JP3157157U - 把手付茶漉し器 - Google Patents

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満昭 南谷
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Abstract

【課題】薄くて強度の強い把手をフランジ部へ機械的に嵌着した茶漉し器を提供する。【解決手段】近年、合成樹脂製の茶漉し器が使用されるようになってきた。上端に急須や湯呑の口縁部に掛止させるフランジ部1aを形成したポリプロピレンまたはポリエチレンからなる茶漉し器Aに、ポリスチレンまたはABS樹脂からなる把手Bを機械的に嵌着したものである。嵌着部の構成は、茶漉し器Aのフランジ部に平面視L字形の切欠部と逆L字形の切欠部を4〜8mm離して形成する。そして、把手Bの基端側にフランジ部1aが嵌合する二又部を設けるとともに、切欠部に嵌合するL字形と逆L字形の凸片をそれぞれ設ける。【選択図】図1

Description

本考案は合成樹脂製の把手付茶漉し器に関するものである。
緑茶や紅茶などの茶葉に湯を注いで茶を漉すための茶漉し器は、金網を半球殻状に湾曲させて作られたものが一般的であるが、近年は安価な合成樹脂製のものもかなり使用されている。
本願考案者は、先に、渡し網の周縁部分を筒状本体の下端部に一体成形させて簡便に製造する合成樹脂製の茶漉し器を開発し(特許文献1参照。)ている。
特許文献1の茶漉し器は、図5に示すように、急須などの口縁部に掛止させるフランジ部1aを備えた合成樹脂製の筒状本体1と、該筒状本体1の下端部を塞ぐ漉し網2とを備えている。この漉し網2の横断面形状は、上下逆向きのほぼ台形に形成している。
ところで、茶漉し器を湯飲みやマグカップに直接係合させて使用する場合があるが、この場合には、把手を備えたものが使用される。特許文献1の茶漉し器では、茶漉し器上端のフランジ部に把手が一体に成形したものが記載されている。
実用新案登録第3009983号公報
合成樹脂製の茶漉し器は、ポリプロピレンやポリエチレンなどの比較的安価で耐熱性の優れたものが使用されているが、これらは、接着や溶着が困難であるため、一般に、上記のようにフランジ部に一体成形している。しかしながら、把手が必要とする強度を持たせるには、フランジ部および把手を厚くするとともに把手の幅寸法も大きくする必要がある。このため、急須に嵌装して使用する場合は、把手が厚いため蓋が浮いてしまい保温効果が落ちるという問題がある。
また、把手のみを着色したい場合が多いが、かなり制限を受け、要望する色には着色できないという欠点もある。さらに、把手をフランジ部に一体成形するのは金型構造が複雑になり費用が嵩むばかりでなく、当然ながら把手のないものも必要なので、同じサイズの茶漉し器に対して金型を2個必要とする。
そこで、本考案は、把手を茶漉し器とは別体として製作し、簡便に茶漉し器のフランジ部へ機械的に嵌着した把手付茶漉し器を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本考案の把手付茶漉し器は、次のように構成した。すなわち、上端に急須や湯呑の口縁部に掛止させるフランジ部に把手を備えた合成樹脂製の茶漉し器において、該フランジ部に平面視L字形の切欠部と逆L字形の切欠部を4〜8mm離して形成し、把手の基端側にフランジ部が嵌合する二又部を設けるとともに、該二又部に該両切欠部に嵌合するL字形と逆L字形の凸片をそれぞれ備え、該切欠部に該凸片が嵌着されたことを特徴としている。
茶漉し器は、上端にフランジ部を備えたものであれば、その形状は特に問わない。
材質は、ポリプロピレンまたはポリエチレンが望ましい。なお、フランジ部の厚みは把手のないものと同じとする。把手の材質は、特に限定しないが、ポリスチレンまたはABS樹脂が(請求項2)望ましい。スチレン(GPPS)は衝撃に弱いので、重合時に少量のポリブタジエン等を加えた高衝撃ポリスチレン(HIPS)が望ましい。
把手は、茶漉し器のフランジ部に機械的に嵌着する。その構造は、フランジ部側は、平面視L字形の切欠部と逆L字形の切欠部を4〜8mm離して形成し、把手側は、基端側(フランジ部側)にフランジ部が嵌合する二又部を設けて、該両切欠部に嵌合するL字形と逆L字形の凸片をそれぞれ設ける。ここで、L字形、逆L字形は、厳密なものではなく、例えば、90度に曲がっていなくてもよいし、曲線であってもよい。
切欠部へ該凸片を嵌着する手段は、フランジ部の該切欠部の左右近傍を保持して左右へ引張りつつ把手の該凸片を切欠部へ押込むような治具を用いるとよい。
把手の形状は特に限定しないが、請求項2に記載のように、手で掴むところは水平として、フランジ部より4〜8mm上方に位置させるとよい。
本考案の把手付茶漉し器は、茶漉し器と把手を別体として機械的に嵌着するようにしたので、従来のように、把手付茶漉し器の金型を必要としない。また、把手の材質をポリスチレンまたはABS樹脂など強度の高い材質を使用して薄いものにすることができ、急須に適用した場合にも蓋がさほど浮かないものにできる。また、把手を赤や青などに着色したものとすることが簡便にできる。
さらに、把手のフランジ部への締結は、フランジ部に平面視L字形の切欠部と逆L字形の切欠部を4〜8mm離して形成し、把手の基端側にフランジ部が嵌合する二又部を設けるとともに、二又部に両切欠部に嵌合するL字形と逆L字形の凸片をそれぞれ備え、該切欠部に凸片を嵌着した構造としたので、確実に嵌着され加工も少なく迅速に製作できる。 また、請求項2に記載のように、把手を、手で掴むところは水平として、フランジ部より4〜8mm上方に位置させれば、扱い易いものにできる。
本考案の把手付茶漉し器の実施の形態を示す斜視図である。 同、茶漉し器のフランジ部の把手取付部の詳細を示す平面図である。 同、把手の詳細を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)におけるX−X視図である。 同、把手の取付時の状態を示す平面図である。 従来の把手付茶漉し器の全体を示す斜視図である。
本考案の把手付茶漉し器の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、把手付茶漉し器の全体を示す斜視図であり、上記従来技術で説明した特許文献1に示した茶漉し器に把手を取付けたものである。
茶漉し器Aは、上端にフランジ部1aを設けた合成樹脂製の筒状本体1と、該筒状本体1の解放下端を塞ぐ漉し網2とからなり、漉し網2の横断面形状は、逆向き台形に形成されている。そして、その境目には漉し網2を補強するための補強バー1cが架設されている。なお、図において1bは段差部で下端側の径を若干小さくしている。
図2は、把手Bを取付けるフランジ部1aの詳細を示すもので、茶漉し器Aの中心部から見て、L字形の切欠部1dと逆L字形の切欠部1eを5mmほど離して形成している。なお、フランジ部1aの厚みは、1mmで、切欠部1d,1eは、プレスによって打ち抜いて形成している。
把手Bは、図3に示すように、基端側(フランジ部側)端部に二又部3aを形成し、ここに、該切欠部1d,1eに嵌着する凸片3b、3cが設けられている。
把手Bの材質は、ここでは、ポリスチレンを使用しており、大きさは、幅12mm、長さ40mm、で厚みは2.5mmとしている。そして、基端側に対して手で掴む側は4mm高くしており、基端側の水平部は15mm、手で掴む側の水平部は15mm、その中間は傾斜させている。また、基端側は凸片3b、3cが形成し易いように、二又部の下面側に開口部3d、3e、3fを形成している(図3(c)参照)。
なお、図3(a)において3gは抜き孔である。
図4は、把手Bを茶漉し器Aのフランジ部1aへ嵌着するときの状態を示している。
まず、茶漉し器Aおよび把手Bを裏返しに置き、把手Bの凸片3b、3cがフランジ部1aの切欠部1d,1eに対向させて置く。続いて、切欠部1d,1eの近くを把持して左右へ引張り、切欠部1d,1eを拡げる。続いて、把手Bを押込んで、左右の引張りを止める。茶漉し器はポリプロピレンなので、引張りを止めることにより、元の状態に復帰するが、このとき、凸片3b、3cが切欠部1d,1eに嵌着し、把手はしっかりとフランジ部1aに固着される。
A 茶漉し器
B 把手
1 筒状本体
1a フランジ部
1b 段差部
1c 補強バー
1d 切欠部
1e 切欠部
2 漉し網
3 把手体
3a 二又部
3b 凸片
3c 凸片
3d 開口部
3e 開口部
3f 開口部
3g 抜孔

Claims (2)

  1. 上端に急須や湯呑の口縁部に掛止させるフランジ部に把手を備えた合成樹脂製の茶漉し器において、該フランジ部に平面視L字形の切欠部と逆L字形の切欠部を4〜8mm離して形成し、把手の基端側にフランジ部が嵌合する二又部を設けるとともに、該二又部に該両切欠部に嵌合するL字形と逆L字形の凸片をそれぞれ備え、該切欠部に該凸片が嵌着されたことを特徴とする把手付茶漉し器。
  2. 前記把手は、材質をポリスチレンまたはABS樹脂とし、手で掴むところは水平として、フランジ部より4〜8mm上方に位置させたことを特徴とする請求項1記載の把手付茶漉し器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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