JP3157649U - シリコン製掬い具 - Google Patents

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邦夫 鈴木
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Abstract

【課題】シリコン製でありながら、液体または流動体をうまく掬いあげることが可能な掬い具を提供する。【解決手段】掬い具(100)は、把手(130)と、把手の一端に形成された凹状部分(140)と、を有する。掬い具は、硬質材料からなる芯材(110)と、芯材の周囲に形成されたシリコンカバー(120)と、からなり、芯材は、把手と、凹状部分のうち少なくとも最上面の外縁部分とに組み込まれており、芯材には、凹状部分の底部に対応する領域において、開口部(113)が形成されており、シリコンカバーには、芯材の開口部に重なる領域において小孔(150)が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案はシリコン製のお玉その他の掬い具に関する。
ヘラ、長尺箸、トング、フライ返しなどの料理時に使用される調理道具は、従来は、金属製のものが大半であったが、これら金属製の調理道具が鍋や食器に触れたりすると、鍋や食器を傷つけるおそれがあるため、最近では、金属よりも軟質の樹脂製の調理道具が多数提案されている。
また、最近では、軟質の素材としてシリコンが注目を集めており、シリコン製の調理道具も開発の対象となっている。
しかしながら、シリコンを単独で材料として使用する場合、シリコンは柔らかすぎて、調理道具としての機能を発揮できないことが多い。特に、液体状または流動体状の対象物を掬いあげる調理道具をシリコンで形成する場合、掬いあげる機能を発揮すべき部分が柔らかすぎると、対象物をうまく掬いあげることができない。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シリコン製でありながら、液体状または流動体状の対象物をうまく掬いあげることが可能な調理道具、特に、通常、お玉と呼ばれる掬い具を提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、把手(130)と、前記把手(130)の一端に形成された縦断面が凹状の形状をなしている凹状部分(140)と、からなる掬い具(100)であって、前記掬い具(100)は、硬質材料からなる芯材(110)と、前記芯材(110)の周囲に形成されたシリコンカバー(120)と、からなり、前記芯材(110)は、前記把手(130)と、前記凹状部分(140)のうち少なくとも最上面の外縁部分とに組み込まれており、前記芯材(110)には、前記凹状部分(140)の底部に対応する領域において、少なくとも一つの開口部(113)が形成されており、前記シリコンカバー(120)には、前記芯材(110)の前記開口部(113)に重なる領域において、少なくとも一つの孔(150)が形成されている掬い具(100)を提供する。
前記芯材(110)は、例えば、硬質樹脂、金属または金属ワイヤーからなる。
本考案に係る掬い具においては、芯材は、把手と、凹状部分の少なくとも最上面の外縁部分とに組み込まれている。このように把手の内部には芯材が組み込まれているため、ユーザーが把手を持った場合、把手がひしゃげることはなく、把手を持つことによって、掬い具の全体を支持することができる。また、凹状部分には、少なくとも最上面の外縁部分に芯材が組み込まれているため、凹状部分の中に液体または流動体を掬い入れた場合、凹状部分の最上面の外形以外の部分(すなわち、芯材が組み込まれていない部分)は変形する可能性があるが、凹状部分の最上面の外形そのものは変形しない。このため、凹状部分により確実に液体または流動体を掬い上げることができる。
さらに、本考案に係る掬い具の全周囲は軟質のシリコンカバーで覆われているため、掬い具が鍋その他の金属製調理道具と接触したとしても、それらの調理道具に傷をつけるおそれがない。
図1(A)は芯材を上方から見た場合の平面図、図1(B)は図1(A)の1B−1B線における縦断面図、図1(C)は本考案の第一の実施形態に係る掬い具を上方から見た場合の平面図、図1(D)は図1(C)の1D−1D線における縦断面図である。 複数の開口部を形成した芯材の一例を示す平面図である。
(第一の実施形態)
本考案の第一の実施形態に係る掬い具100は、硬質材料からなる芯材110と、芯材110の全周囲に形成されたシリコンカバー120と、から構成されている。
図1(A)は芯材100を上方から見た場合の平面図、図1(B)は図1(A)の1B−1B線における縦断面図である。また、図1(C)は本実施形態に係る掬い具100を上方から見た場合の平面図、図1(D)は図1(C)の1D−1D線における縦断面図である。
図1(C)に示すように、本実施形態に係る掬い具100は、長尺状の把手130と、把手130の一端に形成された縦断面が凹状の形状(すなわち、下に向かって凹んでいる形状)をなしている凹状部分140と、を備えている。
図1(A)に示すように、芯材110は、掬い具100の把手130に対応する第一部分111と、掬い具100の凹状部分140に対応する第二部分112と、から構成されている。
本実施形態に係る掬い具100においては、芯材110(すなわち、第一部分111及び第二部分112)はステンレススティール製である。
第一部分111は一方向に延びる長尺の平板からなり、この第一部分111の全周囲にシリコンカバー120が被覆されることにより、把手130が形成される。
第二部分112は、上方から見た形状としては長円形に近い形状をなしており、また、図1(B)に示すように、予め定められた深さを有する容器状の凹部形状を形成している。
第二部分112の中央にはほぼ円形の開口部113が形成されている。具体的には、開口部113は第二部分112の底部に形成されており、開口部113の外縁に沿って側壁部114が形成され、この側壁部114により凹部形状が形成されている。この第二部分112の全周囲にシリコンカバー120が被覆されることにより、凹状部分140が形成される。
図1(C)及び図1(D)に示すように、第二部分112の周囲に被覆されているシリコンカバー120には、開口部113と重なり合う領域において、複数の小孔150が形成されている。
以上のような構造を有する本実施形態に係る掬い具100は以下のような機能を発揮する。
上記のように、本実施形態に係る掬い具100においては、芯材110は、把手130と、凹状部分140の外縁部分(より具体的には、凹状部分140の側壁部分)とに組み込まれている。
このように把手130の内部には芯材110が組み込まれているため、ユーザーが把手130を持った場合、把手130がひしゃげることはなく、把手130を持つことによって、掬い具100の全体を支持することができる。
また、凹状部分140には、その外縁部分に芯材110が組み込まれているため、凹状部分140の中に液体または流動体を掬い入れた場合、凹状部分140の外形以外の部分(すなわち、芯材110が組み込まれていない部分)は変形する可能性があるが、凹状部分140の外形そのものは変形しない。このため、凹状部分140により確実に液体または流動体を掬い上げることができる。
さらに、本実施形態に係る掬い具100の全周囲は軟質のシリコンカバー120で覆われているため、掬い具100が鍋その他の金属製調理道具と接触したとしても、それらの調理道具に傷をつけるおそれがない。
なお、本実施形態に係る掬い具100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る掬い具100においては、芯材110はステンレススティール製であるが、芯材110の材質はステンレススティールには限定されない。他の金属を用いることも可能である。あるいは、金属に代えて、硬質樹脂を用いることもできる。また、金属を用いる場合、本実施形態に係る掬い具100のように、芯材110を単体としての金属成形品から構成することに代えて、複数個の金属線(金属ワイヤー)を並べて配置することにより、芯材110とすることも可能である。複数の金属線を用いる場合には、それらの金属線を等間隔に配置してもよく、あるいは、隣り合う金属線が相互に接触するように各金属線を並べても良い。
また、本実施形態に係る掬い具100においては、凹状部分140における芯材110は開口部113に対応する領域以外の領域を覆うように形成されているが、例えば、凹状部分140の最上面の外縁部分のみに対応して形成することも可能である。このように、芯材110が少なくとも凹状部分140の最上面の外縁部分に形成されていれば、凹状部分140は凹状の形状を維持することが可能である。
また、本実施形態に係る掬い具100においては、芯材110の第二部分112において一つの開口部113が形成されているが、開口部113の個数は1個には限定されない。必要に応じて、複数個の開口部113を形成することが可能である。
図2は、複数の開口部113を形成した芯材110の一例を示す平面図である。
図2に示すように、例えば、中央の開口部113aの周囲に等円周角に6個の開口部113bを形成することができる。この場合、シリコンカバー120に形成される小孔150は開口部113a及び開口部113bと重なり合うように形成される。
また、シリコンカバー120に形成される小孔150の個数も、必要に応じて、任意の個数を選択することができる。
なお、本実施形態に係る掬い具100は、例えば、孔開きお玉や孔開きスプーンなどの調理道具として具現化される。
100 本考案の第一の実施形態に係る掬い具
110 芯材
120 シリコンカバー
111 芯材の第一部分
112 芯材の第二部分
113 開口部
113a、113b 開口部
114 側壁部
130 把手
140 凹状部分
150 小孔

Claims (2)

  1. 把手と、前記把手の一端に形成された縦断面が凹状の形状をなしている凹状部分と、からなる掬い具であって、
    前記掬い具は、硬質材料からなる芯材と、前記芯材の周囲に形成されたシリコンカバーと、からなり、
    前記芯材は、前記把手と、前記凹状部分のうち少なくとも最上面の外縁部分とに組み込まれており、
    前記芯材には、前記凹状部分の底部に対応する領域において、少なくとも一つの開口部が形成されており、
    前記シリコンカバーには、前記芯材の前記開口部に重なる領域において、少なくとも一つの孔が形成されている掬い具。
  2. 前記芯材は、硬質樹脂、金属及び金属ワイヤーの何れか一つからなるものであることを特徴とする請求項1に記載の掬い具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5804617B1 (ja) * 2015-04-30 2015-11-04 克幸 伊藤 掬い具及びボウル

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