JP3155025U - ファイリング用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙片の種類及びパンチ穴の間隔寸法が変更となった場合であっても使用することが可能なファイリング用具を提供する。【解決手段】複数の紙片を綴じ置きしうるファイリング用具であって、台部と、台部上において所定寸法離間して配置された一対の針部とを備え、一対針部の少なくとも一方針部において、互いの離間距離を調整しうるスライド手段を備えた構成とする。【選択図】図1

Description

本考案は、針部に紙面を刺して綴じ置きするためのファイリング用具に関する。
針部に紙面を刺して綴じ置きするファイリング用具は既に広く流通している。
図6(a)に示すように、一般的に従来のファイリング用具40は、台部41と、上記台部41上に立設固定された針部42とから形成されており、伝票等の紙片を上記針部42に刺し通して綴じ置きするものである。
また、紙片にあらかじめパンチ穴が開けられていることを想定し、上記台部41上に、一対の針部42a、42bを備える形態のものも流通している。
上記一対の針部42a、42bの離間寸法は、綴じ置きする紙片の種類、パンチ穴の間隔寸法に合わせて固定されているが、パンチ穴の間隔寸法は複数の種類が存在するため、パンチ穴の間隔寸法に合わせて、複数のファイリング用具を準備する必要があるという不具合を有していた。
また、綴じ置きした紙片束をまとめて保管する際には、上記針部42(42a、42b)から紙片を抜き取る必要があるが、多数枚の紙片が綴じられている場合には、針部と紙片との間に摩擦力が生じることによって抜き取り操作が行い難いという別途の不具合を有していた。
また、抜き取った紙片束を保管する場合は、紙片のパンチ穴に紐等を通して綴じる必要があったため、非常に手間を要すると共に、綴じ紐によって、完成した冊子の綴じ部に膨らみが生じ、複数の紙片束を整然と積み重ねて保管することができないという別途の不具合をも有していた。
本考案の課題は、紙片の種類、及びパンチ穴の間隔寸法が変更となった場合であっても使用することが可能なファイリング用具を提供することにある。
また、本考案の他の課題は、綴じ置きした紙片束を容易に抜き取り可能である、使い勝手の良好なファイリング用具を提供することにある。
更に、本考案の別途の課題は、綴じ紐等を用いることなく、抜き取った紙片束を整然と積み重ね可能に束ねることが可能なファイリング用具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の考案に係るファイリング用具は、複数の紙片を綴じ置きしうるファイリング用具であって、台部と、上記台部上において所定寸法離間して配置された一対の針部とを備え、上記一対の針部の少なくとも一方の針部は、上記一対の針部の離間距離を調整しうるスライド手段を備えていることを特徴とする。
従って、綴じ置きする紙片の種類、及びパンチ穴の間隔寸法が異なる場合に、上記スライド手段によって上記一対の針部の間隔を変更することが可能となる。
また、請求項2の考案に係るファイリング用具は、上記針部を着脱自在に被覆しうるカバー部材を備えることを特徴とする。
また、請求項3の考案に係るファイリング用具は、上記カバー部材は合成樹脂からなり、上記針部を被覆しうる内径寸法を有し、細長円筒形に形成されたカバー本体部と、上記カバー本体部の一端部に延設された円錐形のカバー先端部と、上記カバー本体部の他端部に設けられたフランジ部とを有することを特徴とする。
従って、綴じ置きされた紙片束を、上記ファイリング用具から抜き取る場合は、上記カバー部材を紙片束に刺した状態のまま、上記カバー部材を上記針部から抜き取ることによって、紙片束を上記針部から一括して取り外すことが可能となる。
また、請求項4の考案に係るファイリング用具は、上記カバー部材に挿通されると共に、上記カバー部材の軸方向の任意箇所において係止されうる圧着用リングを備えることを特徴とする。
また、請求項5の考案に係るファイリング用具は、上記圧着用リングは、
上記カバー本体部よりも大きな外径寸法を有するリング部と、上記リング部の内側において周方向に沿って設けられ、上記リング部の径方向中心に向かって突出する複数の突起部とから形成され、上記突起部は、上記圧着用リングに上記カバー部材を挿通させた場合に、先端部が上記カバー部材の外周面に圧接しうる寸法に形成され、上記圧着用リングを上記カバー本体部の軸方向に沿って押下げた場合に、上記突起部は上記カバー本体部の外周面部によって上方に押上げられ、上方に向かって変形することにより、上記圧着用リングは下方には移動可能であると共に上方には移動不可な状態で、上記カバー本体部の所定位置に係止されることを特徴とする。
従って、上記圧着用リングを紙片束の上面に圧接した状態で、紙片束を上記カバー部材と共に上記針部から抜き取り、上記圧着用リングよりも上方に突出したカバー部材を切断することによって、上記カバー本体部と上記フランジ部と上記圧着用リングによって上記紙片束が一体に束ねられた状態となる。
また、請求項6の考案に係るファイリング用具は、上記圧着用リングの上記装着具を備え、上記装着具は、把持部と、上記把持部の端部から下方に突出し、円筒形に形成された押下部とからなり、上記押下部の外径寸法は上記圧着用リングのリング部の外形寸法よりも大きな径寸法に形成されると共に、上記押下部の内径寸法は上記カバー本体部の外径寸法よりも大きく、且つ上記圧着用リングのリング部の外径寸法よりも小さな径寸法に形成されていることを特徴とする。
従って、上記カバー部材の先端に上記圧着用リングを載置し、更に上記カバー部材の先端部を上記装着具の押下部に差込み、上記装着具の把持部を把持しして上記押下部を押し下げることによって、上記押下部の先端部によって上記圧着用リングは上記カバー本体部の軸方向に沿って押し下げられる。
また、請求項7の考案に係るファイリング用具は、上記圧着用リングと、綴じ置きされた紙片束の上面部との間に挿入され、上記圧着用リングの押し下げ可能範囲を制約する圧着用リング移動範囲制約部材を備えることを特徴とする。
従って、紙片束と上記圧着用リングとの間に間隙が生じることによって、上記紙片束を束ねた状態における、紙片束の綴じ込み密度を調整することが可能となる。
請求項1の考案にあっては、複数の紙片を綴じ置きしうるファイリング用具であって、台部と、上記台部上において所定寸法離間して配置された一対の針部とを備え、上記一対の針部の少なくとも一方の針部は、上記一対の針部の離間距離を調整しうるスライド手段を備えていることから、紙片の種類、及びパンチ穴の間隔寸法が変更となった場合であっても使用することが可能なファイリング用具を提供することが可能となる。
また、請求項2及び3の考案にあっては、上記針部を着脱自在に被覆しうるカバー部材を備えることから、綴じ置きされた紙片束を、上記ファイリング用具から抜き取る場合は、上記カバー部材を紙片束に刺した状態のまま上記カバー部材を上記針部から抜き取ることによって、紙片束を上記針部から一括で取り外すことが可能である。
従って、綴じ置きした紙片束の抜き取り操作が極めて容易であり、使い勝手の良好なファイリング用具を提供することが可能となる。
特に、請求項3の考案にあっては、上記カバー部材は合成樹脂からなり、上記針部を被覆しうる内径寸法を有し、細長円筒形に形成されたカバー本体部と、上記カバー本体部の一端部に延設された円錐形のカバー先端部と、上記カバー本体部の他端部に設けられたフランジ部とを有することから、請求項2の効果に加え、より紙片が刺し易く、また、フランジ部を有することによりカバー部材の安定性が向上する。
また、請求項4及び5の考案にあっては、上記圧着用リングを紙片束の上面に圧接した状態で、紙片束を上記カバー部材と共に上記針部から抜き取り、上記圧着用リングよりも上方に突出したカバー部材を切断することによって、上記カバー本体部と上記フランジ部と上記圧着用リングによって上記紙片束が一体に束ねられた状態となるため、紙片束を抜き取った後に、別途綴じ紐等で束ねる必要がなく、また、紙片束の上面部が平滑な状態となることから抜き取った紙片束を整然と積み重ね可能な状態で一体に束ねることが可能なファイリング用具を提供することが可能となる。
また請求項6の考案にあっては、上記圧着用リングの押下げるために、把持部と、上記把持部の端部から下方に突出し、円筒形に形成された押下部とからなり、上記押下部の外径寸法は上記圧着用リングのリング部の外形寸法よりも大きな径寸法に形成されると共に、上記押下部の内径寸法は上記カバー本体部の外径寸法よりも大きく、且つ上記圧着用リングのリング部の外径寸法よりも小さな径寸法に形成された装着具を用いることができるため、圧着用リングの取り付け操作を、より容易に行うことが可能となる。
また、請求項7の考案にあっては、上記圧着用リングと、綴じ置きされた紙片束の上面部との間に挿入され、上記圧着用リングの押し下げ可能範囲を制約する圧着用リング移動範囲制約部材を備えることから、紙片束と上記圧着用リングとの間に、圧着用リング移動範囲制約部材の厚さ寸法分の間隙が生じることによって、上記紙片束を束ねた状態における、紙片束の綴じ込み密度を調整することが可能となるため、葉書等の硬質の紙片を束ねる場合に綴じ込み密度を小さくすることによって、束ねた後の捲り操作が容易となる。
本考案の一実施の形態を示し、実施例の形態におけるファイリング用具のカバー部材を取り外した状態の全体斜視図である。 本考案の一実施の形態を示し、(a)は実施例の形態におけるファイリング用具の針部にカバー部材を装着した状態を示す側方断面図、装着具の側方断面図、及び圧着用リングの側方断面図であり、(b)は装着具の押下部先端部と圧着用リングとの関係を示す拡大側方断面図、および圧着用リングの拡大平面図である。 本考案の一実施の形態を示し、圧着用リングを紙片束に圧着した状態で上記カバー部材に係止し、上記紙片束を上記ファイリング用具から抜き取った上体を示す側方断面図である。 本考案の一実施の形態を示し、実施例の形態において、圧着用リング移動範囲制約部材を紙片束の上面に載置した状態で圧着用リングを押し下げた状態を示す側方断面図である。 本考案の一実施の形態を示し、実施例の形態における圧着用リング移動範囲制約部材の側面図及び平面図である。 (a)は針部が一本、(b)は針部が2本配設された従来のファイリング用具を示す全体斜視図である。
本考案の実施するための形態について、以下添付図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施例に係るファイリング用具10は、台部11と、上記台部11上において、所定寸法離間して配置された一対の針部12、12とを備え、上記一対の針部の一方の針部12は、上記一対の針部の離間寸法を調整しうるスライド手段29を備えている。
また、図2に示すように、上記ファイリング用具10は、上記針部12を着脱自在に被覆しうる合成樹脂からなるカバー部材13を備え、上記カバー部材13は、上記針部12を被覆しうる内径寸法を有し、細長円筒形に形成されたカバー本体部14と上記カバー本体部14の一端部15に延設された円錐形のカバー先端部16と、上記カバー本体部14の他端部17に設けられたフランジ部18とを有している。
また、図2に示すように、上記ファイリング用具10は、上記カバー部材13に挿通されると共に、上記カバー部材13の軸方向の任意箇所において係止しうる圧着用リング19を備えており、上記圧着用リング19は、上記カバー部材13よりも大きな外径寸法を有するリング部20と、上記リング部20の内側において周方向に沿って設けられ、上記リング部20の径方向中心に向かって突出する複数の突起部21とから形成され、上記突起部21は、上記圧着用リング19に上記カバー部材13を挿通させた場合に、先端部が上記カバー本体部14の外周面に圧接しうる寸法に形成されている。
また、図2(a)に示すように、上記圧着用リング19の装着具22は、把持部23と、上記把持部の端部から下方に突出し、略円筒形に形成された押下部24とからなり、図2(b)に示すように、上記押下部24の外径寸法は上記圧着用リング19のリング部20の外形寸法よりも大きな径寸法に形成されると共に、上記押下部24の内径寸法は上記カバー本体部14の外径寸法よりも大きく、且つ上記圧着用リング19のリング部20の外径寸法よりも小さな径寸法に形成されている。
また、図3に示すように、上記ファイリング用具10は、上記圧着用リング19と、綴じ置きされた紙片束25の上面部26との間に挿入され、上記圧着用リング19の押し下げ可能範囲を制約する圧着用リング移動範囲制約部材27を備えている。
以下に、図面を用いて本実施例について詳細を説明する。
図1は、本実施例に係るファイリング用具10の全体斜視図を示している。
図1に示すように、本実施例に係るファイリング用具10の台部11は、略長方形の台座11aと上記台座11aの一端部より上方に立ち上がって延設された背板部11bとから形成されている。
上記台座11a上において、上記針部12、12が所定寸法離間して配置され、上記針部12、12のうち、一方の針部12の下端部28には、スライド板部29aが配設され、上記スライド板部29aは、上記台座11a上に設けられた細長U字形の切込み部29bにスライド可能に嵌合される。
上記一方の針部12を、上記切り込み部29bに沿ってスライドさせることにより、上記一対の針部12、12の離間寸法を自由に調整することが可能である。
また、図2 (a)は本実施例のファイリング用具10の針部12にカバー部材13を装着した状態を示す側方断面図、装着具22の側方断面図、及び圧着用リング19の側方断面図であり、図2(b)は装着具22の押下部24の先端部と圧着用リング19との関係を示す拡大側方断面図と上記圧着用リング19の拡大平面図を示している。
図2(a)に示すように、上記カバー部材13は上記針部12と略同一の長さ寸法に形成されると共に、上記カバー部材13のカバー本体部14の外径寸法は、一般的なパンチ穴の穴径である6mmより小さな寸法に形成されている。
また、上記フランジ部18は、上記カバー本体部14の他端部17において、径方向外方に突出して形成されると共に、上記フランジ部18の径寸法は、上記パンチ穴の穴径よりも大きな寸法に形成されている。
また図2(b)に示すように、圧着用リング19のリング部20の内周に設けられている突起部21は、本実施例においては10本の棒状部材で形成されているが、上記本数は適宜増減が可能であると共に、突起部21は棒状ではなく、板状に形成されていてもよい。
上記実施例の構成におけるファイリング用具10の使用方法、及び作用について以下、添付図面を用いて詳述する。
図1に示すように、綴じ置きする紙片の種類及びパンチ穴の間隔寸法に合わせ、予め上記スライド板部29aを上記切り込み部29bに沿って適宜移動させて上記針部12、12の離間寸法を綴じ置きする紙片のパンチ穴の間隔に合わせて調整すると共に、図2に示すように上記針部12に上記カバー部材13を被せて上記針部12を被覆する。
その後、図2に示すように、綴じようとする紙片束25を挿通させ、上記紙片束25が所定の厚さに達した場合は、上記カバー部材13のカバー先端部16に圧着用リング19を載置し、装着具19の把持部23を手で把持し、押下部24に上記カバー部材13を挿通させながら、図中矢印Aの方向に上記圧着用リング19を押し下げる。
この際、図上記圧着用リング19の突起部21の先端部が、上記カバー部材13のカバー本体部14の外周面部に圧接しながら押し下げられるため、上記突起部21は、次第に上方に向かって反り返るように変形する。
このため、上記圧着用リング19は、下方向には押し下げることが可能であるが、押し下げられた位置から上方向には、上記突起部21の先端が上記カバー本体部の外周面部に圧接して係止されるため移動できなくなる。
従って、図3に示すように、上記圧着用リング19を紙片束25の上面部26に圧着する位置まで押し下げることによって、上記紙片束25は、上記カバー部材13のフランジ部18と上記圧着用リング19の間に挟まれた状態となる。
この状態で図3に示すように上記カバー部材13を、針部12(図3には図示せず)から抜き取ることによって取り外し、更に図3中の点線Bにおいて、上記圧着用リング19から上方に突出したカバー部材13を切除する。
これにより、上記カバー本体部14とフランジ部18と上記圧着用リング19によって上記紙片束25が一体に束ねられる。
上記圧着用リング19を強く上記紙片束25に圧接させることによって、綴じ紐によって束ねた場合と比較して、紙片束25の上面部26が平滑な状態にすることが可能であるため、複数の紙片束25を整然と積み上げることが可能であり、伝票用紙等、所定期間分単位にまとめて、複数保管する必要が場合等に、非常に効率よく管理を行うことが可能となる。
また、図5は上記圧着用リング移動範囲制約部材27の一例を示す側面図および平面図である。
図5に示すように、本実施例においては、上記圧着用リング移動範囲制約部材27は、厚さ寸法が異なる複数の直方体が連設された階段状に形成され、各段部30、31、32の長さ方向略中央部には、上記カバー部材13のカバー本体部14の外径寸法よりも大きな孔部33、34、35が設けられ、上記孔部33、34、35は夫々切り込み部36によって互いに接続されている。
なお、上記圧着用リング移動範囲制約部材27は合成樹脂または木材等など任意の素材で形成することが可能であるが、使用時は、上記切込み部34を拡開させることによって、上記孔部33〜35のいずれかに上記カバー本体部14を嵌合させる必要があることから、ある程度の可撓性を有している。
図4に示すように、圧着用リング19と紙片束25の上面部26との間に、圧着用リング移動範囲制約部材27を差し込み、上記孔部33と上記カバー本体部14とを嵌合させ、上記装着具22の押下部24で上記圧着用リング19を上記圧着用リング移動範囲制約部材27に圧接する位置まで押し下げる。
この状態で、上記圧着用リング移動範囲制約部材27を取り外すと共に、紙片束25をカバー部材13と共に針部12から取り外し、実施例1と同様に上記圧着用リング19から上方に突出したカバー部材13を切除する。
これによって、紙片束25の上面部26と上記圧着用リング19との間には、上記圧着用リング移動範囲制約部材27の段部30の厚さ寸法分の間隙が生じる。
従って、葉書等の厚みがある紙片を束ねた場合であっても、個々の紙片を捲り易くなる。
上記間隙の寸法は、綴じこむ紙片の厚さ等によって、使用する段部を変更することで容易に調整することが可能である。
なお、図5に示す本実施例における、圧着用リング移動範囲制約部材27は、上記圧着用リング19と紙片束25との間に配置しうる形状であれば、適宜形状を変更した場合であっても、本実施例と同様の作用及び効果を得ることが可能である。
また、図2に示す装着具22の把持部23の形状、及び図1に示す台部の形状についても、本実施例に示す操作が可能である範囲で適宜変更しても、得られる作用及び効果は同一である。
更に図1に示すスライド手段29については、針部12の位置を調整機能を有するものであれば、特に本実施例の形態に限定されることは無い。
本考案は、針部に紙面を刺して綴じ置きするファイリング用具に適用可能である。
10 ファイリング用具
11 台部
11a台座
11b背板部
12 針部
13 カバー部材
14 カバー本体部
15 カバー本体部の一端部
16 先端部
17 カバー本体部の他端部
18 フランジ部
19 圧着用リング
20 リング部
21 突起部
22 装着具
23 把持部
24 押下部
25 紙片束
26 紙片束上面部
27 圧着用リング移動範囲制約部材
28 針部の下端部
29 スライド手段
29aスライド板部
29b切り込み部
30 段部
31 段部
32 段部
33 孔部
34 孔部
35 孔部
36 切り込み部
40 ファイリング用具
41 台部
42 針部
42a針部
42b針部

Claims (7)

  1. 複数の紙片を綴じ置きしうるファイリング用具であって、
    台部と、上記台部上において所定寸法離間して配置された一対の針部とを備え、
    上記一対の針部の少なくとも一方の針部は、上記一対の針部の離間距離を調整しうるスライド手段を備えていることを特徴とするファイリング用具。
  2. 上記針部を着脱自在に被覆しうるカバー部材を備えることを特徴とする請求項1記載のファイリング用具。
  3. 上記カバー部材は合成樹脂からなり、上記針部を被覆しうる内径寸法を有し、細長円筒形に形成されたカバー本体部と、上記カバー本体部の一端部に延設された円錐形のカバー先端部と、上記カバー本体部の他端部に設けられたフランジ部とを有することを特徴とする請求項2記載のファイリング用具。
  4. 上記カバー部材に挿通されると共に、上記カバー部材の軸方向の任意箇所において係止されうる圧着用リングを備えることを特徴とする請求項3記載のファイリング用具。
  5. 上記圧着用リングは、上記カバー本体部よりも大きな外径寸法を有するリング部と、上記リング部の内側において周方向に沿って設けられ、上記リング部の径方向中心に向かって突出する複数の突起部とから形成され、
    上記突起部は、上記圧着用リングに上記カバー部材を挿通させた場合に、先端部が上記カバー部材の外周面に圧接しうる寸法に形成され、
    上記圧着用リングを上記カバー本体部の軸方向に沿って押下げた場合に、上記突起部は上記カバー本体部の外周面部によって上方に押上げられ、上方に向かって変形することにより、上記圧着用リングは下方には移動可能であると共に上方には移動不可な状態で、上記カバー本体部の所定位置に係止されることを特徴とする請求項4記載のファイリング用具。
  6. 上記圧着用リングの上記装着具を備え、
    上記装着具は、把持部と、上記把持部の端部から下方に突出し、円筒形に形成された押下部とからなり、
    上記押下部の外径寸法は上記圧着用リングのリング部の外形寸法よりも大きな径寸法に形成されると共に、上記押下部の内径寸法は上記カバー本体部の外径寸法よりも大きく、且つ上記圧着用リングのリング部の外径寸法よりも小さな径寸法に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のファイリング用具。
  7. 上記圧着用リングと、綴じ置きされた紙片束の上面部との間に挿入され、上記圧着用リングの押し下げ可能範囲を制約する圧着用リング移動範囲制約部材を備えることを特徴とする請求項4または5に記載のファイリング用具。
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