JP3160099U - 時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】すばやく、簡単に組み立てることができる時計を提供する。【解決手段】着脱が簡単で独立した第一装置と第二装置からなる機軸構造1を設けてなり、第一装置2が長針、短針、秒針に代表される複数の大小歯車21、22と、エネルギーを保存するスパイラルホイール23と、ベルを鳴らすために供するバネ24により構成する。第二装置3は、エスケープホイール31と、パレット32と、バランススプリング33と、バランスホイール34とを含んでなる。又第一装置が上、下挟持板25、26に固定柱を合わせて大小歯車、スパイラルホイールと、ベル用バネを挟持し、第二装置が上、下挟持板25、26に固定柱を合わせてエスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを挟持し、第一装置の上、下挟持板の一側面がいずれも延伸して固定アーム251となり第二装置を挟持し、挿入桿28を穿設して一体に接続固定され、二つの装置が噛合して連動する。【選択図】図2

Description

この考案は、時計に関し、特にすばやく簡単に分解、組み立てることができる時計に関する。
従来の置き、或いは腕時計の修理は、その多くが時計を分解して洗浄、装備、オイル付け、修理検査などである。
全ての項目における作業の品質には精密さが要求されるため、通常は、専門的な技術者によって行なわれる。
従来の時計は、使用電力を供給するか、或いは石英を振動させる以外に、図1に開示するように、多くが内部の機軸構造1のバネで動力を提供している。
よって、バネは機械式の置き、腕時計にとって非常に重要である。
機軸構造を分解した後、それぞれの部品を修理、或いは新品に交換後の組み立てる場合も同様である。
特に機軸構造1において時間を恒久に制御するエスケープホイール31と、パレット32と、バランススプリング33と、バランスホイール34とを提供する。
上述の部材はそれ自身が精密で緻密なため、分解する過程で慎重さが要求される。
また、組み立てに対する品質への要求も高くなければ分解後、再度組み合わせる場合、正常に作動することができない。
分解、或いは組み合わせる場合、慎重さに欠けると、部材が損壊するだけでなく、使用することができなくなる。
よって、知識が浅い、或いは経験不足の技術者にとっては、非常に難しい。
一般の置き、腕時計が最もよく遭遇する故障の問題では、単純に針が動かない、針が抜け落ちる、バネが損壊する、断裂するなどがある。
前述の問題の場合にはいくらかの修理の知識がある、甚だしくは知識が浅く、且つ経験が不足している技術者でも、油をさして潤滑させる、交換するなどの作業で解決することができる。
しかし、時間が正しくない、針が早く進むか、或いは遅いなどで上述の精密な制御構造を調整、或いは分解、交換する場合、非常に知識が深く、経験のある技術者が必要になる。
しかしながら、従来の機軸構造が、構造上いずれも単一の上下挟持板25、26を利用し、針、短針、秒針の大小歯車21、22、エネルギーを貯めるスパイラルホイール23を含んでなり、ベル用バネ24及び前述のエスケープホイール31、パレット32、バランススプリング33、バランスホイール34が挟持固定され、上下挟持板だけで、全ての部品が固定できない場合、抜け落ちる状況が発生する。
組み合わせる場合、必ずすべての部材がいずれも二つの挟持部材で対向する位置に挟持されて一体に組み合わせなければならない。
部材が傾斜すると、組み合わせることができない。しかしながら、部材全てが歯車式であるため、全ての歯車を傾斜しないようにすることは非常に難しく、技術者が粘り強く、忍耐強くゆっくり組み合わせないと、機軸構造を修理、或いはメンテナンスすることが難しい。
また、知識、経験が豊富な専門家を育てるためには、労力や時間、コストがかかり、短期間で育成することはできない。
よって、煩雑な作業を細心の注意を払って行い、粘り強く修理することでメンテナンスを簡単にして、技術者不足に対応しなければならない。
この考案は、すばやく、簡単に組み立てることができる時計を提供することを課題とする。
そこで本考案者は、着脱が簡単で独立した第一装置と第二装置からなる機軸構造を設けてなり、
第一装置が長針、短針、秒針に代表される複数の大小歯車と、エネルギーを保存するスパイラルホイールと、ベルを鳴らすために供するバネを含んでなり、
第二装置が、エスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを含んでなり、
第一装置が上、下挟持板に固定柱を合わせて大小歯車、スパイラルホイールと、ベル用バネを挟持し、第二装置が上、下挟持板に固定柱を合わせてエスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを挟持し、第一装置の上、下挟持板の一側面がいずれも延伸して固定アームとなり第二装置を挟持し、挿入桿を穿設して一体に接続固定され、二つの装置が噛合して連動する時計によって課題を解決できる点に着眼し、係る知見に基づき本考案を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する時計は、脱が簡単で独立した第一装置と第二装置からなる機軸構造を設けてなり、
第一装置が長針、短針、秒針に代表される複数の大小歯車と、エネルギーを保存するスパイラルホイールと、ベルを鳴らすために供するバネを含んでなり、
第二装置が、エスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを含んでなり、
第一装置が上、下挟持板に固定柱を合わせて大小歯車、スパイラルホイールと、ベル用バネを挟持し、第二装置が上、下挟持板に固定柱を合わせてエスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを挟持し、第一装置の上、下挟持板の一側面がいずれも延伸して固定アームとなり第二装置を挟持し、挿入桿を穿設して一体に接続固定され、二つの装置が噛合して連動する。
請求項2に記載の時計は、請求項1における第一装置の上、下挟持板が、延伸した固定アーム上に固定孔が設けられ、第二装置の上、下挟持板には対応する孔が設けられ挿入桿を穿設して両端にナットを設けて固定する。
この考案の時計は、分解、組み合わせが簡単で修理、メンテナンスし易く、実用的であるという効果を有する。
従来の時計の機軸構造を示した側面図である。 この考案の時計の機軸構造を分解した状態を示した側面図である。 この考案の時計の機軸構造を組み合わせた状態を示した側面図である。
この考案は、すばやく、簡単に組み立てることができる時計であって、着脱が簡単で独立した第一装置と第二装置からなる機軸構造を設けてなり、
第一装置が長針、短針、秒針に代表される複数の大小歯車と、エネルギーを保存するスパイラルホイールと、ベルを鳴らすために供するバネを含んでなり、
第二装置が、エスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを含んでなり、
第一装置が上、下挟持板に固定柱を合わせて大小歯車、スパイラルホイールと、ベル用バネを挟持し、第二装置が上、下挟持板に固定柱を合わせてエスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを挟持し、第一装置の上、下挟持板の一側面がいずれも延伸して固定アームとなり第二装置を挟持し、挿入桿を穿設して一体に接続固定され、二つの装置が噛合して連動することができる。
係る構成の時計について、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
図2は、この考案の時計の機軸構造を示した側面図である。
図面によれば、時計の機軸構造1は、簡単に組み合わせることができ、独立した第一装置2と第二装置3とを含んでなる。
該第一装置2は、長針、短針、秒針に代表される大小歯車21、22と、エネルギーを保存するスパイラルホイール23と、ベルを鳴らすベル用バネ24などを含んでなる。
第一装置2は、互いに合わせてなる上下挟持板25、26を含んでなり、表面に複数の対応する穿孔(図示しない)を具えてなり、大小歯車21、22と、バネ23と、ベル用バネ24とを定位置に嵌合して互いに連動させる。
上、下挟持板25、26で挟持され、また該上、下挟持板25、26の周囲の適宜な位置に複数の固定柱27を穿設し、且つそれぞれの固定柱27の両端をいずれもナット271で固定し、一体で独立した構造に組み合わせることができる。
第二装置3は、精密に時間を制御するエスケープホイール31と、パレット32と、バランススプリング33と、バランスホイール34とを含んでなる。
第二装置3も上、下挟持板35、36を合わせてなり。表面に複数の対応する穿孔(図示しない)を設けてなり、互いに連動するエスケープホイール31、パレット32と、バランススプリング33と、バランスホイール34とを嵌合して正しい位置に位置決めする。
上、下挟持板35、36で挟持され、また、該上、下挟持板35、36の周囲の適宜な位置に複数の固定柱37が穿設され、且つそれぞれの固定柱37の両端がいずれもナットで固定されるか、或いはリベットを選択して固定されるため、一体で独立した構造に組み合わせることができる。
上述の独立した第一装置2と第二装置3において、第一装置2の上、下挟持板25、26の一側面からはいずれも延伸した端縁部に固定孔252、262を具えた固定アーム251、261が設けられ、第二装置3を挟持するために供する。
第二装置3の上、下挟持板35、36は、表面に対応して孔351、361が設けられ、且つ挿入桿28が第一装置2の固定アーム251、261の固定孔252、262及び第二装置3の上、下挟持板35、36の孔351、361を同時に穿設し、挿入桿28両端がそれぞれナット281で固定され一体に成形される。
同時に第一装置2の秒針に代表される小歯車22と、第二装置3のエスケープホイール31とが図3に開示するように、互いに噛合して連動する。
上述の通り、この考案の時計は、機軸構造の分解、組み合わせが簡単で、単純に作動する部材からなる第一装置と、精密に作動する部材からなる第二装置とに分けられ、両装置がそれぞれ独立した個体で、すばやく着脱することができる。
このため、修理、メインテナンスを行う場合、精密な第二装置を取り外して誤って分解、組み合わせ後に作動しなくなるなどを防ぐことができるだけでなく、第一装置に対して直接作業を進めることができるため、時間を短縮することができ、作業効率を高めることができる。
また、知識、経験が浅い作業員でも簡単に修理、メインテナンスを行うことができる。
以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案請求の範囲に属するものとする。
1 機軸構造
2 第一装置
21 大歯車
22 小歯車
23 スパイラルホイール
24 ベル用バネ
25 上挟持板
251 固定アーム
252 固定孔
26 下挟持板
261 固定アーム
262 下挟持板
27 固定柱
271 ナット
28 挿入桿
281 ナット
3 第二装置
31 エスケープホイール
32 パレット
33 バランススプリング
34 バランスホイール
35 上挟持板
351 孔
36 下挟持板
361 孔
37 固定柱

Claims (2)

  1. 着脱が簡単で独立した第一装置と第二装置からなる機軸構造を設けてなり、
    第一装置が長針、短針、秒針に代表される複数の大小歯車と、エネルギーを保存するスパイラルホイールと、ベルを鳴らすために供するバネを含んでなり、
    第二装置が、エスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを含んでなり、
    第一装置が上、下挟持板に固定柱を合わせて大小歯車、スパイラルホイールと、ベル用バネを挟持し、第二装置が上、下挟持板に固定柱を合わせてエスケープホイールと、パレットと、バランススプリングと、バランスホイールとを挟持し、第一装置の上、下挟持板の一側面がいずれも延伸して固定アームとなり第二装置を挟持し、挿入桿を穿設して一体に接続固定され、二つの装置が噛合して連動することを特徴とする時計。
  2. 前記第一装置の上、下挟持板が、延伸した固定アーム上に固定孔が設けられ、第二装置の上、下挟持板には対応する孔が設けられ挿入桿を穿設して両端にナットを設けて固定することを特徴とする請求項1に記載の時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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