JP3149946U - 球審用着込式プロテクター - Google Patents

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洋二 品川
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Abstract

【課題】身体の動きを阻害することなく更なる緩衝性能向上と、軽量性や通気性を備えて長時間の着用に適するプロテクターを提供する。【解決手段】着込み式プロテクターは、首下から腹部にかけて上半身胴周りを防御する柔軟構造のプロテクター主パッドと、首周りから両肩関節にかけた範囲を覆い防御する硬質プレート成型物等を主に組まれたショルダー部からなるのが通常である。このプロテクター主パッド上に第二の半硬質な補助防御パネルを緩やかな連結方法を持って重層させ両腕の自由な動きを保障する肩関節周りのショルダー部の可動性を妨げることなく且つ、元より柔軟構造の主パッドの可撓性を阻止することなく、防御性能を一段と高める構成とした。【選択図】図1

Description

審判のうち球審(主審)を勤めることは守備側の投手より投ぜられた球を捕球する捕手の後方に位置しその球質の正邪を審判することにある。球審の審判動作が攻守両軍や観客から良く見渡せることを考慮して、球技ルールで着込式(インサイド)プロテクターの着用が義務付けられて久しい。以前の分厚い板状のアウトサイド式と違い、上半身に密着用する柔軟なパッドで構成されたインサイド式は投打球の直撃を痛みなく緩衝できるとは言い難い。パッド素材そのものの緩衝性能向上や硬軟材質素材の積層など構造上の改良等が常に求められるところである。
着込式プロテクターは通常、硬質材の保護プレートを単体乃至は複数枚で構成した肩関節部から肩甲骨上腕部までを覆う両サイドのショルダーカップ部の対と首下から腹部にかけた上半身の前面を防御するパッド状のプロテクター本体とに二分される。ショルダー部の構造は裏面に本体の一部を含む柔軟なパッドを介して体の表面から浮かせた硬質プレートにて球の直撃を受けるように構成されているところは、下肢に着用するレッグガードなどに見られる構造と酷似している。首周りから肩へかけた部分は骨折障害等を容易に受け易いことからこのような方式が採用されるのである。この構造が緩衝効果を生む最適なものであるからと言って、プロテクターパッド部の前面を硬質プレート等で広範に覆い隠す試みも散見されるが、緩衝効果の向上には優れるものの着用性は著しく劣り審判の動作への妨げは甚だしいものになってしまう。球審の動作は投球の正邪は言うに及ばず、走者入塁の際は本塁プレートを大きく回りこんでその生死の審判結果をコールする。また正確な審判のためにしばしば本塁プレートを覆った泥を専用のブラシで体を大きく屈して清掃することはしばしばである。またプレーの進行を早めるため交換新ボールをダイレクトに投手へ投球するなどよく見られる審判動作である。“動き易いインサイドプロテクター”がルール化された理由はここにもあるのだが、用具そのものが審判の動きを阻害することはあってはならないことである。
インサイドプロテクターは球技ルールが目指すごとく審判の両腕をフリーにし種々の動作を著しく仕易くするのであるが、審判服内に着込むことにより体に密着したプロテクターパッドでは充分な緩衝性能を得ることが大変困難になり、身体の動きに対する負荷も軽視できず、高温多湿な夏季などでは必ずしも装着感がよいものとは言えない。本考案では、身体の動きを阻害することなくプロテクターの更なる緩衝性能向上と、軽量性や通気性を備えて長時間の着用に適する用具とすることを目指した。
着込式プロテクターは一般に上半身前側部を保護する、全体として柔軟なプロテクター本体である主パッド部と、その両肩部に連接して、肩関節の弱所を保護する硬質プレート(群)のショルダーカップ部からなる構造が一般的であることは前述のとおりである。硬質のプレートをパッドを介し身体より浮かした位置で球の直撃を受け流す構造のショルダー部に比べて、体に密着した柔軟なパッドで球の直撃を受けるプロテクター本体主パッド部は緩衝性で劣り、衝撃の痛みも一通りではない。そこでショルダー部同様に硬質プレートを主パッド表面上に広範囲に覆うように固定する試みがあるが、その硬質プレートが、上半身の捩れ運動や屈伸運動に順応するために本体主パッドに組み込まれた多数の縦状横状溝を全く無機能化してしまい、着用者の運動を大きく阻んでしまう結果となる。それ故主パッド部へ付加する硬質プレートをむやみに大型化することはできない。本考案では半硬質プレートを積層した大型の補助パネルを別途設け、更に必要とあればそれを複数に分割連接させて、プロテクター本体表面上に必要箇所のみをもって固定吊り支え式に2層とする構造とした。
図1のようにプロテクター構造の主パッド1の上面に、半硬質プレートを積層させた大型補助パネル図4を置くことで二層構造とし、その連接方式はテープ等による緩やかな吊り支え式である。そのためプロテクター主パッドが胴に丸く巻きつく際や、胴の前屈や捩れ運動の際にその動きに順応するのを補助パネルが阻害することなしに緩衝性能を著しく向上させることができた。
通常のプロテクターでは主パネルの緩衝材凸列部図は外に向き、平坦な基部が内になるように構成されているものだが、補助パネルを表面に置くことにより従来の主パッドとの擦り動きに負荷がかからないよう、主パッドの内外を逆にして平滑面同士を向かい合わせとした。凸列部が身体に密着する側にくることで、結果としてプロテクターと身体の間に通気空間が生まれ、着用時の通気性が著しく向上した。
両肩から下腹部までをすっぽり覆う分厚い板状の外持ち式アウトサイドプロテクター全盛の頃には、ひとつには空気充填式があり運搬時には空気を抜いて小さく折畳むことができた。他方にはパネル式があり、ファスナー一本の開閉でパッドを二つ折にする工夫などがなされていた。用具の可搬性は審判員にとって重要な機能の一項目なのである。主パッドに重層させる大型補助パネルの一部を2と−2’のように分割することで、積層構造としたインサイドプロテクターを問題なく折畳むことができる。
図1、図2は実施例による完成品の正面及び裏面図である。図3はプロテクター主パッドの装着ハーネスを除いた組立前完成品図である。図4は図3の主パッドと重層させる補助パネルの組込前完成品図である。図3−2及び図4−2は夫々主パッド及び補助パネルの内装積層材の断面図である。主パッド1上に縫合されたファスナー重層のテープ4により肩カップAが、その湾曲頂部に穿かれた穴を通して主パッド1に強固に繋がれ、同時にテープ4は、肩カップBをも、Bより突出するように縫合された連結子の穴を通して同時に連接される。カップCは裏面に緩衝パッドC1及び連結テープC2を縫合されて、C2は主パッド肩側面に緩やかに連結逢着される。3連層の内、カップBはAとCとの架け橋となり間隙をカバーしながら、連結子B1の素材厚が生むバネ効果でCのめくり上りを適度に押さえ、着用時や運搬時の取り扱いをスムーズなものにしている。
組み上がった大型補助パネル単体2及び2’は、その上部肩部両側に穿った穴2hを通し主パネル1に逢着されたテープ4により強固に連結される一方、下方腹部周辺ではテープ3により緩やかに逢着連結され、更にその下端の一部は小さな島状2’に分離することにより、プロテクターパネル全体が上半身の捩れ屈伸運動に順応して捩れ屈伸し、容易に折れ曲るなど、プロテクターの可撓性を阻害することなく緩衝性能を大幅に向上することができた。
実施例1の完成正面図である。 実施例1の完成裏面図である。 プロテクターの主パッドの単体図。[3−1]主パッド正面図 [3−2]主パッド断面図 主パッドを補う補助パネルの組立完成図。[4−1]補助パネル正面図 [4−1]補助パネル断面図
A 硬質樹脂等の成型によるショルダーカップの1つ。
B 硬質樹脂等の成型によるショルダーカップの1つ。
B1 カップBに突出縫合された連接帯。
C 硬質樹脂等の成型によるショルダーカップの1つ。
C1 カップCの裏面に縫合されたパッド。
C2 パッド本体への連結テープ。
1 各連結付属品を除いたプロテクター主パッド完成ユニットを示す。
1a パッド本体に積層内装された衝撃吸収材の1つ、裏面凸部を構成。
1b パッド本体に積層内装された衝撃吸収材の1つ、表面平坦部を構成。
1c 積層衝撃吸収材間にサンドイッチされた硬質板。
1f 本体表裏面を覆うファブリックや合成皮革等のカバーリング。
2 補助パネル。
2’ 補助パネルの分離部。
2a 補助パネルの裏面底部に内装、積層された半硬質樹脂プレート。
2b 補助パネルの表面上部に内装、積層された柔軟緩衝材。
2h 補助パネルの上端部に穿いた組立用の穴。
3 補助パネルを主パッドに連結するテープのセット。
4 本体肩前部に縫合された肩カップ及び補助パネル上端部を支持するファスナー重層テープ。
5 プロテクター装着用背部ハーネスセット。

Claims (1)

  1. 半硬質のプレートを積層させた補助パネルを主パッド上にテープ材等を以って緩やかに連接、重層させた、球技球審用着込み式(インサイド)プロテクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188919A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Futago Shoji:Kk プロテクター

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