JP3154020B2 - 鉄筋鉄骨コンクリート造柱梁仕口構造 - Google Patents
鉄筋鉄骨コンクリート造柱梁仕口構造Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、角型鋼管柱と大梁鉄骨
の柱梁仕口部の鉄筋工事、型枠工事の簡易化を図った鉄
骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口構造に関するものであ
る。
の柱梁仕口部の鉄筋工事、型枠工事の簡易化を図った鉄
骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口
において、柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で構成
する場合、通常、図７、図８に示すように、角型鋼管柱
ａに梁主筋ｂを貫通させるのを避けてＨ型鋼大梁ｃの両
端部に水平ハンチｄを設け、対向するＨ型鋼大梁ｃ、ｃ
の梁主筋ｂ、ｂを水平ハンチｄ、ｄ部を通して互いに対
向側と交差させて角型鋼管柱ａ周囲のコンクリートｅに
十分定着するようにしている。しかしながら、上記従来
の角型鋼管柱ａとＨ型鋼大梁ｃとの柱梁仕口によると、
水平ハンチｄ部の型枠工事、および梁主筋ｂを水平ハン
チｄ部を通すための梁主筋ｂと梁あばら筋ｆの鉄筋工事
が面倒で手間を要するという問題があった。
において、柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で構成
する場合、通常、図７、図８に示すように、角型鋼管柱
ａに梁主筋ｂを貫通させるのを避けてＨ型鋼大梁ｃの両
端部に水平ハンチｄを設け、対向するＨ型鋼大梁ｃ、ｃ
の梁主筋ｂ、ｂを水平ハンチｄ、ｄ部を通して互いに対
向側と交差させて角型鋼管柱ａ周囲のコンクリートｅに
十分定着するようにしている。しかしながら、上記従来
の角型鋼管柱ａとＨ型鋼大梁ｃとの柱梁仕口によると、
水平ハンチｄ部の型枠工事、および梁主筋ｂを水平ハン
チｄ部を通すための梁主筋ｂと梁あばら筋ｆの鉄筋工事
が面倒で手間を要するという問題があった。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を
解決することを課題としてなされたものであって、従
来、鉄骨鉄筋コンクリート造大梁両端部に設けた水平ハ
ンチのため、手間がかかっていた柱梁仕口部の鉄筋工
事、および型枠工事の簡易化を図った鉄骨鉄筋コンクリ
ート造柱梁仕口構造を提供することを目的としている。
解決することを課題としてなされたものであって、従
来、鉄骨鉄筋コンクリート造大梁両端部に設けた水平ハ
ンチのため、手間がかかっていた柱梁仕口部の鉄筋工
事、および型枠工事の簡易化を図った鉄骨鉄筋コンクリ
ート造柱梁仕口構造を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で構成
する鉄骨鉄筋コンクリート造の柱梁仕口において、大梁
鉄骨を接合する角型鋼管柱のパネルゾーンの上部および
下部を、フランジ付き十字鉄骨を上下のプレートで挾ん
だ、梁コンクリートのかぶり厚さと同じ丈の十字鉄骨部
材に置き換え、または同柱梁仕口において、大梁鉄骨を
接合する角型鋼管柱のパネルゾーンを、フランジ付き十
字鉄骨を上下のプレートで挾んだ、コンクリート大梁の
仕上がり成と同じ丈の十字鉄骨部材に置き換え、柱、大
梁の主筋を上記十字鉄骨部材内を貫通させて配筋し、コ
ンクリートを柱、梁、スラブの配筋部、柱梁仕口部に充
填し、角型鋼管柱の内部はコンクリートを非充填にした
鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口構造を特徴としてい
る。
本発明は、柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で構成
する鉄骨鉄筋コンクリート造の柱梁仕口において、大梁
鉄骨を接合する角型鋼管柱のパネルゾーンの上部および
下部を、フランジ付き十字鉄骨を上下のプレートで挾ん
だ、梁コンクリートのかぶり厚さと同じ丈の十字鉄骨部
材に置き換え、または同柱梁仕口において、大梁鉄骨を
接合する角型鋼管柱のパネルゾーンを、フランジ付き十
字鉄骨を上下のプレートで挾んだ、コンクリート大梁の
仕上がり成と同じ丈の十字鉄骨部材に置き換え、柱、大
梁の主筋を上記十字鉄骨部材内を貫通させて配筋し、コ
ンクリートを柱、梁、スラブの配筋部、柱梁仕口部に充
填し、角型鋼管柱の内部はコンクリートを非充填にした
鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口構造を特徴としてい
る。
【０００５】
【作用】上記のごとく、梁鉄骨を接合する角型鋼管柱の
パネルゾーンの上部および下部、またはパネルゾーンを
十字鉄骨部材に置き換えたため、柱、梁、スラブ鉄筋を
角型鋼管柱を貫通させずに上記十字鉄骨部材内を貫通さ
せて配筋することができ、水平ハンチが不要となると共
に配筋工事が容易となり、従来手間を要していた水平ハ
ンチのための型枠工事および柱梁仕口部の鉄筋工事の簡
易化が実現される。
パネルゾーンの上部および下部、またはパネルゾーンを
十字鉄骨部材に置き換えたため、柱、梁、スラブ鉄筋を
角型鋼管柱を貫通させずに上記十字鉄骨部材内を貫通さ
せて配筋することができ、水平ハンチが不要となると共
に配筋工事が容易となり、従来手間を要していた水平ハ
ンチのための型枠工事および柱梁仕口部の鉄筋工事の簡
易化が実現される。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基いて詳細に説
明する。図１乃至図３は本発明に係る第１発明の実施例
を示し、図１は同実施例の平断面図、図２は同実施例の
側断面図、図３は同実施例の柱梁仕口部の斜視図であ
る。 図において、１は角型鋼管柱、２はＨ型鋼の大梁
鉄骨、３は大梁鉄骨２を接合する角型鋼管柱１の柱梁仕
口のパネルゾーン、４、４′はフランジ付き十字鉄骨４
ａを上下のプレート４ｂ、４ｂ′で挾み、丈ｔを大梁鉄
骨２の上面下面の各コンクリート９のかぶり厚さｔと同
じにした上部および下部の十字鉄骨部材で、角型鋼管柱
１のパネルゾーン３の上部および下部に上記上部および
下部の十字鉄骨部材４、４′夫々接合され、また上部お
よび下部の十字鉄骨部材４、４′の上面および下面に上
階および下階の角型鋼管柱１、１が夫々接合されてい
る。即ち、角型鋼管の通し柱のパネルゾーン３の上部お
よび下部を、大梁鉄骨２上面下面のコンクリートかぶり
厚さｔと同じ丈ｔの十字鉄骨部材４に置き換えたと見て
よいもので、大梁鉄骨２は上部、下部のフランジ２ａ、
２ａ′の端部を上部および下部の十字鉄骨部材４、４′
の下プレート４ｂ′および上プレート４ｂに、またウェ
ブ２ｂの端部をパネルゾーン３に夫々接合されている。
明する。図１乃至図３は本発明に係る第１発明の実施例
を示し、図１は同実施例の平断面図、図２は同実施例の
側断面図、図３は同実施例の柱梁仕口部の斜視図であ
る。 図において、１は角型鋼管柱、２はＨ型鋼の大梁
鉄骨、３は大梁鉄骨２を接合する角型鋼管柱１の柱梁仕
口のパネルゾーン、４、４′はフランジ付き十字鉄骨４
ａを上下のプレート４ｂ、４ｂ′で挾み、丈ｔを大梁鉄
骨２の上面下面の各コンクリート９のかぶり厚さｔと同
じにした上部および下部の十字鉄骨部材で、角型鋼管柱
１のパネルゾーン３の上部および下部に上記上部および
下部の十字鉄骨部材４、４′夫々接合され、また上部お
よび下部の十字鉄骨部材４、４′の上面および下面に上
階および下階の角型鋼管柱１、１が夫々接合されてい
る。即ち、角型鋼管の通し柱のパネルゾーン３の上部お
よび下部を、大梁鉄骨２上面下面のコンクリートかぶり
厚さｔと同じ丈ｔの十字鉄骨部材４に置き換えたと見て
よいもので、大梁鉄骨２は上部、下部のフランジ２ａ、
２ａ′の端部を上部および下部の十字鉄骨部材４、４′
の下プレート４ｂ′および上プレート４ｂに、またウェ
ブ２ｂの端部をパネルゾーン３に夫々接合されている。
【０００７】図中５は鉄骨鉄筋コンクリート柱の主筋、
６は同柱のフープ筋、７、７′は鉄骨鉄筋コンクリート
大梁の上ば筋および下ば筋、８は同大梁のあばら筋で、
大梁の上ば筋７および下ば筋７′は上部および下部の十
字鉄骨部材４、４′の十字鉄骨４ａに穿設した孔を貫通
して角型鋼管柱１の背面側で下方に折り曲げ、コンクリ
ート９に定着させる。上記鉄筋工事が終わったら型枠工
事を行ない、コンクリート９を、柱、梁、スラブの鉄筋
部、柱梁仕口部に充填し、角型鋼管柱の内部にはコンク
リート９を非充填とする。
６は同柱のフープ筋、７、７′は鉄骨鉄筋コンクリート
大梁の上ば筋および下ば筋、８は同大梁のあばら筋で、
大梁の上ば筋７および下ば筋７′は上部および下部の十
字鉄骨部材４、４′の十字鉄骨４ａに穿設した孔を貫通
して角型鋼管柱１の背面側で下方に折り曲げ、コンクリ
ート９に定着させる。上記鉄筋工事が終わったら型枠工
事を行ない、コンクリート９を、柱、梁、スラブの鉄筋
部、柱梁仕口部に充填し、角型鋼管柱の内部にはコンク
リート９を非充填とする。
【０００８】図４乃至図６は本発明に係る第２発明の実
施例を示し、図４は同実施例の平断面図、図５は同実施
例の側断面図、図６は同実施例の柱梁仕口部の斜視図で
ある。図において、前記第１発明の実施例と共通する部
材は同一の符号を用いている。第２発明が第１発明と異
なるところは、第１発明が大梁鉄骨２を接合する角型鋼
管柱１の仕口のパネルゾーン３の上部および下部を、梁
コンクリートのかぶり厚さｔと同じ丈ｔの十字鉄骨部材
４に置き換えたのに対し、第２発明では、大梁鉄骨２を
接合する角型鋼管柱１の仕口のパネルゾーン３全体を、
コンクリート大梁の仕上がり成ｔ′と同じ丈ｔ′の十字
鉄骨部材１０に置き換えたことである。即ち、第２発明
の十字鉄骨部材１０は、フランジ付き十字鉄骨１０ａを
上下のプレート１０ｂ、１０ｂ′で挾み、丈をコンクリ
ート大梁の仕上がり成ｔ′と同じ丈ｔ′にし、大梁鉄骨
２は、上下のフランジ２ａ、２ａ′およびウェブ２の端
部をパネルゾーン３となるフランジ付き十字鉄骨１０ａ
のフランジ１０ｃに接合される。なお、大梁鉄骨２を接
合する十字鉄骨１０ａのフランジ１０ｃは、三角スチフ
ナー１０ｄによって補強されている。
施例を示し、図４は同実施例の平断面図、図５は同実施
例の側断面図、図６は同実施例の柱梁仕口部の斜視図で
ある。図において、前記第１発明の実施例と共通する部
材は同一の符号を用いている。第２発明が第１発明と異
なるところは、第１発明が大梁鉄骨２を接合する角型鋼
管柱１の仕口のパネルゾーン３の上部および下部を、梁
コンクリートのかぶり厚さｔと同じ丈ｔの十字鉄骨部材
４に置き換えたのに対し、第２発明では、大梁鉄骨２を
接合する角型鋼管柱１の仕口のパネルゾーン３全体を、
コンクリート大梁の仕上がり成ｔ′と同じ丈ｔ′の十字
鉄骨部材１０に置き換えたことである。即ち、第２発明
の十字鉄骨部材１０は、フランジ付き十字鉄骨１０ａを
上下のプレート１０ｂ、１０ｂ′で挾み、丈をコンクリ
ート大梁の仕上がり成ｔ′と同じ丈ｔ′にし、大梁鉄骨
２は、上下のフランジ２ａ、２ａ′およびウェブ２の端
部をパネルゾーン３となるフランジ付き十字鉄骨１０ａ
のフランジ１０ｃに接合される。なお、大梁鉄骨２を接
合する十字鉄骨１０ａのフランジ１０ｃは、三角スチフ
ナー１０ｄによって補強されている。
【０００９】この後の鉄骨鉄筋コンクリート柱の主筋
５、フープ筋６、鉄骨鉄筋コンクリート大梁の上ば筋
７、下ば筋７′、およびあばら筋８の鉄筋工事は前記第
１発明と全く同様で、大梁の上ば筋７および下ば筋７′
は十字鉄骨部材１０の十字鉄骨１０ａに穿設した孔を貫
通させて配筋し、コンクリート工事は、柱、梁、スラブ
の鉄筋部、十字鉄骨部材１０の柱梁仕口部に充填し、角
型鋼管柱１の内部にはコンクリートを非充填とする。
５、フープ筋６、鉄骨鉄筋コンクリート大梁の上ば筋
７、下ば筋７′、およびあばら筋８の鉄筋工事は前記第
１発明と全く同様で、大梁の上ば筋７および下ば筋７′
は十字鉄骨部材１０の十字鉄骨１０ａに穿設した孔を貫
通させて配筋し、コンクリート工事は、柱、梁、スラブ
の鉄筋部、十字鉄骨部材１０の柱梁仕口部に充填し、角
型鋼管柱１の内部にはコンクリートを非充填とする。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、柱鉄骨を
角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で構成する鉄骨鉄筋コンク
リート造の柱梁仕口において、大梁鉄骨を接合する角型
鋼管柱のパネルゾーンの上部および下部を、フランジ付
き十字鉄骨を上下のプレートで挾んだ、梁コンクリート
のかぶり厚さと同じ丈の十字鉄骨部材に置き換え、また
は同柱梁仕口において、大梁鉄骨を接合する角型鋼管柱
のパネルゾーンを、フランジ付き十字形鉄骨を上下のプ
レートで挾んだ、コンクリート大梁の仕上がり成と同じ
丈の十字鉄骨部材に置き換え、柱、梁、スラブ鉄筋を上
記十字鉄骨部材内を貫通させて配筋し、コンクリートを
柱、梁、スラブの配筋部、柱梁仕口部に充填し、角型鋼
管柱の内部はコンクリートを非充填としたから、柱、
梁、スラブ鉄筋を角型鋼管柱を貫通させずに上記十字鉄
骨部材内を貫通させて配筋することができ、従来面倒で
手間を要していた水平ハンチのための型枠工事および柱
梁仕口部の鉄筋工事の簡易化が実現されると共に、水平
ハンチのコンクリートならびに角型鋼管柱内部に充填す
るコンクリートが不要になり、コンクリート量の節減が
可能となる、等の効果を奏するものである。
角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で構成する鉄骨鉄筋コンク
リート造の柱梁仕口において、大梁鉄骨を接合する角型
鋼管柱のパネルゾーンの上部および下部を、フランジ付
き十字鉄骨を上下のプレートで挾んだ、梁コンクリート
のかぶり厚さと同じ丈の十字鉄骨部材に置き換え、また
は同柱梁仕口において、大梁鉄骨を接合する角型鋼管柱
のパネルゾーンを、フランジ付き十字形鉄骨を上下のプ
レートで挾んだ、コンクリート大梁の仕上がり成と同じ
丈の十字鉄骨部材に置き換え、柱、梁、スラブ鉄筋を上
記十字鉄骨部材内を貫通させて配筋し、コンクリートを
柱、梁、スラブの配筋部、柱梁仕口部に充填し、角型鋼
管柱の内部はコンクリートを非充填としたから、柱、
梁、スラブ鉄筋を角型鋼管柱を貫通させずに上記十字鉄
骨部材内を貫通させて配筋することができ、従来面倒で
手間を要していた水平ハンチのための型枠工事および柱
梁仕口部の鉄筋工事の簡易化が実現されると共に、水平
ハンチのコンクリートならびに角型鋼管柱内部に充填す
るコンクリートが不要になり、コンクリート量の節減が
可能となる、等の効果を奏するものである。
【００１１】
【図１】第１発明の実施例の平断面図である。
【図２】同上実施例の側断面図である。
【図３】同上実施例の柱梁仕口部の斜視図である。
【図４】第２発明の実施例の平断面図である。
【図５】同上実施例の側断面図である。
【図６】同上実施例の柱梁仕口部の斜視図である。
【図７】従来の柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼と
した鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口の一例を示す平断
面図である。
した鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口の一例を示す平断
面図である。
【図８】同上柱梁仕口部の側断面図である。
【００１２】
１ 角型鋼管柱 ２ Ｈ型鋼の大梁鉄骨 ２ａ 大梁鉄骨上部のフランジ ２ａ′ 大梁鉄骨下部のフランジ ２ｂ 大梁鉄骨のウェブ ３ 柱梁仕口のパネルゾーン ４ 上部十字鉄骨部材 ４′ 下部十字鉄骨部材 ４ａ フランジ付き十字鉄骨 ４ｂ 上部のプレート ４ｂ′ 下部のプレート ５ 鉄骨鉄筋コンクリート柱の主筋 ６ 鉄骨鉄筋コンクリート柱のフープ筋 ７ 鉄骨鉄筋コンクリート大梁の上ば筋 ７′ 鉄骨鉄筋コンクリート大梁の下ば筋 ８ 鉄骨鉄筋コンクリート大梁のあばら筋 ９ コンクリート １０ 十字鉄骨部材 １０ａ フランジ付き十字鉄骨 １０ｂ 上部のプレート １０ｂ′ 下部のプレート １０ｃ フランジ １０ｄ 三角スチフナー ｔ 大梁鉄骨上面下面の梁コンクリートかぶり厚さ・十
字鉄骨部材４の丈 ｔ′ コンクリート大梁の仕上がり成・十字鉄骨部材１
０の丈
字鉄骨部材４の丈 ｔ′ コンクリート大梁の仕上がり成・十字鉄骨部材１
０の丈
Claims (2)
- 【請求項１】 柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で
構成する鉄骨鉄筋コンクリート造の柱梁仕口において、
大梁鉄骨を接合する角型鋼管柱のパネルゾーンの上部お
よび下部を、フランジ付き十字鉄骨を上下のプレートで
挾んだ、大梁鉄骨上面下面のコンクリートのかぶり厚さ
と同じ丈の、十字鉄骨部材に置き換え、柱、大梁の主筋
を上記十字鉄骨部材内を貫通させて配筋し、コンクリー
トを柱、梁、スラブの配筋部、柱梁仕口部に充填し、角
型鋼管柱の内部はコンクリートを非充填にしたことを特
徴とする鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁仕口構造。 - 【請求項２】 柱鉄骨を角型鋼管、大梁鉄骨をＨ型鋼で
構成する鉄骨鉄筋コンクリート造の柱梁仕口において、
大梁鉄骨を接合する角型鋼管柱のパネルゾーンを、フラ
ンジ付き十字鉄骨を上下のプレートで挾んだ、コンクリ
ート大梁の仕上がり成と同じ丈の十字鉄骨部材に置き換
え、柱、大梁の主筋を上記十字鉄骨部材内を貫通させて
配筋し、コンクリートを柱、梁、スラブの配筋部、柱梁
仕口部に充填し、角型鋼管柱の内部はコンクリートを非
充填にしたことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート造柱
梁仕口構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31282092A JP3154020B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 鉄筋鉄骨コンクリート造柱梁仕口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31282092A JP3154020B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 鉄筋鉄骨コンクリート造柱梁仕口構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136822A JPH06136822A (ja) | 1994-05-17 |
| JP3154020B2 true JP3154020B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=18033815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31282092A Expired - Fee Related JP3154020B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 鉄筋鉄骨コンクリート造柱梁仕口構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3154020B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110552464A (zh) * | 2019-09-05 | 2019-12-10 | 上海欧本钢结构有限公司 | 一种柱及其制造方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3805129B2 (ja) * | 1999-03-24 | 2006-08-02 | 株式会社竹中工務店 | 基礎構造 |
| CN104947804B (zh) * | 2015-06-29 | 2017-11-03 | 上海建工四建集团有限公司 | 一种钢托架及利用其构建梁柱节点结构的施工方法 |
| CN106555403A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-04-05 | 东通岩土科技（杭州）有限公司 | 基坑底板或楼板钢筋穿型钢立柱的方法及转换结构 |
| CN108978887A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-11 | 中建八局第建设有限公司 | 一种钢管混凝土柱环梁节点及其钢筋绑扎施工方法 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP31282092A patent/JP3154020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110552464A (zh) * | 2019-09-05 | 2019-12-10 | 上海欧本钢结构有限公司 | 一种柱及其制造方法 |
| CN110552464B (zh) * | 2019-09-05 | 2021-11-05 | 上海欧本钢结构有限公司 | 一种柱及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06136822A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |