JP3158688B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- Japan
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- flow path
- ink
- nozzle
- cross
- path substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14403—Structure thereof only for on-demand ink jet heads including a filter
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
吐出させて印字する、いわゆるオンデマンド型のインク
ジェットヘッドに関する。
ンク流路が設けられ、各インク流路にそれぞれノズル,
加圧室を平面的に配置し、この流路基板に接合される流
路基板蓋には、加圧室に対向的に圧電素子等のインク吐
出手段が設けられている、いわゆるオンデマンド型マル
チノズルインクジェットヘッドがある。
断面積が大きいので、両者を同じピッチで配列すること
ができず、ノズルを所定のピッチで配置し、加圧室に向
って間隔を広げて扇形に配置する構成(例えば特公昭5
9−3150号公報)や、高密度に配置したノズルをイ
ンク流路と直角にし、インク流路を放射状に配置した構
成(例えば特公昭59−4309号公報)等がある。い
ずれも複数のインク流路の長さがそれぞれ相違すること
となり、またノズル近傍は他のインク流路の部分よりも
断面積が小さく流路抵抗が大きいので、わずかなインク
流路の長さの違いにより、ノズルの先端から飛び出すイ
ンク滴の大きさや噴射速度が異なり、画像の均一性を悪
くしてしまう。このために流路間の特性差を補正する電
気回路が必要であった。また、インク吐出後のインクの
充填時間が長くかかり、応答周波数が十分に上らず、高
速化を達成するのが困難であった。
ぞれの加圧室の出口からノズルまでの部分が、長い流路
は断面積を大きく形成し、短い流路は断面積を小さく形
成し、それぞれのインク流路全体の流路抵抗を同じにす
ることにより問題点を解決しようとしている。
もインク流路の深さは各部分に亘り実質的に同一になっ
ており、幅の相違により断面積が相違している。このよ
うにインク流路の各部分においてそれぞれ断面積が相違
し、特にノズル近傍では、ノズル間のピッチが小さいの
でインク流路の幅は狭くなり、したがって断面積が小さ
く流路抵抗が大であるので、インクが流れ難くなり、吐
出性能が十分でなく、インクの供給の効率が悪いという
問題があった。
分の断面積を実質的に同一にして、高解像度かつ高速化
を達成し、画像を均一にして高品質画像を達成し、かつ
安価に提供することにある。
めに本発明では、インク滴を吐出する複数のノズルと、
ノズルとインク流路を介して連通する加圧室が、隣り合
うノズル間ピッチより広いピッチで形成された流路基板
と、流路基板のインク流路及び加圧室を封止する側に積
層された流路基板蓋とを備えたインクジェットヘッドに
おいて、インク流路は、その長手方向の断面積を略同一
となるように幅広の部分は流路基板の厚み方向に浅く、
幅狭の部分は流路基板の厚み方向に深く形成されている
ことを特徴とする。
おり、流路基板1の上面に、共通のインク溜室2が設け
てあり、このインク溜室2から複数のノズル3…まで、
複数のインク流路4…により連通している。流路基板1
の上面に流路基板蓋5(図3)が接合されており、流路
基板蓋5の上面であって後述の加圧室に対向する位置に
は、インクの加圧手段である圧電素子6が固着してあ
る。
5を参照して次に説明する。インク溜室2からノズル3
までの間のインク流路4は、その中央部に加圧室4aが
設けてあり、インク溜室2から加圧室4aの入口までの
間の後部流路4bは、加圧室4aの位置に応じて適宜屈
曲させ、各後部流路4bの長さがほぼ同じになるように
してある。後部流路4bはリストリクション4cを介し
てインク溜室2に連通している。後部流路4bは流路の
各部分に亘りその幅w1 をほぼ同じにし、その深さh1
もほぼ均一に形成してある。
前部流路4dは、加圧室の出口付近の流路4d1 では、
後部流路4bの幅と同じ幅w1 で幅広の部分であるが、
ノズル付近の流路4d2 ではノズルのピッチの関係から
幅w2 のように大きくとることができず、幅狭の部分で
ある。そこで図4のように、幅広の流路4d1 では、後
部流路4bの深さと同じ深さh1 で浅く形成し、図5の
ように、幅狭の流路4d2 では深さh2 のように深く形
成する。この様にしてインク流路の断面積を流路の各部
分に亘り実質的に同一にしている。即ち、断面積は幅×
深さであるので、w1 ×h1 =w2 ×h2 となるように
設定する。
の電極に図示しない駆動回路から駆動信号が供給される
と、圧電素子6が加圧室内方に湾曲し、加圧室4aの体
積を圧縮する。このためにインクが加圧され、インクは
ノズル3に向って流れ、ノズル3から外部に吐出されて
印字が行われる。前部流路4dは全ての位置で断面積を
同じに形成してあるので、流路抵抗が同一であり、イン
クは均一に素早く流れてノズル3から吐出する。インク
の吐出後に圧電素子6に対する印加電圧は0となり、圧
電素子6は初期状態に復帰する。この時毛細管現象によ
りインク溜室2内のインクが後部流路4bを通って加圧
室4aに供給されるが、このときも後部流路4bの各部
分の断面積が同一で流路抵抗が同一であるので、インク
は均一に素早く加圧室4aに供給され、前部流路4dを
通ってノズル3のメニスカス面を初期の状態に戻す。
図示のような長方形状に限られず、逆台形状や、底部が
曲線の断面形状や、三角形状等でもよく、その他種々の
断面形状が可能である。
ク滴を吐出する複数のノズルと、ノズルとインク流路を
介して連通する加圧室が、隣り合うノズル間ピッチより
広いピッチで形成された流路基板と、流路基板のインク
流路及び加圧室を封止する側に積層された流路基板蓋と
を備えたインクジェットヘッドにおいて、インク流路
は、その長手方向の断面積を略同一となるように幅広の
部分は流路基板の厚み方向に浅く、幅狭の部分は流路基
板の厚み方向に深く形成されていることにより、インク
滴を吐出するノズルの解像度を上げるために、ノズルの
配列ピッチを、インクを加圧するに必要な所望の幅を有
する加圧室の配列ピッチよりも集積させたインクジェッ
トヘッドにおいて、各インク流路の実質的な流路抵抗を
各断面で同一にできるため、それぞれのノズルからイン
クが均一に吐出し、かつインク流路内でインクが停滞す
る箇所がなく素早く流れることでインクの充填時間が短
縮し、インクの吐出特性及び応答周波数の向上が達成で
きる。従って、高解像度かつ高速印字の可能なプリンタ
を提供することができるという効果を有する。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 インク滴を吐出する複数のノズルと、前
記ノズルとインク流路を介して連通する加圧室が、隣り
合う前記ノズル間ピッチより広いピッチで形成された流
路基板と、前記流路基板の前記インク流路及び加圧室を
封止する側に積層された流路基板蓋とを備えたインクジ
ェットヘッドにおいて、 前記インク流路は、その長手方向の断面積を略同一とな
るように幅広の部分は前記流路基板の厚み方向に浅く、
幅狭の部分は前記流路基板の厚み方向に深く形成されて
いることを特徴とするインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20519392A JP3158688B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20519392A JP3158688B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647913A JPH0647913A (ja) | 1994-02-22 |
JP3158688B2 true JP3158688B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=16502948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20519392A Expired - Lifetime JP3158688B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158688B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2795213B2 (ja) * | 1995-04-04 | 1998-09-10 | 日本電気株式会社 | インクジェットプリントヘッド |
JP4492524B2 (ja) | 2005-03-22 | 2010-06-30 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッド |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20519392A patent/JP3158688B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0647913A (ja) | 1994-02-22 |
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