JP3158849U - 照明具 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱可能な、利便性及び放熱性に優れる照明具を提供する。
【解決手段】内部に形成される収容空間と、開口と、前記収容空間と連通する複数の配設孔と、前記収容空間と連通する複数の放熱孔13と、前記開口の近傍に設けられる第1係合部材とを備える本体10と、前記本体から露出するように配設孔に配設され、前記本体から光を放射する複数の発光ユニット21を備える防水光源モジュール20と、前記開口を封止するように前記本体に枢着され、前記第1係合部材に係合される第2係合部材を備えるカバーとを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、特に簡単に着脱可能な、利便性及び放熱性に優れた照明具に関する。
発光ダイオード(LED)は、輝度及び省電力効果に優れるものであるので、近年では広く照明具に用いられるようになった。
しかしながら、発光ダイオードを、例えば道路照明具に適用する時は、輝度を向上させるために、1つの道路照明具に複数の発光ダイオードが設けられるので、如何にして放熱を効率よくするかが問題となっていた。また、野外に設置される道路照明具は、従来から防水性も問題も指摘されていた。
また、従来の発光ダイオード道路照明具は、ハウジングと、光源モジュールと、放熱ユニットとを有し、そのうちハウジングは、道路照明具の支柱に取り付けられる中空のものであり、内部に収容空間が形成されるものであり、該光源モジュールは、該ハウジングの内部の収容空間に設けられ、複数の発光ダイオードを備え、該各発光ダイオードは、一側から光線を放射するものであり、該発光ダイオードにおける光線を放射する側は、光線の放射を妨げないようにハウジングから露出されている。さらに、前記放熱ユニットは、前記ハウジングの内部に設けられると共に、前記発光ダイオードによる熱量を放熱するために、該発光ダイオードに連結される。
さらに、従来の発光ダイオード道路照明具は、水気による、該光源モジュールの稼働に対する妨害を防ぐために、前記光源モジュール及び放熱ユニットをハウジングの内部に収容するが、この構成によれば、ハウジングの内部の収容空間は通気性が悪いことから、放熱ユニットの放熱効率が低下して高温となるため、発光ダイオードを故障させてしまう。さらに、この密閉型のハウジングは、簡単に開けることができないので、修理が非常に面倒であった。
そこで、本考案は、従来の照明具における、防水効果と放熱効果との両立が困難であるという問題を改善し、利便性及び放熱性に優れた照明具を提供することを目的とする。
請求項1に係る考案は、内部に形成される収容空間と、開口と、該収容空間と連通する複数の配設孔と、該収容空間と連通する複数の放熱孔と、該開口の近傍に設けられる第1係合部材とを備える本体と、前記本体から露出するように配設孔に配設され、前記本体から光を放射する複数の発光ユニットを備える防水光源モジュールと、前記開口を封止するように前記本体に枢着され、前記第1係合部材に係合される第2係合部材を備えるカバーとを有する。
請求項2に係る考案は、前記各発光ユニットが、第1側と第2側とを具備する連結部材と、該連結部材の内部に設けられる発光部材と、該連結部材の第1端に螺設され、前記本体から突出する被覆部材と、前記収容空間に位置すると共に、該連結部材の第2端に螺設され、該被覆部材と本体を挟持するスリーブと、該被覆部材と発光部材との間に設けられる防水部材と、該連結部材を被覆すると共に、被覆部材と本体の近傍に位置する緩衝リングとを有する。
請求項3に係る考案は、前記防水光源モジュールが、保持部材と、該保持部材に設置される発光ユニットとを有する。
請求項4に係る考案は、前記カバーに、空気対流を促進するための複数の貫通孔が設けられている。
請求項5に係る考案は、前記第1係合部材がリング状を呈し、前記本体に枢設されている。
請求項6に係る考案は、前記第1係合部材がリング状を呈し、前記本体に枢着されている。
請求項7に係る考案は、前記本体における第1係合部材の近傍に、ロッド部が設けられている。
請求項8に係る考案は、前記本体の外側は斜面を呈すると共に、前記配設孔は斜面を呈し、本体の外側に設けられている。
請求項9に係る考案は、前記本体の外側は斜面を呈すると共に、前記配設孔は斜面し、本体の外側に設けられている。
本考案に係る照明具は、上記の課題を解決するもので、支柱に取り付けて、道路照明具として照明効果を提供するものであり、この照明具の本体には、複数の放熱孔が設けられるので、空気対流を促進し、防水光源モジュールの放熱性を向上させることができる。また、カバーが、第1係合部材及び第2係合部材により、開閉自在に本体に設けられると共に、発光ユニットが着脱可能に取り付けられるので、修理が非常に便利である。したがって、本考案に係る照明具は、防水効果及び放熱効果に優れるのみならず、使用上及び修理上の利便性に優れる。
本考案に係る照明具の実施例を示す斜視図。 本考案に係る照明具の実施例を示す分解斜視図。 本考案に係る照明具における発光ユニットの実施例を示す斜視図。 本考案に係る照明具における発光ユニットの実施例を示す分解斜視図。 本考案に係る照明具における発光ユニットの実施例を示す断面図。 本考案に係る照明具における発光ユニットの他の実施例を示す斜視図。 本考案に係る照明具の実施例を示す部分平面図。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示すにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、本考案に係る照明具は、本体10と、防水光源モジュール20と、カバー30とを有する。
その内、本体10は、内部に形成される収容空間と、開口11と、前記収容空間と連通する複数の配設孔12と、前記収容空間と連通する複数の放熱孔13と、開口11の近傍に設けられる第1係合部材14と、支柱に結合されるロッド部15とを備え、本体10の外側は斜面16を呈すると共に、配設孔12は斜面16を呈し、本体10の外側に設けられている。なお、第1係合部材14はリング状を呈し、本体10に枢着されることが好ましい。
防水光源モジュール20は、例えば係合手段などにより、配設孔12に着脱可能に配設される複数の発光ユニット21を備え、また、この発光ユニット21は、本体10から光を放射できるように、本体10の斜面16を呈する外側から露出するので、本考案に係る照明具の照明効果を向上できるのみならず、全体から見てデザイン性に優れる。
図7に示すように、カバー30は、開口11を封止するために本体10に枢着されると共に、第1係合部材14と係合される第2係合部材31を備え、また、カバー30に、空気対流を促進するための複数の貫通孔32が形成されている。
図3ないし図5に示すように、防水光源モジュール20は、それぞれ独立する複数の発光ユニット21を備え、各発光ユニット21は、第1側と第2側と内周壁における第1側の近傍に設けられる内ねじ山と内周壁における第2側の近傍に設けられる外ねじ山とを具備する連結部材22と、連結部材22の内部に設けられる発光ダイオードである発光部材23と、本体10から突出するように、前記内ねじ山により連結部材22の第1端に螺設される被覆部材24と、収容空間に位置すると共に、前記外ねじ山により連結部材22の第2端に螺設され、被覆部材24と本体10を挟持するスリーブ25と、発光部材23を故障させる水気の侵入を防ぐために、被覆部材24と発光部材23との間に設けられる防水部材26と、連結部材22を被覆すると共に、被覆部材24と本体10の近傍に位置する緩衝リング27とを有する。防水光源モジュール20は、保持部材40と、保持部材40に設置される発光ユニット41とを有するものであっても構わない。
ロッド部15により、本体10と支柱とを結合させれば、本考案に係る照明具を道路照明具として適用することができる。また、連結部材22を配設孔12に挿入させ、配設孔12に挿入した連結部材22をスリーブ25で固定させることにより、互いに独立する複数の発光ユニット21を本体10に配置することができる。上述した使用方法によれば、本考案に係る照明具を迅速に組み合わせ、使用上の利便性を図れる。
さらに、発光ユニット21は、発光部材23の防水手段とされる防水部材26を有するので、発光部材23の正常な運用状態を維持するのに有利であり、また、発光ユニット21を配置した後、本体10の開口11を封止するために、カバー30の第2係合部材31と本体10の第1係合部材14との係合により、カバー30が本体10を被う。
また、本考案に係る照明具を修理するときは、第2係合部材31と第1係合部材14とを離脱させてカバー30を開け、スリーブ25を緩めて、発光ユニット21を交換する。即ち、発光ユニット21が故障した時は、照明具全体を交換するのではなく、単に故障した発光ユニット21のみを交換すればよいので、修理コストの低減及び修理時間の短縮に繋がる。
本考案に係る照明具は上記の構成を有し、防水光源モジュールにおける発光ユニットは、防水手段を有すると共に、着脱可能に本体に取り付けられるので、発光ユニットの交換及び修理を容易に行うことができる。また、カバーは、開閉自在に本体に設けられるので、修理がし易く、さらに、前記カバーに設けられる複数の貫通孔は、空気対流を促進して放熱効果を向上させるので、本考案に係る照明具の使用寿命を延長することができる。
さらに、本体の外側は斜面を呈することから、照明の範囲を増大させ、均一的に光線を放射することができるのみならず、外観のデザイン性にも優れるので、本考案に係る照明具は、実用性、利便性並びに美観性に優れるものである。
10 本体
11 開口
12 配設孔
13 放熱孔
14 第1係合部材
15 ロッド部
16 斜面
20 防水光源モジュール
21 発光ユニット
41 発光ユニット
22 連結部材
23 発光部材
24 被覆部材
25 スリーブ
26 防水部材
27 緩衝リング
30 カバー
31 第2係合部材
32 貫通孔
40 保持部材
41 発光ユニット

Claims (9)

  1. 内部に形成される収容空間と、開口と、該収容空間と連通する複数の配設孔と、該収容空間と連通する複数の放熱孔と、該開口の近傍に設けられる第1係合部材とを備える本体と、
    前記本体から露出するように配設孔に配設され、前記本体から光を放射する複数の発光ユニットを備える防水光源モジュールと、
    前記開口を封止するように前記本体に枢着され、前記第1係合部材に係合される第2係合部材を備えるカバーとを有する、照明具。
  2. 前記各発光ユニットは、第1側と第2側とを具備する連結部材と、該連結部材の内部に設けられる発光部材と、該連結部材の第1端に螺設され、前記本体から突出する被覆部材と、前記収容空間に位置すると共に、該連結部材の第2端に螺設され、該被覆部材と本体を挟持するスリーブと、該被覆部材と発光部材との間に設けられる防水部材と、該連結部材を被覆すると共に、被覆部材と本体の近傍に位置する緩衝リングとを有する、請求項1に記載の照明具。
  3. 前記防水光源モジュールが、保持部材と、該保持部材に設置される発光ユニットとを有する、請求項1に記載の照明具。
  4. 前記カバーに、空気対流を促進するための複数の貫通孔が設けられる、請求項1ないし3に記載の照明具。
  5. 前記第1係合部材がリング状を呈し、前記本体に枢設される、請求項1ないし3に記載の照明具。
  6. 前記第1係合部材がリング状を呈し、前記本体に枢着される、請求項4に記載の照明具。
  7. 前記本体における第1係合部材の近傍にロッド部が設けられる、請求項6に記載の照明具。
  8. 前記本体の外側は斜面を呈すると共に、前記配設孔は斜面を呈し、本体の外側に設けられる、請求項1ないし3に記載の照明具。
  9. 前記本体の外側は斜面を呈すると共に、前記配設孔は斜面し、本体の外側に設けられる、請求項7に記載の照明具。
JP2010000150U 2010-01-13 照明具 Expired - Lifetime JP3158849U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049027A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Yoichi Aida 道路照明装置
JP2016500194A (ja) * 2012-07-23 2016-01-07 グイジョウ ジーゼットジーピーエス カンパニー・リミテッド 互換性と通用性の高いled電球の構成方法および一体式led電球および灯具

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