JP3157093U - パイプ取付部材及びパイプ取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】パイプの取付作業を簡易化でき、取付作業性を向上することが可能なパイプ取付部材及びパイプ取付構造を提供する。【解決手段】内壁1に設けられた開口1aと外壁2に設けられた開口2aとを繋ぐ通気用のパイプ20のパイプ取付部材10であって、柱3に取り付けられる柱用取付部12と、内壁1に取り付けられる板状の内壁用取付部11とを有する。内壁用取付部11は、通気用の貫通穴14と、貫通穴14の周縁から外壁2側に延びる円筒状のパイプ挿入部15とを有する。内壁用取付部11の外壁2側の面には、パイプ挿入部15とパイプ挿入部15に挿入されるパイプ20との境界部分に周状に接触するように環状ゴム部材50を掛け渡すための複数の係止片17Dが突設されている。【選択図】図1
Description
本考案は、室内と室外とを連通して室内の換気を行うための換気装置における通気パイプのパイプ取付部材及びパイプ取付構造に関する。
従来より、この種の換気装置は、内壁の開口と外壁の開口とを繋ぐ通気用のパイプを備えており、パイプは、パイプの外周と内壁の開口と間の隙間を塞ぐように粘着テープを巻き付けることにより内壁に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の技術によれば、作業者が粘着テープをパイプの全周に渡って巻き付ける必要があり、パイプの取付作業に手間を要していた。
本考案は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、パイプの取付作業を簡易化でき、取付作業性を向上することが可能なパイプ取付部材及びパイプ取付構造を提供するものである。
本考案に係るパイプ取付部材は、内壁(1)に設けられた開口(1a)と外壁(2)に設けられた開口(2a)とを繋ぐ通気用のパイプ(20)のパイプ取付部材(10)であって、柱(3)に取り付けられる柱用取付部(12)と、内壁(1)に取り付けられる板状の内壁用取付部(11)とを有し、内壁用取付部(11)は、通気用の貫通穴(14)と、貫通穴(14)の周縁から外壁(2)側に延びる円筒状のパイプ挿入部(15)とを有し、内壁用取付部(11)の外壁(2)側の面には、パイプ挿入部(15)とパイプ挿入部(15)に挿入されるパイプ(20)との境界部分に周状に接触するように環状ゴム部材(50)を掛け渡すための複数の係止片(17A、17B、17C、17D)が突設されているものである。
また、本考案に係るパイプ取付部材は、内壁用取付部(11)の内壁(1)側の面に、貫通穴(14)を気密に塞ぐ気密シート(18)が貼付されているものである。
また、本考案に係るパイプ取付部材は、貫通穴(14)を気密に塞ぐように内壁用取付部(11)に貼付された気密シート(18)上又は内壁用取付部(11)に金属シート(19)が貼付されているものである。
また、本考案に係るパイプ取付構造は、上記の何れかのパイプ取付部材(10)のパイプ挿入部(15)にパイプ(20)が挿入され、パイプ挿入部(15)とパイプ(20)との境界部分に周状に接触するように、環状ゴム部材(50)が複数の係止片(17A、17B、17C、17D)のうちの2箇所の係止片に掛け渡され、パイプ(20)がパイプ取付部材(10)のパイプ挿入部(15)に対して回動不能に装着されているものである。
本考案によれば、パイプ取付部材に複数の係止片を設けたので、単に環状ゴム部材を2箇所の係止片に掛け渡すだけでパイプ挿入部とパイプとを装着することが可能となる。よって、換気装置の設置業者による取付作業を簡易化することができる。
本考案によれば、内壁用取付部の内壁側の面に、貫通穴を気密に塞ぐ気密シートが貼付されているので、気密検査の際に貫通穴にガムテープを貼る等の従来必要であった作業が不要となり、気密検査時の手間を軽減することができる。
本考案によれば、気密シート又はパイプ取付部材に金属シートが貼付されているので、パイプの位置を内壁取付後の室内側から探知可能となり、パイプ位置に合わせて内壁に開口を形成する際の作業時間の短縮化及び作業者の手間軽減が可能となる。
本考案によれば、パイプ挿入部とパイプとの境界部分に周状に接触するように環状ゴム部材が係止片に掛け渡されているので、パイプがパイプ挿入部に対して強固に取り付けられ、パイプがパイプ挿入部に対して回動するのを防止することができる。よって、パイプがパイプ挿入部から抜け落ちるのを防止することができる。
実施の形態1.
図1は、一実施の形態に係るパイプ取付部材を有する換気装置の取付状態を示す断面図である。なお、図1におけるパイプ取付部材の部分は、図3のA−A断面に相当する。図2は、図1のパイプ取付部材の斜視図である。図3は、図1のパイプ取付部材の正面図である。図4は、図1のパイプ取付部材の背面図である。図4は、図1のパイプ取付部材にパイプを取り付けた状態を示す斜視図である。
図1は、一実施の形態に係るパイプ取付部材を有する換気装置の取付状態を示す断面図である。なお、図1におけるパイプ取付部材の部分は、図3のA−A断面に相当する。図2は、図1のパイプ取付部材の斜視図である。図3は、図1のパイプ取付部材の正面図である。図4は、図1のパイプ取付部材の背面図である。図4は、図1のパイプ取付部材にパイプを取り付けた状態を示す斜視図である。
住戸等の建物の壁面には、室内100の空気と室外200の新鮮な外気との換気を行う換気装置が設置されている。換気装置は、内壁1の開口1aと外壁2の開口2aとを繋ぐ通気用のパイプ20を有しており、このパイプ20を介して室内100と室外200とが連通し、換気が行われる。
以下、本考案の要部であるパイプ取付部材10及びパイプ取付構造の詳細な構造を説明するに先だって、換気装置の設置手順の概要について説明する。なお、換気装置の設置工事は、構造体である柱3が組み立てられた段階で行われる。
換気装置を設置する作業者は、建物の壁厚に応じて必要な長さに切断したパイプ20をパイプ取付部材10に対して後述するようにして簡単に装着する。なお、パイプ20は、換気装置完成後の使用時に、パイプ20内で凝縮した水が室外200に排出されるように図1に示すように室内100側から室外200側に向けて下方に傾斜するように水勾配を付けてパイプ取付部材10に装着される。
換気装置を設置する作業者は、建物の壁厚に応じて必要な長さに切断したパイプ20をパイプ取付部材10に対して後述するようにして簡単に装着する。なお、パイプ20は、換気装置完成後の使用時に、パイプ20内で凝縮した水が室外200に排出されるように図1に示すように室内100側から室外200側に向けて下方に傾斜するように水勾配を付けてパイプ取付部材10に装着される。
そして、パイプ20が装着されたパイプ取付部材10を柱3に対してネジ13aにより固定する。続いて、柱3に防水シート4を貼り付けた後、パイプ20に対応する位置に開口2aが貫通形成された外壁2を取り付ける。そして、外壁2の外側から排気ダクト40をパイプ20に接続する。
続いて、柱3に内壁1を取り付ける。内壁1には開口1aがまだ形成されていない。このため、内壁1に開口1aを室内100側から形成する。なお、開口1aは、パイプ20の位置に合わせて形成する必要があるが、室内100にいる作業者にはパイプ20の位置が確認できない。しかし、作業者は、設計図面と後述の方法とにより室内100側からパイプ20の位置を簡単に特定し、パイプ20の位置に合わせて内壁1に開口1aを形成する。そして、内壁1にクロスを貼る等の内装を行った後、内壁1の開口1aに換気口用の化粧パネル30を取り付け、換気装置の設置が完了する。
ここで、化粧パネル30は、化粧パネル本体31と、化粧パネル本体31に形成された通気口32を開閉可能な開閉蓋33とを有しており、開閉蓋33にはフィルター33aが装着されている。化粧パネル本体31は、内部が通気口32となる筒状の円筒部34と、円筒部34の一端に形成されたフランジ部35とを有し、円筒部34を内壁1の開口1aを介してパイプ20内に内挿するとともに、フランジ部35を内壁1の室内100側に接触させ、ネジ36を、フランジ部35に設けた挿通穴37及び内壁1を貫通させてパイプ取付部材10のネジ穴16aにねじ留めすることにより内壁1に固定される。なお、ここでの固定方法は、ボルトとナットによる固定でももちろん良い。
次に、パイプ取付部材10の構造について図2〜図4を参照して説明する。
パイプ取付部材10は、内壁1の室外200側に接触して内壁1に固定される矩形板状の内壁用取付部11と、内壁用取付部11の一辺に一体に形成され、柱3に固定される柱用取付部12とを有しており、例えば樹脂で構成される。柱用取付部12には、柱3への固定用のネジ13aが挿入される挿通孔13が貫通形成されており、この挿通孔13にネジ13aが挿通され、柱3に螺合されることによりパイプ取付部材10が柱3に固定される。
パイプ取付部材10は、内壁1の室外200側に接触して内壁1に固定される矩形板状の内壁用取付部11と、内壁用取付部11の一辺に一体に形成され、柱3に固定される柱用取付部12とを有しており、例えば樹脂で構成される。柱用取付部12には、柱3への固定用のネジ13aが挿入される挿通孔13が貫通形成されており、この挿通孔13にネジ13aが挿通され、柱3に螺合されることによりパイプ取付部材10が柱3に固定される。
また、内壁用取付部11は、通気を行うための貫通穴14と、貫通穴14の周縁から外壁2側に延びる円筒状のパイプ挿入部15とを有している。このパイプ挿入部15内にパイプ20が挿入されることになるが、パイプ20は、上述したように水勾配を有するようにパイプ取付部材10に装着する必要があることから、パイプ挿入部15の軸方向の長さ及び内径は、パイプ20を所望の水勾配で支持することが可能な寸法となっている。
また、内壁用取付部11の外壁2側の面には、円筒状の複数(本例では4個)の突部16が周状に等間隔に設置されている。この突部16の内周面は、化粧パネル30を内壁1に固定するためのネジ36が螺合されるネジ穴16aとなっている。また、同様に内壁用取付部11の外壁2側の面には、後述の環状ゴム部材50を係止するための複数(本例では4個)の係止片17A〜17D(以下、係止片17と総称する場合がある)が突設されている。この例では、係止片17をパイプ挿入部15の中心を中心として90度間隔で4個設置した例を示しているが、この配置位置及び個数に限られたものではなく、任意に設定可能である。
また、パイプ取付部材10の内壁1側の面には、貫通穴14を気密に塞ぐ気密シート18(図4参照)が貼り付けられている。そして、気密シート18の表面には更に、パイプ20の位置を内壁1取付後の室内100側から金属探知機で探知可能とするための例えばアルミシート等の金属シート19が貼り付けられている。
以上のように構成されたパイプ取付部材10に対しパイプ20を取り付ける際の取付方法について図5を参照して説明する。まず、パイプ取付部材10のパイプ挿入部15にパイプ20を挿入する。そして、環状ゴム部材50をパイプ20の上半円側を通過するようにして係止片17Aと係止片17Cとに掛け渡す。この際、図5に示すようにパイプ20とパイプ挿入部15との境界部分に環状ゴム部材50が周状に接触するように掛け渡す。このように環状ゴム部材50を係止片17Aと係止片17Cとに単に掛け渡すだけで簡単にパイプ取付部材10とパイプ20とを装着することができる。そして、水勾配を持たせるようにパイプ20の傾斜を調整する。以上によりパイプ20のパイプ取付部材10への取り付けが完了する。
なお、パイプ20に水勾配を持たせるためにパイプ20の外壁2側を下方に傾斜させる観点から、環状ゴム部材50をパイプ20の上半円側を通過するように掛け渡す例を示したが、必ずしも上半円側でなくてもよく、下半円側でも良い。また、パイプ20とパイプ挿入部15との境界部分をパイプ20の軸方向に跨ぐようにして環状ゴム部材50を配置する関係上、環状ゴム部材50としては、短冊状のゴム材を環状に形成する等して、ある程度の幅を有するものが好ましい。
続いて、換気装置の設置完了までの手順について図1〜図4を参照して説明する。
以上のようにしてパイプ20をパイプ取付部材10に取り付けた後、これらを上述のようにして柱3に取り付ける。その後、外壁設置工事が行われる。外壁設置工事の際には、その振動がパイプ20に伝わるため、パイプ20とパイプ取付部材10との装着強度が十分でないと、パイプ20がパイプ挿入部15に対して回動してしまい、最終的にはパイプ取付部材10から外れてしまう可能性がある。しかし、本考案のパイプ取付構造では、パイプ20とパイプ挿入部15との境界部分に環状ゴム部材50が周状に接触するように環状ゴム部材50が係止片17に掛け渡されているため、前記境界部分に環状ゴム部材50の摩擦力及び弾性力が加わり、パイプ20がパイプ挿入部15に対して十分な装着強度で装着されている。よって、パイプ20がパイプ挿入部15に対して回動するのを防止でき、パイプ20がパイプ挿入部15から抜け落ちるのを防止することが可能となっている。
以上のようにしてパイプ20をパイプ取付部材10に取り付けた後、これらを上述のようにして柱3に取り付ける。その後、外壁設置工事が行われる。外壁設置工事の際には、その振動がパイプ20に伝わるため、パイプ20とパイプ取付部材10との装着強度が十分でないと、パイプ20がパイプ挿入部15に対して回動してしまい、最終的にはパイプ取付部材10から外れてしまう可能性がある。しかし、本考案のパイプ取付構造では、パイプ20とパイプ挿入部15との境界部分に環状ゴム部材50が周状に接触するように環状ゴム部材50が係止片17に掛け渡されているため、前記境界部分に環状ゴム部材50の摩擦力及び弾性力が加わり、パイプ20がパイプ挿入部15に対して十分な装着強度で装着されている。よって、パイプ20がパイプ挿入部15に対して回動するのを防止でき、パイプ20がパイプ挿入部15から抜け落ちるのを防止することが可能となっている。
そして、外壁工事後に内壁1の取り付け工事及び内装工事が行われる。そして、内壁1に開口1aを形成する。このとき、作業者は、設計図面によってある程度、パイプ20の位置を特定した上で、金属探知機を内壁1に向かってかざすことにより、金属探知機が金属シート19に反応してパイプ20の位置を特定することができる。そして、作業者はパイプ20の位置に合わせて開口1aを形成する。
そして、上述の換気装置の設置手順の概要説明では省略したが、パイプ取付部材10を柱3に取り付けた後の施工工程において、室外200と連通する穴を全て塞いだ状態で室内100の気密性の検査が行われる。この気密検査の際には、パイプ取付部材10の貫通穴14も当然のことながら塞ぐ必要があるが、本考案のパイプ取付部材10では、貫通穴14は既に気密シート18で塞がれている。このため、貫通穴14にガムテープを貼る等の従来必要であった作業が不要となり、気密検査時の手間を削減できる。そして、気密性の検査後、気密シート18を剥がす又は気密シート18に穴を空けて通気を確保し、最後に、上述したようにして化粧パネル30を装着する。以上により、換気装置の設置が完了する。
以上説明したように、本考案によれば、パイプ取付部材10に設けた係止片17に単に環状ゴム部材50を掛け渡すだけでパイプ挿入部15とパイプ20とを回動不能に装着することができる。よって、換気装置の設置作業者による取付作業を簡易化することができる。
また、パイプ取付部材10に貫通穴14を塞ぐ気密シート18を貼り付けておくようにしたので、気密検査の際に換気装置の貫通穴14にガムテープを貼る等の従来必要であった作業が不要となり、気密検査時の手間を軽減することができる。
また、パイプ取付部材10に金属シート19を貼り付けておき、パイプ20の位置を内壁1取付後の室内100側から探知可能としたので、パイプ20位置に合わせて内壁1に開口1aを形成する際の作業時間の短縮化及び作業者の手間軽減が可能となる。
以上説明したように、本考案によれば、換気装置の設置時や気密性検査時にそれぞれの作業者に対して利便性の高いパイプ取付部材10及びパイプ取付構造を提供できる。
また、パイプ取付部材10の何れか一つの係止片17に環状ゴム部材50を予め離脱不能に取り付けておき、取付作業時には1回の係止作業で取り付けが完了するようにしてもよい。この場合、更に取付作業を簡略化することができる。
なお、上記では、パイプ取付部材10を樹脂で構成すると説明したが、樹脂に限られた物ではなく木製としてもよい。図6は、木製とした場合の一例であり、図6において、図1〜図5と同一機能部分には同一符号を付している。木製とした場合、内壁用取付部11の厚みを厚くし、内壁用取付部11の中心部に貫通孔を形成することで、貫通孔の内周面をパイプ挿入部15として機能させてもよい。
また、金属シート19の形状や貼付位置は特に限定するものではなく、図4や図6に示すように帯状に構成して気密シート18の表面に貼っても良いし、パイプ取付部材10に直接貼っても良い。
また、本例では、パイプ20の外周の半周分を環状ゴム部材50に接触させるようにしたが、更にパイプ20とパイプ取付部材10との取付状態を強固なものとするために、更に長く接触させるようにしてもよい。
また、本実施の形態の換気装置は、換気ファンが付いていない自然換気タイプのものを図示したが、室内100の空気を外部に排気する換気ファンを有する強制換気タイプの換気装置にも本考案を適用できる。
1 内壁、1a 開口、2 外壁、2a 開口、3 柱、4 防水シート、10 パイプ取付部材、11 内壁用取付部、12 柱用取付部、13 挿通孔、13a ネジ、14 貫通穴、15 パイプ挿入部、16 突部、16a ネジ穴、17(17A〜17D) 係止片、18 気密シート、19 金属シート、20 パイプ、30 化粧パネル、31 化粧パネル本体、32 通気口、33 開閉蓋、33a フィルター、34 円筒部、35 フランジ部、36 ネジ、37 挿通穴、40 排気ダクト、50 環状ゴム部材、100 室内、200 室外。
Claims (4)
- 内壁(1)に設けられた開口(1a)と外壁(2)に設けられた開口(2a)とを繋ぐ通気用のパイプ(20)のパイプ取付部材(10)であって、
柱(3)に取り付けられる柱用取付部(12)と、内壁(1)に取り付けられる板状の内壁用取付部(11)とを有し、
前記内壁用取付部(11)は、通気用の貫通穴(14)と、該貫通穴(14)の周縁から外壁(2)側に延びる円筒状のパイプ挿入部(15)とを有し、前記内壁用取付部(11)の外壁(2)側の面には、前記パイプ挿入部(15)と前記パイプ挿入部(15)に挿入されるパイプ(20)との境界部分に周状に接触するように環状ゴム部材(50)を掛け渡すための複数の係止片(17A、17B、17C、17D)が突設されていることを特徴とするパイプ取付部材。 - 前記内壁用取付部(11)の前記内壁(1)側の面に、前記貫通穴(14)を気密に塞ぐ気密シート(18)が貼付されていることを特徴とする請求項1記載のパイプ取付部材。
- 前記貫通穴(14)を気密に塞ぐように前記内壁用取付部(11)に貼付された気密シート(18)上又は前記内壁用取付部(11)に金属シート(19)が貼付されていることを特徴とする請求項1記載のパイプ取付部材。
- 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のパイプ取付部材(10)の前記パイプ挿入部(15)にパイプ(20)が挿入され、前記パイプ挿入部(15)と前記パイプ(20)との境界部分に周状に接触するように、環状ゴム部材(50)が前記複数の係止片(17A、17B、17C、17D)のうちの2箇所の係止片に掛け渡され、前記パイプ(20)が前記パイプ取付部材(10)の前記パイプ挿入部(15)に対して回動不能に装着されていることを特徴とするパイプ取付構造。
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CN114738898A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-07-12 | 扬州市职业大学(扬州开放大学) | 一种基于wifi智能传感技术的异味排风设备 |
JP2023132140A (ja) * | 2022-03-10 | 2023-09-22 | 株式会社シルファー | 換気装置 |
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