JP3162151U - 高圧蒸気滅菌装置 - Google Patents

高圧蒸気滅菌装置

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Abstract

【課題】カートリッジ等ヘッド内部にも汚れ除去効果のある高圧蒸気滅菌装置を提供する。【解決手段】歯科用切削器具を接続するためのホルダーと、ホルダーに歯科用切削器具を接続した状態で気密に閉じ込めるチャンバとを備える。ホルダーには、歯科用器具を駆動するための駆動系管路に接続する駆動管路接続口と、切削患部に噴射用媒体を噴射するための噴射系管路に接続する噴射系管路接続口とを設け、これら管路接続口は夫々独立して供給制御が可能なように分離する。チャンバには歯科用切削器具を外部から洗浄および滅菌するための媒体を供給するチャンバ管路を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、歯科用切削器具であるエアタービンやマイクロモータなどのハンドピースを洗浄、注油、高圧蒸気滅菌する高圧蒸気滅菌装置に関するものである。
歯科用器具滅菌装置としてハンドピースの洗浄、注油、滅菌を1台で行う装置としては、例えば、特表2000−512528号(引用文献1)に示される発明をもとにテーエスペー社から市販されているものがある。
歯科においては歯科用切削器具であるハンドピースのメンテナンスとしての洗浄、注油には、スプレー缶を用いる方法と、専用の装置を用いる方法とがある。
スプレー缶を用いる従来の方法は、スプレー缶をハンドピースの後端部に装着すると共に、ハンドピースの頭部をティッシュペーパーで覆った状態にてスプレー缶から注油とともに圧縮空気を噴射するものである。その後オートクレーブなどの滅菌装置にて滅菌してから次の患者に使用している。
専用装置を用いる方法としては、特表2000−512528(特許文献1)に示されるように、気密封止可能なチャンバと、器具ホルダーとを備え、高圧蒸気滅菌装置内で滅菌の他、洗浄し、注油するための装置が開示されている。
当該装置は、使用や保守のため、洗浄用液体、すすぎ用液体、滅菌用媒体とメンテナンス用媒体のような異なる液体が用いられ、その流入と流出を夫々制御して、滅菌チャンバ内へ導かれ、直接器具の中へ、および/またはケーシングと器具との間のスペース内へ導かれ、器具の内部および外部から洗浄、注油、滅菌が行われるようになっている。
しかし、検証を行った結果、当該器具は歯科用器具に対応したものではあっても、歯科用器具がエアタービンハンドピースであることを想定されたものではなく、当該装置を使用しても、エアタービンハンドピース内部の駆動管路を確実に洗浄できるものではなく、カートリッジ、キャップ等ヘッド内部の汚れ除去効果が見られず、ヘッド内部の洗浄を目的としたものでないことが示唆される結果となった。
特表2000−512528号 公報
歯科用切削器具が歯科用エアタービンハンドピースの場合、ハンドピース頭部には軸受にて支持され、ロータを圧縮空気により回転させるためのドライブエア回路と、当該ドライブエアの排気回路と、切削バーや歯を冷却する水回路と、エアで切削粉を吹き飛ばし且つ水を噴霧状にするためのチップエア回路との4つの回路が内蔵されている。
このうち、ドライブエア回路とドライブエアの排気回路とはロータを駆動するための駆動系管路と呼ばれ、また、チップエア回路と切削バーや歯を冷却する水回路とは噴射系管路と呼ばれるが、従来の例えば特表2000−512528のような装置では、直接器具内に流入される洗浄水は駆動系管路を洗浄するものではなく、噴射系管路を洗浄、注油するものに過ぎなかった。
また駆動系管路を洗浄できるものであっても、駆動系管路と噴射系管路とを分離して洗浄するものではなく、それ故、駆動系管路のロータ部に相当する羽根部には汚れが付着し、洗浄することができなかった。
本考案の目的は、このような問題点を解決すべくなされたもので、駆動系管路に温水とエアとによる管路洗浄工程を少なくとも数回行う工程を設けて、カートリッジ(ベアリング)等ヘッド内部にも汚れ除去効果のある高圧蒸気滅菌装置を提供せんとするものである。
本願考案の請求項1によれば、歯科用切削器具の洗浄、注油、滅菌を行う高圧蒸気滅菌装置であって、該高圧蒸気滅菌装置内には、患者治療のために少なくとも一つの歯科用切削器具を接続するためのホルダーと、該ホルダーに歯科用切削器具を接続した状態で気密に閉じ込めるチャンバとを備え、該ホルダーには、少なくとも歯科用器具を駆動するための駆動系管路に接続する駆動管路接続口と、切削患部に噴射用媒体を噴射するための噴射系管路に接続する噴射系管路接続口とを設け、これら管路接続口は夫々独立して供給制御が可能なように分離し、前記駆動管路接続口には、駆動系管路内部を洗浄しおよび/または注油するための媒体を供給し、前記噴射系管路接続口には噴射系管路内部を洗浄するための媒体を供給し、さらに前記チャンバには歯科用切削器具を外部から洗浄および滅菌するための媒体を供給するチャンバ管路を設けたことを特徴とする。
本考案の請求項2によれば、前記駆動系管路内部または前記噴射系管路内部を洗浄する媒体を、水、洗浄用液体、エアの単体もしくはその何れかの組み合わせとする。
本考案の請求項3によれば、前記駆動系管路内部または前記噴射系管路内部を洗浄する媒体は、加温された媒体とする。
本考案の請求項4によれば、前記駆動系管路内部または前記噴射系管路内部を洗浄する媒体は、あらかじめ設定された間隔で間欠的に供給し得るようにする。
本考案の請求項5によれば、前記駆動系管路内部を注油するための媒体を、パラフィン(飽和炭化水素)系成分の油とし、その注油圧をスプレー並みの0.2MPa〜0.5MPaの範囲に設定する。
本考案の請求項6によれば、歯科用切削器具を外部から滅菌するための媒質を、高圧飽和水蒸気とし、前記チャンバ内の圧力を上げることによって該高圧飽和水蒸気を、歯科用切削器具の頭部の排出部から前記駆動系管路内部と前記噴射系管路内部とを強制的に通過させ排出せしめるようにする。
本考案の請求項7によれば、駆動系管路の洗浄は、沸騰しない程度の温水とエアとを複数回繰り返し注入して行うようにする。
上述したように、本考案によれば、確実に滅菌するためには事前洗浄が欠かせないが、請求項1のように構成することで、駆動系管路上、特にロータ羽根部に付着した汚れを確実に洗浄し、滅菌の前に、滅菌のための良好な状態を実現でき、汚れた部分のウイルスを死滅させることが可能となる。
本考案によれば、請求項2,3および4のように構成することで、水だけでは落ちない汚れを、温水や洗浄水、エアによって溶解し、更に間欠的な制御を複合して行うことで、水流を変化させ、水ですすぐことも可能で、更なる洗浄効果が可能になる。
本考案によれば、請求項5のように構成することで、洗浄後、注油圧力をスプレー並みの0.2MPa〜0.5MPaの範囲に設定することによって、駆動系管路の隅々まで満遍なく注油が可能となり、ロータのスムーズな回転制御とメンテナンスが可能となる。
本考案によれば、請求項6のように構成することで、チャンバ内の圧力を上げ、飽和蒸気を噴射することによって、ハンドピース内部に飽和蒸気を強制的に通過させハンドピースの隅々まで滅菌可能とすることができる。またハンドピース外部に直接噴射し、全体の滅菌が完全に行えるようにする。
本考案によれば、請求項7のように構成することで、沸騰しない程度の温水を使用しエアによる噴射を複数回繰り返すことによって駆動系管路を最良の状態で洗浄することが可能となる。
斯様にして、本考案によれば、カートリッジ(ベアリング)等ヘッド内部にも汚れ除去効果のある高圧蒸気滅菌装置を提供することができる。
本考案高圧蒸気滅菌装置を説明するための原理説明図である。
図1は、本願考案による高圧蒸気滅菌装置を説明するための原理説明図である。
本願考案高圧蒸気滅菌装置Sは、エアタービンハンドピースとして歯科用切削器具を例示するエアタービンハンドピース部Aと、該エアタービンハンドピース部Aを保持するホルダー部Bと、該エアタービンハンドピース部Aを洗浄、注油、滅菌の目的で収容するチャンバ部Cと、該チャンバ部Cの内部に密封・収容されているエアタービンハンドピース部Aの洗浄、注油、滅菌作業を制御する制御部Dとを具える。これらエアタービンハンドピース部A、ホルダー部B、チャンバ部C、制御部Dの各々は以下に示すように構成する。
エアタービンハンドピース部:
エアタービンハンドピース部Aの頭部には上下ベアリング1を挟んでロータ3が組み込まれている。ロータ3の回転軸にはタービン羽根5が圧入されており、その中心軸には歯を切削するための切削バー(図示せず)を取り付ける切削バー取り付けチャック7が具備されている。
ベアリング1にて支持されたロータ3のタービン羽根5を圧縮空気にて回転させるために駆動系管路11が具備されている。前記タービン羽根5を回すためのドライブエアは駆動系管路11にて供給された後、ヘッド部の隙間や排気管路13を経由して排気される。
切削バーや歯を冷却するための水回路、エアで切削粉を吹き飛ばし且つ水を噴霧状にするための、チップエア回路は噴射系管路19によって兼用し、ノズル15、17にて夫々供給する。
なお、図1に於いては、便宜的に、駆動系管路11を1本、噴射系管路19を1本で示しているが、この駆動系管路11は復路を含みエアタービンハンドピース後部に連結されている。(従って、実際には、往路管路1本、復路管路1本の2本の管路が存在する。)
また、噴射系管路19は、水回路用ノズル15およびチップエア回路用ノズル17を、切削バーに向けられて各1本ずつあるいは複数に分岐されて具備している。
ホルダー部:
ホルダー部Bは歯科用治療ユニット(図示せず)との接続ホースと同じ連結構造になっている。ホルダー部Bとエアタービンハンドピース部Aは回転自在に連結している。駆動系管路11および噴射系管路19はエアタービンハンドピース部Aが回転自在に連結されている。
ホルダー部Bは円柱状段差構造に構成し、さらに同心円状の溝(図示せず)が配設され、且つOリング(図示せず)が配置され、ホルダー内部からの駆動系管路11および噴射系管路19が溝に貫通された状態になっている。エアタービンハンドピース連結時にはエアタービンハンドピース部Aからの管路は前記同心円状溝(図示せず)に連結し、ホルダー内の管路と回転自在に連結されている。
駆動系管路11はホルダー部Bを経由して制御部Dの駆動系管路接続口23に、噴射系管路19はホルダー部Bを経由して制御部Dの噴射系管路接続口25に連結している。
チャンバ部:
チャンバ部Cはチャンバ本体27および密閉蓋29よりなり、密閉蓋29には少なくとも一つのホルダー部Bが緊着されている。密閉蓋29とチャンバ本体27とは密閉可能な構造(例えばOリングを介して圧入)で連結することができる。
密閉蓋29は例えばボールねじ機構からなるアクチュエータを備えた柱状スタンド(図示せず)によって垂直に駆動可能にすることができる。即ち、チャンバ本体27が固定され密閉蓋29が上下に移動し得るようにする。
チャンバ本体27の内側面および底面には複数の噴射口31を設ける。これら噴射口31は中央部に内装されたエアタービンハンドピース部Aを取り囲むように設けている。
チャンバ管路33は一方をチャンバ本体27の内部に張り巡らされて前記噴射口31に連結されおり、他方を制御部Dと接続可能なチャンバ管路接続口35に連結する。チャンバ本体27には洗浄水等を排水するための排水口(図示せず)をも設ける。
なお、チャンバ本体27内には圧力センサ(図示せず)を組み込み、チャンバ本体27内の圧力を監視し得るようにしている。
制御部:
外部のコンプレッサ等(図示せず)から圧縮空気供給口37に圧縮空気を供給する。電磁弁MV1を開くことで制御部Dに圧縮空気を供給する。電磁弁MV1に連結されている電磁弁MV3を開くことで油タンク41内を加圧制御する。また電磁弁MV15を開いて油タンク41内を減圧制御する。油タンク41に連結されている電磁弁MV4を開き、逆止弁RV4を介して駆動系管路11への注油を行い得るようにする。なお電磁弁MV3と電磁弁MV15を開閉制御することで注油圧を0.2MPa〜0.5MPaの範囲で可変制御することができる。
電磁弁MV4〜電磁弁MV8に夫々接続されるRV4〜RV8は逆止弁で媒体の逆流を防止するものである。また、電磁弁MV1に連結されている電磁弁MV5および逆止弁RV5を介して駆動系管路11、噴射系管路19、チャンバ管路33に夫々エアを供給し得るようにする。
外部水道管等(図示せず)から水供給口39に水を供給可能とする。次いで、電磁弁MV2を開くことで制御部Dへ水を供給し得るようにする。電磁弁MV2を通過した水を蒸気発生器43に供給して高圧蒸気を発生し得るようにする。次いで、電磁弁MV8を開き、逆止弁RV8を介してチャンバ管路33に高圧蒸気を供給する。
また、電磁弁MV2を通過した水を余熱手段45に通すことで沸騰しない程度まで加熱した温水を発生させることができる。この温水は、電磁弁MV7を開き、逆止弁RV7を介して駆動系管路11に供給する。
電磁弁MV2を通過した水は、電磁弁MV6を開き、逆止弁RV6を介して噴射系管路19、チャンバ管路33へ水を供給し得るようにする。
また、水供給口39と電磁弁MV2との間には、電磁弁MV12を介して洗浄用液体タンク47を連結する。
従って、電磁弁MV12を開くことで水に洗浄用液体を混入させることが可能となる。(必要に応じて洗浄力をアップさせるための液体をも混入させることができる)
また、電磁弁MV9を開くことで駆動系管路11に洗浄および/または注油ための媒体を供給する。
さらに、電磁弁MV10を開くことで噴射系管路19に洗浄のための媒体を供給する。
電磁弁MV11を開くことでチャンバ管路33に洗浄および滅菌のための媒体を供給する。
また、電磁弁MV4〜電磁弁MV8を例えばコンピュータやシーケンサで制御することで、あらかじめメモリ等に設定された間隔で間欠的に媒体を供給制御することが可能である。
使用方法:
先ず、密閉蓋29を上方に持上げて密閉蓋29に緊着されているホルダーBにエアタービンハンドピースAを連結する。次いで、密閉蓋29を下方に下げて密閉蓋29を閉じる。密閉蓋29の開閉には前記アクチュエータを使用することができる。油タンク41に油が少ない場合は油タンク41を開けて補充する。
図示しないスタートボタンを押して洗浄、注油、滅菌の順で作業工程を開始する。この際、いずれかの工程が不要な場合はスタートボタンを押す前に不必要な工程を図示しないスイッチ操作にて工程上から除く。
洗浄、注油、滅菌の順で作業工程が終わった後に密閉蓋29を上方に上げてエアタービンハンドピースAを取り出し、次の診察に備える。
次に、各作業工程につき説明する。
洗浄の説明:
洗浄工程には内部洗浄と外部洗浄との2種類があり、内部洗浄には駆動系管路11の洗浄と噴射系管路19の洗浄がある。
駆動系管路11の洗浄では、沸騰しない程度の温水とエアによって洗浄され、管路付着物を除去する。
噴射系管路19の洗浄では、水とエアによって洗浄を行い、管路付着物を除去する。
各洗浄は複数回(4回程度で任意に設定)行う。この洗浄回数は夫々所望の回数に設定することができる。
外部洗浄(チャンバ管路使用):
加圧された水でパルス洗浄を行う。冷水による洗浄、温水による洗浄を各1回行う。
洗浄用液体を使用し洗浄することも可能である。
注油工程:
滅菌サイクル前の工程で駆動系管路11にのみ油圧工程を実施する。先ず、スプレー並みの0.4MPaに加圧したパラフィン(飽和炭化水素)系成分の油を注油する。なお使用するエアタービンハンドピースやメンテナンス状況に応じて、注油圧を0.2MPa〜0.5MPaの範囲で変えることができる。
滅菌工程:
チャンバ管路33から加圧した高圧の飽和水蒸気を発生させる。この飽和水蒸気はエアタービンハンドピース先端隙間部から駆動系管路11を通って、またノズル15、ノズル17の先端から噴射系管路19を通って排気管路13から排出される。
通常、高圧蒸気噴射はこの滅菌工程中十数回行う。
滅菌工程中は電磁弁MV9、電磁弁MV10を閉じ、電磁弁MV13、電磁弁MV14を開いて排気管路13から排気する。
A エアタービンハンドピース部
B ホルダー部
C チャンバ部
D 制御部
S 高圧蒸気滅菌装置
1 ベアリング
3 ロータ
5 タービン羽根
7 切削バー取り付けチャック
11 駆動系管路
13 排気管路
15 ノズル
17 ノズル
19 噴射系管路
23 駆動系管路接続口
25 噴射系管路接続口
27 チャンバ本体
29 密閉蓋
31 噴射口
33 チャンバ管路
35 チャンバ管路接続口
37 圧縮空気供給口
39 水供給口
41 油タンク
43 蒸気発生器
45 余熱手段
47 洗浄用液体タンク

Claims (7)

  1. 歯科用切削器具の洗浄、注油、滅菌を行う高圧蒸気滅菌装置であって、
    該高圧蒸気滅菌装置内には、患者治療のために少なくとも一つの歯科用切削器具を接続するためのホルダーと、該ホルダーに歯科用切削器具を接続した状態で気密に閉じ込めるチャンバとを備え、
    該ホルダーには、少なくとも歯科用器具を駆動するための駆動系管路に接続する駆動管路接続口と、切削患部に噴射用媒体を噴射するための噴射系管路に接続する噴射系管路接続口を設け、これら管路接続口は夫々独立して供給制御が可能なように分離し、
    前記駆動管路接続口には、駆動系管路内部を洗浄し、および/または注油するための媒体を供給し、前記噴射系管路接続口には噴射系管路内部を洗浄するための媒体を供給し、
    さらに前記チャンバには歯科用切削器具を外部から洗浄および滅菌するための媒体を供給するチャンバ管路を設けたことを特徴とする高圧蒸気滅菌装置。
  2. 前記駆動系管路内部または前記噴射系管路内部を洗浄する媒体が、水、洗浄用液体、エアの単体もしくは何れかの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の高圧蒸気滅菌装置。
  3. 前記駆動系管路内部または前記噴射系管路内部を洗浄する媒体が、加温された媒体であることを特徴とする請求項2に記載の高圧蒸気滅菌装置。
  4. 前記駆動系管路内部または前記噴射系管路内部を洗浄する媒体が、あらかじめ設定された間隔で間欠的に供給されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の高圧蒸気滅菌装置。
  5. 前記駆動系管路内部を注油するための媒体がパラフィン(飽和炭化水素)系成分の油であり、その注油圧が0.2MPa〜0.5MPaの範囲に設定されていることを特徴とする、請求項1記載の高圧蒸気滅菌装置。
  6. 歯科用切削器具を外部から滅菌するための媒質が、高圧飽和水蒸気であって、前記チャンバ内の圧力を上げることで該高圧飽和水蒸気を、歯科用切削器具の頭部の排出部から前記駆動系管路内部と前記噴射系管路内部とを強制的に通過させ排出することを特徴とする請求項1記載の高圧蒸気滅菌装置。
  7. 駆動系管路の洗浄は、沸騰しない程度の温水とエアとを複数回繰り返し噴射して行うことを特徴とする請求項1記載の高圧蒸気滅菌装置。
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