JP3153248B2 - ポップアップ型取出し装置に用いるためのシート積層集合体並びにその製造方法 - Google Patents

ポップアップ型取出し装置に用いるためのシート積層集合体並びにその製造方法

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JP3153248B2 JP52282597A JP52282597A JP3153248B2 JP 3153248 B2 JP3153248 B2 JP 3153248B2 JP 52282597 A JP52282597 A JP 52282597A JP 52282597 A JP52282597 A JP 52282597A JP 3153248 B2 JP3153248 B2 JP 3153248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、ポップアップ型取出し装置おいて使用さ
れるためのシート積層集合体並びにその製造方法に関す
る。
発明の背景 使い捨て小型タオル及び同様のシート製品は、一般に
「拭き取り紙」と呼ばれており、これらは容器から取出
されるか、あるいは個別包装されたパッケージから取出
されるようになっており、現代社会では必需備品になっ
ている。例えば拭き取り紙は衛生のためであると同時
に、衛生用ではない日常的な洗浄及び拭き取りに用いら
れる。拭き取り紙のサイズ、形状、厚さ、耐久性、含水
率、及びローション含有量はすべて、多様な使用法に合
わせて調節することができ、このような製品の用途の広
さは、一般に拭き取り紙の人気の原因となっている。
例えば拭き取り紙のようなシート製品の用途の多様性
のために、これらは多くの物理的形状のものになってお
り、これらの取出しメカニズムも同様に多様である。容
器が関わっている多様な取出しメカニズムもあれば、容
器を利用しないものもある。例えば乾燥ペーパータオル
やトイレットペーパーのロールは容器を必要としない
が、これは含水率が低いからである。「乾燥」シート製
品は、ローション又はその他の添加剤を含むことが多
く、必ずしも湿分を含まないわけではない。「乾燥」シ
ート製品は、むしろ含水率が低いシートであり、平均的
消費者が触った場合一般に乾いた感じのものである。ペ
ーパータオル及びトイレットペーパーは一般に、巻取り
連続シートの形態にあり、穿孔によって個別の紙を画定
している。消費者は、必要な枚数の紙を巻戻し、これら
を1枚ずつの紙と紙の間にある孔に沿ってロールから引
き千切る。
シートはローション、洗浄剤等で予め湿されているこ
とが多い。湿されたシート、すなわち「ウエット拭き取
り紙」の一般的な取出し方法は、穿孔ロールと容器型デ
ィスペンサーとの組合わせである。シートの帯状シート
には孔があけられ、巻かれ、硬い容器に入れられ、つい
でローション及び/又は洗浄剤が添加されることが多
い。個々のウエット拭き取り紙は取出しのために、一般
に容器にある小さい開口部から引き出され、ついで孔に
沿って引き千切られて、シートが取出される。このよう
な配列に関する問題は、一番上に最も近い製品からの湿
潤剤の蒸発損失を最小限にするために、取出し開口部が
一般に小さいことから生じる。開口部のサイズが小さく
なると、今度は、ディスペンサーから拭き取り紙を引き
出すのに力を加える必要がある。力を増すと、取出され
る製品間にある孔が早く千切れすぎる結果になることも
ある。あるいは千切れ抵抗が高められた孔を設計する必
要があるかもしれず、これによって、使用者は使用のた
めに製品を分離するために追加の力が必要になることも
ある。処理済みあるいは「ウエット拭き取り紙」を引き
出すには両手が必要であることが多い(すなわち拭き取
り紙を容器から取出して次の拭き取り紙から引き千切ろ
うとしている間、片手は拭き取り紙を取出すため、もう
一方の手は容器を固定するためである)。しかしながら
残念なことに、シート製品例えば拭き取り紙は、片手だ
けしか使えない場合(例えば乳幼児を拭いてやっている
場合)に必要なことが多く、このような場合は、容器か
ら取出す、孔の開けられたロール拭き取り紙というの
は、望ましくない組合わせである。これは取出す時の強
い力が容器を持ち上げるからである。
硬い容器から取出されるのではない拭き取り紙のもう
1つの通常の形態には、予め個別包装されたウエット拭
き取り紙が含まれる。これらは、多くの場合レストラン
あるいは飛行機で手渡されるものである。これらのウエ
ット拭き取り紙は多くの場合、折り畳まれて、個々の耐
湿性の袋に入れられ、ついでローション及び/又は洗浄
剤が添加され、袋はヒートシールされる。消費者は拭き
取り紙を使用するためにパッケージを引裂いて開け、つ
いで袋と拭き取り紙の両方を捨てる。一般にこれも両手
操作であり、個別の袋の形態の場合かなりな屑が発生す
る。このため、この包装及び取出し方法は望ましくない
ものになる。
一般的に乾燥シートの場合、個別(すなわち予め切断
され、折り込まれ、孔が開けられていない)シートの既
知の取出し方法は、取出し容器を通すものである。取出
し容器は、蓋付きの箱であることもあり、蓋はシートが
必要な度に開けられる。これは蓋と、個々のシートが取
出される開口部が付いている箱であることもある。ある
いは蓋と開口部の両方の組合わせであることもある。一
般に、開口部が付いている箱から取出される乾燥シート
は、普通は長方形であり、折り込まれている。化粧室に
あるティシュー及びペーパータオルは、このようにして
取出されることが多い。
現在実施されているような、折り込まれたシートの取
出しは、本質的に長方形のシートの1つの縁部を、ディ
スペンサーから引張り出すものである。2枚のシートの
挟み込まれた部分は、次のシートの隣接部分を引張るの
に役立つ。これは重なり合った部位にある2枚のシート
の界面相互作用によるものである。第1のシートが開口
部から完全に引き出された後、2枚の折り込まれたシー
トが素早く分離し始める。2枚のシートが完全に分離さ
れた時、次に第2のシートに近付きやすくなるのに十分
な量の第2のシートが、取出し開口部の外側に延びてい
る方がよい。ディスペンサーの上に残っている第2のシ
ートの部分は、普通は「しっぽ」と呼ばれている。
このように取出された乾燥シート又はティシューは一
般に、次のシートの縁部と共に挟み込まれた長方形シー
トのサイド部分全体から成る大きなオーバーラップ部位
を有する。しかしながら、湿分がシート製品に加えられ
た場合、大きなオーバーラップ表面積は多くの場合、2
枚のシート間に過剰な相互作用力を生じ、2枚のシート
を分離するのにより大きな力が必要であるので、第2の
シートが第1のシートと共に取出されることになる。オ
ーバーラップ表面積を減少させるのは難しいが、これは
粘着力を減らすからである。粘着力は、(次の取出しの
ための「しっぽ」を生じるために)ディスペンサーから
取出される第2のシートの量を調節するものである。
湿っていて厚い不織布シートは、現在のところ、シー
トを挟み込むことによって取出すことはできない。これ
は、高いレベルの湿分が存在することから生じるシート
間の粘着によって、2枚のシートを分離するのに必要な
力が非常に大きいので、多数のシートが1回の引張りで
取出されることが多いからである(「鎖のような繋が
り」と呼ばれることがある)。従ってシートは一般に、
個別に折り畳まれ、もう1方のシートの上に積み重ねら
れ、取出し容器に入れられる。この取出し方法は最適と
言えるようなものではない。その理由は、シートが必要
な時に掴むことができる便利なしっぽがなく、一般的に
さらに難しい両手取出し手順を生じる結果になるからで
ある。
マッケンフース(Muckenfuhs)に発行された米国特許
第5,332,118号(118号特許)は、次のような一連のシー
ト設計を開示している。これは前記のような取出しの問
題を伴なわずに、挟み込まれたポップアップ型取出しメ
カニズムで折り畳まれて用いることができるものであ
る。118号特許の開示全体がここに引用して組込まれ
る。ポップアップ型取出し方法に用いられるための、11
8号特許に記載されているような改良シート設計及びシ
ート製品の製造方法がここで提供される。
可変の端部形状を有する連続帯状シートの切断方法
は、様々な引例に記載されている。例えば連続ウエブ
は、ウエブを回転ドラムの上で引張り、ウエブと回転ブ
レードとを接触させて、連続帯状シートに切断すること
ができる。ブレードは静止していてもよい。これは縦方
向に平行な真っ直ぐな縁部を有する帯状シートを生じ
る。あるいはこれは縦方向に垂直な方向に振動すること
ができ、少なくとも一部、縦方向に平行でない縁部を生
じることもある。
連続して移動するウエブの縁部において不規則な形状
を切断するもう1つの方法は、多数の切断装置を保持す
るためのフレームを用いることである。これらの切断装
置には、水噴射、レーザー、又はブレードが含まれよ
う。造形織物製品を切断する目的で、あるいは造形空隙
を連続織物ウエブに切断するために、多くのフレームを
用いることができる。連続織布ウエブのもう1つの切断
方法は、織布縁部をシールするため、及び織布材料がシ
ートの縁部でほぐれるのを防ぐために、加熱ブレードを
用いることである。
ポップアップ型取出し装置において使用するために、
一連の連続帯状シートをシート積層集合体の連続層に折
り畳む自動化方法は、この技術において知られている。
この種類の機械は、本質的に真っ直ぐでかつ帯状シート
例えばティシューの長軸に平行な縁部を有する連続帯状
シートを折り畳むために用いられて来た。帯状シートが
折り込まれたら、挟み込まれた連続した積重ねが製造さ
れ、これらはポップアップ型取出し装置に用いるのに適
したブロックに切断される。
先行装置は別々に特殊な折り畳み手段を教示している
が、改良ポップアップ型取出し性能のためにシート製品
の永続的な強化法、及びこのような製品を経済的かつ効
率的に製造するためのよりよい方法が必要とされて来た
のは明白である。改良シート製品、及びポップアップ型
取出し装置に効率的に用いることができるシートの製造
方法が、依然として必要とされている。さらには帯状シ
ートが正確かつ一貫して重ね合わされ、折り畳まれ、か
つポップアップ型取出し装置に用いられるためのシート
に切断されうる改良方法が必要である。
発明の概要 ポップアップ型取出し装置に用いるためのシート積層
集合体並びにその製造方法を提供することが、この発明
の主な目的である。
ポップアップ型取出し方法のための帯状シートが、材
料の幅広い連続ウエブから個別に又は連続して、より効
率的に切断されうるということが、この発明のもう1つ
の目的である。
比較的広い連続ウエブから、この発明の改良された帯
状シートを切断するための屑の出ないもう1つの方法を
提供することも、この発明の目的である。
湿ったシートと乾燥シートの両方に関して、前記製造
の改良をすべて行なうことが、この発明のさらにもう1
つの目的である。
この発明の一態様によれば、2つの向かい合ったサイ
ド縁部の間に長軸を有し、サイド縁部の上に形成された
1つ又はそれ以上の突出物を有する帯状シートの切断方
法が提供される。1つの帯状シートの突出物は、隣接す
る帯状シートの突出部と、予め決められた方法で一直線
にされる。ついで隣接する帯状シートは重ね合わされ、
帯状シート間に最大のオーバーラップ部位と、最小のオ
ーバーラップ部位とを作り出す。一直線にされて重ね合
わされた帯状シートはついで折り畳まれて連続積重ねに
され、これらの積重ねは切断されて、ポップアップ型取
出し装置に用いるための挟み込まれた個別シートのブロ
ックを形成する。
より好ましい実施態様において、2つの向かい合った
サイド縁部の間に長軸を有する帯状シートの切断方法が
提供され、サイド縁部の1つには、1つ又はそれ以上の
突出物が形成される。帯状シートの反対側のサイド縁部
は、本質的に帯状シートの長軸に平行である。1つの帯
状シートの突出物は、隣接する帯状シートの本質的に平
行なサイド縁部と一直線になっている。このように一直
線になった帯状シートはついで重ね合わされ、1つの帯
状シートの突出物と、隣接する帯状シートの本質的に平
行な縁部との間に最大オーバーラップ部位が作り出され
る。各最大オーバーラップ部位は、隣接する帯状シート
間の非オーバーラップ部位に隣接している。このように
重ね合わされた多数の帯状シートは、帯状シートの連続
層を形成し、これはついで折り畳まれて挟み込まれた帯
状シートの連続積重ねにされる。連続積重ねは、帯状シ
ートの長軸に対して本質的に垂直な方向に切断され、ポ
ップアップ型取出し装置に用いられる挟み込まれた個別
シートのブロックを形成する。
前記の方法は、連続製造方法において実施することが
できる。この方法において帯状シートは幅広い織物ウエ
ブから切断される。突出物が帯状シートの両縁部として
切断される場合、使用できないトリミング屑部分が織物
ウエブの縁部に生じる。しかしながら好ましい実施態様
において、突出物が帯状シートの1つの縁部としてのみ
切断される場合、屑は製造工程から無くすことができ
る。
図面の簡単な説明 明細書は、本発明を得に指摘し、明確にクレームする
特許請求の範囲で結論付けてはいるが、添付図面と共に
考慮される次の記載からよりよく理解されると考えられ
る。
図1は、本発明に従って形成された互いに一部が重な
り合った複数の帯状シートの一部平面図を示す。
図2は、本発明の屑の出ないもう1つの方法に従って
製造された3つの重なり合った個別シートの平面図であ
り、ここにおいて、大きさDは非オーバーラップ部位に
おける2枚のシートの縁部間のギャップ距離である。
図3は、切断ステーションを通過する移動ウエブの一
部概略平面図である。このステーションは、フレーム上
に複数の切断装置を備えており、これはウエブの縦方向
に本質的に垂直な方向に振動することができる。
図4は、複数の切断装置を備えている切断ステーショ
ンを通過中の比較的幅広の材料ウエブのもう1つの一部
概略平面図である。
図5は、複数の切断装置を備えている切断ステーショ
ンを通る移動ウエブの一部概略平面図である。少なくと
も1つの切断ステーションは、ウエブの流れる方向に本
質的に垂直な方向に振動させられ、これによって帯状シ
ートは縁部の屑を伴なわずに製造することができる。
図6は、図5に示されているように切断された4つの
隣接する帯状シートの一部平面図である。
図7Aも、図5に示されているように切断された4つの
帯状シートの一部平面図である。
図7Bは、幅方向に分離された後の図7Aに示されている
4つの帯状シートの一部平面図である。
図7Cは、交互になっている帯状シートをひっくり返し
て各サイド縁部の位置を逆にすることによって帯状シー
トを位置が整えられた後の、図7Bの4つの帯状シートの
一部平面図である。
図7Dは、ついで図7A、7B、及び7Cに示された4つの帯
状シートが、帯状シート間に最大オーバーラップ部位と
非オーバーラップ部位とを作り出すためにどのように重
ね合わされるかを概略的に示し、さらに、各帯状シート
が重ね合わされて、挟み込まれた個別シートが製造され
た後に場合によっては切断される場合を示している。
発明の詳細な説明 ここで図面を詳細に参照すると、図面全体において同
様な符号は同じ要素を示し、最後の2桁が同じ要素(す
なわち12、112、212)は、様々な好ましい実施態様の同
等の要素を示し、図1は、この発明に従って、比較的幅
広の材料ベースウエブから切断され、位置が整えられ、
かつ重ね合わされた3つの隣接する帯状シートR31、R3
2、及びR33の位置部分を示す。2つの膝状(三角形状)
の突出部11及び211間の最大オーバーラップ部位14、及
び隣接する非オーバーラップ部位(重なり合っていない
空間)12は、隣接する帯状シートR32及びR33の膝状突出
部11及び211が一直線になる(互いに対向する)ように
帯状シートを位置調節し、そして帯状シート(例えばR3
2及びR33)を重ね合わせることにより形成される。一方
の帯状シート(例えばR32)の膝状突出部(例えば11)
は、隣接した帯状シート(例えばR32)のサイド部分
(例えば、第1並びに第2のサイド部分40及び41)の一
部分であり、これは帯状シートの長軸(例えばL2)から
離れた方向に最も遠くに延びている。これらサイド部分
40,41は、長軸(例えば、L1)を挟んで帯状部分の幅方
向両側に存在する。このように重なり合った多数の帯状
シートは、一部が図1に示されているように連続層(膝
状突出部が重なることにより幅方向に連続した層)に連
続を生じる。次に、この連続層(幅方向に並べられた複
数の帯状シートからなる)は、膝状突出部を境として幅
方向にシートごとに折り畳まれル。そして、連続沿うの
幅方向に延びた線13に沿って切断される。かくして、膝
状突出部がシート間に挟まれた、積層されたシートから
なる積層集合体が複数、同時に形成される。これらの線
13は、この好ましい実施態様において、各帯状シートの
サイド縁部にある各膝状突出部(例えば11、111、211)
の大体の中心点(三角形の頂点)を通る。
図2は、この発明の好ましい実施態様に従って製造さ
れた3つの帯状シート(S1、S2、及びS3)を示す。この
ように製造された帯状シートの切断、位置調節、及び重
ね合わせは、以下でより詳細に考察される。このように
製造された帯状シートは、長軸L13に平行なサイド縁部1
6と、膝状突出部20を含むサイド縁部17との間に、必要
な最大オーバーラップ部位29及び非オーバーラップ部位
28を生じる。
図2の帯状シートS1は、好ましくは長軸L11を含むも
のとして示されている。この長軸は、形成操作中、形成
装置の機械加工方向MDに実質的に平行である。帯状シー
トS1は、さらに、互いに幅方向に間隔があけられた各々
1対の第1のサイド縁部417及び第2のサイド縁部416、
及び各々第1のサイド部分42及び第2のサイド部分43を
備えている。シートS1はさらに、2つの本質的に平行な
末端縁部18及び19を備えている。膝状突出部120は、第
1のサイド縁部417に沿って軸L11から幅方向に外側に延
びているものとして示されている。
この好ましい形状における第2のサイド縁部416は本
質的に長軸L11に平行である。しかしながら膝状突出部
は、図1の11、及び111に示されているように、両方の
サイド縁部に形成されてもよい。さらには、1つ又はそ
れ以上の膝状突出部が第2のサイド縁部に沿って形成さ
れている場合、このような突出部の少なくとも1つ、例
えば図11の11は、次に説明するような高速加工を容易に
するために、反対側に配置された膝状突出部111から長
手方向に斜めになっているのが好ましい。
図3は、切断ステーション21を通過する移動中のウエ
ブ23を示している。このステーションは複数の切断装置
22を保持している。これらは機械加工方向MDに対して本
質的に垂直な方向に振動させることができる。切断装置
22は、水噴射、レーザー、ナイフ、あるいはその他のあ
らゆる適切な切断装置であってもよい。切断ステーショ
ン21は好ましくは滑らかに中断されずに振動し、曲線の
ある波状の向かい合ったサイド縁部27を最終帯状シート
R1、R2、及びR3に生じる。これによって膝状突出部26
が、帯状シートR3の縁部に形成される。これは、帯状シ
ートR3の長軸L21から外側に延びている。同様に膝状突
出部26の位置に、隣接する帯状シートR2の縁部に形成さ
れるくぼみが示されている。図3に示されているように
切断された場合、機械加工方向MDに対して本質的に平行
なサイド縁部25を有するウエブ23は、2つのトリミング
片24を生じ、これらは、ウエブから切断された内方帯状
シート(例えばR1、R2、及びR3)と同様な、使用可能な
帯状シートを形成しないので、本質的に使用不可能な屑
である。
実質的に連続した織物ウエブから帯状シートを形成す
る種々の方法があることが分る。ウエブを回転ドラム上
で引張ることができる。このドラムはナイフ又は回転ブ
レード(図示されていない)と接触する。ここでナイフ
又は回転ブレードは、移動中のウエブの縦方向に本質的
に垂直な方向に振動し、所望の帯状シート縁部の形状を
形成する。同様に回転ダイを用いることもできる(図示
されていない)。ここでは移動中のウエブは回転ダイ上
で引張られ、帯状シートはダイ上に形成されたブレード
によって所望の縁部形状で切れ目が入れられる。
単一の材料ウエブから、多数の帯状シートが形成され
る。製造効率の観点から、比較的幅広の材料ベースウエ
ブを用いるのが一般に有利である。これから多数の帯状
シートを形成することができる。このように比較的幅広
の材料ベースウエブから少なくとも4つの帯状シートを
形成するのが一般に好ましい。
図4は、次の点で図3に似ている。すなわち移動中の
ウエブ123が、複数の切断装置122を保持している切断ス
テーション121を通過させられ、これによって複数の帯
状シートR11及びR12が同時に切断される。図4と図3の
差は、どのように切断ステーション121が振動するかで
ある。切断ステーションの振動方向が、実質的に即座に
変えられるならば、膝状突出部(例えば31)は、より角
度のある縁部30を有することになるであろう。角度のあ
る膝状突出部の一例が、帯状シートR12の31に示されて
いる。隣接する帯状シートR11に、同様に31の位置に、
対応する谷部がある。機械加工方向MDに対して本質的に
平行な縁部125を有するウエブ123から帯状シートを切断
することによって生じる2つの縁部屑部分33も示されて
いる。
ウエブ縁部に沿って屑の出ない帯状シート切断の好ま
しい配列が図5に示されている。ここでは2つ又はそれ
以上の切断ステーションの組合わせ、すなわち1つの静
止ステーション34と、1つの振動ステーション221とが
用いられている。両方の切断ステーションは複数の切断
装置222を備えている。ここでは振動切断ステーション
の切断装置は、静止切断ステーションの切断装置間を動
く。このウエブ223は、両方のステーションを通過し、
これによって帯状シート(例えばR21、R22、R23、及びR
24)に切断され、これらの帯状シートは、本質的に縦方
向MDに平行な1つの縁部116と、膝状突出部(例えば13
1)がこれに形成されている反対側の縁部117とを有す
る。図6は、図5に示されているように切断された4つ
の隣接する帯状シート(例えばR21、R22、R23、及びR2
4)の一部平面図である。
図7A〜7Dは、図5の方法によって切断された、図6に
示された4つの帯状シート(R21、R22、R23、及びR24)
の概略図である。帯状シートが分離され(図7B)、位置
が整えられ(図7C)、重ね合わされて切断されて(図7
D)、ポップアップ型取出し装置に用いられるための個
別シート(S11、S12、S13、及びS14)が製造される。図
7Aは、図5に示された方法によって切断された後の4つ
の帯状シート(R21、R22、R23、及びR24)の概略図であ
る。図7Bでは、帯状シートの個々の性質をより正確に示
すために、この方法においてこれらの4つの帯状シート
が分離されつつあるのが示されており、これは、本質的
に縦方向MDに平行なサイド縁部216と、膝状突出部(例
えば231)がその上に形成されている反対側の縁部217と
を示す。図7Cは、交互になっている帯状シート(R21及
びR23)がひっくり返され、各隣接帯状シート(例えばR
23)の本質的に平行な各縁部(例えば316)を、隣接帯
状シート(例えばR24)の膝状突出部(例えば231)と一
直線にさせた後の4つの帯状シート(R21、R22、R23、
及びR24)を示している。図7Dは、これらが(交互にな
っている帯状シートR21及びR23がひっくり返されること
によって)位置が整えられ、重ね合わされて最大オーバ
ーラップ部位114と、隣接非オーバーラップ部位112とを
生じた後の4つの帯状シートを示している。これらの重
なり合った帯状シートは、シートごとに、即ち、隣接す
るシート間を折り目として折り畳まれて、突出部が重な
るシート間に挟み込まれた帯状シートの積重ね(図示さ
れていない)を形成し、線113に沿って切断される。こ
れらの線は、この好ましい実施態様において、各膝状突
出部231の大体の中心点と交差する。膝状突出部の大体
の中心点を通って切断するのが好ましい。その理由は2
つのオーバーラップ部位が生じ(切断線の両側に1つず
つ)、従って各帯状シート縁部上に形成されなければな
らない膝状突出部の数を半分減らすことになるからであ
る。
帯状シートの位置の調節はまた、図7に示されている
ように、帯状シートをひっくり返す方法に代る方法でも
実施することができる。例えば図1の帯状シート(R3
1、R32、及びR33)の膝状の突出部11は、図4の切断方
法に示されているようにつくることができるが、これら
は交互になっている帯状シート(例えばR32)をひっく
り返すことによって整列させることができる。もう1つ
の方法において、交互になっている帯状シート(例えば
R32)は、個別位置調節アイドラーの上で引張ることが
できる。これらのアイドラーは、交互になっている帯状
シートが重なり合う前に様々な距離を移動するように位
置調節することができ、従って隣接する帯状シート(例
えばR32及びR33)の縁部上の膝状突出部11及び211は重
なり合う。円筒形ローラ等も個別位置調節アイドラーと
して用いることができる。多数の円筒形ローラを用い
て、移動する帯状シートをひっくり返すことができる
が、これは、帯状シートがその長軸の周りで徐々に180
度捻られるように、円筒形ローラの角度を変えることに
よって行なわれる。
個々のシートに関する取出しパラメーターを最適化す
る臨界的設計サイズが、図2において「D」で示されて
いる。Dは1つのシート縁部から隣接するシート縁部ま
での非オーバーラップ点における公称距離である。この
距離Dは、隣接するシートの角と角との間のキャップ、
シートの角と角との間のオーバーラップ部位、あるいは
隣接するシートの角が触れるが重なり合わない時点等
を、各々補うために、ゼロより大きくてもよく、ゼロよ
り小さくてもよく、あるいはゼロに等しくしてもよい。
例えば手拭き等の場合、このギャップの目標距離は、非
オーバーラップ点において約2mm〜約12mmであり、より
好ましくは約5mm〜約7mmであろう。突出部のサイズ及び
形状、及びついでオーバーラップ部位のサイズ及び形状
もまた、一定のギャップ距離を維持しつつ調節すること
ができる。ここに引用して組込まれているマッケンフー
スの118号特許は、シートの重なり合い、挟み込み、及
び取出しについて詳細に考察している。本発明のシート
製品、及び製造方法は、マッケンフースにおいて考察さ
れていないが、シート間の最大オーバーラップ部位及び
非オーバーラップ部位の一般的原理は本発明に適用しう
る。
複数の帯状シート(各帯状シートは、長手方向に連続
した複数のシートを有する)は、隣り合う帯状シートの
サイド部分の一部(膝状突出部の一部)が対向するよう
に位置調節され、横方向にずらして重ね合わされ、重ね
合わせた所を境として折り畳まれる(シートが重ねられ
る)。この結果、膝状突出部が上下のシートの間に挟み
込まれた状態の帯状シートの積重ね合わせ体が形成され
る。次に、この積重ね体が、帯状シートを横方向で切断
されてシート積層集合体が製造される。このような重ね
合わされた帯状シートの連続層の自動折り畳みを行なう
ために、機械を利用することができる。挟み込み及び折
り畳み機械は、「ティシュー」技術においてよく知られ
ている。ここで、各ティシューは、前記各シートに対応
する。実際問題として、連続帯状シートの重ね合わせ及
び折り畳み方法は、現在「ティシュー」産業において用
いられているような折り畳み機械において、本質的に同
時に実施することができる。重ね合わせ及び折り畳み工
程は、主として明確に示すことを目的として、この開示
においては別に考察する。z−折りがこの発明のシート
の好ましい挟み込み方法であるが、多様な通常の折り畳
み方法も用いることができる。これにはc−折り及びu
−折りも含まれる。
各積重ね体の帯状シートの数が、1ブロック(1つの
シート積層集合体)のシートの数を決定することが理解
できよう。最終ブロックにおける所望のシート数は、対
応する数の帯状シートを重ね合わせることによって得ら
れる(例えば、総数80枚のティシューの箱用のシート積
層集合体を製造するためには、80の帯状シートを積み重
ね、折り込み、これから切断された各ブロックは80のテ
ィシューを含む)。各帯状シートが有しているシート数
(ティシュー数)は、シート積層集合体の数に対応する
ことは自明であろう。
この産業においてよく用いられているもう1つの方法
は、製品の「積重ねユニット」の製造である。各ユニッ
トは、所望の最終製品より数が少ないシートの1つの積
重ねである。この技術では通常のユニット折り畳み及び
積み重ね機械で、4〜10の帯状シートの積重ねが製造さ
れる。これらは4〜10シートからなる各ユニットに切断
することができる。適切な数のユニットは、互いに積み
重ねられ、隣り合うユニットは互いに挟み込まれるか、
あるいは剥離可能に隣接したユニットに取着される。こ
の結果、予め決められた最終の数のシートのブロックが
製造される。
切断は好ましくは、重ね合わされ、折り畳まれた帯状
シートR31、R32、R33の長軸L1、L2、及びL3に本質的に
垂直な方向において、各膝状突出部11及び111(図1参
照)の大体の中心点において実施される。図1に示され
ているような切断線13は、各膝状突出部の中心点を通っ
て、かつまた各々の連続重なり合い突出部間の等距離点
においてなされ、挟み込まれた個別シートのブロックが
製造される。図1に示された帯状シートは、両方のサイ
ド縁部上に形成された膝状突出部11及び111を有してお
り、帯状シートが膝状突出部11の中心点を通って切断さ
れた場合、反対側のサイド縁部上の隣接するへこみ15も
また、そのおよその中心点において切断される。図4に
示された方法で製造された、図1に示されているような
帯状シートの切断から生じた個別シートS31、S32、及び
S33は、シートS32の2つの交互になっている角11、111
上に膝状突出物を有するものである。この切断方法が好
ましいが、その理由は、帯状シートの切断によって形成
される各膝状突出物が、2つの膝状突出物、すなわち隣
接する各シート上の1つずつに切断されるからである。
従って、最終的に形成されなければならない膝状突出物
の数は、半分減らされる。しかしながら、隣接シート間
の挟み込まれた縁部に沿う非オーバーラップ部位に隣接
する最大オーバーラップ部位を生じるあらゆる切断線
が、許容しうる切断線である。
折り畳まれて挟み込まれたシートの個別ブロックが製
造されると、これらはディスペンサーに配置される。こ
のディスペンサーでは一時に一枚のシートを取出すこと
ができ、次の取出しのために都合のよいしっぽを残す。
包装中に、好ましくはローション(湿潤剤、洗浄剤、水
等を含んでいてもよい)が、シートのブロックに添加さ
れる。しかしながらローションは、製造工程中のあらゆ
る都合のよい時点で添加することができることが分るで
あろう。例えばあらゆる切断操作の前のウエブに対する
添加も含まれる。
例えば挟み込まれた個別シートのブロックがディスペ
ンサーに配置された後、第1のシートのしっぽが消費者
によってディスペンサーから引張り出され、これによっ
て今度は取出されつつあるシートと次のシートとの重な
り合った部分がディスペンサーの開口部を通って引張ら
れる。取出されつつあるシートとディスペンサーにある
次のシートとの間の物理的相互作用によって、2枚のシ
ートは互いに接着され、従って取出されつつあるシート
が次のシートのしっぽを取出し開口部の方へこの開口部
を通って引張る。好ましくは非オーバーラップ部位がデ
ィスペンサーから現われ始めた時、分離前面が非オーバ
ーラップ部位に作られる。2枚のシート間の相互作用が
減少する時、分離前面は2枚のシート間の界面を通って
続いている。分離前面は、容器の上に残っている次のシ
ートの便利なしっぽを残しながら2枚のシートが分離さ
れるまで続く。
本発明の好ましい実施態様について示し、かつ記載し
たが、ここに記載された改良シート製品及び製造方法の
その他の適合方法も、本発明の範囲から逸脱することな
く、この技術において通常の当業者による適切な修正方
法によって実施することができる。いくつかの代替方法
及び修正方法がここに記載されているが、その他の方法
も当業者には明白であろう。従って本発明の範囲は、次
のクレームによって考慮されるべきであろう。この範囲
は、明細書及び図面において示され、かつ記載された構
造及び方法の詳細に限定されないものと理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーグ・ジュニア、 チャールズ・ジョ ン アメリカ合衆国、オハイオ州 45215、 ワイオミング、ヒルクレスト・ドライブ 208 (56)参考文献 特公 昭50−22929(JP,B1) 実公 昭58−20526(JP,Y2) 特表 平9−501586(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 10/42

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポップアップ型取出し装置に用いるための
    シート積層集合体の製造方法であり、 各々が長軸と、この長軸を境として幅方向に位置する第
    1の及び第2のサイド部分と、これらサイド部分の側縁
    を夫々規定した第1の及び第2のサイド縁部とを有し、
    前記第1のサイド縁部が1つ以上の外側に延びている突
    出部を有し、前記第2のサイド縁部が、前記長軸と実質
    的に平行であるか、あるいは前記長軸から外側に延びて
    いる1つ以上の突出部を含んでいる複数の帯状シートを
    形成する工程と、 互いに隣接する一方の帯状シートの第1のサイド縁部の
    突出部が、他方の帯状シートの実質的に平行な第2のサ
    イド縁部か、第2のサイド縁部の対応する突出部と整列
    するように、前記長軸に平行な方向に帯状シートの位置
    を整える工程と、 位置が整えられた隣接する帯状シートを、一方の帯状シ
    ートの第1のサイド部分の前記突出部の少なくとも一部
    と、他方の帯状シートの第2のサイド部分とを、最大重
    なり部位と重ならない部位とが生じるように重ね合わせ
    る工程と、 互いに重ね合わされた前記帯状シートを、シートごとに
    前記長軸に沿って折り畳んで、前記最大重なり部位が挟
    み込まれた互いにシート積層集合体を形成する工程と、 前記折り畳まれて、隣接するもの相互が挟み込まれた前
    記最大重なり部位で接続した帯状シートの積重ねを、前
    記長軸に沿うシートを互いに分離するように、長軸を横
    切って切断して、切断方向に沿う隣り合うシートの最大
    重なり部位がシートに挟み込まれた個別シートのブロッ
    クを形成する工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記複数の帯状シートの第2のサイド縁部
    は、すべて前記長軸に実質的に平行であることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記の複数の帯状シートの形成は、比較的
    幅広の材料ベースウエブが、複数の切断装置を備えた切
    断ステーションを通過するように、予め決められている
    機械加工方向に搬送されて、切断装置により第1並びに
    第2のサイド縁部に沿って切断されて複数の帯状シート
    に分けられ、この搬送中に、前記機械加工方向を横切る
    方向に前記切断装置のうちの少なくとも1つが移動され
    て、前記第1と第2のサイド縁部のうちの少なくとも第
    1のサイド縁部に前記突出部が形成されることが可能で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記切断ステーションの切断装置の少なく
    とも1つは、前記ベースウエブが切断される時に、前記
    幅方向に対して実質的に静止したままに維持され、これ
    によって、帯状シートの長軸と実質的に平行な第2のサ
    イド縁部が形成されることを特徴とする請求項3に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】前記位置を整える工程は、互いに隣接する
    帯状シートの一方の帯状シートの平行な第2のサイド縁
    部が、突出部を有する他方の帯状シートのサイド縁部に
    隣接させるか、一方の帯状シートの第2のサイド縁部に
    おける突出部が、他方の帯状シートの第1のサイド縁部
    にある突出部と重なり合うように、帯状シートの向かい
    合ったサイド縁部の位置を逆にする工程を有し、また、
    前記重ね合わせる工程は、隣接する帯状シートを相対的
    に幅方向に移動させて、前記最大重なり部位と重ならな
    い部位とが生じるように重ね合わせる工程を有する工程
    を有することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれ
    か1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】前記位置を整える工程は、夫々の帯状シー
    トに対して前記縦方向に沿って予め決められた間隔で、
    個々の位置を整えるアイドラーロールを設けることによ
    ってなされることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ブロックを形成する工程における長軸
    を横切っての切断は、前記長軸に実質的に垂直な切断線
    に沿って行なわれ、この切断線は、重なり合った突出部
    のおよその中心点において、かつまた連続する重なり合
    った各突出部間の等距離点において実施され、挟み込ま
    れた個別シートのブロックを形成することを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】各々が長軸と、この長軸を境として幅方向
    に位置する第1の及び第2のサイド部分と、これらサイ
    ド部分の側縁を夫々規定した第1の及び第2のサイド縁
    部とを有し、前記第1のサイド縁部が1つ以上の外側に
    延びている突出部を有し、前記第2のサイド縁部が、前
    記長軸と実質的に平行であるか、あるいは前記長軸から
    前記第1のサイド縁部の突出部とは反対側へと外方に延
    びている1つ以上の突出部を含んでいる複数の帯状シー
    トを形成し、 互いに隣接する一方の帯状シートの第1のサイド縁部の
    突出部が、他方の帯状シートの実質的に平行な第2のサ
    イド縁部か、第2のサイド縁部の対応する突出部と整列
    するように、前記長軸に平行な方向に帯状シートの位置
    を整え、 位置が整えられた隣接する帯状シートを、一方の帯状シ
    ートの第1のサイド部分の前記突出部の少なくとも一部
    と、他方の帯状シートの第2のサイド部分とを、最大重
    なり部位と重ならない部位とが生じるように重ね合わ
    せ、 互いに重ね合わされた前記帯状シートを、シートごとに
    前記長軸に沿って折り畳んで、前記最大重なり部位が挟
    み込まれた互いにシート積層集合体を形成し、 前記折り畳まれて、隣接するもの相互が挟み込まれた前
    記最大重なり部位で接続した帯状シートの積重ねを、前
    記長軸に沿うシートを互いに分離するように、長軸を横
    切って切断して、切断方向に沿う隣り合うシートの最大
    重なり部位がシートに挟み込まれた個別シートのブロッ
    クを形成してなることを特徴とする、ポップアップ型取
    出し装置に用いるためのシート積層集合体。
  9. 【請求項9】前記複数の帯状シートの第2のサイド縁部
    は、すべて前記長軸に実質的に平行であることを特徴と
    する請求項8に記載のシート積層集合体。
  10. 【請求項10】比較的幅広の材料ベースウエブを予め決
    められた機械加工方向に沿って切断ステーションを通過
    させることによって、前記複数の帯状シートに切断さ
    れ、また、少なくとも1つの帯状シートの向かい合った
    サイド縁部の位置を逆にするように、切断された複数の
    帯状シートの少なくとも1つを前記機械加工方向に平行
    な軸に沿って回転して位置を整え、また、これら位置が
    整えられた帯状シートのサイド部分を重ね合わせ最大重
    なり部位を形成することを特徴とする請求項8もしくは
    9に記載のシート積層集合体。
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