JP3158772U - ロール型歯ブラシ - Google Patents

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JP3158772U
JP3158772U JP2009006532U JP2009006532U JP3158772U JP 3158772 U JP3158772 U JP 3158772U JP 2009006532 U JP2009006532 U JP 2009006532U JP 2009006532 U JP2009006532 U JP 2009006532U JP 3158772 U JP3158772 U JP 3158772U
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JP2009006532U
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Inventor
元徳 宮田
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Miyata Co Ltd
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Miyata Co Ltd
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Abstract

【課題】 回転しながら歯面に付着した着色や歯垢を除去するロール型歯ブラシにおいて、その歯垢及び歯面に付着した生体外由来のタバコのヤニ、紅茶や緑茶類の着色を効率良く除去する歯ブラシを考えた。
【解決手段】
ロール型歯ブラシにおける回転ブラシ素材を従来のナイロン糸から、その構造壁の平均寸法が1/100となるメラミン樹脂発泡体に変更することで歯肉に優しく、着色汚れや歯垢除去力の高いロール型歯ブラシを開発した。
【選択図】図1

Description

本考案は、メラミン樹脂発泡体を使用したロール型歯ブラシに関する。
ロール型歯ブラシの基本的形状に関しては、昭和40年7月29日公開の意匠公報1により示され、基本的な構造に関しては、昭和63年8月5日公開の公開実用新案公報で示されているように公知である。
その後、ロール型歯ブラシ専用の丸ブラシ素子として特許文献1及び、特許文献2などが多数出願されている。しかし、この内容は全てにおいてブラシ部分の詳細な製造方法であった。
意匠公報
意匠248390号公報
実用新案公報
実用新案 昭63−120929号公報
特許文献1
特開2003−325229
特開2004−97692
考案の提示
考案者が解決しようとする課題
市販される全てのロール型歯ブラシにおけるブラシ部は、糸径0.07ミリメートル〜0.13ミリメートルの糸束を超音波により熔着したディスク形状の薄い丸ブラシ素子を積層した構造で製造されている。この円筒形状のブラシを歯面にあて回転させながら歯垢を除去する歯面清掃具である。この歯ブラシの利点は従来型の歯ブラシと異なり掻き出す方法で歯垢除去をしないため歯肉部分に大きな力が罹ることが少なく優しい歯ブラシと考えられる。
ただしその反面、歯垢除去力に関して不安な面があると同時に、歯間部分の歯垢除去力に大きな問題があった。それに加え、従来型歯ブラシと比較して糸径の細いブラシを使用しているが、歯面に付着した生体外由来のタバコのヤニや緑茶等による着色汚れに対してはほとんど除去できなかった。
本考案者はロール型歯ブラシの構造を利用して歯面を軽く回転させるだけで効率良く歯垢除去を行うと同時に、歯面に付着した着色汚れを歯肉に優しい方法で正確に除去する歯ブラシを考えた。
課題を解決するための手段
現状では前記したように糸径0.07ミリメートル〜0.13ミリメートルのブラシ材をディスク形状に熔着した丸ブラシ素子と呼ばれる薄いブラシを、適正枚数積層したブラシを取り付け使用している。今回開発した技術は、前記ブラシと比べ歯面に付着した生体外由来の汚れであるタバコのヤニ、紅茶や緑茶の永年に亘る着色や歯垢を効率良く除去するため、ブラシに変え回転体部分にメラミン樹脂発泡体を使用した。その他にも、耐久力を上昇させ繰り返し使用するため、メラミン樹脂発泡体両側面を樹脂で補強した。
考案の実施するための最良の形態
次に、考案の実施するための最良の形態を図をもって説明する。
図1においてメラミン樹脂発泡体のローラーを使用したロール型歯ブラシ全体の正面図を提示した。このロール型歯ブラシは手動式及び電動式により使用される。まず一方端部分に回転自由に保持されるメラミン樹脂発泡体ローラー1を取り付けピン3によりローラーカバー8に両側面から保持される構造であり、メラミン樹脂発泡体ローラー1側面部分には補強目的から極薄の樹脂プレートを装着した樹脂補強部2を設けその中央部分に取り付けピン3を通すための貫通小孔であるローラー中央小孔6を有する形状とした。又、前記ローラーと本体部5を結ぶ歯ブラシネック部4は口腔内における操作性を向上させる目的から細く曲線形状とした。
図2において、ローラーの各部を照会し、図3においてメラミン樹脂発泡体ローラーを取り除いた歯ブラシ各部を平面図で照会した。ローラーカバー8の中央部分に設けた乾燥窓7はメラミン樹脂発泡体ローラー1の使用後における乾燥を速め清潔に保つ目的があり、取り付けピン3の形状はメラミン樹脂発泡体特有の物性(伸縮性)を利用し取り替え方式のピンの形状を示した。固定式の場合は前記したようにローラーカバー8両側面とメラミン樹脂発泡体ローラー1中央に貫通小孔を開け、別のピンを挿入先端を熱によりカシメ固定する。
考案の効果
メラミン樹脂発泡体ローラーを使用することで次にあげる効果があった。
第一に、回転することで歯肉に対して大きな力が掛ることなくブラッシングすることができ歯肉を痛めることが少なくなった。かと言って、メラミン樹脂発泡体における生体外由来の着色及び歯垢除去力は、従来の歯ブラシと比較し効率が良くロール型歯ブラシのように軽い回転力だけにおいても高い効果をあげることができた。この効果に対しては大学等の研究においても実証されている。
ブラシ部にメラミン樹脂発泡体を使用したロール型ブラシ全体を示す正面図。 ブラッシング面に対し側面(取り付け面)を樹脂をもって補強したメラミン樹脂発泡体ローラーの斜指図。 メラミン樹脂発泡体ローラー取り付け部を示す平面図。
1. メラミン樹脂発泡体ローラー
2. 樹脂補強部
3. 取り付けピン
4. 歯ブラシネック部
5. 本体部
6. ローラー中央小孔
7. 乾燥窓
8. ローラーカバー

Claims (4)

  1. 片手で握り往復移動させることができる形状の一方端面に三方向のカバーを設け、対面する側面山形状部中央付近にメラミン樹脂発泡体からなるブラシ部を支持固定できる軸を有する柄に、円筒形状で中央に小孔を有するメラミン樹脂発泡体を固定したことを特徴とするロール型歯ブラシ。
  2. 請求項1のメラミン樹脂発泡体使用のロール型歯ブラシであって、メラミン樹脂発泡体側面部を樹脂により補強したことを特徴とするロール型歯ブラシ。
  3. 請求項1乃至2のロール型歯ブラシであって、メラミン樹脂発泡体ブラシ部が取り替え自由であることを特徴とするロール型歯ブラシ。
  4. 請求項1乃至3のロール型歯ブラシであって、電動歯ブラシであることを特徴とするロール型歯ブラシ。
JP2009006532U 2009-08-21 ロール型歯ブラシ Expired - Lifetime JP3158772U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3158772U true JP3158772U (ja) 2010-04-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100701A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 アレクサンダー カンデミアAlexander Kandemir 機械的歯ブラシ

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