JP3160379U - 埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】埋設ボックス工事に関連して埋設ボックスの開口部を閉塞する蓋体の上部凹部内に、着脱式にした仮舗装体を嵌め込み仮舗装状態となし、周辺路面と平坦にさせる。【解決手段】埋設ボックスBの開口部に施蓋配置する蓋体本体1の支持部3内に着脱自在に仮舗装体10を嵌め込む。この仮舗装体10は、支持部3の平面形状に対応した平面外形状の仮舗装板11、仮舗装板11の裏面に並列状に配置して固着した断面溝形の支持材21から成る支持部材を備える。仮舗装板11は所定肉厚を有する板材製で、外表面には滑り止め処置を施す。支持材21は、支持部3の深さに対応した深さを備え、その開口部両側縁で仮舗装板11裏面に固着してある。また、仮舗装体10自体には蓋体本体1に固定する固定手段15を設ける。【選択図】図1

Description

この考案は、電力・通信用の各種ケーブルの地中埋設化に伴い、その集約・分岐等のために地中に埋設されるいわゆるCCBOX等の埋設ボックスの蓋体の改良に係り、埋設ボックス工事に関連する工事中等で埋設ボックスの開口部を閉塞している蓋体の表面を仮舗装状態にし、周辺路面と連続した平坦面を形成できるようにした埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体に関する。
電力・通信用の各種ケーブルの地中埋設化に伴い、その地中電路の要所には各種の埋設ボックスが、その開口部を地表面に位置させることで地中に埋設されており、開口部は地表での歩行等の交通往来に支障が生じないように耐荷重性が考慮された蓋体によって施蓋されている。例えば特許文献1に示されるコンクリート複合鋳鉄蓋であり、これは鋳物製にした上部開口の扁平箱体状の箱状本体の内部にコンクリート部を設けたものである。
これによると、箱状本体において、外周部と底部とが鋳鉄製の一体構造であることで厚さを薄くでき、運搬操作が容易となるとするも、外表面でコンクリート部の材質面がそのまま露呈されているから、不体裁である。このような不体裁となるのを考慮して、例えばブロック舗装された路面とのデザイン・色・形状等とマッチングさせるため、そのブロック舗装とマッチした表装塗膜材を蓋体の外表面に塗布した、路面化粧蓋装置及びその化粧法が特許文献2として提案されてもいる。
特開平11−131518号公報 特開平9−13415号公報
ところで、このような埋設ボックス用の蓋体は、鋳鉄製の蓋本体の上面凹部に周辺の路面と対応させての本舗装前には、低コストで扱いやすいコンクリート材やアスファルト材等で一時的に仮舗装をすることで路面上に凹凸が生じないように周辺路面と連続した平坦面としておくのが一般的である。また、場合によっては、例えばこの埋設ボックスにおける配線施工その他をはじめとする各種の工事中では、交通往来の安全性のためにも施蓋された状態としておく必要がある。ただ、こうした工事中では工事用機器の搬出入、セット、作業員の出入りその他のために、周辺更には蓋体の外表面も損傷されることが多く、蓋体表面に設けられるコンクリート部は、損傷されても差し支えがないように安価なコンクリート材、アスファルト材等で一時的な仮舗装状態としておくこともある。そして、一時的な仮舗装後や工事終了後では、仮舗装材としたコンクリート部分等を破断除去し、本舗装となるように、特許文献1に示すように所定のコンクリート材、アスファルト材等を施し、また必要に応じて特許文献2に示すように化粧等を行い、更には例えば塗装による滑り止め処置を施している。
そうすると、仮舗装に使用されたコンクリート材、アスファルト材は、本舗装に先立ち破断除去されるものとなっているから、そのための破断・剥離等の除去作業が必要であるばかりでなく、不要となったこれらのコンクリート材等は産業廃棄物として処分しなければならず、これらの手間は極めて面倒である。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、その目的は埋設される各種の埋設ボックスの開口部に施蓋される蓋体上面における本舗装に先立ち、仮舗装に代わるように着脱式で、繰り返しの使用が可能なものとして装着使用でき、また、滑り止め処置により交通往来の安全性を高め、しかも軽量で取り扱いも容易である埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、埋設される埋設ボックスBにおける開口部に施蓋配置される蓋体本体1の支持部3内に着脱自在に嵌め込まれる仮舗装体10であって、この仮舗装体10は、支持部3の平面形状に対応した平面外形状を呈する仮舗装板11と、支持部3の内底面に当接して仮舗装板11を支持するよう仮舗装板11の裏面に配設形成した支持部材(12,13、21)とを備えて成ることを特徴とする。
仮舗装板11は、所定肉厚を有する板材にて形成され、外表面には滑り止め処置が施されることで構成することができる。
支持部材は、支持部3の深さに対応した深さを備え、開口縁で仮舗装板11裏面に固着された断面溝形の支持材21とすることができ、この支持材21は例えば、仮舗装板11の長手方向に沿って複数で並列配置することができる。あるいは仮舗装板11の裏面に配設固着した梁材12と、梁材12の底面に梁材12に交差させて配設固着した連結材13とすることができ、この梁材12は例えば、仮舗装板11の短手方向に沿って複数で並列配置することができる。
梁材12は、所定径のパイプ材から形成されていて、仮舗装板11裏面に配列固着されていることで構成することができる。
連結材13は、所定肉厚の例えば鋼帯板材にて形成され、適当な間隔で梁材12の底面に梁材12と交差させて配列固着されていることで構成することができる。
支持部材(12,13、21)の底面には、所定肉厚を有する弾性材製のパッキン材14を配することで構成することができる。
また、仮舗装体10には蓋体本体1に固定する固定手段15を設けることができる。
以上のように構成されたこの考案に係る埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体にあって、地中埋設の埋設ボックスBの地表面での開口部を閉塞する蓋体本体1の支持部3内に仮舗装体10を嵌め込むことで、蓋体本体1における窪み状の支持部3によって生じる周辺路面との間での凹凸その他を解消させる。また、本舗装に先立つ仮舗装を代替させ、しかも、工事終了後の所定の舗装材による本舗装には全く影響を与えず、本舗装後の体裁を良好にし、また、本舗装時には仮舗装体10を取り外して、これを繰り返し使用させ、無駄を生じさせない。
支持部材(12,13、21)は、仮舗装板11の耐荷重性を増大させ、仮舗装板11上における交通往来の安全性、安定性を確保させ、また蓋体本体1部分では周辺路面との平滑性、連続性を担保させ、さらには軽量化を図って取り扱いを容易にさせる。
特に、断面溝形の支持材21は、その深さの適宜な選定で支持部3における深さが異なる場合でも対応させ、その調整、設定を容易にさせ、奥底部が支持部3内底面に当接して荷重を支持し、座屈も生じさせない。
また、パイプ材製の梁材12、これに交差して配列固着される連結材13は、仮舗装板11上から負荷される自動車その他の荷重を十分に支持し、仮舗装板11自体の歪形等を阻止させる。
パッキン材14は、仮舗装体10が支持部3内に嵌め込まれたときの支持部3内で、その底面との支持安定性を増大させ、仮舗装体10上での交通往来時におけるがたつき、騒音発生を防止させる。
固定手段15は、蓋体本体1の支持部3内に収納させた仮舗装体10を蓋体本体1に固定させ、嵌め込み使用時の位置ずれ、不要な取り外しを阻止させる。
この考案は以上説明したように構成されているため、開口部を路面に設定して埋設される各種の埋設ボックスBにおける周辺路面と対応させた本舗装の施工前に、埋設ボックスBの開口部を施蓋する蓋体本体1における窪み状の支持部3を一時的に仮舗装状態として周辺路面との連続した平坦性を確保できる。しかも、従来のように仮舗装用のコンクリート材、アスファルト材等の除去、取り外し、その廃棄の手間を掛けずに、本舗装を容易に実施できるので、無駄な作業時間を要せずに済み、コストの節減も可能である。このように、蓋体本体1における浅底状の支持部3における舗装材による本舗装に先立ち、仮舗装形態として着脱式に装着でき、繰り返しの使用も可能であるから、廃棄物を生じさせることなく無駄なく利用でき、また、滑り止め処置により交通往来の安全性を高め、しかも軽量で取り扱いも容易である利点がある。
すなわちこれはこの考案において、仮舗装体10は、蓋体本体1における支持部3の平面形状に対応した平面外形状を呈する仮舗装板11と、支持部3の内底面に当接して仮舗装板11を支持するよう仮舗装板11の裏面に配設形成した支持部材(12,13、21)とを備えて成るからであり、着脱式で繰り返し使用の耐用性、廃棄物の不発生、軽量化による取り扱いの容易性、交通往来の安全性・安定性等を確保することができる。
また、仮舗装板11の外表面には滑り止め処置が施されていることで、歩行、車輌の走行等の交通往来の安全性等を確保できる。
仮舗装板11裏面に配した支持材21は、支持部3の深さに対応した深さを備えた断面溝形に形成してあるから、支持部3の深さに対応した深さのものとして構成することは容易である。また、開口縁で仮舗装板11裏面に固着されることで、奥底部外側面が支持部3内底面にしっくりと当接して支持安定性を向上させ、仮舗装板11上から負荷される自動車荷重その他によっても座屈することなく、それらの荷重等を確実に保持して、本舗装までの路面の平坦性を維持できる。
あるいは、仮舗装板11裏面に配した支持部材として、配列固着されたパイプ材製の梁材12と、これに交差して配列固着された連結材13とが設けられていることでも、仮舗装板11上に負荷される例えば車輌その他の重量にも十分に耐えられ、しかも、耐荷重性がありながら軽量化を実現していることでこれの取り扱いも容易である。
そしてまた、支持部材(12,13、21)の底面には所定肉厚の弾性材製のパッキン材14が配されていることで、仮舗装体10が蓋体本体1における支持部3底面上に載置されたとき、パッキン材14が支持部3底部との間で緩衝機能を発揮し、支持部3底面上に存する凹凸、負荷される仮舗装板11上方からの荷重その他に起因するがたつきを防止するばかりでなく、それによる騒音の発生を減少させる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案を実施するための第1の実施例における一部切欠斜視図である。 同じくその平面図である。 同じく図2におけるA−A線断面図である。 同じく第2の実施例における一部切欠斜視図である。 同じくその平面図である。 同じく図5におけるB−B線断面図である。 同じく図5におけるC−C線断面図である。 同じく裏面図である。 同じく使用状態の断面図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は所定の埋設ボックスBにおける開口部に施蓋装着される例えば鋳物製の蓋体本体であり、埋設ボックスBの開口部を1枚であるいは分割された複数枚にした構成で開口部を施蓋している。この蓋体本体1は扁平浅底状を呈し、これの上部凹部の内部に仮舗装となる仮舗装体10が着脱自在に収納固定され、また、本舗装時のコンクリート材あるいはアスファルト材等の舗装材(図示せず)が充填されるようになっている。
蓋体本体1は、埋設ボックスBにおける開口部に固定されている開口枠体B1の内周側に形成された蓋支持縁部上に載置されるようにした載置縁部2を周側縁に形成してある共に、底部及びこの底部の周縁に一体状に立設した周縁部によって、仮舗装体10が嵌め込み収納され、あるいは舗装材が充填される浅底窪み状の支持部3を形成している。そして、底部には、中央部分がやや錐体状に窪んでいて、コンクリート材、アスファルト材等の充填材Cが充填されている錐状底部4を形成してある。この錐状底部4は、蓋体本体1の長手方向に沿った中央部が最深部位となる形態としてあり、充填材Cの充填によって支持部3の底面が平坦面となるようにしてある。また、この錐状底部4内には、必要に応じてこれの底部上に、あるいは支持部3下方に適数条の補強片が立設あるいは垂設されていて、充填材Cと共に蓋体本体1の底部を補強している(図9参照)。
図示にあっての蓋体本体1は、平面で長方形状を呈し、その短辺側の縁部が載置縁部2となしてあるも、これの平面形状は、埋設ボックスBの開口部形状に対応すれば良く、例えば埋設ボックスBの開口部形状が円形であれば、これに対応するよう円形状に形成されることもある(図示せず)。なお、図中符号5は、蓋体本体1更には舗装材、仮舗装体10等を埋設ボックスBに施蓋しあるいは開放するときに所定の取付治具によって持ち上げるときのフック等に連繋される連繋部である。
また、仮舗装体10は、蓋体本体1における支持部3内に嵌め込まれ、収納されるプレート状に形成されており、支持部3の内法における平面形状に対応する平面外形状を呈している。すなわち、この仮舗装体10は、支持部3における平面形状に対応した平面外形状を呈する仮舗装板11と、支持部3の内底面に当接して仮舗装板11を支持するよう仮舗装板11の裏面に配設形成した支持部材(12,13、21)とを備えて成る。
仮舗装板11は、所定肉厚を有する例えば鋼板にて形成され、外表面には凹凸状に形成され更には滑り止め塗料が塗布されることで滑り止め処置が施されている。
そして、図1乃至図3に示された第1の実施例において、この支持部材は、平面で基本的には長方形状を呈する仮舗装板11の長手方向に沿って複数で並列配置されていて、支持部3の深さに対応した深さを備えた断面溝形の支持材21としてある。この支持材21自体は、溝形の開口部における両側の開口縁で仮舗装板11の裏面に溶接等によって固着されており、支持部3内に配置されたときには、支持材21の奥底部外側面が支持部3内底にしっくり当接し、例えば交通往来においての仮舗装板11上から負荷される自動車の荷重その他に対して座屈が生じないようにされている。この支持材21自体の断面形状は、底部が円弧形状であっても、角溝形状であっても、さらには三角形状等であっても良く、特に限定されるものではない。この断面溝形の支持材21では、支持部3の深さに対応して、これが深い場合には高い両側壁構成となり、低い場合には低い両側壁構成となり、使用現場における支持部3の深さが様々に異なることがあるのに対応して形成する。
また、図4乃至図8に示された第2の実施例において、仮舗装板11の裏面に配設固着した梁材12と、梁材12の底面に梁材12に交差させて配設固着した連結材13とを備え、また、連結材13裏面には弾性あるパッキン材14を貼設してある。
梁材12は、例えば所定径のパイプ材から形成されていて、図示のように仮舗装板11における長手方向に沿って例えば4列にして両側縁部、中央部位置で仮舗装板11裏面に溶接等によって配列固着されている。このパイプ状の梁材12によって、仮舗装板11上から負荷される各種荷重を支持し、仮舗装板11自体の撓み、損壊等を防止する。
また連結材13は、所定肉厚の例えば鋼帯板材にて形成され、仮舗装板11の短手方向に沿って適当な間隔で梁材12の底面に溶接等で配列固着されていて、梁材12それぞれの配列間隔を保持している(図4、図8参照)。なお、梁材12と連結材13とは、パイプ材、帯板材等によって形成され、また相互に格子状に組み合わせられているも、これらの材質、配列形態等は図示例に特に限定されるものではない。
パッキン材14は、所定肉厚を有する例えばゴム素材であり、連結材13の底面に沿うように帯状に形成されて、連結材13底面に固着されている。そして、仮舗装体10自体が蓋体本体1の支持部3内に装着されたとき、平坦面状を呈する蓋体本体1における支持部3上面上にパッキン材14を介して載置されることで、支持部3上面上に存することがある不揃いな凹凸面によるがたつき・衝撃等を緩衝、防止するようにしている(図9参照)。尚、このパッキン材14は、必要があれば前記した支持材21底面に固着することもできる。
更に、この仮舗装体10には、蓋体本体1の支持部3内に仮舗装体10を装着配置したとき、仮舗装体10自体を蓋体本体1にしっかりと固定する固定手段15が仮舗装体10裏面に設けられている。この固定手段15は、仮舗装体10の仮舗装板11に開穿した固定孔位置に対応させて、図2に示すように例えば仮舗装体10の仮舗装板11裏面で並列する支持材21相互間に、あるいは図5に示すように例えば仮舗装体10の裏面で隣接配列された連結材13相互間に架け渡し固定した帯板状の固定板16に透孔を穿設しておく一方、この透孔位置に対応して蓋体本体1における支持部3面に設けた雌ネジ孔に、固定孔を挿通させてネジ込む固定ネジとしてある(図9参照)。また、図示を省略したが、支持部3上面に露出させて立脚させた固定ボルトに透孔を位置合わせして嵌め合わせ、固定板16上に突出した固定ボルトを固定板16上でナット止めするようにすることも可能である。なお、図示例にあっての固定手段15は、仮舗装体10における長手方向の前後部に対状に配置してあるも、その配置位置、ボルト止め構成等は図示例に限定されるものではない。
次にこれの使用の一例を説明すると、各種ケーブルの地中埋設化に伴い埋設ボックスBを埋設するとき等で、この埋設ボックスBの地表面の開口部を例えば適数枚の蓋体本体1を配列して埋設ボックスBの開口部を施蓋する。このとき、蓋体本体1における窪み凹所状の支持部3内に仮舗装体10を嵌め込み、固定手段15にて固定すれば良い(図9参照)。仮舗装体10の嵌め込みによって周辺路面との間では凹凸を生じさせずに、連続した平坦面を形成できる。
周辺路面と対応した舗装時では、仮舗装体10を取り外し、支持部3内にコンクリート材、アスファルト材等の所定の舗装材を充填し、また化粧を施して本舗装とすれば良い。取り外した仮舗装体10は、別の工事現場等で再使用される等のために、適宜に保管しておけば良いのである。
B…埋設ボックス B1…開口枠体
C…充填材
1…蓋体本体 2…載置縁部
3…支持部 4…錐状底部
5…連繋部
10…仮舗装体 11…仮舗装板
12…梁材 13…連結材
14…パッキン材 15…固定手段(固定ネジ)
16…固定板 21…支持材

Claims (9)

  1. 埋設される埋設ボックスにおける開口部に施蓋配置される蓋体本体の支持部内に着脱自在に嵌め込まれる仮舗装体であって、この仮舗装体は、支持部の平面形状に対応した平面外形状を呈する仮舗装板と、支持部の内底面に当接して仮舗装板を支持するよう仮舗装板の裏面に配設形成した支持部材とを備えて成ることを特徴とする埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  2. 仮舗装板は、所定肉厚を有する板材にて形成され、外表面には滑り止め処置が施されている請求項1に記載の埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  3. 支持部材は、仮舗装板の裏面で並列配置されている請求項1または2に記載の埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  4. 支持部材は、支持部の深さに対応した深さを備え、開口縁で仮舗装板裏面に固着された断面溝形の支持材としてある請求項1乃至3のいずれかに記載埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  5. 支持部材は、仮舗装板の裏面に配設固着した梁材と、梁材の底面に梁材に交差させて配設固着した連結材としてある請求項1乃至3のいずれかに記載埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  6. 梁材は、所定径のパイプ材から形成されていて、仮舗装板裏面に配列固着されている請求項5に記載の埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  7. 連結材は、所定肉厚の帯板材にて形成され、適当な間隔で梁材の底面に梁材と交差させて配列固着されている請求項5または6に記載の埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  8. 支持部材の底面には、所定肉厚を有する弾性材製のパッキン材を配してある請求項1乃至7のいずれかに記載の埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
  9. 仮舗装体には、蓋体本体に固定する固定手段を設けてある請求項1乃至8のいずれかに記載の埋設ボックスの蓋体における着脱式仮舗装体。
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