JP3153950B2 - 画像圧縮符号化装置及び画像圧縮復号化装置 - Google Patents

画像圧縮符号化装置及び画像圧縮復号化装置

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JP3153950B2 JP5910194A JP5910194A JP3153950B2 JP 3153950 B2 JP3153950 B2 JP 3153950B2 JP 5910194 A JP5910194 A JP 5910194A JP 5910194 A JP5910194 A JP 5910194A JP 3153950 B2 JP3153950 B2 JP 3153950B2
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルVTR、有線及
び無線伝送(放送)システム等に適用して好適な、エラ
ー修整を考慮した画像圧縮符号化装置及び画像圧縮復号
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、図2を参照して、従来の画像圧
縮符号化装置(特公平1−240088号公報参照)に
ついて説明する。時間軸上に順次配された離散的な画素
データからなるデジタル画像信号(入力デジタル画像信
号)を、画面毎に、図3に示す如く、画面の水平方向及
び垂直方向に所定個数ずつマトリクス状に配された画素
データからなる複数のブロック信号(主ブロック信号)
に細分化する如く時系列変換して、主ブロック化デジタ
ル画像信号を得る。ここでは、主ブロック信号は、水平
方向及び垂直方向に所定個数ずつ、、例えば、8×8個
の画素データから構成される。図3は画面を構成する画
素データの一部を丸で表したもので、隣接画素データを
区別するために、画素データを水平方向及び垂直方向に
おいて、1つ置きの白丸及び黒丸で示している。
【0003】かかる時系列変換されて得られた主ブロッ
ク化デジタル画像信号を、入力端子32から分割処理回
路33に供給にして、各主ブロック信号をサブサンプル
構成によって複数の副ブロック信号に分割処理して、副
ブロック化デジタル画像信号を得る。この分割処理回路
33による分割処理の方法としては、例えば、図4〜図
6に示すような3種類の方法が可能である。第1の分割
方法では、図3における8×8個の画素データからなる
主ブロック信号を構成する8本の垂直方向の画素データ
の列(各列は8個の画素データから構成される)を、図
4に示す如く、4本の奇数番目の列からなる第1の副ブ
ロック信号(水平及び垂直方向の4×8個の画素データ
からなる)と、4本の偶数番目の列からなる第2の副ブ
ロック信号(水平及び垂直方向に4×8個の画素データ
からなる)とに分割する。
【0004】第2の分割方法では、図3における8×8
個の画素データからなる主ブロック信号を構成する8本
の垂直方向の画素データの列(各列は8個の画素データ
から構成される)を、図5に示す如く、4本の奇数番目
の行からなる第1の副ブロック信号(水平及び垂直方向
に4×8個の画素データからなる)と、4本の偶数番目
の行からなる第2の副ブロック信号(水平及び垂直方向
に8×4個の画素データからなる)とに分割する。
【0005】第3の分割方法では、図3における主ブロ
ックを構成する8×8個の画素データを、図6に示す如
く、4本の奇数番目の画素データの列の内のそれぞれ4
個の奇数番目の画素データ(白丸)からなる第1の副ブ
ロック信号、4本の偶数番目の画素データの列の内のそ
れぞれ4個の奇数番目の画素データ(黒丸)からなる第
2の副ブロック信号、4本の奇数番目の画素データの列
の内のそれぞれ4個の偶数番目の画素データ(黒丸)か
らなる第3の副ブロック信号、4本の偶数番目の画素デ
ータの列の内のそれぞれ4個の偶数番目の画素データ
(白丸)からなる第4の副ブロック信号に分割する。
【0006】このように、分割処理回路33によって、
主ブロック化デジタル画像信号の各主ブロック信号が2
個又は4個の副ブロック信号に分割処理されて得られた
副ブロック化デジタル画像信号が、直交変換回路(2次
元離散コサイン変換回路)34に供給されて、上述の主
ブロック毎に直交変換処理(2次元離散コサイン変換処
理)される。
【0007】直交変換回路34よりの変換係数は、量子
化回路(再量子化回路)35に供給されて量子化(再量
子化)された後、エンコーダ36に供給されて所定の伝
送レートの伝送信号に変調された後、出力端子37から
伝送路に供給される。
【0008】かかる従来例によれば、時間軸上に順次配
された離散的な画素データからなるデジタル画像信号
を、画面毎に、画面の水平方向及び垂直方向に所定個数
ずつマトリクス状に配された画素データからなる複数の
ブロック(主ブロック)に細分化する如く時系列変換し
た後、その各主ブロックを構成する画素データを、水平
方向又は垂直方向に隣接する画素データに分離し、画面
の水平方向及び垂直方向に所定個数ずつマトリクス状に
配された画素データからなる2個又は4個の互いに隣接
する副ブロック信号にサブサンプル構成によって分割し
てから、その主ブロック信号毎に直交変換して伝送して
いる。
【0009】このため、その伝送信号に伝送路でビット
エラーが生じても、その伝送信号を逆直交変換した後、
サブサンプル逆構成するときに、2個又は4個の隣接副
ブロックの内、ビットエラーによって全部の画素データ
がエラーとなった副ブロック信号の画素データを、他の
隣接副ブロック信号の画素データを用いてエラー修整
(エラーコンシール)することができるの、元のデジタ
ル画像信号を容易に復元することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、直交変換等の
変換符号化、予測符号化等の高能率符号化は、人の目の
感度が高い低周波の信号成分に対しては振れ幅の大きな
変換係数(符号化係数)が得られ、感度が低い高周波の
信号成分に対しては振れ幅の小さな変換係数(符号化係
数)が得られるように、デジタル画像信号を符号化して
画像圧縮するものである。
【0011】ところが、上述の従来例では、デジタル画
像信号を直交変換するに先立って、主ブロック化デジタ
ル画像信号の各主ブロック信号を、主ブロック化デジタ
ル画像信号の各主ブロック信号を構成する画素データを
水平又は垂直方向において互いに隣接する画素データに
分離して、それぞれ画面の水平方向及び垂直方向にそれ
ぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画素データか
らなる複数の副ブロック信号に分割しているが、これは
取りも直さず、ブロック化デジタル画像信号の隣接画素
データ間の相関性を故意に崩すことになるので、副ブロ
ック化デジタル画像信号を主ブロック信号毎に直交変換
すると、サブサンプル構成しないで直交変換するのに比
べて、直交変換によって得られる変換係数(符号化係
数)の低周波集中度が低下し、即ち、変換効率が低下す
るため、復元されたデジタル画像信号の画質が低下して
しまう。
【0012】かかる点に鑑み、本発明は、入力デジタル
画像信号を、画面毎に、画面の水平方向及び垂直方向に
それぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画素デー
タからなる複数の主ブロック信号に細分化して得た主ブ
ロック化デジタル画像信号を画像圧縮符号化するように
した画像圧縮符号化装置において、その画像圧縮符号化
信号に伝送路でビットエラーが生じて、主ブロック信号
を構成する全ての画素データがエラーとなっても、元の
入力デジタル画像信号を復元することができると共に、
特に、画像圧縮符号化しようとする主ブロック化デジタ
ル画像信号の主ブロック信号のフレーム相関が高いとき
は、圧縮効率の低下を回避することのできる画像圧縮符
号化装置及びその画像圧縮符号化装置によって画像圧縮
符号化された主ブロック化デジタル画像信号を圧縮復号
化して元のデジタル画像信号を復元することができると
共に、画像圧縮符号化された主ブロック化デジタル画像
信号の主ブロック信号のフレーム相関が高いときは、圧
縮効率の低下を回避することのできる画像圧縮復号化装
置を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、入力デ
ジタル画像信号を、画面毎に、画面の水平方向及び垂直
方向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画
素データからなる複数の主ブロック信号に細分化して、
主ブロック化デジタル画像信号を得る時系列変換回路2
と、その時系列変換回路2よりの主ブロック化デジタル
画像信号の各主ブロック信号を構成する画素データを水
平又は垂直方向において互いに隣接する画素データに分
離して、それぞれ画面の水平方向及び垂直方向にそれぞ
れ所定個数ずつマトリクス状に配された画素データから
なる複数の副ブロック信号に分割して、副ブロック化デ
ジタル画像信号を得るサブサンプル構成回路5と、主ブ
ロック化画像信号の主ブロック信号毎のフレーム相関
(又はフィールド相関)の有無を判別するフレーム相関
(又はフィールド相関)判別回路FCと、そのフレーム
相関(又はフィールド相関)判別回路FCによるフレー
ム相関(又はフィールド相関)の有無の判別結果に基づ
いて、フレーム相関(又はフィールド相関)があるとき
は、時系列変換回路2よりの主ブロック信号を選択し、
フレーム相関(又はフィールド相関)がないときは、そ
の主ブロック信号に対応するサブサンプル構成回路5よ
りの副ブロック信号を選択してブロック化画像信号を得
る選択手段7と、その選択手段7よりのブロック化デジ
タル画像信号を、画像圧縮符号化して画像圧縮符号化信
号を得る画像圧縮符号化回路9と、その画像圧縮符号化
回路9よりの画像圧縮符号化信号を、エラー訂正符号化
してエラー訂正符号化信号を得るエラー訂正符号化回路
14とを有することを特徴とする画像圧縮符号化装置で
ある。
【0014】第2の本発明は、入力デジタル画像信号
が、画面毎に、画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ
所定個数ずつマトリクス状に配された画素データからな
る複数の主ブロック信号に細分化されて得られた主ブロ
ック化デジタル画像信号の主ブロック信号並びにその主
ブロック化デジタル画像信号の各主ブロック信号を構成
する画素データを水平又は垂直方向において互いに隣接
する画素データに分離して、画面の水平方向及び垂直方
向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画素
データからなる複数の副ブロック信号に分割して得られ
た副ブロック化デジタル画像信号の副ブロック信号のう
ち、主ブロック信号にフレーム相関(又はフィールド相
関)があるときはその主ブロック信号が選択され、フレ
ーム相関(又はフィールド相関)がないときはその主ブ
ロック信号に対応する副ブロック信号が選択されて構成
されたブロック化デジタル画像信号のエラー訂正符号化
・画像圧縮符号化信号を供給してエラー訂正すると共
に、そのエラー訂正によってエラー訂正できなかったエ
ラーにエラーフラグを付するエラー訂正回路17と、そ
のエラー訂正回路17よりの画像圧縮符号化信号を供給
して、ブロック化デジタル画像信号を得る画像圧縮復号
化回路16と、その画像圧縮復号化回路16よりのブロ
ック化デジタル画像信号中の主ブロック信号のエラー訂
正回路17でエラー訂正できなかったエラーを、1フレ
ーム(又は1フィールド)前の対応する主ブロック信号
を用いてエラー修整する第1のエラー修整回路FCと、
画像圧縮復号化回路16よりのブロック化デジタル画像
信号中の副ブロック信号のエラー訂正回路17でエラー
訂正できなかったエラーを、その副ブロック信号に対応
する隣接副ブロック信号を用いてエラー修整する第2の
エラー修整回路23と、その第2のエラー修整回路23
よりのエラー修整された副ブロック信号をサブサンプル
逆構成して、元の主ブロック信号を得るサブサンプル逆
構成回路23と、第1のエラー修整回路FC及びサブサ
ンプル逆構成回路23よりの主ブロック信号の合成信号
からなるブロック化デジタル画像信号を元の入力デジタ
ル画像信号に戻す時系列逆変換回路28とを有すること
を特徴とする画像圧縮復号化装置である。
【0015】第3の本発明は、第1の本発明において、
選択手段7よりのブロック化デジタル画像信号を、ブロ
ックを単位としてシャフリングするシャフリング回路8
を、選択手段7と画像圧縮符号化回路9との間に設けた
ことを特徴とする画像圧縮符号化装置である。
【0016】第4の本発明は、第2の本発明において、
エラー訂正符号化・画像圧縮符号化信号のブロック化デ
ジタル画像信号はブロックを単位としてシャフリングさ
れてなり、画像圧縮復号化回路16よりのブロックを単
位としてシャフリングされたブロック化デジタル画像信
号をデシャフリングするデシャフリング回路22を、画
像圧縮復号化回路16と、第1及び第2のエラー修整回
路23との間に設けたことを特徴とする画像圧縮復号化
装置である。
【0017】第5の本発明は、第1又は第3の本発明に
おいて、画像圧縮符号化回路9は、高能率符号化器10
を含むことを特徴とする画像圧縮符号化装置である。
【0018】第6の本発明は、第2又は第4の本発明に
おいて、画像圧縮復号化回路16は、高能率復号化器2
1を含むことを特徴とする画像圧縮符号化装置である。
【0019】第7の本発明は、第5の本発明において、
画像圧縮符号化回路9は、可変長符号化器12を含むこ
とを特徴とする画像圧縮符号化装置である。
【0020】第8の本発明は、第6の本発明において、
画像圧縮復号化回路16は、可変長復号化器19を含む
ことを特徴とする画像圧縮符号化装置である。
【0021】
【作用】第1の本発明によれば、入力デジタル画像信号
を時系列変換回路2に供給して、画面毎に、画面の水平
方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状
に配された画素データからなる複数の主ブロック信号に
細分化して、主ブロック化デジタル画像信号を得る。こ
の主ブロック化デジタル画像信号をサブサンプル構成回
路5に供給して、その各主ブロック信号を構成する画素
データを水平又は垂直方向において互いに隣接する画素
データに分離して、それぞれ画面の水平方向及び垂直方
向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画素
データからなる複数の副ブロック信号に分割して、副ブ
ロック化デジタル画像信号を得る。フレーム相関判別回
路FCによって主ブロック化画像信号の主ブロック信号
毎のフレーム相関の有無を判別し、そのフレーム相関の
有無の判別結果に基づいて、選択手段6を制御する。フ
レーム相関があるときは、時系列変換回路2よりの主ブ
ロック信号を選択し、フレーム相関がないときは、サブ
サンプル構成回路5よりのその主ブロック信号に対応す
る副ブロック信号を選択する。この選択手段6よりブロ
ック化画像信号(主ブロック信号又は副ブロック線図)
が得られる。その選択手段7よりのブロック化デジタル
画像信号を画像圧縮符号化回路9に供給して、画像圧縮
符号化して画像圧縮符号化信号を得る。その画像圧縮符
号化回路9よりの画像圧縮符号化信号を、エラー訂正符
号化回路14に供給してエラー訂正符号化してエラー訂
正符号化信号を得る。
【0022】第2の本発明によれば、入力デジタル画像
信号が、画面毎に、画面の水平方向及び垂直方向にそれ
ぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画素データか
らなる複数の主ブロック信号に細分化されて得られた主
ブロック化デジタル画像信号の主ブロック信号並びにそ
の主ブロック化デジタル画像信号の各主ブロック信号を
構成する画素データを水平又は垂直方向において互いに
隣接する画素データに分離して、画面の水平方向及び垂
直方向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された
画素データからなる複数の副ブロック信号に分割して得
られた副ブロック化デジタル画像信号の副ブロック信号
のうち、主ブロック信号にフレーム相関があるときはそ
の主ブロック信号が選択され、フレーム相関がないとき
はその主ブロック信号に対応する副ブロック信号が選択
されて構成されたブロック化デジタル画像信号のエラー
訂正符号化・画像圧縮符号化信号を、エラー訂正回路1
7供給してエラー訂正すると共に、そのエラー訂正によ
ってエラー訂正できなかったエラーにエラーフラグを付
する。画像圧縮復号化回路16に、そのエラー訂正回路
17よりの画像圧縮符号化信号を供給して、ブロック化
デジタル画像信号を得る。その画像圧縮復号化回路16
よりのブロック化デジタル画像信号中の主ブロック信号
のエラー訂正回路17でエラー訂正できなかったエラー
を、第1のエラー修整回路FCによって、1フレーム
(又は1フィールド)前の対応する主ブロック信号を用
いてエラー修整する。画像圧縮復号化回路16よりのブ
ロック化デジタル画像信号中の副ブロック信号のエラー
訂正回路17でエラー訂正できなかったエラーを、その
副ブロック信号に対応する隣接副ブロック信号を用いて
第2のエラー修整回路23によってエラー修整する。第
2のエラー修整回路23よりのエラー修整された副ブロ
ック信号をサブサンプル逆構成回路23に供給して、サ
ブサンプル逆構成して、元の主ブロック信号を得る。第
1のエラー修整回路FC及びサブサンプル逆構成回路2
3よりの主ブロック信号の合成信号からなるブロック化
デジタル画像信号を時系列逆変換回路28に供給して、
元の入力デジタル画像信号に戻す。
【0023】
【実施例】以下に、図1を参照して、本発明をカメラ一
体型デジタルVTRに適用した実施例を説明する。先
ず、図1(A)を参照して、実施例の画像圧縮符号化装
置(カメラ一体型デジタルVTRの記録系に設けられ
る)を説明する。入力端子Tinからアナログ画像信号を
A/D変換器1に供給してA/D変換(量子化)して、
時間軸上に順次配された複数の離散的画素データからな
るデジタル画像信号を得る。
【0024】A/D変換器1からのデジタル画像信号を
時系列変換回路2に供給して、上述した従来例の場合と
同様に、画面毎に、図3に示す如く、画面の水平方向及
び垂直方向に所定個数、例えば、8×8個ずつマトリク
ス状に配された画素データからなる複数のブロック信号
(主ブロック信号)に細分化する如く時系列変換して、
主ブロック化デジタル画像信号を得る。図3は画面を構
成する画素データを丸で表したもので、隣接画素データ
を区別するために、画素データを水平方向及び垂直方向
において、1つ置きに白丸及び黒丸で表している。
【0025】時系列変換回路2よりの主ブロック化デジ
タル画像信号を、サブサンプル構成回路5に供給して、
上述の従来例の分割処理と同様のサブサンプル構成処理
を行って、副ブロック化デジタル画像信号を得る。即
ち、このサブサンプル構成回路5によるサブサンプル構
成処理の方法としては、上述の従来例と同様に、例え
ば、図4〜図6に示すような3種類の方法が可能であ
る。第1の処理方法では、図3における8×8個の画素
データからなる主ブロック信号を構成する8本の垂直方
向の画素データの列(各列は8個の画素データから構成
される)を、図4に示す如く、4本の奇数番目の列から
なる第1の副ブロック信号(水平及び垂直方向に4×8
個の画素データからなる)と、4本の偶数番目の列から
なる第2の副ブロック信号(水平及び垂直方向に4×8
個の画素データからなる)とに分割する。
【0026】第2の処理方法では、図3における8×8
個の画素データからなる主ブロック信号を構成する8本
の垂直方向の画素データの列(各列は8個の画素データ
から構成される)を、図5に示す如く、4本の奇数番目
の行からなる第1の副ブロック信号(水平及び垂直方向
に4×8個の画素データからなる)と、4本の偶数番目
の行からなる第2の副ブロック信号(水平及び垂直方向
に8×4個の画素データからなる)とに分割する。
【0027】第3の処理方法では、図3における主ブロ
ック信号を構成する8×8個の画素データを、図6に示
す如く、4本の奇数番目の画素データの列の内のそれぞ
れ4個の奇数番目の画素データ(白丸)からなる第1の
副ブロック信号、4本の偶数番目の画素データの列の内
のそれぞれ4個の奇数番目の画素データ(黒丸)からな
る第2の副ブロック信号、4本の奇数番目の画素データ
の列の内のそれぞれ4個の偶数番目の画素データ(黒
丸)からなる第3の副ブロック信号、4本の偶数番目の
画素データの列の内のそれぞれ4個の偶数番目の画素デ
ータ(白丸)からなる第4の副ブロック信号に分割す
る。
【0028】サブサンプル構成回路5よりの主ブロック
信号が2個又は4個の副ブロック信号にサブサンプル処
理された副ブロック化デジタル画像信号及び時系列変換
回路2よりの時系列変換された主ブロック化デジタル画
像信号は、切換えスイッチ6で切り換えられてシャフリ
ング回路8に供給される。
【0029】次に、この切換えスイッチ6の切換えを制
御するフレーム相関判別回路FCについて説明する。時
系列変換回路2よりの主ブロック化デジタル画像信号
と、そのデジタル画像信号が1フレーム遅延器3によっ
て1フレーム期間遅延された遅延主ブロック化デジタル
画像信号とが、差分絶対値算出回路4に供給されて、画
素データ毎の差分絶対値が算出された後、その算出され
た差分絶対値が積算器8に供給されて、主ブロック信号
毎の積算(算術平均又は荷重平均)が行われ、その積算
値を基準値と比較することによって、主ブロック信号毎
のフレーム相関の有無の判別信号を得るようにしてい
る。
【0030】そして、フレーム相関判別回路FCよりの
判別信号によって切換えスイッチ6を切換え、フレーム
相関ありと判別されたときは、時系列変換回路2側に切
換えて主ブロック信号を選択して出力し、主ブロック信
号がフレーム相関なしと判別されたときは、切換えスイ
ッチ6をサブサンプル構成回路5側に切換えて、その主
ブロック信号に対応する副ブロック信号を選択し、これ
ら主ブロック信号及び副ブロック信号の合成によって、
ブロック化デジタル画像信号を得る。
【0031】切換えスイッチ6のよりのブロック化デジ
タル画像信号は、シャフリング回路8に供給されて、ブ
ロック(主ブロック及び副ブロック)を単位としたシャ
フリングが行われた後、画像圧縮符号化回路9に供給さ
れて、画像圧縮符号化が行われる。
【0032】次に、この画像圧縮符号化回路9について
説明する。シャフリング回路8よりのシャフリングされ
たデジタル画像信号は、2次元離散コサイン変換回路
(2次元DCT回路)10に供給されて、8×8個の画
素データデータからなる主ブロック信号毎に又は2個又
は4個の副ブロック信号からなる8×8個の画素データ
データ毎に変換符号化されて、変換係数データが出力さ
れる。デジタル画像信号の主ブロック信号の水平方向及
び垂直方向のN×N個の画素データ又は2個或いは4個
の副ブロック信号からなる水平方向及び垂直方向のN×
N個の画素データから構成される場合の2次元離散コサ
イン変換の変換係数データは数1の式(1−1)ように
表される。尚、(1−3)式はその但し書きの式であ
る。
【0033】
【数1】
【0034】2次元DCT回路10よりの変換係数デー
タは、量子化回路(再量子化回路)11に供給されて、
量子化(再量子化)された後、その量子化された変換係
数データは可変長符号化回路(VLC符号化回路)12
に供給されて可変長符号化される。量子化回路11にお
ける量子化レベルは、符号量制御器15によって、高域
の変換係数程量子化レベルが小さくなるように制御され
る。この符号量制御器15はVLC符号化回路15によ
って制御される。又、フレーム相関判別回路FCの積算
器7の基準値が符号量制御器15によって制御される。
【0035】VLC符号化回路12よりのVLC符号化
された変換係数データはパッキング回路(バッファリン
グ回路)13に供給されて、例えば、10DCTブロッ
ク(8×8個の画素データに対する変換係数データを1
DCTブロックと称する)で係数のデータ量が一定にな
るようにデータ量の調整が行われると共に、符号量制御
器15よりのその10DCTブロック毎の量子化レベル
のテーブルの選択情報データ、積算器8よりのブロック
構成選択情報データ(フレーム相関の有無に基づく主ブ
ロック及び副ブロックの別の情報データ)等が付加され
た後、送信部14に供給される。
【0036】送信部14はエラー訂正符号化回路、変調
回路等を備え、パッキング回路13から出力されたVL
C符号化された変換係数データがエラー訂正符号化回路
14によってエラー訂正符号化されると共に、このエラ
ー訂正符号化・VLC符号化変換係数データは、10D
CTブロック毎の量子化レベルのテーブルの選択情報デ
ータ、ブロック構成選択情報データ等と共に、伝送路
(磁気ヘッド−磁気テープ系−磁気ヘッド)に適した変
調方式によって変調されると共に、伝送路に適した伝送
レートを以て伝送路に出力される。
【0037】次に、図1(B)を参照して、実施例の画
像圧縮復号化装置(デジタルVTRの再生系に設けられ
る)を説明する。図1(A)の画像圧縮符号化装置の送
信部14によって伝送路(磁気ヘッド−磁気テープ系−
磁気ヘッド)に伝送された被変調エラー訂正符号化・V
LC符号化変換係数データ及び10DCTブロック毎の
量子化テーブルの選択情報データの被変調信号、ブロッ
ク構成選択情報データの被変調信号等が、その伝送路か
ら受信部17に供給されて、それぞれ復調されると共
に、その復調されて得られたがエラー訂正符号化・VL
C符号化変換係数データがエラー訂正され、そのエラー
訂正されたVLC符号化変換係数データ、エラー訂正し
得なかったVLC符号化変換係数エラーデータ及びこれ
に付されたエラーフラグ並びに10DCTブロック毎の
量子化テーブルの選択情報データ、ブロック構成選択情
報データ等が、デパッキング回路18に供給される。
【0038】デパッキング回路18では、受信部17よ
りの出力データから、エラー訂正されたVLC符号化変
換係数データ、VLC符号化変換係数エラーデータ、エ
ラーフラグ、10DCTブロック毎の量子化テーブルの
選択情報データ、ブロック構成選択情報データ等が分離
される。その内、エラー訂正されたVLC符号化変換係
数データ及びVLC符号化変換係数エラーデータは可変
長復号化回路(VLC復号化回路)19に供給され、エ
ラーフラグはエラー修整制御回路25に供給され、ブロ
ック構成選択情報データはブロック構成切換え情報デー
タとして、後述する切換えスイッチ24及び2次元離散
コサイン逆変換回路(IDCT回路)21に供給され、
量子化テーブルの選択情報データは後述する逆量子化回
路20に供給される。
【0039】VLC復号化回路19よりのエラー訂正さ
れた変換係数データ及び変換係数エラーデータは、逆量
子化回路20に供給されて、量子化テーブルの選択情報
データに基づいて逆量子化された後、2次元離散コサイ
ン逆変換回路(2次元IDCT回路)21に供給され
る。
【0040】2次元IDCT回路21では、ブロック構
成切換え情報(主ブロック信号及び副ブロック信号の
別)に基づいて、数1の式(1−2)に従って、変換係
数データが逆変換されてブロック化デジタル画像信号が
得られ、これがデシャフリング回路22に供給されて、
ブロックを単位としたデシャフリングが行われる。
【0041】デシャフリング回路22よりのデシャフリ
ンブされたブロック化デジタル画像信号の内、互いに隣
接する2個又は4個の副ブロック信号がエラー修整/サ
ブサンプル逆構成回路23に供給されて、エラー修整制
御回路25の制御の下に、副ブロック信号のエラーのあ
る画素データに対しエラー修整が行われると共に、その
副ブロック信号が逆サンプル構成処理されて、主ブロッ
ク信号に戻される。この場合のエラー修整は隣接画素デ
ータによって行われるが、伝送路におけるビットエラー
によって、2個又は4個の隣接副ブロックの内、ビット
エラーによって全部の画素データがエラーとなった副ブ
ロックの画素データは、他の隣接副ブロックの画素デー
タを用いてエラー修整される。
【0042】エラー修整/サブサンプル逆構成回路23
よりのエラー修整された主ブロック信号並びにデシャフ
リング回路22よりのエラー修整されていない主ブロッ
ク信号及びエラーのない主ブロック信号が、ブロック構
成切換え情報データによって制御される切換えスイッチ
24によって切換えられた後、エラー修整回路ECに供
給される。
【0043】切換えスイッチ24は、デシャッフリン回
路22の出力が副ブロック信号であるときは、エラー修
整/サブサンプル逆構成回路23よりのエラー修整され
た主ブロック信号を出力し、主ブロック信号であるとき
はそのエラー訂正されていない主ブロック信号及びエラ
ーのない主ブロック信号を出力するように切換えられ
る。
【0044】エラー修整回路ECは、1フレーム遅延器
26及びエラー修整制御回路25によって制御される切
換えスイッチ27からなり、切換えスイッチ27の一方
の固定接点に切換えスイッチ24よりの切換え出力が供
給され、切換えスイッチ24の可動接点よりの出力が1
フレーム遅延器26に供給され、その1フレーム遅延器
26よりの出力が切換えスイッチ27の他方の固定接点
に供給されるようにして構成される。この場合、切換え
スイッチ24よりの主ブロック信号の画素データにエラ
ーがあるときは、切換えスイッチ27の可動接点が1フ
レーム遅延器26側に切換えられて、エラーのある画像
データを含む主ブロック信号のエラーは1フレーム前の
主ブロック信号画像データによってエラー修整され、切
換えスイッチ24よりの主ブロック信号の画素データに
エラーないときは、切換えスイッチ6の可動接点が切換
えスイッチ24側に切り換えれて、その主ブロック信号
は切換えスイッチ27を単に通過する。
【0045】エラー修整回路ECよりのエラー修整され
た主ブロックデジタル画像信号は、時系列逆変換回路2
8に供給されて、時間軸上に順次配された複数の画素デ
ータからなるデジタル画像信号に逆変換され、このデジ
タル画像信号がD/A変換器29に供給されてアナログ
信号に変換されて、出力端子Tout にそのアナログ画像
信号が出力される。
【0046】上述の画像圧縮符号変換装置によれば、主
ブロック化デジタル画像信号の主ブロック信号にフレー
ム相関がないときは、画像圧縮復号化装置におけるエラ
ー修整のために、主ブロック化デジタル画像信号の各主
ブロック信号を、主ブロック化デジタル画像信号の各主
ブロック信号を構成する画素データを水平又は垂直方向
において互いに隣接する画素データに分離して、それぞ
れ画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつ
マトリクス状に配された画素データからなる複数の副ブ
ロック信号に分割してから、この複数の副ブロック信号
を2次元DCT10に供給して2次元離散コサイン変換
することになる。従って、この場合は、ブロック化デジ
タル画像信号の隣接画素データ間の相関性を故意に崩す
ことになるので、サブサンプル構成しないで直交変換す
るのに比べて、直交変換によって得られる変換係数(符
号化係数)の低周波集中度が低下し、即ち、変換効率が
低下するため、画像圧縮復号化装置の2次元IDC回路
21で2次元離散逆コサイン変換して復元したブロック
化デジタル画像信号の画質は低下する。
【0047】上述の画像圧縮符号変換装置によれば、主
ブロック化デジタル画像信号の主ブロック信号にフレー
ム相関があるときは、画像圧縮復号化装置において、1
フレーム前の対応する主ブロック信号を用いてエラー修
整できるので、その主ブロック信号を直接2次元DCT
回路10に供給して離散コサイン変換することになる。
この場合は、ブロック化デジタル画像信号の隣接画素デ
ータ間の相関性を故意に崩すことはないので、直交変換
によって得られる変換係数(符号化係数)の低周波集中
度が低下はなく、即ち、変換効率の低下はないので、画
像圧縮復号化装置の2次元IDC回路21で2次元離散
逆コサイン変換して復元したブロック化デジタル画像信
号に画質低下は生じない。
【0048】上述の実施例のフレーム相関判別回路FC
は、フィールド相関判別回路でもよく、それに応じて、
エラー修整回路ECは、主ブロック信号にエラーがある
ときは、1フィールド前の対応する主ブロック信号用い
てエラー訂正する回路に変更される。
【0049】上述の実施例の画像圧縮符号化装置の回路
10は離散コサイン変換回路に限られるものではなく、
直交変換回路等の変換符号化回路、予測符号化回路、ベ
クトル量子化回路、エントロピー符号化回路等の高能率
符号化回路であれば良く、それに応じて画像圧縮復号化
装置の回路21は、直交逆変換回路等の変換復号化回
路、予測復号化回路、ベクトル逆量子化回路、エントロ
ピー復号化回路等の高能率復号化回路を用いることにな
る。
【0050】実施例の第1の装置(画像圧縮符号化装
置)によれば、入力デジタル画像信号を、画面毎に、画
面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマト
リクス状に配された画素データからなる複数の主ブロッ
ク信号に細分化して、主ブロック化デジタル画像信号を
得る時系列変換回路2と、その時系列変換回路2よりの
主ブロック化デジタル画像信号の各主ブロック信号を構
成する画素データを水平又は垂直方向において互いに隣
接する画素データに分離して、それぞれ画面の水平方向
及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に配
された画素データからなる複数の副ブロック信号に分割
して、副ブロック化デジタル画像信号を得るサブサンプ
ル構成回路5と、主ブロック化画像信号の主ブロック信
号毎のフレーム相関(又はフィールド相関)の有無を判
別するフレーム相関(又はフィールド相関)判別回路F
Cと、そのフレーム相関(又はフィールド相関)判別回
路FCによるフレーム相関(又はフィールド相関)の有
無の判別結果に基づいて、フレーム相関(又はフィール
ド相関)があるときは、時系列変換回路2よりの主ブロ
ック信号を選択し、フレーム相関(又はフィールド相
関)がないときは、その主ブロック信号に対応するサブ
サンプル構成回路5よりの副ブロック信号を選択してブ
ロック化画像信号を得る選択手段7と、その選択手段7
よりのブロック化デジタル画像信号を、画像圧縮符号化
して画像圧縮符号化信号を得る画像圧縮符号化回路9
と、その画像圧縮符号化回路9よりの画像圧縮符号化信
号を、エラー訂正符号化してエラー訂正符号化信号を得
るエラー訂正符号化回路14とを有するようにしたの
で、次のような効果が得られる。
【0051】即ち、入力デジタル画像信号を、画面毎
に、画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ず
つマトリクス状に配された画素データからなる複数の主
ブロック信号に細分化して得た主ブロック化デジタル画
像信号を画像圧縮符号化するようにした画像圧縮符号化
装置において、その画像圧縮符号化信号に伝送路でビッ
トエラーが生じて、主ブロック信号を構成する全ての画
素データがエラーとなっても、元の入力デジタル画像信
号を復元することができると共に、特に、画像圧縮符号
化しようとする主ブロック化デジタル画像信号の主ブロ
ック信号のフレーム相関(又はフィールド相関)が高い
ときは、圧縮効率の低下を回避することのできる画像圧
縮符号化装置を得ることができる。
【0052】実施例の第2の装置(画像圧縮復号化装
置)によれば、入力デジタル画像信号が、画面毎に、画
面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマト
リクス状に配された画素データからなる複数の主ブロッ
ク信号に細分化されて得られた主ブロック化デジタル画
像信号の主ブロック信号並びにその主ブロック化デジタ
ル画像信号の各主ブロック信号を構成する画素データを
水平又は垂直方向において互いに隣接する画素データに
分離して、画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定
個数ずつマトリクス状に配された画素データからなる複
数の副ブロック信号に分割して得られた副ブロック化デ
ジタル画像信号の副ブロック信号のうち、主ブロック信
号にフレーム相関(又はフィールド相関)があるときは
その主ブロック信号が選択され、フレーム相関(又はフ
ィールド相関)がないときはその主ブロック信号に対応
する副ブロック信号が選択されて構成されたブロック化
デジタル画像信号のエラー訂正符号化・画像圧縮符号化
信号を供給してエラー訂正すると共に、そのエラー訂正
によってエラー訂正できなかったエラーにエラーフラグ
を付するエラー訂正回路17と、そのエラー訂正回路1
7よりの画像圧縮符号化信号を供給して、ブロック化デ
ジタル画像信号を得る画像圧縮復号化回路16と、その
画像圧縮復号化回路16よりのブロック化デジタル画像
信号中の主ブロック信号のエラー訂正回路17でエラー
訂正できなかったエラーを、1フレーム(又は1フィー
ルド)前の対応する主ブロック信号を用いてエラー修整
する第1のエラー修整回路ECと、 画像圧縮復号化回
路16よりのブロック化デジタル画像信号中の副ブロッ
ク信号のエラー訂正回路17でエラー訂正できなかった
エラーを、その副ブロック信号に対応する隣接副ブロッ
ク信号を用いてエラー修整する第2のエラー修整回路2
3と、その第2のエラー修整回路23よりのエラー修整
された副ブロック信号をサブサンプル逆構成して、元の
主ブロック信号を得るサブサンプル逆構成回路23と、
第1のエラー修整回路EC及びサブサンプル逆構成回路
23よりの主ブロック信号の合成信号からなるブロック
化デジタル画像信号を元の入力デジタル画像信号に戻す
時系列逆変換回路28とを有するので、次の効果が得ら
れる。
【0053】即ち、画像圧縮符号化装置によって画像圧
縮符号化された主ブロック化デジタル画像信号を圧縮復
号化して元のデジタル画像信号を復元することができる
と共に、画像圧縮符号化された主ブロック化デジタル画
像信号の主ブロック信号のフレーム相関(又はフィール
ド相関)が高いときは、圧縮効率の低下を回避すること
のできる画像圧縮復号化装置を得ることができる。
【0054】実施例の第3の装置(画像圧縮符号化装
置)によれば、実施例の第1の装置において、選択手段
6よりのブロック化デジタル画像信号を、ブロックを単
位としてシャフリングするシャフリング回路8を、選択
手段6と画像圧縮符号化回路9との間に設けたので、実
施例の第1の装置における効果に加えて、伝送路におけ
るビットエラーの発生によって、主ブロック信号から分
割された互いに隣接する複数の副ブロック信号をそれぞ
れ構成する画素データが共に全てエラーとなって、その
主ブロック信号に属する画素データの復元が不可能にな
る虞はなくなる。
【0055】実施例の第4の装置(画像圧縮復号化装
置)によれば、実施例の第2の装置において、エラー訂
正符号化・画像圧縮符号化信号のブロック化デジタル画
像信号はブロックを単位としてシャフリングされてな
り、画像圧縮復号化回路16よりのブロックを単位とし
てシャフリングされたブロック化デジタル画像信号をデ
シャフリングするデシャフリング回路22を、画像圧縮
復号化回路16と、第1及び第2のエラー修整回路23
との間に設けたので、実施例の第2の装置の効果に加え
て、伝送路におけるビットエラーの発生によって、主ブ
ロック信号から分割された互いに隣接する複数の副ブロ
ック信号をそれぞれ構成する画素データが共に全てエラ
ーとなって、その主ブロック信号に属する画素データの
復元が不可能になる虞はなくなる。
【0056】実施例の第5の装置(画像圧縮符号化装
置)によれば、実施例の第1又は第3の装置において、
画像圧縮符号化回路9は、高能率符号化器10を含むの
で、実施例の第1又は第3の装置の効果に加えて、デジ
タル画像信号の圧縮効率が頗る高くなる。
【0057】実施例の第6の装置(画像圧縮復号化装
置)によれば、実施例の第2又は第4の装置において、
画像圧縮復号化回路16は、高能率復号化器21を含む
ので、実施例の第2又は第4の装置の効果に加えて、高
い圧縮効率を以て圧縮したデジタル画像信号を確実に復
元することができる。
【0058】実施例の第7の装置(画像圧縮符号化装
置)によれば、実施例の第5の装置において、画像圧縮
符号化回路9は、可変長符号化器12を含むので、第5
の装置の効果に加えて、デジタル画像信号の圧縮効率が
一層高くなる。
【0059】実施例の第8の装置(画像圧縮復号化装
置)によれば、実施例の第6の装置において、画像圧縮
復号化回路16は、可変長復号化器19を含むので、実
施例の第6の装置の効果に加えて、一層高き圧縮効率を
以て圧縮したデジタル画像信号を確実に復元することが
できる。
【0060】
【発明の効果】第1の本発明の画像圧縮符号化装置によ
れば、入力デジタル画像信号を、画面毎に、画面の水平
方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状
に配された画素データからなる複数の主ブロック信号に
細分化して、主ブロック化デジタル画像信号を得る時系
列変換回路と、その時系列変換回路よりの主ブロック化
デジタル画像信号の各主ブロック信号を構成する画素デ
ータを水平又は垂直方向において互いに隣接する画素デ
ータに分離して、それぞれ画面の水平方向及び垂直方向
にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に配された画素デ
ータからなる複数の副ブロック信号に分割して、副ブロ
ック化デジタル画像信号を得るサブサンプル構成回路
と、主ブロック化画像信号の主ブロック信号毎のフレー
ム相関(又はフィールド相関)の有無を判別するフレー
ム相関(又はフィールド相関)判別回路と、そのフレー
ム相関(又はフィールド相関)判別回路によるフレーム
相関(又はフィールド相関)の有無の判別結果に基づい
て、フレーム相関(又はフィールド相関)があるとき
は、時系列変換回路よりの主ブロック信号を選択し、フ
レーム相関(又はフィールド相関)がないときは、その
主ブロック信号に対応するサブサンプル構成回路よりの
副ブロック信号を選択してブロック化画像信号を得る選
択手段と、その選択手段よりのブロック化デジタル画像
信号を、画像圧縮符号化して画像圧縮符号化信号を得る
画像圧縮符号化回路と、その画像圧縮符号化回路よりの
画像圧縮符号化信号を、エラー訂正符号化してエラー訂
正符号化信号を得るエラー訂正符号化回路とを有するの
で、次の効果が得られる。
【0061】即ち、入力デジタル画像信号を、画面毎
に、画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ず
つマトリクス状に配された画素データからなる複数の主
ブロック信号に細分化して得た主ブロック化デジタル画
像信号を画像圧縮符号化するようにした画像圧縮符号化
装置において、その画像圧縮符号化信号に伝送路でビッ
トエラーが生じて、主ブロック信号を構成する全ての画
素データがエラーとなっても、元の入力デジタル画像信
号を復元することができると共に、特に、画像圧縮符号
化しようとする主ブロック化デジタル画像信号の主ブロ
ック信号のフレーム相関(又はフィールド相関)が高い
ときは、圧縮効率の低下を回避することのできる画像圧
縮符号化装置を得ることができる。
【0062】第2の本発明の画像圧縮復号化装置によれ
ば、入力デジタル画像信号が、画面毎に、画面の水平方
向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマトリクス状に
配された画素データからなる複数の主ブロック信号に細
分化されて得られた主ブロック化デジタル画像信号の主
ブロック信号並びにその主ブロック化デジタル画像信号
の各主ブロック信号を構成する画素データを水平又は垂
直方向において互いに隣接する画素データに分離して、
画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマ
トリクス状に配された画素データからなる複数の副ブロ
ック信号に分割して得られた副ブロック化デジタル画像
信号の副ブロック信号のうち、主ブロック信号にフレー
ム相関(又はフィールド相関)があるときはその主ブロ
ック信号が選択され、フレーム相関(又はフィールド相
関)がないときはその主ブロック信号に対応する副ブロ
ック信号が選択されて構成されたブロック化デジタル画
像信号のエラー訂正符号化・画像圧縮符号化信号を供給
してエラー訂正すると共に、そのエラー訂正によってエ
ラー訂正できなかったエラーにエラーフラグを付するエ
ラー訂正回路と、そのエラー訂正回路よりの画像圧縮符
号化信号を供給して、ブロック化デジタル画像信号を得
る画像圧縮復号化回路と、その画像圧縮復号化回路より
のブロック化デジタル画像信号中の主ブロック信号のエ
ラー訂正回路でエラー訂正できなかったエラーを、1フ
ィールド前の対応する主ブロック信号を用いてエラー修
整する第1のエラー修整回路と、画像圧縮復号化回路よ
りのブロック化デジタル画像信号中の副ブロック信号の
エラー訂正回路でエラー訂正できなかったエラーを、そ
の副ブロック信号に対応する隣接副ブロック信号を用い
てエラー修整する第2のエラー修整回路と、その第2の
エラー修整回路よりのエラー修整された副ブロック信号
をサブサンプル逆構成して、元の主ブロック信号を得る
サブサンプル逆構成回路と、第1のエラー修整回路及び
サブサンプル逆構成回路よりの主ブロック信号の合成信
号からなるブロック化デジタル画像信号を元の入力デジ
タル画像信号に戻す時系列逆変換回路とを有するので、
次の効果が得られる。
【0063】即ち、画像圧縮符号化装置によって画像圧
縮符号化された主ブロック化デジタル画像信号を圧縮復
号化して元のデジタル画像信号を復元することができる
と共に、画像圧縮符号化された主ブロック化デジタル画
像信号の主ブロック信号のフレーム相関(又はフィール
ド相関)が高いときは、圧縮効率の低下を回避すること
のできる画像圧縮復号化装置を得ることができる。
【0064】第3の本発明の画像圧縮符号化装置によれ
ば、第1の本発明において、選択手段よりのブロック化
デジタル画像信号を、ブロックを単位としてシャフリン
グするシャフリング回路を、選択手段と画像圧縮符号化
回路との間に設けたので、第1の本発明の効果に加え
て、伝送路におけるビットエラーの発生によって、主ブ
ロック信号から分割された互いに隣接する複数の副ブロ
ック信号をそれぞれ構成する画素データが共に全てエラ
ーとなって、その主ブロック信号に属する画素データの
復元が不可能になる虞はなくなる。
【0065】第4の本発明の画像圧縮復号化装置によれ
ば、第2の本発明において、エラー訂正符号化・画像圧
縮符号化信号のブロック化デジタル画像信号はブロック
を単位としてシャフリングされてなり、画像圧縮復号化
回路よりのブロックを単位としてシャフリングされたブ
ロック化デジタル画像信号をデシャフリングするデシャ
フリング回路を、画像圧縮復号化回路と、第1及び第2
のエラー修整回路との間に設けたので、第2の本発明の
効果に加えて、伝送路におけるビットエラーの発生によ
って、主ブロック信号から分割された互いに隣接する複
数の副ブロック信号をそれぞれ構成する画素データが共
に全てエラーとなって、その主ブロック信号に属する画
素データの復元が不可能になる虞はなくなる。
【0066】第5の本発明の画像圧縮符号化装置によれ
ば、第1又は第3の本発明において、画像圧縮符号化回
路は、高能率符号化器を含むので、第1又は第3の本発
明の効果に加えて、デジタル画像信号の圧縮効率が頗る
高くなる。
【0067】第6の本発明の画像圧縮復号化装置によれ
ば、第2又は第4の本発明において、画像圧縮復号化回
路は、高能率復号化器を含むので、第2又は第4の本発
明の効果に加えて、高い圧縮効率を以て圧縮したデジタ
ル画像信号を確実に復元することができる。
【0068】第7の本発明の画像圧縮符号化装置によれ
ば、第5の本発明において、画像圧縮符号化回路は、可
変長符号化器を含むので、第5の本発明の効果に加え
て、デジタル画像信号の圧縮効率が一層高くなる。
【0069】第8の本発明の画像圧縮復号化装置によれ
ば、第6の本発明において、画像圧縮復号化回路は、可
変長復号化器を含むので、第6の本発明の効果に加え
て、一層高き圧縮効率を以て圧縮したデジタル画像信号
を確実に復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A) 本発明の画像圧縮符号化装置の実施例
を示すブロック線図 (B) 本発明の画像圧縮復号化装置の実施例を示すブ
ロック線図
【図2】画像圧縮符号化装置の従来例を示すブロック線
【図3】従来例の動作説明に供する原画素データの配置
【図4】従来例の動作説明に供するサブサンプル構成の
画素データの配置図(1)
【図5】従来例の動作説明に供するサブサンプル構成の
画素データの配置図(2)
【図6】従来例の動作説明に供するサブサンプル構成の
画素データの配置図(3)
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 時系列変換回路 FC フレーム相関判別回路 3 1フィールド遅延器 4 差分絶対値算出回路 5 サブサンプル構成回路 6 切換えスイッチ 7 積算器 8 シャフリング回路 9 画像圧縮符号化回路 10 離散コサイン変換回路 11 量子化回路 12 可変長符号化回路 13 パッキング回路 14 送信部(エラー訂正符号化/変調器等) 15 符号量制御器 16 画像圧縮復号化回路 17 受信部(復調/エラー訂正回路等) 18 デパッキング回路 19 可変長復号化器 20 逆量子化回路 21 離散コサイン逆変換回路 22 デシャフリング回路 23 エラー修整/サブサンプル逆構成回路 24 切換えスイッチ 25 エラー修整制御回路 EC エラー修整回路 26 1フィールド遅延器 27 切換えスイッチ 28 時系列逆変換回路 29 D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−240088(JP,A) 特開 平3−139083(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/24 - 7/68

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力デジタル画像信号を、画面毎に、画
    面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマト
    リクス状に配された画素データからなる複数の主ブロッ
    ク信号に細分化して、主ブロック化デジタル画像信号を
    得る時系列変換回路と、 該時系列変換回路よりの主ブロック化デジタル画像信号
    の各主ブロック信号を構成する画素データを水平又は垂
    直方向において互いに隣接する画素データに分離して、
    それぞれ画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個
    数ずつマトリクス状に配された画素データからなる複数
    の副ブロック信号に分割して、副ブロック化デジタル画
    像信号を得るサブサンプル構成回路と、 上記主ブロック化画像信号の主ブロック信号毎のフレー
    ム相関(又はフィールド相関)の有無を判別するフレー
    ム相関(又はフィールド相関)判別回路と、 該フレーム相関(又はフィールド相関)判別回路による
    フレーム相関(又はフィールド相関)の有無の判別結果
    に基づいて、フレーム相関(又はフィールド相関)があ
    るときは、上記時系列変換回路よりの主ブロック信号を
    選択し、フレーム相関(又はフィールド相関)がないと
    きは、該主ブロック信号に対応する上記サブサンプル構
    成回路よりの副ブロック信号を選択してブロック化画像
    信号を得る選択手段と、 該選択手段よりのブロック化デジタル画像信号を、画像
    圧縮符号化して画像圧縮符号化信号を得る画像圧縮符号
    化回路と、 該画像圧縮符号化回路よりの画像圧縮符号化信号を、エ
    ラー訂正符号化してエラー訂正符号化信号を得るエラー
    訂正符号化回路とを有することを特徴とする画像圧縮符
    号化装置。
  2. 【請求項2】 入力デジタル画像信号が、画面毎に、画
    面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個数ずつマト
    リクス状に配された画素データからなる複数の主ブロッ
    ク信号に細分化されて得られた主ブロック化デジタル画
    像信号の主ブロック信号並びに該主ブロック化デジタル
    画像信号の各主ブロック信号を構成する画素データを水
    平又は垂直方向において互いに隣接する画素データに分
    離して、画面の水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定個
    数ずつマトリクス状に配された画素データからなる複数
    の副ブロック信号に分割して得られた副ブロック化デジ
    タル画像信号の副ブロック信号のうち、上記主ブロック
    信号にフレーム相関(又はフィールド相関)があるとき
    は該主ブロック信号が選択され、フレーム相関(又はフ
    ィールド相関)がないときは該主ブロック信号に対応す
    る副ブロック信号が選択されて構成されたブロック化デ
    ジタル画像信号のエラー訂正符号化・画像圧縮符号化信
    号を供給してエラー訂正すると共に、該エラー訂正によ
    ってエラー訂正できなかったエラーにエラーフラグを付
    するエラー訂正回路と、 該エラー訂正回路よりの上記画像圧縮符号化信号を供給
    して、上記ブロック化デジタル画像信号を得る画像圧縮
    復号化回路と、 該画像圧縮復号化回路よりの上記ブロック化デジタル画
    像信号中の上記主ブロック信号の上記エラー訂正回路で
    エラー訂正できなかったエラーを、1フレーム(又は1
    フィールド)前の対応する主ブロック信号を用いてエラ
    ー修整する第1のエラー修整回路と、 上記画像圧縮復
    号化回路よりの上記ブロック化デジタル画像信号中の上
    記副ブロック信号の上記エラー訂正回路でエラー訂正で
    きなかったエラーを、該副ブロック信号に対応する隣接
    副ブロック信号を用いてエラー修整する第2のエラー修
    整回路と、 該第2のエラー修整回路よりのエラー修整された副ブロ
    ック信号をサブサンプル逆構成して、元の主ブロック信
    号を得るサブサンプル逆構成回路と、 上記第1のエラー修整回路及び上記サブサンプル逆構成
    回路よりの主ブロック信号の合成信号からなるブロック
    化デジタル画像信号を元の入力デジタル画像信号に戻す
    時系列逆変換回路とを有することを特徴とする画像圧縮
    復号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像圧縮符号化装置に
    おいて、 上記選択手段よりのブロック化デジタル画像信号を、ブ
    ロックを単位としてシャフリングするシャフリング回路
    を、上記選択手段と上記画像圧縮符号化回路との間に設
    けたことを特徴とする画像圧縮符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像圧縮復号化装置に
    おいて、 上記エラー訂正符号化・画像圧縮符号化信号のブロック
    化デジタル画像信号はブロックを単位としてシャフリン
    グされてなり、 上記画像圧縮復号化回路よりの上記ブロックを単位とし
    てシャフリングされたブロック化デジタル画像信号をデ
    シャフリングするデシャフリング回路を、上記画像圧縮
    復号化回路と、上記第1及び第2のエラー修整回路との
    間に設けたことを特徴とする画像圧縮復号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3に記載の画像圧縮符号化
    装置において、 上記画像圧縮符号化回路は、高能率符号化器を含むこと
    を特徴とする画像圧縮符号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は4に記載の画像圧縮復号化
    装置において、 上記画像圧縮復号化回路は、高能率復号化器を含むこと
    を特徴とする画像圧縮復号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の画像圧縮符号化装置に
    おいて、 上記画像圧縮符号化回路は、可変長符号化器を含むこと
    を特徴とする画像圧縮符号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の画像圧縮復号化装置に
    おいて、 上記画像圧縮復号化回路は、可変長復号化器を含むこと
    を特徴とする画像圧縮復号化装置。
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