し
ているが、記録開始時から、フレーム毎に図4に示す切
り換えシーケンスでフレーム毎に切り換えられる。
【0024】詳細は後述するが、スイッチ82,108
がa接点に接続するときはフレーム内符号化、b接点に
接続するときは3フレーム差のフレーム間符号化、c接
点又はd接点に接続するときは、前後の2フレームの補
間合成値によるフレーム間符号化(双方向符号化)にな
る。
【0025】図5を参照して、図2の回路の動作を説明
する。なお、図5(a)は入力端子70に入力する画像
データのフレーム順序、同(b)は磁気テープ56に記
録される画像データのフレーム順序を示す。
【0026】記録開始のスイッチ操作直後のフレーム#
7では、スイッチ82,108は図4に示すようにa接
点に接続する。ブロック化回路72は入力端子70から
のラスタ走査の画像データをi×j画素のブロック列に
変換し、その出力がスイッチ82を介してのa接点、減
算器76及び遅延回路74に印加される。ブロック回路
72はフレーム#7の画像データを出力する段階では、
遅延回路74は3フレーム前のフレーム#4の画像デー
タを出力している。
【0027】DCT回路84は、ブロック化回路72に
よりブロック化された画像データを離散コサイン変換に
より周波数領域に変換し、変換係数を出力する。量子化
回路86は、DCT回路84の出力を各変換係数毎に異
なる量子化ステップ・サイズで量子化する。量子化回路
86の量子化ステップ・サイズは、入力端子90からの
制御係数により制御される。
【0028】エントロピー符号化回路92は量子化回路
86の出力をエントロピー符号化し、その出力は出力端
子94を介して図1の変調回路48に供給される。この
ときの画像は、1フレーム内で圧縮符号化されているフ
レーム内符号化フレーム(以下、Iフレームと称す
る。)である。
【0029】逆量子化回路88は量子化回路86の出力
を逆量子化し、逆DCT回路96が逆量子化回路88の
出力を逆DCT変換する。スイッチ108がa接点に接
続するので、加算器98は、逆DCT変換回路96の出
力をそのまま出力する。加算器98の出力は3フレーム
遅延回路100及び積和演算回路102に印加される。
【0030】なお、この時点で、遅延回路100の出力
はフレーム#4の局部復号画像データであり、積和演算
回路102は、フレーム#7とフレーム#4の重み付け
積和演算による補間合成画像データを出力している。
【0031】2フレーム目のフレーム#8が入力する時
点では、スイッチ82,108は図4に示すようにc接
点に接続する。即ち、スイッチ82は減算器78の出力
を選択する。この時点で、遅延回路74はフレーム#5
の画像データを出力し、遅延回路100はフレーム#5
のフレーム内符号化の局部復号データを出力し、遅延回
路104は、フレーム#7とフレーム#4の補間合成デ
ータを出力する。減算器78は、フレーム#5の画像デ
ータから、フレーム#7とフレーム#4の補間合成デー
タ(双方向予測画像データ)を減算し、その出力はスイ
ッチ82を介してDCT回路84に印加される。
【0032】減算器78の出力は、DCT回路84及び
量子化回路86により離散コサイン変換及び量子化され
る。エントロピー符号化回路92は量子化回路86の出
力をエントロピー符号化し、その出力は出力端子94を
介して図1の変調回路48に供給される。このときの画
像は、注目するフレーム#5を挟むフレーム#4とフレ
ーム7の合成値を予測値として差分符号化されており、
以下、これを双方向予測・補間フレーム(Bフレームと
略す。)と呼ぶ。
【0033】このフレーム#5の双方向予測符号化デー
タは、逆量子化回路88及び逆DCT回路96により逆
変換され、加算器98においてフレーム#7とフレーム
#4の補間合成データ(双方向予測画像データ)を加算
され、復号される。復号されたフレーム#5の画像デー
タは、遅延回路100及び積和演算回路102に印加さ
れる。
【0034】3フレーム目のフレーム#9が入力する時
点では、スイッチ82,108は図4に示すようにd接
点に接続する。即ち、スイッチ82は減算器80の出力
を選択する。この時点で、遅延回路74はフレーム#6
の画像データを出力し、遅延回路100はフレーム#6
のフレーム内符号化の局部復号データを出力し、遅延回
路106は、フレーム#7とフレーム#4の補間合成デ
ータを出力する。減算器78は、フレーム#6の画像デ
ータから、フレーム#7とフレーム#4の補間合成デー
タ(双方向予測画像データ)を減算し、その出力はスイ
ッチ82を介してDCT回路84に印加される。
【0035】減算器78の出力は、DCT回路84、量
子化回路86及びエントロピー符号化回路92により、
前フレームと同様に処理され、出力端子94から図1の
変調回路48に供給される。このときの画像は、注目す
るフレーム#6を挟むフレーム#4とフレーム7の合成
値を予測値として差分符号化されており、双方向予測・
補間フレーム(Bフレーム)になっている。
【0036】フレーム#6の双方向予測符号化データ
は、逆量子化回路88、逆DCT回路96及び加算器9
8により復号される。復号されたフレーム#6の画像デ
ータは、遅延回路100及び積和演算回路102に印加
される。
【0037】4フレーム目のフレーム#10が入力する
時点では、スイッチ82,108は図4に示すようにb
接点に接続する。即ち、スイッチ82は減算器76の出
力を選択する。この時点で、遅延回路100はフレーム
#7のフレーム内符号化の局部復号データを出力する。
減算器78は、フレーム#10の画像データから、フレ
ーム#7の局部復号値(フレーム間予測画像データ)を
減算し、その出力はスイッチ82を介してDCT回路8
4に印加される。
【0038】減算器78の出力は、DCT回路84、量
子化回路86及びエントロピー符号化回路92により圧
縮符号化され、出力端子94から図1の変調回路48に
供給される。このときの画像は、注目するフレーム#1
0より3フレーム前のフレーム#7の復号値を予測値と
して差分符号化されており、以下、これをフレーム間符
号化フレーム(以下、Uフレームと略す。)と呼ぶ。
【0039】フレーム#10のフレーム間符号化データ
は、逆量子化回路88、逆DCT回路96及び加算器9
8により復号される。復号されたフレーム#10の画像
データは、遅延回路100及び積和演算回路102に印
加される。
【0040】以降、Bフレームが2回、Uフレーム、及
びBフレームが2回となって、Iフレームになり、以
後、同様の繰り返しでIフレーム、Uフレーム及びBフ
レームが形成される。
【0041】次に、記録停止時の動作を説明する。本実
施例では、双方向予測・補間フレームの存在により、記
録停止の指示時点以後のフレームを記録しなければなら
ないときがある。例えば、図5において、フレーム#1
5とフレーム#16の間で、操作スイッチ46により記
録停止が入力されたとする。この場合、フレーム#15
が双方向予測・補間フレームになっているので、復元す
るにはフレーム#16のデータが必要になる。そこで、
フレーム#16,#14,15というようにフレーム#
16までを記録する。
【0042】図6は、このように可変長符号化した各フ
レームの画像データの、磁気テープ56上のトラック・
パターンを一例を示す。各フレームは可変長符号化され
ているので、フレーム毎に記録データ量が異なり、1つ
のフレームのデータがしばしば複数のトラックにまたが
る。Bフレーム、Uフレーム又はIフレームをそれぞれ
示すB,U,Iの後にフレーム番号を付し、複数のトラ
ックにまたがる場合には、更に子番号を付して示してあ
る。
【0043】図6に示すパターンでフレーム#15の後
に別の画像をつなぎ撮りしたいとする。この場合、本実
施例では、使用者は、磁気ヘッドを最初の記録トラック
であるトラック#1に戻してフレーム#7から順にフレ
ーム#8,#9,#10と再生出力し、フレーム#15
の画像が再生出力された時点で操作スイッチ46の記録
開始スイッチを操作する。これに応じて、後記録画像の
可変長符号化データが、フレーム#15の画像が記録さ
れたトラックの次のトラック(図6でトラック#6)の
先頭から、順次記録される。
【0044】図7に、このつなぎ撮り後の記録トラック
パターンを示す。理解を容易にするため、後記録画像が
そのフレーム#7から記録開始されるとし、フレーム番
号にはnを付加した。即ち、I7nは、後記録画像のフ
レーム#7がIフレームになっていることを示す。
【0045】既記録画像のフレーム#15より後でつな
ぎ撮りされていることを示すマーク又は信号を、磁気テ
ープ56の所定箇所、例えば、磁気テープ56の長手方
向に延びる制御トラックなどに記録しておく。
【0046】再生時には、つなぎ撮りの上記マーク又は
信号により、フレーム#15の画像の再生出力後連続し
て、フレーム#7nの画像を再生出力することができ
る。
【0047】上記説明では、フレーム単位で符号化した
が、勿論、フィールド単位であってもよい。また、フレ
ーム内符号化フレーム、フレーム間符号化フレーム、及
び双方向予測・補間フレームの配置及び数は、上記例に
限定されない。また、可変長符号化方式も、上記実施例
の方式に限定されないことは勿論である。
【0048】また、フレーム内符号化、フレーム間符号
化及び双方向予測符号化が混在する場合を説明したが、
本発明は勿論、これらの1つ又は2つを利用する場合に
も適用できる。
【0049】磁気テープを記録媒体とする例を説明した
が、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど
の、その他の記録媒体を使用する場合も、本発明の範囲
に含まれることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、画像をトラックの所定位置(通常
は先頭)から記録開始するので、つなぎ撮りなどがあっ
ても、再生画像が乱れないように再生動作を制御するの
が容易になり、連続した再生画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 可変長符号化回路44の回路例である。
【図3】 従来例の構成ブロック図である。
【図4】 スイッチ82,108の切り換えシーケンス
を示す表である。
【図5】 入力画像と記録画像の説明図である。
【図6】 記録トラック・パターンの一例である。
【図7】 つなぎ撮り後の記録トラック・パターンであ
る。
【符号の説明】
10:画像入力端子 12:A/D変換器 14:固定
長符号化回路 16:変調回路 18:記録アンプ 2
0:スイッチ 22:磁気ヘッド 24:磁気テープ
26:再生アンプ 28:復調回路 30:固定長復号
化回路 32:D/A変換器 34:再生画像出力端子
40:画像入力端子 42:A/D変換器 44:可
変長符号化回路 46:操作スイッチ 48:変調回路
50:記録アンプ 52:スイッチ 54:磁気ヘッ
ド 56:磁気テープ 58:再生アンプ 60:復調
回路 62:可変長復号化回路 64:D/A変換器
66:再生画像出力端子 70:入力端子 72:ブロ
ック化回路 74:遅延回路 76,78,80:減算器 82:スイッチ 84:D
CT回路 86:量子化回路 88:逆量子化回路 9
0:制御係数入力端子 92:エントロピー符号化回路
94:出力端子 96:逆DCT回路 98:加算器
100:遅延回路 102:積和演算回路 104,
106:遅延回路 108:スイッチ 110:制御回路 112:操作信号入力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 画面内の相関を用いて可変長符号化を行う画面内符号化
    と、画面間の相関を用いて可変長符号化を行う画面間符
    号化とを選択的に用いて前記入力手段により入力された
    画像データを符号化し、前記画面内符号化された複数の
    第1の符号化画面と前記画面間符号化された複数の第2
    の符号化画面とからなる符号化画像データを出力する符
    号化手段と、 テープ状記録媒体上に多数のトラックを形成し前記
    号化手段より出力される符号化画像データを記録する記
    録手段と、前記記録手段による前記符号化画像データの記録開始を
    指示する指示手段と、 前記指示手段による記録開始の指示に基づいて前記符号
    化手段と 前記記録手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記記録開始の指示に従う最初の記録
    画面を前記第1の符号化画面とし、前記最初の記録画面
    の符号化画像データを前記トラックの始端から記録する
    と共に、前記最初の記録画面の後に前記符号化手段より
    出力される前記第1の符号化画面の符号化画像データを
    前記符号化画像データ中の前記第1及び第2の符号化画
    面のデータ量に応じた前記トラック内の任意の位置に記
    録するよう前記符号化手段と前記記録手段とを制御する
    ことを特徴とする画像記録装置。
JP34358591A 1991-12-25 1991-12-25 画像記録装置 Expired - Fee Related JP3163700B2 (ja)

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