JP3161399U - 指針読取装置 - Google Patents

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宏誌 若林
容 尾嶋
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Abstract

【課題】取付作業が容易で、指針指示値を遠隔で正確に読取ることができる指針読取装置を提供する。【解決手段】指針3の回動に対して磁極の方位が連動して回動する磁石71を指針3の回動中心部30の正面側に設け、磁石71に対向して指針3の回動面と平行な面の上に磁場検出方位が互いに異なる複数のホール素子72を隣接配置し、ホール素子72に測定回路部73を接続し、ホール素子72と測定回路部73とを交換用透明板74に取り付けて指針読取装置7を構成した。そして、測定回路部73を、ホール素子72から出力される信号を演算して指針3の回動角に対応した電気信号を出力する構成とした。そのため、現場に設置された検出器本体1や、指針3や目盛板2や内部機構12を交換する必要がない。【選択図】図2

Description

本考案は、指針と目盛板とを有するアネロイド型の検出器に適用される指針読取装置に関する。
プロセス装置では、様々な機械式圧力計や差圧計等の検出器が使われている。例えば、液体貯蔵タンク内の液面レベルを監視するためには、タンク上下の差圧を計測して液面レベルを検出する差圧計、つまり差圧式液面計が使われているが、電気がなくても状態量であるタンクの液面レベルを外部から読み取り監視することができるメリットがある。
その一方で、これら既設のプロセス装置に対して、新たに電気式圧力センサを付加したり交換したりしないで圧力計の指示値を遠隔で監視したいという要望があり、これまでいくつかの指針指示値の遠隔読取装置が考案されている。
指針指示値の遠隔読取装置として、例えば、指針及び目盛板の前面に設けられる前面ガラスに回転を電気値に変換する電気値変換器を設け、この電気値変換器の回転軸である追従軸を駆動アームに連結し、この駆動アームの先端に指針の先端部と係合するガイドを形成して指針の回動を駆動アームに直接伝達し、駆動アームの回動を電気値変換器で検出する指針読取装置がある(特許文献1)。
また、指針の回転軸から先端側と後部側それぞれ離れた位置に磁石を取り付け、指針に対向配置されたパルスモータに指針と類似形状の回転子を連結し、この回転子に指針側の磁石と対向して磁石を取り付け、指針の回動を互いに対向する磁石の磁力を介して回転子に伝達し、この回転子の回動をパルスモータで読取る指針読取装置がある(特許文献2)。
さらに、指針の回転軸より先端側にマグネットを取り付け、前記指針の回転に伴う前記マグネットの環状移動線上に位置するガラス板の裏面に複数個のホール素子を並べて設置して指針側の磁石の位置をホール素子で検知する装置がある(特許文献3)。
実願昭62−200977(実開平1−102996号公報)のCD-ROM 実願平3−36516(実開平4−123499号公報)のCD-ROM 実願平2−125315(実開平4−85111号公報)のCD-ROM
特許文献1や特許文献2で示される従来例では、指針の動きによって回転駆動される電気値変換器やパルスモータ等の回転体が付加されており、これが指針の動きの負荷となって、指示値の誤差が大きくなりやすいという課題がある。
特許文献3で示される従来例では、指針の回動中心を外してマグネットを取り付けるため、マグネットの重さが指針の偏荷重になり、指針の動きに影響を与え、指示値の誤差が大きくなりやすいという課題がある。
本考案の目的は、取付作業が容易で、指針指示値を遠隔で正確に読取ることができる指針読取装置を提供することにある。
本考案の指針読取装置は、検出器本体に目盛板が設けられ、この目盛板の上で回動する指針を有するアネロイド型検出器の正面を覆う透明板を交換して前記検出器の指針回動変位を電気変換する指針読取装置であって、前記指針の回動中心部の正面側に設けられ前記指針の回動に対して磁極の方位が連動して回動する磁石と、この磁石に対向して前記指針の回動面と平行な面の上に隣接配置され、かつ、磁場検出方位が互いに異なる複数の磁気センサと、これらの磁気センサから出力される信号を演算し前記指針の回動角に対応した電気信号を出力する測定回路部と、前記磁気センサと前記測定回路部とが設けられるとともに前記検出器本体に装着可能な交換用透明板とを備えたことを特徴とする。
この構成の本考案では、指針読取装置を検出器に装着するには、まず、検出器本体に装着されている透明板を外し、指針の回動中心部に磁石を取り付け、磁気センサと測定回路部とを含む磁気方位センサが予め装着された交換用透明板を検出器本体に取り付ける。
そのため、本考案では、透明板を交換用透明板に交換するとともに透明板を外した際に露出する指針に磁石を装着することで、指針読取装置の取付作業を容易に行うことができる。つまり、現場に設置された検出器本体を交換する必要がない。また、磁石は指針の回動中心部に設置されるため、指針に偏荷重による負荷がない。
指針読取装置を検出器に取り付けた後では、通常の検出が行える。つまり、圧力等の物理量の変化に伴って検出器の指針が回動すると、指針に設けられた磁石が回動し、この回動角が磁気方位センサで検出される。これにより、指針に非接触の状態で、従来通り指針の動きが目盛板で目視により読み取れる他、指針の動きが電気信号として取り出されるので、指針指示値が遠隔で読み取ることができる。
ここで、本考案では、前記磁石は磁石固定具に対して磁気方位を定めて固定され、この磁石固定具は前記指針に着脱可能とされ、前記指針は、その回動中心部近傍において後部側に位置する第一側部の指針幅が指針先端側に位置する第二側部の指針幅に比べて寸法が大きく設定され、前記磁石固定具は前記第一側部に嵌合する第一嵌合部と前記第二側部に嵌合する第二嵌合部とを備え、前記交換用透明板の外周近傍には、前記磁気センサの磁場検出方位に対応したマーキングが設けられた構成が好ましい。
この構成の本考案では、磁石固定具に対し磁石の磁気方位が予め決めて設けてあるため、磁石固定具を指針に取り付けるだけで、磁石の方位が指針の向きに対して一義的に定められた向きとなるよう磁石の装着が容易に行える。
さらに、交換用透明板のマーキング位置を検出器の目盛板の特定の向きになるよう設置することで、磁気方位センサは、目盛板に対する指針の方位を正しく測定でき、その結果、検出器の正確な指示値が電気信号として得られる。
前記指針の回動中心部と前記磁石との間には前記磁石を前記磁石固定具に向けて付勢する弾性部材が設けられている構成が好ましい。
この構成の本考案では、弾性部材によって磁石が磁石固定具に付勢されて位置決めされるので、指針が磁石と一体となって回動することになり、検出器の検出精度を高いものにできる。
前記磁石固定具は前記磁石を覆うカバーと、このカバーに設けられ前記指針の裏面側に係止するフックとを備えた構成が好ましい。
この構成の本考案では、カバー及びフックによって磁石が指針から誤って抜けることを防止できるので、検出器の検出精度を高いものにできる。
前記交換用透明板に形成された開口部の周縁部を覆う有底円筒状のセンサケースと、このセンサケースと前記交換用透明板の開口部とに設けられ前記測定回路部を支持する支持部材とを備え、前記センサケースは前記測定回路部に一端部が接続されるケーブルが貫通する貫通孔が形成される底部と、開口端部が前記交換用透明板に封止される筒部とを有する構成が好ましい。
この構成の本考案では、センサケースが交換用透明板に封止されるため、検出器の主要部分が外部からの影響を受けにくくなり、検出器の検出精度の低下を防止できる。
本考案の一実施形態にかかる指針読取装置を組み込む検出器の分解斜視図。 前記指針読取装置を組み込む検出器の断面図。 前記指針読取装置の要部の分解斜視図。 磁石固定具と磁石との位置を示す分解斜視図。 磁石固定具が指針に取り付けられた状態を示す裏面図。 磁石の回転角度とホール素子の出力電圧との関係を示すグラフ。 磁石の回転角度と電源電圧に対する出力電圧との関係を示すグラフ。
本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態にかかる指針読取装置を組み込む検出器の分解斜視図であり、図2は、その断面図である。
図1及び図2において、本実施形態の検出器は、液体貯蔵タンクに設置されるアネロイド型圧力計であり、検出器本体1と、この検出器本体1に設けられる目盛板2と、この目盛板2の上で回動変位する指針3と、指針3及び目盛板2の正面を覆う透明板4と、この透明板4の外周縁部を覆うカバー5と、透明板4と検出器本体1との間に挟持される見返し6とを備えて構成される。
本実施形態では、指針3の回動変位を電気変換する指針読取装置7が検出器に設けられる。
検出器本体1は、有底円筒状のケーシング11と、このケーシング11に設けられた図示しない圧力導入部と、この圧力導入部から導入される圧力を指針3に連結される回動軸120の回動に変換する内部機構12とを備えている。
この内部機構12の具体的な構造は、その図示が省略されているが、例えば、圧力導入部から導入される圧力により変位するブルドン管やベローズ等の構造を例示することができる。圧力導入部としては、ケーシング11の外周壁に設けられた株と液体貯蔵タンクの被設置部に螺合されるねじ部とを有し、内部に液体貯蔵タンクの内部空間と連通する圧力導入孔が形成される構造を例示できる。
目盛板2は、その正面に目盛20が設けられた円板であり、その中心部には回動軸120が挿通する挿通孔21が設けられている。目盛20は、挿通孔21に先端が向けて形成される複数の線分であり、これらの線分は互いに所定間隔離れている。なお、目盛20の近傍に数値が表示される。
指針3は、回動軸120の回動を大きな回転変位にして、目盛板2上の目盛20の値として、圧力を指示するものであり、回動軸120と連結される回動中心部30と、この回動中心部30に固着され回動中心部30を挟んで互いに対向配置される第一側部31及び第二側部32とを有する。
回動中心部30は、円板部30Bと、この円板部30Bの裏面中心部に回動軸120と連結固定するための軸部30Aとを有する。
第一側部31は回動中心部30から離れるに従って幅寸法が大きくなる扇状に形成される。第二側部32は、目盛20とともに圧力値を表示するものであり、回動中心部30から離れるに従って幅寸法が小さくなる。第一側部31の回動中心部30に接する部分の指針幅t1は第二側部32の回動中心部30に接する部分の指針幅t2に比べて寸法が大きく設定される(図3及び図5参照)。
透明板4は、ガラス等の無機材料、アクリルやポリカーボネート等のプラスチック材料から形成される透明な円板である。
カバー5は、透明板4の外周縁部を支持するリング状部51と、このリング状部51の外周縁部に一体形成されケーシング11の外周面に装着される筒状部52とを有する。
見返し6は、カバー5との間で透明板4を挟持するリング状部61と、このリング状部61の内周縁部に一体形成されケーシング11の内周壁に係合する筒状部62とを有する。リング状部61の外周壁はカバー5の筒状部52の内周壁に当接する。なお、リング状部61の外周壁はカバー5の筒状部52の内壁部から離れているものでもよい。
指針読取装置7は、指針3の回動中心部30の正面側に設けられ指針3の回動に対して磁極の方位が連動して回動する磁石71と、この磁石71に対向して指針3の回動面と平行な面の上に隣接配置される複数の磁気センサとしてのホール素子72と、これらのホール素子72から出力される信号を演算し指針3の回動角に対応した電気信号を出力する測定回路部73と、ホール素子72及び測定回路部73が設けられるとともにケーシング11に装着可能な交換用透明板74と、磁石71を指針3に固定する磁石固定具75とを備えて構成される。
ホール素子72と測定回路部73とを含んで磁気方位センサ70が構成される。
指針読取装置7の要部の具体的な構造が図3から図5に示されている。図3は指針読取装置7の要部の分解斜視図であり、図4は磁石固定具75と磁石71との位置を示す分解斜視図であり、図5は磁石固定具75が指針3に取り付けられた状態を示す裏面図である。
図3から図5において、磁石71は短寸円筒状に形成され、磁石固定具75に対して磁気方位を定めて指針3の回動中心部30に設けられる。
磁石固定具75は、プラスチックやアルミニウム等の材料から一体形成されるものであり、磁石71を覆うカバー75Aと、このカバー75Aに設けられた略筒状の取付部75Bとを有し、回動中心部30に対して着脱可能とされる。
カバー75Aは磁石71の正面部と側面部とを覆うに十分な内部空間を有する。
取付部75Bは、内周部がカバー75Aの下端部から外側に折り曲げて形成されたリング状部75B1と、このリング状部75B1に一体に形成された筒状部75B2とを有する。
リング状部75B1の平面はカバー75Aの平面と平行とされる。
取付部75Bは、指針3の第一側部31に嵌合する第一嵌合部751と、第二側部32に嵌合する第二嵌合部752と、これらの第一嵌合部751及び第二嵌合部752からそれぞれ離れた位置に形成され回動中心部30の裏面側に係止するための2個のフック753とを備えている。
第一嵌合部751は、筒状部75B2の下端からリング状部75Bにかけて形成された切欠きであり、その幅寸法は第一側部31の回動中心部30に近接した部位の指針幅t1と同じである。そして、第一嵌合部751に連続してカバー75Aの下端部から頂部に向かってスリット75A1が形成されている。
第二嵌合部752は、筒状部75B2の下端からリング状部75Bにかけて形成された切欠きであり、その幅寸法は第二側部32の回動中心部30に近接した部位の指針幅t2と同じである。そして、第二嵌合部752に連続してカバー75Aの下端部から頂部に向かってスリット(図示せず)が形成されている。寸法t1が寸法t2より大きいため、磁石固定具75の指針3に固定される位置が一義的に決められる。
磁石71は磁石固定具75を回動中心部30の上に設置するだけで指針3に対する磁石71のSN極の向きが決まるように、指針3の長手方向に沿ってS極とN極を配置して磁石固定具75に固定しておく。
フック753は、筒状部75B2と同一円弧内に形成された本体部753Aと、この本体部753Aの下端側に連続形成された折曲部753Bとを有する。この折曲部753Bは回動中心部30の裏面側を支持する支持部753Cと本体部753Aより外側に延出する延出部753Dとを有する。2個のフック753は磁石71を挟んで互いに対向配置されている。
指針3の回動中心部30と磁石71との間には磁石71を磁石固定具75に向けて付勢する弾性部材76が設けられている。この弾性部材76は磁石固定具75のガタツキを押さえるために配置されるものであり、円板状の板ばねから構成される。
図1及び図2に示される通り、交換用透明板74は、検出器に予め設けられている透明板4と概略同じ厚さ及び直径を有する円板であり、ガラスに比べ欠けにくく、また耐候性もあることから透明アクリル板やポリカーボネート板が用いられる。
交換用透明板74の外周縁から中心にかけて、ホール素子72の磁場検出方位に対応したマーキング74Mが2カ所設けられる。このマーキング74Mは目盛板2の両側に配置された目盛20との間で位置合わせをするものである。
交換用透明板74の中心部には円形状の開口部74Aが形成されており、この開口部74Aの内周縁部近傍には有底円筒状のセンサケース77が設けられている。このセンサケース77と交換用透明板74の開口部74Aとには測定回路部73を支持する支持部材78が設けられる。
センサケース77は測定回路部73に一端部が接続されるケーブル79が貫通する貫通孔77Aが形成される底部771と、開口端部が交換用透明板74の正面に封止される筒部772とが一体に形成された構造である。筒部772と交換用透明板74とを封止するためにOリングが利用される。筒部772の開口端内周部にはセンサケース77と螺合する雌ねじ部が形成されている。
支持部材78は、内部に円柱状の測定回路部73を収納する円筒部材であり、その外周部にはセンサケース77との間で交換用透明板74を挟持するフランジ78Aが形成されている。
ホール素子72は測定回路部73の磁石71側の端部に設けられており、その表面は樹脂モールド78Bにより埋設されて結露等から保護されている。
複数のホール素子72は磁場検出方位が互いに異なるように互いに直交配置される。つまり、指針3が回動すると磁極の方位が連動するため、磁場検出方位が互いに異なる複数のホール素子72が磁石71と対抗する位置になるよう設けられている。
測定回路部73は円筒状のケースの内部に図示しない回路基板が収納された構造であり、この回路基板は複数のホール素子72から出力された信号に基づいて検出した磁場の方位、つまり磁石71の磁気方位を演算するための演算部(図示せず)を含み構成され、この演算部で演算された演算結果が電気信号としてケーブル79を経て外部に出力される。ケーブル79には図示しない電源装置及び指針読取装置7からの電気信号を利用する装置が接続される。
ホール素子72及び測定回路部73の演算部を含む角度検出装置は、例えば、特許第4111813号公報に記載の技術を用いることもできる。
複数(2つの)のホール素子を所定の平面内で互いに直交配置し、これらのホール素子の上に磁石を配置し、この磁石を平面と平行な平面内で回転させると、複数のホール素子から得られるホール出力電圧は、図6に示される通り、位相が90度ずれた2つの正弦波V1,V2となる。そして、ホール素子から出力される電圧の電源電圧に対する比は、図7に示される通り、磁石の回転角度が0度から360度までは最小値から最大値まで連続的に上昇し、360度になると最小値に戻り、360度から回転角度が大きくなると再度上昇する。電源電圧に対する出力電圧の比は回転角度が360度となる時点で大きく切り替わるため、実際に使用する磁石が360度の位置を跨いで回動すると、検出誤差を生じる恐れがある、そのため、本実施形態では、指針3の回動範囲を0度から270度までにし、かつ、この範囲の角度が図7における360度を跨がない範囲、例えば、図7のHのゾーンとした。
次に、本実施形態の指針読取装置7の装着方法を説明する。
指針読取装置7を検出器に装着するには、予め、ホール素子72及び測定回路部73を含んで構成される磁気方位センサ70を支持部材78に取り付け、この支持部材78とセンサケース77とで交換用透明板74を挟持しておく。
そして、検出器の検出器本体1に装着されているカバー5と透明板4とを外し、指針3の回動中心部30に、弾性部材76と磁石固定具75を指針3に取り付ける。磁石固定具75には、予め磁気方位を位置決めした磁石71が固定されている。さらに、支持部材78等が取り付けられた交換用透明板74を測定器本体1に取り付け、この交換用透明板74をカバー5で測定器本体1に固定する。交換用透明板74の測定器本体1への取り付けにあたっては、交換用透明板74の外周近傍にホール素子72の磁場検出方位に対応して形成されたマーキング74Mを目盛板2の目盛20に合わせることで、測定回路部73からの出力信号は、検出器の指針向きに合わせた信号になる。
指針読取装置7が装着された検出器では、液体貯蔵タンクの内の貯蔵液の液面が変化すると、タンク上下の差圧が変化し、その圧力変化が検出器に伝達される。すると、検出器の内部機構12の回動軸120とともに指針3が回動する。
指針3が回動すると、指針3の回動中心部30に設けられた磁石71が指針3の回動平面内で回動し、この回動角度を磁気方位センサ70で検出する。磁気方位センサ70で検出された信号はケーブル79を通じて外部に出力される。
従って、本実施形態では次の作用効果を奏することができる。
(1)指針3の回動に対して磁極の方位が連動して回動する磁石71を指針3の回動中心部30の正面側に設け、磁石71に対向して指針3の回動面と平行な面の上に磁場検出方位が互いに異なる複数のホール素子72を隣接配置し、ホール素子72に測定回路部73を接続し、ホール素子72と測定回路部73とを交換用透明板74に取り付けて指針読取装置7を構成した。そして、測定回路部73を、ホール素子72から出力される信号を演算して指針3の回動角に対応した電気信号を出力する構成とした。そのため、検出器の透明板4を交換用透明板74に交換するとともに指針3に磁石71を装着することで、指針読取装置7の取付作業を容易に行うことができる。つまり、現場に設置された検出器本体1や、指針3や目盛板2や内部機構12を交換する必要がない。そして、指針読取装置7を検出器に取り付けた後では、指針3の動きを目盛板2で作業員がアナログ的に読み取る他、磁石71、ホール素子72及び測定回路部73で電気信号として取り出すことができる。
(2)磁石71を磁石固定具75に対して磁気方位を定めて固定し、この磁石固定具75を指針3に着脱可能とする。そして、指針3を、その回動中心部30の近傍において後部側に位置する第一側部31の指針幅を指針先端側に位置する第二側部32の指針幅に比べて寸法を大きく設定し、磁石固定具75を第一側部31に嵌合する第一嵌合部751と第二側部32に嵌合する第二嵌合部752とを備えて構成した。そのため、磁石固定具75に対し磁石71の磁気方位が予め決めて設けてあるため、磁石固定具75を指針3に取り付けるだけで、磁石71が指針3の向きに対して一義的に定められることになり、磁石71の装着が容易に行える。
(3)交換用透明板74の外周近傍にホール素子72の磁場検出方位に対応したマーキング74Mを設けたので、交換用透明板74のマーキング位置を検出器の目盛板2に対して特定の向きになるよう設置することで、磁気方位センサ70によって、目盛板2に対する指針3の方位を正しく測定できる。
(4)指針3の回動中心部30と磁石71が装着された磁石固定具75の間に弾性部材76を設けることで、磁石固定具75のガタツキが抑えられ、検出器の検出精度が向上する。
(5)磁石固定具75を、磁石71を覆うカバー75Aと、このカバー75Aに設けられるとともに指針3の裏面側に係止するフック753とを備えて構成した。そのため、カバー75Aによって磁石71が指針3から離脱することを防止できるととともに、フック753によって磁石固定具75自体が指針3から誤って抜けることを防止できるので、検出精度を高いものにできる。
(6)フック753を、磁石71を挟んで互いに対向するように複数配置したから、指針3への支持が安定する。
(7)フック753を、本体部753Aの下端側に連続形成された折曲部753Bを備えて構成し、この折曲部753Bを、回動中心部30の裏面側を支持する支持部753Cと、この本体部753Aより外側に延出する延出部753Dとを備えて構成した。そのため、折曲部753Bが磁石固定具75の中心部に向かって凸状の形状になるから、フック753が指針3の回動中心部30に着脱する際に、折曲部753Bが回動中心部30の外周部に対して滑らかに変位することになり、磁石固定具75の指針3への装着作業が容易に行える。
(8)交換用透明板74に形成された開口部74Aの周縁部を有底円筒状のセンサケース77で覆い、このセンサケース77と交換用透明板74の開口部74Aとに支持部材78を設け、この支持部材78で測定回路部73を支持し、センサケース77を測定回路部73に一端部が接続されるケーブル79が貫通する貫通孔77Aが形成される底部771と、開口端部が交換用透明板74に封止される筒部772とを有する構成とした。そのため、測定回路部73や磁石71が交換用透明板74の内部に封止されることになるので、検出器の内部機構12や測定回路部73が外部の埃や雨水から遮断されることになり、検出器及び指針読取装置7の信頼性低下が防止される。
(9)支持部材78はセンサケース77の筒部772の雌ねじ部と螺合するとともに、外周部に形成されたフランジ78Aとセンサケース77との間で交換用透明板74を挟持する構成であり、支持部材78で測定回路部73及びホール素子72を支持する構成であるから、指針読取装置7の主要構成部品である測定回路部73及びホール素子72を簡単に交換用透明板74に取り付けることができる。
なお、本考案は前述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、センサケース77と支持部材78とで交換用透明板74を挟み込むためにセンサケース77と支持部材78とに互いに螺合する1組のねじ部を形成したが、本考案では、センサケース77を複数のビスで交換用透明板74に固定する構造であってもよい。
また、磁場検出方位が互いに異なる複数のホール素子72は一つのパッケージ中に一体にモールドされた市販のセンサを用いてもよい。
さらに、本考案では、磁石固定具75の指針3への固定位置が一義的に決められるものであれば、前記実施形態以外の構造、例えば、フック753に代えて回動中心部30の裏面を支持するピンを磁石固定具75の開口端側に貫通させる構造でもよい。仮に、フック753を採用する場合であっても、その数は1個であってもよい。
前記実施形態では、検出器を圧力計としたが、本考案では、差圧計を検出器としてもよい。そして、磁気センサをホール素子72としたが、ホール素子72に代えて磁気抵抗素子を用いてもよい。
また、本考案の検出器は液体貯蔵タンクに設置されるものに限定されるものではなく、プラントに利用される配管に設置されるものであってもよい。
本考案は、圧力計、差圧計、その他の検出器に利用することができる。
1…検出器本体、2…目盛板、3…指針、4…透明板、5…カバー、7…指針読取装置、11…ケーシング、12…内部機構、30…回動中心部、31…第一側部、32…第二側部、70…磁気方位センサ、71…磁石、72…ホール素子(磁気センサ)、73…測定回路部、74…交換用透明板、74A…開口部、74M…マーキング、75…磁石固定具、77…センサケース、77A…貫通孔、78…支持部材、79…ケーブル

Claims (5)

  1. 検出器本体に目盛板が設けられ、この目盛板の上で回動する指針を有するアネロイド型検出器の正面を覆う透明板を交換して前記検出器の指針回動変位を電気変換する指針読取装置であって、
    前記指針の回動中心部の正面側に設けられ前記指針の回動に対して磁極の方位が連動して回動する磁石と、この磁石に対向して前記指針の回動面と平行な面の上に隣接配置され、かつ、磁場検出方位が互いに異なる複数の磁気センサと、これらの磁気センサから出力される信号を演算し前記指針の回動角に対応した電気信号を出力する測定回路部と、前記磁気センサと前記測定回路部とが設けられるとともに前記検出器本体に装着可能な交換用透明板とを備えたことを特徴とする指針読取装置。
  2. 請求項1に記載された指針読取装置において、
    前記磁石は磁石固定具に対して磁気方位を定めて固定され、この磁石固定具は前記指針に着脱可能とされ、前記指針は、その回動中心部近傍において後部側に位置する第一側部の指針幅が指針先端側に位置する第二側部の指針幅に比べて寸法が大きく設定され、前記磁石固定具は前記第一側部に嵌合する第一嵌合部と前記第二側部に嵌合する第二嵌合部とを備え、前記交換用透明板の外周近傍には、前記磁気センサの磁場検出方位に対応したマーキングが設けられたことを特徴とする指針読取装置。
  3. 請求項2に記載された指針読取装置において、
    前記指針の回動中心部と前記磁石との間には前記磁石を前記磁石固定具に向けて付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする指針読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された指針読取装置において、
    前記磁石固定具は前記磁石を覆うカバーと、このカバーに設けられ前記指針の裏面側に係止するフックとを備えたことを特徴とする指針読取装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された指針読取装置において、
    前記交換用透明板に形成された開口部の周縁部を覆う有底円筒状のセンサケースと、このセンサケースと前記交換用透明板の開口部とに設けられ前記測定回路部を支持する支持部材とを備え、前記センサケースは前記測定回路部に一端部が接続されるケーブルが貫通する貫通孔が形成される底部と、開口端部が前記交換用透明板に封止される筒部とを有することを特徴とする指針読取装置。
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