JP3159951U - 組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット - Google Patents

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Abstract

【課題】家電や住宅設備の展示会で使用することができ、また、設営作業を安全かつ迅速に行うことが可能で、しかも、構造的にも堅牢で安全性に優れた組立て式展示ブースを構築するためのパネル部品セットを提供する。【解決手段】室内の天井面と床面、或いは壁面に固定された格子型フレームの横枠材Bに対し、背面のフック部材11を掛止して固定されるバックパネル1と、前記格子型フレームの横枠材Bに側縁のフック部材21を掛止して固定され、かつ、前記バックパネル1の両側に隣接して配置される左右のサイドパネル2・2と、前記バックパネル1とサイドパネル2・2上に載置されて連結部材J・J…により固定される天井パネル3とを含んでパネル部品セットを構成し、当該パネル部品セットを用いて構造的に安定した組立て式展示ブースを構築可能とした。【選択図】図1

Description

本考案は、組立て式展示ブースの改良、更に詳しくは、家電や住宅設備の展示会で使用することができ、また、小売店舗のスペースを利用して簡単に設営を行うことが可能で、しかも、構造的にも堅牢で設営作業時の安全性にも優れた組立て式展示ブースを構築するためのパネル部品セットに関するものである。
周知のとおり、展示会やショールームなどのイベントでは商品やメーカーごとに展示ブースを設置するのが一般的であるが、展示ブースの設営を、大工技能を有する専門のスタッフを雇って行うとかなりの経費を人件費に割かねばならないため、展示会等のコストが嵩み易かった。
そこで、従来、上記人件費を抑えるために素人でも簡単に組み立てが可能な展示ブースも開発されたが、その内の一つである床上に立てた支柱間にパネル材を取り付けて組み立てる展示ブース(特許文献1参照)では、支柱と床とを一体的に固定する訳ではないため、パネル材の取り付け中に支柱が倒れて作業者が怪我をする危険があった。
しかも、上記展示ブースは角隅に必ず支柱が配置される構造であったため、システムキッチンを備えた台所やバス洗面所を備えた浴室など、壁面に囲われた住宅の室内空間を忠実に再現することが難しく、家電や住宅設備の展示会での使用には向かなかった。
一方、住宅設備の展示会でも使用できる組立て式の展示ブースとしては、周縁部に凹溝を備えた床パネルを使用し、この床パネルの凹溝に側壁パネルを立設固定するもの(特許文献2参照)が知られているが、このような展示ブースでは、側壁パネルの荷重が床パネルの凹溝に集中するため、大きく重い側壁パネルを使用した場合に凹溝が破損して側壁パネルが倒れる危険があった。
また、上記床パネルを用いた展示ブースでは、ブース面積分の床パネルを会場内に搬入するのに時間がかかるだけでなく、側壁パネルを持って真下にある床パネルの凹溝の位置を確認しながら、側壁パネルの向きを調整して凹溝に嵌め込む作業に高い集中力が要求されたため、作業者の消耗によって作業効率が低下し易かった。
特開2003−82797号公報(第2−10頁、第1図) 特開2000−160854号公報(第2−7頁、第1−3図)
本考案は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、家電や住宅設備の展示会で使用することができ、また、設営作業を安全かつ迅速に行うことが可能で、しかも、構造的にも堅牢で安全性に優れた組立て式展示ブースを構築するためのパネル部品セットを提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、室内の天井面と床面、或いは壁面に固定された格子型フレームFの横枠材Bに対し、背面のフック部材11を掛止して固定されるバックパネル1と;前記格子型フレームFの横枠材Bに側縁のフック部材21を掛止して固定され、かつ、前記バックパネル1の両側に隣接して配置される左右のサイドパネル2・2と;前記バックパネル1とサイドパネル2・2上に載置されて連結部材J・J…により固定される天井パネル3とを含んでパネル部品セットを構成し、当該パネル部品セットを用いて構造的に安定した組立て式展示ブースを構築可能とした点に特徴がある。
また更に、本考案は、上記バックパネル1を複数のユニットパネル12・12…に分割して構成することにより作業性の向上、及び格子型フレームFにかかる負荷の軽減を図るという技術的手段を採用することができる。
一方、本考案は、組立て式展示ブースのパネル部品セットを、室内の天井面と床面、或いは壁面に固定された、所定の間隔で並立する縦枠材に対して横枠材が所定の間隔で架け渡されて成る格子型フレームFの横枠材Bに側縁のフック部材21を掛止して固定され、かつ、所定の間隔を空けて配置される左右のサイドパネル2・2と;これら左右のサイドパネル2・2の前方に配置されて接続部材S・S…により固定される下縁板51及び上縁板53を有するフロントパネル5とを含む構成とすることもできる。
また、本考案は、上記組立て式展示ブースのパネル部品セットに、床パネル71と支持脚72・72…とから成り、かつ、床パネル71がフロントパネル5の下縁板51の上面と床面レベルを合わせて配置する置き床ユニット7・7…を含めることもできる。
また更に、本考案においては、上記組立て式展示ブースのパネル部品セットに、格子型フレームFの横枠材12に固定可能なフック部材61を側縁に備え、かつ、左右のサイドパネル2・2の間に配置する間仕切パネル6を含めることもできる。
そしてまた、本考案は、上記サイドパネル2・2を、側縁にフック部材21を備えた第一パネル材23と、この第一パネル材23の前方に並立して配置されて側縁の接続部材Sで固定する第二パネル材24とに分割して構成するという技術的手段を採用することもできる。
本考案では、室内に設置された格子型フレームの横枠にフック部材を引っ掛けるだけで立設できるバックパネルやサイドパネル等からパネル部品を構成したことにより、このパネル部品を使用すれば、複雑な仕口や釘打ち等の大工作業に頼ることなくブースの組み立てが行えるため、専門技能を有しない素人であっても展示ブースの設営作業に携わることが可能となる。
しかも、小売店舗を展示会場に選択した場合には、格子型フレームに既設の陳列什器を利用することができるため、陳列什器に側壁パネルを取り付け、その側壁パネルに天井パネルやフロントパネルを連結するだけで、素人でも簡単に展示ブースを構築することができる。
また更に、本考案に係る展示ブースでは、床パネルを必須のパーツとしていないため、搬入するパーツ数を減らすことができ、また格子型フレームへの側壁パネルの取り付けも非常に簡単で高度な集中力が要求されることはないことから、設営する展示ブースの数が多くてもパーツ搬入および組立て作業を迅速に短時間で終わらせることができる。
また、上記立設した側壁パネルを支持する格子型フレームは天井や床にしっかりと固定されているため、組み立て作業中に側壁パネルが倒れるような心配はなく、しかも、組み立て後の展示ブースは、格子型フレームによる支持に加えて、側壁パネルと天井パネル等の面構造により堅牢で安定した構造となるため、安全性は非常に高い。
一方、上記パネル部品により組み立てられる展示ブースは、用途面においても、壁面に囲われた住宅の室内空間を忠実に再現することができるため、IHコンロ付きシステムキッチン等、家電や住宅設備の展示会に問題なく使用できる。
したがって、本考案のパネル部品セットを用いることにより、設営作業の容易化及び効率化を図ることができ、しかも、安全面および用途面において問題を生じない組立て式展示ブースを構築できることから、本考案の実用的利用価値は頗る高い。
本考案の実施例1におけるパネル部品セットを表わす全体斜視図である。 本考案の実施例1におけるバックパネルの構造を表わす部分断面図である。 本考案の実施例1におけるバックパネルの構造を表わす拡大斜視図及び拡大断面図である。 本考案の実施例1におけるサイドパネルを表わす全体側面図である。 本考案の実施例1における天井パネルとバック(サイド)パネルとの接続構造を表わす部分断面図である。 本考案の実施例1における天井パネルの構造を表わす全体斜視図及び部分断面図である。 本考案の実施例1におけるパネル部品セットの使用方法を表わす状態説明図及である。 本考案の変形例におけるパネル部品セット及びその使用形態を表わす全体正面図である。 本考案の実施例2におけるパネル部品セットを表わす全体斜視図である。 本考案の実施例2におけるパネル部品セットを表わす全体上面図である。 本考案の実施例2におけるサイドパネルを表わす全体側面図である。 本考案の実施例2におけるフロントパネルを表わす分解説明図である。 本考案の実施例2におけるフロントパネルの接続構造を表わす分解説明図である。 本考案の実施例2におけるフロントパネルの接続構造を表わす分解説明図である。 本考案の実施例2におけるフロントパネルの接続構造を表わす拡大正面図である。 本考案の実施例2における置き床ユニットを表わす全体斜視図である。 本考案の実施例2におけるパネル部品セットの使用方法を表わす状態説明図である。 本考案の実施例2におけるパネル部品セットの使用形態を表わす全体上面図である。 本考案の変形例におけるパネル部品セットの使用形態を表わす全体正面図である。
『実施例1』
まず、本考案の実施例1について図1から図8に基いて説明する。同図において、符号1で指示するものはバックパネルであり、符号2で指示するものはサイドパネルである。また符号3で指示するものは、天井パネルであり、符号4で指示するものは、看板部材である。
[パネル部品セットの構成]
この実施例1では、背面にフック部11を備えたバックパネル1と、その両側に配置する側縁にフック部材21を備えたサイドパネル2・2と、これらの上に配置する天井パネル3とを含んでパネル部品セットを構成している(図1参照)。
なお実施例1では、上記バックパネル1を複数のユニットパネル12・12…に分割して構成しており、これらを並べて配置することによって一体的な壁面を形成可能としている。そしてこれにより、一枚物のパネル材よりも小型化及び軽量化を図ることができるため、バックパネル1の取り扱いが容易となる。
ちなみに、上記バックパネル1のユニットパネル12・12…は、下段パネルU・U…、中段パネルM・M及び上段パネルT・T…の三段から構成しているが、ユニットパネル12・12…の段数や数は重量やサイズを考慮して設計時に自由に変更できる。
また、上記バックパネル1において上下に隣接するユニットパネル12・12同士を、図2に示すように接続面に形成した凹凸部12a・12a’を嵌合させることにより接続可能としており、また左右に隣接するユニットパネル12・12同士については、接続面に取着した接続部材S・Sによって連結可能としている。なお、上記接続部材S・Sには、図3(a)に示すように頭付きネジPとそれを掛け合せて止着できる受け金具Qを使用している。
また更に、実施例1では、上記バックパネル1を矩形状の木製枠体に合板を張り付けて作製すると共に、ユニットパネル12の合板を頭付きネジPの分だけ突き出した状態で枠体に固定することににより、ユニットパネル12・12同士、又はユニットパネル12とサイドパネル2を接続したとき、図3(b)に示すように合板の突出部位でパネル間の隙間を隠すことができる。
また、上記サイドパネル2に関しては、図4に示すように内側に桟材が入った矩形状の木製枠体の両面に合板を張り付けて作製しており、またパネル後側には接続部材S・S…を取り付けてバックパネル1と連結できるようにしている。そして、サイドパネル2の下部には高さ調整機能を有する脚部22・22を設けている。
一方、上記天井パネル3に関しては、桟材の入った矩形状の木製枠体の片側に合板を張り付けて作製すると共に、周縁部の所定位置にはバックパネル1やサイドパネル2・2と連結する際に使用する連結部材Jを差し込むための挿通孔31・31…を設けている。
また実施例1では、図5に示すように、上記連結部材Jに蝶ボルトB及び埋込ナットNを使用し、この蝶ボルトBを天井パネル3の挿通孔を通してバックパネル1及びサイドパネル2・2の上面側に設けた埋込ナットNに取着可能としている。
そしてまた、上記天井パネル3は、図6(a)に示すように、パネル体を左右に分割して蝶番42・42…で連結することにより折り畳み可能に構成している。なお、収納や運搬は折り畳んだ状態で行うが、天井パネル3を使用する際には、図6(b)に示すように固定ボルト43・43で枠体を拡げた状態に固定する。
そして更に、実施例1では、天井パネル3上に配置する看板部材4をパネル部品セットに含めており、この看板部材4は、周縁部の所定位置に設けた挿通孔41・41に蝶ボルトB・Bを挿通し、それを天井パネル3の上面側の埋込ナットに取着して固定できる。
[パネル部品セットの使用方法]
次に、上記構成から成るパネル部品セットの使用方法について説明する。まず、格子型フレームFについては店舗内に既設の陳列什器を利用する。そして、図7(a)に示すようにこの格子型フレーム1の横枠の所定位置に、フック部材21・21を掛止して一方のサイドパネル2を固定する。
次に、図7(b)に示すように、上記サイドパネル2の側方にバックパネル1の下段パネルU・U…をフック部材11・11…を掛止して取り付け、更にその上に中央に隙間を空けて中段パネルM・Mを配置する。この際、隣接するユニットパネル12・12同士の凹凸部12a・12a’を嵌め合わせれば簡単に位置合わせを行うことができる。
そして、上記中段パネルM・M間の隙間には、図7(c)に示すように窓枠13を設置すると共に、更にその中段パネルM・Mと窓枠13上に上段パネルT・T…を配置してバックパネル1を形成する。
次いで、図7(d)に示すように、上記バックパネル1の側方にもう一方のサイドパネル2を固定した後、図7(e)に示すように、天井パネル3をこれらバックパネル1と左右のサイドパネル2・2上に載置して固定する。
そして、上記のように構築されたブース構造体の内側に壁紙を張って、図7(f)に示すようにシステムキッチンKを配置すれば台所を模した住宅設備の展示ブースとして使用できる。またガスや水道の配管などもパネルに孔を設けて行うことができる。
また実施例1では、パネル部品セットから一つのブース空間を有する展示ブースを構築することができるが、図8に示すように三つ以上のサイドパネル2・2…を使用すれば二以上のブース空間を有する展示ブースこと構築することもできる。
『実施例2』
次に、本考案の実施例2を図9から図19に基づいて説明する。まず図中において、符号5で指示するものは、フロントパネルであり、符号6で指示するものは、間仕切パネルである。また符号7で指示するものは、置き床ユニットである。
[パネル部品セットの構成]
この実施例2では、所定の間隔を空けて配置する左右のサイドパネル2・2と、その左右のサイドパネル2・2の前方に配置する、下縁板51、両側の袖板52・52および上縁板53から成るフロントパネル5と、左右のサイドパネル2・2間に平行に配置する側縁にフック部材61・61を備えた間仕切パネル6とを含んでパネル部品セットを構成している(図9、図10参照)。
また実施例2では、上記サイドパネル2の一方と間仕切パネル6との間に配置するバックパネル1・1や、このバックパネル1・1とサイドパネル2、間仕切パネル4に囲われたスペース内に配置する置き床ユニット7・7…、及びサイドパネル2・2及びフロントパネル5上に配置する看板部材4も構成に含めている。
なお、上記サイドパネル2・2については、図11に示すように、片側の側縁にフック部材21を備え、反対側の側縁に接続部材S・Sを備えた第一パネル材23と、両側縁に接続部材S・Sを備えた第二パネル材24とから構成し、第一パネル材23の前方に第二パネル材24を並立して配置して接続部材S・Sで固定している。
また、上記フロントパネル5に関しては、図12に示すように下縁板51と上縁板53との間に仕切板54が設けられており、この仕切板54によって展示ブースを正面から見た際、左右の空間が別々の部屋を表していることを明確に認識できるようにしている。また仕切板54により形成される片側の開口部には、開口枠55が取り付けられる。
また実施例2では、図13に示すように、フロントパネル5の下縁板51及び上縁板53とサイドパネル2とを接続部材S・Sにより連結可能としており、また、フロントパネル5の下縁板51と上縁板53に対する袖板52の接続については、袖板52の小口面に設けた突起部を下縁板51と上縁板53に設けた凹部に差し込むホゾ差しにより連結可能としている。
一方、実施例2においては、図14に示すように、上記間仕切パネル5とフロントパネル4とを、両者の隙間に上下の連結板R・Rを設けて連結可能としているが、これらの連結板Rの接続に関しても、突起部と凹部の仕口を用いる。また、フロントパネル5の仕切板54と下縁板51及び上縁板53の接続についても同様である。
そしてまた、実施例2では、フロントパネル5の下縁板51及び上縁板53を左右に分割した構成としているが、これら左右の下縁板51・51等の連結には図15に示すように接続部材S・Sを用いている。
また、上記置き床ユニット7は、図16に示すように床パネル71の高さを支持脚72・72…で調節して、フロントパネル5の下縁板51や下側の連結板Rの上面に床面レベルを合わせることができる。
[パネル部品セットの使用方法]
次に、上記構成から成るパネル部品セットの使用方法について説明する。まず、図17(a)に示すように、店舗内の陳列什器を利用した格子型フレームFに対し、左右のサイドパネル2・2を所定の間隔を空けて固定する。具体的には、まずサイドパネル2の第一パネル材23をフック部材21を掛止して固定し、その後、第二パネル材24を第一パネル材23の前方に配置して接続部材S・Sで固定する。
次いで、図17(b)に示すように、一方のサイドパネル2の内側にバックパネル1・1を二つ並べて配置し、更にその内側に間仕切パネル6をフック部材61を掛止して格子型フレームFに固定する。その後、図17(c)に示すように、サイドパネル2、バックパネル1・1および間仕切パネル6で囲われるスペース内に置き床ユニット7・7…を敷設する。
そして、置き床ユニット7・7…が敷設し終わったら、図17(d)に示すように、左右のサイドパネル2・2の前方に、フロントパネル5の下縁板51・51を配置して、間仕切パネル6を固定するための連結板Rを取り付けた状態でサイドパネル2・2に固定する。
その後、図17(e)に示すように、フロントパネル5の下縁板51上に、両側の袖板52・52及び仕切板54を立てて固定し、置き床ユニット7を敷設していないスペース側の開口部に開口枠55を取り付ける。
そして最後に、図17(f)に示すように、これらの袖板52・52及び仕切板54上に上縁板53を載置して、連結板Rを固定した状態でサイドパネル2・2に固定すると共に、これらのパネル上に看板部材4を固定して展示ブースを構築する。
そして、上記フロントパネル5を取り付ける前に、図18に示すようにユニットバスAを置き床ユニット7・7…を敷設していない側のスペースに設置すれば、浴室及び脱衣所を模した住宅設備の展示ブースとして使用することができる。
なお、実施例2においては、ブース空間を仕切る間仕切パネル6をパネル部品セットに含めることにより、二部屋を有する展示ブースを構築可能としているが、図19に示すように間仕切パネル6を構成に含めないで、一部屋の展示ブースを構築することもできる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、パネル部品セットを取り付ける格子型フレームFには、天井面や床面だけでなく室内の壁面に固定されたものを使用することもできる。
また、バックパネル1やサイドパネル2、天井パネル3、フロントパネル5、間仕切パネル6のサイズや材料、構造等は作業性を損なわない程度の重量や安全性を確保できる程度の強度を有していれば自由に変更することが可能である。
そしてまた、パネル同士を連結するための連結部材Jや接続部材Sについても、できるだけ簡単に、かつ、しっかりと連結できる方法であれば他の部材や仕口等を採用することができ、何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
近年、ガスを使用しないオール電化住宅の浸透により、家電等の小売業者が家電や住宅設備の展示会を行う機会が増えており、このような小売業者にとっては、その都度、専門のスタッフを雇って展示会を行うのはコスト面で都合が悪い。
そのような中で、本考案の組立て式展示ブースに用いるパネル部品セットは、小売店舗に常設されている陳列什器を利用して展示ブースを素人でも簡単に組み立てることができる有用な技術であることから、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 バックパネル
11 フック部材
12 ユニットパネル
12a 凹凸部
23 窓枠
2 サイドパネル
21 フック部材
22 脚部
23 第一パネル材
24 第二パネル材
3 天井パネル
31 挿通孔
32 蝶番
33 固定ボルト
4 看板部材
41 挿通孔
5 フロントパネル
51 下縁板
52 袖板
53 上縁板
54 仕切板
55 開口枠
6 間仕切パネル
61 フック部材
7 置き床ユニット
71 床パネル
72 支持脚
F 格子型フレーム
U 下段パネル
M 中段パネル
T 上段パネル
J 連結部材
B 蝶ボルト
N 埋込ナット
S 接続部材
P 頭付きネジ
Q 受け金具
R 連結板
K システムキッチン
A ユニットバス

Claims (6)

  1. 室内の天井面と床面、或いは壁面に固定された格子型フレームFの横枠材に対し、背面のフック部材11を掛止して固定されるバックパネル1と;前記格子型フレームFの横枠材に側縁のフック部材21を掛止して固定され、かつ、前記バックパネル1の両側に隣接して配置される左右のサイドパネル2・2と;前記バックパネル1とサイドパネル2・2上に載置されて連結部材J・J…により固定される天井パネル3とを含んで構成されることを特徴とする組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット。
  2. バックパネル1が複数のユニットパネル12・12…に分割されていることを特徴とする請求項1記載の組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット。
  3. 室内の天井面と床面、或いは壁面に固定された格子型フレームFの横枠材に対し、側縁のフック部材21を掛止して固定され、かつ、所定の間隔を空けて配置される左右のサイドパネル2・2と;これら左右のサイドパネル2・2の前方に配置されて接続部材S・S…により固定される下縁板51及び上縁板53を有するフロントパネル5とを含んで構成されることを特徴とする組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット。
  4. 床パネル71と支持脚72・72…とから成り、かつ、床パネル71がフロントパネル5の下縁板51の上面と床面レベルを合わせて配置された置き床ユニット7・7…を含むことを特徴とする請求項3記載の組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット。
  5. 格子型フレームFの横枠材Bに固定可能なフック部材61を側縁に備え、かつ、左右のサイドパネル2・2の間にこれらのパネルと並行して配置される間仕切パネル6を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット。
  6. サイドパネル2・2が、側縁にフック部材21を備えた第一パネル材23と、この第一パネル材23の前方に並立して配置されて側縁の接続部材S・Sで固定される第二パネル材24とに分割して構成されていることを特徴とする請求項3〜5の何れか一つに記載の組立て式展示ブースに用いるパネル部品セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2574204B (en) * 2018-05-29 2021-02-24 Trieste Group One Ltd A booth

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