JP3156736U - 心臓マッサージ補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に持ち運びができて、緊急事態に適切に対処することができる心臓マッサージ補助具を提供する。【解決手段】全体を軽量で携帯可能に構成し、点灯スイッチ50を操作したときに発光ダイオード25を連続点灯させ、呼出スイッチ60を操作したときにスピーカ35より連続ブザー音を出力し、リズムスイッチ70を操作したときには心臓マッサージを行うタイミング(略100回/1分間)で発光ダイオード25及びスピーカ35を間欠駆動する。【選択図】図1

Description

本考案は、心臓マッサージを行う際等の緊急対処時に、緊急時の対処が適切に行われるように補助するための心臓マッサージ補助具に関するものである。
我が国においては、従来より医療機器の操作や治療に類する行為の一切を医師以外が行うことを禁止し、医師の元に運ばれるまで何もできないという、医師の既得権益を最重要視する状態が長く続いていた。
一方、欧米各国では、人命の尊重が大切だとの考えから、医師以外のものであっても医療機器の操作や簡単な治療に類する行為を行うことができるようになってきており、緊急事態に対処することで多くの人命が助かった事例が数多く報告されていた。
我が国でもこのような国際的な趨勢に逆らい続けることができなくなり、近時例えば救急車の車内などで医師以外の者に医療機器の操作や簡単な医療補助行為を認める様になってきた。
更に、溺れた場合やショックを受けて心肺停止状態となったような場合、突発的な心臓発作時などでは、救急車や医師が到着するまでの間の対処により、その後の生存率が大きく異なり、例えば心臓マッサージを続けることで高い生存率とできる。
しかしながら、突発的な事態が発生した場合には皆が浮き足立っており、冷静な対処が取りにくい状態にある。また、心臓マッサージは1分間に100回程度の頻度で心臓を圧迫しなければならず、なれていない場合には正しいタイミングで行われないおそれがあり、折角の心臓マッサージの効果が薄れてしまうおそれがあった。
そこで、容易に持ち運びができて、緊急事態に適切に対処することができる心臓マッサージ補助具を提供することを目的とする。
係る目的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
即ち、動作指示を行う少なくとも二つの指示手段と、発光手段と、音響出力手段と、前記指示手段の第1の指示入力を検知すると前記音響手段より音響信号を連続出力する呼出手段と、前記指示手段の第2の指示入力を検知すると前記発光手段を心臓マッサージを行うタイミングに合わせて間欠表示する心臓マッサージ補助手段と、動作電力を供給する電池とを備える。
そして例えば、前記心臓マッサージ補助手段は、更に前記音響出力手段を間欠駆動して心臓マッサージを行うタイミングに合わせて音響信号を間欠出力することを特徴とする。
また例えば、前記発光手段は発光ダイオードを含み、前記音響出力手段はスピーカを含むことを特徴とする。あるいは、前記指示手段は3つの指示入力手段を備え、第3の指示入力を検知すると前記発光手段を連続発光する連続発光手段を備えることを特徴とする。
更に例えば、筐体をプラスチック製樹脂でハート形に成形することを特徴とする。
本考案によれば、心臓マッサージを必要としている対象者に対して、適切なタイミングで確実な心臓マッサージを行うことができる。また、周辺が騒がしいときであっても、周囲の注意や必要な対応を促すことができる。
本考案にかかる一考案の実施の形態例の詳細動作回路を説明するためのブロック図である。
本実施の形態例の上面側の外観を説明するための図である。
本実施の形態例の底面側の外観を説明するための図である。
本実施の形態例の動作制御を説明するためのフローチャートである。
以下、心臓マッサージを確実かつ安心して行えるように補助する本考案に係る一考案の実施の形態例の心臓マッサージ補助具を説明する。
本考案に係る一考案の実施の形態例の心臓マッサージ補助具は、光と音の両方を利用して心臓マッサージを行う際のマッサージのタイミングを施術者に報知する。
「第1の実施形態例」
本考案にかかる一考案の実施の形態例を図1乃至図3を参照して以下に説明する。図1は本実施の形態例の詳細動作回路を説明するためのブロック図、図2及び図3は本考案にかかる一考案の実施の形態例の外観を説明するための図であり、図2は上面側を、図3は底面側を示している。
まず図1を参照して本考案に係る一考案の実施の形態の内蔵回路構成について説明する。図1において、10は本実施の形態例の全体制御を司る制御回路であり、具体的な制御を行うCPU10A及び操作制御手順などを記憶するメモリ10Bを内蔵している。20は発光ダイオード25を点灯駆動する光学駆動回路、25は連続点灯したLEDライトとして用いる連続点灯と心臓マッサージを行うタイミングを報知する間欠点灯が可能な発光ダイオードである。
30はスピーカ35を駆動する音響増幅回路、35はスピーカ、50は発光ダイオード25を連続点灯させることを指示する点灯スイッチ、60はスピーカ35から周辺の人を呼び出すための呼び出しメッセージ出力を指示するための呼出スイッチ、70は発光ダイオード25を心臓マッサージを行うタイミングで間欠点灯させることを指示するリズムスイッチである。
また、80は本実施の形態例の駆動電源を供給する電源回路であり、着脱自在の2次電池パックで構成されている。しかし、以上の例に限定されるものではなく、一次電池であっても良い。一次電池である場合には電池パック内に1次電池を必要数収納保持可能に構成する。
以下、以上の構成を備える本実施の形態例の外観構造を図2及び図3を参照して説明する。本実施の形態例の補助具100は、図2及び図3に示すようにハート形で略手のひらに収まる大きさとして、携帯に便利なように形成されている。
なお、常時携帯して必要なときにいつでも稼働できるように、小形軽量で、電池駆動によりどこでも直ちに稼働させることができる様に構成されている。例えば、ケースをプラスチックで成型して軽量化し、縦横の最大外形寸法でも50mm以下、厚さ20mm程度の大きさにしている。
そして、表面の中央やや上側に発光ダイオード25を配置し、中央やや下側に押下している間だけ発光ダイオード25が点灯する点灯スイッチ50を配置している。なお、点灯スイッチは一度押下すると閉接状態が維持され、もう一回押下すると開放状態となるノッチスイッチであってもよい。右側側面にはスライドスイッチであるリズムスイッチ70が配設されている。
図3に明らかなように、補助具100の左側側面には自動復旧形スライドスイッチである呼出スイッチ60が配設されており、手前に引いたスライド状態を維持している間スピーカ35より呼び出し音が音響出力される。
底面下部側中央にスピーカ35が配設されており、スピーカ35の全面筐体には所定感覚で一面に***が開けられて音響信号が効率よく放出される様になっている。また、底面上側には電池パック80が収納配設されている。また、補助具100のハート形の上部にはフック部90が設けられており、ストラップなどが取付可能に構成されている。
以上の構成を備える本実施の形態例の動作を図4のフローチャートを参照して以下に説明する。図4に示す制御は、主に制御回路10のCPU10Aが、メモリ10Bに格納されている制御手順に従って行われる。
制御部10は、まずステップS1で点灯スイッチ50を検知してスイッチ状態を判定する。点灯スイッチ50がON状態(閉接状態)であればステップS3に進み、光学駆動回路20を起動して発光ダイオード25を一定時間、例えば1秒間連続点灯させステップS1に戻る。点灯スイッチ50をOFF(開放状態)とした場合には一定時間経過後に消灯状態となる。
ステップS1で点灯スイッチ50がOFFの時にはステップS5に進み、呼出スイッチ60を検知して状態を判定する。呼出スイッチ60がON状態(閉接状態)であればステップS7に進み、音響増幅回路30を駆動し、所定時間、例えば3秒間スピーカ35より呼び出し音(ブザー音)を高音量で音響出力する。続いてステップS9で光学駆動回路20を起動して発光ダイオード25を短い間隔で点滅させ、ステップS1に戻る。呼出スイッチ60をOFF(開放状態)とした場合には所定時間経過後にブザー音が停止する。
一方、ステップS5で呼出スイッチ60がOFFの時にはステップS10に進み、リズムスイッチ70を検知して状態を判定する。リズムスイッチ70がOFF状態の時はステップS12に進み、音響回路30を消勢してスピーカ35をオフすると共に光学駆動回路20も消勢して発光ダイオード25を消灯してステップS1に戻る。
呼び出し音を出力するのは、周りにいる人に注意を喚起し緊急事態を報知するためのもので、例えば野次馬が周囲に群がっているような場合でも、ブザーが鳴ればこちらの言うことを良く聞いて貰えるようになる。このため、有志に例えば、救急車の手配を依頼したり、近くにAEDが設置されていないか調べて貰い、設置されていれば持ってきて貰う等の依頼をしたりしやすくできる。
一方、ステップS10でリズムスイッチ70がON状態(閉接状態)であればステップS14に進み、音響増幅回路30を駆動し、心臓マッサージを行う際の心臓マッサージを行う間隔、例えば1分間に100回の間隔で短い警報音(例えばピィ、ピィといったような警報音)を音響出力させる。
次にステップS16で同じく光学駆動回路20を駆動し、心臓マッサージを行う際の心臓マッサージを行う間隔、例えば1分間に100回の間隔で短い間(点灯を確認できる間)発光ダイオード25を点灯させステップS1に戻る。
リズムスイッチ70はスライドスイッチであるため、一旦ON状態となると再びスライドスイッチを操作してOFF状態としない限りON状態を維持し、心臓マッサージを行う間隔で発光ダイオードが点滅して心臓上部を押圧するタイミングを目視確認させると共に、スピーカ35より警告音を出力して音でもその押圧タイミングを確認できる。
以上説明したように本実施の形態例によれば、小形軽量であるため、常時携帯することが容易で、しかも、音と光の両方で心臓マッサージのタイミングを知らせてくれるため、例えば回りがうるさくて音がほとんど聞こえないような場合(実際の現場では多数の人がそれぞれ声を出すので、音では聞こえないことが多い。)にも、確実に心臓マッサージのタイミングを知ることができる。また、光のみでなく、音でも知らせてくれるため、回りの音がさほど大きくないときには心臓マッサージに専念してそのタイミングを認識できる。
更に、心臓マッサージのタイミングの出力のみでなく、呼び出し音が出力できるため、例え近くに人がいなくても、回りの人を呼び寄せることができ、そのひとに救急車を呼んで貰ったり、AEDを持ってきて貰ったり、操作準備をして貰ったりすることができる。
また、ライトとしても使用できるため、例え周囲が暗いときでも、回りの人に自分がいる位置を報知したり、注目させたりすることができるほか、自身の周囲を確認したり、処置を行うべき人の状態を、目視確認できる。
以上の説明では、心臓マッサージ補助具をハート形の形状としたが、以上の例に限定されるものではなく、卵形でも、矩形形状でもよいことは勿論である。
更に、スピーカを備える構造であったが、スピーカに変えてブザーを備えてもよい。この場合には、呼び出し音はブザーの連続駆動、心臓マッサージのタイミング音はブザーの間欠駆動とすればよい。
本実施の形態例は、以上に説明したように余分な機能が無く、絞り込まれた必要機能のみが備え付けられているため、初めての人が使用しても、確実に目的とする効果が得られ、心臓マッサージも確実に行うことができる。この場合でも、心臓マッサージを行う間隔(ペース間隔)を誤りなく認識できる。このため、この間隔を自由に設定できるようにしたが故に、間隔がくるってしまい、心臓マッサージの効果が十分に得られないなどの事態を確実に防止できる。
同じく、機械に弱いと認識しているような人であっても、僅かな数のスイッチを操作しても、それぞれ全く異なる動作が生じるため、誤って他のスイッチを操作して所望したものと違う動作を行うなどの弊害を未然に防止できる。

Claims (5)

  1. 動作指示を行う少なくとも二つの指示手段と、
    発光手段と、
    音響出力手段と
    前記指示手段の第1の指示入力を検知すると前記音響手段より音響信号を連続出力する呼出手段と、
    前記指示手段の第2の指示入力を検知すると前記発光手段を心臓マッサージを行うべきタイミングに合わせて間欠表示する心臓マッサージ補助手段と、
    動作電力を供給する電池とを備えることを特徴とする心臓マッサージ補助具。
  2. 前記心臓マッサージ補助手段は、更に前記音響出力手段を間欠駆動して心臓マッサージを行うタイミングに合わせて音響信号を間欠出力することを特徴とする請求項1記載の心臓マッサージ補助具。
  3. 前記発光手段は発光ダイオードを含み、
    前記音響出力手段はスピーカを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の心臓マッサージ補助具。
  4. 前記指示手段は3つの指示入力手段を備え、第3の指示入力を検知すると前記発光手段を連続駆動して連続発光する連続発光手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の心臓マッサージ補助具。
  5. 筐体をプラスチック製樹脂でハート形に成形することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の心臓マッサージ補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018033895A (ja) * 2016-09-03 2018-03-08 有限会社スワニー 心肺蘇生指示装置

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