JP3150222B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

Info

Publication number
JP3150222B2
JP3150222B2 JP06676293A JP6676293A JP3150222B2 JP 3150222 B2 JP3150222 B2 JP 3150222B2 JP 06676293 A JP06676293 A JP 06676293A JP 6676293 A JP6676293 A JP 6676293A JP 3150222 B2 JP3150222 B2 JP 3150222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foreign
etching
foreign substances
chemical
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06676293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06283498A (ja
Inventor
一恵 宮部
修司 桐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP06676293A priority Critical patent/JP3150222B2/ja
Publication of JPH06283498A publication Critical patent/JPH06283498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3150222B2 publication Critical patent/JP3150222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weting (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウェットエッチング
によりICやLSIを製造する半導体製造装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造装置の構成について図
5を参照しながら説明する。図5は、従来の半導体製造
装置を示す図である。
【0003】図5において、1はBHF液、HF液等の
薬液、2は薬液1が循環するテフロンチューブ等の配
管、3は薬液1を循環させるためのポンプ、4は異物を
除去するためのフィルター、5はエッチングを行うため
のエッチング槽の内槽、6は内槽5からオーバーフロー
した薬液1を溜めるためのエッチング槽の外槽、7はシ
リコンウエハを収納したバスケット、8はエッチングを
行うシリコンウエハである。
【0004】次に、従来の半導体製造装置の動作につい
て図5を参照しながら説明する。まず、エッチングしよ
うとするシリコンウエハ8をバスケット7に入れ、エッ
チングを行う内槽5に浸す。そして、薬液1中に所定時
間浸した後、図には示していない水洗槽にバスケット7
を入れて、薬液1の除去を行った後、乾燥を行ってエッ
チングは完了する。このような手順で被エッチング膜の
パターン形成をウェットエッチングで行っている。
【0005】ところが、エッチング槽の内槽5にはシリ
コンウエハ8から持ち込まれた異物やエッチングによっ
て発生した反応生成物等の異物が多数蓄積される。この
ため、エッチング槽の内槽5は、オーバーフローするよ
うに形成されているので、異物もオーバーフローされて
外槽6に移動する。そして、オーバーフローした薬液1
はポンプ3により配管2を通り、ポンプ3とフィルター
4を通過して、内槽5に戻るようになっている。この時
に、異物はフィルター4に除去されて、内槽5には異物
のない薬液1が供給されるようになっている。そして、
この循環をくり返し行うことによりエッチング槽の異物
は減少するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体製造装置は、薬液1をフィルター4を通して循環
させ異物を減少させるようになっているが、この薬液1
の異物数に関して常時インラインで管理することができ
ないという問題点があった。
【0007】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、インラインで薬液の異物を管理す
ることができ、フィルターの管理もすることができる半
導体製造装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体製
造装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 薬液の異物数を測定する計数手段。 〔2〕 前記異物数に基づいて異物回復特性を求める演
算手段。 〔3〕 前記演算により求めた異物回復特性があらかじ
め求めた基準特性より悪いときはその旨の警報を出力す
る警報手段。
【0009】
【作用】この発明に係る半導体製造装置においては、計
数手段によって、薬液の異物数が測定される。また、演
算手段によって、前記異物数に基づいて異物回復特性が
求められる。そして、警報手段によって、前記演算によ
り求めた異物回復特性があらかじめ求めた基準特性より
悪いときはその旨の警報が出力される。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1の構成
について図1及び図2を参照しながら説明する。図1
は、この発明の実施例1を示す図である。また、図2
は、この発明の実施例1の制御装置を示すブロック図で
ある。
【0011】図1において、1はBHF液、HF液等の
薬液、2は薬液1が循環するテフロンチューブ等の配
管、3は薬液1を循環させるためのポンプ、4は異物を
除去するためのフィルター、5はエッチングを行うため
のエッチング槽の内槽、6は内槽5からオーバーフロー
した薬液1を溜めるためのエッチング槽の外槽、7はシ
リコンウエハを収納したバスケット、8はエッチングを
行うシリコンウエハである。
【0012】また、図1において、9はレーザ等の光学
手段により異物の反射光に基づいて異物数を求める液中
ダストカウンター、10は液中ダストカウンター9に接
続された制御装置、11は制御装置10に接続された警
報器である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。
【0013】図2において、制御装置10は、ROM、
CPU、RAMなどから構成されている。
【0014】ところで、この発明の計数手段は、この実
施例1では液中ダストカウンター9に相当し、この発明
の演算手段は、この実施例1では制御装置10に相当
し、この発明の警報手段は、この実施例1では警報器1
1に相当する。
【0015】この発明の実施例1の動作について図3及
び図4を参照しながら説明する。図3は、この発明の実
施例1の動作を示すフローチャートである。また、図4
は、この発明の実施例1の異物の回復特性を示す図であ
る。
【0016】エッチングに使用されてフィルター4に送
られる薬液1は、バイパスの配管2を通して液中ダスト
カウンター9に送り込まれ常時異物を測定することがで
きる。この時、エッチングを行うと異物数は図4に示す
ようにシリコンウエハ8を引き上げると、急増し、時間
の経過とともに減少するという回復特性を示す。この異
物数の回復特性はそれぞれの薬液1に特有のものである
ため、あらかじめ薬液1の良好状態の異物数回復特性許
容角度θ0を設定しておき、回復特性角度が許容角度よ
りも大きくなった時(異物数回復特性アラーム角度θ
a)に、この異物回復特性を用いてアラームが鳴るよう
になっている。
【0017】薬液1の異物を制御する制御装置10は、
前述したようにプログラムされたマイクロコンピュータ
ーで構成することができる。すなわち、この制御装置1
0は、図2に示すように、CPUと、プログラムが格納
されたROMと、制御用データが格納されたRAMとを
備え、液中ダストカウンター9のデータが入力されると
CPUで演算処理し、制御出力信号を警報器11に送
る。
【0018】上記RAMに格納される制御用データは、
異物数回復特性許容角度θ0である。この実施例1によ
る異物の制御に際し、液中ダストカウンター9からの出
力値の演算結果が異物数回復特性許容角度θ0より大き
くなるとアラームを発する。
【0019】次に、図3に示すフローチャートに従って
制御装置10の動作について説明する。まず、ステップ
30において、RAMに異物数回復特性許容角度θ0
どを記憶して初期設定を行う。
【0020】ステップ31において、液中ダストカウン
ター9のデータから一次回帰直線logN=a(t−t
o)+bを求める。ここで、Nは液中ダストカウンター
9が計数した異物数、tは時間、toは異物最大値(N
MAX)の時間である。なお、b=logNMAXである。
【0021】ステップ32において、θ=tan-1aを
求める。
【0022】ステップ33において、前のステップ32
で求めたθと初期設定値の異物数回復特性許容角度θ0
を比較し、θ≧θ0であれば、ステップ34においてア
ラームを発し、それ以外はステップ31に戻りステップ
31からステップ33までの処理を繰り返す。
【0023】以上ように、インラインで異物管理が行え
るようになり、高歩留、高信頼性の半導体装置の製造を
行うことができる。また、この装置はフィルター4の管
理にも用いることができる。
【0024】この発明の実施例1は、前述したように、
液中ダストカウンター9を併設し、常時薬液1の異物数
を測定できるようにし、インラインで異物管理やフィル
ター4の管理を行えることを特徴とする。図4に示すよ
うなエッチング時の異物回復特性を利用してインライン
で異物管理を行えるようにしたものである。
【0025】すなわち、この発明の実施例1によれば、
液中ダストカウンター9によってエッチング中に常時、
異物測定が行えるようになり、エッチング液の異物管理
をインラインで行い、高品質及び高信頼性のウェットエ
ッチング装置を得るものである。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る半導体製造装置は、以上
説明したとおり、薬液の異物数を測定する計数手段と、
前記異物数に基づいて異物回復特性を求める演算手段
と、前記演算により求めた異物回復特性があらかじめ求
めた基準特性より悪いときはその旨の警報を出力する警
報手段とを備えたので、常時薬液の異物管理ができ、ま
たフィルターの管理も行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図である。
【図2】この発明の実施例1の制御装置を示すブロック
図である。
【図3】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】この発明の実施例1の異物数回復特性を示す図
である。
【図5】従来の半導体製造装置を示す図である。
【符号の説明】
1 薬液 2 配管 3 ポンプ 4 フィルター 5 エッチング槽の内槽 6 エッチング槽の外槽 7 ウエハバスケット 8 シリコンウエハ 9 液中ダストカウンター 10 制御装置 11 警報器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−209531(JP,A) 特開 昭63−137430(JP,A) 特開 昭62−259442(JP,A) 特開 昭62−190440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/306,21/308,21/304 C23F 1/08 G01N 15/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液の異物数を測定する計数手段、前記
    異物数に基づいて異物回復特性を求める演算手段、及び
    前記演算により求めた異物回復特性があらかじめ求めた
    基準特性より悪いときはその旨の警報を出力する警報手
    段を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
JP06676293A 1993-03-25 1993-03-25 半導体製造装置 Expired - Fee Related JP3150222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06676293A JP3150222B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06676293A JP3150222B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 半導体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06283498A JPH06283498A (ja) 1994-10-07
JP3150222B2 true JP3150222B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=13325220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06676293A Expired - Fee Related JP3150222B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3150222B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3569662B2 (ja) * 2000-06-26 2004-09-22 三菱住友シリコン株式会社 多結晶シリコンの評価方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06283498A (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1187202A (en) End point detection method
US4851311A (en) Process for determining photoresist develop time by optical transmission
US20100139421A1 (en) Evaluation method for chemical solution, qualification method for chemical solution and method for manufacturing semiconductor device
JP3150222B2 (ja) 半導体製造装置
US4857750A (en) Sensor for determining photoresist developer strength
US6420076B1 (en) Method and apparatus of inspecting foreign substance on substrate surface
JP4763955B2 (ja) フォトレジスト剥離プロセスの終点を検出するための方法および装置
JP2760735B2 (ja) 半導体ウェーハのパーティクル検査装置
JPH07142435A (ja) シリコン基板の洗浄方法
JP3375338B2 (ja) 信号の傾斜決定を用いたエンドポイント検出技術
JPS63303347A (ja) フイルムの現像時における重金属の濃度の測定方法
US6150279A (en) Reverse current gold etch
US20040058551A1 (en) Fluorous cleaning solution for lithographic processing
Marriott High Resolution Positive Resist Developers: A Technique Or Functional Evaluation And Process Optimization
JPH0511304B2 (ja)
JPH05217984A (ja) 半導体加工装置および半導体評価装置
KR100772825B1 (ko) 세정액 재활용 시스템 및 세정액 재활용 방법
JP7054995B2 (ja) 超純水の評価方法、超純水製造用膜モジュールの評価方法及び超純水製造用イオン交換樹脂の評価方法
JP2802177B2 (ja) フォトレジスト表面の溶解速度の測定方法
JP3070226B2 (ja) 循環恒温式ウエットエッチング装置
JP2511454B2 (ja) 半導体基板処理装置
JPS5922330A (ja) 終点検知方法
JPS59163541A (ja) フラツクス濃度測定方法
JPH05183193A (ja) 光半導体装置用基板へのレンズ加工方法
JPH01175741A (ja) エッチング方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees