JP3160208B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP3160208B2
JP3160208B2 JP29030296A JP29030296A JP3160208B2 JP 3160208 B2 JP3160208 B2 JP 3160208B2 JP 29030296 A JP29030296 A JP 29030296A JP 29030296 A JP29030296 A JP 29030296A JP 3160208 B2 JP3160208 B2 JP 3160208B2
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guide
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複座型のプラグ
を備えた弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆる複座型のプラグを備
えた弁装置として図4に示すものが知られている。ここ
で、図4は従来の弁装置を示す垂直断面図であり、図に
おいて、31は開閉を制御すべき管路32,33を有し
た本体、31bは後述するステム挿通孔34aと管路3
3とを連通させるバイパス孔である。34はスタッドボ
ルト35及び六角ナット36によって本体31の上部に
固定された上蓋、34aは後述するステム40を挿通す
るためのステム挿通孔、37a,37bは管路32と管
路33とを連通させる連通孔である。38a,38bは
連通孔37a,37bにガスケット39を介して又はガ
スケット39を介さずに設けられ、後述するプラグ43
と当接可能に形成されたシートリングである。
【0003】40は図示しない空気圧式やモータ式等の
駆動装置に連結され、後述するプラグ43を上下動また
は水平動させるステムであり、上蓋34のステム挿通孔
34aにグランドパッキン41,ガイドブッシュ42を
介して挿通されている。
【0004】43は上部をステム40に一体に接合され
て上下動自在に形成され、かつ、シートリング38a,
38bに係合可能に形成されたプラグであり、連通孔3
7a,37bを開閉することにより管路32と管路33
とを連通自在にしたものである。
【0005】45はプラグ43の底部に一体に設けられ
た軸状のプラグガイド部であり、下蓋50に設けられた
ガイド孔50aに挿入可能に形成され、かつ、ガイド孔
50aに対して滑動自在に形成されたものである。この
ガイド孔50aの深さは、プラグ43が上下動する際の
ストローク長さを勘案してプラグ43が外れないように
設定されている。なお、下蓋50は本体31にスタッド
ボルト52及び六角ナット53により固定されている。
また、50bはガイド孔50a内に溜まる流体を管路3
3に排出するためのバイパス孔である。
【0006】次に動作について説明する。図示しない駆
動装置によって予め設定されたストロークでステム40
が上下動し、これによりプラグ43が上下動する。この
場合、プラグガイド部45はガイド孔50aによって保
持され、水平方向への動きを規制されている。プラグ4
3がシートリング38a,38bに係合している時には
管路32と管路33が連通せず、プラグ43がシートリ
ング38a,38bに係合していない時には管路32と
管路33が連通することとなる。プラグガイド部45が
振動や腐食等によって損傷してその交換を要する場合に
は、下蓋50を外して、プラグガイド部45と一体とな
っているプラグ43全体を交換することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の弁装置は以上の
ように構成されているので、下蓋50に所定深さのガイ
ド孔50aを設けなければならず、下蓋50の厚みが増
し、本体31の底部の突出量が増加するので、弁装置の
設置後に下方の作業スペースが十分に確保できず、下蓋
50を取り外せなくなるなどの課題があった。
【0008】また、プラグガイド部45はプラグ43と
一体に形成されているため、プラグガイド部45が振動
や腐食等によって損傷した場合や、メンテナンス等によ
り交換を要する場合には、交換不要のプラグ43までも
一緒に交換しなければならず、不経済であるなどの課題
があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、弁装置の設置後であっても下方の
作業スペースを十分に確保できると共に、メンテナンス
時等にプラグガイド部分のみを容易に交換でき、コスト
パフォーマンスに優れた弁装置を得ることを目的とす
る。また、この発明は、プラグが円滑に動作できる弁装
置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る弁装置は、開閉制御すべき管路を有した本体と、この
本体内に配置されガイド孔を有したプラグと、前記プラ
グを進退動させるステムと、前記プラグのガイド孔に係
合可能に形成され前記本体の底部付近に取り外し自在に
設けられたプラグガイドとを備えたものであって、前記
本体は、その底部にプラグガイド取付孔を有し、前記プ
ラグガイドは、前記プラグガイド取付孔よりも小径に形
成された先端部分と前記プラグガイド取付孔よりも大径
に形成された部分とを有しており、前記プラグガイドの
先端部分を前記プラグガイド取付孔に挿入した状態で取
り付けることにより、前記プラグガイドを前記本体の外
側方向へ取り外し自在に設けるようにしたものである。
【0011】請求項2記載の発明に係る弁装置は、プラ
グガイドとガイド孔とが係合した際に該プラグガイドと
該ガイド孔とによって形成される空間内に溜まる流体
空間外に排出させるためのバイパス孔を、前記プラグ
ガイドまたはプラグに設けたものである。
【0012】請求項3記載の発明に係る弁装置は、プラ
グガイドまたはガイド孔の少なくとも一方の係合面に潤
滑材を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による弁
装置を示す垂直断面図であり、図において、1は開閉を
制御すべき管路2,3を有した本体、1aは本体1の底
部にねじ孔として設けられたプラグガイド取付孔であ
り、後述するプラグガイド15をねじ込み可能に形成し
たものである。また、1bは後述するステム挿通孔4a
と管路3とを連通させるバイパス孔である。4はスタッ
ドボルト5及び六角ナット6によって本体1の上部に固
定された上蓋であり、本体1との間には図示しないガス
ケットが設けられている。4aは後述するステム10を
挿通するためのステム挿通孔、7a,7bは管路2と管
路3とを連通させる連通孔である。8a,8bは連通孔
7a,7bにガスケット9を介して設けられ、後述する
プラグ13と当接可能に形成されたシートリングであ
る。
【0014】10は図示しないダイヤフラム・モータ等
の駆動装置に連結され、後述するプラグ13を上下動ま
たは水平動させるステムであり、上蓋4のステム挿通孔
4aにグランドパッキン11,ガイドブッシュ12を介
して挿通されている。
【0015】13は上部をステム10に一体に接合され
て上下動自在に形成され、かつ、シートリング8a,8
bに係合可能に形成されたプラグであり、連通孔7a,
7bを開閉することにより管路2と管路3とを連通自在
にしたものである。
【0016】14はプラグ13の底部に設けられたガイ
ド孔であり、本体1に設けられた後述するプラグガイド
15の一部が挿入され滑動自在に形成されたものであ
る。従って、ガイド孔14の深さはプラグ13が上下動
する際のストローク長さを勘案してプラグ13が外れな
いように設定され、ガイド孔14の内径はプラグガイド
15とのはめ合いを勘案して設定されている。
【0017】15は本体1のプラグガイド取付孔1aに
ねじ込み可能な雄ねじ部15aと、プラグ13のガイド
孔14に係合可能に形成されたガイド部15bとを備え
た軸状のプラグガイドである。なお、雄ねじ部15aの
底部は、スパナ等の工具を使用できるような形状、例え
ば、六角形状に形成してある。またこのプラグガイド1
5は、流体の性質に応じた耐食材料や耐熱材料、あるい
は流体による振動等に対処可能な高強度材料等を用いる
ことができる。なお、かかるねじ込み箇所には、流体漏
れがないように従来技術による所定のシーリングが施さ
れている。
【0018】次に動作について説明する。図示しない駆
動装置によって予め設定されたストロークでステム10
が上下動し、これによりプラグ13が上下動する。この
場合、プラグ13がシートリング8a,8bに係合して
いる時には管路2と管路3が連通せず、プラグ13がシ
ートリング8a,8bに係合していない時には管路2と
管路3が連通することとなる。また、プラグ13のガイ
ド孔14にはプラグガイド15のガイド部15bが挿入
されており、該プラグ13がプラグガイド15に対して
滑動するので、水平方向への動作が規制される。従っ
て、プラグ13とシートリング8a,8bとの係合が適
切に行われ、プラグ13を閉じた際の流体漏れを有効に
防止する。プラグガイド15が振動や腐食等によって損
傷してその交換を要する場合や、メンテナンス等により
交換を要する場合には、プラグガイド15の雄ねじ部1
5aをねじ込み、または緩めることにより、該プラグガ
イド15のみを交換すればよい。
【0019】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、プラグガイド15を設けたことによりプラグ13と
シートリング8a,8bとの係合が適切に行われ、プラ
グ13を閉じた際の流体漏れを有効に防止できるほか、
プラグガイド15が振動や腐食等によって損傷してその
交換を要する場合や、メンテナンス等により交換を要す
る場合には、プラグガイド15の雄ねじ部15aをねじ
込み、または緩めることにより、該プラグガイド15の
みを容易に交換でき、もってコストパフォーマンスに優
れた弁装置を提供できる効果が得られる。
【0020】また、本体1に直接固定可能なプラグガイ
ド15を採用したことにより、従来必要としていた下蓋
50が不要となり、部材数を減少できると共に、本体1
の底部の突出量が減少し装置全体を小型化できる効果が
得られる。
【0021】さらに、本体1の底部の突出量が減少する
ことにより、弁装置の設置後に下方の作業スペースが十
分に確保できるので、プラグガイド15等のメンテナン
ス作業がしやすくなる効果も得られる。
【0022】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による弁装置を示す垂直断面図であり、図におい
て、18はプラグ13と当接可能に形成された一体形シ
ートリングであり、貫通孔18aを有している。20は
プラグ13のガイド孔14に係合可能に形成された軸状
のプラグガイドであり、本体1に設けられたプラグガイ
ド取付孔21にガスケット22を介してはめ込まれてい
る。20aはプラグガイド20の上面と、プラグ13の
ガイド孔14内に挿入されないプラグガイド20の側面
とに開口部を有するバイパス孔である。すなわち、この
バイパス孔20aは、プラグ13が下降する際に、プラ
グガイド20の上面とガイド孔14とで形成される空間
内に溜まる流体を該空間外に排出することにより、下降
時の圧力抵抗となる流体を排除し、プラグ13の下降動
作を円滑にするためのものである。23は本体1の底部
に六角ボルト24によって固定された下蓋であり、プラ
グガイド20を押圧固定するためのものである。
【0023】次に動作について説明する。図示しない駆
動装置によって予め設定されたストロークでステム10
が上下動し、これによりプラグ13が上下動する。この
場合、プラグ13が一体形シートリング18に係合して
いる時には管路2と管路3が連通せず、プラグ13が一
体形シートリング18に係合していない時には管路2と
管路3が連通することとなる。また、プラグ13のガイ
ド孔14にはプラグガイド20の一部が挿入されてお
り、該プラグ13がプラグガイド20に対して滑動する
ので、水平方向への動作が規制される。従って、プラグ
13と一体形シートリング18との係合が適切に行わ
れ、プラグ13を閉じた際の流体漏れを有効に防止す
る。さらに、プラグ13が下降する際に、プラグガイド
20の上面とガイド孔14とで形成される空間内に溜ま
る流体は、バイパス孔20aを通って該空間外に排出さ
れ、下降時の圧力抵抗となる流体が排除される。
【0024】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、プラグガイド20を設けたことにより、プラグ13
と一体形シートリング18との係合が適切に行われ、プ
ラグ13を閉じた際の流体漏れを有効に防止できるほ
か、プラグガイド20が振動や腐食等によって損傷して
その交換を要する場合や、メンテナンス等により交換を
要する場合には、下蓋23を外すことにより、該プラグ
ガイド20のみを容易に交換でき、もってコストパフォ
ーマンスに優れた弁装置を提供できる効果が得られる。
【0025】また、従来のように下蓋50にガイド孔5
0aを設ける必要がないので、厚みの小さい下蓋23を
採用することが可能となり、本体1の底部の突出量が減
少し装置全体を小型化できる効果が得られる。
【0026】さらに、本体1の底部の突出量が減少する
ことにより、弁装置の設置後に下方の作業スペースが十
分に確保できるので、プラグガイド20等のメンテナン
ス作業がしやすくなる効果も得られる。
【0027】また、プラグガイド20にバイパス孔20
aを設けたことにより、プラグ13が下降する際に、プ
ラグガイド20の上面とガイド孔14とで形成される空
間内に溜まる流体をバイパス孔20aから該空間外に排
出でき、下降時の圧力抵抗となる流体を容易に排除でき
るので、プラグ13の下降動作を円滑にできる効果も得
られる。
【0028】なお、上記実施の形態2においては、プラ
グガイド20と下蓋23とを別体に構成するものとして
説明したが、プラグガイド20と下蓋23とを溶接等に
より接合して一体に構成してもよく、またプラグガイド
20の一部を下蓋23の如き形状に形成して、下蓋23
の機能を併せ持つ一部材として構成してもよい。
【0029】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による弁装置を示す垂直断面図であり、図におい
て、25はプラグ13のガイド孔14に係合可能に形成
された軸状のプラグガイドであり、本体1に設けられた
プラグガイド取付孔21にガスケット22を介してはめ
込まれている。26はプラグ13のガイド孔14の内部
と外部とを連通させるために、該プラグ13に設けられ
たバイパス孔である。すなわち、このバイパス孔26
は、プラグ13が下降する際に、プラグガイド25の上
面とガイド孔14とで形成される空間内に溜まる流体を
該空間外に排出することにより、下降時の圧力抵抗とな
る流体を排除し、プラグ13の下降動作を円滑にするた
めのものである。すなわち、実施の形態2では、かかる
流体排除のためのバイパス孔をプラグガイド20に設け
ていたのに対し、本実施の形態3では、プラグ13に設
けた点において相違する。その他の構成は、実施の形態
2の場合と同一であるので、同一部分には同一符号を付
して、説明を省略する。
【0030】次に動作について説明する。プラグ13を
上下動させる動作と、プラグ13を閉じた際の流体漏れ
を有効に防止する点は、実施の形態2の場合と同様であ
る。異なるのは、プラグ13が下降する際に、プラグガ
イド25の上面とガイド孔14とで形成される空間内に
溜まる流体は、バイパス孔26を通って該空間外に排出
され、下降時の圧力抵抗となる流体が排除される点であ
る。
【0031】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、プラグガイド25を設けたことにより、実施の形態
2の場合と同様の効果が得られるほか、プラグ13にバ
イパス孔26を設けたことにより、プラグ13が下降す
る際に、プラグガイド25の上面とガイド孔14とで形
成される空間内に溜まる流体をバイパス孔26から該空
間外に排出でき、下降時の圧力抵抗となる流体を容易に
排除できるので、プラグ13の下降動作を円滑にできる
効果が得られる。
【0032】実施の形態4.本実施の形態4は、上記実
施の形態1ないし3において、プラグガイド15のガイ
ド部15bの表面(係合面)や、プラグガイド20及び
プラグガイド25のガイド孔14への挿入部分表面(係
合面)、またはガイド孔14の係合面に、滑動時の摩擦
を軽減するための図示しない潤滑材を設けたものであ
る。すなわち、上記部分に、例えば、PTFE等の潤滑
材を塗布することによって構成したものである。なお、
プラグガイド15等とガイド孔14との両者に上記潤滑
材を塗布して構成してもよい。
【0033】次に動作について説明する。動作は上記実
施の形態1ないし3の場合と同様あり、異なる点は、プ
ラグガイド15,20,25に塗布された潤滑材によっ
て、ガイド孔14との摩擦が軽減され、プラグ13の滑
動がさらに円滑になる点である。
【0034】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態1ないし3におけるプラグガイド15,
20,25にテフロン等の潤滑材を塗布したことによ
り、実施の形態1ないし3の場合と同様の効果が得られ
るほか、プラグガイド15,20,25とガイド孔14
との摩擦が軽減され、プラグ13の滑動をさらに円滑に
できるので、プラグガイド15,20,25やガイド孔
14の摩擦による損傷を有効に防止できる効果が得られ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、開閉制御すべき管路を有した本体と、ガイド孔を
有して前記本体内に配置され、かつ、ステムが連結され
たプラグと、前記プラグのガイド孔に係合可能に形成さ
前記本体の底部付近に取り外し自在に設けられたプ
ラグガイドとを備え、前記本体は底部にプラグガイド取
付孔を有し、このプラグガイド取付孔よりも小径に形成
された先端部分と前記プラグガイド取付孔よりも大径に
形成された部分とを有するプラグガイドの前記先端部分
を、前記プラグガイド取付孔に挿入した状態で取り付け
ることにより、前記プラグガイドを前記本体の外側方向
へ取り外し自在に設けるように構成したので、メンテナ
ンスなどの際にプラグを本体内部に残したままプラグガ
イドのみを本体底部から外側方向へ容易に取り外すこと
ができると共に、下蓋の厚みを減らして弁装置下方の作
業空間を確保できるという効果がある。
【0036】請求項2記載の発明によれば、プラグガイ
ドとガイド孔とが係合した際に該プラグガイドと該ガイ
ド孔とによって形成される空間内に溜まる流体を該空間
外に排出するバイパス孔を、プラグガイドまたはプラグ
に設けて構成したので、プラグ下降時の圧力抵抗となる
流体を容易に排除でき、プラグの下降動作を円滑にでき
る弁装置を得られる効果がある。
【0037】請求項3記載の発明によれば、プラグガイ
ドまたはガイド孔の少なくとも一方の係合面に潤滑材を
設けて構成したので、プラグガイドとガイド孔との摩擦
が軽減され、プラグの滑動をさらに円滑にでき、もって
プラグガイドやガイド孔の摩擦による損傷を有効に防止
できる弁装置を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による弁装置を示す垂
直断面図である。
【図2】この発明の実施の形態2による弁装置を示す垂
直断面図である。
【図3】この発明の実施の形態3による弁装置を示す垂
直断面図である。
【図4】従来の弁装置を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2,3 管路 10 ステム 13 プラグ 14 ガイド孔 15,20,25 プラグガイド 20a,26 バイパス孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 1/00 F16K 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉制御すべき管路を有した本体と、前
    記管路を開閉制御するために前記本体内に配置されガイ
    ド孔を有したプラグと、該プラグに連結され該プラグを
    進退動させるステムと、前記プラグのガイド孔に係合可
    能に形成され前記本体の底部付近に取り外し自在に設け
    られたプラグガイドとを備えた弁装置であって、 前記本体は、その底部にプラグガイド取付孔を有してお
    り、 前記プラグガイドは、前記プラグガイド取付孔よりも小
    径に形成された先端部分と前記プラグガイド取付孔より
    も大径に形成された部分とを有しており、 前記プラグガイドの先端部分を前記プラグガイド取付孔
    に挿入した状態で取り付けることにより、前記プラグガ
    イドを前記本体の外側方向へ取り外し自在に設けること
    を特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】 プラグガイドとガイド孔とが係合した際
    に該プラグガイドと該ガイド孔とによって形成される空
    間内に溜まる流体を該空間外に排出させるためのバイパ
    ス孔を、前記プラグガイドまたはプラグに設けたことを
    特徴とする請求項1記載の弁装置。
  3. 【請求項3】 プラグガイドまたはガイド孔の少なくと
    も一方の係合面に潤滑材を設けたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の弁装置。
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