JP3150725U - 小便器用敷板 - Google Patents

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Abstract

【課題】小便器下方に飛沫する小便を袋状薄板の中に収納した吸収材等で吸収する小便器用敷板を提供する。【解決手段】小便器1の手前下に敷設する敷板10であって、紙製またはビニール製の敷板を袋体に形成し、袋体の上側表面に複数個の孔14を穿設し、敷板本体の一側面の開口から内部に液体吸着用の吸収材をスライド装填する構成であり、矩形の敷板の上辺に凹形状の切欠を設け、裏面に両面テープを装着した構造である。【選択図】図3(b)

Description

本考案は、男性用トイレの小便器の正面手前下の床面である通称おだれ部に敷設される足を乗せる飛沫吸収用の敷板に関し、特に、男性トイレの小便器周囲を清潔に保つために小便の飛沫等の液体を吸着する紙材で形成された使い捨ての小便器用敷板に関する。
男性用小便器の正面手前下の床面である通称おだれ部には、小便器から飛散した尿・洗浄水等の飛沫が付着して、長時間の使用では清潔感を保つことができなくなることから床面を保護するため、石板(いわゆるおだれ石)や金製の小便器用のステップが装備されていることが多い。特に高級感を追求する料亭等では清潔感は不可欠であり、様々な工夫がされている。おだれ石は使用者が足を乗せる役割も果たしており、通常、磁器タイル等を加工した板状のおだれ石が使用されている。
このおだれ石には、板面に付着した尿や洗浄水を吸収する作用がなく、履物を汚したり、異臭の発生の原因となる等、衛生面での問題があり、長期の使用では使用者にも不快感を与えることもあった。特に、利用者の多い店舗や公共トイレでは、汚れやすいため清潔感を保つには、頻繁に掃除を行う必要があった。しかしながら、各種の清掃には時間も経費もかかるため、おだれ部まで充分に衛生面の管理が行き届き難いというのが現状であった。
そのため、おだれ部を常に清潔に保ち、臭気の発生を抑えることのできる掃除の手間がかからない機器として敷板の開発が望まれていた。
近年になって、吸収体を装填する形式の金網と金属製の箱体からなる小便器用ステップが開発されているが、表面を網状とする上蓋と吸収体を収納する下箱とからなる箱体の構成であり、内部の吸収体を交換するだけで清潔感を保つことがと出来るという点で画期的ではあるが、製造コストが高い為に高価な製品となり、また、薄型ではあっても箱型であるため、飲食店や公共のトイレ等では、使用時に利用者が小便器用ステップの段差に躓くことがあるという問題があった。特に、病院のトイレでは、段差があることにより車椅子利用者が使用できないという弊害が生じていた。そのために、ステップにスロープを付ける等の改良がなされているが、さらにコストアップとなっていた。そこで、使い捨てであって厚さのない、且つ安価な敷板の開発が望まれていた。
特開2002−364058号
本考案は上記問題点を解決するために、男性用トイレの小便器の立ち上がり部の手前下の床面に敷設される飛沫吸収用の敷板であって、小便の飛沫等の液体を吸着する吸収体の装填された、紙製の袋体であるとともに、安価に提供することが可能な使い捨ての敷板であり、段差の生じない薄板形状に形成することにより衛生面と安全面に配慮した小便器用の敷板を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本考案に係る小便器用敷板は、小便器の手前下の床面に敷設する小便の飛沫を吸収する紙製の敷板が、内部に高吸収材からなる板状吸収体を挿入できるように一側面を開口とした袋体からなり、該袋体の上側表面に複数の孔を穿設した略四角形の使い捨ての紙製の袋状薄板からなる構成である。
また、敷板は、小便器の床面と接する立ち上り部の形状に合わせて、奥行き方向の上辺に凹形状の切欠が形成されている構成でもある。
さらに、敷板の上側表面に穿設される孔は、円形である構成であり、床面に該敷板を貼着するための両面テープが敷板の裏面に装着されている構成でもある。
さらに、袋体は、袋体の上側部材または全体をビニール製の薄板材またはビニールコ―ティンした紙製板材で形成し、少なくとも上側部材の表面に複数の小孔を穿設した構成である。
また、敷板は、高吸収剤を混入して形成した紙材からなる構成とすることもできる。
本考案に係る小便器用敷板は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.小便器内壁に当たってはじけ飛んだ小便の飛沫が、紙製またはビニール製の薄板の上側表面に穿設された孔から吸収体に吸着されるので小便器用手前下の床面の周囲は常に清潔に保たれ、臭気の発生を最小限に抑えることができる。また、袋状の薄板であるため段差が無く、躓きを有効に防止することができ、また、車椅子使用者でも安全に使用することができる。また、側面の開口から挿入した吸収体の交換も簡単にできる利点もある。
2.小便器の床面と接する立上り部の形状に合わせて、奥行き方向の上辺に凹形状の切欠して、敷板を様々な形の小便器に適応させて適宜な位置に配置することができるので、効果的に清潔感を保つことが可能である。
3.敷板の表面に適宜の間隔で円形の小孔が設けられているので、飛沫を効果的に吸着することができる。
4.敷板の裏面に一又は複数個の両面テープが貼着付設されているため、敷板は床面と堅固に接合した状態で使用することができるのでずれたり外れることなく安全な構造である。
5.袋体からなる敷板の上側部材または全体をビニール製薄板またはビニールコーティングを施した紙製の板材とし、袋体の上側表面に孔を穿孔する構成であれば、表面に穿孔された小孔から飛沫が吸収体に到達するので、吸収が確実であり、使い捨てながら使用時の強度も十分で、加工性がよく、製造コストを抑えることができ、短期の使用で敷板全体を使い捨てて交換することになるので、従来のものより安価でかつ衛生的である。
6.敷板に高吸収剤を混入した構成では、紙材の全体の吸収効率を高めることができるので、十分に吸着した後の敷板本体を処理することにより極めて簡単にかつ衛生的に交換が可能である。
以下に本考案を図面に示す実施例により詳細に説明する。図1は、本考案に係る凹形状の切欠が設けられた紙製袋状の小便器用敷板の正面図である。 図2(a)〜図2(c)は、本考案に係る小便器用敷板の別の実施例の正面図である。図3(a),図3(b)は本考案に係る小便器用敷板を敷設した状態を示す斜視図である。図4は、本考案に係る小便器用敷板の一実施例の背面図であり、図5は、本考案に係る小便器用敷板の別の実施例の斜視図である。図6は、板状吸収体の斜視図である。
図1に示す本考案にかかる紙製袋状の小便器用敷板10は、開口42に高吸収材からなる板状吸収体12を収納した構成であり、簡便に使い捨てられる材質の紙材が選択されることが望ましい。
敷板は、この実施例では略四角形の袋体からなる敷板で、全体が紙製であり、一側面を開口42として、袋体の内部に吸収材からなる吸収体12を装填することができ、敷板の開口側面からスライドさせて着脱することが可能な構造である。図3に示すように小便器1の手前下の床面に敷設するものである。図に示す実施例では略四角形の敷板10を使用しているが、形状はこれに限定されるものではなく略四角形以外の形状であっても同様の効果を奏する。小便器1の内壁に向かって放射された小便が小便内壁に当たってから小便器外に飛散した場合、その飛沫の落下点となる小便器の直下に吸収体12を装填した敷板10を敷設する。敷板10の表面には複数の孔14が穿設されており、装填された吸収体12が穿設された孔からの飛沫を吸着するとともに利用者の足の踏み場が滑ることを防止する効果も奏する。
敷板10に装填される高吸収材からなる板状の吸収体12は、液体を吸収・吸着する部材であるが、吸収体の素材としては、液体を吸収する機能を有する素材であればよい。例えば、不織布等の中に高吸水性の樹脂を混入させたもの等を使用することも考えられる。吸収体に尿や洗浄水を吸収させることにより臭いの流出を防ぐことができる。また、より消臭効果を高めるために、消臭剤や脱臭剤を混合した構成、また、芳香剤を添加した吸収体とすることも可能である。
図2(a)〜(c)は本考案に係る凹形状の切欠20が設けられた小便器用敷板10の正面図である。この実施例の小便器用敷板10は、奥行き方向の上辺に凹形状の切欠20を形成した構成である。
小便器1の形状は図3で示すように床面に接する位置の形状が様々である。そこで、この本考案では床面と接する立ち上り部の形状に応じて変更することが可能になるように適宜に矩形20a、台形20cその他の多角形20bになるように凹部を形成している。切欠20の切設される辺は、敷板の奥行き方向の奥端となる上辺となる。
敷板10の表面に穿設される孔14は、円形に形成されているが、小孔であれば孔の形状は円形に限定されない。小孔の形状としては、長円形あるいは正方形、長方形等々自由に選択することができるが、効果的に小便を吸収するために円形に形成することが望ましい。吸収材12は小便を吸収することで体積が膨張するが、特に円形の穴に形成することで、吸収材12が穴14から均一に盛り上がり、穴の周縁に付着した小便等をしっかり吸収することができる。また、穴14の配置は、碁盤目状、ジグザグ状、同心円状その他任意の配列が可能である。
敷板10の裏面には、図4で示すように四角に両面テープ30が貼着されており、床面に敷板を設置する際に敷板10に装着されている両面テープ30を剥がして床面に貼着する。これにより、敷板は床面に堅固に固着され、使用者が敷板に乗っても床面を移動することがなく、安定して利用することができる。装着する両面テープの大きさや個数または装着位置は適宜に変更することが可能であり、使用の実情に合わせて装着することが可能である。
袋体からなる敷板10は、全体が紙製の袋体であるが、別の実施例としては、袋体の上側または全部がビニール製薄板で形成された構成であってもよい。また、更に別の実施例では、袋状の上側部分または全部をビニールコーティングした紙製板材とすることも可能である。
少なくとも袋体の上側の表面には複数の孔が穿設されており、飛散した飛沫が袋体の表面の小孔から紙製の袋体に到達して、穿孔された孔から内部に装填された吸収体12に効果的に吸収される構成である。
全てを紙製とする実施例とは別に、袋体の上側だけをビニール製薄板またはビニールコーティングした紙製板材とした場合も、全体がビニール製薄板またはビニールコーティングした紙製である場合も、その上側表面には複数の小孔が穿設される。
図5に示すように紙製袋状の敷板10の一側面(この実施例では右側面)を開口42として、袋体の内部に吸収材からなる吸収体12を装填する構造としている。敷板の開口側面からスライドさせて簡易に吸収体12を着脱することが可能な構造である。飛沫を吸収した状態の吸収体でも簡単に取り出せ、かつ、新たな吸収体を挿入することも簡単である。
図6に示すのは、本考案に係る小便器用敷板の袋体に挿入する高吸収材からなる板状吸収体12である。
飛沫して小便器用敷板に付着した小便は、多数の穴14を通じて袋状の紙製の小便器用敷板10の内部に装填された吸収体12に浸透して吸収されるので、異臭を放することもなく、また使用者の靴等を汚す心配がない。また、段差の生じない薄板形状に形成したことにより敷板が敷設されていれも躓くことなく、車椅子使用者でも安全に利用することができる。また、使い捨てできる程度に安価であるために、交換も容易に行うことができ、常にトイレの床面の外観を簡素にかつ、汚れや異臭のない清潔な状態に保つことができる。
本考案に係る小便器用敷板の正面図 本考案に係る小便器用敷板の別の実施例を示す正面図 本考案に係る小便器用敷板のさらに別の実施例を示す正面図 本考案に係る小便器用敷板のさらに別の実施例を示す正面図 小便器用敷板を敷設した状態を示す斜視図 小便器用敷板を別の実施例の敷設状態を示す斜視図 本考案に係る小便器用敷板の一実施例の背面図 本考案に係る小便器用敷板の実施例の斜視図 本考案に係る吸収体の斜視図
1 小便器
10 小便器用敷板
12 吸収体
14 小孔
20、20a、20b、20c 切欠
30 両面テープ
42 開口

Claims (6)

  1. 小便器の手前下の床面に敷設する小便の飛沫を吸収する紙製の敷板が、内部に高吸収材からなる板状吸収体を挿入できるように一側面を開口とした袋体からなり、該袋体の上側表面に複数の孔を穿設した略四角形の使い捨ての紙製の袋状薄板からなることを特徴とする小便器用敷板。
  2. 前記敷板は、小便器の床面と接する立ち上り部の形状に合わせて、奥行き方向の上辺に凹形状の切欠が形成されていることを特徴とする請求項1記載の小便器用敷板。
  3. 前記敷板の上側表面に穿設される孔は、円形であることを特徴とする請求項1または2に記載の小便器用敷板。
  4. 前記敷板は、敷板を床面に貼着するための両面テープが裏面に装着されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の小便器用敷板。
  5. 前記袋体は、袋体の上側部材または全体をビニール製の薄板材またはビニールコ―ティンした紙製板材で形成し、少なくとも上側部材の表面に複数の小孔を穿設したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の小便器用敷板。
  6. 前記敷板は、高吸収剤を混入して形成した紙材からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の小便器用敷板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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