JP3161677B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP3161677B2
JP3161677B2 JP05350795A JP5350795A JP3161677B2 JP 3161677 B2 JP3161677 B2 JP 3161677B2 JP 05350795 A JP05350795 A JP 05350795A JP 5350795 A JP5350795 A JP 5350795A JP 3161677 B2 JP3161677 B2 JP 3161677B2
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pole
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/002Damping circuit arrangements for transducers, e.g. motional feedback circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/04Construction, mounting, or centering of coil
    • H04R9/041Centering
    • H04R9/043Inner suspension or damper, e.g. spider

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動板とコイルと磁気
回路を有するスピーカに係り、特に振動板とコイルの振
幅が大きくなったときに磁気的な制動を与えることがで
きるようにしたスピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は車載用などとして使用される従来
のダイナミック型のスピーカを示す断面図、図6(A)
は従来のスピーカの磁気回路を示す断面図、図6(B)
は磁気回路にて発せられる磁束密度分布を示す線図であ
る。図5に示す従来のスピーカでは、フレーム1が金属
製であり、このフレーム1内に振動板2が支持されてい
る。振動板2は円錐形状のコーンであり、紙材などによ
り形成されている。振動板2の円錐頭部2aには球面状
のドーム部3が接合されている。振動板2の円錐底部2
bの縁部には、変形接合部4が設けられている。この変
形接合部4は、振動板2とは別体のもので振動板2の円
錐底部2bの縁部に沿う円周に沿って設けられている。
この変形接合部4は断面が所定の曲率にてほぼ半円形状
(半円筒状)に湾曲したものであり、この変形接合部4
の内縁が振動板2に接着され、外縁が、フレーム1の開
口縁部1aに接着されている。
【0003】振動板2の円錐頭部2aの外周は、ダンパ
ー5を介してフレーム1に支持されている。このダンパ
ー5は、波形状がY軸と中心にして多重に形成されたも
のであり、その内縁は振動板2の円錐頭部2aに接着さ
れ、外縁はフレーム1の内面に接着されている。振動板
2は前記変形接合部4とダンパー5の変形によりY軸方
向へ振動可能に支持されている。フレーム1の底部1b
と、振動板2の円錐頭部2aとの間に磁気回路Aが設け
られている。この磁気回路Aは、円筒状の磁性材料製の
ヨーク6と、その外周に位置するリング状の磁石7、お
よび磁石7のY軸方向両端部に接合されたリング状磁性
体8a,8bとから構成されている。磁石7はY軸方向
に磁気異方性を有するものであり、Y方向端部がN極側
で、反Y方向端部がS極側である。また、ヨーク6およ
びリング状磁性体8a,8bは軟鉄などの高透磁率材料
により形成されている。リング状磁性体8a,8bの内
周面とヨーク6の外周面との間にギャップG1,G2が
形成されている。
【0004】振動板2の円錐頭部2aにはボビン9が接
合されて、このボビン9に、Y軸方向に間隔を開けてコ
イルC1とC2が形成されている。コイルC1はギャッ
プG1内に位置し、コイルC2はギャップG2内に位置
している。コイルC1とC1は、所定のボイス電流が与
えられたときに、共に同じ方向への電磁力を発揮するも
のとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6(A)は従来のス
ピーカの磁気回路Aを拡大したものであるが、前述のよ
うに従来の磁気回路Aでは、高透磁率の磁性材料で形成
されたヨーク6とリング状磁性体8a,8bとの対向面
にギャップG1,G2が形成されている。したがってギ
ャップG1とG2の幅W内では、ヨーク6とリング状磁
性体8a,8b間での磁束密度が高く、ギャップG1と
G2の幅WからY方向または反Y方向へ少しでも外れる
と磁束密度が極端に低下する。
【0006】図6(B)はY軸方向での磁束密度の変化
を示しているが、この図から明らかなように、前記幅W
の範囲内とこの範囲から外れる領域とで磁束密度の粗密
の差が激しいものとなっている。Y軸方向の幅寸法がB
であるコイルC1とC2がギャップG1とG2の幅W内
に収まっているときには、コイルC1とC2を横断する
磁束密度がほぼ均一であり、コイルに作用する電磁力の
リニアリティに優れたものとなる。
【0007】ただし、図6(B)に示すように、ギャッ
プG1,G2の幅寸法Wのほぼ両端部分では磁束密度が
急激に低下するクニック点(イ)となっている。したが
って、図6(A)に示すように、コイルC1とC2がギ
ャップG1とG2の幅Wから外れると、磁束密度が急激
に変化する前記クニック点(イ)の影響を受けて、コイ
ルC1とC2に作用する電磁力のリニアリティが極端に
減少し、その結果、再生音の歪みが生じることになる。
【0008】また、車載用のスピーカなどでは、従来は
ラジオ音声やテープ再生音声の拡声に使用されていた
が、最近ではコンパクトディスク(CD)などのプログ
ラムソースの音楽信号の再生の拡声に使用されるてい
る。この種の音楽信号の再生ではDレンジの拡大により
音声の拡大ピークが大きくなり、スピーカに過大な入力
が与えられることが多くなってきている。したがって、
前述のように、コイルC1,C2がギャップG1,G2
の幅Wから外れることが多くなって音声の歪みが頻繁に
生じるようになる。
【0009】また前記過大な入力により、振動板2およ
びボビン9のY軸方向への振幅が大きくなると、例えば
ダンパー5が磁気回路Aを構成するリング状磁性体8a
の上面に当たり、またはボビン9の下端9aがフレーム
1の底部1bの内壁に当たり、衝撃異音が発生すること
がしばしば生じる。また入力が極端に大きいと、ダンパ
ー5やボビン9が前記の当たりにより破損するおそれも
ある。
【0010】さらに振動板2のY軸方向の振幅が大きく
なると、変形接合部4の半円筒形状の延びによってこの
振幅を吸収することができず、半円筒形状の延びの突っ
張りが生じて、再生音声の歪みが生じることになり、さ
らに、極端に大きな入力が断続的に与えられると、変形
接合部4が破損するおそれもある。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、磁気回路のギャップ内でのコイルの動き量が大き
い場合であっても、クニック点に起因する再生音声の歪
みが生じないようにしたスピーカを提供することを目的
としている。
【0012】また、本発明は、過大な入力があったとき
に振動板やコイルが過剰な振幅にて動作しないように制
動を与えることができるようにしたことを目的としてい
る。
【0013】さらに本発明は、過大な入力が与えられた
ときに、ダンパーやボビン端部が磁気回路やフレーム内
面に衝撃的に当たることを防止し、また振動板の円錐底
部に設けられた変形接合部に過大な変形力が与えられな
いようにしたことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、振動板と、こ
の振動板の振動方向となるY軸を中心として円筒状に形
成されたコイルと、コイルを横断する磁界を与える磁気
回路とを有するスピーカにおいて、磁性材料製のヨーク
と磁石とが前記Y軸を中心とする周面どうしにて対向し
てギャップが形成され、このギャップ内に前記コイルが
位置しており、磁石の前記周面はN極着磁面とS極着磁
面がY軸方向に別れており、前記コイルが異なる磁極の
着磁面にまたがる位置に移動できるように、振動板およ
びコイルの移動領域が設定されていることを特徴とする
ものである。
【0015】上記において、磁石の周面でのN極着磁面
とS極着磁面がY軸方向に連続して配置されていること
が好ましい。N極着磁面を有する磁石とS極着磁面を有
する磁石とが別体のものであり、この別体の磁石がY軸
方向に接触してまたはきわめて小さい隙間を介して配置
されてもよいが、磁石を円筒状の1個のものとし、この
磁石の周面にN極着磁面とS極着磁面とを設けることが
さらに好ましい。
【0016】また、振動板は円錐形状のコーンで、この
円錐底部側の縁部が、湾曲した変形接合部を介してフレ
ームに接合され、円錐頭部側にコイルが配置され且つ頭
部側がダンパーを介してフレームに支持されているもの
においては、コイルに通電されていない状態で、コイル
のY軸方向端部と、N極着磁面とS極着磁面の境界部と
の距離よりも、前記ダンパーが許容するコイルの可動領
域の方が長く設定されているものとなる。
【0017】さらには、コイルに通電されていない状態
で、コイルのY軸方向端部と、N極着磁面とS極着磁面
の境界部との距離よりも、コイルが巻かれたボビンの端
部とこの端部が対向するフレームの底部との空間距離の
方が長く設定されている構造にでき、
【0018】あるいは、コイルに通電されていない状態
で、コイルのY軸方向端部と、N極着磁面とS極着磁面
の境界部との距離が、前記変形接合部の幅寸法の0.7
倍以下とする構造が可能である。
【0019】
【作用】本発明のスピーカの磁気回路では、Mn−Zn
系フェライトなどの磁性材料製のヨークの周面に、磁石
の着磁面が直接に対向して、Y軸回りの円筒形状のギャ
ップが形成されている。しかも、磁石はY軸方向にN極
着磁面とS極着磁面が別れており、好ましくはこの両極
の着磁面が連続しており、またはY軸方向へきわめて短
い間隔を有して連設されている。したがって、図3
(B)や図4(B)に示すように、磁気回路での磁束密
度の分布が滑らかになり、図6(B)に示した従来例の
ような磁束密度の極端な粗密差によるクニック点(イ)
が形成されない。
【0020】したがって、図2や図4(A)に示すよう
に、コイルが一方の磁極の着磁面から外れてその一部が
他方の磁極の着磁面に入り、コイルが両磁極の着磁面に
またがる位置に至ったときに、図6(B)に示すクニッ
ク点(イ)による極端なリニアリティの低下が生じるこ
とがない。すなわち、基本的に磁束密度の粗密の変化が
滑らかであるため、コイルが動いたときに、クニック点
による極端なリニアリティの変化を受けず、しかも他方
の磁極の着磁面に至った部分のコイルに他方の磁極から
緩やかな制動力が与えられる。よって、コイルが異なる
磁極の着磁面にまたがる位置へ移動したときに、クニッ
ク点による音の歪みが生じることがなく、また緩やかな
制動を受けるために、振動板の振幅が極端に大きくなる
ことがなく、これによっても音の歪みを防止できる。さ
らに振動板の円錐底部側に設けられた変形接続部の延び
による突っ張りも生じなくなり、この突っ張りによる音
の歪みを防止できる。
【0021】さらに、コイルが2つの磁極の着磁面にま
たがる位置に移動したときに、ダンパーと磁気回路とが
当たらないように寸法余裕が設けられ、またコイルが2
つの磁極の着磁面にまたがる位置に移動したときに、ボ
ビン先端とフレームの底部内面とが当たらないように、
充分な寸法の余裕空間が設けられている。そのため、過
大入力があったときに、ダンパーが磁気回路に当たる前
に、またはボビン先端がフレームに当たる前に、コイル
に制動力が作用する。よって前記各部の当たりによる衝
撃音が発生することがなく、またダンパーやボビンさら
には変形接合部が破損するおそれもない。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例として、車載用などとして使用されるダ
イナミック型のスピーカを示す断面図、図2はその動作
説明図であり、Y軸方向に延びる中央線O−Oの図示左
半分は振動板が反Y方向へ所定の振幅にて移動した状
態、右半分は振動板がY方向へ所定の振幅にて移動した
状態を示す。図3(A)はスピーカの磁気回路を示す断
面図、図3(B)は磁気回路にて発せられる磁束密度分
布を示す線図である。
【0023】図1に示すスピーカの基本的な構造は、図
5に示したものと同じである。ただし、図1に示す実施
例では、フレーム11がABSなどのプラスチック材料
により射出成型されたものである。したがって、スピー
カ全体が軽量となっている。またフレーム11はプラス
チック以外のアルミニウム合金や亜鉛合金などの軽量合
金によりダイキャスト成型されたものであってもよい。
【0024】振動板12は紙材などにより形成された円
錐形状のコーンであり、その円錐頭部12aには球面状
のドーム部13が接合されている。振動板12の円錐底
部12bの縁部は変形接合部14を介してフレーム11
の開口縁部11aに接合されている。変形接合部14
は、振動板12とは別体に円錐底部12bの縁部に沿っ
て円周形状に設けられたものであり、その断面形状は所
定曲率半径rの半円形状(半円筒形状)である。
【0025】振動板12の円錐頭部12aの外周は、中
央線O−Oを中心として同心円にて多重に形成された波
形変形部を有するダンパー15を介してフレーム11に
支持されている。また振動板12の円錐頭部12aには
反Y方向に延びる円筒形のボビン19が接合されてお
り、このボビン19に、円筒形に巻かれたコイルC1と
C2とが設けられている。前記振動板12とボビン19
およびコイルC1,C2は、前記変形接合部14とダン
パー15の変形によりY軸方向へ振動可能に支持されて
いる。
【0026】フレーム11の底部11bと、振動板12
の円錐頭部12aとの間に磁気回路A1が設けられてい
る。磁気回路A1では、ボビン19の内周側にリング状
のヨーク21が設けられている。このヨーク21はソフ
トフェライトなどの高透磁率の磁性材料により形成され
ている。ボビン19の外側にはリング状の磁石22が設
けられている。この磁石22は、磁石粉末を樹脂で結合
したボンド磁石(プラスチック磁石)または焼結磁石な
どである。図1に示すように、ヨーク21は、フレーム
11の底部11bでの内周側の段差部11cに位置決め
されて固定されており、磁石22は、フレーム11の底
部11bでの外周側の段差部11dに位置決めされて固
定されている。
【0027】図3(A)に拡大して示すように、磁石2
2はY軸方向を等寸法で二分する境界線Ox−Oxの一
方がN極で他方がS極である。よってヨーク21に対向
する周面(内周面)では、境界線(境界部)(Ox−O
x)を挟んでY方向側がN極の着磁面22aで、反Y方
向側がS極の着磁面22bとなる。N極の着磁面22a
とヨーク21の周面(外周面)との対向部にギャップG
1が形成され、S極の着磁面22bとヨーク21の外周
面との対向部にギャップG2が形成されている。図1に
示すように、非通電時では、コイルC1がギャップG1
内に位置し、コイルC2はギャップG2内に位置してい
る。
【0028】前述のように、振動板12とボビン19と
コイルC1,C2は、変形接合部14とダンパー15と
でY軸方向へ振動可能に支持されている。そして、振動
板12とボビン19とコイルC1,C2のY軸方向での
移動領域は、図示上側のコイルC1が境界線Ox−Ox
を通過して他方のS極の着磁面22bが対向するギャッ
プG2まで移動できるように設定され、且つ図示下側の
コイルC2が境界線Ox−Oxを通過してN極の着磁面
22aが対向するギャップG1まで移動できるように設
定されている。すなわち、コイルC1またはコイルC2
が、境界線Ox−Oxを通過して、両極の着磁面22a
と22bにまたがる位置へ移動したときに、振動板12
およびボビン19とコイルC1,C2は未だ移動余裕を
有するものとなっている。
【0029】そのため、図示上側のコイルC1の下端
(反Y方向の端部;フレーム11の底部11bに対向す
る端部)と、境界線Ox−Oxとの非通電時での距離を
L1とし、ダンパー15と磁気回路A1すなわち磁石2
2の上端までの移動余裕距離をL2としたときに、L2
がL1以上の長さとなっている。L2はL1よりも長い
ことが好ましく、さらに好ましくはコイルC1,C2の
Y軸方向の幅をBとしたときに、L2≧(L1+(1/
3)B)の長さである。また、ボビン19の下端19a
(反Y方向の端部;フレーム11の底部11bに対向す
る端部)と、これに対向するフレーム11の底部11b
の内壁面との空間での移動余裕距離をL3としたとき
に、L3がL1以上である。L3はL1よりも長いこと
が好ましく、さらに好ましくはL3≧(L1+(1/
3)B)の長さである。
【0030】したがって、振動板12とボビン19が反
Y方向へ振動により移動して、コイルC1が境界線Ox
−Oxを越え、S極の着磁面22bが対向するギャップ
G2内に至ったときに、ダンパー15が磁気回路A1す
なわち磁石22の上端に当たることがなく、またボビン
19の下端19aがフレーム11の底部11bの内壁面
に当たらない。好ましい寸法例では、コイルC1がその
幅Bの1/3だけOx−Oxを越えてギャップG2に至
ったときに、ダンパー15が磁石22に当たらず、また
ボビン19がフレーム11の底部11bの内壁面に当た
らない。
【0031】次に、変形接合部14が半径rのほぼ半円
筒面の場合、振動板12のY方向および反Y方向への移
動許容量は、変形接合部14の幅寸法L4(≒2×r)
の0.7倍以下とすることが一般的である。振動板12
がL4の0.7倍以上の距離移動すると、変形接合部1
4が突っ張り状態になり、音に歪みが生じる。この実施
例では、コイルC1,C2が境界線Ox−Oxを越えて
他方の磁極の着磁面に対向するに至ったときに、振動板
12の移動量が前記L4の0.7倍以下となるように設
定されている。
【0032】すなわち、コイルC1の反Y方向側端部と
境界線Ox−Oxとの距離をL1、コイルC2のY方向
側端部と境界線OxーOxとの距離をL5としたとき
に、L1とL5が共にL4の0.7倍以下となってい
る。L1とL5は、L4の0.7倍よりも小さいことが
好ましく、さらに好ましくは(L1+(1/3)B)お
よび(L5+(1/3)B)がL4の0.7倍以下であ
る。すなわち、コイルC1またはコイルC2が境界線O
x−Oxを越えて、コイルの幅Bの1/3の部分が他方
の磁極の着磁面に対向するに至ったときに、振動板12
のY方向への移動距離がL4の0.7倍以上になり、変
形接合部14が突っ張り状態に至らないものとなってい
る。
【0033】次に上記スピーカの動作について説明す
る。図3(B)は、スピーカに設けられている磁気回路
A1にてギャップG1とG2を横断する磁束の粗密の変
化を示している。横軸が磁束密度(T;テスラ)であ
り、縦軸は境界線Ox−OxからのY軸方向の距離(m
m)である。この磁気回路A1では、図6に示す従来例
のような高透磁率材料どうしが対向したギャップを有し
ておらず、ヨーク21に磁石22の着磁面22a,22
bが直接に対面している構造である。しかもN極の着磁
面22aとS極の着磁面22bが境界線Ox−Oxにて
接し、両磁極の着磁面がY軸方向に連続して設けられて
いる。よってギャップG1とG2を横断する磁束密度の
粗密の変化は緩やかで、図6(B)に示したような磁束
の粗密差の大きいクニック点(イ)が存在していない。
しかも、N極側の磁束密度とS極側の磁束密度とが、境
界線Ox−Oxの部分にて(ロ)−(ハ)で示すように
図示左右に連続して延びる変化線で表現されるものとな
っている。
【0034】したがって、例えば図2の左半分に示すよ
うに、コイルC1とC2への通電に基づくY軸方向の振
動により、振動板12とボビン19が反Y方向へ移動し
て、コイルC1の図示下端側の一部が境界線Ox−Ox
を越えて、S極の着磁面22bに対向するに至ったと
き、または図2の右半分に示すように、振動板12とボ
ビン19がY方向へ移動して、コイルC2の図示上端側
の一部が境界線Ox−Oxを越えて、N極の着磁面22
aに対向するに至ったときに、前記クニック点(イ)に
よる急激なリニアリティの低下が生じることがなく、音
の歪みが抑制される。
【0035】さらに、コイルC1またはコイルC2が境
界線Ox−Oxを越えたときに、異なる磁極の着磁面で
の逆方向への磁束の影響を受けて、コイルC1とC2に
制動力が働く。すなわち、コイルC1に流れる電流によ
り、コイルC1に図示下方向への電磁力が作用し、この
ときコイルC1の下端部分が境界線Ox−Oxを越えて
S極の着磁面22bに至ったときに、前記同じ電流が流
れているときには、S極によりコイルC1に図示上方へ
の制動力が与えられる。同様にコイルC2に流れる電流
により、コイルC2に図示上方への電磁力が作用し、こ
のときコイルC2の図示上端部分がN極の着磁面22a
に対向するに至ると、前記と同じ電流が与えられている
ときに、N極により図示下方への制動力が作用する。図
3(B)にて(ロ)と(ハ)で示すように、境界線Ox
−Ox付近でのそれぞれの着磁面22a,22bでの磁
束密度の変化は連続的なものであるため、前記制動力は
急激なものではなくコイルC1またはC2の移動量に応
じて徐々に作用するものとなる。
【0036】したがって、図2の図示左半分に示される
ように、振動板12とボビン19が反Y方向へ大きく移
動したとき、および図示右半分に示されるように、振動
板12とボビン19がY方向へ大きく移動したときに
は、コイルC1またはC2に制動力が与えられ、それ以
上振動板12とボビン19が移動することが制限され
る。その結果、コンパクトディスクなどのプログラムソ
ースの再生時のようにボイス電流のピークが大きい場合
であっても、スピーカがそれを抑制する効果を発揮し、
特に低音の過大な音量の発生や低音領域の歪みを抑制で
きる。
【0037】また、この実施例では、上記のようにコイ
ルC1またはC2に制動力が作用した時点で、振動板1
2とボビン19さらにはダンパー15の移動余裕を有し
ているため、制動力を利用した過大入力の抑制効果を有
効に発揮できるものとなっている。また前記移動余裕を
設定しているために、コイルC1またはC2に制動力が
作用した時点で、ダンパー15やボビン19の下端19
aが他の部分に当たらないようになっている。
【0038】すなわち、図2の左半分に示されるよう
に、振動板12が反Y方向へ移動し、コイルC1が境界
線Ox−Oxを越え、コイルC1に制動力が作用した時
点で、ダンパー15が磁気回路A1の磁石22の上端に
当たらず、またボビン19の下端19aがフレーム11
の底部11bの内壁面に当たらないものとなっている。
好ましい例では、コイルC1が境界線Ox−Oxを越
え、コイルC1の幅Bの1/3の部分がS極の着磁面2
2bに対向した時点で、ボビン19が磁石22に当たら
ず、またボビン19の下端19aがフレーム11の底部
11bの内壁面に当たらないものとなっている。
【0039】このように、コイルC1に制動力が作用す
る時点、さらに好ましくは、コイルC1の幅Bの1/3
がN極に対向してこれ以上反Y方向へ移動することがな
い時点で、ダンパー15が磁石22に当たらず、ボビン
19がフレーム11に当たらないため、従来のように過
大入力により前記各部分の当たりによる衝撃音が生じる
ことがない。また当たりによるダンパー15やボビン1
9の損傷も生じない。さらに、この実施例では、前記コ
イルC1またはC2に制動力が作用した時点で、変形接
合部14の湾曲形状が突っ張ることのないように設定さ
れている。
【0040】すなわち、図2の図示左半分のように、コ
イルC1が境界線Ox−Oxを越え、または右半分のよ
うに、コイルC2が境界線Ox−Oxを越えて、異なる
磁極の着磁面に対向して制動力が作用した時点で、振動
板12のY方向または反Y方向への移動量が、変形接合
部14の幅寸法L4の0.7倍以下となっている。よっ
て、コイルC1またはC2に制動力が作用した時点で、
変形接合部14が突っ張らず、突っ張りによる音の歪み
が生じないものとなる。好ましい例では、コイルC1ま
たはC2が境界線Ox−Oxを越え、コイルC1または
C2の幅Bの1/3の部分が異なる磁極に対向した時
点、すなわちそれ以上ボビン19と振動板12が移動し
なくなった時点で、振動板12の移動量が前記L4の
0.7倍以下となる。よって、過大な入力があっても、
変形接合部14の半円筒形の湾曲部が突っ張ることがな
く、音の歪みの発生が防止でき、また、変形接合部14
が突っ張って損傷を受けることもない。
【0041】また本発明のスピーカでは、図4(A)に
示す構造の磁気回路A2を使用することも可能である。
図4(A)に示す磁気回路A2では、ヨーク21の外周
面に対向する部分に、Y軸方向に分割された一対のリン
グ状磁石23と24が設けられ、一方の磁石23はN極
の着磁面がヨーク21に対向し、他方の磁石24はS極
の着磁面がヨーク21に対向する。また両磁石23と2
4の外周側には軟鉄やフェライトなどの高透磁率の磁性
材料により形成された接合ヨーク25が設けられてい
る。
【0042】この実施例でも図4(B)に示すように、
境界線Ox−OxにてY軸方向に分割されるギャップG
1とG2での磁束密度の変化が滑らかになって、図6
(B)に示すようなクニック点(イ)がなくなり、また
境界線Ox−Oxにおいて、N極方向の磁束とS極方向
の磁束との密度変化が連続的に変化する変化線として表
現できる。この磁気回路A2を用いた場合も、図3
(A)に示す磁気回路A1を用いたものと同じに、コイ
ルC1またはC2の移動のリニアリティの極端な低下を
防止して歪みを防止でき、またコイルC1とC2に適正
な制動力を与えることができる。
【0043】図4(A)に示す実施例において、Y軸方
向に並ぶ磁石23と24が境界線Ox−Oxにおいて接
合され、N極の着磁面とS極の着磁面がY方向へ連続し
ていることが好ましい。ただし、磁石23と磁石24と
が境界線Ox−Oxにおいて若干の隙間δを有して配置
されていてもよい。ただし隙間δはあまり大きくでき
ず、この隙間δは、図4(B)において相違する方向の
磁束の密度変化が境界線Ox−Oxにおいて(ロ)−
(ハ)で示されるように連続的な変化線として表現でき
る範囲に限られる。
【0044】なお、上記磁気回路A1とA2では、コイ
ルC1,C2の内側にヨークが、外側に磁石が設けられ
ているが、これとは逆にコイルC1,C2の内側に磁石
が、外側にヨークが配置されているものであってもよ
い。この場合、図1に示すL2は、ダンパー15とヨー
ク上端との距離となる。また上記実施例では円錐形状の
コーン状の振動板12を有するスピーカを例として説明
したが、振動板の音声振動が、ホーン内の空間を振動さ
せる方式のものであってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明では、磁気回路の磁
束密度にクニック点がなくなるため、コイルの移動によ
るリニアリティの極端な低下がなくなり、音の歪みを防
止できる。
【0046】また、コイルが非通電時に対向している磁
極からこれと異なる磁極に対向するに至ったときに、適
度な制動力が与えられて、過大入力を抑制する効果を発
揮できる。
【0047】さらにコイルに制動力が作用した時点で、
ダンパーやボビンが磁気回路やフレームに当たらなくな
り、当たり異音が発生するのを防止できる。
【0048】さらにコイルに制動力が作用した時点で、
コーン状の振動板の円錐底部に設けられた変形接合部の
突っ張りを防止でき、この突っ張りによる音の歪みも防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカの一実施例を示す断面図、
【図2】図1に示すスピーカの動作説明図であり、図示
左半分と右半分は、それぞれ振動板とコイルが異なる方
向へ移動した状態を示す、
【図3】(A)は図1に示すスピーカの磁気回路の断面
図、(B)はその磁束密度の分布を示す線図、
【図4】(A)は他の実施例の磁気回路を示す断面図、
(B)はその磁気回路の磁束密度分布を示す線図、
【図5】従来のスピーカを示す断面図、
【図6】(A)は従来のスピーカの磁気回路を示す断面
図、(B)はその磁気回路の磁束密度分布を示す線図、
【符号の説明】
11 フレーム 11b フレームの底部 12 振動板 14 変形接合部 15 ダンパー 19 ボビン 21 ヨーク 22 磁石 22a N極の着磁面 22b S極の着磁面 23,24 磁石 A1,A2 磁気回路 C1,C2 コイル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/02 102 H04R 9/02 101 H04R 7/12 H04R 9/04 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動板と、この振動板の振動方向となる
    Y軸を中心として円筒状に形成されたコイルと、コイル
    を横断する磁界を与える磁気回路とを有するスピーカに
    おいて、磁性材料製のヨークと磁石とが前記Y軸を中心
    とする周面どうしにて対向してギャップが形成され、こ
    のギャップ内に前記コイルが位置しており、磁石の前記
    周面はN極着磁面とS極着磁面がY軸方向に別れてお
    り、前記コイルが異なる磁極の着磁面にまたがる位置に
    移動できるように、振動板およびコイルの移動領域が設
    定されていることを特徴とするスピーカ。
  2. 【請求項2】 磁石の周面でのN極着磁面とS極着磁面
    がY軸方向に連続して配置されている請求項1記載のス
    ピーカ。
  3. 【請求項3】 振動板は円錐形状のコーンで、この円錐
    底部側の縁部が、湾曲した変形接合部を介してフレーム
    に接合され、円錐頭部側にコイルが配置され且つ頭部側
    がダンパーを介してフレームに支持されており、コイル
    に通電されていない状態で、コイルのY軸方向端部と、
    N極着磁面とS極着磁面の境界部との距離よりも、前記
    ダンパーが許容するコイルの可動領域の方が長く設定さ
    れている請求項1または2記載のスピーカ。
  4. 【請求項4】 振動板は円錐形状のコーンで、この円錐
    底部側の縁部が、湾曲した変形接合部を介してフレーム
    に接合され、円錐頭部側にコイルが配置され且つ頭部側
    がダンパーを介してフレームに支持されており、コイル
    に通電されていない状態で、コイルのY軸方向端部と、
    N極着磁面とS極着磁面の境界部との距離よりも、コイ
    ルが巻かれたボビンの端部とこの端部が対向するフレー
    ムの底部との空間距離の方が長く設定されている請求項
    1または2記載のスピーカ。
  5. 【請求項5】 振動板は円錐形状のコーンで、この円錐
    底部側の縁部が、湾曲した変形接合部を介してフレーム
    に接合され、円錐頭部側にコイルが配置され且つ頭部側
    がダンパーを介してフレームに支持されており、コイル
    に通電されていない状態で、コイルのY軸方向端部と、
    N極着磁面とS極着磁面の境界部との距離が、前記変形
    接合部の幅寸法の0.7倍以下とされている請求項1ま
    たは2記載のスピーカ。
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