JP3150473U - 螺鈿様装飾体 - Google Patents

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Abstract

【課題】螺鈿細工と同様の高級感を発揮させることが可能な螺鈿様装飾体を提供する。【解決手段】光沢面を表面にして図案模様に形成した螺鈿材料3を裏面に接着した透明なシート2の裏面に、前記シート2とほぼ同形に形成し、表面にはほぼ全面に色彩又は模様等を施し、裏面には接着剤6を塗布した下地材4を密着接合した。螺鈿部材はシートと下地材にサンドイッチ状に挟着されているので、螺鈿部材への空気接触を阻止でき、酸化による螺鈿部材の硬度、色調、輝き等の劣化が防止できる。【選択図】図1

Description

本考案は、伝統工芸である螺鈿細工飾りと同様に製作できる螺鈿様装飾体に関するものである。
所定の形状に形成された面状の螺鈿部材の一面又は他面の少なくとも何れか一方に、該螺鈿部材の螺鈿模様を透視可能な螺鈿保護層が密着重合するものがある(特許文献1参照)。
特開2002−321499号公報
従来の技術では、螺鈿保護層で螺鈿部材の螺鈿模様を透視可能に直接密着重合する二層構造の構成であるために、外観上、螺鈿細工を施した工芸品としての色調、輝き等を有しないものである。また、高級感の点でも劣るという問題点がある。
また、螺鈿部材が空気接触する構造であり、酸化による螺鈿部材の硬度、色調、輝き等の劣化が発生するという問題点がある。
螺鈿様装飾体に外圧や衝撃等が加わった場合は、螺鈿部材に割れや欠損部分が発生し、螺鈿部材の一部が飛散するという問題点がある。
上記問題点に鑑み案出された本考案は、携帯電話等被接着体の任意面に簡単に取り付けることが可能で、かつ伝統的工芸品の螺鈿細工と同様の高級感を発揮させることが可能な螺鈿様装飾体の提供を目的としている。
上記課題を解決する本考案の主要な解決するための手段は、
光沢面を表面にして図案模様に形成した螺鈿材料を裏面に接着した透明なシートの裏面に、前記シートとほぼ同形に形成し、表面にはほぼ全面に色彩又は模様等を施し、裏面には接着剤を塗布した下地材を密着接合したことを特徴としている。
螺鈿部材の表面にはシートを密着し、かつ螺鈿部材の裏面には下地材を密着している構造のため、螺鈿部材で製作された模様、色調、輝き等を持ち、かつ高級感を有する螺鈿様装飾体に製作できる。また、螺鈿模様は下地材の色彩や模様が反映してより高級感を発揮させることができる。
螺鈿様装飾体を携帯電話、パソコン、文房具類、食器類、化粧道具、その他身の回り品、被服等の各種部材に取り付けることで、高級感のある物品にできる。その結果、所有者には愛着を起こさせる物品となり、人の興味を引く物に形成することができる。
螺鈿様装飾体を携帯電話、CDケース、DVDケース等被接着体の任意面に簡単に接着して、自分の所有物に他人の所有物と異なる螺鈿細工を施した特有の装飾にできる。
また、螺鈿部材はシートと下地材にサンドイッチ状に挟着されているので、螺鈿部材への空気接触を阻止でき、酸化による螺鈿部材の硬度、色調、輝き等の劣化が防止出来る。
螺鈿部材に外圧や衝撃等が生じた場合には表面に密着されたシートにより螺鈿部材を保護することが出来る。その結果、螺鈿様装飾体に外圧や衝撃等が加わって螺鈿部材に割れや欠損部分が発生しても、螺鈿部材の一部が飛散するのを防止出来る。
また、携帯電話等被接着体7に一旦螺鈿様装飾体を取り付けた場合でも、これを剥離して別の螺鈿様装飾体に容易に交換でき、かつ綺麗に交換できる。
螺鈿様装飾体に使用する螺鈿材料の貝殻は、中身を取った後は捨てられるものであるが、この貝殻をリサイクルして螺鈿材料に利用できる。また、螺鈿様装飾体の製造により螺鈿部材の需要を向上させることが出来る。
ペットの動物や植物の図案模様を施した螺鈿様装飾体の場合は、老若男女を問わず好まれる図案模様であるから好んで使用される。また、これら動物や植物の図案模様は、特に子供にも好まれ、利用範囲を広くできる利点がある。
家族の図案や、犬、猫等動物のペットの図案を施した螺鈿様装飾体を携帯電話等に取り付けた場合は、携帯電話等を手に取って見る又は眺めることにより、看る者の心を癒し、かつ体のリラックスを助長させることができる。
図1はA―A一部断面図である。 図2は螺鈿様装飾体を接着した状態の携帯電話の正面図である。 図3は螺鈿様装飾体を取り付けた状態のCDケースの正面図である。 図4は螺鈿様装飾体を利用した看板の正面図である。
光沢面を表面にして図案模様に形成した螺鈿材料を裏面に接着した透明なシートの裏面に、前記シートとほぼ同形に形成し、表面にはほぼ全面に色彩又は模様等を施し、裏面には接着剤を塗布した下地材を密着接合したものである。
本考案の実施例を図1〜4により説明する。
螺鈿様装飾体1は、概略、シート2と螺鈿材料3と下地材4の三層構造で構成されている。前記シート2は、透明体の硬質性又は硬質性の樹脂製シートである。また、このシート2は所定の色彩に着色したものでもよい。色彩を有するシート2を使用した場合は、螺鈿材料3の光沢、反射状態を複雑に反映させることが出来、外観上様々に変化する螺鈿様装飾体ができる。
前記シート2の裏面には、螺鈿材料3の光沢面を表面にして図案模様31に製作された螺鈿材料3が接着されている。
前記螺鈿材料3は、ヤコウガイ、アワビ、オウムガイ、チョウガイ、蜆、メキシコアワビ等各種の貝の裏側をスライスして製作されている。
図案模様31又は文字模様32は、螺鈿材料3を板状に配置し、模様の型で型抜きするか、手作業でこれら模様31、32を製作するか、予め描いた模様に螺鈿材料3を貼付又は接着して製作したものでもよい。
また、下地材4は、紙、樹脂フイルム等が用いられる。紙の場合は薄い紙でもよい。該下地材4は前記シート2とほぼ同形に形成され、該下地材4の表面5のほぼ全面又は一部には色彩又は模様等を施され、裏面には接着剤6が塗布されている。
螺鈿工芸品としての重厚な雰囲気を発揮させるため、前記下地材4の表面5には黒、赤等各種の色彩を塗布するのがよい。また、色彩を色分けして塗布してもよい。この下地材4はシート2の裏面に、接着材22で周端部を塗布して密着接合されている。
螺鈿様装飾体1は、携帯電話71等被接着体7の任意面に下地材4の接着剤6を接着して密着接合されている。
図3のように、人物の顔や上半身等を図案にした螺鈿材料3で製作した螺鈿様装飾体1をCDケースやDVDケース等被接着体の大きさに形成して接着し、螺鈿細工様の高級感あるCDケースやDVDケースに製作されている。
螺鈿様装飾体1は、ノートパソコンの蓋部分、見回り品、食器類、筆箱等の文房具類、かばん類、財布や袋物、家具類、車の窓ガラス等に接着して螺鈿模様で高級感ある装飾にされている。
また、前記螺鈿様装飾体1は、図4のように、看板731枚1枚に螺鈿材料3で文字模様32を製作し、螺鈿模様で高級感ある看板73に製作されている。
1 螺鈿様装飾体
2 樹脂シート
21 接着剤
22 端部接着剤
3 螺鈿材料
31 図案模様
32 文字模様
4 下地材
5 表面
6 接着面
7 被接着体
71 携帯電話
72 CDケース
73 看板

Claims (1)

  1. 光沢面を表面にして図案模様に形成した螺鈿材料を裏面に接着した透明なシートの裏面に、前記シートとほぼ同形に形成し、表面にはほぼ全面に色彩又は模様等を施し、裏面には接着剤を塗布した下地材を密着接合したことを特徴とする螺鈿様装飾体。
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